JP4795285B2 - 通信制御プログラム、通信制御装置、及び通信制御方法 - Google Patents

通信制御プログラム、通信制御装置、及び通信制御方法 Download PDF

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Description

本発明は、通信制御プログラム、通信制御装置、及び通信制御方法に関し、特に通信端末による通話に関する通信制御プログラム、通信制御装置、及び通信制御方法に関する。
無線通信端末のアクセスポイント又は基地局(以下、「アクセスポイント」で統一する。)では、圏内の端末へ向けた着呼に備え、端末の存在が検知されると当該端末に対する通信帯域が確保される。但し、一つのアクセスポイントで確保可能な通信帯域は限られている。したがって、多数のユーザ(通信端末)が同じアクセスポイントの圏内に存在する場合、通信帯域が不足することがある。
例えば、特許文献1には、ユーザ単位又はグループ単位でQoS(Quality of Service)クラスを予め設定しておき、通信端末が要求したQoSクラスが、予め設定されているQoSクラスに対応するものであれば、当該通信端末に対して当該QoSクラスのための帯域保証等を行うことが記載されている。
特開2006−304083号公報 特開2004−304399号公報
しかしながら、特許文献1に記載された技術によれば、アクセスポイント配下に他の通信端末が存在しているか否かに拘わらず、予め設定されたQosクラスでの帯域しか確保されない。したがって、当該技術では、アクセスポイントの圏内の状況に応じて通信帯域を合理的に、また、柔軟に配分するのは困難であるという問題がある。
本発明は、上記の点に鑑みてなされたものであって、アクセスポイントの通信帯域を適切に配分することのできる通信制御プログラム、通信制御装置、及び通信制御方法の提供を目的とする。
そこで上記課題を解決するため、本発明は、コンピュータに、アクセスポイントの圏内にある複数の通信端末それぞれの優先度を識別可能な情報を受信する優先度受信手順と、前記複数の通信端末それぞれの時刻に応じた優先度が対応付けられて記憶装置に記憶されているスケジュール情報に基づいて、前記通信端末の優先度を変更する優先度変更手順と、前記アクセスポイントの圏内にある通信端末の数が、前記記憶装置に記録されている前記アクセスポイントの同時通話可能数を超えている場合に、前記通信端末の通話の許否を前記優先度に基づいて判定する判定手順とを実行させることを実行させることを特徴とする。
このような通信制御プログラムでは、アクセスポイントの通信帯域を適切に配分することができる。
本発明によれば、アクセスポイントの通信帯域を適切に配分することのできる通信制御プログラム、通信制御装置、及び通信制御方法を提供することができる。
以下、図面に基づいて本発明の実施の形態を説明する。図1は、本発明の実施の形態における通信システムの構成例を示す図である。図1の通信システム1は、携帯電話(通信端末)によるVoIP(Voice over Internet Protocol)による通話(通信)を実現するシステムである。通信システム1において、通信帯域制御サーバ10と、SIPサーバ20と、複数のAP(アクセスポイント)30a及び30b(以下、総称する場合「AP30」という。)とはネットワーク40を介して接続されている。
AP30は、携帯電話がネットワーク40を介してIP(Internet Protocol)通信による通話を行うためのアクセスポイント(又は基地局)である。AP30と携帯電話50a又は50b等(以下、総称する場合「携帯電話50」という。)との間は無線通信が行われる。
SIPサーバ20は、SIP(Session Initiation Protocol)に基づく呼制御を実行するための機能が実装されたコンピュータであり、一般的にもSIPサーバと呼ばれるものである。
通信帯域制御サーバ10は、AP30ごとに通話を制限する(又は許可する)携帯電話50の選別等を行うことにより、多数の携帯電話50が一つのAP30の圏内に集中した場合における通信不良の発生を防止するための機能が実装されたコンピュータである。通信帯域制御サーバ10は、各携帯電話50の「優先度」に基づく優先順位とAP30の同時通話可能数とに基づいて、通話の制限又は許可を判定する。
図2は、本発明の実施の携帯における携帯電話及び通信帯域制御サーバの機能構成例を示す図である。
図2において、携帯電話50は、通話制御部51、プレゼンス通知部52、端末優先度情報53、及び場所優先度マスタ54等を有する。通話制御部51は、AP30及びネットワーク40を介したVoIPによる通話を実現する。プレゼンス通知部52は、携帯電話50がAP30の圏内に入ったときに、携帯電話50の存在を通信帯域制御サーバ10へ通知する。ここで通知される情報を「プレゼンス情報」という。プレゼンス情報には、当該携帯電話50の優先度が含まれている。
端末優先度情報53は、携帯電話50ごとに予め設定された優先度を含む情報である。場所優先度マスタ54は、場所(例えば、会議室やトイレ等)ごとに優先度が登録されているマスタデータである。すなわち、本実施の携帯では、携帯電話50の優先度は、当該携帯電話50の所在位置に応じて変化する。
一方、通信帯域制御サーバ10の機能は、プレゼンスサーバ部11、プロキシサーバ部12、及びスケジュール管理部13に大別される。
