JP4800055B2 - 監視カメラ装置 - Google Patents

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Description

本発明は、防犯等の監視の目的で設置される監視カメラ装置に関し、詳しくは監視機能の空白期間が発生しないように保証期間等の保守情報を表示するようにした監視カメラ装置に関する。
監視カメラシステムでは、監視機能の空白期間が発生しないように、定期的に保守点検が行われている。従来例には、図7に示す監視カメラシステムがある。同図において、監視カメラシステム1は、カメラ2、映像記録装置3及びモニター4から構成され、映像記録装置3は、画像入力部8、A/D変換部9、画像データ圧縮部10、制御装置5、履歴保持6、記憶装置7、画像データ伸長部11、D/A変換部12、画像データ出力部13から構成されている。制御装置5はCPUによる制御部5aと画像データ記憶部5bとから構成されている。記憶装置7には指定した履歴が記憶される着脱自在の記憶媒体が設けられており、記憶媒体には操作及び動作の履歴、これらの操作により発生したエラー及びアラームの履歴などが記憶されており、これらの履歴に基づいてメンテナンスの必要性を判断することができる。(例えば、特許文献1参照)
特開2004−214732号公報(明細書全文,図1)
上記従来の監視カメラシステムでは、メンテナンス担当者が記録媒体の情報からメンテナンスの必要性を判断するものであり、寿命時期の異なる部品が組み込まれていたり、また、監視カメラシステムでは、通常複数箇所を監視するためにそれぞれの監視箇所に監視カメラが設置されるが、その監視カメラの設置時期が異なったり、或いは作動開始日が異なることがあって、定期的に保守点検が行われたとしても、定期点検の合間に異常が発生することがあり、監視の空白期間を生じることがあった。さらに、使用者は、監視カメラに故障が発生しても次の点検日まで故障に気が付かないことがあり、無監視状態に置かれる可能性もあり、監視カメラシステムとしては重大な欠陥になるおそれがあった。
本発明は上記課題に鑑みなされたものであり、保守点検や寿命時期等の保守情報を個々の監視カメラに表示するようにし、監視状態の空白期間が発生しないようにした監視カメラ装置を提供することを目的とする。
本発明は上記課題を達成してものであり、請求項1の発明は、レンズと該レンズを通して得られる結像映像を映像信号に変換して出力する監視カメラ本体とを一体に構成する監視カメラ装置であって、
該監視カメラ本体には通電時間に基づく保守情報を表示する保守情報表示手段が設けられ、
該保守情報表示手段が、
通電時間を計時する通電時間計時手段と、
寿命期間である最大通電時間から該通電時間を減算して残存通電時間を算出すれ減算手段と、
該残存通電時間から保守情報信号を出力する残存時間判定手段と、
前記監視カメラ本体の該保守情報信号を送出する保守情報送出手段とを備え、
前記監視カメラ装置が、前記保守情報信号に基づく表示手段として、前記監視カメラ本体の筐体表面に複数の発光ダイオードを設け、該保守情報信号による保守点検項目を、前記残存通電時間の減少に伴って該発光ダイオードの点灯数を増やすことにより、表示する保守点検情報表示部を備えることを特徴とする監視カメラ装置である。
また、請求項2の発明は、レンズと該レンズを通して得られる結像映像を映像信号に変換して出力する監視カメラ本体とを一体に構成する監視カメラ装置であって、
該監視カメラ本体には保守情報を表示する保守情報表示手段が設けられ、
前記保守情報表示手段が、現在の日時情報を発生する時刻発生手段と、該時刻発生手段による日時と保守情報の日時とを比較して保守情報信号を出力する保守情報判定手段と、該保守情報信号を送出する保守情報送出手段とを備え、
前記監視カメラ装置が、前記保守情報信号に基づく表示手段として、前記監視カメラ本体の筐体表面に複数の発光ダイオードを設け、該保守情報送出手段からの保守情報信号による保守点検項目を、前記時刻発生手段による日時の経過に伴って該発光ダイオードの点灯数を増やすように表示する保守点検情報表示部を備えることを特徴とする監視カメラ装置である。
