JP4802387B2 - 容器用ラベル - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、ボトルやその他の筒状容器に装着されるラベルに関する。
【0002】
【従来の技術】
飲料、食用油、化成品、その他の内容物を充填するボトルや、その他の筒状容器には、商品名や注意書きを記載したり、容器を装飾するためのデザインを付したラベルが装着される。このラベルには様々なものがある。
【0003】
ストレッチラベルは、外力を加えると引き伸ばされるが外力から開放されると収縮して復元可能なストレッチ性フィルムに商品名や説明文などの表示を付したものであり、当該ストレッチラベルを容器胴部よりもやや小径の筒体に成形し、当該筒体を引き伸ばした状態で容器に外嵌した後、或いは、当該ストレッチラベルを引き伸ばした状態で容器の胴部に巻き回して両端部を接合した後、ストレッチラベルを引張り力から開放して復元させることにより容器の胴部に巻き付け、装着する。
【0004】
シュリンクラベルは熱収縮性フィルムに商品名や説明文などの表示を付したものであり、当該シュリンクラベルを容器の胴部に巻き回して両端部を接合することにより、或いは、当該シュリンクラベルを容器胴部とほぼ同じ径の筒体に成形し容器に外嵌することにより容器の胴部に巻き付けた後、熱収縮させて装着する。
【0005】
ストレッチラベル及びシュリンクラベルは、原反(ベースフィルム)の収縮力を利用して容器胴部に巻き付ける装着形式であり、容器の外周面に貼り付けるのではないので、容器から容易に取り外すことができ、リサイクル性に優れている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
容器のラベルには、商品名、内容物や生産者に関する情報、バーコート、装飾性を高める表示など、さまざまな表示を付す必要がある。生産者や販売者の立場では、商品を消費者に対して十分にアピールするために商品名や装飾的部分を大きく表示したいというニーズがあるが、消費者保護の観点では内容物に関する説明や注意書きなどの必須記載事項を余すことなく表示しなければならないという制約がある。ラベルのサイズを大きくすれば当該ラベルの表示機能を十分に発揮できるが、包装材料の使用量が増えるのでコスト高を招くし、環境保護の観点から省資源化を図るという社会的要請にも反する。また、容器があまり大きくない場合には装着するラベルのサイズを大きくすることができない場合もある。
【0007】
また、容器のラベルには、懸賞付きのクジやアンケート等のように特定の期間だけ表示したい事項もある。しかし、特定の期間だけの表示事項を追加するためにラベルをデザインし直すことはコスト高を招く。また、ラベルをデザインし直す代わりにラベル面積を大きくして表示事項を追加することも考えられるが、包装材料の使用量が増えると上記したようにコスト高と資源浪費を招くことに加え、サイズの大きいラベルを特定期間だけ使用するために生産ラインの設定を一時的に変更する必要が生じるので生産性が悪い。
【0008】
さらに、ストレッチラベルやシュリンクラベルのように容器胴部に貼り付けることなく巻き付ける装着形式のものは容器から容易に取り外すことができるが、それすらも消費者にとっては煩雑な作業であり、ラベルを取外さずに容器が廃棄されることが多い。
【0009】
本発明は上記の実状に鑑みて成し遂げられたものであり、その第一の目的は、限られたサイズで十分に表示機能を発揮できる容器用ラベルを提供することにある。
【0010】
また、本発明の第二の目的は、特定の時期だけ何らかの表示を追加したい場合に、デザインし直したり或いはサイズを一時的に大きくする必要のない容器用ラベルを提供することにある。
【0011】
さらに本発明の第三の目的は、消費者がラベルを容器から取り外すように仕向けることができる容器用ラベルを提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本発明により提供される容器用ラベルは、原反フィルム上に表示を設けてなり、容器胴部に巻き付けて取外し可能に装着する容器用ラベルにおいて、前記原反フィルム上に、外面側から認識できる第一の表示及び当該第一の表示の背景を隠蔽する第一の印刷基層と、内面側から認識できる第二の表示及び当該第二の表示の背景を隠蔽する第二の印刷基層とを設けたことを特徴とする。