プレゼンスサーバ部11は、プレゼンス管理部111、通話許否判定部112、プレゼンスDB113、及びAP規定数管理マスタ114等より構成される。プレゼンス管理部111は、各携帯電話50より送信されるプレゼンス情報の受信及び管理等を行う。プレゼンス管理部111は、受信したプレゼンス情報をプレゼンスDB113に登録し、管理する。通話許否判定部112は、各携帯電話50について、優先度に基づいて通話制限の要否を判定する。AP規定数管理マスタ114は、AP30ごとに、その圏内において同時に通話可能な携帯電話の数(同時通話可能数)が登録されたマスタデータである。
プロキシサーバ部12は、プロキシ部121、及びレジスタ端末リスト122等より構成される。プロキシ部121は、各携帯電話50に対して、SIPサーバ20のプロキシとして機能する。すなわち、本実施の形態において、SIPサーバ20による各携帯電話50に対するSIPによる呼制御は、プロキシ部121を介して行われる。斯かる構成において、プロキシ部121は、通話許否判定部112によって通話の制限が判定された携帯電話50については、SIPにおけるREGISTERメッセージをSIPサーバ20に伝達しない。こうすることにより、当該携帯電話50は、SIPサーバ20による呼制御の対象とならない。レジスタ端末リスト122は、通話が許可され、SIPサーバ20による呼制御の対象とされている通信電話50の一覧情報である。
スケジュール管理部13は、優先度通知部131、及びスケジュールDB132等より構成される。スケジュールDB132は、時間の経過に応じた優先度のスケジュール情報が携帯電話50ごとに登録されているデータベースである。優先度通知部131は、スケジュールDB132に登録されている情報(以下、「優先度スケジュール情報」という。)に基づいて、時間の経過に応じて、携帯電話50の優先度の変更要求をプレゼンス管理部111に通知する。
なお、図2に示される通信帯域制御サーバ10における全ての機能が一台のコンピュータ内に実装されていなくてもよい。例えば、プレゼンスサーバ部11、プロキシサーバ部12、スケジュール管理部13は別個のコンピュータに分散されていてもよい。
図3は、本発明の実施の形態における通信帯域制御サーバのハードウェア構成例を示す図である。図3の通信帯域制御サーバ10は、それぞれバスBで相互に接続されているドライブ装置100と、補助記憶装置102と、メモリ装置103と、演算処理装置104と、インタフェース装置105とを有するように構成される。
通信帯域制御サーバ10での処理を実現するプログラムは、CD−ROM等の記録媒体101によって提供される。プログラムを記録した記録媒体101がドライブ装置100にセットされると、プログラムが記録媒体101からドライブ装置100を介して補助記憶装置102にインストールされる。なお、プログラムのインストールは必ずしも記録媒体101より行う必要はなく、ネットワークを介して他のコンピュータよりダウンロードするようにしてもよい。
補助記憶装置102は、インストールされたプログラムを格納すると共に、必要なファイルやデータ等を格納する。例えば、補助記憶装置102には、プレゼンスDB113、AP規定数管理マスタ114、レジスタ端末リスト122、及びスケジュールDB132等が記録される。
メモリ装置103は、プログラムの起動指示があった場合に、補助記憶装置102からプログラムを読み出して格納する。演算処理装置104は、メモリ装置103に格納されたプログラムに従って通信帯域制御サーバ10に係る機能を実行する。インタフェース装置105は、ネットワークに接続するためのインタフェースとして用いられる。
以下、通信システム1の処理手順について説明する。図4は、待ち受けが許可される場合の処理概要を説明するためのシーケンス図である。本実施の形態では、待ち受けを制限することにより通話を制限する。したがって、待ち受けが許可されるということは通話が許可されるということである。
携帯電話50のプレゼンス通知部52は、電源がONにされたときや、AP30の圏内に入ったときに(すなわち、AP30の存在を検知したとき)、当該AP30を介してプレゼンス情報を通信帯域制御サーバ10のプレゼンス管理部11に送信する(S101)。プレゼンス情報には、端末優先度情報53に含まれている情報及び当該AP30の識別情報(以下「アクセスポイントID」という。)とが含まれる。
図5は、端末優先度情報の構成例を示す図である。図5において、端末優先度情報53は、プレゼンスID及び優先度等を含む。プレゼンスIDは、通信帯域制御サーバ10のプレゼンスサーバ部11によって、各携帯電話50に対して一意になるように割り当てられる識別情報である。優先度は、携帯電話50に対して予め設定されている優先度である。例えば、通信システム1が企業内において運用される場合を例とすれば、優先度は役職に応じて定められることが考えられる。なお、携帯電話50の優先度は、端末優先度情報53に含まれていなくてもよく、例えば、通信帯域制御装置10において管理されていてもよい。この場合、携帯電話50には、少なくとも当該携帯電話50の優先度を識別可能な情報が登録されていればよい。例えば、通信帯域制御装置10においてプレゼンスIDと関連付けられて各携帯電話50の優先度が管理されている場合、プレゼンスIDが、優先度を識別可能な情報に相当する。
