JP4794872B2 - 口臭測定装置及び口臭測定方法、並びに臭気測定装置及び臭気測定方法 - Google Patents
口臭測定装置及び口臭測定方法、並びに臭気測定装置及び臭気測定方法 Download PDFInfo
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Description
本発明は、臭気の成分をより正確に測定するとともに、その測定時間を短くすることが可能な臭気測定装置及び臭気測定方法を提供することを目的とする。
また、プローブとセンサーとの間に所定の容積の空間を有するため、プローブ内に採取された臭気が所定の容積の空間に滞留する。これにより、臭気を短時間しかプローブ内に吸引させていなくても、所定の容積の空間に滞留している臭気によって測定が継続できるので、測定時間を短くできるとともに正確な臭気成分の測定ができる。
この発明によれば、ポンプによって臭気を吸引しながら測定できるので、広範囲の測定が可能となる。従って、所定の容積の空間をより大きくして、測定時間を短縮することが可能となる。
また、プローブとセンサーとの間に所定の容積の空間を有するため、プローブ内に採取された口腔ガス及び呼気ガスが所定の容積の空間に滞留する。これにより、口腔ガス及び呼気ガスを短時間しかプローブ内に吸引させていなくても、所定の容積の空間に滞留している口腔ガス及び呼気ガスによって測定が継続できるので、測定時間を短くできるとともに正確な口臭成分の測定ができる。
従来例2の口臭測定装置では、センサー面に直接当てられた口腔ガス又は呼気ガスだけを測定するように構成されていた。
この発明によれば、ポンプによって口腔ガス又は呼気ガスを吸引しながら測定するので、広範囲の測定が可能となる。従って、所定の容積の空間をより大きくして、測定時間を短縮することが可能となる。
この発明によれば、口腔ガスの採取時、口腔内からセンサーへの口腔ガスの流動量が少なくとも、プローブの口腔内に挿入する側の先端部に筒状のマウスピースを取りつけることで、口腔ガスを漏らさずセンサーに当てることができる。従って、測定時間を短くすることができる。
本発明によれば、臭気成分をより正確に測定するとともに、その測定時間をより短くする臭気測定装置及び臭気測定方法を提供することができる。
図1〜4を用いて、本発明の実施例1の口臭測定装置について説明する。図1は、本実施例1の口臭測定装置のプローブの構成を示す断面図である。図2は、プローブ内部に設けられたセンサー取付基板のセンサー取付側の正面図を示している。図3は、図1のA−A’断面図を示している。図4は、呼気ガスの採取時に用いるマウスピースの側面図を示している。
本実施例1の口臭測定装置では、使用者の口腔内に挿入するプローブ1の内部にセンサー16を設けている。これにより、使用者の口腔ガス及び呼気ガスは、パイプ2を介さずセンサー16に当てられるので、パイプ2の材質の影響を受けることがない。従って、より正確な口臭成分の測定ができる。
また、呼気ガスの採取時、筒状ケース12の小径部12cの外周面に、側面に孔20aを設けたマウスピース20を取り付けるので、測定に必要な量だけ呼気ガスをセンサー16の周囲の所定の空間17に滞留させ、必要量以上の呼気ガスは孔20aから排出することができる。
図5〜6を用いて、本発明の実施例2の口臭測定装置について説明する。図5及び図6は、本実施例2の口臭測定装置の要部拡大断面図である。実施例2の口臭測定装置は、小径部12cの外周部に穴12eを設け、小径部12cの外周面にテーパ部12fを設け、薄肉部12dの外周面にテーパ部12gを設け、オーリング19を有していない点において、実施例1の口臭測定装置と異なる。それ以外の点においては同様であるので、重複する説明は省略する。
センサー16への流動量が少ない口腔ガスを採取する時には、図5に示すように、小径部12cの外周面に密に適合するように形成された孔のない筒状のマウスピース21を、前記小径部12cの外周面に挿着する。これにより、外部と連通するように設けた穴12eを、マウスピース21によって塞ぐ。また、このとき、小径部12cの外周面に設けたテーパ部12fを設けたことにより、マウスピース21は抜けにくくなっている。この状態でマウスピース21を口腔内に挿入し、口腔ガスの測定を行う。これにより、口腔ガスを漏らさずに、前記ポンプによって所定の空間17内へ吸引しながらセンサー16に測定させることができる。
