JP4791103B2 - 燃料電池を搭載した自動二輪車 - Google Patents

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Description

この発明は、料電池を搭載した自動二輪車に関する。
従来、平板状の単位セル(単位燃料電池)を複数積層してなる燃料電池の構造において、前記積層方向両側の単位セルに隣接してターミナルプレート(集電体)を配置し、該ターミナルプレートの外側にはインシュレータ(絶縁体)を介してエンドプレートを配置したものがある(例えば、特許文献1参照。)。ターミナルプレートには電力取り出し用の電力端子が設けられ、該電力端子がエンドプレートに形成された貫通孔を介して燃料電池の外部に取り出される。
特開2001−68140号公報
しかしながら、上記燃料電池の構造においては、強度部材であるエンドプレートに貫通孔を設けることとなるため、その内側の各単位セルに印加される面圧を均一に保つべくエンドプレートを厚くする等の剛性対策を要することがある。また、積層された各単位セルの両側にさらにターミナルプレート、インシュレータ、及びエンドプレートを積層する構造であるため、燃料電池における前記積層方向での寸法を増加させることがある。このような点は、特に自動二輪車への搭載を考慮した場合、少ないスペースに燃料電池を配置できるようにするためにも改善が要望されている。
そこでこの発明は、単位セルへの面圧を均一に保ちつつ小型化を図ることができる料電池を搭載した自動二輪車を提供する。
上記課題の解決手段として、請求項1に記載した発明は、水素及び酸素を燃料として発電する平板状の単位セル(81)と、該単位セル(81)に対して隣接配置されると共に該単位セル(81)にて発電した電力を集電する集電体(83a)と、該集電体(82a)に対して隣接配置されるエンドプレート(83)と、該エンドプレート(83)と前記集電体(82a)との間に設けられてこれらの間を絶縁する絶縁体(82b)と、前記集電体(82a)に設けられて前記単位セル(81)にて発生した電力を取り出す電力端子(98)とを有する燃料電池(51)を搭載し、かつ該燃料電池(51)からの電力により駆動する電動機(31)を備える自動二輪車において、前記集電体(82a)は、前記単位セル(81)に面する面以外の部位が前記絶縁体(82b)にて囲まれると共に、前記電力端子(98)は、クランク状に形成され、前記集電体(82a)における前記単位セル(81)及び前記エンドプレート(83)に面する面以外の部位から前記絶縁体(82b)の内部を通過して前記絶縁体(82b)の外部に突出し、かつ前記電力端子(98)は、燃料電池本体(81A)の上方に設けられ、前記絶縁体(82b)から上方に突出することを特徴とする燃料電池を搭載した自動二輪車を提供する。
請求項2に記載した発明は、前記絶縁体(82b)に対して、前記単位セル(81)にて発生した水を抜くためのドレイン孔(99)を設けたことを特徴とする。
請求項1に記載した発明によれば、燃料電池が、電力端子を集電体におけるエンドプレートに面する面以外の部位から取り出すことで、エンドプレートに対して電力端子用の貫通孔を設ける必要がなく、エンドプレートを厚くする等の剛性対策を施すことなく単位セルの面圧を均一に保つことができるものであるため、その良好な発電状態を保ちつつエンドプレートの板厚を抑える等による小型軽量化を図ることができ、該燃料電池を少ないスペースに効率良く配置することができる。
また、燃料電池が、集電体とこれを囲む絶縁体とをインサート成形等により一体に形成することで、集電体の高剛性化によりその板厚を抑える等による小型軽量化を図ることができるものであるため、該燃料電池をより効率良く配置することができる。しかも、集電体の絶縁性及び防水性を向上させることができ、かつ部品点数削減により組み立て性を向上させることができるため、燃料電池のコストダウンを図ることができる。
さらに、燃料電池の電力端子に対して路面からの水等がかかり難くすることができるため、電力端子周辺のカバー等を簡素化してコストダウンを図ることができる。