続いて、携帯電話50の通話制御部51は、SIPにおけるREGISTERメッセージを通信帯域制御サーバ10のプロキシサーバ部12に送信する(S102)。REGISTERメッセージに伴って携帯電話50のSIPアドレスも送信される。プロキシサーバ部12は、REGISTERメッセージに応じ、当該SIPアドレスに係る携帯電話50の通話の許否をプレゼンスサーバ部11に問い合わせる(S103)。なお、通信帯域制御サーバ10内では、SIPアドレスとプレゼンスIDとの対応は予め管理されている。プレゼンスサーバ部11より通話の許可の応答を受信すると(S104)。プロキシサーバ部12は、携帯電話50のSIPアドレスをレジスタ端末リスト122に登録(追加)し、当該REGISTERメッセージをSIPサーバ20に転送する(S105)。SIPサーバ20において当該REGISTERメッセージが受け付けられた旨(「OK」)が応答されると(S106)、プロキシサーバ部12は、当該REGISTERメッセージが受け付けられた旨を携帯電話50に送信する(S107)。これにより、携帯電話50の通話制御部51は、通話圏内(通話可能)であることを表示させる。
次に、待ち受けが許可されない場合について説明する。図6は、待ち受けが許可されない場合の処理概要を説明するためのシーケンス図である。図6中、図4と同一ステップには同一ステップ番号を付し、その説明は適宜省略する。
図6では、ステップS103における問い合わせに対し、プレゼンスサーバ部11は、通話の不許可を応答する(S108)。この場合、プロキシサーバ部12は、携帯電話50のSIPアドレスのレジスタ端末リスト122への登録は行わず、携帯電話50からのREGISTERメッセージを無視する。したがって、当該REGISTERメッセージは、SIPサーバ20へは転送されず、また、REGISTERメッセージに対する応答も携帯電話50には返信されない。すなわち、当該REGISTERメッセージは、SIPの呼制御に従った処理は行われない。
その後、携帯電話50の通話制御部51は、通話圏外であることを表示し、一定時間経過後、再びREGISTERメッセージを送信する(S109)。なお、REGISTERメッセージは、携帯電話50から定期的に繰り返し送信される。
次に、着信時の処理について説明する。図7は、着信時の処理概要を説明するためのシーケンス図である。
SIPサーバ20は、発信側からのINVITEメッセージ(接続要求)を受信すると、当該INVITEメッセージをプロキシサーバ部12に送信する(S201)。プロキシサーバ部12は、当該INVITEメッセージを着信側の携帯電話50に送信する(S202)。INVITEメッセージの受信に応じ、携帯電話50のプレゼンス通知部52は、優先度の変更要求をプレゼンスサーバ部11に送信する(S203)。ここでは、最優先を示す優先度に変更するよう要求される。通話中の携帯電話50の優先度を最優先とすることにより、通話中に優先度の高い携帯電話50が同じエリアに入ってきた場合でも優先順位が下げられないようにする(すなわち、優先順位が下げられてしまうことにより通話が中断されてしまうことを抑止する)ためである。
また、通話制御部51は、着信音を鳴らし、呼び出し中であることをプロキシサーバ部12に通知する(S204)。プロキシサーバ部12は、呼び出し中であることをSIPサーバ20に通知する(S205)。その後、着信側の携帯電話50のユーザが電話に出ると、プロキシサーバ部10を介してSIPに基づいた通信が携帯電話50とSIPサーバ20との間で行われ、通話が実現する(S206〜S210)。
次に、通話の切断時の処理について説明する。図8は、通話の切断時の処理概要を説明するためのシーケンス図である。
携帯電話50において通話が切断されると、携帯電話50の通話制御部51は、BYEメッセージをプロキシサーバ部12に送信する(S221)。BYEメッセージはSIPサーバ20に転送され(S222)、それに対する応答がプロキシサーバ部12を介して返信される(S223、S224)。続いて、携帯電話50のプレゼンス通知部52は、優先度の変更要求をプレゼンスサーバ部11に送信する(S225)。ここでは、優先度を元のレベルに変更するよう要求される。すなわち、通話が終了したら、携帯電話50の優先度は、予め携帯電話50に設定されているレベルに戻される。
次に、発信時の処理について説明する。図9は、発信時の処理概要を説明するためのシーケンス図である。
発信の際、携帯電話50のプレゼンス通知部52は、優先度の変更要求をプレゼンスサーバ部11に送信する(S231)。ここでは、通話に入るため最優先を示す優先度に変更するよう要求される。続いて、携帯電話50の通話制御部51は、INVITEメッセージをプロキシサーバ部12に送信することにより、SIPに基づく接続要求を行う(S232)。INVITEメッセージはSIPサーバ20に転送される(S233)。以降、プロキシサー部10を介してSIPに基づいた通信が携帯電話50とSIPサーバ20との間で行われ、通話が実現する(S234〜S238)。
次に、優先度の変更要求に応じて携帯電話50の通話が許可されなくなる場合について説明する。図10は、優先度の変更要求に応じて通話が許可されなくなる場合の処理概要を説明するための図である。図10では、優先度を下げるよう要求されるケースが相当する。
優先度の変更要求は、携帯電話50のプレゼンス通知部52又はスケジュール管理部13よりプレゼンスサーバ部11に送信される(S241、S242)。
携帯電話50より優先度の変更要求が送信されるケースとしては、上述した、着信時、切断時、発信時の他、ユーザの手動の操作によって優先度の変更が要求された場合、又は携帯電話50が場所優先度マスタ54に優先度が設定されている場所(位置)に移動したとき等が挙げられる。
図11は、場所優先度マスタの構成例を示す図である。 図11において、場所優先度マスタ54には、場所ごとに割り当てられた場所IDに応じて優先度(A、B、・・・)が登録されている。なお、本実施の形態では、アルファベット順に優先度が高い(BよりAの方が優先度が高い)こととする。
