JP4801937B2 - 塗布装置および液体吐出装置 - Google Patents

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Description

この発明は、基板上に液体を噴射塗布して機能性薄膜を形成する塗布装置および液体吐出装置に関する。
一般に、液晶表示装置の製造工程では、ガラス基板の表面に配向膜やレジスト等の機能性薄膜が形成される。この機能性薄膜の形成には、その機能性薄膜の材料となる液体を基板上に噴射塗布するインクジェット方式の塗布装置が用いられる。
この塗布装置は、基板を搬送するための搬送テーブルを有し、搬送テーブルの上方に複数のヘッドを備えている。これらヘッドの下面には、内部の液室に連通する複数のノズルが穿設されており、これらノズルごとに設けられた圧電振動子が駆動されることにより、各ノズルから基板上に液室内の液体が吐出される(例えば、特許文献1)。
このような塗布装置では、各ノズルから吐出される液体の量のばらつきを解消するため、例えば可変抵抗器の操作により、各圧電振動子に加わる電圧のレベルが調整される。上記可変抵抗器は、係員によって人為的に操作される。
特開平9−105937号公報
このような塗布装置は、係員が可変抵抗器を操作して各ノズルから吐出される液体の量の調整を行なっているので、調整が煩雑で調整作業に多くの時間を要する。そのため、塗布装置の生産性を向上させるうえでの妨げとなっていた。
また、ノズルからの液体の吐出量の調整に係員の個人差が生じるので、吐出量の調整の信頼性が低く、棊板上に機能性薄膜を形成する場合にはその品質を安定させることが困難となる不具合があった。
この発明は、各ノズルからの液体の吐出量を容易に調整し、生産性を向上させることが可能な信頼性にすぐれた塗布装置および液体吐出装置を提供することを目的としている。
第1の発明の塗布装置は、基板上に液体を噴射塗布して機能性薄膜を形成するものであって、電圧の印加により駆動する駆動素子を有し、その駆動素子の駆動により前記基板上に液体を吐出するヘッドと、前記駆動素子に加わる電圧を調整する電圧調整回路と、前記駆動素子に加わる電圧を検知する検知手段と、この検知手段の検知結果に応じて前記電圧調整回路を操作する制御手段と、を備え、前記圧電調整回路は、前記駆動素子に直列接続されたコンデンサ、このコンデンサと駆動素子の直列回路に対する通電路を形成するためのスイッチング素子、このスイッチング素子に対し前記コンデンサを介して電流制限用の定電圧を印加する定電圧回路を有し、その定電圧の操作により前記駆動素子に加わる電圧を調整する
第2の発明の塗布装置は、基板上に液体を噴射塗布して機能性薄膜を形成する塗布装置において、電圧の印加により駆動する駆動素子を有し、その駆動素子の駆動により前記基板上に液体を吐出するヘッドと、前記駆動素子に加わる電圧を調整する圧電調整回路と、
前記駆動素子に加わる電圧を検知する検知手段と、前記検知手段の検知結果に応じて前記圧電調整回路を操作する制御手段と、備え、前記電圧調整回路は、前記駆動素子に直列接続されたコンデンサ、このコンデンサと駆動素子の直列回路に対する通電路にドレイン・ソース間が挿接された電界効果トランジスタ、この電界効果トランジスタのゲート・ソース間に前記コンデンサを介して電流制限用の定電圧を印加する定電圧回路を有し、その定電圧の操作により、前記駆動素子に加わる電圧のレベルを調整するソースフォロワ回路である。
第3の発明の液体吐出装置は、電圧の印加により駆動する駆動素子を有し、その駆動素子の駆動により液体を吐出するヘッドと、上記駆動素子に直列接続されたコンデンサ、このコンデンサと駆動素子の直列回路に対する通電路を形成するためのスイッチング素子、このスイッチング素子に対し上記コンデンサを介して電流制限用の定電圧を印加する定電圧回路を有し、その定電圧の操作により、上記駆動素子に加わる電圧を調整する電圧調整回路と、を備えている。
この発明によれば、各ノズルからの液体の吐出量を容易に調整することができるので、生産性を向上させることができ、液体が機能性薄膜を形成するための液体である場合には、形成される機能性薄膜の品質を安定させることができ、信頼性が大幅に向上する。
