JP4796209B1 - 表示装置、制御装置、テレビジョン受像機、表示装置の制御方法、プログラム及び記録媒体 - Google Patents

表示装置、制御装置、テレビジョン受像機、表示装置の制御方法、プログラム及び記録媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】表示装置を利用しているユーザに合った設定に容易に切り換えることができる表示装置を提供する。
【解決手段】映像を表示する表示部25を備え、操作端末によって操作される表示装置10であって、自装置の動作を実行する実行部12と、操作端末から送信された、該操作端末を使用しているユーザを識別するための識別情報を含む信号を受信するリモコン受光部20とを備え、実行部12は、識別情報と、実行部12が動作を実行する際の設定情報との対応情報を複数記録する記録部22が記録する複数の対応情報の中から、リモコン受光部20が受信した識別情報に対応する設定情報を取得し、取得した設定情報で動作を実行する。
【選択図】図1

Description

本発明は、映像を表示する表示部を備える、制御装置、テレビジョン受像機、表示装置の制御方法、プログラム及び記録媒体に関し、具体的には、ユーザ毎に設定を切り換える表示装置等に関する。
従来、表示装置では、例えば画質の調整等の各種設定をユーザの操作又は使用環境に応じて変更する技術がある。
例えば、特許文献1には、画質パラメータの異なる複数のサンプル画像を提示して、ユーザに所望のサンプル画像を選択させることで、画質パラメータを決定する画像表示装置が記載されている。
特許文献2には、画質が異なるサンプル動画像をユーザに選択させて画質を決定するテレビジョン受像機が記載されている。
特許文献3には、現在テレビ放送されている番組に対するトピック及びテーマ情報のような特性を判定し、オーディオ及びビデオ設定値のようなデータを、記録ユニットに格納されている予め定義された最適受像機特性の表に適合させるシステムが記載されている。
また、ユーザの顔を撮像した画像を用いてユーザを認識する技術が、年齢制限が必要な装置やユーザの利便性を向上させることを目的とした装置などにおいて利用されている。
特許文献4に記載の顔画像認証装置では、予め格納されている年齢層ごとの特徴量と、撮像画像から抽出した特徴量とを比較し、認識対象者の中に所定年齢以上の者が含まれているかどうかを判定している。そして、含まれている場合に所定の操作(例えば、自動販売機における購買操作)を許可している。
特許文献5に記載の情報端末装置では、ユーザの顔画像からユーザの年齢を推定し、推定した年齢に応じた操作画面を表示している。
特許文献6に記載の記録再生装置では、ユーザの顔を撮像し、その撮像画像から、予め登録されているユーザを認識する。そして、認識したユーザの嗜好情報に基づいて、記録済みの番組に関する情報または放映中の番組に関する情報を表示装置に表示する。この構成により、予め登録されているユーザに応じた番組の情報を自動的に表示することができ、ユーザがリモコン等を操作する手間を省くことができる。
また、特許文献7には、表示装置本体側に赤外線角度センサを設け、表示部を異なる角度からリモコン操作する場合にリモコン本体に視聴角度を登録し角度登録信号を出力する表示システムが記載されている。
また、非特許文献1には、室内の明るさや照明の色に応じて、最適な画質を表示するように、画質を自動で調整するテレビが記載されている。
非特許文献2には、ユーザの見た目の年齢を推定する方法が記載されている。
特開2007−147828号公報(2007年6月14日公開) 特開2001−119644号公報(2001年4月27日公開) 特表2001−515675号公報(2001年9月18日公表) 特開2001−256496号公報(2001年9月21日公開) 特開2006−119920号公報(2006年5月11日公開) 特開2006−100881号公報(2006年4月13日公開) 特開2008−180860号公報(2008年8月7日公開)
"おまかせドンピシャ高画質"[online]、東芝、(2010年1月18日検索)、インターネット<http://www.toshiba.co.jp/regza/detail/omakase/about.html> "2008年度 研究トピックス 顔のかたちと印象"[online]、東京大学大学院総合文化研究科広域科学専攻、(2010年3月18日検索)、インターネット<html://kouiki.c.u-tokyo.ac.jp/topics/2008/2008_g/2008_g.html>
ところで、例えばテレビ等、1台の表示装置を利用するユーザは、父、母、子供など複数いる場合がある。このため、テレビ側で各種設定を自由に変更可能であったとしても、その設定が複数のユーザそれぞれの要求に応じた設定であるとは限らない。
また、各ユーザが表示装置を使用する度に、自分の好みを設定する操作は、ユーザにとって煩わしい。
また、特許文献4〜6の発明では、登録されているユーザが入力操作を行う手間を省くことは考慮されていない。
また、特許文献7の技術では複数ユーザが事前にリモコンで角度設定をしなければならない煩わしさがある。また、装置本体部の前面部に赤外線を利用する角度検出センサを設けているが、蛍光管をバックライトに用いたテレビ等では電源起動時等に蛍光管側から放出される赤外線等の干渉により赤外線の入射角を精度よく判定できないという課題がある。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたものであり、その目的は、表示装置を利用しているユーザに合った設定に容易に切り換えることができる表示装置を提供すること、また、ユーザが好みの処理を表示装置に実行させる手間を省くことができる表示装置及び表示装置の制御装置を提供することにある。
本発明に係る表示装置は、上記の課題を解決するために、映像を表示する表示部を備え、操作端末によって操作される表示装置であって、自装置の動作を実行する実行手段と、上記操作端末から送信された、該操作端末を使用しているユーザを識別するための識別情報を含む信号を受信する受信部とを備え、上記実行手段は、上記識別情報と、上記実行手段が上記動作を実行する際の設定情報との対応情報を複数記録する記録部が記録する複数の対応情報の中から、上記受信部が受信した識別情報に対応する上記設定情報を取得し、取得した上記設定情報で上記動作を実行することを特徴としている。
また、本発明に係る表示装置の制御方法は、上記の課題を解決するために、映像を表示する表示部を備え、操作端末によって操作される表示装置の制御方法であって、上記操作端末から送信された、該操作端末を使用しているユーザを識別するための識別情報を含む信号を受信する受信工程と、上記識別情報と、自装置の動作を実行する実行手段が該動作を実行する際の設定情報との対応情報が複数記録された記録部を参照して、受信した上記識別情報に対応する上記設定情報を取得し、取得した上記設定情報で上記動作を実行する実行工程とを含むことを特徴としている。
上記の構成及び方法によれば、表示装置では、操作端末を使用しているユーザを識別するための識別情報を受信すると、記録部の対応情報から、受信した識別情報に対応する設定情報を取得し、取得した設定情報で動作を実行する。
操作端末を使用して表示装置を操作しているユーザは、表示装置を利用しているユーザであると考えられる。よって、本発明によると、表示装置を利用しているユーザに合った設定に容易に切り換えて動作を実行することができる。
また、本発明に係る表示装置では、上記実行手段は、上記映像の画質を調整し、調整された映像を上記表示部に表示する画質調整手段を含み、上記設定情報は、上記画質調整手段が上記画質を調整するための設定値であり、上記画質調整手段は、上記受信部が受信した識別情報に対応する上記設定値を取得し、取得した上記設定値で上記画質を調整することが好ましい。
上記の構成によれば、画質調整手段は、画質を調整するための設定値で映像の画質を調整し、調整された映像を表示部に表示する。また、画質を調整するための設定値は、識別情報と対応づけて記録されており、画質調整手段は受信部が受信した識別情報に対応する設定値で画質を調整する。よって、表示装置に対して操作指示を送っているユーザに合った画質に調整した映像を表示することができる。
また、本発明に係る表示装置では、音声を出力する音声出力部を備え、上記実行手段は、上記音声の音質を調整し、調整された音声を上記音声出力部に出力する音質調整手段を含み、上記設定情報は、上記音質調整手段が上記音質を調整するための設定値であり、上記音質調整手段は、上記受信部が受信した識別情報に対応する上記設定値を取得し、取得した上記設定値で上記音質を調整することが好ましい。
上記の構成によれば、音質調整手段は、音質を調整するための設定値で、音声の音質を調整し、調整された音声を音声出力部に出力する。また、音質を調整するための設定値は、識別情報と対応づけて記録されており、音質調整手段は受信部が受信した識別情報に対応する設定値で音質を調整する。よって、表示装置に対して操作指示を送っているユーザに合った音質に調整した音声を出力することができる。
また、本発明に係る表示装置では、上記受信部を介してのユーザからの指示により、上記設定値を決定し、決定した上記設定値を上記識別情報と対応づけて上記記録部の上記対応情報に登録する登録手段を備えていることが好ましい。
上記の構成によれば、表示装置の外部から設定値を取得する必要がないので、ユーザの利便性が向上する。
また、本発明に係る表示装置では、上記記録部は、上記識別情報と優先度とを対応付けて記録しており、上記受信部が所定時間内に複数の異なる上記識別情報を受信した場合、上記実行手段は、複数の上記識別情報のうち、上記優先度の高い識別情報に対応する上記設定情報で上記動作を実行することが好ましい。
上記の構成によれば、例えば、所定時間内に複数のユーザが表示装置に対して操作指示を送っていたとしても、実行手段は、識別情報に対応づけられた優先度に基づき、速やかに設定情報を選択し、選択した設定情報で動作を実行することができる。
また、本発明に係る表示装置では、上記受信部が所定時間内に複数の異なる上記識別情報を受信した場合、上記実行手段は、複数の上記識別情報に対応する複数の上記設定情報を取得し、取得した複数の設定情報のうち、最も多い設定情報で上記動作を実行することが好ましい。
上記の構成によれば、例えば、所定時間内に複数のユーザが表示装置に対して操作指示を送っていたとしても、実行手段は、ユーザに人気のある設定で動作を実行することができる。
また、本発明に係る表示装置では、上記受信部が所定時間内に複数の異なる上記識別情報を受信した場合、上記実行手段は、複数の上記識別情報に対応する複数の上記設定値を取得し、取得した複数の設定値の平均値で上記動作を実行することが好ましい。
上記の構成によれば、例えば、所定時間内に複数のユーザが表示装置に対して操作指示を送っていたとしても、ユーザに合った複数の設定値が反映された動作となる。
また、本発明に係る表示装置では、上記受信部が第1の所定時間内に複数の異なる上記識別情報を受信した場合、上記実行手段は、第2の所定時間内に上記識別情報をそれぞれ受信した比率と、受信した識別情報に対応する上記設定情報とに基づき、上記動作を実行すべき設定情報を決定し、決定した設定情報で上記動作を実行することが好ましい。
上記の構成によれば、例えば、第1の所定時間内に複数のユーザが表示装置に対して操作指示を送っていたとしても、第2の所定時間内に識別情報を送信しているユーザの比率に応じて動作を実行することができる。ここで、第1の所定時間と第2の所定時間とは、同一期間の同一幅の時間であってもよいし、それぞれ異なる期間の異なる幅の時間であってもよい。
また、本発明に係る表示装置では、番組の放送波を受信する放送波受信部と、上記放送波受信部が受信する番組に関する番組情報を取得する取得手段とを備え、上記実行手段は、上記取得手段が取得した番組情報に基づき番組表を作成し、作成した番組表を上記表示部に表示する番組表作成手段を含み、上記設定情報は、上記ユーザが過去に視聴した番組の視聴履歴情報であり、上記番組表作成手段は、上記受信部が受信した識別情報に対応する上記視聴履歴情報を取得し、上記取得手段が取得した番組情報の中から上記視聴履歴情報に基づき上記ユーザの視聴頻度の高い番組を選択し、選択した番組を強調表示するような番組表を作成することが好ましい。
この場合、番組表には、操作指示を送っているユーザの視聴頻度の高い番組が強調表示されるので、ユーザは上記番組の選局を容易に行なうことができる。
さらに、上記受信部が所定時間内に複数の異なる上記識別情報を受信した場合、上記番組表作成手段は、複数の上記識別情報に対応する複数の上記視聴履歴情報を取得し、取得した複数の視聴履歴情報に基づき番組表を作成することが好ましい。
これにより、所定時間内に複数のユーザが表示装置に対して操作指示を送っていたとしても、各ユーザの視聴頻度の高い番組を強調表示することにより、ユーザの嗜好を反映させることができる。
また、本発明に係る表示装置では、番組の放送波を受信する放送波受信部を備え、上記実行手段は、上記放送波受信部が受信した番組を録画する録画部に録画した番組の一覧表を作成し、作成した一覧表を上記表示部に表示する録画表作成手段を含み、上記設定情報は、上記ユーザが録画指示した録画履歴情報であり、上記録画表作成手段は、上記受信部が受信した識別情報に対応する上記録画履歴情報を取得し、取得した録画履歴情報に対応する番組の一覧表を作成することが好ましい。
この場合、録画リストには、操作指示を送っているユーザが録画した番組が一覧表示されるため、該ユーザは容易に再生する番組を選択することができる。
さらに、上記受信部が所定時間内に複数の異なる上記識別情報を受信した場合、上記録画表作成手段は、複数の上記識別情報に対応する複数の上記録画履歴情報を取得し、取得した複数の上記録画履歴情報に基づき、複数の上記ユーザが録画指示した番組を組み合わせた上記一覧表を作成することが好ましい。
これにより、所定時間内に複数のユーザが表示装置に対して操作指示を送っていたとしても、操作指示を送っているユーザが録画した番組を組み合わせて表示することができるので、録画したすべての番組を表示させるよりも容易に目的の番組を見つけることができる。
本発明に係る制御装置は、上記の課題を解決するために、表示部を有する表示装置を制御する制御装置であって、予め記録されているユーザを認識するユーザ認識部と、上記ユーザ認識部が認識したユーザに対して予め対応付けられている少なくとも1つの処理であるユーザ特有処理の名称を上記表示部に表示させる表示制御部と、上記ユーザ特有処理のうちの少なくとも1つを実行する指示をユーザから受け付け、当該指示が示す処理を実行する処理実行部とを備えることを特徴としている。
本発明に係る制御方法は、上記の課題を解決するために、表示部を有する表示装置の制御方法であって、予め記録されているユーザを認識するユーザ認識工程と、上記ユーザ認識工程において認識したユーザに対して予め対応付けられている少なくとも1つの処理であるユーザ特有処理の名称を上記表示部に表示させる表示工程と、上記ユーザ特有処理のうちの少なくとも1つを実行する指示をユーザから受け付け、当該指示が示す処理を実行する処理実行工程とを含むことを特徴としている。
上記の構成によれば、ユーザ認識部が予め記録されているユーザを認識すると、認識されたユーザに予め対応付けられているユーザ特有処理の名称が表示部に表示される。ユーザは、表示された少なくとも1つのユーザ特有処理の名称を、表示部を見ることで確認でき、そのうちの少なくとも1つを選択できる。ユーザが選択したユーザ特有処理を特定する情報は、処理実行部によって受け付けられ、処理実行部は、ユーザが選択したユーザ特有処理を実行する。
それゆえ、予めユーザ特有処理を登録しておけば、ユーザが認識されたことを契機として、ユーザ特有処理が実行される。従って、ユーザは入力操作をすることなしに所望の処理を表示装置に実行させることができ、ユーザが入力操作を行う手間を省くことができる。
また、制御装置は、ユーザによって実行指示が可能な複数の処理の組み合わせを用いて上記ユーザ特有処理の内容を設定する処理設定部をさらに備えることが好ましい。
上記の構成によれば、ユーザ特有処理は、ユーザによって実行指示が可能な複数の処理の組み合わせである。処理設定部は、例えば、ユーザの指示に従って複数の処理を組み合わせることでユーザ特有処理の内容を設定する。
それゆえ、ユーザの好みに合わせてユーザ特有処理の内容を設定できる。
また、上記処理設定部は、ユーザが入力した実行指示の履歴から上記ユーザ特有処理の内容を設定することが好ましい。
上記の構成により、ユーザ特有処理の内容を設定するための入力操作をわざわざ行わなくても、通常の入力操作の履歴からユーザ特有処理の内容を設定できる。
それゆえ、ユーザがユーザ特有処理の内容を設定するための入力操作の手間を省くことができる。
また、本発明に係るテレビジョン受像機は、上記の本発明に係る表示装置を備えることを特徴としている。
なお、上記表示装置は、コンピュータによって実現してもよい。この場合、コンピュータを上記各手段として動作させるためのプログラム、及びそのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体も、本発明の範疇に入る。
本発明に係る表示装置は、以上のように、映像を表示する表示部を備え、操作端末によって操作される表示装置であって、自装置の動作を実行する実行手段と、上記操作端末から送信された、該操作端末を使用しているユーザを識別するための識別情報を含む信号を受信する受信部とを備え、上記実行手段は、上記識別情報と、上記実行手段が上記動作を実行する際の設定情報との対応情報を複数記録する記録部が記録する複数の対応情報の中から、上記受信部が受信した識別情報に対応する上記設定情報を取得し、取得した上記設定情報で上記動作を実行するため、表示装置を利用しているユーザに合った設定に容易に切り換えることができる。
また、本発明に係る制御装置は、上記の課題を解決するために、表示部を有する表示装置を制御する制御装置であって、予め記録されているユーザを認識するユーザ認識部と、上記ユーザ認識部が認識したユーザに対して予め対応付けられている少なくとも1つの処理であるユーザ特有処理の名称を上記表示部に表示させる表示制御部と、上記ユーザ特有処理のうちの少なくとも1つを実行する指示をユーザから受け付け、当該指示が示す処理を実行する処理実行部とを備えることを特徴としている。
また、本発明に係る制御方法は、上記の課題を解決するために、表示部を有する表示装置の制御方法であって、予め記録されているユーザを認識するユーザ認識工程と、上記ユーザ認識工程において認識したユーザに対して予め対応付けられている少なくとも1つの処理であるユーザ特有処理の名称を上記表示部に表示させる表示工程と、上記ユーザ特有処理のうちの少なくとも1つを実行する指示をユーザから受け付け、当該指示が示す処理を実行する処理実行工程とを含むことを特徴としている。
従って、本発明に係る制御装置は、予めユーザ特有処理を登録しておけば、ユーザが認識されたことを契機として、ユーザ特有処理が実行され、ユーザは入力操作をすることなしに所望の処理を表示装置に実行させることができ、ユーザが入力操作を行う手間を省くことができるという効果を奏する。
本発明の一実施形態に係る表示装置の要部構成を示すブロック図である。 図1に示す表示装置の全体構成を示すブロック図である。 図1に示す表示装置におけるお好み設定処理の流れを示すフローチャートである。 図1に示す表示装置を操作するためのリモコンの外観を示す図である。 複数のユーザが図1に示す表示装置を利用している場合のお好み設定の登録処理の流れを示すフローチャートである。 図1に示す表示装置において、お好み設定で録画リストを作成する処理を説明するための図である。 本発明の別の実施形態に係る表示装置の構成及び表示装置を操作する制御装置構成を示す図である。 上記制御装置におけるユーザ認識工程、表示工程及び処理実行工程の一連の流れを示すフローチャートである。 上記制御装置におけるユーザ特有処理の設定の第1の例の流れを示す図である。 上記制御装置におけるユーザ特有処理の設定の第1の例の流れをリモコンの構成例及び表示装置の表示画面例を用いて表したものであり、(a)及び(c)は、リモコンの構成を示す図であり、(b)、(d)から(g)は表示装置の設定画面である。 上記制御装置におけるユーザ特有処理の実行の第1の例の流れをリモコンの構成例及び表示装置の表示画面例を用いて表したものであり、(a)はリモコンの構成を示す図であり、(b)及び(c)は表示装置の実行画面である。 上記制御装置におけるユーザ特有処理の設定の第2の例の流れを示す図である。 上記制御装置におけるユーザ特有処理の設定の第2の例の流れを表示装置の表示画面例を用いて表したものであり、(a)から(f)は表示装置の設定画面である。 上記制御装置におけるユーザ特有処理の実行の第2の例の流れをリモコンの構成例及び表示装置の表示画面例を用いて表したものであり、(a)はリモコンの構成を示す図であり、(b)及び(c)は表示装置の実行画面である。 上記制御装置が制御する表示装置が表示している映像の画質が、現在の設定からユーザが設定している現在の優先ポジションの画質に自動的に切り替える処理を示したフローチャートである。 上記制御装置が制御する表示装置のAVポジションが「現在の設定」から「映画」に変更したことを示す図である。 上記制御装置におけるユーザ特有処理の設定の第3の例の流れを示す図である。 本発明に係る表示装置の別の実施形態の構成を示す図である。 本発明に係る表示装置の別の実施形態の構成を示す図である。 本発明に係る表示装置の別の実施形態の構成を示す図である。
<第1の実施形態>
本発明に係る表示装置の第1の実施形態について、図1〜6を参照して以下に説明する。なお、以下の説明では本発明を実施するために好ましい種々の限定が付与さえているが、本発明の技術的範囲は以下の実施の形態及び図面の記載に限定されるものではない。
〔表示装置10の構成〕
まず、第1の実施形態に係る表示装置10の構成について、図1を参照して以下に説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る表示装置10の要部構成を示すブロック図である。
図1に示すように、表示装置10は、実行部12(実行手段)、リモコン受光部20(受信部)、ユーザ特定部21、記録部22、指示部23、表示部25、スピーカ27(音声出力部)、登録部28(登録手段)及び算出部29を備えている。また、実行部12は、映像処理部24(画質調整手段)、音声処理部26(音質調整手段)及び表示用情報作成部30(番組表作成手段、録画表作成手段)を備えている。
表示装置10は、リモートコントローラ(リモコン)100(操作端末)からのリモコン信号を受信可能に構成されている。すなわち、表示装置10は、リモコン100を介してユーザからの操作指示を受け付ける。また、表示装置10は、アンテナ35を介して放送波を受信し、受信した放送波をデコードして番組及び番組情報を取得する。
実行部12は、指示部23からの指示に従い、表示装置10の各種動作を実行する。
リモコン受光部20は、リモコン100からの制御信号を受信する。この制御信号は、ユーザからの指示情報である場合もあるし、リモコン100を使用しているユーザを識別するための識別情報である場合もある。また、指示情報及び識別情報の両方を含む信号である場合もある。
識別情報とは、表示装置10を現在利用しているユーザを識別するための情報であり、表示装置10の動作を指定するリモコンコードとは異なり、表示装置10側で表示装置10を利用するユーザとの対応づけがなされている情報である。つまり、リモコン100は複数の異なる識別情報を予め記憶しており、ユーザがリモコン100を使用するとき、リモコン100からユーザ毎に異なる識別情報を含む信号が送信される。リモコン受光部20は、受信した制御信号をユーザ特定部21に送る。
ユーザ特定部21は、リモコン受光部20が受信した制御信号を解析し、識別情報が含まれているかを判断する。ユーザ特定部21は、リモコン受光部20が受信した制御信号に識別情報が含まれていると判断すると、該識別情報が記録部22に記録されているかを確認し、その結果を指示部23に送る。
記録部22は、各種データ及びプログラムを記録する。記録部22の構成としては、例えば、後述する制御部36が動作を制御するときに必要なプログラムなどの固定データを記録する、読み出し専用の半導体メモリであるROM(Read Only Memory)と、演算に使用するデータ及び演算結果のデータなどを一時的に記録する、いわゆるワーキングメモリとしてのRAM(Random Access Memory)とが挙げられる。
また、記録部22は、識別情報と、実行部12が動作を実行する際の設定情報との対応情報を複数記録する。設定情報としては、例えば、映像の画質を調整するための設定値、音声の音質を調整するための設定値、及びメニュー画面を表示する際の配色もしくはボタンの色の設定などを含むが、これらに限定されるものではない。なお、本実施形態では表示装置に内蔵されている記録部22が設定情報を記録しているが、本発明はこれに限定されず、外付けの記録装置に設定情報が記録されていてもよい。
指示部23は、記録部22から取得した設定情報で動作を実行するように、実行部12に指示する。また、リモコン受光部20が所定時間内に複数の異なる識別情報を受信した場合、算出部29に対して、実行部12が動作を実行すべき設定情報を決定するように指示する。
映像処理部24は、デジタル放送及びアナログ放送のコンテンツ、DVD、BD及びHDDなどに記録されているコンテンツ、又はネットワークを介して取得したコンテンツなどの映像信号に対し所定の処理を行なって表示部25に供給する。具体的には、映像処理部24は、映像の画質を調整し、調整された映像を表示部25に表示するように画質調整処理を行なう。
本実施形態では、映像処理部24はリモコン受光部20が受信した識別情報に対応する設定値を記録部22から取得し、取得した設定値で画質を調整する。調整される画質の項目としては、特に限定されるものではなく、例えば、「輝度レベル」、「カラー(色の濃さ)」、「黒レベル」、「ティント(色合い)」、「バックライトの輝度」などを含む。なお、映像処理部24は、上記コンテンツの他にも、EPG(Electronic Program Guide)データ等の番組情報に関するデータ、及びOSD(オン・スクリーン・ディスプレイ)表示する際に必要となるOSD用の画像データなども表示部25に供給する。
表示部25は、映像処理部24からの映像信号に基づいて映像を表示する。表示部25の構成としては、液晶ディスプレイ、プラズマディスプレイ又は有機ELディスプレイなどの表示素子と、受信した映像信号に基づいて表示素子を駆動するドライバ回路とを備える構成であってもよい。
音声処理部26は、デジタル放送及びアナログ放送のコンテンツ、DVD、BD及びHDDなどに記録されているコンテンツ、又はネットワークを介して取得したコンテンツなどの音声信号に対し所定の処理を行なってスピーカ27に供給する。具体的には、音声処理部26は、音声の音質を調整し、調整された音声をスピーカ27に出力するように音質調整処理を行なう。
本実施形態では、音声処理部26は、リモコン受光部20が受信した識別情報に対応する設定値を記録部22から取得し、取得した設定値で音質を調整する。
登録部28は、リモコン受光部20を介してのユーザからの指示により、実行部12が動作を実行する際の設定情報を決定し、決定した設定情報を識別情報と対応づけて記録部22に登録する。例えば、登録部28は、ユーザからの指示により、映像処理部24が画質を調整するための設定値、又は音声処理部26が音質を調整するための設定値などを決定し、決定した設定値を識別情報と対応づけて記録部22に記録する。
算出部29は、指示部23からの複数の識別情報及び設定情報に基づいて、実行部12が動作を実行すべき設定情報を決定する。算出部29は、決定した設定情報を指示部23に通知する。
具体的には、算出部29は、リモコン受光部20が所定時間内に識別情報をそれぞれ受信した比率と、受信した識別情報に対応する設定情報とに基づき、実行部12が動作を実行すべき設定情報を決定する。例えば、映像の画質を調整するための設定値を決定する場合、算出部29は、受信頻度の高い識別情報に対応する設定値を、映像処理部24が調整すべき設定値として決定する。また、同様の受信頻度である複数の識別情報に対応する複数の設定値から、設定値を算出してもよい。
表示用情報作成部30は、定期的に更新保存されたEPGデータに基づき電子番組表を作成し、また、記録部22に予め保存されているOSDデータを描画する。OSDデータとは、例えば、設定メニュー画面、音量ケージ、現在時刻又は選局チャンネルなどの各種情報を描画するためのデータである。また、表示用情報作成部30は、番組表又は録画リストを作成しており、作成した電子番組表を利用して番組の予約処理などを行なってもよい。
また、図2に示すように、表示装置10は、さらに、制御部36、アンテナ35、チューナー31、AVセレクタ32、分離部33及びデコーダ34などを備えていてもよい。図2は、表示装置10の全体構成を示すブロック図である。
表示装置10では、チューナー31がアンテナ35を介して受信する放送信号を選局し、AVセレクタ32に出力する。AVセレクタ32は、入力された放送信号を分離部33に送り、分離部33はAVセレクタ32から入力された映像データ及び音声データを分離する。分離部33は、分離した各データをデコーダ34に送る。デコーダ34は、分離部33によって分離された映像データをデコードしたり、映像データに含まれるビデオ情報を静止画としてキャプチャしたりする。
つまり、表示装置10はテレビジョン受像機として機能するものであってよく、アンテナ35を介してアナログ放送、デジタル放送又はIP放送などの放送信号を受信し、受信した放送信号に含まれるコンテンツを表示部25に表示してもよい。なお、放送信号には、番組情報が含まれていてもよい。また、表示装置10は、図示しない外部機器からコンテンツを取得することが可能であるし、インターネット等からコンテンツ又は番組情報を取得することも可能である。
なお、制御部36は、表示装置10の各種構成を統括的に制御する。制御部36の機能は、例えば、RAM又はフラッシュメモリなどの記録装置に記録されたプログラムを、CPU(Central Processing Unit)が実行することによって実現される。
〔表示装置10の動作〕
次に、表示装置10におけるユーザのお好み設定機能に関する動作について、図3〜6を参照して以下に説明する。図3は、表示装置10におけるお好み設定処理の流れを示すフローチャートである。
(ユーザのお好み設定)
まず、リモコン100から識別情報を受信したときに、受信した識別情報に対応する設定に切り換えるお好み設定処理について説明する。なお、以下に示す例では、画質を調整するための設定値を切り換える場合について述べる。
本実施形態において、リモコン100は、ユーザからの指示に加え、リモコン100を使用しているユーザを識別するための識別情報を含む信号を送信可能な構成であればよい。
例えば、図4に示すように、リモコン100に複数のボタン101(以下、「お好みボタン」ともいう)を設けておき、ユーザがいずれかのお好みボタン101を押下したときに識別情報を含む信号が送信される。図4は、表示装置10を操作するためのリモコン100の外観を示す図である。
ここで、お好みボタン101とは、予め識別情報が割り当てられたボタンであり、図4に示すリモコン100には、複数のお好みボタン101それぞれに異なる識別情報が割り当てられている。上述したように、表示装置10の記録部22では、識別情報と設定情報との対応情報を複数記録しており、ユーザがいずれかのお好みボタン101を押下することにより、実行部12は押下したお好みボタン101に割り当てられた識別情報に対応する設定情報で動作を実行する。また、識別情報に対応する設定情報は、登録部28に指示を送ることによってユーザが任意に設定可能である。
このように、リモコン100に設けられたお好みボタン101は、設定切り換えの引き金となる共通する1つの情報が割り当てられているのではなく、それぞれのお好みボタン101にはそれぞれ異なる設定切り換えのための情報が割り当てられており、各お好みボタン101が押下される度に異なる設定に切り換えられる。よって、予めユーザが自分専用のお好みボタン101を決定していれば、自分専用のお好みボタン101を押下することによって表示装置10における設定を瞬時に切り換えることができる。
また、表示装置10の使用開始初期に表示装置10が初めて識別情報を認識した場合(すなわち、初めてお好みボタン101が押下された場合)、認識した識別情報を記録部22に記録するか否かをユーザに選択させて、各種設定を登録することが可能である。
なお、本実施形態ではリモコン100に複数のお好みボタン101を設けて、それぞれに異なる識別情報を割り当てているが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、複数のリモコンを用意し、それぞれのリモコンに1つのお好みボタンを設け、各リモコンのお好みボタンには異なる識別情報を割り当ててもよい。また、リモコンにユーザの指紋を識別可能な機構(例えば、指紋センサー)を設け、各ユーザの指紋と識別情報とを対応づけてリモコンに記憶させておいてもよい。
これにより、ユーザがリモコンに触れる度に指紋センサーが指紋を識別し、識別した指紋に対応する識別情報をリモコンから送信することができる。さらに、1つのお好みボタンをリモコンに設けており、このお好みボタンをトグル切り換えすることによって、目的とする識別情報を送信することもできる。
図3に示すように、リモコン受光部20がリモコン100からの信号を受信すると、ユーザ特定部21は、リモコン100のお好みボタンが押下されているか否か、すなわち、受信した信号に識別情報が含まれるか否かを判定する(ステップS1)。
ステップS1にて、お好みボタン101が押下されていると判定された場合(ステップS1にて「yes」)、ユーザ特定部21は、受信した識別情報が記録部22の対応情報に記録されているかを判断する。ユーザ特定部21が、受信された識別情報が記録部22の対応情報に記録されていると判定した場合、表示装置10において画質の設定値が該識別情報と対応付けて記録されているかを判定する。つまり、画質の設定に関するユーザの設定情報が登録済みであるかを判定する(ステップS2)。
「お好み設定」とは、ユーザ毎に設定された設定情報で動作を実行する機能である。つまり、ユーザ特定部21が識別情報から表示装置10を利用しているユーザを特定すると、実行部12は特定したユーザによって予め設定された設定情報で動作を実行する。なお、本実施形態では、ユーザにより設定された設定情報を「お好み設定」と称することもある。
お好み設定(すなわち、特定したユーザの設定情報)が登録済みでないと判定された場合(ステップS2にて「no」)、お好み設定を登録するか否かをユーザに尋ねる画面を表示部25に表示する(ステップS3)。この問いかけに対し、ユーザからのお好み設定を登録するという指示を受信すると、ユーザによるお好み設定の登録を受け付ける。
ここで、ユーザによるお好み設定の登録を受け付けるときの処理の一例を説明する。映像の画質の設定値を決定する方法は特に限定されるものではなく、例えば、様々な画質に調整された複数のサンプル画像を予め用意しておき、該複数のサンプル画像を表示部25に表示し、ユーザにより選択された任意のサンプル画像の設定値をお好み設定の設定値として決定する方法が挙げられる。
例えば、同一の画像に対して、「輝度レベル」、「カラー(色の濃さ)」、「黒レベル」、「ティント(色合い)」、「バックライトの輝度」などの画質を異なるパターンで調整した複数のサンプル画像を用意し、ユーザに好みの画質を選択させることにより、お好み設定の設定値とみなす。なお、調整する画質はこれらに限定されるものではない。
また、表示装置10が、映像のジャンルを特定する図示しない特定手段を備えている場合、画質の設定値をジャンルに応じて変更することもできる。例えば、上記方法と同様に用意した複数のサンプル画像をジャンル毎に表示し、ジャンル毎に異なる画質の設定値を決定できるようにしてもよい。
ジャンルとしては、例えば、「フィルム」、「ビデオ」、「スポーツ」などが挙げられる。「フィルム」とは、フィルム由来であることを示し、24Hzで撮影されたコンテンツを3:2プルダウン処理したコンテンツのジャンルである。「ビデオ」とは、60Hzの通常放送に由来するコンテンツのジャンルである。「スポーツ」とは、EPGデータによりスポーツのジャンル情報が関連付けられている。なお、ジャンルとしてはこれら3種類に限定されるものではなく、例えば、「ニュース/報道」、「情報/ワイドショー」、「バラエティ」、「映画」などの様々なジャンルであってもよい。
ユーザの指示によりお好み設定が決定されると、登録部28は該お好み設定と識別情報との対応情報を記録部22に記録する(ステップS4)。このとき、ユーザからの指示によりユーザ名を登録することができる。ユーザ名は、例えば、お父さん、お母さん又は子供などが挙げられるが特に限定されるものではなく、任意のユーザ名で登録することができる。登録部28は、入力されたユーザ名を、対応情報に対応付けて記録部22に記録する。
次に、登録済みのお好み設定が選択されている場合、すなわち、新たに受信した識別情報に対応するお好み設定が反映されるように指示部23が映像処理部24に対して指示を出している場合(ステップS5にて「yes」)、映像処理部24が別の識別情報に対応するお好み設定を反映して動作を実行しているかを判定する(ステップS6)。
別の識別情報に対応するお好み設定が反映されている場合(ステップS6にて「yes」)、お好み設定の減算処理を行なう(ステップS7)。つまり、指示部23は、別の識別情報のお好み設定を取り消すように、映像処理部24に対して指示する。これにより、映像処理部24が調整する映像の画質が、新たに受信した識別情報に対応するお好み設定のみが反映されたものとなる。一方、別の識別情報に対応するお好み設定が反映されていない場合(ステップS6にて「no」)、お好み設定の解除処理を行なう(ステップS8)。つまり、映像処理部24が調整する映像の画質は新たに受信した識別情報に対応するお好み設定のみが既に反映されているため、お好み設定を反映するように映像処理部24に対する指示は解除される。
これに対し、登録済みのお好み設定が選択されていない場合、すなわち、新たに受信した識別情報に対応するお好み設定が反映されるように、指示部23が映像処理部24に対して指示を出していない場合(ステップS5にて「no」)も同様に、映像処理部24が調整する映像の画質が、別の識別情報に対応するお好み設定が反映されているか判定する(ステップS9)。
別の識別情報に対応するお好み設定が反映されている場合(ステップS9にて「yes」)、お好み設定の合算処理を行なう(ステップS10)。つまり、指示部23は、別の識別情報に対応するお好み設定と新たに受信した識別情報に対応するお好み設定とが組み合わされた設定値が反映されるように、映像処理部24に対して指示する。これにより、映像処理部24が調整する映像の画質は上記組み合わされた設定値が反映されたものとなる。一方、別の識別情報に対応するお好み設定が反映されていない場合(ステップS9にて「no」)、新たに受信した識別情報に対応するお好み設定が反映されるように、映像処理部24に対して指示する(ステップS11)。
このように、表示装置10では、リモコン100を使用しているユーザを識別するための識別情報を受信すると、受信した識別情報に対応する設定情報を記録部22から取得し、取得した設定情報で動作を実行する。
例えば、映像処理部24は、リモコン受光部20が受信した識別情報に対応する、画質を調整するための設定値で画質を調整する。よって、表示装置10に対して操作指示を送っているユーザに合った画質に調整した映像を表示することができる。また、音声処理部26は、リモコン受光部20が受信した識別情報に対応する、音質を調整するための設定値で音質を調整する。よって、表示装置10に対して操作指示を送っているユーザに合った音質に調整した音声を出力することができる。
また、ステップS4に示すように、実行部12が動作を実行する際の設定値を、ユーザが任意に設定可能である。よって、例えば映像処理部24が映像の画質を調整するとき、リモコン受光部20が受信した識別情報に対応する設定値が、ユーザが任意に設定した設定値であれば、ユーザの好みに合った画質に調整して表示することができる。なお、リモコン100から識別情報を送信する方法はこれらに限定されるものではない。
以上の説明では、表示装置10がリモコン100からの操作指示を受け付けて操作される場合について説明したが、本発明において、操作端末はリモコンに限定されるものではなく、例えば携帯電話などであってもよい。
例えば、本発明に係る表示装置を制御するリモコンコードを搭載した携帯電話を用いて、該携帯電話から操作指示を送ることによってリモコンと同様に制御してもよい。この場合、例えば携帯電話番号を、ユーザを識別するための識別情報として使用し、該識別情報を含むリモコンコードを表示装置に送ることによって、表示装置を利用しているユーザを識別することができる。
また、例えばリモコンコードを搭載したカメラ機能付きの携帯電話を操作端末として用いれば、カメラによってユーザを撮影し、撮影したユーザを予め識別情報と対応付けて携帯電話本体に保存しておくことも可能である。これにより、表示装置を制御する際に該識別情報を含むリモコンコードを表示装置に送ることによって、表示装置ではユーザに応じた設定で動作を実行することができる。
(複数のユーザの利用)
次に、複数のユーザが表示装置10を利用している場合のお好み設定処理の流れについて説明する。図5は、複数のユーザが表示装置10を利用している場合のお好み設定の登録処理の流れを示すフローチャートである。
図5に示すフローチャートでは、リモコン受光部20が所定時間内に複数の異なる識別情報を受信し、受信した識別情報からユーザ特定部21が複数のユーザを特定した場合のお好み設定処理について説明する。なお、ここでいう所定時間は特に限定されるものではなく、例えば1分間等、予め定めた任意の時間であればよい。
ユーザ特定部21が所定期間内に複数のユーザを特定した後、制御部36は、いずれかのユーザによってリモコン操作が行なわれているか否かを、リモコン受光部20が、識別情報の受信後に、指示情報を受信するか否かで判断する(ステップS20)。
リモコン100から指示情報を受信していると判断した場合(ステップS20にて「yes」)、受信した指示情報が「電源を切る」という指示であるかを判定する(ステップS21)。複数のユーザのうち、いずれか1人のユーザが「電源を切る」という指示を送った場合(ステップS21にて「yes」)、その時点でお好み設定処理を終了する。
一方、受信した指示情報が「電源を切る」という指示ではない場合(ステップS21にて「no」)、受信した指示情報の動作を実行する際の設定情報を決定する。ここでは、ユーザ特定部21が特定した複数のユーザに対応するそれぞれの設定情報に基づき、実行部12が実際に動作する際の設定情報となる目標パラメータを決定する(ステップS23)。目標パラメータの決定方法としては、例えば、優先度、多数決又は平均値等により決定する方法がある。
優先度により目標パラメータを決定する場合、記録部22に予め識別情報と対応づけて優先度を記憶させておき、この優先度に基づいて決定する。つまり、所定時間内にユーザ特定部21が複数のユーザを特定したとき、指示部23は、記録部22の対応情報を参照し、特定した複数のユーザのうち優先度が最も高いユーザに対応する設定情報を取得する。
例えば、ユーザ特定部21がお父さん、お母さん、子供が表示装置10を利用していることを特定した場合、予め記録部22の対応情報に記録された識別情報において、お父さんの優先度が最も高く設定されていた場合、指示部23はお父さんに対応する設定情報を取得し、この設定情報で動作を実行するように実行部12に指示する。これにより、複数のユーザが表示装置10を利用している場合であっても、識別情報に対応づけられた優先度に基づき、速やかに設定情報を選択し、選択した設定情報で動作を実行することができる。
多数決により目標パラメータを決定する場合、表示装置10を利用している複数のユーザに対応する複数の設定情報のうち、最も多い設定情報を目標パラメータとして決定する。つまり、所定時間内にユーザ特定部21が複数のユーザを特定したとき、指示部23は、ユーザ特定部21が特定した複数のユーザに対応する複数の設定情報を取得し、取得した複数の設定情報のうち最も多い設定情報で動作を実行するように実行部12に指示する。
例えば、画質を調整する際の「カラー」の設定値を例にすると、お父さんが「+10」、お母さんが「+5」、子供が「+10」であった場合、最も多い設定値は「+10」であるため、指示部23は設定値「+10」で「カラー」を調整するように映像処理部24に指示する。これにより、複数のユーザが表示装置10を利用している場合であっても、ユーザに人気のある設定で動作を実行することができる。
また、平均値により目標パラメータを決定する場合、表示装置10を利用している複数のユーザに対応する複数の設定値の平均値を目標パラメータとして決定する。つまり、所定時間内にユーザ特定部21が複数のユーザを特定したとき、指示部23は、ユーザ特定部21が特定した複数のユーザに対応する複数の設定値を取得し、取得した複数の設定値の平均値で動作を実行するように実行部12に指示する。
例えば、画質を調整する際の「カラー」の設定値を例にすると、お父さんが「+10」、お母さんが「+5」、子供が「+10」であった場合、平均値は「+8」であるため、指示部23は設定値「+8」で「カラー」を調整するように映像処理部24に指示する。これにより、複数のユーザが表示装置10を利用している場合であっても、ユーザに合った複数の設定値が反映された動作となる。
また、本実施形態では、ある一定時間内に識別情報を受信した比率に応じて目標パラメータを決定することができる。この場合、目標パラメータは算出部29によって決定される。
算出部29は、任意の時間内(第1の所定時間内)に複数の異なる識別情報を受信すると、ある一定時間内(第2の所定時間内)に識別情報を受信した比率と、受信した識別情報に対応する設定情報とに基づいて、目標パラメータを決定する。なお、第1の所定時間と第2の所定時間は上記のように異なる期間であってもよいし、同一期間であってもよい。
例えば、30秒以内(任意の時間内)にお父さん、お母さん、子供の識別情報を受信した場合、算出部29は、その時点から遡って10分以内(ある一定時間内)に各ユーザの識別情報を受信した比率を特定する。この場合、過去に受信した識別情報の受信記録を、記録部22に記録させておけばよい。算出部29は、特定した比率に基づいて各ユーザに対応する設定情報に重みをつけ、目標パラメータを決定する。
ここでは、10分以内に識別情報を100回受信したとする。このとき、お父さんの識別情報の受信率が90%、お母さんの識別情報の受信率が7%、及び子供の識別情報の受信率が3%である場合、最も受信率の高いお父さんに重みをつけて、お父さんの設定情報を目標パラメータとして決定することができる。
他の例において、お父さんの識別情報の受信率が55%、お母さんの識別情報の受信率が45%、及び子供の識別情報の受信率が0%であるとき、お父さん及びお母さんの設定情報を組み合わせて、目標パラメータを決定することができる。
さらに、算出部29は、ある一定時間内に識別情報を受信した比率に加え、最新に受信した識別情報に重みをつけるように目標パラメータを決定してもよい。
例えば、お父さんの識別情報の受信率が90%、お母さんの識別情報の受信率が7%、及び子供の識別情報の受信率が3%であるとき、ある一定時間内で現時点から過去10回における受信記録がお母さんの識別情報のものであった場合、お母さんの識別情報の受信率が低かったとしても、最も受信率の高いお父さんの設定情報とお母さんの設定情報とを組み合わせて目標パラメータとする。
また、例えば、お父さんの識別情報の受信率が55%、お母さんの識別情報の受信率が45%、及び子供の識別情報の受信率が0%であるとき、ある一定時間内で現時点から過去10回における受信記録がお母さんの識別情報のものであった場合、お母さんの設定情報を優先させて、お母さんの設定情報を目標パラメータとする。
このように、受信率に加え、現時点で利用している可能性の最も高いユーザの設定に容易に切り換えることができる。
上述したステップS20において、リモコン100から制御信号を受信していないと判断した場合、現在実行されている動作が目標パラメータに応じた設定になっているかを判定する(ステップS22)。
目標パラメータに設定されていない場合(ステップS22にて「no」)、指示部23は、現在実行されている動作が目標パラメータの設定となるように、実行部12に指示する(ステップS24)。この場合、ステップS23において説明した方法により目標パラメータを決定すればよい。これにより、複数のユーザの設定情報が反映された動作を実行することができる。
ところで、実行部12が動作を実行する際の設定の切り換えは、即時切り換えてもよいが、徐々に切り換えられることがより好ましい。例えば、単位時間当たりにパラメータが遷移する量を予め設定しておき、指示部23による切り換え指示を受けたときに、実行部12は単位時間ごとに設定した遷移量の分だけパラメータを変更するように動作を実行することができる。
例えば、上記方法により決定した目標パラメータが「100」であり、現在実行中の動作のパラメータ(設定値)が「50」であり、単位時間当たりの遷移量が「5」の場合、実行部12は、指示部23による切り換え指示を受けると、まず、パラメータを「+5」だけ変更して「55」とする。このように、目標パラメータに達するまで徐々に切り換えていく。これにより、急激な設定切り換えによって生じる違和感を軽減することができる。
なお、指示部23が設定を切り換えるように実行部12に指示するタイミングは、例えば、ユーザがお好みボタン101を押下し、リモコン100から送信した識別信号を受信するタイミング、又は特定したユーザがリモコン100から送信した制御信号を受信するタイミングであってもよい。また、例えば指紋センサーを備えているリモコンであれば、指紋センサーがユーザを識別し、リモコンから送信した識別信号を受信するタイミングで切り換えてもよい。
これに対し、電源を入れるとき、又は外部接続機器との入力切換を行なうときには、設定を瞬時に切り換えるようにしてもよい。
(録画リストのユーザ対応表示)
表示装置10における録画リスト作成の流れについて、図6を参照して説明する。図6は、表示装置10において、録画リストを作成する処理を説明するための図である。
表示用情報作成部30は、チューナー31が受信した番組を録画する録画部(図示せず)に録画した番組の録画リストを作成し、作成した録画リストを表示部25に表示する。このとき、表示用情報作成部30は、リモコン受光部20が受信した識別情報に対応する、ユーザが録画指示した録画履歴情報を記録部22から取得し、取得した録画履歴情報に対応する番組の録画リストを作成することが好ましい。
例えば、図6の(a)は、お好み設定が反映されていない場合の録画リストの作成例である。この録画リストでは、複数のユーザが録画指示した番組が混在して表示されている。
ここで、ユーザ特定部21が特定したユーザがお母さんである場合、図6の(b)に示すように、表示用情報作成部30は、お母さんが録画指示した番組の録画リストを作成し、表示する。また、ユーザ特定部21が特定したユーザがお父さんである場合、図6の(c)に示すように、表示用情報作成部30は、お父さんが録画指示した番組の録画リストを作成し、表示する。また、ユーザ特定部21が特定したユーザが子供である場合、図6の(d)に示すように、表示用情報作成部30は、子供が録画指示した番組の録画リストを作成し、表示する。
このように、録画リストには、操作指示を送っているユーザが録画した番組が一覧表示されるため、該ユーザは容易に再生する番組を選択することができる。
また、リモコン受光部20が所定時間内に複数の異なる識別情報を受信した場合、表示用情報作成部30は、複数の識別情報に対応する複数の録画履歴情報を取得し、取得した複数の録画履歴情報に基づき、複数のユーザが録画指示した番組を組み合わせた録画リストを作成してもよい。
これにより、所定時間内に複数のユーザが表示装置10に対して操作指示を送っていたとしても、操作指示を送っているユーザが録画した番組を組み合わせて表示することができるので、録画したすべての番組を表示させるよりも容易に目的の番組を見つけることができる。
なお、録画部は内蔵されていてもよいし、外付けの装置であってもよい。
(常連番組設定)
表示用情報作成部30は、図示しない取得手段が取得した番組に関する番組情報に基づき番組表を作成し、作成した番組表を表示部25に表示する。番組情報の取得先としては、例えば、アンテナ35を介して放送波から取得してもよいし、インターネットを通じて取得してもよい。
このとき、表示用情報作成部30は、リモコン受光部20が受信した識別情報に対応する、ユーザが過去に視聴した番組の視聴履歴情報を記録部22から取得し、取得手段が取得した番組情報の中から視聴履歴情報に基づきユーザの視聴頻度の高い番組を選択し、選択した番組を強調表示するような番組表を作成することが好ましい。
例えば、表示用情報作成部30は、番組表の中に、ユーザがよく見る番組(常連番組ともいう)を1つのチャンネルのように表示した「常連番組」という欄を設け、表示装置10を利用しているユーザが過去に視聴した番組の視聴履歴情報を参照して、ユーザがよく見る番組を強調表示するような番組表を作成している。
ここでいう強調表示とは、例えば、ユーザがよく見る番組(常連番組ともいう)を1つのチャンネルのように表示したものであってもよいし、特に視聴頻度の高い番組に関しては、番組の欄に色をつけてもよい。
この場合、例えばリモコン100に予め「常連番組」ボタンを設けておき、このボタンを押すことによって自動的に番組表の常連番組の欄の表示を、表示装置10を利用しているユーザに対応するものに切り換えることができる。なお、常連番組の記録部22への保存は、自動的に行なえばよい。これにより、番組表には、操作指示を送っているユーザの視聴頻度の高い番組が強調表示されるので、ユーザは番組の選局を容易に行なうことができる。
また、リモコン受光部20が所定時間内に複数の異なる識別情報を受信した場合、表示用情報作成部30は、複数の識別情報に対応する複数の視聴履歴情報を取得し、取得した複数の視聴履歴情報に基づき番組表を作成してもよい。
例えば、表示装置10を利用しているユーザがお母さん及び子供である場合、お母さん及び子供が過去に視聴した番組の番組情報を組み合わせて常連番組の欄を表示することができる。これにより、所定時間内に複数のユーザが表示装置10に対して操作指示を送っていたとしても、各ユーザの視聴頻度の高い番組を強調表示することにより、ユーザの嗜好を反映させることができる。
また、他にも、記録部22に任意のチャンネル番号を識別情報と対応付けて記録させておき、表示装置10を利用しているユーザに対応するチャンネル番号に該当する番組を自動的に表示させるようにしてもよい。
<第2の実施形態>
本発明の別の実施形態について図7〜図17に基づいて説明すれば、以下のとおりである。
〔表示装置10’の構成〕
まず、第2の実施形態に係る表示装置10’の構成及び表示装置10’を操作する制御装置200の構成について、図7を参照して説明する。図7は、表示装置10’の構成及び表示装置10’を操作する制御装置200の構成を示すブロック図である。
図7に示すように、表示装置10’は、表示部11、リモコン受光部20’、カメラ13及び制御装置200を備えている。また、制御装置200は、指示取得部110、ユーザ登録部120、処理設定部130、記録部140、ユーザ認識部150、表示制御部160及び処理実行部170を備えている。また、表示装置10’は、リモコン100’からのリモコン信号を受信可能に構成されている。
表示部11は、制御装置200からの指示に基づいて映像を表示する。具体的には、表示部11は、LCD、EL(Electroluminescence)ディスプレイ、PDP(Plasma Display Panel)などの表示素子と、受信した映像信号に基づいて表示素子を駆動するドライバ回路とを備える構成である。なお、映像には、絵や図形の他、文字も含まれ、また、静止画及び動画も含まれる。
リモコン受光部20’は、リモコン100’からリモコン信号を受信する。上記リモコン信号は、例えば、赤外線などの光で受信することができるが、これに限定されるものではない。リモコン受光部20’は、受信したリモコン信号を、制御装置200に送信する。
カメラ13は、表示装置10’の周囲(例えば表示装置を視聴しているユーザが存在するであろう領域)を撮影できる位置に設けられている。カメラ13は、表示装置10’の周囲を撮影して撮影画像情報を生成する。なお、カメラ13には、例えば、CCD(Charge Coupled Device)カメラを用いればよいが、これに限定されるものではない。なお、カメラ13は表示装置10’と一体とした構成ではなく、表示装置10’と別個の構成としてもよい。
(制御装置200)
制御装置200は、表示装置10’内の各種構成を統括的に制御するものである。制御装置200が備える指示取得部110、ユーザ登録部120、処理設定部130、記録部140、ユーザ認識部150、表示制御部160及び処理実行部170について、以下に説明する。
指示取得部110は、リモコン100’からの操作によるユーザからの指示(リモコン信号)を、リモコン受光部20’から取得する。指示取得部110は、取得したリモコン信号に応じて、ユーザ登録部120、処理設定部130、ユーザ認識部150及び処理実行部170に操作指示を送信する。具体的には、指示取得部110は、取得したリモコン信号がユーザのユーザ名や該ユーザの顔情報を記録する指示を示す信号である場合、ユーザ登録部120にユーザ登録指示を送信する。また、指示取得部110は、取得したリモコン信号がユーザによって実行指示が可能な複数の処理の組み合わせ(ユーザ特有処理)を設定する指示を示す信号である場合、処理設定部130に特有処理設定指示を送信する。また、指示取得部110は、取得したリモコン信号が、記録部140に予め記録されているユーザを認識する指示を示す信号である場合、ユーザ認識部150にユーザ認識指示を送信する。また、指示取得部110は、取得したリモコン信号が、ユーザ特有処理のうち少なくとも1つを実行する指示を示す信号である場合、処理実行部170に特有処理実行指示を送信する。
ユーザ登録部120は、指示取得部110からのユーザ登録指示に従って、表示装置10’を視聴しているユーザのユーザ名とユーザの顔情報とを関連付けたデータ(以下、ユーザ情報と呼ぶ)を記録部140へ記録する。ユーザの顔情報とは、例えば、カメラ13から取得した撮影画像情報から抽出された目じりや眉の位置などユーザの顔の特徴点を示す情報を指す。
処理設定部130は、指示取得部110からの特有処理設定指示に従って、ユーザ特有処理の内容を設定する。特有処理設定指示とは、例えば、ユーザ特有処理がユーザマクロの場合、ユーザマクロの内容の設定の開始の指示、ユーザマクロを構成する個々の処理の内容を伝える指示、ユーザマクロの内容の設定の終了の指示によって構成されている。また、ユーザ特有処理が後述の優先AVポジションである場合、特有処理設定指示とは、ある画質を優先画質として指定する指示である。また、該ユーザ特有処理を表すユーザ特有処理の名称を設定する。処理設定部130は、ユーザ特有処理の内容を構成する処理を入力したユーザのユーザ情報と内容を設定した該ユーザ特有処理と該ユーザ特有処理の名称とを関連付けたデータを記録部140に記録する。
ユーザ特有処理の内容は、ユーザの指示に従って複数の処理を組み合わせて設定することが可能である。また、ユーザ特有処理の内容は、処理設定部130が記録部140から取得したユーザ特有処理の内容を構成する処理を入力したユーザのユーザ情報に対応付けられた、過去所定の時間内に該ユーザが入力した実行指示の履歴より、設定することも可能である。ユーザ特有処理の内容の設定の具体例については、後述する(設定例1)から(設定例3)で詳しく説明する。
記録部140は、ユーザとユーザの顔情報とを関連付けたデータであるユーザ情報が記録されている。また、ユーザ特有処理の内容を構成する処理を入力したユーザのユーザ情報と内容を設定した該ユーザ特有処理と該ユーザ特有処理の名称とを関連付けたデータが記録されている。加えて、記録部140は、過去所定の時間内にユーザが入力した実行指示の履歴と、該ユーザに対応するユーザ情報とを関連付けたデータが記録されている。
ここで、「過去所定の時間」とは、例えば、過去1時間、2時間等でもよい。例えば、過去所定の時間は予めユーザ認識部150に記録されており、ユーザ認識部150が過去所定の時間内にユーザが入力した実行指示の履歴と、該ユーザに対応するユーザ情報とを関連付けて記録部140に記録させ、ユーザ認識部150が過去所定の時間よりもさらに過去に記録したデータについてはユーザ認識部150が消去する動作を行ってもよい。ここではユーザ認識部150が過去所定の時間内にユーザが入力した実行指示の履歴と該ユーザに対応するユーザ情報とを関連付けたデータの管理をする場合について説明するが、記録部140内の当該データを管理するための別の部を制御装置200内又は制御装置200とは別個に設けてもよい。
また、記録部140は、各種データ及びプログラムを記憶するものである。記録部140の例としては、制御装置200が動作するときに必要なプログラム等の固定データを記憶する読出し専用の半導体メモリであるROMと、演算に使用するデータ及び演算結果等を一時的に記憶するいわゆるワーキングメモリとしてのRAMとが挙げられる。
なお、記録部140は、制御装置200内に構成されなくてもよい。つまり、制御装置200とは別に表示装置10’内に構成してもよいし、表示装置10’とは別の構成としてもよい。
ユーザ認識部150は、指示取得部110からのユーザ認識指示に従って、記録部140に予め記録されているユーザを認識する(ユーザ認識工程)。ユーザ認識部150は、カメラ13にて生成された撮影画像情報をカメラ13から取得し、該撮影画像情報からユーザの顔の特徴点を示すユーザの顔情報を抽出する。ユーザ認識部150は、抽出したユーザの顔情報と、記録部140に予め記録されているユーザのユーザ情報に含まれるユーザの顔情報とを照合する。なお、この照合方法は公知であるので、その説明を省略する。照合した結果、記録部140に記録されているユーザの顔情報の何れかと、撮影画像情報から抽出したユーザの顔情報との一致率が予め定められた値よりも高い(一致率が高い)場合、一致率が高いユーザの顔情報を含むユーザ情報を記録部140から取得する。ユーザ認識部150は、取得したユーザ情報を表示制御部160に送信する。また、ユーザ認識部150は、照合した結果、記録部140に記録されているユーザの顔情報の何れかと、撮影画像情報から抽出したユーザの顔情報との一致率が予め定められた値よりも低い(一致率が低い)場合、表示部11に人物特定エラー(特定エラー)を表示させる。特定エラーを表示する方法としては、例えば、画面の一部(例えば左下等)にOSD表示する方法が挙げられるがこれに限定されない。なお、表示部11が映像を表示可能ではない状態のときは特定エラーを表示しなくてもよい。
表示制御部160は、ユーザ認識部150が認識したユーザに対して予め対応付けられている少なくとも1つの処理であるユーザ特有処理の名称を表示部11に表示させる(表示工程)。具体的には、表示制御部160は、ユーザ認識部150から取得したユーザ情報に対応付けられたユーザ特有処理の名称を、記録部140から取得し、表示部11に表示させる。
処理実行部170は、指示取得部110からの特有処理実行指示に従って、該特有処理実行指示が示す処理を実行する(処理実行工程)。具体的には、処理実行部170は、ユーザが選択したユーザ特有処理を特定する情報、つまり、表示部11に表示されたユーザ特有処理の名称のうち、ユーザによって選択された少なくとも1つのユーザ特有処理の名称を、ユーザから受け付けたリモコン受光部20’を介して指示取得部110から受信し、該ユーザ特有処理の名称に対応するユーザ特有処理を記録部140から取得し、取得した該ユーザ特有処理を実行する。また、処理実行部170は実行結果を表示部11に表示させる。
〔制御装置200の動作〕
制御装置200の動作について、図8を用いて以下に説明する。図8は、制御装置200におけるユーザ認識工程、表示工程及び処理実行工程の一連の流れを示すフローチャートである。
図8に示すように、ユーザ認識部150が指示取得部110からのユーザ認識指示を取得すると、カメラ13はユーザの顔画像を撮影する(ステップS31)。なお、指示取得部110がユーザ認識指示をユーザ認識部150に送信するタイミングとしては、カメラ13の撮像可能範囲にユーザが入ったことをカメラ13が認識して、その認識をユーザ認識部に伝えたタイミング(つまり、ユーザが撮像可能範囲に入ると自動的に撮影が始まる)、ユーザが表示装置10’の電源を入れた後に、初めて表示装置10’に対して何らかの操作を行ったタイミング、後述のようにユーザ特有処理が映像の画質(AVポジション)に優先度をつける設定である場合はリモコン100’の一覧表示ボタンが押下されたタイミング等が挙げられる。
ユーザ認識部150は、カメラ13にて撮影された画像の撮影画像情報をカメラ13から取得し、該撮影画像情報からユーザの顔の特徴点を示すユーザの顔情報を抽出する。ユーザ認識部150は、抽出したユーザの顔情報と、記録部140に予め記録されているユーザのユーザ情報に含まれるユーザの顔情報とを照合する(ステップS32)。照合した結果、記録部140に記録されているユーザの顔情報の何れかと、撮影画像情報から抽出したユーザの顔情報との一致率が低い(ユーザを認識できなかった)場合(ステップS32においてNo)、ユーザ認識部150は、表示部11に特定エラーを表示させる(ステップS33)。記録部140に記録されているユーザの顔情報の何れかと、撮影画像情報から抽出したユーザの顔情報との一致率が高い(ユーザを認識できた)場合(ステップS32においてYes)、ユーザ認識部150は、認識されたユーザの顔情報を含むユーザ情報を表示制御部160に送信する。表示制御部160は、ユーザ認識部150から取得したユーザ情報に予め対応付けられているユーザ特有処理の名称を、記録部140から取得し、表示部11に表示させる(ステップS34)。ステップS34により、ユーザは、表示された少なくとも1つのユーザ特有処理の名称を、表示部11を見ることで確認でき、そのうちの少なくとも1つを選択できる。ユーザがユーザ特有処理の名称のうち少なくとも1つを選択した後、処理実行部170は、該ユーザ特有処理の名称に対応するユーザ特有処理を記録部140から取得し、取得した該ユーザ特有処理を実行する(ステップS35)。
この構成によって、制御装置200は、予めユーザ特有処理を記録しておけば、ユーザが認識されたことを契機として、ユーザ特有処理を実行する。従って、ユーザは入力操作をすることなしに所望の処理を表示装置10’に実行させることができ、ユーザが入力操作を行う手間を省くことができる。
(ユーザ特有処理の設定及び実行の例)
以下では、ユーザ特有処理を設定する手順及び設定したユーザ特有処理を実行する手順の具体的な例について図9〜図17を参照して説明する。
(設定例1)
以下では、ユーザ特有処理を設定する手順の第1の例について図9及び図10を参照して説明する。本例では、ユーザが表示装置10’で行う操作をユーザ特有処理(ユーザマクロ)とする。
図9は、ユーザマクロの設定の手順を示す図である。図9に示すように、ユーザマクロの設定を開始する(ステップS41)と、表示装置10’は、ユーザ選択画面を表示する。ユーザ選択画面には、記録部140に記録されているユーザ名の一覧が表示される。例えば、記録部140に記録されているユーザ名が図9に示すように、お父さん、お母さん、お兄さん、・・・の場合、ユーザ選択画面には、お父さん、お母さん、お兄さん、・・・と表示される。ユーザは、該ユーザ選択画面より、ユーザマクロを設定するユーザのユーザ名を選択する(ステップS42)。なお、表示されるユーザ名の順番はこの限りではない。ユーザ選択画面にてユーザ名が選択されると、ユーザマクロの内容の設定が開始される。ユーザは、ユーザマクロの内容を構成する処理を入力する。ユーザによるユーザマクロの内容を構成する処理の入力が終了した後、ユーザマクロの内容の設定を終了する(ステップS43)。ユーザマクロの内容の設定が終了すると、ユーザは該ユーザマクロの名称(項目名)を入力する。また、設定内容を確認する画面などに項目名とともに表示されるアイコンのデザインを選択する。その後、設定内容を確認する画面が表示され、設定を終了する(ステップS44)。
なお、上記各ステップは、ここに説明した順でなくてもよい。例えば、ユーザマクロの内容の設定は、ユーザ名の選択の前でもよい。以下では、ユーザ名の選択の前にユーザマクロの内容の設定を行う場合におけるユーザマクロの設定の手順を、図10を参照して説明する。
図10の(a)は、リモコン100’の構成例を示す図である。図10の(a)に示すとおり、リモコン100’は記録開始ボタンを備えている。ユーザがリモコン100’の記録開始ボタンを押下することにより、処理設定部130はユーザマクロの設定を開始する。これは、図9におけるステップS41に該当する。また、ユーザマクロの内容の設定をユーザ名の選択の前に行うため、ステップS43におけるユーザマクロの内容の設定もステップS41と同時に開始されることとなる。
図10の(b)は、ユーザマクロの内容の設定における操作設定の実行画面の例を示す。具体的には図10の(b)は、表示装置10’の映像入力を「現在の入力」から「入力4」に入力切替画面上で切り替える動作を設定する画面である。ここで入力切替画面とは、図10の(b)に示すような、表示装置10’の映像入力をユーザの指示により切り替えることが可能な画面であり、切替可能な映像入力の種類が一覧で表示される画面である。また、現在の入力とは、現在、表示装置10’に表示されている映像入力の種類を示す。例えば、「現在の入力」が「TV」である場合、入力切替画面には切替可能な映像入力の種類が一覧表示され、カーソルは「TV」を指す。ユーザは、入力切替画面を表示し、カーソルを下に4つ動かし、「入力4」を選択することで、表示装置10’の映像入力を「TV」から「入力4」に切り替える操作を行う。なお、入力の切り替えは、これに限定されるものではない。例えば、リモコン100’に備えられた「入力4」に切り替える切替ボタンを押下することで切り替えることも可能である。この動作は、ステップS43における操作設定に該当する。
図10の(c)は、リモコン100’の構成例を示す図である。図10の(c)に示すとおり、リモコン100’は、記録終了ボタンを備えている。ユーザがリモコン100’の記録終了ボタンを押下することにより、処理設定部130はユーザマクロの内容の設定を終了する。この動作は、ステップS43におけるユーザマクロの内容の設定終了に該当する。
図10の(d)は、ユーザ選択画面の例を示す。記録部140に記録されているユーザ名が、お父さん、お母さん、お姉さん及び光男である場合、表示装置10’は、図10の(d)に示すとおり、お父さん、お母さん、お姉さん及び光男を一覧表示する。ユーザは、該ユーザ選択画面より、ユーザマクロを登録するユーザのユーザ名を選択する。図10の(d)では、「お母さん」を選択する例を表している。これはステップS42に該当する。
図10の(e)は、このユーザマクロに対する項目名を設定する画面である。上記画面より、任意の項目名を入力する。図10の(f)は、設定内容を確認する画面などに項目名とともに表示されるアイコンのデザインを選択する画面である。ユーザは、アイコンデザイン一覧より、好みのアイコンを選択することができる。ユーザは、カーソルを動かしアイコンを選択する。ここでは、楕円型のアイコンを選択している。図10の(g)は、図10の(d)から図10の(f)までの画面で選択したデータの確認画面を表示する画面である。これにより、ユーザのユーザマクロの設定が終了する。これはステップS44に該当する。
なお、図10に示した表示装置10’における各画面の構成は、これに限定されるものではない。また、各画面に表示する方法は、OSD機能を用いて表示する方法を用いてもよいし、画面の一部に表示する方法を用いてもよい。また、リモコン100’の構成はこれに限定されるものではない。
(実行例1)
以下では、表示装置10’を視聴しているユーザがユーザ特有処理を実行する手順の第1の例について図11を参照して説明する。本例では、上述した設定例1で設定したユーザ特有処理の実行の手順を、図11を参照して説明する。
図11の(a)は、リモコン100’の構成例を示す図である。図11の(a)に示すとおり、リモコン100’は、一覧表示ボタンを備えている。ユーザが一覧表示ボタンを押下すると、カメラ13にて顔画像を撮影し、ユーザ認識部150はユーザの認証を行う。つまり、表示装置10’は、図8のステップS31及びステップS32の処理を実行する。
図11の(b)は、認識されたユーザがステップS44で設定したユーザマクロの項目名を、表示装置10’に一覧表示する場合の表示例である。図11の(b)に示すとおり、設定例1にて設定した項目名「ビデオきりかえ」が一覧の中に表示されている。つまり、表示装置10’は、ステップS34の処理を実行する。
ユーザが図11の(b)の表示装置10’に表示されたユーザマクロの項目名より、設定例1で設定した項目名「ビデオきりかえ」を選択した場合、表示装置10’の映像入力が「現在の入力」から「入力4」に切り替わる。図11の(c)は、表示装置10’の映像入力が「現在の入力」から「入力4」に切り替わったことを示す図である。
なお、本例では、ユーザマクロの項目名を1つ選択する例を示したが、これに限定されるものではなく、ユーザマクロの項目名は複数選択することが可能である。
なお、図11に示した表示装置10’における各画面の構成は、これに限定されるものではない。また、各画面に表示する方法は、OSD機能を用いて表示する方法を用いてもよいし、画面の一部に表示する方法を用いてもよい。また、リモコン100’の構成はこれに限定されるものではない。
設定例1及び実行例1より、処理設定部130はユーザの指示に従って複数の処理を組み合わせることでユーザマクロの内容を設定することができる。また、該ユーザマクロの内容を予め設定することにより、ユーザが認識されたことを契機として、該ユーザマクロが実行されるため、ユーザは入力操作を行う手間を省くことができる。
(設定例2)
以下では、表示装置10’を視聴しているユーザがユーザ特有処理を設定する手順の第2の例について図12及び図13を参照して説明する。本例では、表示装置10’に表示される映像の画質(AVポジション)に優先度をつける設定をユーザ特有処理(優先AVポジション)とする。
図12は、優先AVポジションの設定の流れを示す図である。図12に示すように、優先AVポジションの設定を開始する(ステップS51)と、表示装置10’は、ユーザ選択画面を表示する。ユーザ選択画面には、記録部140に記録されているユーザ名の一覧が表示される。例えば、記録部140に記録されているユーザ名がお父さん、お母さん、お兄さん、・・・の場合、ユーザ選択画面には、お父さん、お母さん、お兄さん、・・・と表示される。ユーザは、該ユーザ選択画面より、ある画質を優先画質として指定するユーザのユーザ名を選択する(ステップS52)。なお、表示されるユーザ名の順番はこの限りではない。ユーザ選択画面にてユーザ名が選択されると、表示装置10’は、AVポジション選択画面を表示する。ユーザは、AVポジションとして設定する画質を選択する(ステップS53)。AVポジションとして設定可能な画質は、予め表示装置10’に設定されている画質でもよいし、ユーザが調整した画質でもよい。また、現在視聴している映像の画質(現在の設定)にしてもよい。画質の選択が終了すると、ユーザは、AVポジションの名称(項目名)を入力する。また、設定内容を確認する画面などに項目名とともに表示されるアイコンのデザインを選択する(ステップS54)。ステップS54終了後、表示装置10’は、優先度をつけられたAVポジションに設定されている項目名を、現在の優先ポジションとして表示する。また、表示装置10’は、ステップS53で設定した項目名と過去に設定した項目名を、優先度設定画面に表示する。ユーザは、現在の優先ポジションを変更したい場合、ユーザは優先度設定画面より項目名を選択する。その後、表示装置10’は、設定内容を確認する画面を表示する。これにより、優先AVポジションの設定が完了する(ステップS55)。なお、優先度設定画面に表示される項目名はこれに限定されるものではない。例えば、過去に他のユーザが設定した項目名を表示してもよいし、表示装置10’が予め設定している項目名を表示してもよい。
なお、上記各ステップは、ここに説明した順でなくてもよい。例えば、画質の選択は、ユーザ名の選択の前でもよい。以下では、ユーザ名の選択の前に画質の選択を行う場合における優先AVポジションの設定の処理の流れを図13を参照して説明する。
図13の(a)は、AVポジション選択画面の例を示す。図13の(a)に示すとおり、優先AVポジションの設定を開始後、表示装置10’は、AVポジション選択画面を表示する。ユーザは、AVポジションとして設定する画質を選択する。図13の(a)では、現在の設定を選択している。この処理は、図12におけるステップS53に該当する。
図13の(b)は、ユーザ選択画面の例を示す。記録部140に記録されているユーザ名が、お父さん、お母さん、お姉さん及び光男である場合、表示装置10’は、図13の(b)に示すとおり、お父さん、お母さん、お姉さん及び光男を一覧表示する。ユーザは、該ユーザ選択画面より、AVポジションを設定するユーザのユーザ名を選択する。図13の(b)では、「お父さん」を選択する例を表している。この処理は、ステップS52に該当する。
図13の(c)は、AVポジションに対する項目名を設定する画面である。ユーザは、任意の項目名を入力することができる。図13の(d)は、設定内容を確認する画面などに項目名とともに表示されるアイコンのデザインを選択する画面である。ユーザは、アイコンデザイン一覧より、好みのアイコンを選択することができる。ここでは、ユーザは楕円型のアイコンを選択している。この処理は、ステップS54に該当する。
図13の(e)は、優先度設定画面の例である。表示装置10’は、優先度をつけられたAVポジションに設定されている項目名を、現在の優先ポジションとして表示する。図13の(e)に示すとおり、現在の優先ポジションは「映画」に設定されている。また、表示装置10’は、図13の(c)で設定した項目名と過去に設定した項目名を、優先度設定画面に表示する。現在の優先ポジションを「映画」から「じぶんがしつ」に変更したい場合、ユーザは優先度設定画面より、「じぶんがしつ」を選択する。図13の(f)は、図13の(a)〜図13の(e)までの画面で選択したデータの確認画面を表示する画面である。これにより優先AVポジションの設定が終了する。これはステップS55に該当する。
なお、図10に示した表示装置10’における各画面の構成は、これに限定されるものではない。また、各画面に表示する方法は、OSD機能を用いて表示する方法を用いてもよいし、画面の一部に表示する方法を用いてもよい。また、リモコン100’の構成はこれに限定されるものではない。
(実行例2)
以下では、表示装置10’を視聴しているユーザがユーザ特有処理を実行する手順の第2の例について図14〜図16を参照して説明する。本例では、上述した設定例2で設定したユーザ特有処理の実行の流れを説明する。
図14の(a)は、リモコン100’の構成例を示す図である。図14の(a)に示すとおり、リモコン100’は、一覧表示ボタンを備えている。一覧表示ボタンを押下すると、カメラ13にて顔画像を撮影し、ユーザの認証を行う。つまり、表示装置10’は、図8のステップS31及びステップS32の処理を行う。
図14の(b)は、認識されたユーザがステップS54で設定した項目名を、表示装置10’に一覧表示する場合の表示例である。図14の(b)に示すとおり、設定例2にて設定した項目名「じぶんがしつ」が一覧の中に表示されている。つまり、表示装置10’は、ステップS34の処理を行う。
ユーザが図14の(b)の表示装置10’に表示された項目名より、「映画」を選択した場合、表示装置10’の現在の優先ポジションが「映画」に設定される。図14の(c)は、表示装置10’の現在の優先ポジションが「映画」に設定されたことを示す確認画面である。
図15は、表示装置10’が表示している映像の画質が、現在の設定からユーザが設定している現在の優先ポジションの画質に自動的に切り替える処理を示したフローチャートである。図15に示すとおり、表示装置を視聴しているユーザ(視聴者)の認識を開始する(ユーザ認識部150が指示取得部110からのユーザ認識指示を取得する)と、ユーザ認識部150は、カメラ13にて撮影された画像の撮影画像情報をカメラ13から取得し、該撮影画像情報からユーザの顔の特徴点を示すユーザの顔情報を抽出する。ユーザ認識部150は、抽出したユーザの顔情報と、記録部140に予め記録されているユーザのユーザ情報に含まれるユーザの顔情報とを照合する(ステップS61)。照合した結果、記録部140に記録されているユーザの顔情報の何れかと、撮影画像情報から抽出したユーザの顔情報との一致率が低い(ユーザを認識できなかった)場合(ステップS61においてNo)、表示装置10’は、特定エラーを表示する(ステップS62)。記録部140に記録されているユーザの顔情報の何れかと、撮影画像情報から抽出したユーザの顔情報との一致率が高い(ユーザを認識できた)場合(ステップS61においてYes)、認識されたユーザが設定している現在の優先ポジションに画質を変更する(ステップS63)。
上記より、表示装置10’を視聴しているユーザの現在の優先ポジションを「映画」に設定した場合、表示装置10’は、表示する映像の画質を「現在の設定」から「映画」に変更する。図16は、表示装置10’のAVポジションが「現在の設定」から「映画」に変更したことを示す図である。
なお、図14及び図16に示した表示装置10’における各画面の構成は、これに限定されるものではない。また、各画面に表示する方法は、OSD機能を用いて表示する方法を用いてもよいし、画面の一部に表示する方法を用いてもよい。また、リモコン100’の構成はこれに限定されるものではない。
設定例2及び実行例2より、処理設定部130は優先AVポジション設定を行うことができる。また、該優先AVポジション設定の内容を予め設定し、該優先AVポジション設定を実行することにより現在の優先ポジションを設定することができる。これにより、ユーザが認識されたことを契機として、表示装置10’に表示される映像の画質が該ユーザの現在の優先ポジションに変更されるため、ユーザは入力操作を行う手間を省くことができる。
(設定例3)
以下では、表示装置10’を視聴しているユーザがユーザ特有処理を設定する手順の第3の例について図17を用いて説明する。本例では、表示装置10’に対してユーザが入力した実行指示の履歴から選択した処理をユーザ特有処理として設定する。
ユーザ特有処理の設定を開始する(ステップS71)と、表示装置10’は、ユーザ選択画面を表示する。ユーザ選択画面には、記録部140に記録されているユーザ名の一覧が表示される。例えば、記録部140に記録されているユーザ名がお父さん、お母さん、お兄さん、・・・の場合、ユーザ選択画面には、お父さん、お母さん、お兄さん、・・・と表示される。ユーザは、該ユーザ選択画面より、ユーザ特有処理を設定するユーザのユーザ名を選択する(ステップS72)。なお、表示されるユーザ名の順番はこの限りではない。ユーザ選択画面にてユーザ名が選択されると、ユーザ特有処理の内容を設定する。表示装置10’は、履歴一覧画面を表示する。履歴一覧画面には、記録部140に記録されている上記ユーザのユーザ情報に対応する過去所定の時間内に該ユーザが入力した実行指示の履歴の一覧が表示される。ユーザは、設定したい操作を1つ以上選択する(ステップS73)。ユーザ特有処理の内容の設定が終了すると、該ユーザ特有処理の名称(項目名)を入力する。また、設定内容を確認する画面などに項目名とともに表示されるアイコンのデザインを選択する。その後、設定内容を確認する画面が表示され、設定を終了する(ステップS74)。
なお、上記各ステップは、ここに説明した順でなくてもよい。例えば、ユーザ特有処理の内容の設定は、ユーザ名の選択の前でもよい。
上記設定例3で設定したユーザ特有処理は、上述した実行例1と同様の手順で実行することが可能である。
このように、ユーザ特有処理の内容をユーザが入力した実行指示の履歴から設定することで、ユーザ特有処理の内容を設定するための入力操作をわざわざ行わなくても、通常の入力操作の履歴からユーザ特有処理の内容を設定することができる。これにより、ユーザがユーザ特有処理の内容を設定するための入力操作の手間を省くことができる。
本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能である。すなわち、請求項に示した範囲で適宜変更した技術的手段を組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
<その他の形態>
第1の実施形態に係る表示装置(テレビジョン受像機)10は、例えば図18に示すように外部カメラ40を備える構成であってもよく、表示装置10と外部カメラ40とをHDMIレシーバ41を介して、HDMI規格に準拠したインターフェイス手段により接続してもよい。この場合、外部カメラ40によってユーザの顔を撮影し、撮影した画像をユーザ特定部21に送る。このとき、予め記録部22に各ユーザの顔の画像を記録しておけば、ユーザ特定部21が外部カメラ40によって撮影された画像に対応する画像が記録部22に記録されているか確認し、その結果を指示部23に送って、撮影されたユーザの好みの設定を反映することができる。
また、第2の実施形態では、表示装置10’の本体にカメラ13を内蔵して、ユーザの顔を撮影する形態について説明したが、図19に示すように、表示装置10’と外部カメラ50とをHDMIレシーバ51を介して、HDMI規格に準拠したインターフェイス手段により接続してもよい。なお、図18,19ではHDMI規格を採用した場合について示しているが、USB規格、Wi−Fi規格、DLNA通信規格等に準拠したインターフェイス手段により接続を実現してもよい。
また、図20に示すように、外部カメラ50は、カメラ付き携帯電話53に搭載されたカメラであってもよい。図20では、カメラ付き携帯電話53はHDMIケーブル54を介して表示装置10’に接続している。また、伝送路は有線であっても、無線であってもよい。なお、図18に示す表示装置10に具備される外部カメラ40も同様に、カメラ付き携帯電話に搭載されたカメラであってもよい。
また、表示装置10’の本体に備えたカメラ13と外部カメラ50との両方のカメラを併用してユーザの視聴位置を特定しユーザの顔検出制度を高くすることができる。
さらに、図18,19に示すように表示装置10,10’は人感センサ42,52を備えてもよい。また、人感センサ42,52の代わりに、又は、人感センサ42,52と共に視線検出センサを備えてもよい。表示装置10,10’に人感センサ42,52及び/又は視線検出センサを内蔵して、人の動き及び/又は視線を検出して、ユーザがいるときのみ、カメラで撮影するように制御すれば、表示装置10,10’本体の消費電力を削減することができる。
また、表示装置10’のカメラ13の本体を回転及び追尾駆動式にして、人感センサ52と連動させて、動くユーザの方向に追尾してユーザの顔を撮影するようにしてもよい。
また、表示装置10,10’は、インターネットに接続した上で、Skype(登録商標)のソフトウェアを組み込んでSkype(登録商標)の機能を実現できるようにしてもよい。その場合、表示装置10がマイク43をさらに備え、表示装置10’では音声制御部53、マイク54、及びスピーカ55をさらに備えるとよい。そして、指示部23、制御装置200にそれぞれSkype(登録商標)の機能を実現するためのソフトウェアを組み込むことによって、ユーザがSkype(登録商標)の機能を利用できる。図19の表示装置10’を例に挙げて具体的に説明すると、表示装置10’が、外部カメラ50(又は第2の実施形態のような内蔵のカメラ13)で撮影したユーザの姿及びマイク54に吹き込まれたユーザにより発せられた音声を、インターネットを介して通話の相手に送信して、通話の相手から送信される通話の相手の姿を表示部11に表示し、通話の相手の発する音声を表示装置10’本体のスピーカ55又は表示装置10’本体のヘッドホン端子(図示しない)に接続された外部接続のヘッドホン(図示しない)から発すればよい。
<プログラム及び記録媒体>
最後に、表示装置10,10’及び制御装置200に含まれている各部(各ブロック)は、ハードウェアロジックによって構成すればよい。又は、次のように、CPUを用いてソフトウェアによって実現してもよい。
すなわち、表示装置10,10’及び制御装置200は、各機能を実現するプログラムの命令を実行するCPU、このプログラムを格納したROM、上記プログラムを実行可能な形式に展開するRAM、及び、上記プログラム及び各種データを格納するメモリ等の記憶装置(記録媒体)を備えている。この構成により、本発明の目的は、所定の記録媒体によっても、達成できる。
この記録媒体は、上述した機能を実現するソフトウェアである表示装置10,10’及び制御装置200のプログラムのプログラムコード(実行形式プログラム、中間コードプログラム、ソースプログラム)をコンピュータで読み取り可能に記録していればよい。表示装置10,10’及び制御装置200に、この記録媒体を供給する。これにより、コンピュータとしての表示装置10,10’及び制御装置200(又はCPUやMPU)が、供給された記録媒体に記録されているプログラムコードを読み出し、実行すればよい。
プログラムコードを表示装置10,10’及び制御装置200に供給する記録媒体は、特定の構造又は種類のものに限定されない。すなわちこの記録媒体は、たとえば、磁気テープやカセットテープ等のテープ系、フロッピー(登録商標)ディスク/ハードディスク等の磁気ディスクやCD−ROM/MO/MD/DVD/CD−R等の光ディスクを含むディスク系、ICカード(メモリカードを含む)/光カード等のカード系、あるいはマスクROM/EPROM/EEPROM/フラッシュROM等の半導体メモリ系などとすることができる。
また、表示装置10,10’及び制御装置200を通信ネットワークと接続可能に構成しても、本発明の目的を達成できる。この場合、上記のプログラムコードを、通信ネットワークを介して表示装置10,10’及び制御装置200に供給する。この通信ネットワークは表示装置10,10’及び制御装置200にプログラムコードを供給できるものであればよく、特定の種類又は形態に限定されない。例えば、インターネット、イントラネット、エキストラネット、LAN、ISDN、VAN、CATV通信網、仮想専用網(Virtual Private Network)、電話回線網、移動体通信網、衛星通信網等であればよい。
この通信ネットワークを構成する伝送媒体も、プログラムコードを伝送可能な任意の媒体であればよく、特定の構成又は種類のものに限定されない。例えばIEEE1394、USB(Universal Serial Bus)、電力線搬送、ケーブルTV回線、電話線、ADSL(Asymmetric Digital Subscriber Line)回線等の有線でも、IrDAやリモコンのような赤外線、Bluetooth(登録商標)、802.11無線、HDR(high data rate)、携帯電話網、衛星回線、地上波デジタル網等の無線でも利用可能である。なお、本発明は、上記プログラムコードが電子的な伝送で具現化された、搬送波に埋め込まれたコンピュータデータ信号の形態でも実現され得る。
本発明は、テレビジョン受像機等の表示装置として好適に利用することができる。
10、10’ 表示装置
12 実行部(実行手段)
13 カメラ
20、20’ リモコン受光部(受信部)
21 ユーザ特定部
22 記録部
23 指示部
24 映像処理部(画質調整手段)
11,25 表示部
26 音声処理部(音質調整手段)
27 スピーカ(音声出力部)
28 登録部(登録手段)
29 算出部
30 表示用情報作成部(番組表作成手段、録画表作成手段)
100,100’ リモコン
110 指示取得部
120 ユーザ登録部
130 処理設定部
140 記録部
150 ユーザ認識部
160 表示制御部
170 処理実行部
200 制御装置

Claims (20)

  1. 映像を表示する表示部を備え、操作端末によって操作される表示装置であって、
    自装置の動作を実行する実行手段と、
    上記操作端末から送信された、該操作端末を使用しているユーザを識別するための識別情報を含む信号を受信する受信部とを備え、
    上記実行手段は、上記識別情報と、上記実行手段が上記動作を実行する際の設定情報との対応情報を複数記録する記録部が記録する複数の対応情報の中から、上記受信部が受信した識別情報に対応する上記設定情報を取得し、取得した上記設定情報で上記動作を実行するように構成されており、
    上記記録部は、上記識別情報と優先度とを対応付けて記録しており、
    上記受信部が所定時間内に複数の異なる上記識別情報を受信した場合、上記実行手段は、複数の上記識別情報のうち、上記優先度の高い識別情報に対応する上記設定情報で上記動作を実行することを特徴とする表示装置。
  2. 映像を表示する表示部を備え、操作端末によって操作される表示装置であって、
    自装置の動作を実行する実行手段と、
    上記操作端末から送信された、該操作端末を使用しているユーザを識別するための識別情報を含む信号を受信する受信部とを備え、
    上記実行手段は、上記識別情報と、上記実行手段が上記動作を実行する際の設定情報との対応情報を複数記録する記録部が記録する複数の対応情報の中から、上記受信部が受信した識別情報に対応する上記設定情報を取得し、取得した上記設定情報で上記動作を実行するように構成されており、
    上記受信部が所定時間内に複数の異なる上記識別情報を受信した場合、上記実行手段は、複数の上記識別情報に対応する複数の上記設定情報を取得し、取得した複数の設定情報のうち、最も多い設定情報で上記動作を実行することを特徴とする表示装置。
  3. 映像を表示する表示部を備え、操作端末によって操作される表示装置であって、
    自装置の動作を実行する実行手段と、
    上記操作端末から送信された、該操作端末を使用しているユーザを識別するための識別情報を含む信号を受信する受信部とを備え、
    上記実行手段は、上記識別情報と、上記実行手段が上記動作を実行する際の設定情報との対応情報を複数記録する記録部が記録する複数の対応情報の中から、上記受信部が受信した識別情報に対応する上記設定情報を取得し、取得した上記設定情報で上記動作を実行するように構成されており、
    上記受信部が第1の所定時間内に複数の異なる上記識別情報を受信した場合、上記実行手段は、第2の所定時間内に上記識別情報をそれぞれ受信した比率と、受信した識別情報に対応する上記設定情報とに基づき、上記動作を実行すべき設定情報を決定し、決定した設定情報で上記動作を実行することを特徴とする表示装置。
  4. 映像を表示する表示部を備え、操作端末によって操作される表示装置であって、
    自装置の動作を実行する実行手段と、
    上記操作端末から送信された、該操作端末を使用しているユーザを識別するための識別情報を含む信号を受信する受信部と
    番組の放送波を受信する放送波受信部と、
    上記放送波受信部が受信する番組に関する番組情報を取得する取得手段と、を備え、
    上記実行手段は、上記識別情報と、上記実行手段が上記動作を実行する際の設定情報との対応情報を複数記録する記録部が記録する複数の対応情報の中から、上記受信部が受信した識別情報に対応する上記設定情報を取得し、取得した上記設定情報で上記動作を実行するように構成されており、
    上記実行手段は、上記取得手段が取得した番組情報に基づき番組表を作成し、作成した番組表を上記表示部に表示する番組表作成手段を含み、
    上記設定情報は、上記ユーザが過去に視聴した番組の視聴履歴情報であり、
    上記番組表作成手段は、上記受信部が受信した識別情報に対応する上記視聴履歴情報を取得し、上記取得手段が取得した番組情報の中から上記視聴履歴情報に基づき上記ユーザの視聴頻度の高い番組を選択し、選択した番組を強調表示するような番組表を作成するように構成されており、
