JP4800472B2 - 発進クラッチ及び発進クラッチの制御方法 - Google Patents

発進クラッチ及び発進クラッチの制御方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動車等の自動変速機(自動制御マニュアルトランスミッション、あるいはシーケンシャルマニュアルトランスミッション等を含む)においてトルクコンバータの代わりに使用可能な発進クラッチに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、自動変速機、すなわちAT(オートマチックトランスミッション)において、車両発進はトルクコンバータでのトルク伝達によって行っていた。トルクコンバータはトルク増幅効果もあり、トルクの増加、減少時のトルク伝達も滑らかであるため多くのAT車両に搭載されていた。
一方、トルクコンバータはトルクの増加・減少時の滑り量が多く、あまり効率的ではないという欠点も有している。
そこで最近では、トルクコンバータに代えて発進クラッチを用いることが提案されており、またギア比を落とすと共に変速数を増やして低速域でのトルク増幅を図ることも行われている。
【0003】
図14は、従来の発進クラッチの軸方向断面図である。発進クラッチ201は、ダンパ245と多板クラッチ211を組み合わせることによって構成される。ここでダンパ245はスプリング248を有する。多板クラッチ211は、ハブ217の外周にスプライン嵌合によって取り付けられたフリクションプレート291と、クラッチケース215の内周にスプライン嵌合によって取り付けられたセパレータプレート292とを交互に配列してスナップリング312で支持する。セパレータプレート292とフリクションプレート291を押圧するピストン214を設け、リターンスプリング311で非押圧側に支持する。尚、このピストン214は油室256に油路251、252、254、255から油圧を供給されることによって作動する。
【0004】
上記構成の発進クラッチ201は、不図示のエンジン出力軸との接続部からトルクが入力し、ケース208及びダンパ245に到達する構成となっている。ダンパ245のスプリング248で衝撃や振動を吸収し、トルクをクラッチケース215へ伝達する。ここでピストン214が作動すれば、このトルクはセパレータプレート292からフリクションプレート291、ハブ217を経て出力軸240から出力する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
一般に、自動変速機のトルクコンバータに代わるものとして発進クラッチが用いられている。発進クラッチはトルクを直接的に伝達できる点で、トルクコンバータに比べて効率が良いが、トルク増幅作用が無いのが難点とされていた。
そこで、本発明は変速機構により、通常トルクと増幅トルク双方の出力が可能な変速機構付発進クラッチを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を達成するため本発明の発進クラッチは、遊星機構と、前記遊星機構の外径部にトルクを出力する第1クラッチと、前記遊星機構の中間部にトルクを出力する第2クラッチと、前記遊星機構の内径部からの反力をロックするロック機構とを備えたことを特徴としている。
また、上記課題を達成するため本発明の発進クラッチの制御方法は、
遊星機構と、前記遊星機構の外径部にトルクを出力する第1クラッチと、前記遊星機構の中間部にトルクを出力する第2クラッチと、前記遊星機構の内径部からの反力をロックするロック機構とを備えた発進クラッチの制御方法であって、前記第1クラッチ及び前記ワンウェイクラッチの締結によって、増幅したトルクを出力することを特徴としている。
【0007】
【発明の実施の形態】
遊星機構にはプラネタリローラも含まれるが実施例ではプラネタリギアを用いる。プラネタリギアの方がより大きなトルクを負担することが可能だからである。従って、前記遊星機構の外径部がリングギア、前記遊星機構の中間部がキャリア、前記遊星機構の内径部がサンギアに相当する。
【0008】
