JP4790016B2 - 携帯電子機器 - Google Patents

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Description

本発明は、操作キーを有する携帯電子機器に関する。
携帯電子機器の一例である携帯電話装置においては、昨今、何らかの特色を持つことが求められているが、携帯電話機を縦型化することは、そのような特色を持つ上で重要な要素になっている。そのため、薄型の携帯電話機を実現するために様々な手法が用いられている。
ところで、携帯電話機が薄型になると、携帯電話機外観を形成する筐体の剛性は、自ずと低下してしまう。特に、筐体の外表面に配置されて押圧操作される操作キーの十分なキー押し耐久性を確保するのは難しい。
このようなキー押し耐久性を確保することに対応したものとして、例えば、「携帯電子機器及びBGAパッケージ保護装置」(特許文献1参照)或いは「携帯機器」(特許文献2参照)が知られている。
図7は、従来のキー押し耐久性を確保するための対応例を示し、(a)は対応例1の断面説明図、(b)は対応例2の断面説明図である。図7に示すように、「携帯電子機器及びBGAパッケージ保護装置」(対応例1)は、操作ボタン1によって制御されるマイクロスイッチ1aがプリント基板2の一面側に取り付けられ、プリント基板2の他面側にBGAパッケージ2a,2bに収納された回路素子が半田付けされており、BGAパッケージ2a,2bがケース3に突設された突起部3a,3bで押さえられている。つまり、対応例1に係る発明はBGAパッケージ2a,2bが突起部3a,3bにより押さえられることで、キー押し操作に伴うはんだ剥離がないように対策されている((a)参照)。
また、「携帯機器」(対応例2)は、フロント側に操作キー(操作ボタン)1が配置された第1の基板4aのリア側にラミネートフィルム電池5が接着固定されると共に、ラミネートフィルム電池5のリア側に第2の基板4bが接着固定されて構成される。そして、第2の基板4bのリア側が、リアケース内壁の操作キー1に対向して設けられたリブ6によって支持される。つまり、対応例2に係る発明はラミネートフィルム電池5が基板4a,4bに接着固定されることによって、剛性を確保しようとしている((b)参照)。
また、同じく、筐体剛性を確保するため、最近の薄型携帯電話装置には、筐体が、マグネシウム(Mg)等の金属材料により形成されたものがあり、更に、筐体剛性を高めるために、キーの裏側に筐体が配置された構造を有するものもある(例えば、MOTOROLA社製「RAZR」参照)。
図8は、このようにキーの裏側に筐体が配置された構造例を示し、(a)は断面による概念図、(b)は積層構造模式図である。図8に示すように、キーの裏側に筐体が配置された構造は、筐体7の表側に配置されたEL(Electro−Luminescence)等の発光部7a上に配置された複数のキー検出装置8を覆うように配置された複数の操作キーを有するキーパッド9を有すると共に、筐体7の裏側に配置された基板7cを有して構成されている((a)参照)。つまり、基板7cの上に、筐体7、キー検出装置8、キーパッド(キー)9が、記載順に積層されている((b)参照)。
また、発光部7aは、仮に筐体7の裏側に配置されるとすると、筐体が障害となってキーパッドを光で照射することができない。そのため、発光部7aは、必然的に筐体7の表側に配置される構成となり、接続線7dを介して筐体7の裏側に配置される基板7cに接続される構成となる((a)参照)。
特開2003−86971号公報 特開2004−54661号公報
しかしながら、従来のキーの裏側に筐体7が配置された構造(図8参照)は、キーパッド9とキー検出装置8と筐体7とが積層配置されている。すなわち、キー検出装置8は、キーパッド9と筐体7とに挟持される構成になっている。したがって、従来のキーの裏側に筐体7が配置された構造においては、キーパッド9に対する凹圧操作に伴う負荷のすべてが、キー検出装置8に伝わることとなるため、キーパッド9は破損しやすく、所定のキー押し耐久を確保するのが困難であるという課題があった。
上記目的を達成するため、本発明に係る携帯電子機器は、開口部が形成される筐体と、前記筐体の外表面上の前記開口部に対向する位置に配設される操作キーと、前記筐体の内部の前記開口部に対向する位置に配設されるキー検出装置と、を有し、前記操作キーは、前記筐体の前記開口部よりも大きく形成されることを特徴としている。
また、本発明は、前記操作キーは、前記開口部側に突出する突出部を有し、前記キー検出装置は、前記開口部側に突出する第2突出部を有し、前記突出部と前記第2突出部の少なくとも一方が、前記開口部に少なくとも一部入り込んでいることを特徴としている。
また、本発明は、前記操作キーは、前記筐体の前記外表面に露出するキートップ、前記キートップの前記筐体の内部側に配設された弾性部材で形成されるキーラバー部、および前記キートップと前記キーラバー部の間に装着されたキーフレームを有することを特徴としている。
また、本発明は、前記筐体の前記開口部の周壁は、前記筐体の前記外表面部から前記筐体内部方向に向かって下がり傾斜面となるように面取り加工されていることが好ましい。
また、本発明は、前記キートップと前記キーフレームとの間には隙間が形成されていることが好ましい。
また、本発明は、前記キーフレームは、前記キーラバー部を介して前記筐体に対向することが好ましい。
また、本発明は、前記キー検出装置の前記筐体内部側には、基板が積層配置されており、前記基板の前記筐体の前記開口部に対向する面には、前記開口部を介して前記操作キーに光を照射する発光素子を配置したことが好ましい。
また、本発明は、前記筐体は、金属材料で形成されることが好ましい。
また、本発明は、前記筐体の外表面には凹部が形成され、前記開口部は、前記凹部の底面部に形成され、前記キートップは、前記凹部内に配設されることが好ましい。
本発明によれば、キー押し耐久を高めることが可能である。
本発明の一実施の形態に係る携帯電話装置のキー側筐体部分を示し、(a)はキーパッド装着状態の外観斜視図、(b)はキーパッド未装着状態の外観斜視図である。 図1(a)のA−A線に沿う断面図である。 図2のキー検出装置周辺を示すキー非押下状態における拡大図である。 図2のキー検出装置周辺を示すキー押下状態における拡大図である。 キーフロントケースの開口部周壁にC面カット部を有していない、図3と同様の拡大図である。 本発明の一実施の形態に係る携帯電話装置のキー側筐体の積層構造模式図である。 従来のキー押し耐久性を確保するための対応例を示し、(a)は対応例1の断面説明図、(b)は対応例2の断面説明図である。 キーの裏側に筐体を位置させた構造例を示し、(a)は断面による概念図、(b)は積層構造模式図である。
符号の説明
10 携帯電話装置
11 キー側筐体
12 表示器側筐体
13 キーフロントケース
13a 開口部
13b C面カット部
14 キーリアケース
15 キーパッド
16 操作キー
17 キー検出装置
17a メタルドーム
17b フィルム
18 発光素子
19 電池
19a シールド
20 基板
21 キートップ
22 キーラバー部
22a 連結部
23 キーフレーム
24 押し子
a 空間
以下、本発明を実施するための最良の形態について図面を参照して説明する。
図1は、本発明の一実施の形態に係る携帯電話装置のキー側筐体部分を示し、(a)はキーパッド装着状態の外観斜視図、(b)はキーパッド未装着状態の外観斜視図である。図1に示すように、携帯電子機器である携帯電話装置10は、キー側筐体(筐体)11と、表示器側筐体12を備えており、キー側筐体11と表示器側筐体12とは、それぞれの一端部がヒンジ部を介して連結されることにより、自在に相互開閉されることができる。表示器側筐体12には、液晶表示装置(Liquid Crystal Display:LCD)等の表示器(図示しない)が装着される。
キー側筐体11は、キーフロントケース13とキーリアケース14とが重ね合わされて構成され、キーフロントケース13には、キーフロントケース13の外表面に形成された凹部25内に配設されたキーパッド15が載置されている。キーパッド15は、複数の操作キー16が配列された矩形平板状の部品であり、キー側筐体11の外表面側外観を形成する((a)参照)。なお、各操作キー16は、それぞれ個別に押し下げ操作が可能に構成されている。
キーフロントケース13には、ケース外表面の凹部25の底面部に、表裏面を貫通する複数の開口部13aが形成されており、キーフロントケース13の下には、キー検出装置17が配置されている。キー検出装置17は、操作キー16の操作状態を検出するものであり、本実施形態においては、キースイッチ部であるメタルドーム17a(第2突出部)と該メタルドーム17aを支持するフィルム17bとを有するメタルドームシートにより構成されると共に、キーパッド15と略同一の平面形状を有して形成されている。なお、メタルドーム17aは、キーフロントケース13側にドーム状に突出して形成されると共に、各操作キー16に対応して複数筐体内に配置されている。
