JP4792980B2 - 赤外線検出素子 - Google Patents

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Description

本発明は、赤外線検出素子およびその製造方法に関する。
従来、赤外線吸収帯が形成された受光部を、中空構造の基板に対して微細な梁で支持し、受光部の温度をサーモパイル等で検出する熱型赤外線検出素子が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2001−281065号公報
しかしながら、上述した熱型の赤外線検出素子では、受光部を支持する梁の熱抵抗を大きくするために、梁を非常に細く長くするようにしている。そのため、検出素子に衝撃や加速度等が加わった場合に、梁が撓みやすく受光部や梁が基板に接触するおそれがあった。特に、梁が大きく撓んだ場合には、ねじりも加わり受光部や梁が基板に対して線接触するようになり、受光部から基板側へ熱が散逸し、検出精度の低下を招くという問題があった。また、梁の撓みが過大になって、梁が破損するおそれもある。
請求項1の発明は、凹部または貫通孔が形成され、凹部または貫通孔の上部に形成された枠部を有する基板と、赤外線を受光する受光部と、一端が凹部または貫通孔の周囲の基板の枠部に固定されると共に他端が受光部に固定され、受光部を凹部または貫通孔の上方に支持する少なくとも一つの梁とを備えた赤外線検出素子において、周囲の基板から凹部または貫通孔の方向に突出し、外部からの力の作用により変形する梁に接触する突起を、梁の他端に向けて基板の枠部に形成したことを特徴とする。
請求項3の発明は、凹部または貫通孔が形成された基板と、赤外線を受光する受光部と、一端が凹部周囲の基板に固定されると共に他端が受光部に固定され、受光部を凹部または貫通孔の上方に支持する少なくとも一つの梁とを備えた赤外線検出素子に適用される。そして、梁は、凹部または貫通孔の縁と受光部との間に沿って配設され、基板に形成され、縁から梁の方向に突出する第1の突起と、梁から縁方向に突出するように第1の突起に近接して設けられ、梁に撓みが生じた際に第1の突起に当接して係止される第2の突起とを備えたことを特徴とする。
請求項の発明は、凹部または貫通孔が形成された基板と、赤外線を受光する受光部と、一端が凹部周囲の基板に固定されると共に他端が受光部に固定され、受光部を凹部または貫通孔の上方に支持する少なくとも一つの梁とを備えた赤外線検出素子に適用される。そして、梁は、凹部または貫通孔の縁と受光部との間に沿って配設され、受光部に形成され、梁の方向に突出する第1の突起と、梁から受光部方向に突出するように第1の突起に近接して設けられ、梁に撓みが生じた際に第1の突起に当接して係合する第2の突起とを備えたことを特徴とする。
本発明によれば、赤外線検出素子に衝撃や加速度が加わった場合、梁または受光部に設けられた突起が基板の凹部に接触したり、基板に形成された突起により梁が係止されたり、受光部の突起と梁の突起とが係合することにより、梁の撓みが抑制される。その結果、撓みが過大となって梁が破損したり、梁や受光部が基板凹部に線接触して検出精度の低下を招いたりするのを防止することができる。
以下、図を参照して本発明を実施するための最良の形態について説明する。図1は、本発明による赤外線検出素子の第1の実施の形態を示す図である。図1において、(a)は赤外線検出素子の平面図、(b)は(a)のB−B’断面を示す図である。なお、図1(a)では、受光部3および梁4の内部構造が分かるように、受光部3および梁4aの一部を破断面とし、内部構造を露出させて示した。
本実施の形態の赤外線検出素子はシリコン(Si)基板1上に形成されており、基板1の枠部2の内側に、略L字形状の一対の梁4(4a,4b)と、それらの梁4により支持された受光部3とを備えている。各梁4の一方の端部は枠部2に連結され、他方の端部は受光部3に連結されている。基板1にはエッチングにより凹部1aが形成されており、受光部3および梁4はこの凹部1aの上方に設けられ、受光部3および梁4と基板1との間には空洞11が形成されている。
枠部2、受光部3および梁4はシリコン窒化(SiN)膜からなる絶縁膜102と層間絶縁膜103と保護膜104とから成る多層膜で構成されており、受光部3の保護膜104上には赤外線吸収膜105が形成されている。また、枠部2においては、絶縁膜102と基板1との間にエッチングストッパ層101が形成されている。このエッチングストッパ層101は、基板1をエッチングして空洞11を形成する際のエッチングストッパとして機能するものである。