遊星機構の内径部からの反力をロックするロック機構にはコーンクラッチやロックアップクラッチ、単板クラッチ、そして二方向クラッチ等も適用可能であるが各実施例では、ワンウェイクラッチを用いる。ワンウェイクラッチを用いることによって発進クラッチが簡単・小型・軽量なものとなる。
【0009】
本発明の発進クラッチは、ダンパを介してケースと第1クラッチを接続し、第1クラッチのハブを第2クラッチのクラッチケースとして一体にし、前記第1クラッチのハブをリングギアに、前記第2クラッチのハブをキャリアに各々接続し、前記キャリアを出力軸に接続すると共にサンギアと固定要素に連結したベース部材との間にワンウェイクラッチを介在させることによって構成した。
【0010】
更に、発進クラッチに逆転防止機構を設けた。この逆転防止機構は、一つは前記ベース部材の外周を内輪軌道面とし、第2クラッチのハブの内周を外輪軌道面とするワンウェイクラッチとして構成した。また他の構成として前記サンギアの外周を内輪軌道面とし、前記第2クラッチのハブの内周を外輪軌道面とするワンウェイクラッチとした。
【0011】
ここで、前記ワンウェイクラッチと逆転防止機構は実質的には同一物であって、ラチェットを含めたあらゆる種類の一方向クラッチを包含する趣旨であるが、本明細書では両者の混合を防ぐためこのような表現として使い分ける。
【0012】
第1クラッチと第2クラッチにはコーンクラッチやロックアップクラッチ、単板クラッチ、そして二方向クラッチ等も適用可能であるが本実施例では湿式多板クラッチを用いる。湿式多板クラッチを用いることによってクラッチのオフとオンの間の状態においても良好な摩擦特性を得ることが可能となるからである。尚、第1クラッチと第2クラッチは、径方向に並べて配置すること、軸方向に並べて配置すること、あるいは離して配置すること、何れも適用可能であるが、各実施例では径方向に並べて配置した。径方向に並べて配置することによって、軸方向寸法を短縮することが可能になる。また、軸方向に並べて配置した場合には径方向寸法を短縮することが可能である。
【0013】
第1クラッチの摩擦係合要素を付勢する付勢手段には油圧やゴム、各種ばねが適用可能である。また、この付勢を調整する付勢調整手段にはゴムや各種ばねが適用可能である。本発明の各実施例では付勢手段に油圧を、そして付勢調整手段に皿ばねを用いたものと、付勢手段及び付勢調整手段の両方を一つの皿ばねで構成したものとの二つの方法で適用することが可能である。皿ばねを用いることによって、少ないスペースで適度な付勢力を得ることができる。
【0014】
作動機構には部材を軸方向作動させることができるもの全てを包含する。例えば、送りネジ、カム(ボールを含む。)、空圧等も適用可能である。本実施例では油圧、電動のボールネジ、電磁石、レバーを用いた。これらを作動機構とすることによって正確且つ微妙な制御が可能になる。また、一部滑らかな作動を得るためにレリーズベアリングも併せて用いた。
【0015】
実施例の一部のものに、ピストンを押圧して第1及び第2クラッチを締結させる押圧手段を設けた。このタイプの実施例では第1及び第2クラッチが解放するときにのみ作動機構を働かせ、前記押圧手段の押圧に逆らってピストンを押し戻す。従って、第1及び第2クラッチを解放するときにのみ作動機構を働かせれば足りるので車両エンジンのパワーロスを抑えることができる。下記に示す実施例ではこの作動機構に油圧を用いているが、それ以外の上述した各作動機構によっても同様にエンジンのパワーロスを抑えることができる。
【0016】
ピストンは第1クラッチ用のものと第2クラッチ用のものを一体的に構成した。一体的に構成することによって機構を小型・軽量・簡略化することが可能になる。なお、これとは逆に第1クラッチ用のピストンと第2クラッチ用のピストンを別体で構成すれば、ピストンの剛性を充分に持たせる事が可能になり、応答性に対して有利になる。
【0017】
本発明の各実施例では各構成要素の間に軸受機構を介在させて作動を滑らかにし、摩耗を防止している。ここで軸受機構とは軸受機能を有するあらゆる物を包含する趣旨であるが、ケースとクラッチケースの間のようにスラスト方向に用いる軸受としては、スラストワッシャのような滑り軸受、ニードル軸受、スラスト玉軸受が、出力軸と固定要素のような周方向に対しては滑り軸受、玉軸受、コロ軸受等が、主に用いられる。
