JP4798484B2 - ギャップワインディングモータ - Google Patents

ギャップワインディングモータ Download PDF

Info

Publication number
JP4798484B2
JP4798484B2 JP2005317875A JP2005317875A JP4798484B2 JP 4798484 B2 JP4798484 B2 JP 4798484B2 JP 2005317875 A JP2005317875 A JP 2005317875A JP 2005317875 A JP2005317875 A JP 2005317875A JP 4798484 B2 JP4798484 B2 JP 4798484B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
stator
gap
shield
position detector
coil
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2005317875A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007129785A (ja
Inventor
孝浩 深川
宮本  剛
健二 船越
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yaskawa Electric Corp
Original Assignee
Yaskawa Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yaskawa Electric Corp filed Critical Yaskawa Electric Corp
Priority to JP2005317875A priority Critical patent/JP4798484B2/ja
Publication of JP2007129785A publication Critical patent/JP2007129785A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4798484B2 publication Critical patent/JP4798484B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Brushless Motors (AREA)

Description

本発明は、FA、OA分野に使用される平滑電機子巻線形ブラシレスモータ、いわゆるギャップワインディングモータに関する。
従来のギャップワィンディングモータは、位置検出器の設置場所として、モータ電磁部より十分に離した位置に設置していた。例えば、モータ電磁部とは切り離し、反負荷側ブラケットの電磁部と反対側部分に設置していた。
図4は、従来のギャップワィンディングモータの構造を示す側断面図である。図において、4はコイル結線部、5はフレーム、6は位置検出器基板、7は永久磁石、8は回転子ヨーク、10は固定子積層コア、11はコイル、12は負荷側ブラケット、13は反負荷側ブラケット、14は位置検出器カバーである。固定子積層コア10は、複数の集中巻きコイルであるコイル11を固定子積層コア10内径面に等間隔に配置し、コイル結線部4を含んで樹脂にてモールドされて固定子を形成している。また、固定子は、フレーム5内に挿入し固定されており、フレームの端面に負荷側ブラケット12と反負荷側ブラケット13が固定されている。フレーム5は、鉄等の導電物質で形成されており、外部配線を通じて接地されている。負荷側ブラケット12と反負荷側ブラケット13とフレーム5は導通しており、コイル結線部4より発生するスイッチングノイズを外部へ漏らさないシールドの働きをしている。位置検出器基板6は、永久磁石7や固定子積層コア10、コイル11、コイル結線部4等で構成されるモータ電磁部である固定子と、反負荷側ブラケット13を隔てて配置しており、コイル結線部4より発生するスイッチングノイズの影響を受けないようにしていた。
また、従来のモータステータ構造であり、コイルとコイル結線基板の配線パターンとの間における電磁気ノイズの影響を抑制し、高精度のモータを構成しているものがある。(例えば、特許文献1参照)。これは、従来のステータコアにプリント基板を取りつけて巻き線を巻回するステータでは、プリント基板に巻き線が非常に接近にして巻かれているため、プリント基板に設けられた配線パターン層と巻き線に流れる電流によって発生した電磁気ノイズは、電磁相互作用によって互いに流れる電流に悪影響を与えることになっていたため、モータのステータコアの軸方向端面に多層プリント基板を配設し、巻き線をステータコア及び多層プリント基板を包み込んでトロイダル状に整列巻回し、多層プリント基板は、巻き線間を結線する配線パターン層と、該配線パターン層と巻き線との間を電磁気遮蔽するシールド層12とを備えるものである。
特開2000−333395号公報(第4−6頁、図1,3)
従来のギャップワインディングモータは、固定子内部の空間へのノイズ対策がされていないため、固定子内部の空間に位置検出器を配置することができず、固定子内部の空間を有効に活用することができないという問題があった。このため、モータを小型化する事が難しく、部品点数が増加し、コストアップとなるという問題点もあった。