請求項2に記載した発明によれば、エンドプレートにドレイン孔を設けた場合と比べ、該エンドプレートに液絡防止用の絶縁コーティングを施す等の必要がなく製造コストを抑えると共に、板厚増加等の剛性対策を不要として小型軽量化を図ることができる。
以下、この発明の実施例について図面を参照して説明する。なお、以下の説明における前後左右等の向きは、特に記載が無ければ車両における向きと同一とする。また、図中矢印FRは車両前方を、矢印LHは車両左方を、矢印UPは車両上方をそれぞれ示す。
図1〜3に示す自動二輪車1は、その車体略中央に搭載された燃料電池スタック(以下、単に燃料電池ということがある)51から供給される電力に基づいて、車両駆動用のモータ(電動機)31を駆動させて走行する燃料電池車両として構成される。また、自動二輪車1は、低床フロア部(以下、単にフロア部という)3を有するスクータ型車両であり、該フロア部3の内側には、略直方体状をなす前記燃料電池51が配置され、かつ自動二輪車1の駆動輪である後輪32のホイール内には、所謂ホイールインモータとしての前記モータ31が配置される。モータ31は、そのケーシング31a内にモータ本体及び減速機構を有して一体のユニットとして構成されるもので、その出力軸が後輪車軸32aと同軸に配置された状態で、前記ホイール内に例えば左側から取り付けられる。
自動二輪車1の前輪11は左右一対のフロントフォーク12の下端部に軸支され、これら各フロントフォーク12の上部はステアリングステム13を介して車体フレーム4前端部のヘッドパイプ5に操舵可能に枢支される。ステアリングステム13の上端部にはバー型のハンドル14が取り付けられ、該ハンドル14の右グリップ部にはスロットルグリップ15が装着されると共に、左右のグリップ部前方にはリア及びフロントブレーキレバー16,17がそれぞれ配置される。
車体フレーム4の後部には、上側ほど後方に位置するようにやや傾斜した状態で上下に延在するピボットプレート8が設けられ、該ピボットプレート8の中間部よりもやや下方となる部位には、リアスイングアーム21の前端部が、その後端側を車体上下方向に揺動可能とするべくピボット軸9を介して枢支される。リアスイングアーム21は、その左アーム体23がモータ31の前端部まで延びて該モータ31のケーシング31aを支持する一方、右アーム体24は後輪32の中心位置まで延びて後輪車軸32aを軸支する。このようなリアスイングアーム21とモータ31とを主として、自動二輪車1のスイングユニットとしてのモータユニット20が構成される。
車体フレーム4の下部であって燃料電池51の下方となる部位には、車体前後方向に延在するリアクッション33が配置される。リアクッション33の後端部は車体フレーム4の下部に連結される一方、リアクッション33の前端部はリンク機構34を介してモータユニット20(リアスイングアーム21)の下部に連結される。リンク機構34は、モータユニット20の上下方向の揺動に伴い、リアクッション33を前後方向にストロークさせるもので、このようなリアクッション33のストロークにより、モータユニット20に入力された衝撃や振動が穏やかに吸収される。
車体フレーム4は、ヘッドパイプ5の上部から左右に分岐して斜め後下方に向けて延び、車体上下方向での略中間となる高さにおいて屈曲した後に後方に向けて延びるアッパチューブ6と、ヘッドパイプ5の下部から左右に分岐して斜め後下方に向けて延び、車体下端部において屈曲した後に後方に向けて延びるダウンチューブ7とを有し、各アッパチューブ6の後端部及びダウンチューブ7の後端部が、燃料電池51よりも後方に位置する前記ピボットプレート8の上端部及び下端部にそれぞれ結合される。以下、ダウンチューブ7において、ヘッドパイプ5から車体下端部における屈曲部7cまでの部位を前辺部7a、前記屈曲部7cからピボットプレート8までの部位を下辺部7bとして説明する。
