JP4789554B2 - モータ制御装置 - Google Patents

モータ制御装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4789554B2
JP4789554B2 JP2005262975A JP2005262975A JP4789554B2 JP 4789554 B2 JP4789554 B2 JP 4789554B2 JP 2005262975 A JP2005262975 A JP 2005262975A JP 2005262975 A JP2005262975 A JP 2005262975A JP 4789554 B2 JP4789554 B2 JP 4789554B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
motor
rotation
pattern
noise
signal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2005262975A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007082271A5 (ja
JP2007082271A (ja
Inventor
覚 石川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2005262975A priority Critical patent/JP4789554B2/ja
Priority to US11/469,778 priority patent/US7397211B2/en
Priority to KR1020060086750A priority patent/KR100790047B1/ko
Priority to CNB2006101277977A priority patent/CN100508357C/zh
Publication of JP2007082271A publication Critical patent/JP2007082271A/ja
Publication of JP2007082271A5 publication Critical patent/JP2007082271A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4789554B2 publication Critical patent/JP4789554B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02PCONTROL OR REGULATION OF ELECTRIC MOTORS, ELECTRIC GENERATORS OR DYNAMO-ELECTRIC CONVERTERS; CONTROLLING TRANSFORMERS, REACTORS OR CHOKE COILS
    • H02P23/00Arrangements or methods for the control of AC motors characterised by a control method other than vector control
    • H02P23/0004Control strategies in general, e.g. linear type, e.g. P, PI, PID, using robust control
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02PCONTROL OR REGULATION OF ELECTRIC MOTORS, ELECTRIC GENERATORS OR DYNAMO-ELECTRIC CONVERTERS; CONTROLLING TRANSFORMERS, REACTORS OR CHOKE COILS
    • H02P6/00Arrangements for controlling synchronous motors or other dynamo-electric motors using electronic commutation dependent on the rotor position; Electronic commutators therefor
    • H02P6/08Arrangements for controlling the speed or torque of a single motor
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S388/00Electricity: motor control systems
    • Y10S388/907Specific control circuit element or device
    • Y10S388/91Operational/differential amplifier

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Control Of Motors That Do Not Use Commutators (AREA)

