JP4789732B2 - 微小導電性ボール搭載装置 - Google Patents
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Description
第1に、半導体チップ1つ分の導電性ボールを吸着する場合と比較して、吸引面積が大きくなると共に、吸引孔数が増加するため吸引の風量が極めて大きくなることがある。
また、風量が増大し、ボール容器と配列板間の空間が1cm〜10cm程度で狭いため、配列
ヘッドと容器との間に流れ込む横風の速度は非常に大きくなることが挙げられる。
本発明は、このような問題を解決するために成されたものであり、大面積の吸着エリアの全域に亘って吸着に要する時間を短縮すると共に、大面積のウエハに対して無駄なく安定して一括で大量の導電性ボールを配置することのできる微小導電性ボール搭載装置を提供することを目的とする。
また、前記整流手段が整流板であることが好ましい。
また、前記遮蔽手段が遮蔽板であることが好ましい。
また、前記遮蔽板の最外周部が内側よりも低くなるように傾斜を持っていることが好ましい。
また、前記遮蔽板が、使用する前記微小導電性ボールの径よりも小さな開口を持つメッシュ部材であることが好ましい。
また、前記遮蔽板が、少なくとも2層以上の構造であることが好ましい。
ここで先ず、一般の微小ボール吸着工程の一例を図1に示す。導電性ボール7をボール収容容器9の振動によって跳躍させた状態で、配列ヘッド1をボール収容容器9に接近させる。配列ヘッド1は図示しない真空発生源がつながれており、減圧空間2を減圧する。
さらに、図2に示すように配列板押え治具10の外形は、加工上の容易さから角型が一般に用いられている。しかし、発明者等はこの形状がボール吸引エリアの外周部に吸着し難い原因であることを知見した。配列板押え治具10の外形が角型である場合は、図2に示すようにボール収容容器9と配列板押え治具10とを結ぶ空間距離が不均一となる(第2の個所B>第1の個所A)。
これら双方を同時に用いることにより、吸着エリア内のガス流の不均一を抑制し、また、飛散ボールも減少させることができるので、吸着時間の短縮、歩留を向上、コスト削減をすることができる。
また、遮蔽板12を設置した際は、ボール収容容器9との距離が、ボール収容容器9の最外周付近で最も近接させることが好ましいが、導電性ボール7を跳躍させるためにボール収容容器9が振幅動作をしても、遮蔽板12に接触しない位置にしなければならない。
また、この減圧空間2と吸引機構の間にバルブを設け、ボール搭載過程でバルブを切り替えて吸引機構から加圧ポンプに繋ぎかえることにより、減圧空間を陽圧にすることもできる。ボール配列板5は、ウエハWにおける複数の半導体チップCの電極部に対応する吸引孔6を有する。そして、吸引機構によって、ボール収容容器9内で跳躍する導電性ボール7を各吸引孔6に1つずつ吸着させることができる。
ボール供給装置13において、ボール収容容器9内の導電性ボール7は、加振機15によって跳躍している。図7の点線のように、ボール配列ヘッド1をボール収容容器9上の所定の高さまで降下させ、その跳躍する導電性ボール7を吸着する。
検査結果が良好である場合には、ボール搭載ステージ20まで移動する。また、この検査時に配列不良が発見された場合には、ボール除去機構16の位置に戻って不良除去を行なうことも可能である。
また、前述したようにボール配列ヘッド1には、図示しない振動発生源を備えており、ボール搭載過程で振動を加えることによって、吸引孔6に吸引した導電性ボール7を吸引孔6から容易に開放することができるようにしている。この場合、振動周波数は数Hz〜1GHz程度が好ましい。振動印加時間、振幅、周波数、印加タイミングは任意に設定できることが望ましい。
なお、本発明は、複数の機器から構成されるシステムに適用しても、1つの機器からなる装置に適用しても良い。
実施条件
使用ボールサイズ:100μmφ、ボール材質:Sn-63Pb共晶
配列板:8インチ(200mm)ウエハ対応、吸引孔数:385000個/ウエハ(625個/チップ)、チップ数:616個/ウエハ
配列板板厚:100μm、吸引孔径:70μmφ、吸引孔ピッチ:200μm
吸引時間:90秒
整流板:厚さ10mm、円筒直径40mm × 30個
遮蔽板:内径/外形=195mm/210mm、傾斜角3°
2 減圧空間
3 配列ヘッドの貫通穴
4 配列板支持部
5 配列板
6 吸引孔
7 導電性ボール
9 ボール収容容器
10 配列板押え治具
11 整流板
12 遮蔽板
W ウエハ
C 半導体チップ
Claims (7)
- ボール跳躍容器内の微小導電性ボールを跳躍させてボール配列板に吸引配列した後、前記微小導電性ボールを搭載すべき搭載対象物の搭載位置に対して一括で搭載する微小導電性ボール搭載装置であって、
該微小導電性ボール搭載装置のボール吸着部でボール吸着時に発生する吸引ガスの乱流を整流するための整流手段を、前記ボール配列板と前記ボール跳躍容器との間に有することを特徴とする微小導電性ボール搭載装置。 - 前記整流手段が整流板であることを特徴とする請求項1に記載の微小導電性ボール搭載装置。
- 前記微小導電性ボール搭載装置の前記ボール吸着部でのボール吸着時に、前記ボール配列板の前記微小導電性ボールを吸着するエリア以外の面に対して前記微小導電性ボールの跳躍を抑える遮蔽手段を有することを特徴とする請求項1又は2に記載の微小導電性ボール搭載装置。
- 前記遮蔽手段が遮蔽板であることを特徴とする請求項3に記載の微小導電性ボール搭載装置。
- 前記遮蔽板の最外周部が内側よりも低くなるように傾斜を持っていることを特徴とする請求項4に記載の微小導電性ボール搭載装置。
- 前記遮蔽板が、使用する前記微小導電性ボールの径よりも小さな開口を持つメッシュ部材であることを特徴とする請求項4又は5に記載の微小導電性ボール搭載装置。
- 前記遮蔽板が、少なくとも2層以上の構造であることを特徴とする請求項4〜6のいずれか1項に記載の微小導電性ボール搭載装置。
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- 2006-07-21 JP JP2006199806A patent/JP4789732B2/ja not_active Expired - Fee Related
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