また、請求項3の発明は、前記保守情報送出手段が、保証期間満了時期又は日時、点検時期又は日時、寿命時期又は日時、特定部品の交換時期又は日時及び/又は特定部品の寿命時期又は日時を報知するための保守情報信号を送出することを特徴とする請求項1又は2に記載の監視カメラ装置である。
また、請求項4の発明は、請求項1,2又は3に記載の監視カメラ装置において、
該監視カメラ装置が、前記保守点検情報信号をインターネットに送出する送出手段を備え、該保守情報信号をインターネットを経由して取得し表示する監視装置を備えることによって、遠隔監視システムを構築可能としたことを特徴とする監視カメラ装置である。
請求項1の発明では、レンズと該レンズを通して得られる結像映像を映像信号に変換して出力する監視カメラ本体とを一体に構成する監視カメラ装置であって、
該監視カメラ本体には通電時間に基づく保守情報を表示する保守情報表示手段が設けられ、
該保守情報表示手段が、
通電時間を計時する通電時間計時手段と、
寿命期間である最大通電時間から該通電時間を減算して残存通電時間を算出すれ減算手段と、
該残存通電時間から保守情報信号を出力する残存時間判定手段と、
前記監視カメラ本体の該保守情報信号を送出する保守情報送出手段とを備え、
前記監視カメラ装置が、前記保守情報信号に基づく表示手段として、前記監視カメラ本体の筐体表面に複数の発光ダイオードを設け、該保守情報信号による保守点検項目を、前記残存通電時間の減少に伴って該発光ダイオードの点灯数を増やすことにより表示する保守点検情報表示部を備えることを特徴とする監視カメラ装置であるので、監視カメラ本体に表示された保守情報を視認することによって、何れの監視カメラ装置が保守点検が必要であるかが、専門の保守点検員以外の者であっても監視カメラ装置が点検を必要とするか否かを一目瞭然で判断することができる利点がある。また、残存通電時間は、最大通電時間から現在までの通電時間を減算して得られた値であり、その残存時間に応じて必要な保守情報を表示して保守点検等ができる利点がある。その表示方法は発光ダイオードの点灯数を増やすことによって、専門の保守点検員以外の者であっても監視カメラ装置の保守点検情報を認知できる利点がある。
また、請求項2の発明では、レンズと該レンズを通して得られる結像映像を映像信号に変換して出力する監視カメラ本体とを一体に構成する監視カメラ装置であって、
該監視カメラ本体には保守情報を表示する保守情報表示手段が設けられ、
前記保守情報表示手段が、現在の日時情報を発生する時刻発生手段と、該時刻発生手段による日時と保守情報の日時とを比較して保守情報信号を出力する保守情報判定手段と、該保守情報信号を送出する保守情報送出手段とを備え、
前記監視カメラ装置が、前記保守情報信号に基づく表示手段として、前記監視カメラ本体の筐体表面に複数の発光ダイオードを設け、該保守情報送出手段からの保守情報信号による保守点検項目を、前記時刻発生手段による日時の経過に伴って該発光ダイオードの点灯数を増やすように表示する保守点検情報表示部を備えることを特徴とする監視カメラ装置であるので、現在の日時と保証期間満了日時、保守日時、及び最大通電時間に対応する寿命日時とを比較することによって、保守情報を判断することができる利点がある。その表示方法は発光ダイオードの点灯数を増やすことによって、専門の保守点検員以外の者であっても監視カメラ装置の保守点検情報を認知できる利点がある。
また、請求項4の発明では、請求項1,2又は3に記載の監視カメラ装置において、
該監視カメラ装置が、前記保守点検情報信号をインターネットに送出する送出手段を備え、該保守情報信号をインターネットを経由して取得し表示する監視装置を備えることによって、遠隔監視システムを構築可能としたことを特徴とする監視カメラ装置であるので、保守情報に基づいて、発光ダイオードを点灯して保守点検情報を表示することができる利点がある。
また、請求項5の発明では、請求項4に記載の監視カメラ装置において、該監視カメラ装置が、前記保守情報信号をインターネットに送出する送出手段を備え、該保守情報信号をインターネットを経由して収得し表示する監視装置を備えることによって、遠隔監視システムを構築可能とすることを特徴とする監視カメラ装置であるので、各監視カメラ装置の保守情報を保守情報信号として送出し、離れた場所であっても監視カメラ装置の保守情報を監視することが可能となる利点がある。