各梁4a,4bには、サーモパイルを構成するP型ポリシリコン6およびN型ポリシリコン7がそれぞれ形成されている。梁4aに形成されたP型ポリシリコン6はアルミ配線8aにより梁4bのN型ポリシリコン7に接続されており、梁4aに形成されたN型ポリシリコン7はアルミ配線8bにより梁4bのP型ポリシリコン6に接続されている。さらに、梁4bに形成されたP型ポリシリコン6およびN型ポリシリコン7の他端は、アルミ配線8cにより接続されている。梁4aに形成されたP型ポリシリコン6およびN型ポリシリコン7の他端にはコンタクト9が形成されており、このコンタクト9に不図示の検出回路が接続される。
このように、直列接続された一対のP型ポリシリコン6およびN型ポリシリコン7は一つのサーモカップルを形成し、PNPNの順に二つのサーモカップルを直列接続することによりサーモパイルが形成される。サーモパイルでは、各サーモカップルの起電力が加算されるので、より大きな出力電圧が得られる。図1(b)に示すように、本実施の形態の赤外線検出素子では、受光部3および梁4(4a,4b)は、基板1表面よりも図示上方に形成されている。また、梁4a,4bには、枠部2方向に突出する突起5がそれぞれ形成されており、受光部3および梁4が基板1方向に変位した際に、この突起5の部分が基板1と最初に接触するような構造となっている。そのため、突起5は、最も変位が大きい部位に形成するのが好ましい。
受光部3に赤外線が入射すると、受光部3の上面に形成された赤外線吸収膜(例えば、金黒等から成る膜)105により赤外線が吸収され、赤外線のエネルギーが熱エネルギーへと変換される。その結果、受光部3の温度が上昇してサーモパイルの受光部側の接続部が温接点に、枠部2側の接続部が冷接点となり、ゼーベック効果により温度差に比例した熱起電力が生じる。この起電力を赤外線検出信号としてコンタクト9から外部に取り出すことにより、赤外線を検出することができる。
このような熱型赤外線検出素子においては、受光部3を熱的に孤立させることが感度向上につながるので、梁4の熱抵抗が大きくなるように、梁4の断面積を小さくすると共に、梁4の長さを長くするようにしている。例えば、枠部2の一辺の長さを100μmとした場合、梁4は、幅が5μmで厚さが2μm程度となる。そのため、赤外線検出素子に衝撃や加速度が加わったときに梁4が容易に撓み、受光部3および梁4が図1(b)の上下方向に移動しやすい構造となっている。
ところで、従来のように突起5が形成されていない赤外線検出素子(図2参照)では、梁4が基板1方向(紙面の裏面方向)に変位した場合、図2の符号Aで示す梁4の外側面が凹部1aに対して線接触しやすくなる。その結果、受光部3の熱エネルギーが接触部分を介して受光部3から基板1側へと逃げることによって受光部3の温度が低下し、サーモパイルによる温度検出精度が低下するという問題があった。
しかしながら、本実施の形態では、梁4に突起5が形成されているため、変位時に突起5が基板1の凹部1aに接触して下方への動きが妨げられ、梁4の本体部分や受光部3が凹部1aに接触するのを防止することができる。このとき、突起5と凹部1aとの接触面積は小さく、ほぼ点接触とみなすことができる。その結果、接触時に、受光部3から基板1側への熱伝達をほぼ防止することができ、サーモパイルによる温度検出精度の低下を防止することができる。また、突起5が凹部1に接触することで、梁4が大きく撓むのを抑制することができ、過大な変形によって梁4が破損するのを防止することもできる。
さらに、本実施の形態では、図1(b)に示すように、受光部3および梁4が基板1表面よりも図示上方に配置されている。そのため、受光部3および梁4が基板1方向に変位した際に、凹部1aに接触するまでの許容変位量を従来よりも大きくでき、接触し難くすることができる。本実施例では受光部3、梁4は、基板1よりも上方に配置しているが、同じ高さに位置していても良い。