【0018】
【実施例】
以下、添付図面を参照して本発明の各実施例を詳細に説明する。
(第1実施例)
図1は、本発明の第1実施例の発進クラッチを示す軸方向断面図である。発進クラッチ1は、第1クラッチ11、第2クラッチ12、プラネタリギア2及びダンパ45から構成される。
【0019】
第1クラッチ11は、ダンパ45の爪47が固定され、外周側にスタータギア99を有するケース8と、ケース8にニードル軸受20を介して支持されたクラッチケース15と、クラッチケース15の内周に配置されたセパレータプレート92と、第2クラッチ12のクラッチケース16の外周に配置されたフリクションプレート91と、クラッチケース15の内周に配置され、セパレータプレート92及びフリクションプレート91をピストン14側へ付勢する皿ばね90とを備えている。
【0020】
クラッチケース15の開口端側には、セパレータプレート92、フリクションプレート91、皿ばね90の抜けを防止するためにスナップリング95が配置されている。また、第2クラッチ12はクラッチケース16と、クラッチケース16の内周に配置したセパレータプレート94と、ハブ17と、ハブ17の外周に配置されたフリクションプレート93とを備えている。クラッチケース16には第1クラッチ11と同様スナップリング96によって抜けが防止されている。ここで、第1クラッチ11及び第2クラッチ12の締結は、ピストン14の押圧荷重によって行う。
【0021】
遊星機構としての、プラネタリギア2は、リングギア3と、三つの歯車からなるピニオンギア6と、各ピニオンギア6を一体に保持するキャリア4と、サンギア5と、によって構成される。ここで、リングギア3の外周には第2クラッチ12のクラッチケース16が、キャリア4の図中右側にはハブ17が、キャリア4の図中左側には出力軸40が、各々スプライン32を介してスプライン嵌合している。尚、リングギア3とケース8の間にはニードル軸受23が介在している。
【0022】
ダンパ45は、ケース8に固定されたリテーナプレート46と、第1クラッチ11のクラッチケース15の外周に固定された爪47と、リテーナプレート46と爪47との間に介在するスプリング48と、によって構成した。
【0023】
更に、ベース部材35は、スプライン33により固定要素41に嵌合している。サンギア5との間には第1及び第2クラッチ11、12からの入力回転方向に対して逆向きにロックするワンウェイクラッチ13を、ハブ17との間には逆転防止機構50を、各々配置している。また、ワンウェイクラッチ13及び逆転防止機構50の抜けを防止するため各々スナップリング98、97が配置されている。
【0024】
また、ピストン14は、ボールネジ機構67の押圧によって作動する。このボールネジ機構67は固定要素41の外周に配置され、ピストン14との間にはニードル軸受25が介在している。
【0025】
(第2実施例)
図2は、本発明の第2実施例の発進クラッチを示す軸方向断面図である。第2実施例では、第1実施例のボールネジ機構67に代えて、ピストン14の作動を電磁石69によって行う。この電磁石69は、不図示の制御回路によってON/OFFを制御される。また、電磁石の代わりに電磁式ソレノイドを用いることもできる。ピストン14の押圧手段以外の構成は前述の第1実施例と同様であるので説明を省略する。
【0026】
(第3実施例)
図3Aは、本発明の第3実施例の発進クラッチを示す軸方向断面図である。図3Bは、図3Aを矢印A方向から見た図である。第3実施例では、ピストン14の押圧作動を行う作動機構61をレリーズベアリング49とボールネジ62を用いて構成したものである。即ち、ボールネジ62の作動によって、ボールネジ62の押圧シャフト66、アーム65、支柱63、レバー64を介してレリーズベアリング49を押圧する。このとき、支柱63が支点となって梃の原理を利用することにより、より大きな押圧荷重を得ることができる。尚、作動機構61以外の部分の構成は上記第1及び第2実施例に示したものと同一であるので、説明を省略する。