また、キー検出装置17の各メタルドーム17aの隣接空間には、発光素子(LED)18が配置されている((b)参照)。各発光素子18は、後述する基板20に直接接続されて配置されており、フィルム17bに開けられた孔からキー検出装置17の表面に露出している。
つまり、キーフロントケース13の開口部13aは、開口部13a内に1個或いは複数個のメタルドーム17a及び発光素子18が対向するように形成されている((b)参照)。
図2は、図1(a)のA−A線に沿う断面図である。図2に示すように、キー側筐体11を構成するキーフロントケース13とキーリアケース14との間には、電池19及び基板20が格納されている。また、基板20の上面、即ち、キーフロントケース13側の面には、キー検出装置17が配置されている。また、電池19の上面、即ち、基板20側の面には、シールド19aが装着されている。つまり、キー側筐体11は、キーリアケース14、電池19、基板20、キー検出装置17、キーフロントケース13、及びキーパッド15が記載順に載置された積層構造を有している。
図3は、図2のキー検出装置周辺を示すキー非押下状態における拡大図である。図4は、図2のキー検出装置周辺を示すキー押下状態における拡大図である。図3及び図4に示すように、基板20の上面(表面)にはキー検出装置17が載置されており、キー検出装置17には、メタルドーム17aが開口部13aに対向するように配置されている。また、キー検出装置17は、下面(裏面)が基板20に密着されて配置されている。また、キーフロントケース13は下面(裏面)がキー検出装置17のフィルム17bに密着されて配置されている。
また、基板20の上には、キー検出装置17の薄いフィルム17bを介してキーフロントケース13が積層される。そして、キー検出装置17のメタルドーム17aは、キーフロントケース13の各開口部13aに対向して配置され、キー側筐体11の厚さ方向で各開口部13aに入り込んだ状態で配置されている。このため、基板20の上のキー検出装置17とキーフロントケース13の積層厚さは、キーフロントケース13の厚さに薄いフィルム17bの厚さを加えたものとなり、大略キーフロントケース13の厚さになる。
基板20に載置されたキー検出装置17の各メタルドーム17aの上方には、キーパッド15の各操作キー16が位置するよう配置されている。すなわち、操作キー16は、キー側筐体11の外表面上であって開口部13aと対向する位置に配置されることとなる。なお、操作キー16は、外観形状(開口部13aに対向する側の内面面積)が開口部13a(開口面積)よりも大きいものとする。操作キー16は、キーパッド15の表面(上面)を形成するキートップ21、キートップ21の裏面(下面)に設けられたキーラバー部22、及びキーラバー部22に装着されたキーフレーム23により構成されている。
キーラバー部22は、例えば、ゴム等の弾性部材からなり、隣接するキートップ21のキーラバー部22を連結する連結部22aにより、キーパッド15の全域にわたって一体的に形成されている。このキーラバー部22の下面(裏面)の中央部には、キー検出装置17側(筐体内部側)に突出する押し子(突出部)24が形成されている。
キーラバー部22の連結部22aは、隣接するキートップ21の境界部分に、キートップ21の下方に離間すると共に、キートップ21の裏面とキーフレーム23との間に空間aを有するように形成されている(図3参照)。また、この連結部22aの上面には、キーフレーム23が載置されている。キーフレーム23には、連結部22aを除く部位にキーラバー部22を貫通させる開口部が縦横に設けられている。
押し子24は、先端側(筐体内部側)が縮径した円柱形状に形成されると共に、キーフロントケース13の開口部13aを通り抜けることができるよう構成される。また、その先端12を、メタルドーム17aの上端に当接させ配置されている。このため、キートップ21が押し下げられると、それに伴ってメタルドーム17aは押し子24に押圧されて座屈させられ(図4参照)、この状態をもってキー検出装置17は、操作キー16の操作状態を検出する。
また、図1(b)に示すように、キーフロントケース13の各開口部13aの隣接空間となるケース面には、光を照射する発光素子18が配置されている。したがって、携帯電話装置10は、従来のように、筐体の上にシート型発光体(ELシート等)を置く必要が無く、キー検出装置と発光体の両機能を持ったモジュールを設置する必要も無い。このため、部品点数は削減され、また、キー検出装置17の厚さも従来に比べて薄くなる。
また、キーフロントケース13に開口部13aが形成されることにより、発光素子18は、この開口部13aを介して、キーフロントケース13の下面側からキーパッド15を直接照射することが可能になる。このため、携帯電話装置10は、従来のような発光体と基板20を接続する接続手段を必要とせず、部品数及び製造工数の減少を実現し、コストダウンを図ることが可能になる。
図3及び図4に示すように、キートップ21の裏面と、連結部22aが載置されるキーフレーム23の上面との間に設けられた空間aにより、キー押し耐久性が確保される。つまり、キートップ21の押下時、キートップ21に筐体内部側への大きな荷重がかかっても、キートップ21は、その裏面が連結部22aを介してキーフロントケース13上に載置されているキーフレーム23に当接するため、必要なだけのクリアランス分しか下方移動せず、クリアランス分下方移動して以降は、キーフレーム23とキーフロントケース13とがキートップ21に対する押し下げ力を受け止めることとなり(図4参照)、よって、キートップ21に対する押し下げ力の全てがそのままキー検出装置17や基板20に加わることが無い。したがって、基板20に及ぼすダメージは極力少なくなり、もってキー押し耐久性は好適に確保される。
また、開口部13aを形成する、キーフロントケース13の開口部周壁には、クリック感を得易くするため、キーフロントケース13の外表面(ケース面)からキー側筐体11内部方向に向かって下がり傾斜面となるように面取り加工したC面カット部13bが形成されている。
このC面カット部13bは、開口部13aの周囲のケース面に密着配置されているキーラバー部22の連結部22a下面が、下面全面にわたってケース面に密着しないように、連結部22aとケース面との間に隙間を形成している。この隙間が形成されることにより、キートップ21の押下時、連結部22aは、キートップ21の下方移動に伴って容易に下方に撓むことができる。このため、良好なクリック感を伴うキー検出装置17のスイッチ操作が好適に確保される。なお、連結部22aとケース面との間に隙間を形成するものとしては、C面カット部13bに限るものではなく、段差部等の凹みであっても良い。
これに対し、キーフロントケース13の開口部周壁にC面カット部13bが形成されていない場合、クリック感が得難くなる。
図5は、キーフロントケースの開口部周壁にC面カット部が形成されていない、図3と同様の拡大図である。図5に示すように、キーフロントケース13の開口部周壁が面取り加工されていない、即ち、C面カット部13bが形成されていない場合、開口部13aの周囲のケース面とキーラバー部22の連結部22a下面との間には、隙間が形成されず、連結部22a下面は、全面にわたってケース面に密着されることとなる。
つまり、このような場合、キーラバー部22の連結部22aの撓む余地が殆ど無くなってしまい、良いクリック感は得られない。そこで、本実施形態に係る携帯電話装置10は、良好なクリック感が得られ易いように、キーフロントケース13の開口部周壁にC面カット部13bを設け、連結部22aが撓む余地を確保している。
図6は、本発明の一実施の形態に係る携帯電話装置のキー側筐体の積層構造の模式図である。図6及び図2,3,4に示すように、携帯電話装置10のキー側筐体11は、基板20の上に、キー検出装置17、キーフロントケース13、キーパッド(キー)15が、記載順に積層されている。しかしながら、操作キー16及びキー検出装置17の積層方向に突出する突出部である押し子24と、キー検出装置17の同方向に突出する第2突出部であるメタルドーム17aの過半部とが、開口部13aに入り込んで、配置されているため、この入り込んでいる分の厚さは、キー側筐体11の厚さ、即ち、携帯電話装置全体の厚さに影響しない。
これに対し、従来のキーの裏側に筐体を位置させた構造(図8(b)参照)においては、基板7cの上に、筐体7、キー検出装置8、キーパッド9が、記載順に積層されており、基板7c、筐体7、キー検出装置8、及びキーパッド9のそれぞれの厚さを単純に加えた厚さが、キー側筐体11の厚さ、即ち、携帯電話装置全体の厚さになる。
つまり、本発明の携帯電話装置10の構造にあっては、従来のキーの裏側に筐体を位置させた構造に比べ、キーフロントケース13の内部に位置する、すなわち、開口部13aに入り込んでいるキー検出装置17のメタルドーム17aの厚さ分及びキーパッド15の押し子24の厚さ分だけ薄型化が図られることとなる。なお、本実施形態においては、押し子24とメタルドーム17aの過半部が、筐体の厚さ方向において開口部13aに入り込むよう構成されていたが、本発明はこれに限ることなく、押し子24とメタルドーム17aの少なくとも一方が、開口部13aに少なくとも一部入り込むよう構成されていてもよい。