すなわち、場所優先度マスタ54に登録されている場所には、例えば、RFID(Radio Frequency Identification)タグが配設されており、携帯電話50のプレゼンス通知部52は、携帯電話50に備えられているタグリーダによって当該RFIDタグに記録されている場所IDを取得する。プレゼンス通知部52は、場所優先度マスタ54において当該場所IDに対応付けられている優先度をプレゼンスサーバ部11に通知する。
なお、場所マスタ54は、携帯電話50内にではなく、他のコンピュータ(例えば、通信帯域制御装置10)において管理されていてもよい。この場合、プレゼンス通知部52は、場所に応じた優先度を識別可能な情報として、場所IDをプレゼンスサーバ部11に通知すればよい。
一方、スケジュール管理サーバ部13から優先度の変更要求が送信されるケースとしては、スケジュールDB132に登録された優先度スケジュール情報に基づいて、優先度通知部131が時間の経過に応じて優先度の変更を通知する場合が相当する。
図12は、スケジュールDBの構成例を示す図である。図12において、スケジュールDB132は、優先度スケジュール情報として、プレゼンスIDごと(すなわち、携帯電話50ごと)に時刻及び優先度が登録されている。優先度通知部131は、スケジュールDB132に登録されている時刻の到来を検知すると、その時刻に対応付けられているプレゼンスIDに係る携帯電話50について、その時刻に対応付けられている優先度への変更をプレゼンスサーバ部11に要求する。スケジュールDB132によれば、例えば、会議等の予定や休憩時間や交通機関を利用した移動の予定が入っており、その時間中は電話を着信できなくても良い場合等に、その予定の開始予定時刻に優先度が低くなるように設定しておき、予定の終了予定時刻に元の優先度に戻すように設定しておくことにより、自動的に会議等の予定時間中の優先度を低くすることが可能となる。
優先度の変更通知に応じ、当該携帯電話50についてそのAP30の圏内での優先順位が下がることにより通話が許可されなくなった場合、プレゼンスサーバ部11は、プロキシサーバ部12に対して当該携帯電話50のSIPアドレスを指定して、当該携帯電話50のSIPメッセージのSIPサーバ20への転送を抑止するよう指示する(S243)。当該指示に応じて、プロキシサーバ部12は、レジスタ端末リスト122より当該携帯電話50のSIPアドレスを削除する。
したがって、その後、プロキシサーバ部12は、当該携帯電話50よりSIPメッセージを受信しても(S244)、当該SIPメッセージを無視する。その結果、当該携帯電話50では圏外表示がされ、通話ができない状態となる。なお、優先順位が下がっても、通話が許可される場合(すなわち、優先順位が当該AP30の同時通話可能数の範囲内である場合)は、ステップS243は実行されない。
次に、各装置又は各部の処理手順についてフローチャートを用いて更に詳しく説明する。図13は、プレゼンス情報受信時におけるプレゼンスサーバ部の処理手順を説明するためのフローチャートである。
携帯電話50のプレゼンス通知部52がプレゼンス情報を送信すると(S301)、待機状態(S302)だったプレゼンスサーバ部11のプレゼンス管理部111は、当該プレゼンス情報を受信する(S303)。続いて、プレゼンス管理部111は、当該プレゼンス情報をプレゼンスDB113に登録する(S304)。
図14は、プレゼンスDBの構成例を示す図である。図14において、プレゼンスDB113は、携帯電話50ごとにプレゼンスID、アクセスポイントID、優先度、通話フラグ、及び抑止フラグ等の情報を管理するデータベースである。プレゼンスID、アクセスポイントID、及び優先度は、プレゼンス情報に含まれていたものがそのまま登録される。通話フラグは、当該携帯電話50が通話中であるか否かを示す情報である。抑止フラグは、当該携帯電話50の通話が許可されているか否か、より詳しくは、当該携帯電話50に関するSIPメッセージの転送を抑止すべきか否かを示す情報である。
なお、当該携帯電話50に関するプレゼンス情報がプレゼンスDB113に既に含まれている場合は、既存のプレゼンス情報を新たに受信されたプレゼンス情報によって更新される。
続いて、プレゼンス管理部111は、当該携帯電話50が属するAP30圏内の携帯電話50の数が当該AP30に対する同時通話可能数以下であるか否かを判定する(S305)。当該携帯電話50が属するAP30は、プレゼンス情報に含まれているアクセスポイントIDによって識別することができる。したがって、当該AP30圏内の携帯電話50の数は、プレゼンスDB113において、当該AP30のアクセスポイントIDに係るレコードの数によって把握することができる。また、当該AP30に対する同時通話可能数は、AP規定数管理マスタ114より取得される。
図15は、AP規定数管理マスタの構成例を示す図である。図15に示されるように、AP規定数管理マスタ114には、アクセスポイントIDごと(AP30ごと)に、同時通話可能数が登録されている。
当該AP30圏内の携帯電話50の数が同時通話可能数以下である場合(S305でYES)、プレゼンス管理部111は、以降の処理は行わず待機状態となる(S302)。一方、当該AP30配下の携帯電話50の数が同時通話可能数を超える場合(S305でNO)、プレゼンス管理部111は、プレゼンスDB113において当該AP30のアクセスポイントIDに係るレコードを優先度順に整列し、その優先度順において同時通話可能数より後の携帯電話50については抑止フラグを「ON」とする(S306)。抑止フラグの設定について変化が無かった場合(S307でNO)、プレゼンス管理部111は、待機状態となる(S302)。抑止フラグの設定について変化が有った場合(S307でYES)、プレゼンス管理部111は、抑止フラグの設定に変化の有った携帯電話50についてそのSIPアドレスを伴った抑止指示をプロキシサーバ部12に通知する(S308)。
プロキシサーバ部12のプロキシ部121は、抑止指示に係る携帯電話50のSIPアドレスをレジスタ端末リスト122より削除し、その後の当該携帯電話50に関するSIPメッセージについて転送を停止(無視)する(S309)。
次に、図16は、REGISTERメッセージ受信時におけるプロキシサーバ部の処理手順を説明するためのフローチャートである。
携帯電話50の通話制御部51がREGISTERメッセージを送信すると(S401)、待機状態(S402)だったプロキシサーバ部12のプロキシ部121は、REGISTERメッセージを受信する(S403)。続いてプロキシ部121は、プレゼンスサーバ部11に対して、当該携帯電話50について通話許否の問い合わせを行う(S404)。プレゼンスサーバ部11の通話許否判定部112は、当該携帯電話50について、プレゼンスDB113の抑止フラグの値を参照することにより通話の許否を判定する(S405)。すなわち、抑止フラグがOFFであれば通話は許可され、ONであれば通話は許可されない。
プロキシサーバ部12は、通話許否判定部112による判定結果を受信すると、当該判定結果に応じてレジスタ端末リスト122を更新する(S406)。すなわち、通話が許可された場合は、レジスタ端末リスト112に当該携帯電話50のSIPアドレスを追加する。一方、通話が許可されなかった場合であって、当該携帯電話50のSIPアドレスがレジスタ端末リスト112に含まれている場合は、当該SIPアドレスをレジスタ端末リスト112より削除する。続いて、通話が許可されなかった場合(S407でNO)、プロキシ部121は、待機状態となる(S402)。一方、通話が許可された場合(S407でYES)、プロキシ部111は、REGISTERメッセージをSIPサーバ20に転送する(S408)。SIPサーバ20は、当該REGISTERメッセージに応じて登録処理を行う(S409)。
次に、図17は、優先度変更要求受信時におけるプレゼンスサーバ部の処理手順を説明するためのフローチャートである。
携帯電話50又はスケジュール管理サーバ部13が優先度の変更要求を送信すると(S501)、待機状態(S502)だったプレゼンスサーバ部11のプレゼンス管理部111は、優先度の変更要求に含まれている優先度情報(新たな優先度の値)を受信する(S503)。
続いて、プレゼンス管理部111は、当該携帯電話50に係るレコードがプレゼンスDB113に存在するか否かを調べる(S504)。当該レコードが存在しない場合、プレゼンス管理部111は、待機状態となる(S502)。当該レコードが存在する場合、プレゼンス管理部111は、当該レコードの通話中フラグに基づいて、当該携帯電話50が通話中であるか否かを判定する(S505)。なお、通話中フラグは、優先度の変更要求の受信に応じて変更される。すなわち、優先度の変更要求が、着信時又は発信時におけるものである場合、プレゼンス管理部11は、当該携帯電話50について、プレゼンスDB113における通話フラグをON(通話中)とする。一方、優先度の変更要求が、切断時におけるものである場合、プレゼンス管理部11は、当該通話フラグをOFF(非通話中)とする。したがって、優先度の変更要求には、その原因(着信、発信、切断、手動、場所の移動、スケジュール)を識別する情報を付加するとよい。
当該携帯電話50が通話中である場合(S505でYES)、プレゼンス管理部111は、待機状態となる(S502)。以降の処理は、優先度の変更に関するものであるところ、通話中の携帯電話50については、最優先の優先度のまま変更されないようにするためである。
一方、当該携帯電話50が通話中でない場合(S505でNO)、プレゼンス管理部111は、当該携帯電話50について、プレゼンスDB113における優先度を更新する(S506)。以降、ステップS507〜S510では、更新後の優先度に基づいて、図13のステップS306〜S309と同様の処理が実行される。
次に、図18は、SIPメッセージの受信時のプロキシサーバ部の処理手順を説明するためのフローチャートである。図18では、SIPメッセージとして、BYEメッセージが例とされている。
通話が切断され、携帯電話50の通話制御部51がBYEメッセージを送信すると(S601)、待機状態(S602)だったプロキシサーバ部12のプロキシ部121は、BYEメッセージを受信し、当該BYEメッセージに係る携帯電話50のSIPアドレスが、レジスタ端末リスト122に登録されているか否か(すなわち、当該携帯電話50がSIPサーバ20による呼制御の対象(転送中ユーザ)とされているか否か)を調べる(S603)。当該携帯電話50のSIPアドレスがレジスタ端末リスト122に登録されていない場合(S603でNO)、プロキシサーバ部121は待機状態となる(S602)。当該SIPアドレスの端末リスト122に登録されている場合(転送中ユーザである場合)(S603でYES)、プロキシサーバ部121は、当該BYEメッセージメッセージをSIPサーバ20に転送する(S604)。