次に、図1に示した赤外線検出素子の製造方法について説明する。まず、図3(a)に示すように、シリコン基板1の表面に、ポリシリコン層10をCVD等により形成する。なお、シリコン基板1はその基板表面が面方位(100)となるように形成されており、その(100)面上にポリシリコン層10が形成される。次に、基板1上に形成された矩形状のポリシリコン層10の周縁部分を階段状にエッチングして、矩形枠形状の段差101を形成する。この段差101の部分はエッチングストッパとして用いられ、内側の矩形状部分100はエッチング犠牲層として用いられる。以下では、エッチングストッパ101およびエッチング犠牲層100と記す。
図4に示す工程では、エッチング犠牲層100の周囲を囲むように設けられたポリシリコン層101にボロンをイオン注入して、エッチングストッパ101を形成する。続く図5に示す工程では、LPCVD(Low Pressure Chemical Vapor Deposition )法などにより、絶縁膜102としてのシリコン窒化膜(SiN膜)をエッチング犠牲層100およびエッチングストッパ101の上に形成する。そして、絶縁膜102上にP型ポリシリコン6およびN型ポリシリコン7をそれぞれ形成する。
例えば、絶縁膜102上の全面にポリシリコン膜を形成し、そのポリシリコン膜にリン(P)またはヒ素(As)をイオン注入してN型ポリシリコンを形成し、また、ポリシリコン膜にボロン(B)をイオン注入してP型ポリシリコンを形成する。そして、それらをエッチングでパターニングすることにより、図5(a)に示すような形状のP型ポリシリコン6およびN型ポリシリコン7をそれぞれ形成する。その後、図5(c)に示すように、シリコン酸化膜等の層間絶縁膜103を形成する。そして、アルミ配線8a〜8c,コンタクト9を形成した後に、さらに、シリコン酸化膜等の保護膜104を全面に形成する。
図6に示す工程では、受光部3の保護膜104上に赤外線吸収膜105を形成した後に、エッチングスリットSをプラズマエッチング等を用いた異方性エッチングにより形成する。さらに、図7に示す工程では、ヒドラジン(異方性エッチング液)を用いて、エッチングスリットSからポリシリコンのエッチング犠牲層100およびシリコン基板1を異方性エッチングする。このエッチングはエッチングストッパ101のところでストップし、基板1に凹部1aが形成される。基板1の表面は(100)面となっているため、結晶性異方性エッチングにより角錐状にエッチングされ、凹部1aの表面はシリコン単結晶の(111)面となる。このような工程により、図1に示す赤外線検出素子が形成される。
[変形例1]
図8は、本実施の形態の第1の変形例を示す図である。上述した実施の形態では受光部3を一対の梁4a,4bで支持するような構成であったが、変形例1では、一つの梁4により受光部3を片持ち支持するような構造とした。この場合、変位が最も大きくなる部位は、受光部3上において梁4と受光部3との接続部分から最も遠い位置、受光部の3の右下部分になる。そのため、受光部3のその位置に突起5を形成することにより、受光部3が凹部1a側に変位した場合の接触面積を小さく抑えることができ、検出精度の低下を防止することができる。なお、製造工程に関しては、上述した実施の形態の赤外線検出素子の場合と同様なので、説明を省略する。
[変形例2]
図9は、本実施の形態の第2の変形例を示す図である。変形例2の赤外線検出素子では、受光部3は一対の梁4に支持されている。各梁4はジグザグ形状に形成されており、第1の梁401,第2の梁402および第3の梁403から成る。また、梁403、梁402、梁401の順に梁の幅が小さくなっている。このような形状の梁4の場合、受光部3から枠部2間での熱伝達経路が長くなるとともに、梁4の幅が受光部3近づくほど小さくなっているので、受光部3から基板1側への熱伝達量が非常に小さくなり、温度検出精度を低下を防止できる。その一方で、梁4が撓み易くなり、受光部3が容易に凹部1aに接触することになる。
変形例2の赤外線検出素子では、突起5は第1の梁401と第2の梁402の接続部分に形成されている。梁4が衝撃等で撓んだ場合、凹部1a方向の変位量は受光部3が最も大きくなるが、突起5が凹部1aと接触することにより変位が制限されることにより、受光部3が凹部1aに接触するのを防止することができる。その結果、変位時における梁4と凹部1aとの接触面積を大きく低減させることができ、変形がある時の検出精度の劣化を防ぐことができる。