【0013】
上記本発明に係る容器用ラベルは、容器に装着した状態で外面側から認識できる第一の表示と、容器から取り外した状態で内面側から認識できる第二の表示部を設けたので、ラベルのサイズを大きくすることなく、表示面積を拡張できる。従って、制約されたラベルサイズの範囲内で大きくて見易い表示が可能となる。
【0014】
また、本発明の容器用ラベルによれば、特定の期間だけ追加される表示事項をラベルの内面側に表示することにより、外面側から観察すべき通常の表示事項に関するデザインを全く或いはほとんど変更する必要がなくなる。従って、デザイン変更のための労力を削減することができると共に、ラベルのサイズを大きくしなくても表示事項を追加できるので、ラベルを装着する生産ラインの設定を一時的に変更する必要がなくなる。
【0015】
さらに、本発明の容器用ラベルによれば、例えばラベルの内面側に懸賞に関する表示のように消費者の興味を引く事項を印刷することにより、消費者自身が積極的にラベルを剥がすように仕向けることができるので、ボトルとラベルの分別回収が促進され、包装容器のリサイクルに貢献する。
【0016】
白インキを用いて上記の印刷基層を形成する場合には、第一の印刷基層及び第二の印刷基層の厚さを、それぞれ2〜6μmの範囲で調節することによって、印刷基層の材料の使用量が比較的少ないにも拘わらず、外面側から見る時及び内面側から見る時の両方の背景隠蔽効果を十分に得ることができ、好ましい。
【0017】
また、本発明においては、前記第二の表示は、前記原反フィルム上の前記第一の印刷基層よりも内面側で且つ当該第一の印刷基層と重なる領域だけに設けられ、前記第二の印刷基層は、前記第一の印刷基層と前記第二の表示の間で且つ当該第二の表示を設けた領域だけに設けられているのが好ましい。
【0018】
第二の表示は、原反フィルム上の第一の印刷基層よりも内面側で、且つ、第一の印刷基層と重なる領域だけに設けることにより、外面側から観察する時に完全に第一の印刷基層の背後に隠れるので、ラベルのデザイン上好ましい。さらに、第二の印刷基層を、第二の表示を設けた領域の背後だけに選択的に設けることによって、印刷基層の材料を節約できる。
【0019】
本発明に係る容器用ラベルの一態様においては、前記原反フィルムの内面側に、当該原反フィルムに近い側から前記第一の表示、前記第一の印刷基層、前記第二の印刷基層、及び、前記第二の表示が、この順序で重層的に設けられている。
【0020】
本発明に係る容器用ラベルの別の一態様においては、前記原反フィルムの外面側に、当該原反フィルムに近い側から前記第二の表示、前記第二の印刷基層、前記第一の印刷基層、及び、前記第一の表示が、この順序で重層的に設けられている。
【0021】
本発明に係る容器用ラベルのさらに別の一態様においては、前記原反フィルムの外面側に、当該原反フィルムに近い側から前記第一の印刷基層及び前記第一の表示が、この順序で重層的に設けられていると共に、当該原反フィルムの内面側に、当該原反フィルムに近い側から前記第二の印刷基層及び前記第二の表示が、この順序で重層的に設けられている。
【0022】
【発明の実施の形態】
本発明によって提供される容器用ラベルは、原反フィルム上に表示を設けてなり、容器胴部に巻き付けて取外し可能に装着する容器用ラベルにおいて、前記原反フィルム上に、外面側から認識できる第一の表示及び当該第一の表示の背景を隠蔽する第一の印刷基層と、内面側から認識できる第二の表示及び当該第二の表示の背景を隠蔽する第二の印刷基層とを設けたことを特徴とする。
【0023】
原反フィルム(ベースフィルム)としては、如何なる装着方式を採用するかに合わせて適宜の材質のものを用いることができる。例えば、ストレッチラベルを作製する場合にはストレッチ性のフィルムを用い、シュリンクラベルを作製する場合には熱収縮性のフィルムを用いることができる。
【0024】