また、特許文献1の従来のモータステータ構造においても、コイルとコイル結線基板の配線パターンとの間における電磁気ノイズの影響を抑制しているに過ぎず、固定子内部の空間へのノイズ対策がされていないため、従来のギャップワインディングモータ同様の問題点があった。
本発明はこのような問題点に鑑みてなされたものであり、モータを小型化するとともに安価であり、位置検出器への固定子コイル結線部の発生するノイズの影響を抑制するギャップワインディングモータを提供することを目的とする。
上記問題を解決するため、本発明は、次のように構成したものである。
筒状部を有するカップ形状の回転子ヨークの外周面上に複数の永久磁石が取り付けられるとともに、前記筒状部の反負荷側の軸方向端面が、前記永久磁石の反負荷側の軸方向端面よりも反負荷側に突出している回転子と、
固定子コアの内周面に回転磁界形成用の複数の空芯形状固定子コイルが装着され、前記固定子コイルとそのコイル結線部と前記固定子コアが樹脂モールドされ、前記回転子ヨークの筒状部の軸方向端面に対して前記コイル結線部表面の樹脂が軸方向に細隙を介して対向し、かつ前記固定子コイルが前記永久磁石と空隙を介して対向するように配置され、さらに、前記回転子ヨークの筒状部の内径にある空隙部に配置された位置検出器を有する固定子とを備え、
前記固定子が、前記位置検出器と前記樹脂モールド間を電磁気遮蔽するシールドを有するものである。
また、請求項2に記載の発明は、請求項1記載における前記シールドが、導電塗料であり、前記樹脂モールド表面に吹き付けて形成されるものである。
また、請求項3に記載の発明は、請求項1または2記載における前記シールドが、モータフレームを介して接地されるものである。
請求項1に記載の発明によると、モータを軸方向に小型化することができる。また、部品点数を減らすことができるため、モータ構造の簡単化や軽量化、製造での作業時間の短縮や容易化、低コスト化を図ることができる。また、システムへのモータ設置での省スペース化にも貢献することができる。また、位置検出器の耐ノイズ性の向上を図ることができる。
また、請求項2または3に記載の発明によると、容易にノイズ対策を実施することができ、位置検出器が安定動作し信頼性を確保することができる。また、位置検出器精度への影響も抑制でき、位置検出器の性能を十分に発揮させることができる。
以下、本発明の実施の形態について図を参照して説明する。
図1は、本発明の実施例を示すギャップワイディングモータの構造を示す側断面図である。1は固定子、2は回転子、3はシールド、5はフレーム、6は位置検出器基板、7は永久磁石である。また、図2は、図1のコイル結線部4を中心とした拡大断面図である。4はコイル結線部、8は回転子ヨーク、9はモールド樹脂、10は固定子積層コア、11はコイルである。図において、固定子1と固定子内径側に軸受けを介して、回転自在に保持された回転子2で構成されており、回転子2は、円筒状の永久磁石7配置面を持ったヨーク8とヨーク8の表面にコイル11と磁気空隙部を介して、対向する様に等間隔に配置された永久磁石7とで構成されている。固定子1のコイル結線部4の内径側空間部に隣接して、位置検出器基板6が配置されている。
固定子1は、円筒形状の固定子積層コア10の内周面に複数個の集中巻コイルであるコイル11を等間隔に配置し、回転磁界を形成する様にコイル間を結線したコイル結線部4をモールド樹脂9にて一体化して構成されている。位置検出器基板6は、固定子1におけるコイル結線部4のモールド樹脂9と隣接して配置されており、モールド樹脂9上の位置検出器基板6が配置されている側に、導電塗料によってシールド3が形成されている。また、導電塗料は、フレーム5と導通する様に塗布されており、モータケーブルを通して接地されている。
図3は、本発明の実施例を示すギャップワインディングモータ固定子の単体斜視図である。斜線で示された範囲に導電塗料によるシールド3を形成している。この範囲は、位置検出器基板6が配置されている範囲であり、この範囲より広範囲に導電塗料によるシールド3を形成する必要はない。このように、固定子1のコイル結線部4より放射されたスイッチングノイズは、フレーム5を介して接地された導電塗料によるシールド3によって遮断され、位置検出器基板6への影響が抑制されることになる。
なお、導電塗料の塗布の厚みは、塗料自体の導電特性や放射されたスイッチングノイズのレベルにもよるが、0.05〜0.1mm程度の厚みが望ましく、塗布範囲を途切れなく覆うものである。また、塗布にあたっては、固定子のケーブル位置を目印とした治具により、塗布範囲外のマスクや吹き付ける塗料の量管理を行なう。
なお、実施例において、導電塗料を塗布することに依るシールドを形成することを示したが、同様のシールド効果をもたらす導電テープ等を貼付しても良い。
本発明の実施例を示すギャップワイディングモータの構造を示す側断面図である。 図1のコイル結線部4を中心とした拡大側断面図である。 本発明の実施例を示すギャップワインディングモータ固定子の単体斜視図である。 従来のギャップワィンディングモータの構造を示す側断面図である。
符号の説明
1 固定子
2 回転子
3 シールド形成範囲
4 コイル結線部
5 フレーム
6 位置検出器基板
7 永久磁石
8 回転子ヨーク
9 モールド樹脂
10 固定子積層コア
11 コイル
12 負荷側ブラケット
13 反負荷側ブラケット
14 検出器カバー