Description

本発明は、例えばブラシレスモータ等のモータの回転を制御するモータ制御装置に関する。
近年、無線LANや携帯電話等の通信の手段として電磁波を使用した製品や、TVや電子レンジなどの多種多様の家電製品の市場供給が増えており、これら機器の電子機器から発生される輻射ノイズが氾濫しつつある。またプラント、工場、オフィス内において大型の設備が増えることは消費電力の増大や輻射ノイズの発生につながり、更にオートメーション化やパソコンの普及により輻射ノイズは減ることはない。更に、老朽化した設備は、不要な輻射ノイズの発生源となりつつある。
このような状況下で、新たに機器を導入する場合、その機器が受ける電磁ノイズは計り知れない。これに対してEC諸国などは率先して、勧告化したEN規格(EN55024/1998)等でイミュニティ規格の方法や基準を明確化し、これが機器の性能評価の標準となっている。また、国際標準機関のITU-T及びCISPR等の各機関でも論議が高まっている。特に「CISPR(Comite International Special des Perturbations Radioelectriques:国際無線障害特別委員会)」では、CISPR240でイミュニティ問題を取り扱っている。
コロナ社:情報通信機器のノイズイミュニティ サイエンスフォーラム社:CISPR24-情報技術装置のイミュニティ特性に関する限界値と測定方法
従来の機器は、上述のイミュニティ規格に準拠した方法で評価され、機器の誤動作を防止するために公知の金属材料でノイズの遮蔽物を設け、また回路上にコンデンサやチョークコイルを設けて外部ノイズの影響を緩和している。また、電磁波環境変化に対して、従来のブラシレスモータユニット或はブラシレスモータを搭載した機器も同様に、外部ノイズによる影響を受けてしまう。この結果、モータの回転数が目標とする回転数に対して不安定となることがあった。
このような外部から機器に与えられるノイズによる誤動作を防ぐための手法として、ノイズ遮蔽物や電子回路フィルタを追加する等して対処していた。しかしこのような対処方法では、部品点数が増大し、コストアップを招くという問題がある。
本発明は、上記従来技術の欠点を解決することにある。
また本願発明の特徴は、コストアップを抑えて、外部ノイズによる影響を抑えてモータを安定して回転駆動できるモータ制御装置を提供することにある。
本発明の一態様に係るモータ制御装置は以下のような構成を備える。即ち、
モータのロータ部の径にほぼ等しい径の第1のFGパターンを有し、当該第1のFGパターンを用いて当該ロータ部の回転に同期して第1誘起電圧を発生させる回転信号発生手段と、
前記第1のFGパターンの外側に、前記第1のFGパターンによる電磁誘導の影響を受けないように一定の距離を空けて隣接した第2のFGパターンを有し、当該第2のFGパターンを用いて前記ロータ部の回転に依存しないノイズによる第2誘起電圧を発生させるノイズ信号発生手段と、
前記第1及び第2誘起電圧を入力して差動増幅することにより前記第1誘起電圧から前記ノイズを除いた前記ロータ部の回転に同期した回転信号を出力する差動増幅手段と、
前記差動増幅手段から出力される前記回転信号と、所定の周波数信号との同期を取るように前記モータの回転を制御するモータ回転制御手段と、
を有することを特徴とする。
本発明によれば、コストアップを抑えて、外部ノイズによる影響を抑えてモータを安定して回転駆動できるという効果がある。
以下、添付図面を参照して本発明の好適な実施の形態を詳しく説明する。尚、以下の実施の形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものでなく、また本実施の形態で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須のものとは限らない。
図1は、本発明の実施の形態1に係るモータ駆動回路の機能構成を示す機能ブロック図である。
回転検出信号発生手段101は、モータの回転を検出して差動入力信号103を出力する。外部ノイズ信号発生手段102は、外部ノイズを検出し、ノイズ成分信号104として出力する。FGアンプに代表される差動演算手段105は、これら差動入力信号103とノイズ成分信号104とを入力してモータ回転検出信号106を出力する。これによりモータの回転に依存しないノイズが機器或はモータに加わった場合でも、そのノイズ信号はノイズ成分信号104に表れる。この際、回転検出信号発生手段101であるFGパターンにも同様に外部ノイズ成分が注入しており、実際の回転時の(FG生信号+ノイズ成分)が差動入力信号103に供給される。こうしてノイズ成分信号104と、(FG生信号+ノイズ成分)の差分を差動演算手段105で減算することにより、差動入力信号103からノイズ信号が相殺される。これにより外部ノイズが印加された状態においても外部ノイズに依存しない、目的とするモータの回転検出を可能にしている。
また、回転検出信号発生手段101と外部ノイズ信号発生手段102との位置関係を以下のようにする。例えば、ノイズに対する遮蔽物と回転検出信号発生手段101との間に外部ノイズ信号発生手段102を位置させる。この状態で外部ノイズの信号レベルが小さいと判断される場合、外部ノイズ信号発生手段102を回転検出信号発生手段101に隣接させずに、外部ノイズが遮蔽物に遮蔽されず回転検出信号発生手段101に回り込む位置にさせる。