ストレッチ性のフィルムとしては、適度な柔軟性を有する熱可塑性樹脂フィルム、例えば、低密度ポリエチレン(LDPE)、中密度ポリエチレン(MDPE)、高密度ポリエチレン(HDPE)、線状低密度ポリエチレン(LLDPE)、ポリプロピレン(PP)等のポリオレフィン樹脂からなる単層又は多層フィルムを用いることが出来る。その中でもLLDPEからなる単層フィルム及びLLDPE層を有する多層フィルムはストレッチ性フィルムとして好ましく用いられる。
【0025】
より具体的には、下記の各樹脂組成物からなる厚さ20μmの外層(第一層)、厚さ50μmの中間層(第二層)及び、厚さ20μmの内層(第三層)をマルチマニフォールドタイプのTダイ共押出機を用いて3層共押出ラミネートした10%縦方向延伸フィルム(90μm)が、ストレッチ性フィルムとして好ましく用いられる。この3層共押出しフィルムは、ストレッチフィルムDMT−HU2の商品名で大日本樹脂(株)から供給されている。
【0026】
・外層(第一層):シングルサイト系触媒(メタロセン触媒)を使用して重合したエチレン−α・オレフィン共重合体(LLDPE、密度:0.928g/cm3)が100.0重量部、合成シリカが0.5重量部、エルカ酸アミドが0.05重量部、及び、エチレンビスオレイン酸アミドが0.05重量部を十分に混練して調製した樹脂組成物を共押出しラミネートした層。
【0027】
・中間層(第二層):高圧法低密度ポリエチレン(HPLDPE、密度0.924g/cm3)が100.0重量部、及び、エルカ酸アミドが0.05重量部を十分に混練して調製した樹脂組成物を共押出しラミネートした層。
【0028】
・内層(第三層):高圧法低密度ポリエチレン(HPLDPE、密度0.924g/cm3)が30.0重量部、シングルサイト系触媒(メタロセン触媒)を使用して重合したエチレン−α・オレフィン共重合体(LLDPE、密度:0.917g/cm3)が70.0重量部、及び、合成シリカが0.5重量部を十分に混練して調製した樹脂組成物を共押出しラミネートした層。
【0029】
容器用ラベルの外面側から認識できる第一の表示、及び、内面側から認識できる第二の表示は、各種のインキを用いて原反フィルム上に印刷することができる。デザイン構成を目的としている色インキとしては、例えば、ウレタン系の樹脂成分をベースとし樹脂系顔料を配合したインク、具体的にはザ・インクテック(株)製の商品名クリオス991墨、同639藍、同212紅、同423黄などを用いることが出来る。
【0030】
また、表示の背景を隠蔽するための第一及び/第二の印刷基層は、隠蔽性を有するインクを、背景を隠蔽したい表示の下地層又は被覆層となるように原反フィルム上に印刷することにより形成できる。印刷基層を形成するインキとしては、例えば、ウレタン系の樹脂成分をベースとし酸化チタンなどの白色顔料を配合した白色インク、具体的には大日本インキ化学工業(株)製のファインラップNTV/XOX1392コンク白などを用いることが出来る。
【0031】
第一の表示には、商品名、装飾的部分、内容物に関する説明、ラベルを取り外して内面側の表示を見ることを促す文章など、容器にラベルを装着した状態で観察する必要がある表示事項を含める。一方、第二の表示には、豆知識的な話題、クジの部分、クイズの正解、懸賞の応募要領など、重要性が低くてラベルを取り外して確認すれば足りる事項、むしろ外面側よりも内面側に記載するのが適切な事項、消費者が興味を持ってラベルを取り外したくなる事項などを含める。
【0032】
第一の表示、第一の印刷基層、第二の表示、及び、第二の印刷基層は、第一の表示を外面側から認識することができ、且つ、第二の表示を容器からラベルを取り外した後に内面側から認識することができる限り、如何なる重層構造であっても良い。また、第一の表示には第一の印刷基層、そして、第二の表示には第二の印刷基層というように、外面側の表示と内面側の表示それぞれに背景を隠蔽する層が設けられるので、外面側の表示と内面側の表示を自由にデザインすることができる。
【0033】