以下、この発明の一実施形態について図面を参照して説明する。
図1において、1は塗布装置のベースで、数個の支持脚2によって水平状態に支持されている。このベース1の両側部に取付板3がそれぞれ設けられ、その取付板3にそれぞれガイド部材4とスライド部材5を介して搬送テーブル6が移動可能に設けられている。搬送テーブル6には、ガラス基板あるいは半導体ウエア等の基板Wが、着脱自在に載置されている。搬送テーブル6がベース1上を移動することにより、その移動に伴って基板Wが搬送される。
また、ベース1上には、上記搬送テーブル6に移動方向と直行する方向にその搬送テーブル6を跨いで、支持枠7が設けられている。この支持枠7の内側に取付部材8が設けられ、その取付部材8に複数のヘッド9が並んで保持されている。これらヘッド9の全体の配列長は、基板Wの幅とほぼ同等あるいはそれより僅かに長く設定されている。
ヘッド9の断面を図2に示し、各ヘッド9の下方から見た図を図3に示している。すなわち、ヘッド9は、ヘッド本体11の下面に可撓板13が設けられている。この可撓板13を覆う状態にノズルプレート14が設けられ、そのノズルプレート14には多数の液室15が形成されている。そして、ノズルプレート14は、各液室15に対向する位置にノズル16が設けられている。可撓板13における各ノズル16と対応する位置に駆動素子としての圧電振動子17がヘッド本体11に内蔵して設けられている。これら圧電振動子17にパルス状の電圧が加えられることにより各圧電振動子17が振動し、その振動に伴って可撓板13が変形し、その変形により各液室15に吐出圧力が加わる。
各液室15はノズルプレート14に形成された主管18に通じ、その主管18の一端側がヘッド本体11内の流路19を介して液体導入管20に導通し、主管18の他端側がヘッド本体11内の流路21を介して液体流出管22に導通している。図示しない液体タンクに収容されているポリミイド溶液やレジスト溶液などの液体が、液体導入管20および流路19を通って主管18に導入される。導入された液体は、各液室15に流入し、各圧電振動子17の振動に基づく可撓板13の変形を受けて、ノズル16から下方の搬送テーブル6における基板Wに向け吐出される。各液室15に流入しなかった残りの液体は、流路21および液体流出管22を通って液体タンクに戻る。
一方、ヘッド9の個々に対し、図4に示す駆動回路30が設けられている。
駆動回路30は、各圧電振動子17に対する矩形波状の駆動電圧を出力する電源回路たとえばシリアル−パラレル変換回路31、このシリアル−パラレル変換回路31から各圧電振動子17に加わる電圧をそれぞれ調整する電圧調整回路32、各圧電振動子17に加わる電圧をそれぞれ検知する検知回路33、これら検知回路33の検知電圧を監視しながら各電圧調整回路32を操作するCPU(制御手段)34、このCPU34と外部機器との間のデータ送受信を行う通信ユニット35などを備えている。
上記シリアル−パラレル変換回路31は、CPU34から設定された時間周期で繰り返し供給される矩形波状のシリアル信号電圧Voに応じて、各圧電振動子17に対する矩形波状の駆動電圧Va,Vb,…Vnをパラレルに出力する。また、駆動電圧Va,Vb,…Vnの立ち上がりと立ち下がりを急峻にし、図8(A)に示す矩形波を生成するため、プッシュプル回路31aを内蔵している。
各電圧調整回路32は、図5に示すように、圧電振動子17に直列接続されたコンデンサ41、このコンデンサ41と圧電振動子17の直列回路に対する通電路にドレイン・ソース間が挿接されたスイッチング素子としての電界効果トランジスタ(FET)42、この電界効果トランジスタ42のドレイン・ソース間に並列に接続された逆起電力防止用のダンパダイオード43、上記電界効果トランジスタ42のゲート・ソース間に上記コンデンサ41を介して電流制限用の定電圧Vsetを印加する定電圧回路44を有し、その定電圧Vsetの操作により、圧電振動子17に加わる電圧Vpのレベルを調整するソースフォロワ回路である。
シリアル−パラレル変換回路31から電圧調整回路32に矩形波状の駆動電圧Va,Vb,…Vnが供給されることにより、電界効果トランジスタ42のドレイン・ソース間を通して電流Idが流れる。この電流Idの大きさは、定電圧回路44の出力電圧Vsetの大きさに比例的に変化する。これは、電界効果トランジスタ42の特性によるものである。
電流Idによってコンデンサ41が充電されるのに伴い、圧電振動子17に加わる電圧Vpが上昇する。コンデンサ41の電圧V1が、定電圧回路44の出力電圧Vsetと同じになると、電界効果トランジスタ42がオフしてそのドレイン・ソース間の通電が遮断される。駆動電圧Va,Vb,…Vnは立下りのタイミングまで維持され、その間、圧電振動子17に電圧VPが加えられる。
駆動電圧Va,Vb,…Vnの立下りのタイミングにおいて、プッシュプル回路31aが駆動電圧Va,Vb,…Vnを吸い上げる(プル)ので、コンデンサ41の充電電荷がダイオード43を通じてシリアル−パラレル変換回路31側に放電し、圧電振動子17に加わる電圧Vpが急激に下降する。
上記定電圧回路44は、CPU34から供給されるデジタル信号に応じたレベルの電圧を出力するD/A(デジタル/アナログ)変換回路であり、出力電圧VsetがCPU34によって操作される。この操作により、圧電振動子17に加わる電圧Vpが調整される。
上述において、圧電振動子17とコンデンサ41とは直列に接続されているので、圧電振動子17に加わる電圧Vpとコンデンサ41の電圧V1とは、圧電振動子17の静電容量Cpとコンデンサ41の静電容量C1との比に基づく、Vp=(Cp/C1)×V1の関係を有する。
また、電界効果トランジスタ42は、ゲート・ソース間の電位差(電圧)VGSが高いほどドレイン・ソース間に電流が流れやすく、電圧VGSが0(零)のときはドレイン・ソース間の通電が遮断されるという特性を有するので、コンデンサ41の電圧V1が、定電圧回路44の出力電圧Vsetと同じになると、電界効果トランジスタ42のドレイン・ソース間の通電が遮断される。したがって、通電が遮断される時点において、コンデンサ41の電圧V1と定電圧回路44の出力電圧Vsetとは、等しい。そのため、電界効果トランジスタ42のドレイン・ソース間の通電が遮断される時点におけるコンデンサ41の電圧V1は、定電圧回路44の出力電圧Vsetの設定によって決めることができる。
よって、CPU34は、定電圧回路44の出力電圧Vsetを、圧電振動子17に加えるべき電圧Vpに(Cp/C1)を乗じた電圧となるように調整することによって、圧電振動子17に加える電圧Vpを設定することができる。なお、圧電振動子17に加えるべき電圧Vpは、不図示の設定器にノズル16毎に設定される。
例えば、シリアル−パラレル変換回路44から各圧電振動子17に対して出力される駆動電圧Va,Vb,…Vnが100V、Cp/C1=1/10としたとき、圧電振動子17に加える電圧Vpを0V〜100Vの範囲で調整したいのであれば、定電圧回路44の出力電圧Vsetを0V〜10Vの範囲で制御すればよい。これを各電圧調整回路32ごとに行えば、複数あるノズル16個々に対して吐出量を設定することができる。
なおここで、定電圧回路44の出力電圧Vsetは、CPU34からシリアル信号電圧V0が供給されている間中、連続して供給される。
なお、上述において、ゲート・ソース間の電位差(電圧)VGSが0(零)のときに、電界効果トランジスタ42のドレイン・ソース間の通電が遮断されるものとして説明した。しかしながら、電界効果トランジスタ42は、電圧VGSが0(零)になる前に電流が流れなくなる(このときの電圧をVthとする)という特性を有するものがある。
このような特性を有する電界効果トランジスタ42を用いる場合には、定電圧回路44の出力電圧Vsetを、圧電振動子17に加えるべき電圧Vpに(Cp/C1)を乗じて求めた電圧にさらに電圧Vthを加えた値となるように調整すると良い。
上記検知回路33は、圧電振動子17と並列に接続された抵抗器51,52の直列回路を有し、抵抗器52に生じる電圧(圧電振動子17に加わる電圧Vpに対応する)をA/D(アナログ/デジタル)変換回路53でデジタル信号に変換して出力する。この出力がCPU34に供給される。