[実施の形態1]
図2は、本発明の実施の形態に係るブラシレスモータの制御回路の構成を示すブロック図である。
CPU201は、発振器202から供給される基本クロックに基づいて、ROM206に予め格納された制御プログラムに従って動作する。バス203は、CPU201とROM206、RAM204を接続するためのバス線である。RAM204は、CPU201が処理を行うためのワークメモリを提供している。また205は、各デバイスを動作させるために供給するロジック電源を表している。
ブラシレスモータの制御時、CPU201は、ROM206のプログラムに従って発振器202からの基準クロックを分周し、CLOCK信号線212にCLOCK信号を出力する。またCPU201は、内部ポートに接続されたSTART/STOP信号線211に、モータ225の回転を開始/停止させるため論理レベルの信号を出力する。モータドライバユニット210は、このSTART/STOP信号211の論理変化と、CLOCK信号線212に入力された分周クロックに従って制御している。モータドライバ速度制御ブロック216は、トランジスタ217とトランジスタ218を動作させ、モータ225の巻線208に電流を流してモータ225を回転させる。こうしてモータ225が回転すると、FGパターン301,302には、その回転数に応じた電圧が誘起される。この誘起した電圧をFGアンプ303で差動増幅して波形整形し、モータ速度制御ブロック216にフィードバックする。
モータ速度制御ブロック216は、このフィードバックされたFGアンプ303の出力信号とクロック信号212とが同期するように、トランジスタ217とトランジスタ218のオン時間を調整する。こうしてモータ225の回転の同期が予め規定された範囲の期間になると、LOCK信号線213にLOCK信号(論理変化)を送出する。207はモータの巻き線に電力を供給するためのモータ駆動電源である。
図3は、本発明の実施の形態1に係るモータドライバユニット210の速度制御ブロックを更に詳しく説明するブロック図である。
モータ225のロータ部400(この場合はアウタロータ、図4参照)が回転すると、FGパターン301,302には、ロータ400の回転周期に応じて電圧が誘起される。これらFGパターン301,302に誘起された電圧は、FGアンプ303で差動増幅される。
図4は、これらFGパターン301,302と、モータ225のロータ部400との位置関係を表した図である。
図において、第1のFGパターン301は、ロータ400の回転検知を行うためのプリント板などに印刷されたトレースパターンである。このFGパターン301は、ロータ400の径とほぼ同等である。更に、本実施の形態1では、第2のFGパターン302を設けている。FGパターン301は、ロータ400の回転に応じて電圧が誘起される、この誘起された電圧の変化をFGアンプ303で増幅して、回転検知周波数信号として速度ディスクリメータ217に渡す。
図3の位相比較器221はCLOCK信号212と、分周器218の出力との位相差を検出してLPF220へ電流を流入させる。このLPF220へ出力された位相差信号は直流化され、その直流電圧がVCO(電圧制御発振回路)219へ入力される。こうしてVCO219により、外部からの基準CLOCK信号212に対して予め決められた分周比になるような内部CLOCK信号230にフィードバック制御される。CLOCK信号212の周波数を変化させた場合も同様に、その周波数の変化に追従して同一分周比になるようにフィードバック制御される。VCO219から出力された内部CLOCK信号230と、バッファアンプ330からのFG検出信号231との位相差を速度ディスクリミネータ217により比較し、DOUT信号線228に加減速信号を出力する。内部CLOCK信号230(外部CLOCK信号212の逓倍)に対してFG検出信号231の周期が短い場合はモータ225の回転数が高いと判断し、内部CLOCK信号230との差分をDOUT端子228へ減速指令として出力する。逆に、FG検出信号231の周期が長い場合には、その差分を加速指令として出力する。
PLL222は、このモータ回転速度を検出したFG検出信号231と外部より入力される外部CLOCK信号212との位相を比較し、その位相差情報をPOUT信号線229に出力する。そして、外部CLOCK信号212に対してFG検出信号231の位相が進んでいる場合、その位相差分を減速指令として出力する。またFG検出信号231の位相が遅れている場合は、その差分を加速指令として出力する。積分アンプ223は、速度ディスクリメータ部217で得られた内部CLOCK230とFG検出信号231との速度誤差と、PLL222から出力された外部CLOCK信号212とFG検出信号231の位相差信号を積分してDC電圧に変換する。この変換されたDC電圧によってPWMオンデュティーが決定される。こうしてモータ225の内部に配置された三相の巻線に接続されたドライバ224の、トランジスタのドライブ時間を決定して速度制御を行う。
