JP4790293B2 - 薬剤放散装置 - Google Patents
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Description
マットタイプの電気蚊取器は、ピレスロイド系殺虫剤を含浸させたパルプ製マットを表面温度が150〜185℃の板状発熱体上に載置して加熱し、8〜12時間にわたり殺虫成分だけを蒸散させる加熱式薬剤蒸散装置である。
薬液ボトルタイプの電気蚊取器は、ピレスロイド系殺虫剤を溶剤で溶解した薬液を薬液ボトルに収容し、その薬液ボトル中に浸漬した吸液芯の上部を温度が120〜140℃のリング状発熱体内で間接加熱し、30〜90日間にわたり殺虫成分を蒸散させる長期間継続して使用できる加熱式薬剤蒸散装置である。
この送風式薬剤拡散装置は、装置本体内に、送風機と薬剤容器と電源収納体を設けたもので、その送風機はファンとモータを有し、薬剤容器には揮散性の薬剤が収容され、電源収納体には電池が収納されている。
そして、モータでファンを回転することで薬剤容器に空気を流通して揮散性の薬剤を大気に揮散、拡散する。
その電源としては交流電源、電池等が用いられるが、交流電源を使用した装置は、使用場所が電源のある屋内などに制限され、電源のない屋外などでは使えない不便さがある。
また、前述の電池を使用した装置は、使用場所に制限がなく屋外などでも使用できると共に、手軽に何処でも持ち運びできる。
このために、経済的に不利であるし、ゴミ処理問題がある。
また、前記超音波式薬剤噴霧装置は、一般的に噴霧時の消費電力が大きく、特に薬液の超微粒子化や霧化量が多量である場合や長時間継続して噴霧する場合は使用電池の本数を多く必要としたり、電池の交換サイクルが短くなるなどから、交換本数や回数が多くなり、ゴミ量が増える。また経済的でない。
このために、燃料電池を電源として用いた薬剤放散装置は環境温度が低い場合での使用に問題がある。
前記装置本体1に熱発生源5を設け、この熱発生源5の熱で発生した熱気流が前記燃料電池2の外周面に沿って流れるようにした薬剤放散装置であって、
前記燃料電池2を電源とする発熱体3と、この発熱体3で加熱されて薬剤を蒸散する薬剤保持体4で薬剤放散手段とし、
前記装置本体1に燃料電池2を収納する室を形成し、前記熱発生源5の熱で発生した熱気流は、前述の室を流通して直接大気に排出されて薬剤保持体4を流通しないようにしたことを特徴とする薬剤放散装置である。
前記装置本体1に熱発生源5を設け、この熱発生源5の熱で発生した熱気流が前記燃料電池2の外周面に沿って流れるようにした薬剤放散装置であって、
前記燃料電池2を電源とする送風機6と、この送風機6による空気が流通することで薬剤を放散する薬剤保持体4で薬剤放散手段とし、
前記装置本体1に燃料電池2を収納する室を形成し、前記熱発生源5の熱で発生した熱気流は、前述の室を流通して直接大気に排出されて薬剤保持体4を流通しないようにしたことを特徴とする薬剤放散装置である。
前記装置本体1に熱発生源5を設け、この熱発生源5の熱で発生した熱気流が前記燃料電池2の外周面に沿って流れるようにした薬剤放散装置であって、
前記燃料電池2を電源とする超音波発振機構7で発振した振動で薬液容器8内の薬液を大気に噴霧することで薬剤放散手段とし、
前記装置本体1に燃料電池2を収納する室を形成し、前記熱発生源5の熱で発生した熱気流は、前述の室を流通した後に薬液容器8の外周面に沿って大気に排出されるようにしたことを特徴とする薬剤放散装置である。
また、環境温度が低い場所で使用する際には、熱発生源5による熱気流で燃料電池2を加熱昇温してスムーズに起動でき、問題なく使用できる。
また、熱発生源5による熱気流が薬剤保持体4に流通しないので、その薬剤保持体3が熱気流によって悪影響を受けることがない。
また、環境温度が低い場所で使用する際には、熱発生源5による熱気流で燃料電池2を加熱昇温してスムーズに起動でき、問題なく使用できる。
また、熱発生源5による熱気流が薬剤保持体4に流通しないので、その薬剤保持体3が熱気流によって悪影響を受けることがない。
また、環境温度が低い場所で使用する際には、熱発生源5による熱気流で燃料電池2を加熱昇温してスムーズに起動でき、問題なく使用できる。
また、燃料電池2の起動時に燃料電池2を加熱昇温した熱気流、燃料電池2の発電時に発生する熱によって薬液容器8を加熱昇温するので、その薬液容器8内の薬液を加熱して薬液の噴霧を助長することができる。