CPU34は、主要な機能として、次の(1)〜(3)を有している。
(1)各検知回路33の検知結果が予め定められている電圧となるように、各電圧調整回路32を操作する制御機能。
(2)各検知回路33の検知結果に応じて各圧電振動子17の異常を検出する検出機能。
(3)上記検出手段で検出される異常を上記通信ユニット35により外部機器へ報知する報知機能。
つぎに、上記の構成の作用を説明する。
まず、シリアル−パラレル変換回路31に入力されるシリアル信号電圧Voと、シリアル−パラレル変換回路31から出力される駆動電圧Va,Vb,…Vnとの関係を、図6および図7に示している。図6は、全てのノズル16から液体を吐出させるために、全ての圧電振動子17が駆動される状態を示している。図7は、2つ目と3つ目を除く残りのノズル16から液体を吐出させるために、2つ目と3つ目を除く残りの圧電振動子17が駆動される状態を示している。なお、図6,7において、シリアル信号電圧V0と各駆動電圧Va,Vb,…Vnとの対応関係をわかりやすくするために、各駆動電圧Va,Vb,…Vnがタイミングを変えて出力されるように示しているが、実際には、一つのブロックで出力されたシリアル信号電圧V0からパラレル変換された駆動電圧Va,Vb,…Vnは、同じタイミングで各電圧調整回路32に向けて出力される。
駆動電圧Vaを例にとって説明すると、シリアル−パラレル変換回路31にプッシュプル回路31aが設けられていることにより、駆動電圧Vaの立上がりおよび立下がりが図8(A)に示すように急峻となる。
また、図8(B)に示すように、正常時は、駆動電圧Vaの立上がりのタイミングから圧電振動子17に加わる電圧Vpが徐々に上昇していき、駆動電圧Vaの立下がりに伴って圧電振動子17に加わる電圧Vpが急峻に下降していく。電圧Vpの上昇時に圧電振動子17が縮み、電圧Vpの下降により圧電振動子17が復元する。この復元により、可撓板13が下方に押圧され、その押圧力が液室15内の液体に加わることにより、液室15内の液体がノズル16から吐出される。
一方、圧電振動子17に加わる電圧Vpが検知回路33によって検知されており、その検知結果が予め定められている電圧となるように、各電圧調整回路32における定電圧回路44の出力電圧Vsetが操作される。この操作により、各圧電振動子17に加わる電圧Vpが、それぞれの圧電振動子17に最適なレベルに調整される。
例えば、この電圧Vpの調整は、機能性薄膜を形成するための塗布動作中に行なわれる。この塗布動作中、CPU34は、正常時における電圧Vpの立ち上がり後のレベルと、検知回路33にて得られた電圧Vpの実際の立ち上がり後のレベルとを比較し、両者の間の差ΔVyを求める。この差ΔVyは、すなわちノズル16からの吐出量の過不足を表す。
そこで、CPU34は、その差ΔVyをなくすべく、その差ΔVyから定電圧回路44の出力電圧Vsetに対する補正値ΔVsetを算出する。例えば、正常時における電圧Vpの立ち上がり後のレベルが80V、電圧Vpの実際の立ち上がり後のレベルが75V、Cp/C1=1/10とすると、出力電圧Vsetの補正値ΔVset=(80−75)×1/10=0.5Vとして求めることができる。
この補正値ΔVsetを今共給されている定電圧回路44の出力電圧Vsetに加えることで、次にノズル16から吐出される液体の吐出量を適正な吐出量に修正することができる。すなわち、塗布動作中、繰り返し供給される矩形波状の駆動電圧Va,Vb,…Vnの数だけ繰り返されるノズル16からの液体の吐出のうち、出力電圧Vsetに補正値ΔVsetが加えられた以降にノズル16から吐出される液体の吐出量が適正な吐出量に修正される。
この調整により、機能性薄膜の材料となる液体が適正量ずつ精度よく吐出される。これにより、基板W上に形成される機能性薄膜にムラが生じることを防止することが可能となり、塗布装置としての信頼性が大幅に向上する。
