JP4798627B2 - 混合用容器 - Google Patents

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Description

本発明は混合用容器に関する。
二液を混合する容器として、使用前に第1液と第2液が混合することはなく、容易且つ簡単に二液を混合することができる二液混合容器が提案されている。(例えば、特許文献1参照)
上記容器は第1口部を有し、第1液を収納する容器本体と、容器本体の第1口部に装着され、第2口部と第2口部の下端に設けられた段部とを有する中キャップと、中キャップの第2口部に装着され、第3口部を有し、中キャップに装着された際、中キャップの第2口部内側に延びるとともに、開口を形成する突出壁を有し、第2液を収納する小容器と、小容器の突出壁内面に係合する係合部と、中キャップの段部に当接するフランジとを有し、小容器の開口を密閉する中栓と、小容器の第3口部に装着される上キャップと、を備えている。
特開2000−109139号公報
この様な容器は、使用前に第1液と第2液が混合されることはなく、また中キャップの第2口部から小容器を緩めるだけで、容易且つ簡単に二液混合液を作成することができる優れたものであるが、混合後の液を使い切るまでに混合液は常時空気と接触していなければならない。混合液によっては空気との接触が好ましくないものは多々あり、その場合には不向きである。
本発明は上記した点に鑑みてなされたもので、収納液と混合材とを別々に保管しておくことができ、しかも、簡単な操作で混合材の収納液との混合が可能であり、また、混合後の液は空気との接触を極力防止できという混合用容器を提案する。
本発明の混合用容器は、容器体内に収納した液と、収納室に収納した混合材を別々に保管し、使用時に簡単な操作で混合材を液と混合させて使用する混合用容器であり、混合材としては、粉末、顆粒等の固体の他液体であっても良い。また、混合後の混合液内に空気が浸入するのを極力防止できる如く構成している。
本発明の混合容器は、容器体と、中栓と、ノズルキャップと、スペーサーと、オーバーキャップ或いは蓋体とを備えている。或いは上記部材の他に中栓とで混合材の収納室を形成する筒部材を備えている。
容器体は、内層と外層とで構成した積層構造をなし、胴部より口頸部を起立した形態のものを使用する。内層と外層とは樹脂材質が異なるものを使用して積層形成し、剥離可能に形成したものを使用する。内層は剥離後液の減少に伴い収縮できるような可撓性の材料,厚み等を選択する。内層,外層とも合成樹脂で形成する。また、外層の口頸部には内層との間に空気を導入するための空気導入孔を設ける。
中栓も合成樹脂により形成され、容器体の上端開口を閉塞して装着され、底板周縁部に環状の薄肉線を設けて押圧破断が可能な如く構成している。また、底板の上部には混合材を収納する収納室を設ける。収納室はノズルキャップの連絡筒とで形成する場合や、別に筒部材を設けて形成する場合がある。
ノズルキャップも主として合成樹脂により形成され、内部に組み込まれた弁部材をエラストマー等により形成する。ノズルキャップは、容器体に対する螺動下降が可能に装着したもので、螺動下降させることにより収納室の底板を破断して、底板上に画成された収納室内の混合剤を容器体内に落下して混合液とし、その際、容器体内とノズルキャップ上端の吐出口とが吐出弁を介して連通する如く構成している。収納室は、例えばノズルキャップの頂壁から垂設し、容器体口頸部内周に嵌着した中栓のシール筒に摺動可能に嵌合した連絡筒内に形成することができ、或いは、シール筒に嵌着した下端開口の有頂筒状をなす筒部材の内部を収納室とすることができる。前者の場合は連絡筒により底板を破断し、後者の場合は筒部材により底板を破断する。