2 パイプ
3 リード線
11 プローブ軸
11a、b おねじ
11c テーパ部
11d 吸引孔
11e 端部
12 筒状ケース
12a めねじ
12b 大径部
12c 小径部
12d 薄肉部
12e 穴
12f テーパ部
12g テーパ部
13 袋ナット
13a めねじ
14a、b スペーサー
15 センサー取付基板
15a 孔
15b 切欠部
16 センサー
17 空間
18、19 オーリング
20 マウスピース
20a 孔
21 マウスピース
22 マウスピース
Claims (6)
- 筒状のケース及び前記ケースとの間に所定の容積の空間を有するように設けられたセンサーを有し、検査領域内に挿入又は近接させて臭気を採取及び測定するためのプローブと、
ポンプを有し、前記センサーと電気的に接続された本体と、
前記所定の容積の空間内で滞留する臭気が前記ポンプに吸引されるように前記プローブと前記本体のポンプとを接続するパイプと、
を備え、
前記本体と前記センサーとは、リード線により電気的に接続され、
前記リード線は、前記パイプの内周部を通るように設けられている、
臭気測定装置。 - 筒状のケース及び前記ケースとの間に所定の容積の空間を有するように設けられたセンサーを有し、検査領域内に挿入又は近接させて臭気を採取及び測定するためのプローブと、
前記センサーと電気的に接続された本体と、
を備える臭気測定装置を用いて、臭気濃度の測定を行う臭気測定方法であって、
前記プローブの検査領域内に挿入する側の先端部に、前記所定の容積の空間への流動量の少ない臭気の採取時には、筒状のピースを取り付け、前記所定の容積の空間への流動量の多い臭気の採取時には、筒状物の側面に孔を設けたピースを取り付けて、臭気濃度の測定を行う、臭気測定方法。 - 筒状のケース及び前記ケースとの間に所定の容積の空間を有するように設けられたセンサーを有し、検査領域内に挿入又は近接させて臭気を採取及び測定するためのプローブと、
前記センサーと電気的に接続された本体と、
を備え、前記プローブの検査領域内に挿入する側の先端部に穴を設けた臭気測定装置を用いて、臭気濃度の測定を行う臭気測定方法であって、
臭気の採取時に、前記所定の容積の空間への臭気の流動量が少ない場合には、前記穴を塞ぐように筒状のピースを取り付け、前記所定の容積の空間への臭気の流動量の多い場合には、前記穴を塞がないように筒状のピースを取り付けて、臭気濃度の測定を行う、臭気測定方法。 - 筒状のケース及び前記ケースとの間に所定の容積の空間を有するように設けられたセンサーを有し、口腔内に挿入し、口腔ガス及び呼気ガスを採取及び測定するためのプローブと、
ポンプを有し、前記センサーと電気的に接続された本体と、
前記所定の容積の空間内で滞留する前記口腔ガス及び呼気ガスが前記ポンプに吸引されるように前記プローブと前記本体のポンプとを接続するパイプと、
を備え、
前記プローブの検査領域内に挿入する側の先端部の外周面には、過剰な呼気ガスを排出するための穴が設けられている、
口臭測定装置。 - 筒状のケース及び前記ケースとの間に所定の容積の空間を有するように設けられたセンサーを有し、口腔内に挿入し、口腔ガス及び呼気ガスを採取及び測定するためのプローブと、
ポンプを有し、前記センサーと電気的に接続された本体と、
前記所定の容積の空間内で滞留する前記口腔ガス及び呼気ガスが前記ポンプに吸引されるように前記プローブと前記本体のポンプとを接続するパイプと、
を備え、
前記プローブの検査領域内に挿入する側の先端部の外周面に着脱可能に取り付けられる筒状のマウスピースを有し、
前記マウスピースの側面には、過剰な呼気ガスを排出するための孔が設けられている、
口臭測定装置。 - 前記プローブの検査領域内に挿入する側の先端部には、当該先端部の外周面に段差が形成されるように薄肉部が設けられている、請求項4又は5のいずれか1つに記載の口臭測定装置。
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