しかも、各圧電振動子17に加わる電圧Vpを調整する電圧調整回路32として、コンデンサ41、電界効果トランジスタ42、および定電圧回路44を構成要素とするソースフォロワ回路を採用しているので、可変抵抗器を採用する場合のような面倒な人為的な操作が不要であることはもちろん、オペアンプや抵抗分圧回路を採用する場合に比べて発熱が大幅に減少するという利点がある。
なお、図8(C)に示すように、圧電振動子17に破損が生じた場合は、圧電振動子17のインピーダンスが大きくなるので圧電振動子17に加わる電圧Vpの立上がりの軌跡がその中央において正常時よりもΔVxだけ高くなる。
圧電振動子17への通電路に何らかの接触不良(給電配線の断線を含む)が生じた場合には、静電容量が少なくなる、或いはなくなるため、電圧Vpの立ち上がりの軌跡がその中央において正常時よりもΔVxだけ高くなる。特に、給電配線が断線した場合、圧電振動子17に電流が流れず静電容量自体がなくなるので、図8(D)に示すように電圧Vpの立上がりおよび立下がりが駆動電圧Vaと同じく急峻となる。
ノズル16から液室15に空気が入り込む等により、液室15内の液体に気泡が混入した場合には、図8(E)に示すように、電圧Vpの立上がり後のレベルが正常時よりΔVy高くなるとともに、電圧Vpの立下がり(図示一点鎖線で囲んだ部分)の収束に遅れが生じる。電圧Vpの立下がりの収束の遅れを図9に拡大して示している。このように、電圧Vpの立ち上がり後のレベルの正常時との差ΔVyと電圧Vpの立下りの収束遅れとの2つの条件によって、気泡の混入を判定するので、上述した吐出量の補正制御と区別して行なうことができる。
なお、気泡が混入したときの電圧Vpの差ΔVyは、比較的大きな値となることが多い。したがって、このような場合には、電圧Vpの差ΔVyに対してしきい値を設定しておき、差ΔVyがしきい値を越えたことをもって気泡の混入が生じたと判定するようにしても良い。このようにした場合、電圧Vpの立下りの収束遅れを検出する動作を省略することが可能となる。
このような破損、気泡混入、接触不良などの異常の有無が電圧Vpの検知により監視されており、異常有りの場合はその旨が通信ユニット35から外部機器に報知される。この報知により、ヘッド9の交換や修理など、適切な処置が施される。
例えば、CPU34は、正常時の電圧Vpの波形と各検知回路33から得られた電圧Vpの実際の波形とを比較し、その比較結果から、各圧電振動子17の正常、異常の別、ノズル16内への気泡の混入の有無を判別する。また、圧電振動子17に異常がある場合には、その種別、例えば、破損、接触不良(給電配線の断線含む)の別を判別する。そして、気泡の混入を含む異常が発見された場合には、異常の種別(ここでは、圧電振動子17の破損、接触不良、およびノズル16内への気泡の混入)とともに該当するノズル16の位置情報(例えば、取付部材8上におけるヘッド9の取付け位置やヘッド9におけるノズル16の位置(左から何番目に位置するなど))を外部機器に報知する。
外部機器は、ディスプレイ画面などに異常が報知された旨、そしてその異常の種別および該当するノズル16の位置情報を表示する。
係員は、ディスプレイ画面に表示された情報に基づいて、ヘッド9の交換や修理、気泡除去操作などを行なう。
このような実施の形態によれば、以下の作用効果が得られる。
CPU34が、不図示の設定器にノズル16毎に設定された電圧となるように出力電圧Vsetを制御して、圧電振動子17に与える電圧Vpを調整するので、係員は必要な電圧値を設定器に設定すればよい。そのため、圧電振動子17に与える電圧Vpを定量的に管理することができ、ノズル16からの液体の吐出量の調整に個人差が生じ難くすることができる。したがって、吐出量の調整の信頼性が向上し、基板上に形成する機能性薄膜の品質の向上を図ることができる。
また、機能性薄膜を形成するための塗布動作中に、圧電振動子17に加わる電圧Vpを検知回路33によって検知し、検知した電圧と設定されている電圧との間に差がある場合には、CPU34がその差を無くすように圧電振動子17に加える電圧を補正する。そのため、塗布動作中に、圧電振動子17に加えられる電圧が設定されている電圧に対してずれを生じることがあったとしてもそれを修正することができるので、必要とする量の液体をノズル16から吐出させることができる。したがって、基板W上に形成される機能性薄膜に、吐出量のばらつきに起因するムラが生じることが防止でき、機能性薄膜の品質を向上させることができる。