SIPサーバ20は、BYEメッセージを相手側に送信する(S605)。SIPサーバ20は、相手側より応答を受信すると、当該応答をプロキシ部121に転送する(S606)。待機状態(S607)だったプロキシ部121は、応答を受信すると、当該応答の転送先の携帯電話50が転送中ユーザであるか否かを判定する(S608)。当該携帯電話50が、転送中ユーザでない場合(S608でNO)、プロキシサーバ部121は待機状態となる(S607)。一方、当該携帯電話50が転送中ユーザである場合、プロキシ部121は、当該応答を当該携帯電話50に転送する(S609)。
携帯電話50は、BYEメッセージに対する応答を受信すると(S610)、通話前に最優先に変更された優先度を戻すため、優先度の変更要求をプレゼンスサーバ部11に送信する(S611)。それに応じ、プレゼンスサーバ部11では、図17において説明した優先度変更要求受信時の処理(以下「優先度変更要求受信時処理」という。)が実行される。
次に、図19は、着信時及び発信時の処理手順を説明するためのフローチャートである。ステップS701からS711までは着信時の処理に関する。
SIPサーバ20は、発信側からのINVITEメッセージを受信すると、当該INVITEメッセージをプロキシサーバ部12に送信する(S701)。プロキシサーバ部12のプロキシ部121は図18において説明したSIPメッセージ受信時の処理(以下、「SIPメッセージ受信時処理」という。)を実行した結果に応じて、INVITEメッセージを着信側の携帯電話50に転送する(S702)
INVITEメッセージの受信に応じ(S703)、携帯電話50のプレゼンス通知部52は、最優先(優先度A)への優先度の変更要求をプレゼンスサーバ部11に送信する(S704)。優先度の変更要求に応じ、プレゼンスサーバ部11のプレゼンス管理部111は、図17において説明した優先度変更要求受信時処理を実行する(S705)。
また、通話制御部51は、着信音を鳴らし、呼び出し中であることをプロキシサーバ部12に通知する(S706)。プロキシサーバ部12のプロキシ部121は、SIPメッセージ受信時処理の実行結果に応じて、呼び出し中であることをSIPサーバ20に通知する(S707)。SIPサーバ20は、呼び出し中の通知を受け付ける(S708)。
続いて、通話制御部51は、INVITEメッセージに対する応答をプロキシサーバ部12に送信する(S709)。プロキシサーバ部12のプロキシ部121は、SIPメッセージ受信時処理の実行結果に応じて、当該応答をSIPサーバ20に転送する(S710)。SIPサーバ20は、当該応答を受け付ける(S711)。
ステップS721以降は、発信時の処理に関する。
発信の際、携帯電話50のプレゼンス通知部52は、最高優先(優先度A)への優先度の変更要求をプレゼンスサーバ部11に送信する(S721)。優先度の変更要求に応じ、プレゼンスサーバ部11のプレゼンス管理部111は、優先度変更要求受信時処理を実行する(S722)。続いて、携帯電話50の通話制御部51は、INVITEメッセージをプロキシサーバ部12に送信する(S723)。プロキシサーバ部12のプロキシ部121は、SIPメッセージ受信時処理の実行結果に応じて、INVITEメッセージをSIPサーバ20に転送する(S724)。SIPサーバ20は、INVITEメッセージを着信側に送信する(S725)。
SIPサーバ20は、着信側より呼び出し中の通知を受信すると、当該呼び出し中の通知をプロキシ部121に転送する(S726)。プロキシ部121は、SIPメッセージ受信時処理の実行結果に応じて、呼び出し中の通知を発信側の携帯電話50に転送する(S727)。携帯電話50の通話制御部51は、呼び出し中の通知を受け付ける(S728)。
SIPサーバ20は、着信側よりINVITEメッセージに対する応答を受信すると、当該応答をプロキシ部121に転送する(S729)。プロキシ部121は、SIPメッセージ受信時処理の実行結果に応じて、当該応答を携帯電話50に転送する(S730)。携帯電話50の通話制御部51は、当該応答を受け付ける(S731)。
このように、各SIPメッセージは、プロキシサーバ部12を介して転送される。この際、プロキシサーバ部12は、SIPメッセージ受信時処理を実行することにより、プレゼンスサーバ部11において通話の許可が判定された携帯電話50についてのみSIPメッセージの転送を行う。したがって、通話が許可された携帯電話50についてのみ通話が実現される。
上述したように、本実施の形態における通信システム1によれば、アクセスポイントごとにその圏内の携帯電話の優先度に基づく優先順位と同時通話可能数とに応じて、通話が許可される携帯電話が制限される。したがって、データ通信は可能であっても通話の品質を維持することができない程度の多数の携帯電話が一つのアクセスポイントに集中した場合、通話中の全員の通話の品質が劣化してしまうという事態を避けることができ、少なくとも優先順位が同時通話可能数以内の携帯電話については、適切な品質による通話を実現することができる。
また、本実施の形態では、優先度が低い携帯電話であっても、優先順位が同時通話可能数範囲内であれば通話を行うことができる。よって、通信帯域を柔軟に割り当てることができる。また、当該優先順位は、アクセスポイントのエリアに対する携帯電話の進入に応じて変化する。したがって、刻々と変化する状況に応じて通信帯域を割り当てることができる。
また、各携帯電話の優先度は、固定的なものでなく、場所の移動や予めスケジュールを登録しておくことで自動的に変化させることができる。したがって、携帯電話のユーザの行動に応じて柔軟に優先度を変化させることができ、ひいては、通信帯域の割り当てをユーザの行動に合わせて柔軟に行うことができる。