本発明の容器用ラベルは容器胴部に取り外し可能に巻き付けて装着されており、外面側の限られた面積に表示しきれない事項を内面側に表示し、内面側の表示事項は容器用ラベルを容器から取り外してから見ることができる。従って、ラベルのサイズを大きくしなくても表示面積を拡張することができ、表示機能を十分に発揮することができる。
【0034】
また、本発明の容器用ラベルは、内面側に消費者が興味を持つような事項を表示してラベルの取外しを促進できるので、資源の分別回収が促進される。
【0035】
次に、本発明の具体的な態様を、図面を参照しながら説明する。図1、図2及び図3は、本発明に係る容器用ラベルの一例(101)を示したものである。図1は容器用ラベル101の平面図であり、図2は同ラベルの底面図であり、図3は同ラベルの断面図である。
【0036】
容器用ラベル101はストレッチラベルであり、図3に示すように、原反フィルム6の内面側に、当該原反フィルムに近い側から、ラベルの外面側から認識できる第一の表示1、ラベルの外面側から観察する時に第一の表示の背景を隠蔽する第一の印刷基層2、ラベルの内面側から観察する時に第二の表示の背景を隠蔽する第二の印刷基層5、及び、ラベルの内面側から認識できる第二の表示4が、この順序で重層的に設けられた構造となっている。この重層構造は、容器用ラベル101を容器胴部に巻き付けて装着した時に、第一の表示1が原反フィルム6で被覆、保護されることになるので、表示の耐擦過性に優れている。
【0037】
原反フィルム6としては、LLDPE層を有する上記したような3層共押出しフィルム(大日本樹脂(株)製、ストレッチフィルムDMT−HU2)を用いることができる。この原反フィルム6は、外層6aとしてLLDPE層、中間層6bとしてHPLDPE層、及び、内層6cとしてHPLDPEとLLDPEの混合樹脂層を有するものである。
【0038】
第一の表示1、第一の印刷基層2、第二の印刷基層5、及び、第二の表示4は全て原反フィルム6に裏刷りされている。第一の表示1と第二の表示4は、上記したような各種の色インキ(ザ・インクテック(株)製、クリオスシリーズ)を用いて印刷することができ、第一の印刷基層2と第二の印刷基層5は、上記したような白色インキ(大日本インキ化学工業(株)製、ファインラップNTV/XOX1392コンク白)を用いて印刷法により形成することができる。
【0039】
容器用ラベル101を外面側から観察すると、図1に示すように、第一の表示1を視認できる。第一の表示1は、商品名や装飾的効果を高める表示1a、内容物に関する説明1b、ラベルを取り外すことを促す表示1c、及び、バーコード1cを含んでおり、1又は2以上の色インキを用いて印刷されている。ラベルを取り外すことを促す表示1cには、例えば、「ラベルをはずしてバーコードの裏をコインでこするとアタリが分かります!」などの文章が記載される。
【0040】
第一の表示1の背後には、容器用ラベル101を容器胴部に巻き付けた時に容器内部の内容物やラベル内面側から観察すべき表示(第二の表示)が透けて見えることがないように、第一の表示の背景を隠蔽する第一の印刷基層2が白インキの印刷により設けられている。
【0041】
第一の表示1は、ラベルの面積を余すことなく利用して付されることが多い。また、仮に第一の表示1に余白部分が生じるとしても、商品的価値を高めるためにはラベルを容器に装着した時に余白部分においても背後が透けて見えない方が良い。そのため、外面側から観察する時に背景を隠蔽する第一の印刷基層2は、ラベルのほぼ全体をカバーできるよう広範囲に設けるのが好ましい。ただし、ラベルの両端3、3’は容器胴部に巻き付ける時に重ね合わせて接合される部分なので、一方の端部3には第一の印刷基層2を設けなくてもよい。従って、原反フィルム6が透明の場合には、容器用ラベル101の一方の端部3は透明のままである。
【0042】
この容器用ラベル101を内面側から観察すると、図2に示すように、第二の表示4を視認できる。第二の表示4には、スクラッチくじ(コインプリント)の部分4a及びアタリが出た時に必要となる応募要領の説明文4bが含まれており、1又は2以上の色インキを用いて印刷されている。
【0043】