【0027】
(第4実施例)
図4は、本発明の第4実施例の発進クラッチを示す軸方向断面図である。第4実施例は上記第3実施例のワンウェイクラッチ13、逆転防止機構50の配置を変えたものである。第4実施例では、ベース部材35の外周をワンウェイクラッチ13の内輪部分として構成し、サンギア5の外周を逆転防止機構50の内輪部分として構成した。ワンウェイクラッチ13の側部の支持はスナップリングではなく、側板105で行っている。
【0028】
車両の走り出しを滑らかに行うためには、発進クラッチの非締結と完全締結との中間の状態で良好な半クラッチ状態を得る必要があるが、この状態を上記第1〜第4実施例の発進クラッチで行うためには第1クラッチ11及び第2クラッチ12のうちの一方あるいは両方において、摩擦係合要素を摺動させる必要がある。またこの摺動の程度を調整することによって車両のクリープにもなり、発生したクリープにより、マニュアル車において坂道発進などで車輪に対する駆動力が断たれたときに車両が後退するのを防ぐヒルホルダ機構(逆転防止機構)にもなる。発進クラッチの締結、非締結の場合を含めると第1及び第2クラッチ11、12及び作動機構62、67、69の作動パターンの関係は図12のようになる。尚、○印はクラッチの締結を、△印はクラッチの摺動を、×印はクラッチの解放をそれぞれ表している。
【0029】
図5は、本発明の第5実施例の発進クラッチを示す軸方向断面図である。第5実施例は、油圧を抜いた状態で機械的押圧手段の押圧によって第1及び第2クラッチを締結し、油圧を供給して機械的押圧手段を押し戻すようにピストンを作動させる点が前述の第1−4実施例と大きく異なっている。以下にその具体的構成を説明する。
【0030】
発進クラッチ1は出力軸40の外周に配置された固定要素41の外周に、ケース8と一体的に回転する従動回転要素42を有している。この従動回転要素42の一方の端部は折り返されており、この折り返された部分にシリンダプレート10及びO−リング101,102を設けることによってシリンダ9を構成している。シリンダプレート10にスラストもしくはニードル軸受28を介してピストン14が設けられている。
【0031】
シリンダプレート10と従動回転要素42の折り返し部分との間には、シリンダプレート10及びピストン14を作動する油圧を発生させる油室56が設けられている。油室56へ油圧を供給するために油路54、55が各々固定要素41及び従動回転要素42に設けられている。更に、前記油路54、55の接続部分の両脇にはシール軸受30、31が配置されている。
【0032】
第5実施例は、第1クラッチ11、及び第2クラッチ12に湿式多板クラッチを採用しており、またワンウェイクラッチ13や逆転防止機構50も備えているのでこれらの各部位への潤滑が必要不可欠なものとなっている。この潤滑はケース8内を浸漬け状態としたり、前記各部位への油浴によって行うことができる。何れにせよ油を循環させ、フィルター(不図示)を介して汚れを除去することが好ましいことは言うまでもないことである。そこで、本実施例では固定要素41、出力軸40に各々潤滑油給油路52、51、53を設け、出力軸40の図中左端部、及び出力軸40と固定要素41との間に形成された隙間58から潤滑油を供給し、従動回転要素42に設けられた吸引口57から潤滑油を回収する仕組みになっている。尚、図中ケース8内に示した矢印は潤滑油の代表的流れを示している。
【0033】
ピストン14はスプリング43によって図中左方、つまり第1及び第2クラッチ11、12を締結する方向に押圧されている。スプリング43はピストン14と支持プレート44との間に配置され、支持プレート44はスナップリング95によって抜けが防止されている。ピストン14は上述したシリンダ9によって図中右方向に前記スプリング43を押し縮めながら移動し、第1及び第2クラッチ11、12を解放する。
【0034】