以上、本発明の実施例について詳述したが、本発明は斯かる特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
以上の説明に関し、更に以下の項を開示する。
(付記1)
コンピュータに、
アクセスポイントの圏内にある通信端末より当該通信端末の優先度を識別可能な情報を受信する優先度受信手順と、
前記アクセスポイントの圏内にある通信端末の数が、記憶装置に記録されている前記アクセスポイントの同時通話可能数を超えている場合に、前記通信端末の通話の許否を前記優先度に基づいて判定する判定手順とを実行させるための通信制御プログラム。
(付記2)
記憶装置に記録されている時間の経過に応じた前記優先度のスケジュール情報に基づいて前記携帯電話の優先度を変更する第一の優先度変更手順を有し、
前記判定手順は、前記第一の優先度変更手順によって変更された前記優先度に基づいて前記通信端末の通話の許否を判定することを特徴とする付記1記載の通信制御プログラム。
(付記3)
前記通信端末より前記優先度の変更要求を受信する優先度変更要求受信手順を有し、
前記判定手順は、前記変更要求に係る前記優先度に基づいて前記通信端末の通話の許否を判定することを特徴とする付記1又は2記載の通信制御プログラム。
(付記4)
前記優先度変更要求受信手順は、前記通信端末の位置に応じた前記優先度への変更要求を受信し、
前記判定手順は、前記通信端末の位置に応じた前記優先度に基づいて前記通信端末の通話の許否を判定することを特徴とする付記3記載の通信制御プログラム。
(付記5)
前記優先度変更要求受信手順は、前記通信端末の着信時又は発信時には、最優先を示す前記優先度への変更要求を受信することを特徴とする付記3記載の通信制御プログラム。
(付記6)
前記通信端末より呼制御に関するメッセージを受信するメッセージ受信手順を有し、
前記通話が許可されない前記通信端末に関する前記メッセージについては前記呼制御に従った処理を行わないことを特徴とする付記1乃至5いずれか一項記載の通信制御プログラム。
(付記7)
アクセスポイントの圏内にある通信端末より当該通信端末の優先度を識別可能な情報を受信する優先度受信手段と、
前記アクセスポイントの圏内にある通信端末の数が、記憶装置に記録されている前記アクセスポイントの同時通話可能数を超えている場合に、前記通信端末の通話の許否を前記優先度に基づいて判定する判定手段とを有することを特徴とする通信制御装置。
(付記8)
記憶装置に記録されている時間の経過に応じた前記優先度のスケジュール情報に基づいて前記携帯電話の優先度を変更する第一の優先度変更手段を有し、
前記判定手段は、前記第一の優先度変更手段によって変更された前記優先度に基づいて前記通信端末の通話の許否を判定することを特徴とする付記7記載の通信制御装置。
(付記9)
前記通信端末より前記優先度の変更要求を受信する優先度変更要求受信手段を有し、
前記判定手段は、前記変更要求に係る前記優先度に基づいて前記通信端末の通話の許否を判定することを特徴とする付記7又は8記載の通信制御装置。
(付記10)
前記優先度変更要求受信手段は、前記通信端末の位置に応じた前記優先度への変更要求を受信し、
前記判定手段は、前記通信端末の位置に応じた前記優先度に基づいて前記通信端末の通話の許否を判定することを特徴とする付記9記載の通信制御装置。
(付記11)
前記優先度変更要求受信手段は、前記通信端末の着信時又は発信時には、最優先を示す前記優先度への変更要求を受信することを特徴とする付記9記載の通信制御装置。
(付記12)
前記通信端末より呼制御に関するメッセージを受信するメッセージ受信手段を有し、
前記通話が許可されない前記通信端末に関する前記メッセージについては前記呼制御に従った処理を行わないことを特徴とする付記7乃至11いずれか一項記載の通信制御装置。
(付記13)
コンピュータが実行する通信制御方法であって、
アクセスポイントの圏内にある通信端末より当該通信端末の優先度を識別可能な情報を受信する優先度受信手順と、
前記アクセスポイントの圏内にある通信端末の数が、記憶装置に記録されている前記アクセスポイントの同時通話可能数を超えている場合に、前記通信端末の通話の許否を前記優先度に基づいて判定する判定手順とを有することを特徴とする通信制御方法。
(付記14)
記憶装置に記録されている時間の経過に応じた前記優先度のスケジュール情報に基づいて前記携帯電話の優先度を変更する第一の優先度変更手順を有し、
前記判定手順は、前記第一の優先度変更手順によって変更された前記優先度に基づいて前記通信端末の通話の許否を判定することを特徴とする付記13記載の通信制御方法。
(付記15)
前記通信端末より前記優先度の変更要求を受信する優先度変更要求受信手順を有し、
前記判定手順は、前記変更要求に係る前記優先度に基づいて前記通信端末の通話の許否を判定することを特徴とする付記13又は14記載の通信制御方法。
(付記16)
前記優先度変更要求受信手順は、前記通信端末の位置に応じた前記優先度への変更要求を受信し、
前記判定手順は、前記通信端末の位置に応じた前記優先度に基づいて前記通信端末の通話の許否を判定することを特徴とする付記15記載の通信制御方法。
(付記17)
前記優先度変更要求受信手順は、前記通信端末の着信時又は発信時には、最優先を示す前記優先度への変更要求を受信することを特徴とする付記15記載の通信制御方法。
(付記18)
前記通信端末より呼制御に関するメッセージを受信するメッセージ受信手順を有し、
前記通話が許可されない前記通信端末に関する前記メッセージについては前記呼制御に従った処理を行わないことを特徴とする付記13乃至17いずれか一項記載の通信制御方法。