スクラッチくじ(コインプリント)は、ちょうどバーコートの裏側に配置されている。スクラッチくじ(コインプリント)は、原反フィルムの上に硬貨の金属よりも硬度の大きいインキをフィルム全面に印刷し、そのインキ層の上に硬貨の金属よりも硬度の小さい、且つ、マット状のインキで「アタリ」や「ハズレ」等の文字その他の懸賞に関する表示を印刷したものであり、硬貨で摩擦や引っかき等をすることにより表示が現れる構成になっている。その具体的構成は特公平6−78039号公報に詳述されており、例えば、白地の基材フィルム上に下記組成の白色インキ組成物を用いて活版印刷により「アタリ」や「ハズレ」等の懸賞に関する表示を付すことにより、上記コインプリントを形成できる。
【0044】
<硬度の大きい白色インキ>
・酸化チタン(顔料):40%
・ウレタン系樹脂:30%
・溶剤(メチルエチルケトン、イソプロピルアルコール、トルエン):30%
・・・・・インキ表面光沢度(フィルム上)=5%
【0045】
<硬度が小さく、マット状の透明インキ>
・ウレタン系樹脂:35%
・炭酸カルシウム:2%
・溶剤(酢酸エチル、イソプロピルアルコール、トルエン):63%
・・・・・インキ表面光沢度(フィルム上)=7%
・・・・・インキ塗布後曇度(フィルム上)=65%
【0046】
上記の印刷表示は、白地に白色インキで形成したものなので視認が困難であるが、印刷領域の表面を硬貨で擦ることにより表示が黒色化して明瞭に視認できる状態とすることができる。
【0047】
第二の表示4の背後には、容器用ラベル101を容器から取り外して内面側から観察する時に、外面側から観察すべき表示(第一の表示)が透けて見えることがないように、第二の表示の背景を隠蔽する第二の印刷基層5が白インキの印刷により設けられている。
【0048】
第二の表示4と第二の印刷基層5は、原反フィルム上の第一の印刷基層2よりも内面側で、且つ、第一の印刷基層2と重なる領域だけに設けることにより、外面側から観察する時に完全に第一の印刷基層2の背後に隠れるので、ラベルのデザイン上好ましい。
【0049】
容器用ラベル101においては、第二の印刷基層5はラベル全面には設けず、第二の表示を設けた領域の背後だけに選択的に設けられている。第一の表示1と第二の表示4の間に、第一の印刷基層2の厚さと第二の印刷基層5の厚さを合計した厚さ以上の印刷基層を一層だけ設けることによっても、外面側から見る時及び内面側から見る時の両方の背景隠蔽効果を得ることができる。しかし、第一の表示1と第二の表示4が重ならない部分、すなわち第二の表示4の余白部分においては、第一の印刷基層2相当の厚さだけでも十分に背景隠蔽効果が得られるので、第一の印刷基層2の厚さと第二の印刷基層5の厚さを合計した厚さ以上の印刷基層を原反フィルムの全面に設けるとすると、第一の表示1と第二の表示4が重ならない部分においては印刷基層の材料を浪費することになる。
【0050】
これに対して、容器用ラベル101においては、第二の印刷基層5はラベル全体には設けず、第二の表示を設けた領域の背後だけに選択的に設けるので、印刷基層の材料を節約できる。白インキを用いて印刷基層を形成する場合には、第一の印刷基層2及び第二の印刷基層5の厚さを、それぞれ2〜6μmの範囲で調節することによって、印刷基層の材料の使用量が比較的少ないにも拘わらず、外面側から見る時及び内面側から見る時の両方の背景隠蔽効果を十分に得ることができる。
【0051】
次に、本発明に係る容器用ラベルの別の例(102)を図4に示す。図4は、本発明に係る容器用ラベル(102)の断面図である。容器用ラベル102はストレッチラベルであり、図4に示すように、原反フィルム6の外面側に、当該原反フィルムに近い側から、ラベルの内面側から認識できる第二の表示4、ラベルの内面側から観察する時に第二の表示の背景を隠蔽する第二の印刷基層5、ラベルの外面側から観察する時に第一の表示の背景を隠蔽する第一の印刷基層2、及び、ラベルの外面側から認識できる第一の表示1が、この順序で重層的に設けられた構造となっている。
【0052】
原反フィルム6、第一の表示1、第一の印刷基層2、第二の表示4、及び、第二の印刷基層5は、前記容器用ラベル101と同じ材料で形成されている。また、第二の印刷基層5は、第二の表示4を設けた領域の背後だけに選択的に設けられている。