また図4において、第1のFGパターン301に隣接する外側の円に第2のFGパターン30が配置されている。この第2のFGパターン302は、差動増幅アンプ(FGアンプ)303の非反転入力(+入力)とGND電位308との間に接続されている。ここで外部ノイズが発生した場合、第1のFGパターン301には、(外部ノイズ電圧+モータ回転検知信号)が誘起される。また第2のFGパターン302にも同様に、GNDとの間にコモンモードで外部ノイズ電圧が誘起される。この誘起された外部ノイズ電圧がFGアンプ303の非反転入力に入力することにより、第1のFGパターン301の電圧レベルから外部ノイズ成分を減算させることができる。
この結果、FGアンプ303の出力は、外部ノイズが発生した場合でもモータ回転信号信号のみとなる。抵抗304及び305の抵抗値の差は、第1のFGパターン301と第2のFGパターン302の隣接具合により変更され、同一点からの外部ノイズレベルとなるように調整される。
また図3において、コンデンサ311,312のそれぞれは、第1及び第2のFGパターン301,302の直流カット用コンデンサ、304,305のそれぞれは抵抗を示している。
図5は、外部ノイズが全く無く、モータ225の回転が安定している際の、外部CLOCK信号212とFGアンプ303の出力波形を示す図である。
図6は、従来のように第1のFGパターンのみを使用した場合において、外部ノイズが印加された場合のFGアンプ303の出力を説明する図である。
図6において、401と402は外部ノイズによる影響を示している。速度ディスクリミネータ217やPLL制御部222は、VCO219から出力された内部CLOCK信号230と外部CLOCK信号212と周期幅や位相を比較している。こうして外部ノイズ成分401や402の分だけ加速や減速を行って、CLOCK信号212に同期させるように制御している。しかしながら、ノイズが繰り返し印加されるか、或は時間的に長く印加された場合は、CLOCK信号212に同期させる制御が追いつかなくなる。これにより、モータ225の回転数が既定された範囲を超えてしまうことになる。これにより、LOCK信号213(図2)がUNLOCK状態となってしまう。これにより機器の制御によっては、モータ225の回転異常であると判断し、START信号/STOP信号211をSTOPにして、モータ225の回転を停止させる等の状態を引き起こしてしまう。
図7は、第2のFGパターン302をFGアンプ303の非反転入力(+)端子に入力し、GNDとのコモンモードノイズ除去を行う例を説明する図である。
FGアンプ303の入力310+とGNDの間には、外部CLOCK信号212と同期してモータ回転信号が発生し、これに例えば403や404で示すような、外部ノイズ信号が印加されているものとする。しかしこのとき同時に、FGアンプ303の反転(−)入力307に、第2のFGパターン302とGND間に電圧が誘起され、この電圧に、405や406で示すノイズ信号が印加されている。この結果、FGアンプ303でこれらの差分が取られてノイズが除去され、FGアンプ309の出力波形に示すようにノイズを除去できる。
更に従来は、FGパターンに外部ノイズが誘引されFGアンプの出力にノイズ成分が現れた結果、後段の速度フィードバック制御系が過敏に反応することにより回転速度が反応してしまう。或は、外部ノイズによりロジック電源やモータ駆動電源が変動してしまう場合があった。このように電源電圧が変動すると、FGアンプの+入力と−入力に発生するそれぞれのオフセット電位の差がFGアンプの出力に差が出てくる。このため、FGパターンから入力されるロータの回転数に応じた真の出力と異なる出力となり、モータの回転が不安定となる問題があった。
しかし、本実施の形態1に係るモータ駆動回路の構成によれば、第2のFGパターン302はGNDよりコモンモードとしてノイズの影響の割合分変動する。しかし第2のFGパターン302をFGアンプ303の+入力に接続することにより、FGアンプ303の電源及び+入力、−入力も、GNDをコモンとしたコモンモードでの変動となる。これにより、期待したFGアンプ303の出力に、より近くなり、外部ノイズによる電源変動の影響も受けにくくなるという効果がある。
尚、第2のFGパターン302は、モータ225のロータの回転により影響を受ける位置に配置できない。また、第1のFGパターン301からの電磁誘導による干渉がないように、一定の距離を空ける必要がある。
[実施の形態2]
図8は、本発明の実施の形態2に係るモータドライバユニット210の速度制御ブロックを更に詳しく説明するブロック図である。尚、前述の図3と共通する部分は同じ記号で示し、それらの説明を省略する。また、この実施の形態2に係るブラシレスモータの制御ブロックは、前述の図2と同じであるため、その説明を省略する。
この実施の形態2と実施の形態1との相違点は、第2のFGアンプ502を設け、第2のFGパターン302と直流カットコンデンサ504と抵抗501を第2のFGアンプ502の(+)入力と(−)入力端子との間に接続している。更に、この第2のFGパターン302は、フィードバック抵抗503を介してFGアンプ303の+端子に入力されている。こうしてFGアンプ303は、この第2のFGパターン302とFGパターン301との間でコモンモードノイズ除去を行っている。その他の回路の動作は、前述の図3の場合と同様である。
図9は、本実施の形態に係るプリンタの外観図である。
図9において、画像形成装置であるプリンタ本体600と、その本体600に給紙される用紙を収容している紙搬送用カセット601が示されている。