ケース8と第1クラッチ11のクラッチケース15の間にはスラストまたはニードル軸受21が、第1クラッチ11のクラッチケース15と第2クラッチ12のクラッチケース16との間にはスラストまたはニードル軸受22が、第2クラッチ12のクラッチケース16とハブ17の間にはスラストまたはニードル軸受19が、ケース8とプラネタリギア2との間にはスラストまたはニードル軸受23が、プラネタリギア2のキャリア4とサンギア5との間にはスラストまたはニードル軸受26が、サンギア5に配置した側板105と従動回転要素42の間にはスラストまたはニードル軸受27が、各々設けられている。
【0035】
また、プラネタリギア2のサンギア5と出力軸40との間には軸受24が、出力軸40と固定要素41との間には軸受18が、固定要素41と従動回転要素42との間には軸受29が、各々設けられている。また、出力軸40と固定要素41との間はシール部材104によって、従動回転要素42の外周部分はシール部材103によって、各々封じられている。尚、ワンウェイクラッチ13及び逆転防止機構50の配置は上述した第4実施例のものと同じである。
【0036】
(第6及び7実施例)
図6は、本発明の第6実施例の発進クラッチを示す軸方向断面図であり、また図7は、本発明の第7実施例の発進クラッチを示す軸方向断面図である。第6及び第7実施例の基本構造は、上述の第5実施例のものと同じである。第6実施例では第5実施例で設けられていた逆転防止機構が省かれており、第7実施例では第6実施例の構成から更にダンパが省かれたものとなっている点が異なっている。
【0037】
上述した第1−4実施例の場合と同様に第5−7実施例においても車両の走り出しを滑らかに行うために摩擦係合要素を摺動させる必要がある。従って、上述した第1−4実施例と同様の作動パターンが必要になってくる。しかしながら、作動機構の作動(シリンダへの油圧のON/OFF)と第1及び第2クラッチ11、12の作動の関係は逆になる。具体的な作動パターンの関係は図13のようになる。上記図12と同様に、○印はクラッチの締結を、△印はクラッチの摺動を、×印はクラッチの解放をそれぞれ表している。
【0038】
(動力伝達経路の一例)
図8は、本発明の各実施例における動力伝達経路の一例を示す図である。エンジン側から入力したトルクはケース8からダンパ45を介して第1クラッチ11に到達する。第1クラッチ11は付勢手段であるばね90によって摺動回転するが、ピストン14の押圧を受けて完全に締結し、トルクを第2クラッチ12及びプラネタリギア2のリングギア3に伝達する。ここで、第2クラッチ12が締結していないときは、リングギア3の回転がピニオン6によって所定比率に減少し、キャリア4から出力軸40にトルクが伝達され、第2クラッチ12が締結しているときは、入力と同じ回転数で出力軸40にトルクが伝達される。また、ベース部材35に配置されたワンウェイクラッチ13によって、第2クラッチ12が締結していない状態でリングギア3にトルクが入力ときにサンギア5の逆転を阻止し、逆転防止機構50によって出力軸側から入ってきた反力、すなわち逆トルクを遮断する。
【0039】
図9は、本発明の各実施例における各クラッチの作動と変速の関係を示した表である。各クラッチの作動と発進クラッチの出力の関係を示している。ここで、C1は第1クラッチ11を、C2は第2クラッチ12を、Fはワンウェイクラッチ13を各々示し、○印は締結を示す。従って本表は、第1クラッチ11とワンウェイクラッチ13の締結でロー(増幅トルクの出力)となり、第1クラッチ11と第2クラッチ12の締結でハイ(伝達比1の出力)となることを示している。
【0040】
(第5−7実施例の油圧回路)
図10は、第5−7実施例の作動機構70に用いる油圧回路の一例を示す概略図である。トランスミッション320には、エンジン300を駆動源として回転するエンジンポンプ321が設けられており、トランスミッション320内に必要な油圧や潤滑油の供給を行っている。また、エンジンポンプ321を含む油圧回路とは別個独立に、電動モータ73を駆動源として回転する電動ポンプ72を含む油圧回路71が設けられている。油圧回路71には、電動ポンプ72から供給された油圧の圧力を調整する調圧バルブ74と、油圧の「供給・抜き」の切換えを行う電磁弁75が設けられている。