なお、図9に示した例では、突起5を第1の梁401と第2の梁402の接続部分に形成したが、受光部3が凹部1aに接触するのを防止できる位置であれば、突起5の形成位置はこの位置に限らず、例えば、第1の梁401と受光部3との接続部であっても良い。また、突起5と凹部1aとの接触面積は非常に小さいので、図8に示した例のように受光部3の外周部に設けてもかまわない。ただ、受光部3から基板1への放熱量をできるだけ小さくするためには、また、検出感度の低下を抑えるためには、受光部3よりも梁4に突起5を設けるのが好ましい。
[変形例3]
図10は、本実施の形態の第3の変形例を示す図であり、(a)は赤外線検出素子の平面図、(b)はF−F’断面図である。変形例3では、梁4は受光部3を囲むような渦巻き形状に形成されている。突起5は枠部2側に形成され、枠部2から梁4方向に延在するように突出している。また、受光部3および梁4は、図10(b)に示すように、枠部2よりも上方に形成されている。このように、渦巻き形状の梁4を有する赤外線検出素子に衝撃等が加わって、図11(b)に示すような図示下方への力が受光部3および梁4に作用すると、梁4が捩れるように撓んで下方に移動し、図11(a)のように受光部3が回転しながら下方に変位する。
その結果、受光部3の図示左側に位置して突起5に対向する梁4は、変形時に左方向に移動して突起5上に乗り上げるか、接触し、それ以降の下方への移動が阻止される。突起5の形成位置に関しては、予め梁4の変形状態を予測しておき、変形した梁4が突起5上に乗り上げるような位置を形成位置に設定すれば良い。この結果、梁4と基板1とは突起5を通して短絡し、機械的に剛性が高まり、強く壊れにくい構造となる。また、変形例3の場合には、梁4が枠部2に形成された突起5に係止されるような構造としているので、上述した実施の形態のように梁4側の突起5が基板1の凹部1aの斜面に接触して変形が阻止される構造の検出素子のように、基板1の(111)面が露出するような結晶異方性エッチングで凹部1aを形成する必要はない。すなわち、等方性エッチングや、基板1の表面に垂直な異方性エッチングで、図10(b)に示すような凹部1aを形成しても良い。また、受光部3および梁4の下方が凹部1aではなく、貫通孔であっても適用することができる。
[変形例4]
図12は、本実施の形態の第4の変形例を示す図であり、(a)は梁4が変形していない状態の赤外線検出素子の平面図であり、(b)は力が作用して梁4が変形した場合の平面図を示している。第4の変形例では、梁4および枠部2の両方に突起5が形成されており、梁4には枠部2方向に突出する突起5aが形成される。また、突起5aが突出する側の枠部2にも、梁4方向に突出する突起5bが形成されている。なお、この場合も、受光部3および梁4は、変形例3の場合と同様に(図10(b)参照)、基板厚さ方向に関して枠部2よりも高い位置に形成されている。
上述した変形例3でも説明したように、図11(a)に示したような渦巻き形状の梁4を有する赤外線検出素子に下方への力が作用すると、梁4は受光部3が回転するように変形する。しかし、下方への力に加えて、図12(a)に示すような平面に沿って図示上方に衝撃などにより慣性力がさらに作用した場合、梁4および受光部3の図示上方への変位が加わって、図11(a)の場合に比べて、梁4の突起5への近づき方が小さくなる。そのため、梁4が枠部2側の突起5に係止されることなく、枠部2よりも下方に大きく変形して、梁4が凹部1aに接触する。
そこで、変形例4では、枠部2に設けた突起5bを挟むように梁4に突起5aを設けることにより、下方向への力以外に平面方向にも力がかかる場合でも、梁4の突起5aが枠部2の突起5b上に乗り上げ、または当接することにより、係止されるような構造とした。その結果、突起5aと突起5bとが接触することにより一時的に梁4の剛性が高くなり、強く壊れにくくなる。
図12では枠部2に突起5bを形成したが、図13(a)に示すように、梁4の突起5aを受光部方向に突出させ、それに係止される突起5bを受光部3に設けるようにしても良い。この場合、梁4が撓んだときに、受光部3の突起5bが梁4に形成された突起5a上に乗り上げるようなことはないが、図13(b)に示すように突起5a,5bの側面同士が接触して、突起5bが突起5aにより係止されることで、受光部3のさらなる回転が阻止される。その結果、梁4の撓みが小さくなり、受光部3や梁4が凹部1aに接触するのを防止することができる。