また、ノズルキャップの螺動下降時に外気導入孔と外部とを外気導入弁を介して連通する通気路が画成される。この構成は、容器体内収納液が減少した際に内層が外層より剥離してその容積を縮小し、内層,外層間に外気を導入するためのものである。通気路は基本的にノズルキャップ周壁と、ノズルキャップ頂壁と、連絡筒と、容器体口頸部で画成される部分、或いはノズルキャップ周壁と、ノズルキャップ頂壁と、連絡筒と、中栓のシール筒と、容器体口頸部とで画成される部分である。また、通気路は収納室の開封前には周壁が螺動下降前であるため開放されており、開封のために周壁を螺動下降させた際に、その下端部が容器体口頸部の外周部分に気密に嵌合して上記通気路を画成する。容器体口頸部の外周部分とは、容器体口頸部そのものであっても、容器体口頸部外周に、例えば中栓の嵌合筒部を嵌着している場合にはその嵌合筒部外周が該当する。
スペーサーも合成樹脂製で、使用時までノズルキャップの螺動下降を防止する役割を果たし、ノズルキャップ周壁の下部に介在させて取り外し可能に設けている。スペーサーはリング状であっても、開環状であっても良く、前者の場合には易切断性の開環部分を設ける。
オーバーキャップも合成樹脂製で、ノズルキャップを被覆して着脱可能に装着するものであり、頂部より垂設した棒栓によりノズル先端の吐出口を閉塞すると良い。また、ノズル内下方の吐出弁の弁板が、一端をヒンジを介して連結した開閉弁の場合には、棒栓を長く垂設して弁板上面に当接する如く構成することも可能である。そうすることにより弁板が不用意に開いて収納した混合材が誤って漏出する等の不都合を防止できる。
第1の手段として、以下の通り構成した。即ち、圧搾可能な胴部2より口頸部3を起立した形状で、保形性を備えた外層oに剥離可能な可撓性の内層iを積層した積層構造を備え、外層oの口頸部3部分に外気導入孔6を穿設してなる容器体Aと、口頸部3内周に液密に嵌着したシール筒16の下端縁より底板17を延設するとともに、底板17周縁部に環状の薄肉線18を設けた中栓Bと、容器体Aに対する螺動下降が可能に装着するとともに、シール筒16内周に摺動下降可能に嵌合させた連絡筒23を有し、且つ、連絡筒23内を混合材25の収納室RとしたノズルキャップCと、ノズルキャップCの螺動下降を防止して取り外し可能に設けたスペーサーDとを備え、ノズルキャップCの螺動下降時に底板17が押圧破断されて収納室R内の混合材25が容器体A内に落下するとともに、容器体A内とノズルキャップC上端の吐出口54とが吐出弁43を介して連通し、且つ、外気導入孔6と外部とを外気導入弁62を介して連通する通気路が画成される如く構成した。
第2の手段として、以下の通り構成した。即ち、前記第1の手段に於いて、前記収納室Rに代えて、上部が口頸部3上方に突設したシール筒16内周下端部に外周下端部を密嵌させた下端開口の有頂筒状をなす筒部材F内に収納室Rを画成し、連絡筒23により筒部材Fを押し下げ可能に構成し、筒部材Fの上部外周に容器体A内と連絡筒23内とを連通する流通用凹部92を設けた。
第3の手段として、以下の通り構成した。即ち、前記第1の手段又は第2の手段のいずれかの手段に於いて、前記通気路は、ノズルキャップCの螺動下降の際にノズルキャップ周壁20下端部内周が中栓B外周部分に気密に嵌合することで画成される如く構成した。
第4の手段として、以下の通り構成した。即ち、前記第1の手段乃至第3の手段のいずれかの手段に於いて、前記吐出弁43を、吐出弁板42の周囲を複数の弾性板41で支持して常時吐出弁板42で吐出弁孔28を圧接閉塞している構成とした。
第5の手段として、以下の通り構成した。即ち、前記第1の手段乃至第4の手段のいずれかの手段に於いて、前記吐出弁43と外気導入弁62を形成する弁部材を一体に形成した共用弁部材c5 構成した。
本発明の混合用容器は、液体或いは固体で構成される混合材を容器体A内の液と分離して保管しておくことができ、簡単な操作で両者を混合して使用することができる。また、混合後は容器体A内に空気が浸入するのを極力防止でき、空気との接触が好ましくない混合液を収納するのに最適である。
第1の手段の収納室Rに代えて、上部が口頸部3上方に突設したシール筒16内周下端部に外周下端部を密嵌させた下端開口の有頂筒状をなす筒部材F内に収納室Rを画成し、連絡筒23により筒部材Fを押し下げ可能に構成し、筒部材Fの上部外周に容器体A内と連絡筒23内とを連通する流通用凹部92を設けた場合には、混合材25を中栓Bと筒部材Fのみのコンパクトな状態で充填しておくことができ、組み付け時等の取り扱い操作がより容易となる。