【0041】
油圧回路71の作動は次の通りである。まず、電動モータ73の駆動トルクによって電動ポンプ72が回転して油圧が発生し、この油圧を調圧バルブ74で所定の圧力に落して電磁弁75側へ油圧を伝達する。電磁弁75へ到達した油圧は、ピストン14を作動させて発進クラッチ1の解放を行う場合には電磁弁75が開いて供給され、発進クラッチ1の締結を行う場合には電磁弁75が閉じて遮断される。尚、電磁弁75が閉じて遮断されるときには油圧が抜かれ、油はタンク76に排出される。このような構成とすることによってエンジン回転数の影響を受けることなく、安定して油圧を供給することができるようになる。
【0042】
図11は、別の油圧回路を含む作動機構70の他構成例を示す。図11に示す構成例では、エンジン300を駆動源として回転するエンジンポンプ321と電動モータ73を駆動源とする電動ポンプ72が同一の油圧回路80に設けられている。この油圧回路80には、エンジン300の回転数の変化によって発進クラッチ1へ供給する油圧が不安定なものとならないよう調整する機構が設けられている。具体的には次に示すような構成となっている。
【0043】
油圧回路80は、エンジン300を駆動源として回転するエンジンポンプ321と電動モータ73を駆動源とする電動ポンプ72を有しており、更に、調圧バルブ74、電磁弁75を有している。エンジンポンプ321、電動ポンプ72の両方によって発生した油圧は共に調圧バルブ74へ伝達される。調圧バルブ74へ供給された油圧は所定の圧力に落して電磁弁72側へ伝達される。電磁弁72へ到達した油圧は、図10に示した例と同様に、ピストン14を作動させて発進クラッチ1の解放を行う場合には電磁弁75が開いて供給され、発進クラッチ1の締結を行う場合には電磁弁75が閉じて遮断される。また、電磁弁75が閉じて遮断されるときも同様に油圧が抜かれ、油はタンク76に排出される。
【0044】
更に、作動機構70ではエンジンポンプ321によって発生した油圧の圧力を検出する圧力検出センサ81、エンジン回転数検出センサ83、タンク76内の油の油温を検出する油温検出センサ82、が設けられている。これらの各センサによって検出された信号は制御装置85に取り込み所定の計算・データ処理を行って、電動モータ73の回転数や調圧バルブ74の開量を調整する。例えば、圧力検出センサ81によって調圧バルブ74で設定された圧力より高い圧力が検出された場合には電動モータ73を止めたり、調圧バルブ74で設定された圧力よりは低いがある程度の圧力が発生していることが検出された場合には電動モータ73の回転数を抑えたりすることによって無駄なエネルギー消費を抑える。
【0045】
また、エンジン回転数検出センサ83によって検出されたエンジン回転数の変化と圧力検出センサ81によって検出された圧力変化を制御装置85に取り込んでデータ処理を行い、エンジン回転数の変化と圧力変化の時間差やエンジン回転数の変化に対する圧力の増加率を割り出していち早く調圧バルブ74や電動モータ73の作動を制御することによって無駄なエネルギー消費を抑えつつ発進クラッチの作動をスムーズに行うことができる。
【0046】
更に、発進クラッチに用いられているフリクションプレート91の湿式摩擦材は油温によって摩擦係数が変化するものが存在する。特に、油温が高くなると摩擦係数が低くなる傾向にある。そこで、タンク76中の油温を油温検出センサ82によって検出し、制御装置85で取り込んで油温と摩擦係数の関係を処理することによって発進クラッチ1のピストン14が適正な押圧力で作動するように調圧バルブ74の設定値を決定することができるようにシステムを構成した。
【0047】
上述した第1−4実施例と第5−7実施例とでは作動方向が異なる外は、ほぼ同様の機構でピストンと作動させることが可能であるため、第1−4実施例のピストンの作動を上記の作動機構及び油圧回路によって行うことが可能であり、逆に実施例1−4の作動機構を実施例5−7に用いることも可能である。
【0048】
【発明の効果】
以上説明した本発明の発進クラッチ及び発進クラッチの制御方法によれば、以下のような効果が得られる。