このような作用効果は、図12に示す突起5a,5bでも奏することができる。なお、突起5a,5bを同じ高さに形成しても良いが、突起5bを突起5aよりも高い位置に形成する方が好ましい。それにより、突起5a,5b同士の係止や、突起5bが突起5aに乗り上げるような状況が発生しやすくなる。また、突起5bによる突起5aの係止が生じやすくするためには、突起5a,5bを、互いに近接した位置に配置するのが好ましい。さらに、図12,図13では、1つの突起を2つの突起で挟むように形成したが、突起の数は特に限定するものではない。
[変形例5]
図14は、本実施の形態の第5の変形例を示す図である。変形例5の場合も、変形例4の場合と同様に、梁4が撓んだ際に受光部3に形成された突起と梁4に形成された突起とが係合して、梁4のさらなる撓みを阻止するような構成となっている。ただし、変形例5の場合には、受光部3の突起512と梁4の突起501とが係合して、梁4が撓んだ際の受光部3の下方への変位を抑制するだけでなく、受光部3が上方に変位したときに受光部3の突起511と梁4の突起502とが係合するように構成することで、受光部3の上方への変位も抑制するようにしている。その結果、受光部3や梁4が基板1の凹部1aに接触するのを防止できると共に、梁4が過度に撓んで損傷するのを防止することもできる。
突起501,502,511,512は、それぞれ図示上下に一対形成されている。図15(a)は突起501,511部分のH−H’断面図であり、図15(b)は突起502,512部分のJ−J’断面図である。図15(a)に示すように、突起501は梁4の下面に形成され、突起511は受光部3の上面に形成されており、突起501,511は基板厚さ方向に隙間を空けて重なるように配置されている。そのため、矢印方向に受光部3が変位すると、突起511が梁4の突起511に当接してその部分で受光部3と梁4とが係合し、受光部3の部分が大きく変位するのを防止することができる。その結果、受光部3や梁4が凹部1aと線接触するのを防止できるとともに、梁4が過度に撓むのを防止することができる。
図16〜図20は、変形例5における赤外線検出素子の製造工程を説明する図である。なお、以下では、枠部2と受光部3および梁4とを同一高さに形成する場合について説明する。最初に、図16(b)のK−K’断面図に示すように、シリコン基板1上にポリシリコン層を形成て、エッチング犠牲層100とエッチングストップ101を形成する。上述したように、枠部2と受光部3および梁4とを同一高さとするため、エッチング犠牲層100およびエッチングストップ101の厚さは同一となっている。
なお、図4(b)の場合と同様にエッチング犠牲層100の厚さをより厚くして、受光部3および梁4の高さを枠部2より高く設定するようにしても良い。その後、図5に示した工程と同様に、シリコン窒化膜による絶縁層102、絶縁膜102上のP型ポリシリコン6およびN型ポリシリコン7、層間絶縁膜103、アルミ配線8a〜8c、コンタクト9(不図示)および保護膜104を順に形成する。
図17に示す工程では、エッチングスリットSを異方性エッチングにより形成する。この異方性エッチングは絶縁膜102が露出するまで行われる。図18に示す工程では、梁3および受光部3の下地である絶縁膜102を異方性エッチングによりエッチングし、梁4および受光部3の下面に設けられる突起501,512を形成する。図19に示す工程では、エッチングスリットSにポリイミド等を充填することによりスリット犠牲層108を形成する。なお、スリット犠牲層108の材料としては、ポリイミドの他に、レジスト材料やシリコンなど用いても良い。
図20に示す工程では、図19に示した基板上面にシリコン窒化膜等を形成した後に、エッチングによりそのシリコン窒化膜をパターニングすることにより、上側の突起502,511を形成する。図21に示す工程では、受光部3の保護膜104上に赤外線吸収膜105を形成し、その後、スリット犠牲層108を除去した後に、ヒドラジンを用いて結晶性異方性エッチングを行うことにより基板1に凹部1aを形成する。
[変形例6]
図22は、本実施の形態の第6の変形例を示す図である。変形例6の赤外線検出素子では、梁4の下面から凹部1a方向に突出する突起5を、各梁4に形成した(図22(b)参照)。そのため、衝撃等により梁4および受光部3が下方(凹部1a方向)に変位すると、突起5が凹部1aに衝突し、梁4が凹部1aを線接触するのを防止できるとともに、梁4の過大な撓みを防止することができる。また、基板1に対して平行な突起に比べて、梁4の撓みを小さく抑えることが可能となる。この突起5は、受光部3の下面に形成しても良い。