各アッパチューブ6は、車体後端部へ至るべくピボットプレート8からさらに後方に向けて延びており、このような各アッパチューブ6の後半部分が、乗員用のシート41を支持するシートフレームとして用いられる。すなわち、アッパチューブ6におけるピボットプレート8よりも前方に位置する部位が、シート41前半の運転者用の着座部を支持し、アッパチューブ6におけるピボットプレート8よりも後方に位置する部位が、シート41後半の後部搭乗者用の着座部を支持する。このシート41における運転者用の着座位置の下方に、前記燃料電池51が位置している。
自動二輪車1は、その車体が主として合成樹脂からなる車体カバー42により覆われる。この車体カバー42は風防として機能し、かつその一部が車体フレーム4と共に前記フロア部3を構成する。車体フレーム4の下部中央には、車体を直立状態で支持するメインスタンド37が取り付けられると共に、車体フレーム4の下部左側には、車体を左側に傾斜させた起立状態で支持するサイドスタンド38が取り付けられる。
ここで、図4を参照して自動二輪車1の燃料電池システムの概要について説明する。
燃料電池51は単位燃料電池(単位セル)を多数積層してなる周知の固体高分子膜型燃料電池(PEMFC)であり、そのアノード側に燃料ガスとして水素ガスを供給し、カソード側に酸化剤ガスとして酸素を含む空気を供給することで、電気化学反応により電力を生成すると共に水を生成する。
前記燃料ガスとしての水素ガスは、水素ボンベ52から遮断弁53を介して所定圧力をもって(所定の高圧状態で)燃料電池51に供給され、かつ発電に供された後には水素循環流路54内に導入される。この水素循環流路54において、未反応の水素ガスは、水素ボンベ52からの新鮮な水素ガスと共に燃料電池51に繰り返し供給される。水素循環流路54内を循環する水素ガスは、パージ弁55を介して希釈装置56内に導入可能とされる。
一方、前記酸化剤ガスとしての空気は、エアクリーナ装置57を介して過給器58内に導入された後に、所定圧力に加圧(圧縮)された状態で燃料電池51に供給され、かつ発電に供された後には希釈装置56内に導入される。
ここで、図中符号76は過給器58で圧縮した後の空気(酸化剤ガス)を冷却する水冷式のインタークーラを、符号59はインタークーラ76を通過した後の酸化剤ガスを加湿する加湿器を、符号77aは過給器58と燃料電池51との間を連結してインタークーラ76及び加湿器59をバイパスするバイパス通路を、符号77はバイパス通路77aを開閉して燃料電池51始動時等の低温時に過給器58からの圧縮空気にインタークーラ76及び加湿器59をバイパスさせるバイパスバルブを、符号78は燃料電池51における酸化剤ガスの圧力を調整するための背圧弁をそれぞれ示す。
そして、水素循環流路54に設けられたパージ弁55が開作動することで、反応後の水素ガスが希釈装置56内に導入される。該希釈装置56において集積された水素ガスは、同じく希釈装置56において集積された燃料電池51からの排出空気と混合、希釈処理された後に、サイレンサ61を介して大気に放出される。
また、燃料電池51における生成水の一部は、該燃料電池51から排出される空気(オフガス)と共に水蒸気として加湿器59内に導入され、燃料電池51供給前の新たな空気(酸化剤ガス)の加湿に供される。なお、加湿器59で抽出されなかった水分は、希釈装置56を経た後に反応済みガスと共に水蒸気として排出されるか、希釈装置56内で凝結した後に排水管等を介して排出される。
この燃料電池システムの運転は、ECU(Electrical Control Unit)70及びVCU(Voltage Control Unit、制御部)62により制御される。
ECU70はVCU62に対して接続されており、該ECU70が、スロットルグリップ15からのスロットル開度信号、ブレーキ信号、及び車速信号等に基づいて、燃料電池51における発電制御やモータ31における回生電力制御等を行う。
VCU62は、発熱源であるFET等のスイッチング素子等で構成され、ECU70からの指示に基づいて、バッテリ63や燃料電池51から供給される電力を変換(例えば、昇圧チョッパ)し、モータドライバ64や過給器58等に対して必要な電圧を供給する。すなわち、例えばECU70からの指示に基づいて過給器58等に供給する電圧を調整し、燃料電池51に対して供給される空気圧を調整することで、燃料電池51からの出力電力の増加等を図ったりするのである。なお、図示は略すが、VCU62は、パージ弁55、遮断弁53、背圧弁78、バイパスバルブ77、及びウォータポンプ67等の全電力駆動部品に接続されている。
上記燃料電池システムにおける冷却系は、燃料電池51及びモータ31のウォータジャケット、並びにインタークーラ76内及びモータドライバ64に隣接する冷却板(冷却器)65内の各水路を連通させる冷却水路66を形成し、該冷却水路66にウォータポンプ67及びラジエータ68を設けてなるものである。
このような冷却系において、ウォータポンプ67の作動により冷却水路66内を冷却水が流通、循環することで、燃料電池51、モータ31、酸化剤ガス、及びモータドライバ64から吸熱すると共にこの熱がラジエータ68にて放熱される。なお、図中符号69は、燃料電池51の低温時等にラジエータ68を介さずに冷却水を循環させるためのサーモスタットを示す。
図1〜3を併せて参照して説明すると、水素ボンベ52は、円筒形の外観を有する一般的な高圧ガスボンベであり、金属と繊維強化プラスチックとからなる一般複合容器とされる。このような水素ボンベ52が、後輪32の上方であって車体後部右側において、その軸線がやや前下がりとなるように配置される。水素ボンベ52は、その右側端(外側端)が車体右側のアッパチューブ6の外側端よりもやや外側に位置し、かつ左側端(内側端)が後輪32の外側端よりもやや外側に位置するように配置される。
水素ボンベ52の前後端部は球状に形成されており、その前端部がピボットプレート8の前方に位置すると共に後端部が車体後端部に位置するように配置される。このような水素ボンベ52の後端部には、該水素ボンベ52の元栓71及び水素充填口72が配設されている。
車体左側のアッパチューブ6は、やや後上がりとなるように傾斜して概ね直線的に後方に延びる一方、車体右側のアッパチューブ6は、車体左側のアッパチューブ6に対してピボットプレート8近傍において下方に向けて緩やかに変化するように設けられる。また、各アッパチューブ6は、ピボットプレート8近傍において車幅方向外側に緩やかに変化するように設けられる。
さらに、車体右側のアッパチューブ6は、その下側端が車体側面視で水素ボンベ52の下側端とほぼ重なるように設けられると共に、車体後端部において上方に向けて屈曲し、水素ボンベ52の元栓71及び水素充填口72を避けるようにして車体左側に向けて延びた後に、下方に向けて屈曲して車体左側のアッパチューブ6の後端部に結合される。
燃料電池51は、車幅方向(左右方向)に幅広な直方体状をなし、その前壁部には酸化剤ガス及び水素ガスの導入出部、並びに冷却水の導入出部がそれぞれ設けられる。
燃料電池51の上部後方には、車幅方向に延在する加湿器59が近接配置され、加湿器59左側部の斜め上後方には、過給器58が近接配置される。過給器58の斜め下後部には、車幅方向に延在する吸入ダクト57bの左側部が接続される。
吸入ダクト57bは、その右側部が水素ボンベ52の下方に位置するように設けられ、該右側部には同じく水素ボンベ52の下方に位置するエアクリーナケース57aの前端部が接続される。これらエアクリーナケース57a及び吸入ダクト57bを主として、前記エアクリーナ装置57が構成される。
加湿器59左側部の上方には背圧弁78が近接配置され、加湿器59右側部の後方にはバイパスバルブ77が近接配置され、バイパスバルブ77の斜め下後方にはインタークーラ76が近接配置される。
車体後部左側には、車幅方向で扁平なサイレンサ61が、車体左側のアッパチューブ6よりも車幅方向外側に位置するように配置される。サイレンサ61は、車体側面視で概ね方形状をなし、後輪32の斜め上左側において後上がりに傾斜した状態で配置されもので、後上がりに傾斜する排気管73の後半部分に設けられる。