ノズルキャップCの螺動下降の際にノズルキャップ周壁20下端部内周が中栓B外周部分に気密に嵌合することで通気路が画成される如く構成した場合には、スペーサーDを除いてノズルキャップCを螺降させるという一連の動作で確実に通気路を画成でき、操作を複雑化せずに簡単に通気路の画成が行える。
前記吐出弁43を、吐出弁板42の周囲を複数の弾性板41で支持して常時吐出弁板42で吐出弁孔28を圧接閉塞している構成とした場合には、収納室R内の混合材25が漏出するのを確実に防止でき、例え容器が倒れることがあっても漏出を免れることができる。
前記吐出弁43と外気導入弁62を形成する弁部材を一体に形成した共用弁部材c5構成した場合には、部材数が減少してコスト減となるとともに、組み付け操作もより容易となる利点がある。
以下、本発明の実施例の形態を図面を参照して説明する。
図1乃至図4は混合用容器の一例を示し、図中1は混合用容器を示す。混合用容器1は、容器体Aと、中栓Bと、ノズルキャップCと、スペーサーDと、オーバーキャップEとを備えている。
容器体Aは圧搾可能な胴部2より縮径した口頸部3を起立した形状をなし、また、保形性を備えた外層oに剥離可能な可撓性の内層iを積層した積層構造を備えている。また、口頸部3外周上端部には係止突条4を周設し、その下方の口頸部3外周上部には周方向多数の縦突条5を縦設し、更に、縦突条5下方の口頸部3に一対の外気導入孔6を備えている。この外気導入孔6は外層oにのみ形成されており、外気が外層oと内層iとの間に導入される如く構成している。容器体A内には液7が収納されている。
中栓Bは口頸部3外周に嵌合筒部10を嵌着させて容器体Aに装着している。嵌合筒部10の内周上端部には前記係止突条4に乗り越え係合する係合突条11を周設し、係合突条11下方には口頸部3外周の前記縦突条5と係合して中栓Bの回動を防止する縦突条19を周方向多数縦設している。また、嵌合筒部10の下部所定位置には外気導入孔6と連通する外気導入用の透孔12を穿設しており、その上方の外面には螺条13を周設しており、下端より外方へ環状突部14を突設している。また、嵌合筒部10の上端縁よりフランジ15を介して口頸部内周上部に密嵌するシール筒16を垂設し、シール筒16の下端縁に底板17を延設して口頸部3開口を閉塞している。底板17の周縁部には環状の薄肉線18を設けている。
ノズルキャップCは、本体c1と、吐出弁部材c2と、ノズル部材c3と、外気導入弁部材c4とで構成している。本体c1は、周壁20内周に周設した螺条21を嵌合筒部10の螺条13に螺合させて、螺動下降が可能な位置に螺着している。螺条21の下部の周壁20内周下端部は、螺動下降させた際に嵌合筒部10の外周下端部に気密に嵌合する如く構成している。また、周壁20上端縁より延設した頂壁22の中央部からは連絡筒23を垂設し、その下端部をシール筒16内周に摺動下降可能に嵌合させている。連絡筒23の下端縁は切断刃24として鋭利に形成しており、薄肉線18の切断をより容易に構成している。また、連絡筒23内を粉末状の混合材25を収納した収納室Rとして構成している。また、頂壁22の中央所定位置より第1係止筒26を、その外方所定位置より第2係止筒27をそれぞれ立設している。更に、連絡筒23内の頂壁22には吐出弁孔28を、第1係止筒26と第2係止筒27との間の頂壁22には外気導入弁孔29をそれぞれ穿設している。
吐出弁部材c2は、断面L字状をなす環状の装着基部40を第1係止筒26内周に嵌合させて装着しており、装着基部40の下端内周縁より周方向複数延設した弾性板41を介して吐出弁板42を中央部に支持しており、吐出弁板42と、連絡筒23内の頂壁20中央部に穿設した吐出弁孔28とで吐出弁43を形成している。
ノズル部材c3は、第2係止筒27の外周に嵌着させた周壁部50の上端縁より内方へ頂壁部51を延設し、頂壁部51の内周縁より装着基部40の内周に液密にシール筒部52を嵌合させ、、頂壁部51の内周縁より上方にノズル53を立設してその上端に吐出口54を開口している。頂壁部51の裏面には周方向複数のリブ55を垂設して第2係止筒27と周壁部50の間からリブ55間を通り、各第1係止筒26及び第2係止筒27間の空間と外部が連通する如く構成している。