図1に示すように、装置本体1に、燃料電池2、発熱体3、薬剤保持体4を設け、その燃料電池2を電源として発熱体3に通電し、その発熱体3が発熱することで薬剤保持体4を加熱し、その薬剤保持体4が保持している薬剤を蒸散し、大気に放散する。
前記装置本体1における燃料電池2の下方位置に熱発生源5が設けてあり、この熱発生源5の熱によって熱気流が発生し、その熱気流が燃料電池2の外周面に沿って流れることで燃料電池2が昇温するようにしてある。
したがって、燃料電池を電源とした加熱式薬剤蒸散装置を環境温度が低い場所でも問題なく使用できる。
前記装置本体1は、燃料電池収納室10、発熱体取付部11、薬剤保持体取付部12、前記燃料電池収納室10の下方に設けた熱発生源収納室13を備え、この熱発生源収納室13の上部と燃料電池収納室10の下部が流入孔14で連通し、その燃料電池収納室10の上部は排出孔15で大気に連通している。この排出孔15と前記流入孔14で燃料電池収納室10内に熱気流が流通する熱気流流通経路を形成している。
このようであるから、燃料電池2を加熱昇温した熱気流は排出孔15から大気に排出され、薬剤保持体4を通過することがなく、その熱気流の熱で薬剤保持体4が保持している薬剤が悪影響を受けることがない。
前記装置本体1の燃料電池収納室10も電池本体収納室16と燃料タンク収納室17に区画され、その電池本体収納室16に流入孔14、排出孔15が開口されて熱気流は電池本体収納室16内に流通して電池本体20を加熱昇温するようにしてある。なお、燃料タンク収納室17にも熱気流を流通して燃料タンク21を加熱昇温するようにしても良い。
前記薬剤保持体取付部12は発熱体取付部11の上方に設けてあり、薬剤保持体4は発熱体3の上方に位置し、その発熱体3により加熱される。
前記上面板1aの一側寄りに開口部1gが形成され、その開口部1gの周縁下部が発熱体取付部11で、周縁上部が薬剤保持体取付部12である。
前記周面板1bの燃料タンク収納室17を形成する部分は開口し、蓋18が着脱自在に設けてある。
前記下横仕切り板1dの電池本体収納室16の底面を形成する部分に突起1hが設けてあり、電池本体20の底面を突起1hに載置して収納することで隙間19を形成し、この隙間19に熱気流が流通するようにしてある。
例えば、燃料タンク21を装置本体1に着脱自在に設け、燃料タンク21を装置本体1から取り外して燃料を補給する構成とする。
また、燃料タンク21を装置本体1に取付けたままの状態で燃料を補給する構成とする。
また、電池本体20と燃料タンク21を同時に装置本体1から取り外しできる構成とする。
この負極23は燃料を酸化して燃料から電子とプロトンとを取り出すもので、触媒層とガス透過層とが積層された構造を有している。この負極23の端部には負極端子(図示せず)が配設されている。
前記正極24は酸素を還元して発生させた電子と負極において発生したプロトンとを反応させて水を生成するものである。例えば、負極23と同様の構造を有している。
なお、正極24の端部には正極端子(図示せず)が配設してある。
前記電解質層25は、負極23において発生したプロトンを正極24に輸送するためのものであり、電子伝導性をもたず、プロトンを輸送することが可能な材料により構成されている。
前記負極23の電解質層25と反対側には、例えば負極22に隣接して燃料保持空間26が設けられている。この燃料保持空間26には、隣接して配設された燃料タンク21の供給パイプ27に対応して前述の燃料供給口28が形成されている。これにより、燃料保持空間26と燃料タンク21内とは供給パイプ27、燃料供給口28を介して互いに連通され、燃料タンク21内の燃料が燃料保持空間26に充填されるようになっている。そして負極23に燃料が供給する。
前記発熱体3の一例を具体的に説明すると、平板状の放熱板が接合した絶縁ケース内に、PTCサーミスタよりなる発熱素子が収容され、蓋で封止されている。このPTCサーミスタ(正特性サーミスタ)は、ある一定温度に達すると電流が減少し、温度が下がると自動的に電流が増加して定温の発熱体として機能するもので温度安定性や安全性が高い。
前記保持容器41は容器本体42と押えリング43を有し、その容器本体42に薬剤含浸体40を載置し、その容器本体42に押えリング43を嵌合して取付けて薬剤含浸体40を押しつけ保持している。
通電式ヒータの場合には商用電源を電源とすることができ、その場合にも燃料電池の起動時にのみ商用電源を利用すれば良く、起動後は燃料電池を電源として通電された発熱体により薬剤を大気に放散できる。
また、カイロの場合には熱発生源収納室13に入口を形成し、起動時には入口からカイロを内部に入れ、起動後には取り出しすることができる。