また、検知回路33は、圧電振動子17と並列に接続された抵抗器51,52を介して圧電振動子17に加わる電圧Vpを検知し、CPU34は、この検知された電圧Vpを頼りに圧電振動子17に加える電圧を補正する。そのため、抵抗器51,52を介して行なわれる電圧Vpの検知は、塗布動作を妨げることなく行なうことができる。したがって、圧電振動子17に加える電圧の補正を、塗布動作を中断させること無く、リアルタイムに行なうことができ、機能性薄膜の形成を効率良く行なうことができる。
また、CPU34が、正常時の電圧Vpの波形と各検知回路33から得られた実際の電圧Vpの波形とを塗布動作中にリアルタイムに比較し、その比較結果から、破損、接触不良、気泡混入などの異常を判別し、異常が有る場合には、異常を外部機器に報知するので、ノズル16からの液体の不吐出等の不具合を早期に発見することができる。これにより、不吐出ノズル6が生じたまま塗布を行なう等による機能性薄膜の形成不良を防止することができ、塗布装置の信頼性を向上させることができる。
また、異常の種別および該当するノズル16の位置情報を知ることができるので、異常が生じたノズルについて適切な処置を施すことが可能となり、復旧までに要する時間を短縮させることができ塗布装置の生産性を向上させることができる。
[2]第2の実施形態について説明する。
図10に示すように、各ヘッド9に、各ノズル16の主列Aおよび予備列B,Cが設けられ、それぞれのノズル16ごとに圧電振動子17が設けられている。
この場合、図11に示すように、主列A用の駆動回路30、予備列B用の駆動回路30、予備列C用の駆動回路30が設けられ、CPU34から出力されるシリアル信号電圧Voが切換ユニット60により上記各駆動回路30に選択的に供給される。切換ユニット60は、CPU34からの指令に応じて、各駆動回路30に対するシリアル信号電圧Voの供給を切換える。
CPU34は、主要な機能として、次の(11)〜(14)を有する。
(11)各検知回路33の検知結果が予め定められている電圧となるように、各電圧調整回路32を操作する制御機能。
(12)各検知回路33の検知結果に応じて各圧電振動子17の異常を検出する検出機能。
(13)上記検出手段で異常が検出された場合に、各ヘッド9における主列Aのノズル16の使用、予備列Bのノズル16の使用、および予備列Cのノズル16の使用を切換える制御機能。
(14)上記検出手段で検出される異常を上記通信ユニット35により外部機器へ報知する報知機能。
作用を説明する。
各ヘッド9の主列Aおよび予備列B,Cの各ノズル16のうち、初めは、主列Aの各ノズル16が使用される。
主列Aの各ノズル16が使用されているとき、圧電振動子17の破損、気泡混入、接触不良などの異常が検出されると、主列Aの各ノズル16に代わり、予備列Bの各ノズル16が使用される。
こうして、予備列Bの各ノズル16が使用されることにより、主列Aの異常にかかわらず、液体の吐出が継続されて、機能性薄膜の形成を続けることができる。主列Aに異常が生じたことについては、通信ユニット35から外部機器に報知される。
予備列Bの各ノズル16が使用されているとき、圧電振動子17の破損、気泡混入、接触不良などの異常が検出されると、予備列Bの各ノズル16に代わり、予備列Cの各ノズル16が使用される。
こうして、予備列Cの各ノズル16が使用されることにより、予備列Bの異常にかかわらず、液体の吐出が継続されて、機能性薄膜の形成を続けることができる。予備列Bに異常が生じたことについては、通信ユニット35から外部機器に報知される。
予備列Cの各ノズル16が使用されているとき、圧電振動子17の破損、気泡混入、接触不良などの異常が検出された場合は、その旨が通信ユニット35から外部機器に報知される。
他の構成および作用は第1の実施形態と同じである。よって、その説明は省略する。
なお、この第2の実施形態では、予備列が2つの場合について説明したが、予備列の数について限定はなく、ヘッド9の大きさなどに応じて適宜に選定可能である。
