JP4789712B2 - スピーカ - Google Patents

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Description

この発明は、音響機器の一種であって小口径のウーハーとして用いると好適なスピーカに関する。
スピーカは、フレームの底部側中央に設けられた磁気回路と、この磁気回路によって駆動される、コイルボビンにボイスコイルが巻回されてなる駆動コイル部と、この駆動コイル部と結合された振動板と、この振動板の外周に内周部が結合され、外周部がフレームに結合されたエッジとを備えている。
図3は本発明の一実施例の前提となる従来例で、1’は振動板として機能するダストキャップ兼ウェイト、4’はボイスコイルボビン、5’はエッジ、6’はフレーム、7’はガスケットパイプ、17’はガスケットパイプ7’とフレーム6’とを一体化するネジである。
組み立てにあたっては、円筒状をなすボイスコイルボビン4’の前端部内にダストキャップ兼ウェイト1’を嵌め込み、かつエッジ5’の内周部には接着剤の溜め部となるほぼJ字状をなす接着部5a’が形成され、接着剤(a)を介してエッジ5’と、ボイスコイルボビン4’とを一体化し、このエッジ5’を介しボイスコイルボビン4’およびダスト兼ウェイト1’の振動系を支持している。
動作にあたっては、ボイスコイルに音声信号を加えボイスコイルボビン4’を駆動すると、その振動がダスト兼ウェイト1’に伝達されダスト兼ウェイト1’は前後方向に振動し音波を放射する。
この場合、動作振幅時の耐久性は、主にボイスコイルボビン4’とエッジ5’間の接着剤aの接合強度で決まっていた。
しかしながら、このように接着剤aを介しエッジ5’とボイスコイルボビン4’等とを一体化する構造では、振動系の頻繁な前後動の振幅の繰り返しにより、接着剤aの接合強度が低下し、エッジ5’がボイスコイル4’から剥れるおそれがある、という課題があった。
この発明は上記のことに鑑み提案されたもので、その目的とするところは、エッジがボイスコイルから剥れることを防止し、動作振幅時の耐久性を向上させ、かつ容易に駆動性能をコントロールし得るスピーカを提供することにある。
請求項1の発明は、振動体の外周をエッジを介しフレームに支持するスピーカにおいて、前記振動体は、アッパーホルダー1と、このアッパーホルダー1の外周背面に嵌め込んで一体化され、かつ外周部がボイスコイル8を有するボイスコイルボビン4に嵌め込まれるボトムホルダー3とからなり、前記エッジ5の内周部5aは、接着剤を用いることなく前記アッパーホルダー1とボトムホルダー3間に、前記アッパーホルダー1およびボトムホルダー3の形状に沿って屈曲させて挟み込支持して一体化し、かつ前記ボトムホルダー3の外周部をボイスコイルボビン4の前端内周部に接着剤を塗布して嵌め込み一体化することを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1記載のスピーカにおいて、前記アッパーホルダー1の前面に選択されたウエイト2を設置可能としたことを特徴とする。
請求項1記載の本発明によれば、エッジ5をアッパーホルダー1とボトムホルダー3に挟み込んで支持・一体化し、ボトムホルダー3をボイスコイルボビン4に嵌合させているため、エッジ5がボイスコイルボビン4から剥れることはなく、振幅時の耐久性はエッジ材の屈曲強度によるものとしたので、特別な設備を必要とせず容易に耐久性を向上させることができる。
請求項2記載の本発明によれば、ウエイトを選択してアッパーホルダー1前面に設置可能としたため、容易に駆動性能Foを使用目的に応じコントロールすることができる。
以下、図面に沿って本発明の実施例を説明する。
図1は本発明の要部説明図を示す。
図中1は前面に必要に応じ適宜の材質、形状等のウエイト2を設置可能なアッパーホルダー、3はアッパーホルダー1の外周側の背部に設けられる平面形状がリング状をなすボトムホルダーで、ボトムホルダー3の外周部にボイスコイルボビン4が設けられる。
これらアッパーホルダー1、ボイスコイルボビン4が外周に設けられたボトムホルダー3とを備えてなる振動体は、エッジ5を介し振動可能に支持される。
本発明で特徴的なことは、アッパーホルダー1とボトムホルダー3間にエッジ5の内周部5aを挟み込んで接着剤を用いることなくエッジ5を支持し、エッジ5をアッパーホルダー1およびボトムホルダー3によって挟持して一体化するようにした点にある。
アッパーホルダー1は、樹脂の成形品からなり、前面に適宜のウエイト2を接着剤を介し設置可能な平坦状の本体1aと、この本体1aの外周部に形成されたエッジ挟持部1bとを備えている。
エッジ挟持部1bの縦断面形状は、平坦状の本体1aの外周において前方に向かって立ち上がった立ち上げ部1cと、その前端部から前方に向かって斜め外側方向に延びる傾斜部1dと、その前端部において外周側に折り曲げられた折曲部1eとを有している。
ボトムホルダー3も樹脂の成形品からなり、アッパーホルダー1に嵌合させ一体化するため、アッパーホルダー1のエッジ挟持部1bの背面外周に設けられるボトムホルダー3の内周面は、エッジ挟持部1bの外周面に嵌合可能なほぼ対応した形状をなし、傾斜部や折曲部等を有している。