Claims (3)

  1. 筒状部を有するカップ形状の回転子ヨークの外周面上に複数の永久磁石が取り付けられるとともに、前記筒状部の反負荷側の軸方向端面が、前記永久磁石の反負荷側の軸方向端面よりも反負荷側に突出している回転子と、
    固定子コアの内周面に回転磁界形成用の複数の空芯形状固定子コイルが装着され、前記固定子コイルとそのコイル結線部と前記固定子コアが樹脂モールドされ、前記回転子ヨークの筒状部の軸方向端面に対して前記コイル結線部表面の樹脂が軸方向に細隙を介して対向し、かつ前記固定子コイルが前記永久磁石と空隙を介して対向するように配置され、さらに、前記回転子ヨークの筒状部の内径にある空隙部に配置された位置検出器を有する固定子とを備え、
    前記固定子が、前記位置検出器と前記樹脂モールド間を電磁気遮蔽するシールドを有することを特徴とするギャップワインディングモータ。
  2. 前記シールドが、導電塗料であり、前記樹脂モールド表面に吹き付けて形成されるものであることを特徴とする請求項1記載のギャップワインディングモータ。
  3. 前記シールドが、モータフレームを介して接地されることを特徴とする請求項1または2記載のギャップワインディングモータ。
JP2005317875A 2005-11-01 2005-11-01 ギャップワインディングモータ Expired - Fee Related JP4798484B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005317875A JP4798484B2 (ja) 2005-11-01 2005-11-01 ギャップワインディングモータ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005317875A JP4798484B2 (ja) 2005-11-01 2005-11-01 ギャップワインディングモータ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007129785A JP2007129785A (ja) 2007-05-24
JP4798484B2 true JP4798484B2 (ja) 2011-10-19

Family

ID=38151990

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005317875A Expired - Fee Related JP4798484B2 (ja) 2005-11-01 2005-11-01 ギャップワインディングモータ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4798484B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008087808A1 (ja) 2007-01-18 2008-07-24 Kabushiki Kaisha Yaskawa Denki ギャップワインディング形モータ

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6284363U (ja) * 1985-11-13 1987-05-29
JPH08251895A (ja) * 1995-03-03 1996-09-27 Sayama Precision Ind Co ブラシレスモータ
JPH1094231A (ja) * 1996-09-13 1998-04-10 Hitachi Ltd 永久磁石型ブラシレス電動機とそれを用いたエアコン装置
JP2000139065A (ja) * 1998-11-04 2000-05-16 Seiko Seiki Co Ltd ディスク記録及び/又は再生装置
JP2002191146A (ja) * 2000-12-20 2002-07-05 Yaskawa Electric Corp ギャップワインディングモータ

Also Published As

Publication number Publication date
JP2007129785A (ja) 2007-05-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5002671B2 (ja) 回転電機
WO2018037449A1 (ja) コンシクエントポール型の回転子、電動機および空気調和機
CN109104007A (zh) 无刷电机及其定子
JP4924158B2 (ja) 固定子およびそのギャップワインディングモータ
JP2006025537A (ja) ブラシレスモータ
JP4709048B2 (ja) 回転電機
JP6771848B2 (ja) 電動駆動装置
JP4798484B2 (ja) ギャップワインディングモータ
WO2015052962A1 (ja) 回転電機
KR101735928B1 (ko) 회전자 오버행 구조를 가지는 고속구동용 영구자석 전동기 및 이에 사용되는 차폐부
US20190140500A1 (en) Permanent magnet motor
JP6393692B2 (ja) モータ
JP6988357B2 (ja) 回転電機および回転電機の製造方法
JP2010051158A (ja) ギャップワインディングモータ
JPH08251895A (ja) ブラシレスモータ
JP2002209357A (ja) ギャップワインディングモータ
CN109728702B (zh) 车用电机
US11108288B2 (en) Rotor and motor
US11201513B2 (en) Rotor and motor
JP5531773B2 (ja) 回転電機
JP2023077855A (ja) モータ
JPS6225858A (ja) 面対向型ブラシレスモ−タ
JP2005080344A (ja) 永久磁石式回転子
KR20000016432U (ko) 무정류자 전동기의 노이즈 방지구조
JPH10146034A (ja) インナーロータ型ブラシレスdcモータ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20081010

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110427

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110513

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110607

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110708

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110721

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140812

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent (=grant) or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees