JP4795605B2 - 使い捨て吸収性物品用の接着封止テープタブ、複合テープおよび吸収性物品 - Google Patents

使い捨て吸収性物品用の接着封止テープタブ、複合テープおよび吸収性物品 Download PDF

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Description

【0001】
発明の分野
本発明は、おむつのような吸収性物品を製造するための接着封止テープタブに関する。特に、本発明は、弾性ラミネートを含む接着封止テープタブに関する。本発明は更に、接着封止テープタブが切断可能な安定ロール形態の予備ラミネート複合テープに関する。本発明は更に、本発明による接着封止テープタブを含む吸収性物品を提供する。
【0002】
発明の背景
使い捨ておむつは一般に、薄く可撓性があり、伸張する低密度ポリエチレンバックシートフィルムと、バックシートフィルムの内側に吸収コアと、コアを覆う多孔性トップシートとを有する。かかるおむつは、着用者の股に、おむつの2つの端部がそれぞれ前後に延びるように配置される。各側のおむつの近接端を、互いに近接配置させるか、または重ね合わせ、おむつを閉じるように保持しながら、感圧接着テープまたはメカニカルファスナーテープ片を2つの端部の各近接する境界でバックシートに接合する。
【0003】
使い捨て物品に用いるのに望ましい封止システムは、例えば、フックアンドループファスニングコンポーネントを含むメカニカルファスナーを用いるものである。メカニカルファスニングシステムには、使い捨て物品を繰り返し開閉できるという利点がある。メカニカルファスナーを有する封止システムは、米国特許第5,019,073号および第5,176,671号、欧州特許出願EP第324578号、EP第563457号およびEP第563458号およびWO第96/21413号に記載されている。
【0004】
使い捨て吸収性物品、特におむつの外部は、現在、おむつに布地のような感触を与えるため不織布であることが多い。従って、これらのおむつに用いるのに望ましい封止システムはまた、おむつ封止システムに布地のような感触を与えるために不織裏材であるのが好ましい。更に、使い捨て吸収性物品の着用者の快適さを増大する弾性を封止システムに与えるための開発が行われている。
【0005】
WO第99/48455号は、例えば、吸収性物品の端部に接合可能な弾性タブラミネートを開示している。弾性タブラミネートは、部分的に伸縮性の不織層を片面に持つ少なくとも1層の弾性層を含む共押出し弾性フィルムを用いて形成される。他の面には、感圧接着剤層および/またはメカニカルファスナーシステムのコンポーネントが設けられる。
【0006】
EP第704196号は、使い捨ておむつのファスニングテープを開示している。このファスニングテープは、少なくとも両端で、テープの一表面に固定された伸張性の弾性材料を含んでおり、これによって、ファスニングテープの一部分をブリッジする。弾性テープによりブリッジされたファスニングテープの長さは、その弛緩状態において弾性テープより長い。
【0007】
しかしながら、これらの2つの特許出願に開示された弾性タブラミネートおよびファスニングテープには、着用者の皮膚が弾性フィルムへに暴露されて、弾性フィルムの膨張および弛緩が繰り返されるとフィルムが皮膚を擦るために、皮膚に刺激を与える可能性がある、という欠点がある。これは特に、乳児の皮膚のような敏感肌の場合に当てはまる。従って、この欠点がなく、同時に、良好な性能、すなわち、良好な弾性および信頼性のある封止を使い捨て吸収性物品に与え、使い捨て吸収性物品の既存の製造方法と適合性のある弾性封止テープタブが開発されるのが望ましい。弾性封止テープタブは、容易に、かつコスト有効な方法で製造できるのが好ましい。
【0008】
発明の開示
本発明は、一態様において、少なくとも第1主面側に、不織熱可塑性ポリマーファイバーの膨張性繊維層を有する弾性フィルムの弾性ラミネートを含む接着封止テープタブを提供する。本接着封止テープタブは容易に製造でき、既存の製造設備に適合するものである。更に、本発明の接着封止テープタブは、皮膚への刺激が少ないため、本発明による接着封止テープタブを有する吸収性物品の着用者に更に快適さを与える。
【0009】
好ましい実施形態において、本発明による接着封止テープタブの弾性ラミネートの膨張性繊維層は、弾性フィルムの両主面側に設けられる。膨張性繊維層という用語は、繊維層が固定される弾性フィルムを伸張したときに繊維層が膨張可能であることを意味する。繊維層そのものは非弾性であるため、層の膨張性は、繊維層の長さが、弛緩状態において弾性フィルムの長さより長くなるように、繊維層を弾性フィルムに固定することにより得られる。従って、弾性フィルムが繊維層の長さと等しい長さに伸張するまで、弾性フィルムの伸張に際して、繊維層を膨張することが可能となる。この限界を超えて伸張するには、繊維層の変形が必要になることから、伸張力を実質的に増大する必要がある。繊維層は、通常、弾性フィルムと共伸張し、少なくとも30%、好ましくは少なくとも75%の膨張性を有する。すなわち、弾性ラミネートは、弛緩状態において、その長さを少なくとも30%、好ましくは少なくとも75%伸張させることができる。一般に、繊維層の共伸張性は50〜400%、最も好ましくは75%〜200%である。
【0010】
繊維層は、縦方向に見たときに、間隔を置いて弾性フィルムに固定されている。弾性フィルムに結合された繊維層の部分は、弾性フィルム層に結合されていない繊維層の部分と交互になっている。これは、EP第704196に開示されたリングローリングと呼ばれる技術により、あるいは、繊維層を波形にして、弓形部分および錨部分を形成し、冷却すると弾性フィルムを形成する溶融熱可塑性材料を押出すことにより達成される。この後者の技術はWO第99/48455号に詳細に記載されている。
【0011】
弾性フィルムは、周囲条件でエラストマー特性を示す材料を含む。すなわち、材料は伸張させた後、元の形状に実質的に戻る。好ましくは、エラストマーは、変形および弛緩後にわずか永久硬化するだけで、硬化は、元の50%〜500%の伸張の好ましくは30%未満、より好ましくは20%未満である。エラストマー材料は、純粋なエラストマー、またはエラストマー相とのブレンド、または室温で実質的にエラストマー特性を示す内容物のいずれとすることもできる。好適なエラストマー熱可塑性ポリマーは、ブロックコポリマー等である。これらのブロックコポリマーは、例えば、米国特許第3,265,765号、第3,562,356号、第3,700,633号、第4,116,917号および第4,156,673号に記載されている。特に有用なのは、スチレン/イソプレン、ブタジエンまたはエチレン−ブチレン/スチレンブロックコポリマーである。通常、ブロックコポリマーはAブロックとBブロックを含む。これらのブロックは、鎖状、放射状、分岐または星形ブロックコポリマーをはじめとし、いかなる配列で並んでいてもよい。その他の有用なエラストマー組成物としては、エラストマーポリウレタン、エチレン酢酸ビニルのようなエチレンコポリマー、エチレン/プロピレンコポリマーエラストマーまたはエチレン/プロピレン/ジエンターポリマーエラストマーを挙げることができる。これらのエラストマーの互いの、または変性エラストマーとのブレンドもまた考えられる。
【0012】
粘度減少ポリマーおよび可塑剤もまた、低分子量ポリエチレンおよびポリプロピレンポリマーおよびコポリマー、またはWingtack(商標)のような粘着付与樹脂、グッドイヤーケミカル社より入手可能な脂肪族炭化水素粘着付与剤のようなエラストマーとブレンドすることができる。粘着付与剤としては、脂肪族または芳香族炭化水素液体粘着付与剤、ポリテルペン樹脂粘着付与剤および水素化粘着付与樹脂が例示される。脂肪族炭化水素樹脂が好ましい。
【0013】
染料、顔料、酸化防止剤、帯電防止剤、ボンディング助剤、ブロック防止剤、滑剤、熱安定化剤、光安定化剤、発泡剤、ガラス泡、強化繊維、分解用デンプンおよび金属塩またはマイクロファイバーのような添加剤もまた、弾性フィルムを作製するためにエラストマー組成物にブレンドすることができる。
【0014】
本発明に関連する好ましい実施形態において、弾性フィルムは、一主面または両主面にスキン層を提供するエラストマー材料のエラストマーコア層を含む。かかる多層フィルムは、共押出しによって簡便に製造することができる。非弾性接着テープを取り付ける側にスキン層を用いるのは特に有用である。というのは、スキン層は、粘着付与剤およびその他低分子量種の弾性コア層への移動に対してバリア層として作用し、また、特にスキン層が非弾性材料であるときに非弾性接着テープの取り付けのためにより安定な表面を形成するためである。
【0015】
スキン層は、これらのスキン層の弾性限界を超えて伸張可能である。スキン層は、弾性コア層よりも弾性が少なく、通常は非弾性で、弾性フィルムが伸張されるパーセンテージで弾性コア層よりも比較的永久的変形を受ける、半結晶またはアモルファスポリマーの非粘着性の材料またはブレンドであるのが通常である。提供されるスキン層が非粘着性で、適用される接着剤に対して好ましくはバリア層として作用できる限りは、オレフィンエラストマー、例えば、エチレン−プロピレンエラストマー、エチレンプロピレンジエンポリマーエラストマー、メタロセンポリオレフィンエラストマーまたはエチレン酢酸ビニルエラストマーまたはスチレン/イソプレン、ブタジエンまたはエチレン−ブチレン/スチレン(SIS、SBS、SEBS)ブロックコポリマーまたはポリウレタンまたはこれらの材料とのブレンドのようなエラストマー材料を用いることができる。通常、用いるエラストマー材料は、非弾性材料とのブレンドにおいて、0〜70%、好ましくは5〜50%の重量パーセントで存在する。スキン層に高パーセンテージでエラストマーがあると、表面の粘着性およびロールを巻き戻す力を減じるために、ブロック防止剤および/または滑剤を用いる必要がある。好ましくは、これらのスキン層は、主にポリエチレン、ポリプロピレン、ポリブチレン、ポリエチレン−ポリプロピレンコポリマーのようなポリマーで形成されたポリオレフィンであるのが好ましいが、これらのスキン層はまた全体にまたは部分的に、ナイロンのようなポリアミド、ポリエチレンテレフタレートのようなポリエステル等、およびこれらの好適なブレンドであってもよい。通常、共押出し弾性材料の伸張および復元の後、スキン層材料は、次の3つの好適なモードのうちの少なくとも一つにおいて弾性コア層材料と接触する。第1は、弾性コア層とマイクロテクスチャードスキン層間の連続接触、第2は、マイクロテクスチャードスキン折り曲げによるコア層材料の凝集破壊を伴う層間の連続接触、第3は、マイクロテクスチャード折り曲げによるマイクロテクスチャー折り曲げ谷での中間スキン層のコア層への接触を伴うスキン層のコア層に対する接着破壊である。通常、本発明において、スキンとコアの接触の3つの形態の全てが許容される。しかしながら、スキン層が弾性コア層から剥離する可能性を最小にするために、スキン層およびコア層は、実質的に連続接触であるのが好ましい。
【0016】
通常、弾性フィルムの全体の弾性コア層対スキン層の厚さの比率は、少なくとも1.5、好ましくは少なくとも5.0だが、1000未満、最も好ましくは5.0〜200である。通常、多層弾性フィルムの全体の厚さは好ましくは25〜200ミクロンである。スキン層材料の追加は、通常、弾性フィルム材料を強化する傾向がある。しかしながら、本発明において、スキン層は、十分薄く、かつ/または柔らかく提供され、エラストマーコア層の強化はほとんど、または全く生じず、弾性材料を再利用したとき(例えば、ブリージングにより生じる寸法変化による)、フィルムは初期の伸びだけでなく、同様に第2以降の伸びにおいても好適な低い応力伸び力および低ヒステリシス損失レベルで弾性である。
【0017】
通常、弾性フィルムは、明らかな降伏点または範囲を第1の伸びでは持たないエラストマー層材料そのものと同様に、第1の伸びおよび好ましくは続く伸びにおいても弾性特性を持つ。
【0018】
弾性ラミネートの繊維層は、一般に、熱可塑性ポリマーファイバーの不織ウェブである。不織ウェブを作製するのに好適なプロセスは、エアレイング、スパンボンド、スパンレース、ボンド溶融ブローンウェブおよびボンドカードウェブ形成プロセスが挙げられるがこれらに限られるものではない。スパンボンド不織ウェブは、紡糸口金において一連の微細ダイオリフィスから溶融熱可塑材をフィラメントとして押出すことにより作製される。押出されたフィラメントの直径は、例えば、非エダクティブまたはエダクティブ流体延伸または、米国特許第4,340,653号(Appelら)、第3,692,618号(Dorschnerら)、第3,338,992号および第3,341,394号(Kinney)、第3,276,944号(Levy)、第3,502,538号(Peterson)、第3,502,763号(Hartman)および第3,542,615号(Doboら)に記載されているようなその他の公知のスパンボンド機構により張力をかけると、即時に減少する。スパンボンドウェブは好ましくはボンドされる。不織ウェブ層もまたボンドカードウェブから作製してもよい。カードウェブは、分離ステープルファイバーから作製され、ファイバーは結合またはカーディングユニットに送られ、そこで分離され、機械方向にステープルファイバーが位置合わせされて、機械方向配向の繊維状不織ウェブが形成される。しかしながら、ランドマイザーを用いてこの機械方向配向を減じることができる。カードウェブを形成すると、いくつかあるボンディング方法のうちの1つ以上によりボンドされて、好適な引張特性が与えられる。あるボンディング方法は、パウダーボンディングであり、粉末状接着剤がウェブに分散されて、通常は、ウェブおよび接着剤をホットエアで加熱することにより、活性化される。他のボンディング方法は、パターンボンディングであり、加熱されたカレンダーロールまたは超音波ボンディング装置を用いて、通常は、局所ボンドパターンでファイバーをボンドする。ただし、必要であれば、ウェブはその全表面を跨ぐようにしてボンドすることもできる。通常、合わせてボンドされるウェブのファイバーが多ければ多いほど、不織ウェブの引張特性が大きくなる。
【0019】
エアレイングは、本発明に有用な繊維状不織ウェブを作製することのできる他のプロセスである。エアレイングプロセスにおいて、約6〜約19ミリメートルの長さを有する小さなファイバーの束が分離され、給気において取り込まれ、多くの場合真空の助けを借りて、形成スクリーンに付着される。不規則に付着されたファイバーを、例えば、ホットエアまたはスプレー接着剤を用いて互いにボンドする。
【0020】
代替として知られている溶融ブローンウェブまたはスパンレース不織ウェブ等を用いて弾性ラミネートの繊維層を形成することができる。溶融ブローンウェブは、マルチダイオリフィスから熱可塑性ポリマーを押出すことにより形成される。ポリマー溶融流れは、ポリマーがダイオリフィスから排出される場所で直ちにダイの2面に沿って高速ホットエアまたは蒸気により即時に減衰される。得られるファイバーは、収集面で収集される前に、得られる乱気流の中で、合着ウェブへと交絡する。通常、十分な完全性と強度を本発明において与えるために、溶融ブローンウェブは、上述したエアボンディング、熱または超音波ボンディング等により更にボンドされなければならない。
【0021】
本発明によれば、第1および第2の非弾性接着テープが互いに対向するようにして弾性フィルムに取り付けられ、第1主面側では、弾性フィルムは膨張性繊維層を含み、第2主面側では、第1および第2の非弾性接着テープが取り付けられている。第1および第2の非弾性接着テープはそれぞれ繊維層と接着剤層とを含んでいる。非弾性接着テープの繊維層は、上述した通りにして作製してもよく、10〜150g/m2、好ましくは20g/m2〜150g/m2の厚さを有する寸法安定性のある層である。非弾性接着テープの繊維層は、片側にある接着剤層の接着剤を他方の側にブリードさせないのが好ましい。あるいは、繊維層が接着剤をブリードさせる場合には、フィルムバリア層を接着剤層と繊維層との間に設けることができる。かかるフィルムバリア層を設けるとまた、繊維層そのものが十分な強度を与えない場合に接着テープの強度を改善することができる。接着剤層を用いて、非弾性接着テープを弾性フィルムへ固定させる。接着剤層は、粘着付与された合成ゴム樹脂接着剤、アクリレート接着剤、シリコーン接着剤、ポリアルファ−オレフィン接着剤、ブレンド等のような通常の溶液またはホットメルトコート接着剤とすることができる。第1および第2の非弾性接着テープはそれぞれ、弾性ラミネートの一方の端部に固定され、各接着テープの一部が弾性フィルムを超えて伸張するようにする。従って、第1または第2の非弾性接着テープの伸張部分を用いて、接着封止テープタブを、おむつのような使い捨て吸収性物品の一端に取り付け、一方、他の非弾性接着テープの伸張部分は封止システムを含むこととなる。
【0022】
本発明に関連した一実施形態において、封止システムは単に1本の非弾性接着テープの伸張部分からなっていてもよい。従って、非弾性接着テープの1本の接着剤層は、かかるシステムにおいては、その非弾性接着テープの伸張部分を、吸収性物品の前部に取り付けられるランディングゾーンへ取り付けることにより、吸収性物品を封止するのに用いられる。あるいは、封止システムはメカニカルファスナーを含んでいる。後者の場合には、第1および第2の非弾性接着テープのうちの1本の伸張部分に、メカニカルファスナーシステム、一般に、フックアンドループメカニカルファスナーシステムのフックパートの2つの相互係合手段のうちの一つが設けられる。ループコンポーネントは通常、吸収性物品の外側表面に形成される。
【0023】
好ましい実施形態によれば、非弾性接着テープの繊維層は、接着剤を有する側とは逆側に剥離層が設けられる。例えば、本発明の接着封止テープタブを切断できる予備ラミネート複合テープのように接着封止テープタブが互いに積み重ねられるときは、これは特に望ましい。ロール形態のかかる予備ラミネート複合テープにおいて、第1および第2の非弾性接着テープおよび弾性フィルムは軸状に伸張して、ロールから片を切断することにより、所望の幅の接着封止テープタブを得ることができる(接着封止テープタブの長さはロールの幅により決まる)。非弾性接着テープの繊維層に設けることのできる好適な剥離コーティングは、当業者に周知であり、例えば、UV硬化性シリコーン剥離コーティングおよびポリウレタン系シリコーン剥離コーティングが挙げられる。
【0024】
第1および第2の非弾性接着テープは同一であっても異なっていてもよく、更に層を含んでいてもよい。例えば、非弾性接着テープの接着剤層と繊維層との間にフィルム層を設けてもよい。
本発明による好ましい実施形態を例証するが、本発明を限定することを意図したものではない、以下の図面を参照して、本発明を更に説明する。
【0025】
好ましい実施形態の詳細な説明
本発明の接着テープは、吸収性物品に封止システム、特におむつの封止システムを製造することを意図したものである。図1は、封止形態の使い捨ておむつ1の斜視図である。おむつは、内側表面110と外側表面120との間に吸収コア130を含む。吸収コア130は、圧縮性があり、コンフォーマルで、着用者の皮膚に刺激を与えず、液体および特定の身体からの滲出液を吸収して保持できる手段であればいずれであってもよい。
【0026】
おむつの外側表面120は液体不浸透性で、プラスチック薄膜から製造されているのが好ましいが、可撓性のある液体不浸透性のその他の材料を用いても構わない。外側表面120は、吸収コアに吸収され含まれている滲出液が、ベッドシーツや下着のようなおむつ1と接触する物品を汚さないようにする。外側表面120は布地のような感触を有しているのが好ましい。
【0027】
おむつの内側表面110は、馴染みやすく、柔らかな感触を有し、着用者の皮膚を刺激しない。更に、内側表面110は液体透過性で、その厚みを液体が容易に浸透できる。好適な内側表面110は、多孔性フォーム、網状フォーム、孔空きフィルム、天然繊維(例えば、木材や綿繊維)、合成繊維(例えば、ポリエステルまたはポリプロピレン繊維)または天然および合成繊維の組み合わせのような様々な材料から製造してよい。着用者の皮膚を、吸収コア130に保持された液体から隔離する疎水性材料からできているのが好ましい。好適な内側表面110は、例えば、約15−25g/m2のスパンボンドまたはカードポリプロピレン不織布である。
【0028】
吸収コア130は、例えば、感圧接着剤、ホットメルト接着剤またはその他接着剤、超音波ボンディングまたは熱/圧力シーリングにより外側表面120に固定してもよい。外側表面120および内側表面110は、外側表面120および内側表面が固定される中間固定部材を用いて直接的または間接的に互いに結合させる。内側表面110および外側表面120は、例えば、感圧接着剤、ホットメルト接着剤またはその他接着剤、超音波ボンディングまたは熱および/または圧力を含む様々な手段により合体させる。
【0029】
おむつ1の上記の説明は例証のためであって限定されるものではない。おむつおよびその構造の更なる詳細については文献に記載されており、例えば、EP第0529681号、米国特許第4,036,233号、EP第0487758号、WO第96/10382号、US第3800796号、EP第0247855号または米国特許第4,857,067号から引用できる。
【0030】
図2は、本発明による接着封止テープタブ10の第1の実施形態を示す。接着封止テープタブ10は、弾性ラミネート15と、第1および第2の非弾性接着テープ20および30をそれぞれ含む。弾性ラミネート15は、一主面側に繊維層17を有する弾性フィルム16を含む。弾性フィルム16は、単一層からなっていてもよい、または好ましくは、弾性フィルム16は、上述した通り、片側または両側にスキン層を有するコア弾性層を含む多層材料である。繊維層17は膨張性である、すなわち、弛緩状態において弾性フィルム16の長さよりも長い長さを有している。繊維層17は、間隔を置いて弾性フィルムに固定されている。すなわち、縦方向に見たときに、弾性フィルムに結合された繊維層17の部分(図2に弓形部分として図示されている)は、弾性フィルム層に結合されていない繊維層の部分と交互になっている。
【0031】
弾性フィルム16の他方の側に、非弾性接着テープ20および30がボンドされている。非弾性接着テープ20および30は互いに、それぞれ弾性ラミネート15の一端で対向するようにボンドされている。図2から分かるように、非弾性接着テープ20および30は弾性ラミネート15の端部を超えて伸張している。弾性ラミネート15にボンドされた非弾性接着テープ20および30の部分の長さは、通常、約5mmであり、非弾性接着テープの全長は通常、約20mm〜40mm、好ましくは25〜30mmである。弾性ラミネートの弛緩状態の長さは一般に、20〜40mm、好ましくは25〜35mmである。非弾性接着テープ20および30はそれぞれ、非弾性接着テープを弾性ラミネート15へボンドする不織熱可塑性ポリマー繊維の繊維層21と、接着剤層22とを含む。更に、図1の非弾性接着テープ30には、弾性ラミネート15に取り付けられた端部と逆の端部に取り付けられた指上げ31がある。指上げ31は、一端で非弾性接着テープ30の接着剤をカバーする約3〜5mmのフィルムであるのが一般的である。おむつのような吸収性物品に装着するとき、接着封止テープタブ10を、非弾性接着テープ20により、おむつ1の端部140へ接合させることができる。非弾性接着テープ30を用いて、非弾性接着テープ30を、おむつの前部で目標ゾーン150に接合することによりおむつを封止することができる(図1参照)。
【0032】
図2に示す実施形態の変形によれば、接着封止テープタブはフックアンドループファスニングシステムのコンポーネントを含んでいてもよい。かかる実施形態を図3に示す。図3に示す通り、非弾性接着テープ20はフックアンドループファスニングシステムのフックコンポーネント32を有している。このフックコンポーネント32は、非弾性接着テープ30の接着剤層22にボンドされていて、弾性ラミネート15と指上げ31との間の接着剤層をカバーしている。指上げ31を用いない場合には、フックコンポーネントは、通常、非弾性接着テープ30の端部まで伸張している。
【0033】
図3の接着封止テープタブは、吸収性物品に固定して、図4および図5に示すように、吸収性物品を使う前は折り曲げておける。図4に示すとおり、図3の接着封止テープタブの非弾性接着テープ20はおむつ1の端部140にボンドされている。図4に示す実施形態において、接着封止テープタブは折り曲げて、フックコンポーネント32が、弾性ラミネート15の膨張性繊維層17に向き合うようにし、それと剥離可能に係合させてもよい。図4の折り曲げた接着封止テープタブはおむつ1の端部140を超えて伸張している。図5に示す代替の実施形態において、接着封止テープタブはおむつ1の端部140周囲に折り曲げられており、これは、おむつ1のパッケージングおよび取扱いにとってより便利である。図5に示すように、接着封止テープタブの非弾性接着テープ20が接合された端部140の側とは逆の端部140の側とフックコンポーネント32は向き合っている。
【0034】
図6は、本発明による接着封止テープタブの更なる実施形態を示す。この図面に示された接着封止テープタブ50は更に、裏材73の片側に、例えば、フィルム裏材、剥離層71またはこの代わりに剥離表面と、逆側に接着剤層72とを含む剥離テープ70を含んでいる。剥離テープ70は、弾性ラミネート15の端部近傍で非弾性接着テープにボンドされている。剥離テープ70は折り曲げられて、剥離層71が弾性ラミネート15を覆っている。剥離テープ70は弾性ラミネート15と、フックコンポーネント32と弾性ラミネート15との間の接着領域36をカバーしている。剥離テープとしては、一主面側に接着剤層と、逆主面側に剥離表面とを備えた支持シートを有する剥離テープであればいずれも使用することができる。
【0035】
図7は、おむつに接着封止テープタブ50を用いる例である。接着封止テープタブ50は、非弾性接着テープ20により、おむつの端部140の外側表面120にボンドされている。接着封止テープタブ50は線Aに沿って折り曲げられ(図6)、剥離テープ70は端部140の内側表面110に接合されている。従って、保管中、剥離テープ70は接着部分36を汚染から保護する。用いる際に折り曲げられた封止テープタブ50を開くと、剥離テープ70は内側表面110に残り、接着部分36は目標ゾーン150に接合して、メカニカルファスニングシステムを支持する。使用後、接着封止テープタブが丸めたおむつから外側に尚伸張するようにして、おむつを構造に折り曲げる、または丸めることができる。おむつを丸めた構成に固定するために、接着部分36を目標領域150またはおむつの外側表面120に固定すると、ゴミ容器に容易にかつ簡便に廃棄することができる。しかしながら、本発明の接着封止テープタブ50に、廃棄前におむつに固定するための接着部分36を設ける必要はない。接着部分36が存在しない場合には、おむつの一端部にある接着封止テープタブのフック部分を、おむつの逆の端部で接着封止テープタブの繊維層、または繊維状バックシート、またはその他繊維状表面と係合させて、廃棄前、折り曲げた構成におむつを固定することができる。
【0036】
さらに、当業者であれば、更なる変形として、接着封止テープタブ50の封止システムはフックアンドループファスニングシステムのコンポーネントを用いず、その代わりに封止のために非弾性接着テープ30の接着剤に頼ってもよいことが分かるであろう。かかる実施形態において、剥離テープ70は、保管中、非弾性接着テープ30の接着剤層をカバーするのに十分伸張する。
【0037】
更に図6に示すように、2枚以上の接着封止テープタブ50がスタックのように互いに重なっているとき、または、記載したように、予備ラミネートされた複合テープのロールから接着封止テープタブ50を切断するとき、接着封止テープタブ50はまた、非弾性接着テープ20と30との間のその主面側18で、剥離テープ70の接着剤層が少なくとも弾性ラミネートと接触する範囲まで、剥離テープ70の接着剤層をカバーするライナ35を任意で含んでいてもよい。かかる接着封止テープタブ50をおむつ製造に用いる前に、剥離ライナ35は取り除いてもよい。
【0038】
図8は、本発明による接着封止テープタブの更なる実施形態を示す。本実施形態において、非弾性接着テープ20および30は互いに接触するために弾性ラミネート15に接合されている。同様に、カバー層37aおよび37b、例えば、フィルム層が設けられて、互いに接触するテープの端部の部分を覆うようにして、非弾性接着テープの接着剤を覆っている。従って、非弾性接着テープ20および30は、弾性ラミネートの逆の端部にボンドされているのみであって、非弾性接着テープが互いに接触している弾性ラミネートにはボンドされていない。封止テープタブを伸張すると、非弾性接着テープ20および30は、間に溝を残して互いに離れるように動く。弾性ラミネートを再び弛緩すると、非弾性接着テープ20および30は再び互いに実質的に接触する。カバー層37aおよび37bによって、そこに接合された非弾性接着テープにより隠れることなく弾性ラミネートが伸張される。カバー層37aおよび37bを用いる代わりに、非弾性接着テープの接着剤層を設けて、テープの全長を覆うように伸張させずに、接着剤を含有しないテープの部分を残す。本実施形態は、かかる接着封止テープタブがスタックまたはロールで互いに重なっているときに、図6の剥離ライナ35を使用しないで済むという利点を与える。というのは、非弾性接着テープの繊維層に剥離コーティングをコートして、剥離テープの接着剤層が、非弾性接着テープの繊維層に永久接合するのを防ぐことができるためである。
【0039】
図9は、弾性ラミネートが、弾性フィルム16の両側に膨張性の繊維層17を有する接着封止テープタブの更なる例である。本実施形態において、ゾーン40および41を弾性フィルムの片側の両端に残し、非弾性接着テープ20および30をボンドするための弾性フィルムが取り付けられる。これらのゾーン40および41は、これらのスポットで繊維層17をゾーン溶融することにより作製することができる。同様に、タイ層46をこれらのゾーンに設けて、非弾性接着テープ20および30の弾性ラミネートへのボンディングを改善してもよい。かかるタイ層は、例えば、エチレン酢酸ビニル(コ)ポリマーを含んでいてもよい。
【0040】