外気導入弁部材c4は、連絡筒23外周上端部に嵌着した環状の嵌合部60の上端縁より環状の外気導入弁板61を延設して構成している。そして、頂壁20に穿設した外気導入弁孔29を外気導入弁板61で開閉可能に閉塞して外気導入弁62を形成している。
スペーサーDは、ノズルキャップCの周壁20下面と、中栓Bの環状突部14との間に介在させて周壁20の螺動下降を防止する。また、一部にクランク状の切溝70を設けて、その部分からの取り外しが容易に構成している。切溝70には易切断性の連結片71を二箇所設けている。
オーバーキャップEは、ノズルキャップCの周壁20外周に螺着した周壁80の上端縁より頂壁81を延設した下端開口の筒状をなし、頂壁81裏面中央部より吐出口54を閉塞する棒栓82を垂設している。
上記の如く構成した混合用容器1を使用する場合について説明する。まず、連結片71を切断しつつスペーサーDを取り外した後、オーバーキャップEごとノズルキャップCを回動させてノズルキャップ周壁20を螺動下降させると、連絡筒23の切断刃24が薄肉線18を破断しつつ下降し底板17を破断し、収納室R内の混合材25が容器体A内に落下して容器体A内の液と混合する。この際、ノズルキャップ周壁20が下降して、中栓Bの嵌合筒部10外周下端部にその下端部を気密に嵌合させ、そのノズルキャップ周壁20内方に密閉した空間を形成する。次いで、オーバーキャップEを外し胴部2を圧搾すると吐出弁板42を各弾性板41の弾発力に抗して押し上げ、混合液を吐出口54より吐出する。胴部2の押圧を解除すれば胴部2が弾性復元力により元の状態に戻ろうとし、容器体A内が負圧化して吐出弁43が閉じるが、この際、外気が負圧により外気導入弁62を開いて外気導入孔6より外層oと内層iとの間に導入され、内層iが外層oより剥離してその内容積を液の吐出分だけ減少し、内層i内には液のみが残存する。外気の導入経路は、ノズル部材c3の周壁部50と第2係止筒27との隙間から頂壁部51下面のリブ55間を通り、外気導入弁62から中栓Bの嵌合筒部10とノズルキャップ周壁20との内側を通り、外気導入孔6より内層i及び外層o間に導入される。
図5は他の例を示し、図1の例に於いて、オーバーキャップEを無くし、ノズルキャップCの周壁20から開閉可能に蓋体30設けた例である。蓋体30は後部をヒンジ31介してノズルキャップ周壁20後部上端に回動可能に連結している。
図6及び図7は更に他の例を示し、図1の例に於いて、中栓Bが、フランジ15の内周縁より上下にシール筒16を延設しており、口頸部3内周に密嵌した部分の下端部を縮径部16a に形成して、その下端縁より同様の底板17を延設している。また、筒部材Fを設けて収納室Rを形成している。筒部材Fは、周壁90上端縁より頂壁91を延設した下端開口の有頂筒状をなし、シール筒の縮径部16a 内周に周壁90下部外周を密嵌させてその内部に収納室Rを画成している。また、密嵌部分上方の周壁90に周方向複数の流通用凹部92を凹設している。また、連絡筒23は内周下端部に下向き段部32を周設し、螺動下降に伴う筒部材Fの押し下げが可能に構成している。
更に、本例では吐出弁部材と外気導入弁部材とを一体に形成した共用弁部材c5を設けている。共用弁部材c5は、図1の吐出弁部材c2に、その装着基部40外周上部より、フランジ状で外周縁部を上方に湾曲させて頂壁部51裏面に圧接した外気導入弁板61を延設しており、ノズル部材c3の頂壁部51に外気導入弁孔29を穿設し、その下方の頂壁20に連通孔33を穿設している。その他の構成は基本的に図1の例と同様である。
この場合の混合用容器1を使用する場合には、ノズルキャップ周壁20を螺動下降させると、連絡筒23の下向き段部32が筒部材Fを押し下げ、筒部材Fの切断刃24が薄肉線18を破断しつつ下降し底板17を破断し、収納室R内の混合材25が容器体A内に落下して容器体A内の液と混合する。この際、筒部材Fは所定位置まで下降して停止し、容器体A内から流通用凹部92を介して連絡筒23内と連通する。その他の作用は基本的に図1の例と同様であるため省略する。