[3]第3の実施形態について説明する。
図12は、第3の実施の形態におけるヘッドの内部の構成を概念的に示した図である。
図12に示すように、各ヘッド9におけるノズルプレート14の液室15に、5つのノズル16a,16b,16c,16d,16eが形成されている。これらノズル16a,16b,16c,16d,16eは、吐出する液体が基板W上の同一位置で着弾するように、その着弾点を中心にして放射状に形成されており、主ノズル、第1予備ノズル、第2予備ノズル、第3予備ノズル、第4予備ノズルとして使用される。そして、これらノズル16a,16b,16c,16d,16eの中途部には、圧電振動子17がその振動によりノズル16a,16b,16c,16d,16eから液体を吐出させることができるようにそれぞれ設けられている。
ノズル16aの圧電振動子17が駆動されると、液室15内の液体がノズル16aから吐出される。ノズル16bの圧電振動子17が駆動されると、液室15内の液体がノズル16bから吐出される。同様に、ノズル16eの圧電振動子17が駆動されると、液室15内の液体がノズル16eから吐出される。
ヘッド9は、このような構成のノズル16a,16b,16c,16d,16eの組が複数並設されて構成される。
各ヘッド9のノズル16a,16b,16c,16d,16eのうち、初めは、ノズル16aが使用される。
ノズル16aが使用されているとき、ノズル16aにおける圧電振動子17の破損、気泡混入、接触不良などの異常が検出されると、ノズル16aに代わり、ノズル16bが使用される。こうして、ノズル16bが使用されることにより、ノズル16aにおける異常にかかわらず、液体の吐出が継続されて、機能性薄膜の形成を続けることができる。
ノズル16bが使用されているとき、ノズル16bにおける圧電振動子17の破損、気泡混入、接触不良などの異常が検出されると、ノズル16bに代わり、ノズル16cが使用される。こうして、ノズル16cが使用されることにより、ノズル16bにおける異常にかかわらず、液体の吐出が継続されて、機能性薄膜の形成を続けることができる。
以後、同様にして、ノズル16d,16eが順次に使用される。
他の構成および作用は第1の実施形態と同じである。よって、その説明は省略する。
なお、この発明は、上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。更に、異なる実施形態に亘る構成要素を適宜組み合わせてもよい。
また、駆動素子は、圧電振動子に限らず、液室内において液体を瞬間的に沸騰させることによってノズルから吐出させる電気熱変換素子など他のものであっても良い。
また、ノズルを千鳥配置した例を示したが、一直線状に配置するものであっても、複数列に配置するものであっても良い。
また、ヘッドを複数並べて配置した例を示したが、ヘッドは一つであっても良い。
各実施形態の全体的な構成を示す図。 第1および第2の実施形態におけるヘッドの内部の構成を示す図。 第1の実施形態における各ヘッドを下方から見た図。 第1の実施形態における制御回路のブロック図。 各実施形態における電圧調整回路および検知回路のブロック図。 各実施形態におけるシリアル−パラレル変換回路の作用を説明するためのタイムチャート。 各実施形態におけるシリアル−パラレル変換回路の作用を説明するためのタイムチャート。 各実施形態における駆動電圧および圧電振動子に加わる電圧の波形を示す図。 図8における一点鎖線で囲んだ部分の波形を拡大して示す図。 第2の実施形態における各ヘッドを下方から見た図。 第2の実施形態における制御回路のブロック図。 第3の実施形態における各ヘッドの内部の構成を概念的に示す図。
符号の説明
6…搬送テーブル、W…基板、9…ヘッド、11…ヘッド本体、12…貫通孔、13…可撓板、14…ノズルプレート、15…液室、16…ノズル、17…圧電振動子、30…駆動回路、31…シリアル−パラレル変換回路、32…電圧調整回路、33…検知回路、41…コンデンサ、42…電界効果トランジスタ、44…定電圧回路、A…主列、B,C…予備列、60…切換ユニット、16a,16b,16c,16d,16e…ノズル