本発明の好ましい実施形態によれば、上述の実施形態に記載した接着封止テープタブは、予備ラミネートされた複合テープのストックロールから切断することができる。このように、図10に示すように、安定ロール形態44の予備ラミネート複合テープが与えられる。セグメント45は所望であればロールから切断することができる。セグメント45の長さがロールから切断された接着封止テープタブの幅を決め、ロールの幅が接着封止テープタブの長さを決める。このように、接着封止テープタブの非弾性接着テープおよび弾性ラミネートは、予備ラミネート複合テープのロールにおいて軸状に伸張している。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による接着封止テープタブを有する使い捨て吸収性物品の概略図。
【図2】 本発明による接着封止テープタブの実施形態の概略断面図。
【図3】 本発明による接着封止テープタブの実施形態の概略断面図。
【図4】 使用前の保管中の、使い捨て吸収性物品の端部に取り付けられた図3の接着封止テープタブの構成の概略図。
【図5】 使用前の保管中の、使い捨て吸収性物品の端部に取り付けられた図3の接着封止テープタブの構成の概略図。
【図6】 本発明による接着封止テープタブの更なる実施形態の概略断面図。
【図7】 使用前の保管中、使い捨て吸収性物品の端部に取り付けられた図6の接着封止テープタブの構成の概略図。
【図8】 本発明による接着封止テープタブの更なる実施形態の概略断面図。
【図9】 本発明による接着封止テープタブの更なる実施形態の概略断面図。

Claims (7)

  1. 不織熱可塑性ポリマーファイバーの膨張性繊維層(17)を少なくとも第1主面に有する弾性フィルム(16)を備える弾性ラミネート(15)と
    一方の主面に接着剤層(22)を有する不織熱可塑性ポリマーファイバーの繊維層(21)をそれぞれに備える第1の非弾性接着テープ(30)および第2の非弾性接着テープ(20)とを具備し、
    前記第1の非弾性接着テープ(30)および前記2の非弾性接着テープ(20)が、それぞれの前記接着剤層(22)によって、前記第1主面とは反対側の前記弾性ラミネート(15)の第2主面に、互いに対向するように取り付けられており、
    前記第1の非弾性接着テープ(30)および前記2の非弾性接着テープ(20)前記弾性ラミネート(15)の互いに反対側の端部それぞれに超えて延びている、
    接着封止テープタブ(10,50)。
  2. 前記第1の非弾性接着テープが、前記接着剤層(22)に接合されたメカニカルファスナー(32)を備える請求項1に記載の接着封止テープタブ。
  3. 接着剤層(7)を片側に有するとともに剥離表面(7)を反対側に有する裏材(73)を備えた剥離テープ(70)を更に具備し、前記剥離テープは、前記弾性ラミネートに近接して前記第2の非弾性接着テープ(0)に固着されるとともに、前記剥離表面が前記弾性ラミネート(15)の前記膨張性繊維層(17)に重なるようにして折り曲げられる請求項1に記載の接着封止テープタブ。
  4. 前記第1および第2の非弾性接着テープ(20,30)がそれぞれ、前記弾性ラミネート(15)に重なる端縁部に近接して前記非弾性接着テープの前記接着剤層を覆うカバー層(37a,37b)を具備し、前記第1および第2の非弾性接着テープ(20,30)、前記接着封止テープタブの非張状態において、前記第1および第2の非弾性接着テープ(20,30)が互いに接触するようにして、前記弾性ラミネート(15)に固着されている請求項1に記載の接着封止テープタブ。
  5. 前記弾性ラミネート(15)の前記第2主面が、それに取り付けられた不織熱可塑性ポリマーファイバーの膨張性繊維層(17)をさらに備え、前記弾性ラミネートの前記第2主面の両端(40,41)、前記第1および第2の非弾性接着テープ取り付けられるようになっている請求項1に記載の接着封止テープタブ。
  6. 請求項1に記載の接着封止テープタブを切り取ることができる安定ロール(44)における予備ラミネートされた複合テープであって、前記第1および第2の非弾性接着テープならびに前記弾性フィルムが軸線方向に延びている複合テープ。
  7. 一端縁に取り付けられた請求項1に記載の接着封止テープタブ(10,50)を有する吸収性物品(1)。
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