前述した熱発生源5としては、抵抗ヒーター(セメント抵抗器、酸化金属膜抵抗器、炭素皮膜抵抗器、ニクロム線など)や半導体(PTC)を用いたヒーターが挙げられる。
また、発熱素子としてはPTCサーミスタ、その他の半導体または導電性カーボンを主成分として打錠、焼結した抵抗体や導電性カーボンを樹脂中に練り込んで構成した抵抗体等を任意に利用できる。また、ペルチェ素子(熱電半導体)も使用できる。
または使い捨てカイロや再生カイロなどの温熱剤の発熱温度を利用する。例えば、カイロを燃料電池の露出面側に被せたり、燃料電池の収納室内に入れて温めることができる。
前記使い捨てカイロは金属の酸化反応を利用したもので、鉄粉等の金属粉末、反応助剤としての塩類、水、触媒的な働きをする活性炭、及びパーミキュライト、珪藻土、木粉等の保水剤などを透気性の袋に収納して用いる。
または水に溶解する時の水和熱又は溶解熱を利用したもので、水と発熱反応する発熱剤(塩化カルシウム、炭酸ナトリウム、等)と、水又は水を加えて含水させゲル化した吸水性樹脂とを予め分離して収容しておき、必要時にこれらを混合して用いる。
繰り返して使える再生カイロは、ポリエチレングリコール、ポリビニルアルコール、ポリアクリル酸ナトリウム、カルボキシメチルセルロース、カルボキシメチルセルロース多価金属塩等の増粘剤又はゲル化剤からなる高粘度流動体を袋に充填したもので、必要時電子レンジなどで温めて用いる。
図3に示すように、装置本体1の開口部1gの下方に送風機収納室60を形成し、この送風機収納室60内に送風機6を設ける。
この送風機6はモータ61でファン62を回転するもので、装置本体1の開口部1gから空気を吸い込んで、吐出口63から吐出する。
つまり、この実施の形態は発熱体3の代りに送風機6を設けたことが前述の実施の形態と異なり、他の構成は同一である。
前記薬剤含浸体40の形態としてはシート状、網状、ハニカム状、スノコ状、格子状、綿状、粒状、マット状などが例示される。また、通気性のある袋、容器などに収納したものでも良い。形状としては、円形、四角形、多角形などが例示される。
また、発熱体の発熱温度を低温度(例えば100℃以下)で加熱する場合、前記薬剤保持体の中では、通気性の大きい材料、またその成形物であることが望ましい。例えば、薬剤保持体中を熱気流が通過する、不織布、など材質、網状、ハニカム状、など形状が好ましい。また、多数の小孔を形成しても良い。
また、薬剤の含有量を高める、例えば不織布などをひだ形状にする、など手段も可能である。
また、本発明に用いる薬剤保持体4として、薬液としては後述する薬剤を適当な溶剤、例えばノルマルパラフィン、イソパラフィン、ナフテン系炭化水素等の石油系溶剤に溶解した油性薬液、又は水、界面活性剤等を用いて可溶化させた水性薬液などが挙げられる。
この実施の形態は、図4に示すように、発熱体、送風機の代りに超音波発振機構7を設け、薬剤保持体の代りに薬液容器8を設け、この超音波発振機構7は燃料電池2を電源として超音波を発振し、その超音波で薬液容器8内の薬液(液状の薬剤)を霧化し大気に放散する。
他の構成は、前述の第1・第2の実施の形態と同様である。
前記薬剤容器8は、容器本体80内に吸液芯81を挿入したもので、その吸液芯81によって前記振動板70に薬剤を供給する。
このようであるから、振動板70に前述の超音波が伝わることで、前述の吸液芯81で振動板70に供給された容器本体80内の薬液を霧化し、大気に噴霧する。つまり、吸液芯81は薬液を振動板70に供給する薬液供給手段で、吸液芯以外のものを利用できる。例えば振動板に薬液を滴下するなど。
前記薬液容器収納室82は連通孔83で電池本体収納室16を連通し、この薬液容器収納室82は上面板1aに形成した排出孔15で大気に開口している。
つまり、装置本体1内の熱気流流通経路は電池本体収納室16と薬液容器収納室82を経て大気に開口するようにしてある。
また、熱気流は薬液に直接触れないので、薬液に悪影響を及ぼすことがない。
つまり、燃料電池2からの発生熱は連通孔83から薬液容器8に伝達することで霧化する薬液を加熱して、その粘度を下げ、絶えず、均一な粒子径分布で噴霧できる粘度範囲を維持することができるようにした。また、前述の発生熱は吸液芯81の目詰まり阻止などにも有効利用でき、超音波発振機構7に安定した送液が可能となる。
第1には、超音波で振動する振動板を薬液中に配設して薬液を霧化する装置、具体的には薬液、薬液を収容した霧化槽、該霧化槽に配設された振動板から構成され、霧化槽に設けられた振動板は、両面に形成された電極部に所定周波数の電圧が印可されることにより、磁歪振動を起こして超音波振動を出力し、薬液に超音波振動を与えられ霧化する。