図23,24は製造工程を説明する図である。図23に示す工程では、シリコン基板1に穴61を形成する。この穴62は突起5を形成するための穴であり、梁4の突起5を形成する位置に対応付けて形成される。なお、穴61の横断面形状は、矩形でなくてもかまわない。次に、基板1の表面にポリシリコンのエッチング犠牲層100を形成した後に、突起5の型となる穴62を、穴61の部分に異方性エッチングによりそれぞれ形成する。
図24に示す工程では、エッチング犠牲層100の周縁部にボロン等をイオン注入することにより、エッチングストッパ101を形成する。その後、シリコン窒化膜等の絶縁膜102形成すると、穴62内に堆積した絶縁膜102が突起5を構成することになる。これ以後の製造工程は、図1に示した赤外線検出素子の対応する製造工程(図5〜図7参照)と同様であり、ここでは説明を省略する。なお、図24において、(b)は基板をT1−T1’に沿って断面した図であり、(a)は(b)のT2−T2’断面を示したものである。
[変形例7]
図25は、本実施の形態の第7の変形例を示す図である。図25は、突起5の先端形状について示したものであり、(a)〜(d)に4種類の形状を示した。図25(a)では、突起先端を三角形状とすることで、突起5と凹部1aとの接触面積をより小さくしたことにより、接触による検出素子の感度低下を抑制することができる。図25(b)に示す例では、突起先端を円弧状とすることで、突起5と凹部1aとの接触により、突起先端が破損するのを防止している。図25(c)に示す例では、突起先端をナイフ等の刃と同様の曲線形状とすることで、梁4が撓んだ際にその撓み量に応じた接触面積となり、突起5が破損しにくい。
図25(d)に示す例では、突起5を二股形状とし、太い部分522と細い部分521とで構成するようにした。さらに、梁4が凹部1a方向に撓んだ際に細い部分521が先に接触するような構造とした。受光部3が凹部1a方向に変位した際、最初は細い部分522が凹部1aに接触して支持し、細い部分521の支持限界を超えたならば、太い部分5522が凹部1aに接触し、支持するようになる。
上述したように、受光部3および梁4が変位した場合に、基板1の凹部1aと接触する突起5を設けて、その突起5により支持するような構成としたので、従来に比べて接触面積を低減することができ、接触に起因する検出素子の検出性能の低下を抑制することができる。また、梁4の過大な撓みが防止でき、梁4の破損を避けることができる。なお、突起の位置や形状、および数に関しては、上述した実施の形態に限定されるものではなく、種々の変形例が可能である。また、梁4や受光部3の形状に関しても、上述したものに限定されない。さらに、本発明は、サーモパイル型の赤外線検出素子に限らず、抵抗変化として出力を取り出す集電型の赤外線検出素子にも適用することができる。また、本発明の特徴を損なわない限り、本発明は上記実施の形態に何ら限定されるものではない。
本発明による赤外線検出素子の第1の実施の形態を示す図であり、(a)は赤外線検出素子の平面図、(b)は(a)のB−B’断面を示す図である。 突起5を有していない赤外線検出素子を説明する図である。 赤外線検出素子の製造工程を示す図であり、(a)は第1の工程を、(b)は第2の工程を示す図である。 図3に続く第3の工程を示す図であり、(a)は平面図、(b)は断面図である。 図4に続く製造工程を示す図であり、(a)は第4の工程を示す平面図、(b)は(a)のC−C’断面図、(c)は第5の工程を示す図である。 図5に続く第6の工程を示す図であり、(a)は平面図、(b)は(a)のD−D’断面図である。 図6に続く第7の工程を示す図であり、(a)は平面図、(b)は(a)のE−E’断面図である。 赤外線検出素子の第1の変形を示す平面図である。 赤外線検出素子の第2の変形を示す平面図である。 赤外線検出素子の第3の変形例を示す図であり、(a)は平面図、(b)はF−F’断面図である。 第3の変形例の赤外線検出素子に衝撃が加わった場合を説明する図であり、(a)は平面図、(b)はG−G’断面図である。 赤外線検出素子の第4の変形例を示す図であり、(a)は梁4が変形していない状態の赤外線検出素子の平面図であり、(b)は梁4が変形した場合の平面図を示している。 受光部8および梁4に突起5a,5bが形成された赤外線検出素子を説明する図であり、(a)は平面図、(b)は衝撃が加わった場合を示す図である。 