ラジエータ68は、ヘッドパイプ5前方に位置する比較的小型の上段ラジエータ68aと、各ダウンチューブ7の前辺部7aの前方に位置する比較的大型の下段ラジエータ68bとに分割構成される。下段ラジエータ68bの右側後方にはウォータポンプ67が配置され、該ウォータポンプ67の斜め下後方にはサーモスタット69が配置される。また、下段ラジエータ68bの両側方に位置する車体カバー42の内側には、車幅方向に扁平なバッテリ63がそれぞれ配置される。
各ダウンチューブ7の屈曲部7c間には、下辺部7bの下側端よりも下方に突出するように希釈装置56が配置される。希釈装置56からは排気短管74が導出され、該排気短管74が車体左側のダウンチューブ7の下辺部7b前側に接続されると共に、該下辺部7b後側からは前記排気管73が導出される。すなわち、車体左側のダウンチューブ7が反応済みガスの排出流路の一部を構成しており、したがって希釈装置56からの排出ガスは、排気短管74、ダウンチューブ7の下辺部7b、及び排気管73を介して大気に放出される。
モータドライバ64は車体側面視で略方形状をなし、リアスイングアーム21の左アーム体23の車幅方向外側に冷却板65を介して取り付けられる。
モータユニット20には、リアスイングアーム21の一部としてのアームカバ−21aが装着される。アームカバー21aは、リアスイングアーム21、モータ31、モータドライバ64、及び冷却板65等を覆いこれらを適宜保護する。なお、アームカバー21aには、その内部に外気を流通可能とするべく不図示の外気導入口及び導出口がそれぞれ設けられる。
ここで、図5に示すように、燃料電池スタック51は、平板状をなす単位セル81を概ね前後方向に沿って(詳細には、図1,2に示す如くやや前下がりの軸線に沿って)複数積層すると共に、該各単位セル81の積層方向両側にターミナルプレートモジュール82を配置し、これらをターミナルプレートモジュール82の積層方向外側に配置したエンドプレート83を用いて挟み込むことで、一体のユニットとして構成したものである。
各単位セル81は正面視長方形状をなす平板状のもので、例えばフッ素系電解質材料からなる固体高分子電解質膜の一側にアノード側電極を、他側にカソード側電極をそれぞれ設けて膜電極構造体を構成し、かつ該膜電極構造体を例えば金属薄板からなるアノード側セパレータ及びカソード側セパレータで挟持してなる。このような各単位セル81が、その長辺部分を左右方向に沿わせるように配置される。
各単位セル81の積層方向両端には、これらと平行をなすターミナルプレートモジュール82がそれぞれ隣接配置されると共に、該両ターミナルプレートモジュール82の積層方向外側(単位セル81と反対側)には、これと平行をなすエンドプレート83がそれぞれ隣接配置される。
各ターミナルプレートモジュール82及びエンドプレート83は、各単位セル81とその積層方向に沿う矢視(以下、積層方向視という)で概ね重なり合うように設けられるが、各エンドプレート83においては、その外周部分に前記積層方向視で各単位セル81及びターミナルプレートの外形よりも外側に突出する複数の係止部83aを有している。
各係止部83aは、各エンドプレート83の全周に渡って略等間隔に設けられるもので、これら各係止部83aに不図示の締め付け機構を係合させて両エンドプレート83を互いに近接させる方向に締め付けることで、各単位セル81に所定の面圧を付与してこれらを一体化した燃料電池スタック51が構成される。以下、積層された単位セル81のみの集合体を燃料電池本体81Aということがある。
各単位セル81、ターミナルプレートモジュール82、及びエンドプレート83の例えば左側部において、その上部には前記酸化剤ガスを通過させる平面視(積層方向視)円形の酸化剤ガス供給口84a,84b,84cがそれぞれ設けられ、下部には各単位セル81に供給された後の酸化剤ガスを通過させる同じく平面視円形の酸化剤ガス排出口85a,85b,85cがそれぞれ設けられる。
また、各単位セル81、ターミナルプレートモジュール82、及びエンドプレート83の右側部においては、その上部に前記燃料ガスを通過させる平面視円形の燃料ガス供給口86a,86b,86cがそれぞれ設けられ、下部には各単位セル81に供給された後の燃料ガスを通過させる平面視円形の燃料ガス排出口87a,87b,87cがそれぞれ設けられる。