図8は更に他の例を示す。本例では、図6の例に於いて、中栓Bの嵌合筒部10を容器体口頸部3の外周上端部までの短いものに構成し、ノズルキャップ周壁20を同様形態で容器体口頸部3外周に螺動下降可能に螺着した例を示す。その他は図6の例と同様であるので説明を省略する。
本発明混合用容器の半断面図である。(実施例1) 本発明混合用容器の組み立て前の半断面図である。(実施例1) 本発明に使用する吐出弁体の平面図である。(実施例1) 本発明混合用容器の使用を説明する説明図である。(実施例1) 本発明混合用容器の半断面図である。(実施例2) 本発明混合用容器の半断面図である。(実施例3) 本発明混合用容器の使用を説明する説明図である。(実施例3) 本発明混合用容器の半断面図である。(実施例4)
符号の説明
1…混合用容器
A…容器体
2…胴部,3…口頸部,4…係止突条,5…縦突条,6…外気導入孔,7…液,
o…外層,i…内層,
B…中栓
10…嵌合筒部,11…係合突条,12…透孔,13…螺条,14…環状突部,
15…フランジ,16…シール筒,16a …縮径部,17…底板,18…薄肉線,19…縦突条 C…ノズルキャップ
c1…本体
20…周壁,21…螺条,22…頂壁,23…連絡筒,24…切断刃,25…混合材,
26…第1係止筒,27…第2係止筒,28…吐出弁孔,29…外気導入弁孔,
30…蓋体,31…ヒンジ,32…下向き段部,33…連通孔,R…収納室
c2…吐出弁部材
40…装着基部,41…弾性板,42…吐出弁板,43…吐出弁
c3…ノズル部材
50…周壁部,51…頂壁部,52…シール筒部,53…ノズル,54…吐出口,55…リブ c4…外気導入弁部材
60…嵌合部,61…外気導入弁板,62…外気導入弁
c5…共用弁部材
D…スペーサー
70…切溝,71…連結片
E…オーバーキャップ
80…周壁,81…頂壁,82…棒線
F…筒部材
90…周壁,91…頂壁,92…流通用凹部

Claims (5)

  1. 圧搾可能な胴部より口頸部を起立した形状で、保形性を備えた外層に剥離可能な可撓性の内層を積層した積層構造を備え、外層の口頸部部分に外気導入孔を穿設してなる容器体と、口頸部内周に液密に嵌着したシール筒16の下端縁より底板17を延設するとともに、底板17周縁部に環状の薄肉線18を設けた中栓と、容器体に対する螺動下降が可能に装着するとともに、シール筒16内周に摺動下降可能に嵌合させた連絡筒23を有し、且つ、連絡筒23内を混合材25の収納室としたノズルキャップと、ノズルキャップの螺動下降を防止して取り外し可能に設けたスペーサーとを備え、ノズルキャップの螺動下降時に底板17が押圧破断されて収納室内の混合材25が容器体内に落下するとともに、容器体内とノズルキャップ上端の吐出口54とが吐出弁43を介して連通し、且つ、外気導入孔と外部とを外気導入弁62を介して連通する通気路が画成される如く構成したことを特徴とする混合用容器。
  2. 前記収納室に代えて、上部が口頸部上方に突設したシール筒16内周下端部に外周下端部を密嵌させた下端開口の有頂筒状をなす筒部材内に収納室を画成し、連絡筒23により筒部材を押し下げ可能に構成し、筒部材の上部外周に容器体内と連絡筒23内とを連通する流通用凹部92を設けてなる請求項1記載の混合用容器。
  3. 前記通気路は、ノズルキャップの螺動下降の際にノズルキャップ周壁20下端部内周が中栓(B)外周部分に気密に嵌合することで画成される如く構成してなる請求項1又は請求項2のいずれかに記載の混合用容器。
  4. 前記吐出弁43を、吐出弁板42の周囲を複数の弾性板41で支持して常時吐出弁板42で吐出弁孔28を圧接閉塞している構成とした請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の混合用容器。
  5. 前記吐出弁43と外気導入弁62を形成する弁部材を一体に形成した共用弁部材c5 で構成してなる請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の混合容器。
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