赤外線検出素子の第5の変形例を示す平面図である。 (a)は図15のH−H’断面図、(b)は図15のJ−J’断面図である。 第5の変形例の赤外線検出素子の第1の製造工程を示す図であり、(a)は平面図、(b)はK−K’断面図である。 第2の製造工程を示す図であり、(a)は平面図、(b)はL−L’断面図である。 第3の製造工程を示す図であり、(a)は平面図、(b)はM−M’断面図である。 第4の製造工程を示す図であり、(a)は平面図、(b)はN−N’断面図である。 第5の製造工程を示す図であり、(a)は平面図、(b)はP−P’断面図である。 第6の製造工程を示す図であり、(a)は平面図、(b)はQ−Q’断面図である。 第7の製造工程を示す図であり、(a)は平面図、(b)はR−R’断面図である。 第8の製造工程を示す図であり、(a)は平面図、(b)はT−T’断面図である。 第9の製造工程を示す図であり、(a)は(b)のT2−T2’断面を示す図であり、(b)はT1−T1’断面図である。 突起5の先端形状の変形例を示す図であり、(a)〜(d)にそれぞれ示す。
符号の説明
1:基板、1a:凹部、2:枠部、3:受光部、4,401〜403:梁、5,5a,5b,501,502,511,512,521,522:突起、6:P型ポリシリコン、7:N型ポリシリコン、100:エッチング犠牲層、101:エッチングストッパ、102:絶縁膜、103:層間絶縁膜、104:保護膜、105:赤外線吸収膜

Claims (6)

  1. 凹部または貫通孔が形成され、前記凹部または貫通孔の上部に形成された枠部を有する基板と、
    赤外線を受光する受光部と、
    一端が前記凹部または貫通孔の周囲の前記基板の枠部に固定されると共に他端が前記受光部に固定され、前記受光部を前記凹部または貫通孔の上方に支持する少なくとも一つの梁とを備えた赤外線検出素子において、
    前記周囲の基板から前記凹部または貫通孔の方向に突出し、外部からの力の作用により変形する前記梁に接触する突起を、前記梁の他端に向けて前記基板の枠部に形成したことを特徴とする赤外線検出素子。
  2. 請求項1に記載の赤外線検出素子において、
    前記受光部は、基板厚さ方向に関して、前記基板に設けられた突起よりも高い位置に配設されることを特徴とする赤外線検出素子。
  3. 凹部または貫通孔が形成された基板と、
    赤外線を受光する受光部と、
    一端が前記凹部周囲の基板に固定されると共に他端が前記受光部に固定され、前記受光部を前記凹部または貫通孔の上方に支持する少なくとも一つの梁とを備えた赤外線検出素子において、
    前記梁は、前記凹部または貫通孔の縁と前記受光部との間に沿って配設され、
    前記基板に形成され、前記縁から前記梁の方向に突出する第1の突起と、
    前記梁から前記縁方向に突出するように前記第1の突起に近接して設けられ、前記梁に撓みが生じた際に前記第1の突起に当接して係止される第2の突起とを備えたことを特徴とする赤外線検出素子。
  4. 凹部または貫通孔が形成された基板と、
    赤外線を受光する受光部と、
    一端が前記凹部周囲の基板に固定されると共に他端が前記受光部に固定され、前記受光部を前記凹部または貫通孔の上方に支持する少なくとも一つの梁とを備えた赤外線検出素子において、
    前記梁は、前記凹部または貫通孔の縁と前記受光部との間に沿って配設され、
    前記受光部に形成され、前記梁の方向に突出する第1の突起と、
    前記梁から前記受光部方向に突出するように前記第1の突起に近接して設けられ、前記梁に撓みが生じた際に前記第1の突起に当接して係合する第2の突起とを備えたことを特徴とする赤外線検出素子。
  5. 請求項4に記載の赤外線検出素子において、
    前記第1の突起と前記第2の突起とを、基板厚さ方向に関して、間隔を空けて上下に重なるように配設したことを特徴とする赤外線検出素子。
  6. 請求項5に記載の赤外線検出素子において、
    基板厚さ方向に関して、間隔を空けて上下に重なるように配設され、前記受光部に形成された第3の突起と、前記梁に形成された第4の突起をさらに備え、
    前記第2の突起を前記第1の突起よりも基板側に配設し、前記第3の突起を前記第4の突起よりも基板側に配設したことを特徴とする赤外線検出素子。
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