以下、本発明に係る監視カメラ装置の実施の形態について図面を参照し説明する。なお、図1は、本発明の一実施形態を示すブロック図であり、図2は本実施形態における監視カメラ装置の背面方向からの斜視図である。図3(a)は保守情報表示機能を説明するフローチャート図であり、同図(b)は本実施形態における要部の保守情報表示機能のブロック図である。図4は、本発明の他の実施形態を示すブロック図である。図5は、本発明の更に他の実施形態を示すブロック図である。図6は図5の実施形態における保守表示画面を示す図である。
(実施形態1)
図1は、本実施形態の監視カメラ装置15を示し、レンズ16とレンズ16を通して結像した映像を映像信号として送出する監視カメラ本体17とが一体に構成されている。監視カメラ本体17には映像信号処理系17aに加えて保守情報処理系17bが設けられ、映像信号処理系17aは撮像部29と映像信号処理部30とアイリス制御部31と等から構成されている。撮像部29はレンズ16により結像した映像をCCD等により光電変換して得られる撮像信号を出力する。映像信号処理部30は撮像部29からの撮像信号をガンマ補正等の信号処理を行って輝度信号Yと色信号Cとに分離し、NTSCコンポジット信号等に変換した映像信号が出力端子20から出力される。また、アイリス制御部31は映像信号レベルを適正にするためにレンズ16のアイリス(絞り)を制御する。
監視カメラ本体17の背面には、図2にも図示したが、電源端子18、発光ダイオードLED1〜LED3(MT1〜MT3)等からなる保守情報表示部19、映像信号出力端子20、外部インターフェース部24(EXT IF)が接続されるソケット24a等が設けられている。監視カメラ本体17の内部にはCPU(中央処理装置)による制御部22、保守情報を表示する発光ダイオードLED1〜LED3を点灯するのに必要な表示インターフェース部23、及びメモリ25等が設けられている。映像信号出力端子20は、監視室などに設置された監視装置とケーブルで接続される。ソケット24aは外部表示装置等を接続する端子である。操作スイッチ部21は、本体に内蔵されたプリント基板等にディップスイッチ21a等を実装し、ディップスイッチ21aの操作によって、操作スイッチ部21が通電時間のカウントを開始する動作開始信号を出力してCPU22に送出する。メモリ25には、保守情報(保証満了時期、保守点検時期、製品の寿命時期、及び特定部品の交換時期)が外部インターフェース24(EXT IF)のソケット24aを利用し、出荷段階でパソコン等から入力されて記録される。
本実施形態の監視カメラ装置15は各監視区域に設置され、各監視カメラ装置15が接続される監視装置(図示なし)は監視室等に設置されて監視カメラシステムを形成し、監視室では各監視区域の監視映像がモニタに映し出される。監視カメラ装置15には、発光ダイオードLED1〜LED3(MT1〜MT3)による保守情報表示部19が設けられ、発光ダイオードLED1〜LED3は保守点検項目に応じて点灯するようになされており、例えば、発光ダイオードLED1(MT1)は保証期間8,000時間が経過すると点灯し、発光ダイオードLED2(MT2)は点検期間40,000時間が経過すると点灯し、発光ダイオードLED3(MT3)は寿命時期60,000時間が経過すると点灯する。
なお、本実施形態では、三個の発光ダイオードが用いられた例が示されているが、この実施形態に限定するものではなく、発光ダイオードの個数を増加して、監視カメラ装置15自体の保守のみならず、保守を必要とするメモリ25の保守情報を表示するようにしてもよいし、また、発光ダイオードの設置個数を増やすことなく、保守内容に応じて発光色を切り替えるようにしてもよい。
続いて、本実施形態について、図3(a),(b)の制御フロー及び機能ブロック図を参照して説明する。本実施形態には、図3(b)に示すように、制御装置22に制御プログラムにより作動する保守情報表示手段22aが設けられ、保守情報表示手段22aには、動作開始検出手段22、通電時間計時手段22、減算手段22、残存時間記憶手段22、保証時期内であるか、保証時期が切れたか、寿命時期内であるか、寿命時期を経過したか等を判定する残存時間判定手段22が設けられている。なお、残存時間判定手段22は、例えば、監視カメラ装置15が保証時期内であれば発光ダイオードLED1〜LED3は消灯し、保証時期が切れると発光ダイオードLED1が点灯し、保守時期に達すると発光ダイオードLED2が点灯し、また、寿命時期内の場合であれば発光ダイオードLED1が点灯状態を保持し、寿命時期に達すると、発光ダイオードLED3が点灯し、寿命時期を経過した場合も発光ダイオードLED3が点灯状態を保持するように保守情報表示信号が出力され、保守情報を残存通電時間から判定する機能を備えている。