図10は、本実施の形態に係るプリンタの構造を説明する断面図である。
基板ユニット76及び画像系装置に接続されたパソコンもしくは複写動作を行うべき操作部(不図示)などから画像形成開始信号が発せられると、選択されたカセット或は手差しトレイから給紙動作を開始する。例えばカセットから給紙された場合について説明すると、まずピックアップローラにより、カセットから転写材Pが一枚ずつ送り出される。そして転写材Pが給紙ガイド18の間を案内されてレジストローラ19の位置まで搬送される。その時レジストローラ19の回転は停止されており、転写材Pの先端はニップ部に突き当たる。その後、プリンタが画像の形成を開始するタイミング信号に基づいて、レジストローラ19が回転を始める。この回転時期は、転写材Pと画像形成部より中間転写ベルト8上に一次転写されたトナー画像とが二次転写領域においてちょうど一致するようにそのタイミングが設定されている。
一方、画像形成部では画像形成動作の開始信号が発せられると、各色のドラム上に静電潜像が形成される。副走査方向の画像形成タイミングは、中間転写ベルト8の回転方向において一番上流にある感光ドラム(本実施の形態の場合はY)から順に各画像形成部間の距離に応じて決定され制御される。また各ドラムの主走査方向の書き出しタイミングについては、回路(不図示)から動作制御により1つのBDセンサ信号(本実施の形態ではBkに配置されている)を用いて、擬似BDセンサ信号を生成し制御する。こうして形成された静電潜像は、前述したプロセスにより現像される。そして一番上流にある感光ドラム2aに形成されたトナー画像が、高電圧が印加された一次転写用帯電器5aによって一次転写領域において中間転写ベルト8に一次転写される。こうして一次転写されたトナー像は、次の一次転写用帯電器5bまで搬送される。そこでは前記したタイミング信号により、各画像形成部間をトナー像が搬送される時間だけ遅延して画像形成が行われており、前画像の上にレジストを合わせて次のトナー像が転写される。以下も同様の工程が繰り返され、最終的に4色のトナー像が中間転写ベルト8上に一次転写される。
その後、転写材Pが二次転写領域(二次転写ローラ12)に進入して中間転写ベルト8に接触し、転写材Pの通過タイミングに合わせて二次転写ローラ12に高電圧を印加する。そして前述したプロセスにより中間転写ベルト8上に形成された4色のトナー画像が転写材Pの表面に転写される(二次転写)。この二次転写後、転写材Pは搬送ガイド34によって定着ローラニップ部まで正確に案内される。そして定着フィルム16a,加圧ローラ16bを有する定着器16において、熱及びニップの圧力によってトナー画像が転写材Pに定着される。その後、転写材Pは外排紙ローラ21により搬送され、機外に排出されて一連の画像形成動作を終了する。
尚、本実施の形態3では、上流側からイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの順に配置したが、これは装置の特性で決定されるもので、この限りではない。
本実施の形態に係るブラシレスモータユニットは、図10の602で示すように配置されている。このブラシレスモータユニット602は、第1のFGパターン301とその輪郭の外側に第2のFGパターン302が印刷されたプリント基板を備えている。更に、このプリンタ本体600は、モータを回転させるための制御回路を有し、コントローラ基板76のCPUより、図2に示すようにCLOCK信号212とSTART/STOP信号211を供給し、LOCK信号213に受け渡される。ここでモータ225のロータは、第1のFGパターン301上に存在している。この形態では、ブラシレスモータユニット602の周辺を遮蔽物でカバーしない限り、前述の実施の形態1,2に記載の効果と同等の効果が得られる。また、この場合のシーケンスおよび効果は、前述の実施の形態1と同様である。
以上説明したように本実施の形態によれば、外部ノイズに対するブラシレスモータの回転を安定化することができる。また、従来のFGパターンに、更にFGパターンを隣接して追加するだけで、安価にノイズ対策を行うことができる。これにより機器自体のコストを低減させることが可能となる。
本発明の実施の形態1に係るモータ駆動回路の機能構成を示す機能ブロック図である。 本発明の実施の形態に係るブラシレスモータの制御回路の構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態1に係るモータドライバユニットの速度制御ブロックを更に詳しく説明するブロック図である。 FGパターン1,2とモータのロータ部との位置関係を表した図である。 外部ノイズが全く無く、モータの回転が安定している際の、外部CLOCK信号とFGアンプの出力波形を示す図である。 従来のように第1のFGパターンのみを使用した場合において、外部ノイズが印加された場合のFGアンプの出力を説明する図である。 第2のFGパターンをFGアンプの非反転入力(+)端子に入力し、GNDとのコモンモードノイズ除去を行う例を説明する図である。 本発明の実施の形態2に係るモータドライバユニットの速度制御ブロックを詳しく説明するブロック図である。 本実施の形態3に係るプリンタの外観図である。 本実施の形態3に係るプリンタの構造を説明する断面図である。