さらに、各単位セル81、ターミナルプレートモジュール82、及びエンドプレート83の左側部における上下中央部には、冷却水(冷却媒体)を通過させる平面視円形の冷媒入口88a,88b,88cがそれぞれ設けられ、右側部における上下中央部には、各単位セル81から吸熱した後の冷却水を通過させる平面視円形の冷媒出口89a,89b,89cがそれぞれ設けられる。
各単位セル81における酸化剤ガス供給及び排出口84a,85a、燃料ガス供給及び排出口86a,87a、並びに冷媒入出口88a,89aは、該単位セル81の中央領域を占める前記電極の左方又は右方に設けられる。また、ターミナルプレートモジュール82における酸化剤ガス供給及び排出口84b,85b、燃料ガス供給及び排出口86b,87b、並びに冷媒入出口88b,89bは、前記電極と対向するべく該ターミナルプレートモジュール82の一側の中央領域を占めるターミナルプレート本体(集電体)82aの左方又は右方に設けられる。
そして、前述の如く両エンドプレート83に締め付け力を付与して一体の燃料電池スタック51を構成した状態において、各酸化剤ガス供給口84a,84b,84cは互いにシール状態で連なって前記積層方向に沿う酸化剤ガス往路を形成し、各酸化剤ガス排出口85a,85b,85cは同じくシール状態で連なって積層方向に沿う酸化剤ガス復路を形成する。
また、上記燃料電池スタック51構成状態において、各燃料ガス供給口86a,86b,86cは互いにシール状態で連なって前記積層方向に沿う燃料ガス往路を形成し、各燃料ガス排出口87a,87b,87cは同じくシール状態で連なって積層方向に沿う燃料ガス復路を形成する。
さらに、上記燃料電池スタック51構成状態において、各冷媒入口88a,88b,88cは互いにシール状態で連なって前記積層方向に沿う冷媒往路を形成し、各冷媒出口89a,89b,89cは同じくシール状態で連なって積層方向に沿う冷媒復路を形成する。
燃料ガス、酸化剤ガス、及び冷却媒体は、対応する前記各往路に燃料電池51の前端部から導入され、単位セル81内又は単位セル81間を通過しつつ発電又は冷却に供されながら対応する前記各復路に至り、同じく燃料電池スタック51の前端部から燃料電池51の外部に排出される。このように燃料電池51の前端部に燃料ガス、酸化剤ガス、及び冷却媒体の導入出部を集約して配置することで、燃料電池51周辺の配管設計等の合理化及びメンテナンス性の向上を図っている。
図6,7に示すように、ターミナルプレートモジュール82は、金属等の導体からなるターミナルプレート本体82aを、樹脂等の絶縁体からなるモールド部82b内に一体に埋め込んでなる。ターミナルプレート本体82aは、ターミナルプレートモジュール82の単位セル81側における中央領域(前記電極と対向する領域)を形成し、モールド部82bは、ターミナルプレートモジュール82の外枠部及び背面部(単位セル81と反対側)を形成する。このようなターミナルプレートモジュール82は、モールド部82bの成形型内にターミナルプレート本体82aをインサートし、溶融状態の前記絶縁体を注入、固化させてこれらを一体化したインサート成形部品とされる。
ターミナルプレート本体82aは、単位セル81と長手方向を揃えた長方形状をなすもので、前記積層方向視で単位セル81における前記電極と概ね重なるように設けられる。このターミナルプレート本体82aが、単位セル81に面する平面部97を除いてモールド部82bに覆われている。このとき、ターミナルプレート本体82aの前記平面部97は、単位セル81側にやや変化するように設けられており、前記燃料電池スタック51構成状態において、該平面部97が各単位セル81の積層方向両端に位置する前記セパレータに密接する。