【0053】
次に、本発明に係る容器用ラベルの別の例(103)を図5に示す。図5は、本発明に係る容器用ラベル(103)の断面図である。容器用ラベル103はストレッチラベルであり、図5に示すように、原反フィルム6の外面側に、当該原反フィルムに近い側から、ラベルの外面側から観察する時に第一の表示の背景を隠蔽する第一の印刷基層2、及び、ラベルの外面側から認識できる第一の表示1が、この順序で重層的に設けられていると共に、当該原反フィルムの内面側に、当該原反フィルムに近い側から、ラベルの内面側から観察する時に第二の表示の背景を隠蔽する第二の印刷基層5、及び、ラベルの内面側から認識できる第二の表示4が、この順序で重層的に設けられた構造となっている。
【0054】
原反フィルム6、第一の表示1、第一の印刷基層2、第二の表示4、及び、第二の印刷基層5は、前記容器用ラベル101と同じ材料で形成されている。また、第二の印刷基層5は、第二の表示4を設けた領域の背後だけに選択的に設けられている。
【0055】
【実施例】
(実施例1)
原反フィルムとして、LLDPE層を有する上記したような3層共押出しフィルム(大日本樹脂(株)製、ストレッチフィルムDMT−HU2、厚さ90μm)を用いた。この原反フィルムの内面側をコロナ放電処理し、当該内面側に色インキ(ザ・インクテック(株)製、クリオスシリーズ)を用いて外面側から見ることを目的とした絵柄(第一の表示、インキ層厚2μm)を印刷し、さらにその上へ、白インキ(大日本インキ化学工業(株)製、ファインラップNTV/XOX1392コンク白)を用いて、外面用デザインの背景を隠蔽する層厚4μmの白インキ層(第一の印刷基層)を印刷した。
【0056】
さらに、外面デザイン用白インキ層の上に、同様の白インキを用いて内面用デザインの背景を隠蔽する層厚4μmの白インキ層(第二の印刷基層)を印刷し、さらにその上へ、同様の色インキを用いて内面側から見ることを目的とした絵柄(第二の表示、インキ層厚2μm)を印刷した。
【0057】
得られたストレッチラベルを、印刷層が内側となるように丸めて両端部を重ね合わせ、ポリエステルポリオールと脂肪族ジイソシアネートの組み合わせからなる二液硬化型ウレタン系接着剤を用いて重合部を接合することにより、ボトル胴部の外周面に密着させて装着することのできる筒状ストレッチラベルを製造した。
【0058】
次に、筒状ストレッチラベルをラベル装着機により約15%拡開し、ポリエチレンテレフタレート(PET)製ボトルへ装着した。
【0059】
ボトルに装着した状態で目視観察したところ、外面側デザインは何の問題もなく視認することができ、内面側デザインに影響されて見えにくくなるような事態は生じなかった。また、ボトルからラベルを取り外して内面側から目視観察したところ、内面側デザインも何の問題もなく視認することができ、外面側デザインに影響されて見えにくくなるような事態は生じなかった。
【0060】
(実施例2)
原反フィルムとして、LLDPE層を有する上記したような3層共押出しフィルム(大日本樹脂(株)製、ストレッチフィルムDMT−HU2、厚さ90μm)を用いた。この原反フィルムの外面側をコロナ放電処理し、当該外面側に、色インキ(ザ・インクテック(株)製、クリオスシリーズ)を用いて内面側から見ることを目的とした絵柄(第二の表示、インキ層厚2μm)を印刷し、さらにその上へ、白インキ(大日本インキ化学工業(株)製、ファインラップNTV/XOX1392コンク白)を用いて、内面用デザインの背景を隠蔽する層厚3μmの白インキ層(第二の印刷基層)を印刷した。
【0061】
さらに、内面デザイン用白インキ層の上に、同様の白インキを用いて外面用デザインの背景を隠蔽する印刷基層(第一の印刷基層)として層厚3μmの白インキ層を印刷し、さらにその上へ、同様の色インキを用いて外面側から見ることを目的とした絵柄(第一の表示、インキ層厚2μm)を印刷した。
【0062】