ボトムホルダー3とボイスコイルボビン4の接着は接合強度に優れるせん断応力が掛かる構造とし、ボトムホルダー3の外周面の形状は、側面から見た場合、直線状に形成され、かつその後部には、ボトムホルダー3をボイスコイルボビン4に嵌め込み易いよう内側に向かって切欠かれたテーパ部3aが形成されている。
なお、ボトムホルダー3の外周面とボイスコイルボビン4の内周面間には接着剤が入るクリアランスが設けられている。
ロール形状をしたエッジ5は丈夫なゴムコート布からなり、その外周部5bは、フレーム6の前端部6aと円筒状をなすガスケットパイプ7の段差部7aとの間に挟持され、エッジ5は固定される。
ボイスコイルボビン4の後端外周部に巻装されたボイスコイル8は、磁気回路9の磁気ギャップ10内に配置される。
磁気回路10は、有底円筒状のヨーク11と、このヨーク11内に設けられたマグネット12と、このマグネット12の上部に設けられたポールピース13とからなり、ポールピース13の外周とヨーク11の対向する円周面間に磁気ギャップ10が形成されている。
ヨーク11の前端部11aにフレーム6がその後端部に形成された段差部6aを介し一体に設けられる。フレーム6の内周面に段差部6bが形成され、この段差部6bにボイスコイルボビン4を振動可能に支持するダンパー14の外周部が取り付けられている。
フレーム6の適位置には入力用のターミナル15が設けられ、このターミナル15に、リード線16を介しボイスコイル8の引出線(図示せず)が接続されている。
組み立てにあたっては、磁気回路9にフレーム6を取り付け、かつ治具を介し磁気ギャップ10の適正位置にボイスコイル8を配し、ダンパー14の外周部をフレーム6に取り付け、ボイスコイルボビン4を支持する。
アッパーホルダー1のエッジ挟持部1bの背面外周部にエッジ5の内周部5aを位置させ、ボトムホルダー3をアッパーホルダー1のエッジ挟持部1bに嵌め込んでエッジ5の内周部5aをアッパーホルダー1、ボトムホルダー3の形状に沿って屈曲させて挟持し固定している。
本発明では、エッジ5の内周部を接着剤でボイスコイルボビン4に結合するのではなく、このようにアッパーホルダー1とボトムホルダー3間に挟持させ、振幅時の耐久性はエッジ材の屈曲強度に従うことができるようにし、耐久性を向上させている。
次にボトムホルダー3の外周部に接着剤を塗布し、ボトムホルダー3を円筒状のボイスコイルボビン4の前端内周部に嵌め込み両者を一体化する。
エッジ5の外周部5bをフレーム6の前端部に位置させガスケットパイプ7を取り付けて挟み込み、ネジ17をガスケットパイプ7、フレーム6に螺設して固定する。
ターミナル15、リード線16等を介し音声信号をボイスコイル8に加えると磁気ギャップ内に設けられたボイスコイル8が振動する。
ボイスコイル8を有するボイスコイルボビン4には、エッジ5を介し振動可能に支持されたアッパーホルダー1、ボトムホルダー3が一体化されているため、駆動することができ、音波を放射させることができる。
この場合、アッパーホルダー1の前面に接着剤を介し乗せる、金属、樹脂または紙等からなるウエイト2の種類、形状を適宜選択することにより駆動性能Foを目的に応じ容易にコントロールすることができる。
なお、上記実施例の組立体は小口径のウーハーとして機能するが、同じ構造の組立体はアクチュエータとしても使用し得る。
本発明の一実施例の要部説明図。 本発明の全体構成図。 本発明の前提となる従来例の要部説明図を示す。
符号の説明
1 アッパーホルダー
1a アッパーホルダー本体
1b エッジ挟持部
1c 立上げ部
1d 傾斜部
1e 折曲部
2 ウエイト
3 ボトムホルダー
3a テーパ部
4 ボイスコイルボビン
5 エッジ
5a エッジ内周部
5b エッジ外周部
6 フレーム
6a、6b 段部
7 ガスケットパイプ
8 ボイスコイル
9 磁気回路
10 磁気ギャップ
11 ヨーク
12 マグネット
13 ポールピース
14 ダンパー
15 ターミナル
16 リード線
17 ネジ

Claims (2)

  1. 振動体の外周をエッジを介しフレームに支持するスピーカにおいて、
    前記振動体は、アッパーホルダー(1)と、このアッパーホルダー(1)の外周背面に嵌め込んで一体化され、かつ外周部がボイスコイル(8)を有するボイスコイルボビン(4)に嵌め込まれるボトムホルダー(3)とからなり、前記エッジ(5)の内周部(5a)は、接着剤を用いることなく前記アッパーホルダー(1)とボトムホルダー(3)間に、前記アッパーホルダー(1)およびボトムホルダー(3)の形状に沿って屈曲させて挟み込支持して一体化し、かつ前記ボトムホルダー(3)の外周部をボイスコイルボビン(4)の前端内周部に接着剤を塗布して嵌め込み一体化することを特徴とするスピーカ。
  2. 請求項1記載のスピーカにおいて、前記アッパーホルダー(1)の前面に選択されたウエイト(2)を設置可能としたことを特徴とするスピーカ。
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