第2には、超音波で振動する振動板を噴霧筒に配設して噴霧筒内に薬液を吸い上げ霧化する装置、具体的には超音波ポンプ、超音波トランスデューサーを利用するタイプは、圧電素子、液吸上げ口、噴霧筒の機構からなり、圧電素子に交番電圧を負荷させ、圧電素子の固有振動数とトランスデューサーを共振させ、パワーをトランスデューサー先端に拡大し伝達させ、超音波霧化させるものである。
しかし、装置の小型化や取り扱いの簡便性を考慮するとピエゾ式噴霧装置や超音波ポンプ式噴霧装置が好ましい。
そして、上記の薬剤で、殺虫を目的として使用する場合、従来より用いられている各種揮散性殺虫剤を用いることができ、ピレスロイド系殺虫剤、カーバメート系殺虫剤、有機リン系殺虫剤等を挙げることができる。一般に安全性が高いことからピレスロイド系殺虫剤が好適に用いられる。
さらに、微量で効力を発揮する高活性のメトフルトリン、トランスフルトリン、エムペントリン、テラレスリン、プロフルトリンが薬剤含浸体を薄く、また小さくできることからより好ましい。
また、上記薬剤に薬剤を徐放化する揮散調整剤(ワセリン類、グリコール類など)、酸化防止剤(BHT,BHAなど)、共力剤(ピペロニルブトキサイド、サイネピリン222など)、溶解剤(パラフィン類、多価アルコール類、脂肪酸エステル類など)、紫外線吸収剤、香料などを必要に応じて添加することは勿論である。
燃料としては、純水素(水素吸蔵合金、水素ボンベ、水素吸蔵カーボンナノチューブなど)液体燃料、天然ガス、ナフサ、石灰ガスなどが挙げられる。使用時の取り扱いが容易であること、簡単な構造で小型であることなどから、前述の純水素や液体燃料が好ましい。また液体燃料は目視できる利点があり、高濃度メタノール、希釈メタノール水溶液、その他エタノール、プロパノール、ジメチルエーテル、エチレングリコ−ルなどが例示されるが、燃料として供給された水素が水素イオンと電子に分解できるものであれば特に限定されない。
また、電池本体としては、前述に説明したセパレータ/負極/電解質/正極/セパレータの単一セルを、任意の目的に合わせてセルを複数枚重ねた構造からなる電池本体を使用することは勿論である。
Claims (3)
- 装置本体1に燃料電池2と、この燃料電池2を電源として薬剤を大気に放散する薬剤放散手段を設け、
前記装置本体1に熱発生源5を設け、この熱発生源5の熱で発生した熱気流が前記燃料電池2の外周面に沿って流れるようにした薬剤放散装置であって、
前記燃料電池2を電源とする発熱体3と、この発熱体3で加熱されて薬剤を蒸散する薬剤保持体4で薬剤放散手段とし、
前記装置本体1に燃料電池2を収納する室を形成し、前記熱発生源5の熱で発生した熱気流は、前述の室を流通して直接大気に排出されて薬剤保持体4を流通しないようにしたことを特徴とする薬剤放散装置。 - 装置本体1に燃料電池2と、この燃料電池2を電源として薬剤を大気に放散する薬剤放散手段を設け、
前記装置本体1に熱発生源5を設け、この熱発生源5の熱で発生した熱気流が前記燃料電池2の外周面に沿って流れるようにした薬剤放散装置であって、
前記燃料電池2を電源とする送風機6と、この送風機6による空気が流通することで薬剤を放散する薬剤保持体4で薬剤放散手段とし、
前記装置本体1に燃料電池2を収納する室を形成し、前記熱発生源5の熱で発生した熱気流は、前述の室を流通して直接大気に排出されて薬剤保持体4を流通しないようにしたことを特徴とする薬剤放散装置。 - 装置本体1に燃料電池2と、この燃料電池2を電源として薬剤を大気に放散する薬剤放散手段を設け、
前記装置本体1に熱発生源5を設け、この熱発生源5の熱で発生した熱気流が前記燃料電池2の外周面に沿って流れるようにした薬剤放散装置であって、
前記燃料電池2を電源とする超音波発振機構7で発振した振動で薬液容器8内の薬液を大気に噴霧することで薬剤放散手段とし、
前記装置本体1に燃料電池2を収納する室を形成し、前記熱発生源5の熱で発生した熱気流は、前述の室を流通した後に薬液容器8の外周面に沿って大気に排出されるようにしたことを特徴とする薬剤放散装置。
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JP2005097674A Active JP4790293B2 (ja) | 2005-03-30 | 2005-03-30 | 薬剤放散装置 |
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