得られたストレッチラベルを、印刷層が外側となるように丸めて両端部を重ね合わせ、ポリエステルポリオールと脂肪族ジイソシアネートの組み合わせからなる二液硬化型ウレタン系接着剤を用いて重合部を接合することにより、ボトル胴部の外周面に密着させて装着することのできる筒状ストレッチラベルを製造した。
【0063】
次に、筒状ストレッチラベルをラベル装着機により約15%拡開し、PETボトルへ装着した。
【0064】
本実施例で作製したラベルも実施例1の場合と同様の観察結果が得られ、外面側及び内面側いずれから観察した場合でも表示の視認性及び美しさは良好であった。
【0065】
(実施例3)
原反フィルムとして、LLDPE層を有する上記したような3層共押出しフィルム(大日本樹脂(株)製、ストレッチフィルムDMT−HU2、厚さ90μm)を用い、その両面にコロナ放電処理を施した。
【0066】
この原反フィルムの外面側に、白インキ(大日本インキ化学工業(株)製、ファインラップNTV/XOX1392コンク白)を用いて、外面用デザインの背景を隠蔽する層厚4μmの白インキ層(第一の印刷基層)を印刷し、さらにその上へ、色インキ(ザ・インクテック(株)製、クリオスシリーズ)を用いて外面側から見ることを目的とした絵柄(第一の表示、インキ層厚2μm)を印刷した。
【0067】
さらに、同原反フィルムの内面側に、同様の白インキを用いて内面用デザインの背景を隠蔽する層厚4μmの白インキ層(第二の印刷基層)を印刷し、さらにその上へ、同様の色インキを用いて内面側から見ることを目的とした絵柄(第二の表示、インキ層厚2μm)を印刷した。
【0068】
得られたストレッチラベルを丸めて両端部を重ね合わせ、ポリエステルポリオールと脂肪族ジイソシアネートの組み合わせからなる二液硬化型ウレタン系接着剤を用いて重合部を接合することにより、ボトル胴部の外周面に密着させて装着することのできる筒状ストレッチラベルを製造した。
【0069】
次に、筒状ストレッチラベルをラベル装着機により約15%拡開し、PETボトルへ装着した。
【0070】
本実施例で作製したラベルも実施例1の場合と同様の観察結果が得られ、外面側及び内面側いずれから観察した場合でも表示の視認性及び美しさは良好であった。
【0071】
(比較例1)
原反フィルムとして、LLDPE層を有する上記したような3層共押出しフィルム(大日本樹脂(株)製、ストレッチフィルムDMT−HU2、厚さ90μm)を用いた。この原反フィルムの内面側をコロナ放電処理し、当該内面側に色インキ(ザ・インクテック(株)製、クリオスシリーズ)を用いて外面側から見ることを目的とした絵柄(第一の表示、インキ層厚2μm)を印刷し、さらにその上へ、白インキ(大日本インキ化学工業(株)製、ファインラップNTV/XOX1392コンク白)を用いて、外面用デザインの背景を隠蔽する層厚1μmの白インキ層(第一の印刷基層)を印刷した。
【0072】
さらに、外面デザイン用白インキ層の上に、同様の白インキを用いて内面用デザインの背景を隠蔽する層厚1μmの白インキ層(第二の印刷基層)を印刷し、さらにその上へ、同様の色インキを用いて内面側から見ることを目的とした絵柄(第二の表示、インキ層厚2μm)を印刷した。
【0073】
得られたストレッチラベルを、印刷層が内側となるように丸めて両端部を重ね合わせ、ポリエステルポリオールと脂肪族ジイソシアネートの組み合わせからなる二液硬化型ウレタン系接着剤を用いて重合部を接合することにより、ボトル胴部の外周面に密着させて装着することのできる筒状ストレッチラベルを製造した。
【0074】
次に、筒状ストレッチラベルをラベル装着機により約15%拡開し、ポリエチレンテレフタレート(PET)製ボトルへ装着した。
【0075】
ボトルに装着した状態で目視観察したところ、内面側デザインが第一及び第二の印刷基層を透過して外面側デザインと重なって見えてしまい、外面側デザインが見えにくくなった。また、ボトルからラベルを取り外して内面側から目視観察したところ、外面側デザインが第一及び第二の印刷基層を透過して内面側デザインと重なって見えてしまい、外面側デザインが見えにくくなった。
【0076】
【発明の効果】