次に、図3(a)に示す制御手順に従って、本実施形態における保守情報の認識について説明をする。なお、T2は最大通電時間を示し、T1′は特定通電時間1(保証期間)、T1″は特定通電時間2(点検期間)を示し、t1は1時間計時する毎に最大通電時間T2から減算するための単位時間であり、tは最大通電時間からカウント減算時間累計値を減算した残存通電時間である。先ず、監視カメラシステムの電源オンとし、各監視カメラ装置15の操作スイッチ部21をオンとすることによって、動作開始信号が制御部22に入力され、動作開始検出手段22が、監視カメラ装置15が動作開始したことを認識してステップS1に進み、通電時間計時手段22を駆動させて通電時間のカウントを開始する。
通電時間計時手段22による通電時間のカウントでは、ステップS2にて、先ず、通電時間のカウント数が所定時間(1時間)を計時してステップS3に進む。ステップS3は減算手段22により、監視カメラ装置15の保証期間(保証時間)を現時点の最大通電時間T2から所定時間(1時間)を減算し、残存時間記憶手段22により、残存通電時間tを求めてメモリ25に記憶し、ステップS1に戻るとともに、ステップS4に進む。ステップS1に戻り、通電時間のカウントを継続し、再び通電時間のカウント数が所定時間(1時間)を計時してステップS3に進み、残存通電時間t(tは変数である)から所定時間(1時間)を減算し、寿命時期まで同様の操作を繰り返す。
ステップS4は、残存時間判定手段22であり、残存時間判定手段22により、ステップS3で得られた残存通電時間tを最大通電時間T2から特定通電時間(T1′又はT1″)を引いた値(T2−T1′)又は(T2−T1″)と比較して特定通電時間1,2(T1′,T1″)に達したか否かを判定する。ステップS4における判定結果が、t>(T2−T1′)である場合、残存通電時間tが十分にあるとして、発光ダイオードLED1〜LED3は消灯状態を維持する(ステップS5)。また、(T2−T1″)<t≦(T2−T1′)である場合、特定通電時間T1′に達したものとして保守情報信号1を出力し発光ダイオードLED1を点灯する(ステップS6)。また、0<t≦(T2−T1″)の場合は、特定通電時間T1″に達したものとして、保守情報信号2を出力し発光ダイオードLED2を点灯する(ステップS7)。また、t≦0である場合、残存通電時間tが零であるか負であると判定され、寿命時期が経過したものと判断され、保守情報信号3を出力し発光ダイオードLED3を点灯する(ステップS8)。
なお、特定通電時間T1′,T1″は、それぞれ保証時期、点検時期を示している。製品によっては、保証時期の前に点検時期を設定する場合もあり、また、寿命時期が最大通電時間より長く設定されている場合もあり、上記の判定条件に限定するものではない。無論、保証情報として特定部品の交換時期や保守点検時期及び/又は寿命時期を加えてもよい。
また、保守情報の表示方法は、上記実施形態に限定することなく、発光ダイオードを一個設け、残存通電時間tが特定通電時間T1′に達した場合、この発光ダイオードの発光色を緑にし、最大通電時間T1″に達した場合、この発光ダイオードの発光色を緑から赤に変えるようにしてもよい。また、発光ダイオードを設けることなく、電源の表示灯を利用し、表示灯の発光ダイオードの発光色を変化させるようにしてもよいし、また、発光ダイオードの発光色を変更することなく、発光ダイオードを点滅するように制御してもよい。無論、保守情報に応じて、発光ダイオードを追加してもよい。
なお、本実施形態では、外部表示装置(液晶表示装置又はランプ等)をソケット24aに接続して、保守情報表示手段22aからの保守情報表示信号を接点信号又はシリアル信号として外部表示装置(液晶表示装置又はランプ等)に送出し点灯させるようにしてもよい。
(実施形態2)