また、キー側筐体11を構成するキーフロントケース13とキーリアケース14とは、基板20等の各種構成部品を内包するように筐体全体を覆っているため、両ケース13,14を金属材料(例えば、Mg)を用いて形成した場合、静電気対策に有効であると共に、金属筐体自体が携帯電話装置10から発生する電波を抑制する効果があるので、比吸収率(Specific Absorption Rate:SAR)対策にも有効である。
このように本実施形態における携帯電話装置10は、メタルドーム17aの厚さと押し子24の厚さが、基板20からキーパッド15迄の積層高さに影響しない構造を有することになり、薄型化を図ることかでき、ひいては携帯電話装置セット全体の厚さを従来構造に比べてより薄くすることができる。また、基板20に発光部を置くことができるため、キー検出装置17に発光部を設ける必要がなくなって、携帯電話装置セット全体の厚さをより薄くすることができると共に、コストダウンを図ることが可能になる。また、操作キー16の下側(裏側)にキーフロントケース13が配置されるため、操作キー16のキートップ21が無理に押されてもキーフロントケース13がその押下の負荷を支持するため、基板20に大きな力がかからず、キー検出装置17は、基板20の破損が抑制され、キー押し耐久性が向上する。
なお、本発明は、上述した実施の形態により説明したが、この実施の形態に限定されるものではない。例えば、本実施形態の携帯電話装置10は、押し子24がメタルドーム17aを座屈させることにより操作キー16の操作状態を検出するよう構成していたが、本発明はこれに限らず、例えば、キー検出装置をキー検出装置からキートップまでの距離間隔を赤外線等を用いて計測する距離計測器とし、この距離計測器が、ユーザーのキートップ押し下げ操作に伴うキートップの移動距離を計測することにより、操作キー16の操作状態を検出するように構成してもよい。このようにすることで、キー押し耐久をさらに向上させることができる上、押し子24やメタルドーム17aを必要としない構成を実現することができ、さらなる薄型化も期待できる。このように、本発明は、その趣旨を逸脱することなく変更態様として実施するものも含むものである。
本願は、日本国特許出願第2006−183393号(2006年7月3日出願)の優先権の利益を主張し、その全内容が参照により、本願明細書に取り込まれている。

Claims (7)

  1. 開口部が形成される筐体と、
    前記筐体の外表面上の前記開口部に対向する位置に配設される操作キーと、
    前記筐体の内部の前記開口部に対向する位置に配設されるキー検出装置と、を有し、
    前記操作キーは、前記筐体の前記開口部よりも大きく形成され、且つ前記開口部側に突出する突出部を有し、
    前記キー検出装置は、前記開口部側に突出する第2突出部を有し、
    前記突出部と前記第2突出部の少なくとも一方が、前記開口部に少なくとも一部入り込み、
    前記操作キーは、前記筐体の前記外表面に露出するキートップ、前記キートップの前記筐体の内部側に配設された弾性部材で形成されるキーラバー部、および前記キートップと前記キーラバー部の間に装着されたキーフレームを有することを特徴とする携帯電子機器。
  2. 前記筐体の前記開口部の周壁は、前記筐体の前記外表面部から前記筐体内部方向に向かって下がり傾斜面となるように面取り加工されていることを特徴とする請求項1に記載の携帯電子機器。
  3. 前記キートップと前記キーフレームとの間には隙間が形成されていることを特徴とする請求項に記載の携帯電子機器。
  4. 前記キーフレームは、前記キーラバー部を介して前記筐体に対向することを特徴とする請求項に記載の携帯電子機器。
  5. 前記キー検出装置の前記筐体内部側には、基板が積層配置されており、前記基板の前記筐体の前記開口部に対向する面には、前記開口部を介して前記操作キーに光を照射する発光素子を配置したことを特徴とする請求項1に記載の携帯電子機器。
  6. 前記筐体は、金属材料で形成される、ことを特徴とする請求項1に記載の携帯電子機器。
  7. 前記筐体の外表面には凹部が形成され、
    前記開口部は、前記凹部の底面部に形成され、
    前記キートップは、前記凹部内に配設される、ことを特徴とする請求項1に記載の携帯電子機器。
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