上記本発明に係る容器用ラベルは、容器に装着した状態で外面側から認識できる第一の表示と、容器から取り外した状態で内面側から認識できる第二の表示部を設けたので、ラベルのサイズを大きくすることなく、表示面積を拡張できる。従って、制約されたラベルサイズの範囲内で大きくて見易い表示が可能となる。
【0077】
ラベルのアピール力を最大限に発揮するために、商品をアピールするデザインをラベルの外面側をフルに使って表示し、アピールデザインではない説明文やメーカーの所在地、さらに、法律上の要請から今後実施されることになる詳細な成分表示やアレルギー物質表示などは、ラベルの内面側(裏面)に表示することにより、消費者の購買意欲を刺激することができる。
【0078】
また、本発明の容器用ラベルによれば、特定の期間だけ追加される表示事項をラベルの内面側に表示することにより、外面側から観察すべき通常の表示事項に関するデザインを全く或いはほとんど変更する必要がなくなる。従って、デザイン変更のための労力を削減することができると共に、ラベルのサイズを大きくしなくても表示事項を追加できるので、ラベルを装着する生産ラインの設定を一時的に変更する必要がなくなる。
【0079】
さらに、本発明の容器用ラベルによれば、例えばラベルの内面側に懸賞に関する表示のように消費者の興味を引く事項を印刷することにより、消費者自身が積極的にラベルを剥がすように仕向けることができるので、ボトルとラベルの分別回収が促進され、包装容器のリサイクルに貢献する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る容器用ラベルの一例を示す平面図である。
【図2】図1と同じ容器用ラベルの底面図である。
【図3】図1と同じ容器用ラベルの模式的断面図である。
【図4】本発明に係る容器用ラベルの別の例を示す模式的断面図である。
【図5】本発明に係る容器用ラベルのさらに別の例を示す模式的断面図である。
【符号の説明】
101、102、103…本発明に係る容器用ラベル
1…第一の表示
2…第一の印刷基層
3、3’…端部
4…第二の表示
5…第二の印刷基層
6…原反フィルム
Claims (2)
- 原反フィルム上に表示を設けてなり、容器胴部に巻き付けて取外し可能に装着する容器用ラベルにおいて、
前記原反フィルム上に、外面側から認識できる第一の表示及び当該第一の表示の背景を隠蔽する第一の印刷基層と、内面側から認識できる第二の表示及び当該第二の表示の背景を隠蔽する第二の印刷基層とが設けられ、
前記第一の印刷基層と前記第二の印刷基層は、いずれも厚さ2〜6μmの白色インキ層であり、
前記原反フィルムの内面側に、当該原反フィルムに近い側から前記第一の表示、前記第一の印刷基層、前記第二の印刷基層、及び、前記第二の表示が、この順序で重層的に設けられ、
前記第一の印刷基層は、前記第一の表示を覆うように設けられ、
前記第二の印刷基層は、前記第一の印刷基層の表面の全部ではなく、一部に設けられ、
前記第二の表示は、前記第二の印刷基層上に設けられていることを特徴とする容器用ラベル。 - 原反フィルム上に表示を設けてなり、容器胴部に巻き付けて取外し可能に装着する容器用ラベルにおいて、
前記原反フィルム上に、外面側から認識できる第一の表示及び当該第一の表示の背景を隠蔽する第一の印刷基層と、内面側から認識できる第二の表示及び当該第二の表示の背景を隠蔽する第二の印刷基層とが設けられ、
前記第一の印刷基層と前記第二の印刷基層は、いずれも厚さ2〜6μmの白色インキ層であり、
前記原反フィルムの外面側に、当該原反フィルムに近い側から前記第一の印刷基層及び前記第一の表示が、この順序で重層的に設けられていると共に、当該原反フィルムの内面側に、当該原反フィルムに近い側から前記第二の印刷基層及び前記第二の表示が、この順序で重層的に設けられ、
前記第二の印刷基層は、前記第一の印刷基層と前記原反フィルムを介して重なる領域であって、その全部ではなく一部に設けられ、
前記第一の表示は、前記第一の印刷基層上に設けられ、
前記第二の表示は、前記第二の印刷基層上に設けられていることを特徴とする容器用ラベル。
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