図4は、本発明の他の実施形態を示している。この実施形態では、時刻発生部26を備えている点で上記実施形態とは異なっているが、他は上記実施形態と略同一である。時刻発生部26は、西暦、日時等の日時情報が上記のような単位時間毎の計時手段によることなく、直接西暦、日時等の日時情報を利用することができる。従って、保証情報である保証満了日時、保守点検日時、寿命日時に達したか否かを判断する際、現在の日時を読み出して保証満了日時、保守点検日時、寿命日時(西暦、日時)と比較することによって、現在の日時が保証満了日、保守点検日時、寿命日時に達したか否かを判別することができ、図3(a)のように、通電時間のカウントを行う必要はない。保証満了日時、保守点検日時、寿命日時は、メモリ25に記憶されている。この残存日時判定手段は、時刻発生部(時刻発生手段)26から得られる現在の日時Dとメモリ25から読み出された保証満了日、保守点検日時、寿命日時Dd(最大通電時間T2に対応する)とを比較する手段である。なお、保証情報には上記以外に特定部品の交換日時、及び特定部品の寿命日時等を保守情報の判定対象としてもよい。
保守情報表示手段は、残存日時判定手段を実することによって、保守情報表示信号を出力することができる。残存日時判定手段は、例えば、上記実施形態の特定通電時間T1′,T1″に対応する保守情報である保証満了日時、保守点検日時、寿命日時をそれぞれD′、D″、Ddとすると、判定条件は、D<D′、D≧D′、D≧D″、D≧Ddで表される。これらの判定条件を判断することにより、現在の日時Dが保証満了日時D′、保守点検日時D″、寿命日時Ddに達したか否かを判定することができる。
即ち、現在の日時DがD<D′の条件を満足するのであれば、保証満了日時D′には達していないので、発光ダイオードLED1〜3を消灯状態を維持し、現在の日時DがD≧D′の条件を満足すれば、保証満了日時D′に達したことになり、保守情報表示信号1を出力して発光ダイオードLED1を点灯する。また、現在の日時DがD≧D″の条件を満足すれば、保守点検日時D″達したことになり、保守情報表示信号2を出力して発光ダイオードLED2を点灯する。また、現在の日時DがD≧Ddの判定条件を満足すれば、寿命日時Ddに達したことになり、保守情報表示信号3を出力して発光ダイオードLED3を点灯する。このような判定条件によって、監視カメラ装置の保守情報を表示することができる。
本実施形態における保守情報表示手段は、日時情報を送出する時刻発生部26による時刻発生手段と、時刻発生手段による日時を、保守情報(保証満了日時D′、保守点検日時D″、寿命日時Dd)と比較する残存日時判定手段(保守情報判定手段に対応)と、残存日時判定手段の判定結果に基づいて、保守情報を発光ダイオードLED1〜3を点灯させて表示するための保守情報信号を送出する保守情報送出手段とから構成され、残存日時判定手段は、メモリ25に記憶させている保証満了日時D′、保守点検日時D″、寿命日時Ddをその都度読み出し、時刻発生部26から得られる現在の日時Dと比較して判定し、保証満了日時、保守点検日時、寿命日時に達すれば、保守点検表示部19に表示されるので、専門の保守点検作業員が保守情報を確認することなく、監視員が監視カメラ装置の状況を保守点検表示部19から把握することができ、素早く対応して監視の空白期間が生じるのを防止することができる。
(実施形態3)
図5は、本発明の他の実施形態を示している。同図は、監視カメラ装置の保守情報を監視カメラ装置が設置された監視区域から離れた場所で監視することができる監視カメラシステムを示している。この実施形態の監視カメラ装置15は、映像処理部32からの映像信号を圧縮して出力する映像符号化部33と、文字による保守情報を出力する文字データ出力部27と、文字データ出力部27からの文字データと映像符号化部33の映像信号とを通信規約(プロトコル)に則ってインターネットに送出するためのネットワーク処理部28とを備えている点で、上記実施形態とは異なっているが、他の構成は上記実施形態と同一である。なお、映像符号化部33は、撮像信号の非圧縮デジタル信号をJPEG圧縮やMPEG圧縮等の圧縮データに符号化処理し、ネットワーク処理部28は、監視映像信号と保守情報信号とをHTTP(HyperText Transfer Protocol)等に則ってインターネットに送出する。