Claims (7)

  1. モータのロータ部の径にほぼ等しい径の第1のFGパターンを有し、当該第1のFGパターンを用いて当該ロータ部の回転に同期して第1誘起電圧を発生させる回転信号発生手段と、
    前記第1のFGパターンの外側に、前記第1のFGパターンによる電磁誘導の影響を受けないように一定の距離を空けて隣接した第2のFGパターンを有し、当該第2のFGパターンを用いて前記ロータ部の回転に依存しないノイズによる第2誘起電圧を発生させるノイズ信号発生手段と、
    前記第1及び第2誘起電圧を入力して差動増幅することにより前記第1誘起電圧から前記ノイズを除いた前記ロータ部の回転に同期した回転信号を出力する差動増幅手段と、
    前記差動増幅手段から出力される前記回転信号と、所定の周波数信号との同期を取るように前記モータの回転を制御するモータ回転制御手段と、
    を有することを特徴とするモータ制御装置。
  2. 前記第1及び第2のFGパターンは、同一基板上に配置されていることを特徴とする請求項に記載のモータ制御装置。
  3. 前記モータは、ブラシレスモータであることを特徴とする請求項1又は2に記載のモータ制御装置。
  4. 前記モータ回転制御手段は、
    前記所定の周波数信号と前記差動増幅手段の出力とを入力してPLL制御を行うPLL回路を含むことを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載のモータ制御装置。
  5. 前記回転信号発生手段は、直流カット用のコンデンサ及び前記差動増幅手段のゲイン調整用の抵抗器を更に含むことを特徴とする請求項に記載のモータ制御装置。
  6. 前記ノイズ信号発生手段は、直流カット用のコンデンサ及び、前記差動増幅手段のゲイン調整或は第2誘起電圧のレベル調整用抵抗器を更に含むことを特徴とする請求項に記載のモータ制御装置。
  7. 前記差動増幅手段の前段で、前記第2誘起電圧を増幅する増幅手段を更に有することを特徴とする請求項1に記載のモータ制御装置。
JP2005262975A 2005-09-09 2005-09-09 モータ制御装置 Expired - Fee Related JP4789554B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005262975A JP4789554B2 (ja) 2005-09-09 2005-09-09 モータ制御装置
US11/469,778 US7397211B2 (en) 2005-09-09 2006-09-01 Motor control apparatus
KR1020060086750A KR100790047B1 (ko) 2005-09-09 2006-09-08 모터 제어 장치
CNB2006101277977A CN100508357C (zh) 2005-09-09 2006-09-08 电动机控制设备