遊星機構からなる変速機構により、通常トルクと増幅トルク両方の出力が可能な発進クラッチ及び発進クラッチの制御方法を得ることができた。更に、第1及び第2クラッチを締結させる押圧手段を介在させ、第1及び第2クラッチの解放時にのみ作動機構を作動させることによってエンジンのパワーロス等のエネルギー損失を抑えることが可能になった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の発進クラッチを示す軸方向断面図である。
【図2】本発明の第2実施例の発進クラッチを示す軸方向断面図である。
【図3A】本発明の第3実施例の発進クラッチを示す軸方向断面図である。
【図3B】図3AをA方向から見た図である。
【図4】本発明の第4実施例の発進クラッチを示す軸方向断面図である。
【図5】本発明の第5実施例の発進クラッチを示す軸方向断面図である。
【図6】本発明の第6実施例の発進クラッチを示す軸方向断面図である。
【図7】本発明の第7実施例の発進クラッチを示す軸方向断面図である。
【図8】本発明の各実施例の発進クラッチの動力伝達経路の一例を示す図である。
【図9】図9は、本発明の各実施例における各クラッチの作動と変速の関係を示した表である。
【図10】図10は、第5−7実施例の作動機構に用いる油圧回路の一例を示す概略図である。
【図11】図10とは別の油圧回路を示す概略図である。
【図12】第1−4実施例における発進クラッチの作動パターンを説明する表である。
【図13】第5−7実施例における発進クラッチの作動パターンを説明する表である。
【図14】従来の発進クラッチの軸方向断面図である。
【符号の説明】
1 発進クラッチ
2 プラネタリギア
9 シリンダ
11 第1クラッチ
12 第2クラッチ
13 ワンウェイクラッチ
14 ピストン
35 ベース部材
41 固定要素
42 従動回転要素
45 ダンパ
49 レリーズベアリング
50 逆転防止機構
62,67 ボールネジ
69 電磁石
70 作動機構
71,80 油圧回路

Claims (11)

  1. プラネタリギアと、前記プラネタリギアの外径部にトルクを出力する第1の多板クラッチと、前記プラネタリギアの中間部にトルクを出力する第2の多板クラッチと、前記プラネタリギアの内径部からの反力をロックするワンウェイクラッチとを備え、前記第1の多板クラッチと前記第2の多板クラッチを締結させるピストンを一体に設けたことを特徴とする発進クラッチ。
  2. 前記第1クラッチのハブが前記第2クラッチのクラッチケースとなっていることを特徴とする請求項1に記載の発進クラッチ。
  3. 前記発進クラッチは、前記構成要素を覆うケースと、前記第1クラッチを覆うクラッチケースとを備えており、前記ケースと前記クラッチケースとの間に軸受機構が介在することを特徴とする請求項1に記載の発進クラッチ。
  4. 前記第1の多板クラッチのクラッチケースとハブとの間に軸受機構が介在することを特徴とする請求項1に記載の発進クラッチ。
  5. 前記第2の多板クラッチのクラッチケースとハブの間に軸受機構が介在することを特徴とする請求項1に記載の発進クラッチ。
  6. 前記ピストンの作動は,レバーとレリーズベアリングを組合わせた作動機構によることを特徴とする請求項1のいずれか1項に記載の発進クラッチ。
  7. 前記ピストンは、ボールネジを作動機構とすることを特徴とする請求項1に記載の発進クラッチ。
  8. 前記ピストンは,レリーズベアリングとレリーズベアリングを押すボールネジを作動機構することを特徴とする請求項1に記載の発進クラッチ。
  9. 前記ピストンは、油圧によって作動することを特徴とする請求項1に記載の発進クラッチ。
  10. 前記ピストンは、電磁石によって作動することを特徴とする請求項1に記載の発進クラッチ。
  11. クリープトルクを生じる程度に前記第1の多板クラッチの摩擦係合要素を付勢する付勢手段を備えたことを特徴とする請求項1に記載の発進クラッチ。
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