この監視カメラシステムは、例えば、複数の監視カメラ装置15がLANを構成し、監視側クライアントPCがLANに接続され、かつ、ルータR1を介してインターネットに接続され、ルータR2を介してメンテナンス会社側クライアントPCと接続されている。メンテナンス会社側クライアントPCは、複数の監視区域に設置されている監視カメラ装置15の保守情報を画像としてモニタに表示することができ、この保守情報画像を離れた位置で確認することができる。無論、各監視区域においても各監視カメラ装置15の保守情報を、各監視カメラ装置15の背面に設けられた保守情報表示部19で確認することができる。
さらに、詳細に説明すると、本実施形態では、ネットワーク処理部28と文字データ出力部27とが設けられ、図6に汎用ブラウザや専門ビューアにおける表示画面を図示したように、監視映像表示部Eと保守情報表示部Eと操作表示部EとをクライアントPCに表示することができる。ネットワーク処理部28では、監視映像表示部Eと操作表示部Eとを表示するための監視映像信号と操作表示画面信号とが出力される。操作表示部Eは監視側及びメンテナンス側クライアントPCを操作して監視するのに必要な操作表示画面である。また、文字データ出力部27は、保守情報表示部Eに表示される文字データとが出力される。保守情報表示部Eには、保守情報とし、監視カメラ装置番号、装置番号(監視側クライアントPC)、監視映像、経過時間又は日時等が表示される。
本発明の実施例について、図1及び図3を参照して説明する。本実施例では、監視カメラ装置15の最大通電時間(寿命時期)T2が7年(61,320時間)であり、特定通電時間として、保証期間T1′と点検時期T1″とを設定し、保証期間T1′が1年(8,760時間)とし、点検時期T1″が5年(43,800時間)後であるとする。なお、図3のフローチャートでは、ステップS4において、特定通電時間が保証期間T1′と点検時期T1″とが設定されているので、この残存時間判定では、t>(T2−T1′)、(T2−T1″)<t≦(T2−T1′)、0<t≦(T2−T1″)、t≦0の各判定条件で判定される。
図1の実施例では通電時間で保守時期等を判断する形態であり、監視カメラ装置15に通電を開始すると、ステップS1にて通電時間のカウントが開始される。ステップS2において、カウント数を計数して1時間が経過すると、ステップS3に進み、最大通電時間(61,320時間)T2から1時間が減算され、算出された残存時間tとして61,319時間がメモリ25に記憶され、このステップS1〜S3の操作を繰り返し、ステップS4の残存時間判定手段22には、メモリ25に記憶された残存通電時間tが利用され、残存通電時間の判定が行われる。
ステップS4において、先ず、残存通電時間t(61,319時間)が、最大通電時間(寿命時期)T2と保証時期T1′とによるt>(T2−T1′)の判定条件に含まれるか否かが判定される。なお、(T2−T1′)は、(61,320(時間)−8,760(時間))であり、52,560時間である。また、(T2−T1″)は、(61,320(時間)−43,800(時間)であり、17,520時間である。
ステップS4では、残存通電時間tが61,319時間であれば、52,560時間より十分大きな値であり、この判定条件を満足するので、発光ダイオードLED1〜3(MT1〜MT3)は消灯状態を維持する。また、残存通電時間tが52,559時間となると、t>(T2−T1′)の判定条件を満足しないので、次の判定条件の(T2−T1″)<t≦(T2−T1′)で判断され、この判定条件を満足するので、発光ダイオードLED1(MT1)が点灯する。監視カメラ装置15の保証期間が切れたことが判断することができる。さらに、通電時間が経過して残存通電時間tが17,519時間であると、0<t≦(T2−T1″)の判定条件を満足するので、発光ダイオードLED2(MT2)が点灯する。使用者は点検時期にきていることが判断できる。また、残存通電時間tが0時間であると、t≦0の判定条件を満足し、発光ダイオードLED3(MT3)が点灯し、監視カメラ装置15が寿命時期であることが判断できる。従って、使用者は、保守情報表示部19の点灯状況を確認するのみで、保守情報を確認することができる。