ここで、両ターミナルプレートモジュール82におけるターミナルプレート本体82aの上縁部左右中央部には、各単位セル81にて発電された電力を外部に取り出し可能とするための帯状の電力端子98が一体に形成される。この電力端子98は、ターミナルプレートモジュール82内において単位セル81側に偏倚して配されるターミナルプレート本体82aの上縁部から上方に延出するもので、その先端側をターミナルプレートモジュール82の背面側に変化させるように、絶縁体内においてクランク状に屈曲する。電力端子98の先端側は、モールド部82bの上縁部を貫通して燃料電池本体81Aの上方に突出し、該電力端子98に車体側のメインハーネスにおけるターミナルを接続可能とされる。
またここで、燃料電池51における前端側のターミナルプレートモジュール82において、その左右下側の酸化剤ガス排出口85b及び燃料ガス排出口87bにおける下端部(換言すれば、燃料電池51における最下端部)には、各単位セル81にて発電時に生成された水を前記酸化剤ガス復路及び燃料ガス復路の外部に排出するためのドレイン孔99が、それぞれモールド部82bを貫通して下方に開放するように設けられる。
すなわち、各ドレイン孔99はモールド部82bの左右側部に形成されており、該ドレイン孔99内には導体であるターミナルプレート本体82aは露出しておらず、したがってドレイン孔99周辺の絶縁対策が不要とされている。また、各ドレイン孔99が下方に向けて開口することで、水抜き性が良好になることはもちろん、該ドレイン孔99が前方(エンドプレート83側)に向けて開口する場合と比べて、これに連なるドレイン孔99をエンドプレート83に設ける必要がなく、該エンドプレート83を別途絶縁コーティングする等の絶縁対策や剛性対策が不要とされている。
以上説明したように、上記実施例における燃料電池51は、水素及び酸素を燃料として発電する平板状の単位セル81と、該単位セル81に対して隣接配置されると共に該単位セル81にて発電した電力を集電するターミナルプレート本体82aと、該ターミナルプレート本体82aに対して隣接配置されるエンドプレート83と、該エンドプレート83と前記ターミナルプレート本体82aとの間に設けられてこれらの間を絶縁するモールド部82bと、前記ターミナルプレート本体82aに設けられて前記単位セル81にて発生した電力を取り出す電力端子98とを備えたものであって、前記ターミナルプレート本体82aは、前記単位セル81に面する面以外の部位が前記モールド部82bにて囲まれると共に、前記電力端子98は、前記ターミナルプレート本体82aにおける前記単位セル81及び前記エンドプレート83に面する面以外の部位から前記モールド部82bを通過して外部に突出するものである。
この構成によれば、電力端子98をターミナルプレート本体82aにおけるエンドプレート83に面する面以外の部位から取り出すことで、エンドプレート83に対して電力端子98用の貫通孔を設ける必要がなく、エンドプレート83を厚くする等の剛性対策を施すことなく単位セル81の面圧を均一に保つことができる。すなわち、良好な発電状態を保ちつつエンドプレート83の板厚を抑える等による小型軽量化を図ることができる。しかも、電力端子98の配置自由度を向上させることができる。
また、ターミナルプレート本体82aとこれを囲むモールド部82bとをインサート成形等により一体に形成することで、ターミナルプレート本体82aの高剛性化によりその板厚を抑える等による小型軽量化を図ることができると共に、ターミナルプレート本体82aの絶縁性及び防水性を向上させることができ、かつ部品点数削減により組み立て性を向上させることができる。
また、上記燃料電池51においては、前記電力端子98が、燃料電池本体81Aの上方に配置されることで、自動二輪車1等の車両に搭載した場合にも、電力端子98に対して路面からの水等がかかり難くすることができる。すなわち、車載時における路面からの跳ね上げから電力端子98を保護し易くなり、該電力端子98周辺のカバー等を簡素化してコストダウンを図ることができる。
さらに、上記燃料電池51においては、前記モールド部82bに対して、前記単位セル81にて発生した水を抜くためのドレイン孔99を設けたことで、エンドプレート83にドレイン孔99を設けた場合と比べ、該エンドプレート83に液絡防止用の絶縁コーティングを施す等の必要がなく製造コストを抑えると共に、板厚増加等の剛性対策を不要として小型軽量化を図ることができる。