本発明の実施の形態における通信システムの構成例を示す図である。 本発明の実施の携帯における携帯電話及び通信帯域制御サーバの機能構成例を示す図である。 本発明の実施の形態における通信帯域制御サーバのハードウェア構成例を示す図である。 待ち受けが許可される場合の処理概要を説明するためのシーケンス図である。 端末優先度情報の構成例を示す図である。 待ち受けが許可されない場合の処理概要を説明するためのシーケンス図である。 着信時の処理概要を説明するためのシーケンス図である。 通話の切断時の処理概要を説明するためのシーケンス図である。 発信時の処理概要を説明するためのシーケンス図である。 優先度変更要求に応じて通話が許可されなくなる場合の処理概要を説明するための図である。 場所優先度マスタの構成例を示す図である。 スケジュールDBの構成例を示す図である。 プレゼンス情報受信時におけるプレゼンスサーバ部の処理手順を説明するためのフローチャートである。 プレゼンスDBの構成例を示す図である。 AP規定数管理マスタの構成例を示す図である。 REGISTERメッセージ受信時におけるプロキシサーバ部の処理手順を説明するためのフローチャートである。 優先度変更要求受信時におけるプレゼンスサーバ部の処理手順を説明するためのフローチャートである。 SIPメッセージの受信時のプロキシサーバ部の処理手順を説明するためのフローチャートである。 着信時及び発信時の処理手順を説明するためのフローチャートである。
符号の説明
1 通信システム
10 通信帯域制御サーバ
11 プレゼンスサーバ部
12 プロキシサーバ部
13 スケジュール管理部
20 SIPサーバ
30a、30b AP(アクセスポイント)
50a、50b 携帯電話
51 通話制御部
52 プレゼンス通知部
53 端末優先度情報
54 場所優先度マスタ
100 ドライブ装置
101 記録媒体
102 補助記憶装置
103 メモリ装置
104 演算処理装置
105 インタフェース装置
111 プレゼンス管理部
112 通話許否判定部
113 プレゼンスDB
114 AP規定数管理マスタ
121 プロキシ部
122 レジスタ端末リスト
131 優先度通知部
132 スケジュールDB132
B バス

Claims (7)

  1. コンピュータに、
    アクセスポイントの圏内にある複数の通信端末それぞれの優先度を識別可能な情報を受信する優先度受信手順と、
    前記複数の通信端末それぞれの時刻に応じた優先度が対応付けられて記憶装置に記憶されているスケジュール情報に基づいて、前記通信端末の優先度を変更する優先度変更手順と、
    前記アクセスポイントの圏内にある通信端末の数が、前記記憶装置に記録されている前記アクセスポイントの同時通話可能数を超えている場合に、前記通信端末の通話の許否を前記優先度に基づいて判定する判定手順とを実行させる通信制御プログラム。
  2. 前記スケジュール情報には、前記通信端末のユーザの予定に対応した時刻に応じた優先度が対応付けられていることを特徴とする請求項1記載の通信制御プログラム。
  3. 前記通信端末より前記優先度の変更要求を受信する優先度変更要求受信手順を有し、
    前記判定手順は、前記変更要求に係る前記優先度に基づいて前記通信端末の通話の許否を判定することを特徴とする請求項1又は2記載の通信制御プログラム。
  4. 前記優先度変更要求受信手順は、前記通信端末が取得した該通信端末の位置情報と、前記位置情報が示す場所の用途に対応する優先度が付与され、該通信端末の記憶部に記憶されている、場所優先度マストとに基づいた前記優先度変更要求を前記通信端末から受信し、
    前記判定手順は、前記通信端末の位置に応じた前記優先度に基づいて前記通信端末の通話の許否を判定することを特徴とする請求項3記載の通信制御プログラム。
  5. 前記通信端末より呼制御に関するメッセージを受信するメッセージ受信手順を有し、
    前記通話が許可されない前記通信端末に関する前記メッセージについては前記呼制御に従った処理を行わないことを特徴とする請求項1乃至4いずれか一項記載の通信制御プログラム。
  6. アクセスポイントの圏内にある複数の通信端末それぞれの優先度を識別可能な情報を受信する優先度受信手段と、
    前記複数の通信端末それぞれの時刻に応じた優先度が対応付けられて記憶装置に記憶されているスケジュール情報に基づいて、前記通信端末の優先度を変更する優先度変更手段と、
    前記アクセスポイントの圏内にある通信端末の数が、前記記憶装置に記録されている前記アクセスポイントの同時通話可能数を超えている場合に、前記通信端末の通話の許否を前記優先度に基づいて判定する判定手段とを有することを特徴とする通信制御装置。
  7. コンピュータが実行する通信制御方法であって、
    アクセスポイントの圏内にある複数の通信端末それぞれの優先度を識別可能な情報を受信する優先度受信手順と、
    前記複数の通信端末それぞれの時刻に応じた優先度が対応付けられて記憶装置に記憶されているスケジュール情報に基づいて、前記通信端末の優先度を変更する優先度変更手順と、
    前記アクセスポイントの圏内にある通信端末の数が、前記記憶装置に記録されている前記アクセスポイントの同時通話可能数を超えている場合に、前記通信端末の通話の許否を前記優先度に基づいて判定する判定手順とを有することを特徴とする通信制御方法。
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