Claims (8)

  1. 基板上に液体を噴射塗布して機能性薄膜を形成する塗布装置において、
    電圧の印加により駆動する駆動素子を有し、その駆動素子の駆動により前記基板上に液体を吐出するヘッドと、
    前記駆動素子に加わる電圧を調整する圧電調整回路と、
    前記駆動素子に加わる電圧を検知する検知手段と、
    前記検知手段の検知結果に応じて前記圧電調整回路を操作する制御手段と、
    を備え
    前記圧電調整回路は、前記駆動素子に直列接続されたコンデンサ、このコンデンサと駆動素子の直列回路に対する通電路を形成するためのスイッチング素子、このスイッチング素子に対し前記コンデンサを介して電流制限用の定電圧を印加する定電圧回路を有し、その定電圧の操作により前記駆動素子に加わる電圧を調整することを特徴とする塗布装置。
  2. 基板上に液体を噴射塗布して機能性薄膜を形成する塗布装置において、
    電圧の印加により駆動する駆動素子を有し、その駆動素子の駆動により前記基板上に液体を吐出するヘッドと、
    前記駆動素子に加わる電圧を調整する圧電調整回路と、
    前記駆動素子に加わる電圧を検知する検知手段と、
    前記検知手段の検知結果に応じて前記圧電調整回路を操作する制御手段と、
    を備え、
    前記電圧調整回路は、前記駆動素子に直列接続されたコンデンサ、このコンデンサと駆動素子の直列回路に対する通電路にドレイン・ソース間が挿接された電界効果トランジスタ、この電界効果トランジスタのゲート・ソース間に前記コンデンサを介して電流制限用の定電圧を印加する定電圧回路を有し、その定電圧の操作により、前記駆動素子に加わる電圧のレベルを調整するソースフォロワ回路であることを特徴とする塗布装置。
  3. 前記ヘッドは、電圧の印加により駆動する複数の駆動素子を有し、これら駆動素子の駆動により複数のノズルから液体を吐出することを特徴とする請求項1または2に記載の塗布装置。
  4. 前記各駆動素子に対する駆動電圧を出力する電源回路、をさらに備え、
    前記電源回路は、入力されるシリアル信号電圧に応じて、前記各駆動素子に対する駆動電圧をパラレルに出力するシリアル−パラレル変換回路であることを特徴とする請求項3に記載の塗布装置。
  5. 前記検知手段の検知結果に応じて前記駆動素子の異常を検出する検出手段と、
    前記検出手段で検出される異常を報知する報知手段と、
    をさらに備えていることを特徴とする請求項1または2に記載の塗布装置。
  6. 前記ヘッドは、液体を吐出するための複数のノズルの配列を主列および予備列として複数有し、この各列のノズルごとに前記駆動素子を設けてなり、
    前記制御手段は、前記検出手段で異常が検出された場合に前記ヘッドにおける主列のノズルの使用と予備列のノズルの使用とを切換える、
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の塗布装置。
  7. 電圧の印加により駆動する駆動素子を有し、その駆動素子の駆動により液体を吐出するヘッドと、
    前記駆動素子に直列接続されたコンデンサ、このコンデンサと駆動素子の直列回路に対する通電路を形成するためのスイッチング素子、このスイッチング素子に対し前記コンデンサを介して電流制限用の定電圧を印加する定電圧回路を有し、その定電圧の操作により、前記駆動素子に加わる電圧を調整する電圧調整回路と、
    を備えていることを特徴とする液体吐出装置。
  8. 前記スイッチング素子は、電界効果トランジスタであり、
    前記電圧調整回路は、前記電界効果トランジスタのドレイン・ソース間を前記コンデンサと駆動素子の直列回路に対する通電路に挿接し、前記電界効果トランジスタのゲート・ソース間に前記コンデンサを介して前記定電圧回路を接続し、前記定電圧回路の定電圧の操作により、前記駆動素子に加わる電圧を調整するソースフォロワ回路であることを特徴とする請求項7に記載の液体吐出装置。
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