    上記受信部が所定時間内に複数の異なる上記識別情報を受信した場合、上記番組表作成手段は、複数の上記識別情報に対応する複数の上記視聴履歴情報を取得し、取得した複数の視聴履歴情報に基づき番組表を作成することを特徴とする表示装置。
  5. 映像を表示する表示部を備え、操作端末によって操作される表示装置であって、
    自装置の動作を実行する実行手段と、
    上記操作端末から送信された、該操作端末を使用しているユーザを識別するための識別情報を含む信号を受信する受信部と、
    番組の放送波を受信する放送波受信部と、を備え、
    上記実行手段は、上記識別情報と、上記実行手段が上記動作を実行する際の設定情報との対応情報を複数記録する記録部が記録する複数の対応情報の中から、上記受信部が受信した識別情報に対応する上記設定情報を取得し、取得した上記設定情報で上記動作を実行するように構成されており、
    上記実行手段は、上記放送波受信部が受信した番組を録画する録画部に録画した番組の一覧表を作成し、作成した一覧表を上記表示部に表示する録画表作成手段を含み、
    上記設定情報は、上記ユーザが録画指示した録画履歴情報であり、
    上記録画表作成手段は、上記受信部が受信した識別情報に対応する上記録画履歴情報を取得し、取得した録画履歴情報に対応する番組の一覧表を作成するように構成されており、
    上記受信部が所定時間内に複数の異なる上記識別情報を受信した場合、上記録画表作成手段は、複数の上記識別情報に対応する複数の上記録画履歴情報を取得し、取得した複数の上記録画履歴情報に基づき、複数の上記ユーザが録画指示した番組を組み合わせた上記一覧表を作成することを特徴とする表示装置。
  6. 映像を表示する表示部を備え、操作端末によって操作される表示装置であって、
    自装置の動作を実行する実行手段と、
    上記操作端末から送信された、該操作端末を使用しているユーザを識別するための識別情報を含む信号を受信する受信部とを備え、
    上記実行手段は、上記識別情報と、上記実行手段が上記動作を実行する際の設定情報との対応情報を複数記録する記録部が記録する複数の対応情報の中から、上記受信部が受信した識別情報に対応する上記設定情報を取得し、取得した上記設定情報で上記動作を実行するように構成されており、
    上記実行手段は、上記映像の画質を調整し、調整された映像を上記表示部に表示する画質調整手段を含み、
    上記設定情報は、上記画質調整手段が上記画質を調整するための設定値であり、
    上記画質調整手段は、上記受信部が受信した識別情報に対応する上記設定値を取得し、取得した上記設定値で上記画質を調整するように構成されており、
    上記受信部が所定時間内に複数の異なる上記識別情報を受信した場合、上記実行手段は、複数の上記識別情報に対応する複数の上記設定値を取得し、取得した複数の設定値の平均値で上記動作を実行することを特徴とする表示装置。
  7. 番組の放送波を受信する放送波受信部と、
    上記放送波受信部が受信する番組に関する番組情報を取得する取得手段とを備え、
    上記実行手段は、上記取得手段が取得した番組情報に基づき番組表を作成し、作成した番組表を上記表示部に表示する番組表作成手段を含み、
    上記設定情報は、上記ユーザが過去に視聴した番組の視聴履歴情報であり、
    上記番組表作成手段は、上記受信部が受信した識別情報に対応する上記視聴履歴情報を取得し、上記取得手段が取得した番組情報の中から上記視聴履歴情報に基づき上記ユーザの視聴頻度の高い番組を選択し、選択した番組を強調表示するような番組表を作成することを特徴とする請求項1〜3、6のいずれか1項に記載の表示装置。
  8. 番組の放送波を受信する放送波受信部を備え、
    上記実行手段は、上記放送波受信部が受信した番組を録画する録画部に録画した番組の一覧表を作成し、作成した一覧表を上記表示部に表示する録画表作成手段を含み、
    上記設定情報は、上記ユーザが録画指示した録画履歴情報であり、
    上記録画表作成手段は、上記受信部が受信した識別情報に対応する上記録画履歴情報を取得し、取得した録画履歴情報に対応する番組の一覧表を作成することを特徴とする請求項1〜3、6のいずれか1項に記載の表示装置。
  9. 上記実行手段は、上記映像の画質を調整し、調整された映像を上記表示部に表示する画質調整手段を含み、
    上記設定情報は、上記画質調整手段が上記画質を調整するための設定値であり、
    上記画質調整手段は、上記受信部が受信した識別情報に対応する上記設定値を取得し、取得した上記設定値で上記画質を調整することを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の表示装置。
  10. 音声を出力する音声出力部を備え、
    上記実行手段は、上記音声の音質を調整し、調整された音声を上記音声出力部に出力する音質調整手段を含み、
    上記設定情報は、上記音質調整手段が上記音質を調整するための設定値であり、
    上記音質調整手段は、上記受信部が受信した識別情報に対応する上記設定値を取得し、取得した上記設定値で上記音質を調整することを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の表示装置。
  11. 上記受信部を介してのユーザからの指示により、上記設定値を決定し、決定した上記設定値を上記識別情報と対応づけて上記記録部の上記対応情報に登録する登録手段を備えていることを特徴とする請求項又は10に記載の表示装置。
  12. 請求項1〜11のいずれか1項に記載の表示装置を備えることを特徴とするテレビジョン受像機。
  13. 請求項1〜11までのいずれか1項に記載の表示装置の各手段としてコンピュータを動作させるためのプログラム。
  14. 請求項1に記載のプログラムを記載したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  15. 映像を表示する表示部と、自装置の動作を実行する実行手段と、信号を受信する受信部とを備え、操作端末によって操作される表示装置の制御方法であって、
    上記受信部が、上記操作端末から送信された、該操作端末を使用しているユーザを識別するための識別情報を含む信号を受信する受信工程と、
    上記実行手段が、上記識別情報と上記動作を実行する際の設定情報との対応情報が複数記録された記録部を参照して、上記受信部が上記受信工程にて受信した識別情報に対応する上記設定情報を取得し、取得した上記設定情報で上記動作を実行する実行工程とを含み、
    上記記録部は、上記識別情報と優先度とを対応付けて記録しており、
    上記受信部が上記受信工程にて所定時間内に複数の異なる上記識別情報を受信した場合、上記実行手段は、上記実行工程にて、複数の上記識別情報のうち、上記優先度の高い識別情報に対応する上記設定情報で上記動作を実行することを特徴とする表示装置の制御方法。
  16. 映像を表示する表示部と、自装置の動作を実行する実行手段と、信号を受信する受信部とを備え、操作端末によって操作される表示装置の制御方法であって、
    上記受信部が、上記操作端末から送信された、該操作端末を使用しているユーザを識別するための識別情報を含む信号を受信する受信工程と、
    上記実行手段が、上記識別情報と、上記動作を実行する際の設定情報との対応情報が複数記録された記録部を参照して、上記受信部が上記受信工程にて受信した識別情報に対応する上記設定情報を取得し、取得した上記設定情報で上記動作を実行する実行工程とを含み、
    上記受信部が上記受信工程にて所定時間内に複数の異なる上記識別情報を受信した場合、上記実行手段は、上記実行工程にて、複数の上記識別情報に対応する複数の上記設定情報を取得し、取得した複数の設定情報のうち、最も多い設定情報で上記動作を実行することを特徴とする表示装置の制御方法。
  17. 映像を表示する表示部と、自装置の動作を実行する実行手段と、信号を受信する受信部とを備え、操作端末によって操作される表示装置の制御方法であって、
    上記受信部が、上記操作端末から送信された、該操作端末を使用しているユーザを識別するための識別情報を含む信号を受信する受信工程と、
    上記実行手段が、上記識別情報と、上記動作を実行する際の設定情報との対応情報が複数記録された記録部を参照して、上記受信部が上記受信工程にて受信した識別情報に対応する上記設定情報を取得し、取得した上記設定情報で上記動作を実行する実行工程とを含み、
    上記受信部が上記受信工程にて第1の所定時間内に複数の異なる上記識別情報を受信した場合、上記実行手段は、上記受信工程にて、第2の所定時間内に上記識別情報をそれぞれ受信した比率と、受信した識別情報に対応する上記設定情報とに基づき、上記動作を実行すべき設定情報を決定し、決定した設定情報で上記動作を実行することを特徴とする表示装置の制御方法。
  18. 映像を表示する表示部と、自装置の動作を実行する実行手段と、信号を受信する受信部と、番組の放送波を受信する放送波受信部と、番組情報を取得する取得手段と、を備え、操作端末によって操作される表示装置の制御方法であって、
    上記受信部が、上記操作端末から送信された、該操作端末を使用しているユーザを識別するための識別情報を含む信号を受信する受信工程と、
    上記取得手段が、上記放送波受信部が受信する番組に関する番組情報を取得する取得工程と、
    上記実行手段が、上記識別情報と、上記動作を実行する際の設定情報との対応情報が複数記録された記録部を参照して、上記受信部が上記受信工程にて受信した識別情報に対応する上記設定情報を取得し、取得した上記設定情報で上記動作を実行する実行工程とを含み、
    上記実行工程は、上記実行手段が備える番組表作成手段が、上記取得手段により取得された番組情報に基づき番組表を作成し、作成した番組表を上記表示部に表示する番組表作成工程を含み、
    上記設定情報は、上記ユーザが過去に視聴した番組の視聴履歴情報であり、
    上記番組表作成工程は、上記番組表作成手段が、上記受信部が受信した識別情報に対応する上記視聴履歴情報を取得し、上記取得手段により取得された番組情報の中から上記視聴履歴情報に基づき上記ユーザの視聴頻度の高い番組を選択し、選択した番組を強調表示するような番組表を作成する工程であり、
    上記番組表作成工程は、上記受信部が上記受信工程にて所定時間内に複数の異なる上記識別情報を受信した場合に、上記番組表作成手段が、上記複数の上記識別情報に対応する複数の上記視聴履歴情報を取得し、取得した複数の視聴履歴情報に基づき番組表を作成する工程であることを特徴とする表示装置の制御方法。
  19. 映像を表示する表示部と、自装置の動作を実行する実行手段と、信号を受信する受信部と、番組の放送波を受信する放送波受信部と、を備え、操作端末によって操作される表示装置の制御方法であって、
    上記受信部が、上記操作端末から送信された、該操作端末を使用しているユーザを識別するための識別情報を含む信号を受信する受信工程と、
    上記実行手段が、上記識別情報と、上記動作を実行する際の設定情報との対応情報が複数記録された記録部を参照して、上記受信部が上記受信工程にて受信した識別情報に対応する上記設定情報を取得し、取得した上記設定情報で上記動作を実行する実行工程とを含み、
    上記実行工程は、上記実行手段が備える録画表作成手段が、上記放送波受信部が受信した番組を録画する録画部に録画した番組の一覧表を作成し、作成した一覧表を上記表示部に表示する録画表作成工程を含み、
    上記設定情報は、上記ユーザが録画指示した録画履歴情報であり、
    上記録画表作成工程は、上記録画表作成手段が、上記受信部が受信した識別情報に対応する上記録画履歴情報を取得し、取得した録画履歴情報に対応する番組の一覧表を作成する工程であり、
    上記録画表作成工程は、上記受信部が所定時間内に複数の異なる上記識別情報を受信した場合、上記録画表作成手段が、複数の上記識別情報に対応する複数の上記録画履歴情報を取得し、取得した複数の上記録画履歴情報に基づき、複数の上記ユーザが録画指示した番組を組み合わせた上記一覧表を作成する工程であることを特徴とする表示装置の制御方法。
  20. 映像を表示する表示部と、自装置の動作を実行する実行手段と、信号を受信する受信部と、番組の放送波を受信する放送波受信部と、を備え、操作端末によって操作される表示装置の制御方法であって、
    上記受信部が、上記操作端末から送信された、該操作端末を使用しているユーザを識別するための識別情報を含む信号を受信する受信工程と、
    上記実行手段が、上記識別情報と、上記動作を実行する際の設定情報との対応情報が複数記録された記録部を参照して、上記受信部が上記受信工程にて受信した識別情報に対応する上記設定情報を取得し、取得した上記設定情報で上記動作を実行する実行工程とを含み、
    上記実行工程は、上記実行手段が備える画質調整手段が、上記映像の画質を調整し、調整された映像を上記表示部に表示する画質調整工程を含み、
    上記設定情報は、上記画質調整手段が上記画質を調整するための設定値であり、
    上記画質調整工程は、上記画質調整手段が、上記受信部が受信した識別情報に対応する上記設定値を取得し、取得した上記設定値で上記画質を調整する工程であり、
    上記実行工程は、上記受信部が所定時間内に複数の異なる上記識別情報を受信した場合に、上記実行手段が、複数の上記識別情報に対応する複数の上記設定値を取得し、取得した複数の設定値の平均値で上記動作を実行する工程であることを特徴とする表示装置の制御方法。
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