ここで、上記燃料電池51を搭載し、かつ該燃料電池51からの電力により駆動する電動機を備える自動二輪車1においては、燃料電池51が、エンドプレート83を厚くする等の剛性対策を施すことなく単位セル81の面圧を均一に保つことができるものであるため、良好な発電状態を保ちつつエンドプレート83の板厚を抑える等による小型軽量化を図ることができ、該燃料電池51を少ないスペースに効率良く配置することができる。
また、燃料電池51が、ターミナルプレート本体82aの高剛性化によりその板厚を抑える等による小型軽量化を図ることができるものであるため、該燃料電池51をより効率良く配置することができる。しかも、ターミナルプレート本体82aの絶縁性及び防水性を向上させることができ、かつ部品点数削減により組み立て性を向上させることができるため、燃料電池51のコストダウンを図ることができる。
さらに、燃料電池51の電力端子98に対して路面からの水等がかかり難くすることができるため、電力端子98周辺のカバー等を簡素化してコストダウンを図ることができる。
なお、この発明は上記実施例に限られるものではなく、例えば電力端子98は、路面からの跳ね上げ等の影響を抑えるという点ではターミナルプレート本体82aから上方に向けて延出することが望ましいが、周辺部品とのレイアウト等の都合によっては、ターミナルプレート本体82aから左右側方や下方(単位セル81側及びエンドプレート83側を除く方向)に向けて延出する構成であってもよい。また、一方の電力端子98を従来の如くエンドプレート83側に配置するようにしてもよい。
そして、上記実施例における構成はこの発明の一例であり、自動二輪車への適用に限定されないことはもちろん、該発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能であることはいうまでもない。
この発明の実施例における自動二輪車の左側面図である。 上記自動二輪車の右側面図である。 上記自動二輪車の下面図である。 上記自動二輪車の燃料電池システムの主要構成図である。 上記自動二輪車の燃料電池の分解斜視図である。 上記燃料電池のターミナルプレートモジュールの斜視図である。 図6のA−A断面図である。
符号の説明
1 自動二輪車
51 燃料電池
81 単位セル
81A 燃料電池本体
82a ターミナルプレート本体(集電体)
82b モールド部(絶縁体)
83 エンドプレート
98 電力端子
99 ドレイン孔

Claims (2)

  1. 水素及び酸素を燃料として発電する平板状の単位セル(81)と、該単位セル(81)に対して隣接配置されると共に該単位セル(81)にて発電した電力を集電する集電体(83a)と、該集電体(82a)に対して隣接配置されるエンドプレート(83)と、該エンドプレート(83)と前記集電体(82a)との間に設けられてこれらの間を絶縁する絶縁体(82b)と、前記集電体(82a)に設けられて前記単位セル(81)にて発生した電力を取り出す電力端子(98)とを有する燃料電池(51)を搭載し、かつ該燃料電池(51)からの電力により駆動する電動機(31)を備える自動二輪車において、
    前記燃料電池(51)は、車両の略中央部分に配置し、
    前記集電体(82a)は、前記単位セル(81)に面する面以外の部位が前記絶縁体(82b)にて囲まれると共に、前記電力端子(98)は、クランク状に形成され、前記集電体(82a)における前記単位セル(81)及び前記エンドプレート(83)に面する面以外の部位から前記絶縁体(82b)の内部を通過して前記絶縁体(82b)の外部に突出し、かつ前記電力端子(98)は、燃料電池本体(81A)の上方に設けられ、前記絶縁体(82b)から上方に突出することを特徴とする燃料電池を搭載した自動二輪車。
  2. 前記絶縁体(82b)に対して、前記単位セル(81)にて発生した水を抜くためのドレイン孔(99)を設けたことを特徴とする請求項に記載の燃料電池を搭載した自動二輪車
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