上記実施形態において、保守情報は、監視映像、保証期間満了時期又は日時、点検時期又は日時、寿命時期又は日時、特定部品の交換時期又は日時及び/又は特定部品の寿命時期又は日時があり、さらに監視カメラ装置番号、装置番号(監視側クライアントPC)、及び監視映像の経過時間又は日時等等を例示することができ、必要に応じてこれらの保守項目を選択して表示したり、他の保守要素を加えることもできる。
本発明の活用例としては、監視カメラ装置の保守情報を表示するようにしたものであり、監視カメラシステムが設置される防犯、駐車場、介護施設の監視など全般に利用することができる。
本発明の一実施形態を示すブロック図である。 本実施形態における監視カメラ装置の背面方向からの斜視図である。 (a)は保守情報表示機能を説明するフローチャート図であり、(b)は本実施形態における要部の保守情報表示機能のブロック図である。 本発明の他の実施形態を示すブロック図である。 本発明の更に他の実施形態を示すブロック図である。 図5に係る実施形態の保守表示画面を示し図である 従来の監視カメラシステムのブロック図である。
符号の説明
16 レンズ
17 監視カメラ本体
17a 映像信号処理系
17b 保守情報処理系
18 電源端子
19 保守情報表示部
20 映像信号出力端子
21 操作スイッチ部
21a スイッチ
22 制御部
23 表示インターフェース部
24 外部インターフェース部
24a ソケット
25 メモリ
26 時刻発生部(時刻発生手段)
27 文字データ出力部
28 ネットワーク処理部
29 撮像部
30 映像信号処理部
31 アイリス制御部
32 映像処理部
33 映像符号化部
LED1〜LED3 発光ダイオード
R1,R2 ルータ

Claims (4)

  1. レンズと該レンズを通して得られる結像映像を映像信号に変換して出力する監視カメラ本体とを一体に構成する監視カメラ装置であって、
    該監視カメラ本体には通電時間に基づく保守情報を表示する保守情報表示手段が設けられ、
    該保守情報表示手段が、
    通電時間を計時する通電時間計時手段と、
    寿命期間である最大通電時間から該通電時間を減算して残存通電時間を算出すれ減算手段と、
    該残存通電時間から保守情報信号を出力する残存時間判定手段と、
    前記監視カメラ本体の該保守情報信号を送出する保守情報送出手段とを備え、
    前記監視カメラ装置が、前記保守情報信号に基づく表示手段として、前記監視カメラ本体の筐体表面に複数の発光ダイオードを設け、該保守情報信号による保守点検項目を、前記残存通電時間の減少に伴って該発光ダイオードの点灯数を増やすことにより表示する保守点検情報表示部を備えることを特徴とする監視カメラ装置。
  2. レンズと該レンズを通して得られる結像映像を映像信号に変換して出力する監視カメラ本体とを一体に構成する監視カメラ装置であって、
    該監視カメラ本体には保守情報を表示する保守情報表示手段が設けられ、
    前記保守情報表示手段が、現在の日時情報を発生する時刻発生手段と、該時刻発生手段による日時と保守情報の日時とを比較して保守情報信号を出力する保守情報判定手段と、該保守情報信号を送出する保守情報送出手段とを備え、
    前記監視カメラ装置が、前記保守情報信号に基づく表示手段として、前記監視カメラ本体の筐体表面に複数の発光ダイオードを設け、該保守情報送出手段からの保守情報信号による保守点検項目を、前記時刻発生手段による日時の経過に伴って該発光ダイオードの点灯数を増やすように表示する保守点検情報表示部を備えることを特徴とする監視カメラ装置。
  3. 前記保守情報送出手段が、保守期間満了時期又は日時、点検時期又は日時、寿命時期又は日時、特定部品の交換時期又は日時及び/又は特定部品の寿命時期又は日時を報知するための保守情報信号を送出することを特徴とする請求項1又は2に記載の監視カメラ装置。
  4. 請求項1,2又は3に記載の監視カメラ装置において、
    該監視カメラ装置が、前記保守点検情報信号をインターネットに送出する送出手段を備え、該保守情報信号をインターネットを経由して取得し表示する監視装置を備えることによって、遠隔監視システムを構築可能としたことを特徴とする監視カメラ装置。
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