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005262975A JP4789554B2 (ja) 2005-09-09 2005-09-09 モータ制御装置

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2007082271A JP2007082271A (ja) 2007-03-29
JP2007082271A5 JP2007082271A5 (ja) 2008-10-23
JP4789554B2 true JP4789554B2 (ja) 2011-10-12

Family

ID=37901245

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005262975A Expired - Fee Related JP4789554B2 (ja) 2005-09-09 2005-09-09 モータ制御装置

Country Status (4)

Country Link
US (1) US7397211B2 (ja)
JP (1) JP4789554B2 (ja)
KR (1) KR100790047B1 (ja)
CN (1) CN100508357C (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4789554B2 (ja) * 2005-09-09 2011-10-12 キヤノン株式会社 モータ制御装置
JP5132439B2 (ja) * 2008-06-20 2013-01-30 キヤノン株式会社 画像形成装置及びその制御方法
US9786456B2 (en) * 2014-11-20 2017-10-10 Ryan Patrick CLAGGETT Fail-safe system for process machine

Family Cites Families (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
IT1083488B (it) * 1976-03-19 1985-05-21 Ampex Perfezionamento nei sistemi di registrazione/riproduzione in particolare in dispositivi di alineamento fra trasduttore e supporto di registrazione
JPS573589A (en) * 1980-06-06 1982-01-09 Sony Corp Controlling circuit for stopping of dc motor
JPH01318572A (ja) * 1988-06-16 1989-12-25 Canon Electron Inc モータ制御装置
US5209116A (en) * 1989-03-10 1993-05-11 Denshi Seiki Kogyo Kabushiki Kaisha Unbalance point positioning apparatus and method
US5237618A (en) * 1990-05-11 1993-08-17 General Electric Company Electronic compensation system for elimination or reduction of inter-channel interference in noise cancellation systems
US5221185A (en) * 1991-08-05 1993-06-22 General Electric Company Method and apparatus for synchronizing rotating machinery to reduce noise
JPH0595659A (ja) * 1991-09-30 1993-04-16 Toshiba Lighting & Technol Corp ブラシレスモータ及びその速度制御回路
JPH07260537A (ja) * 1994-03-17 1995-10-13 Tokico Ltd 質量流量計
JPH09190848A (ja) * 1996-01-04 1997-07-22 Hitachi Ltd 中継端子盤および信号処理装置
KR100238026B1 (ko) * 1997-02-06 2000-01-15 윤종용 센서리스 브러쉬리스 직류모터
JPH11146680A (ja) * 1997-11-10 1999-05-28 Alps Electric Co Ltd 多相モータの駆動装置
JP3698583B2 (ja) 1998-02-16 2005-09-21 ローム株式会社 センサレスモータドライバ
JP4395956B2 (ja) * 1999-03-18 2010-01-13 アイシン精機株式会社 直流モータのモータ回転パルス生成回路
US6570350B2 (en) * 2000-06-20 2003-05-27 Ricoh Company, Ltd. DC motor rotation detecting apparatus and DC motor rotation control apparatus
JP3593050B2 (ja) * 2001-03-27 2004-11-24 三菱電機株式会社 位置検出装置の異常検出方法および装置並びに電動パワーステアリング装置
GB0130150D0 (en) * 2001-12-18 2002-02-06 Johnson Electric Sa Method of measuring motor speed
JP4789554B2 (ja) * 2005-09-09 2011-10-12 キヤノン株式会社 モータ制御装置

Also Published As

Publication number Publication date
KR20070029587A (ko) 2007-03-14
CN100508357C (zh) 2009-07-01
US20070075658A1 (en) 2007-04-05
KR100790047B1 (ko) 2008-01-02
JP2007082271A (ja) 2007-03-29
US7397211B2 (en) 2008-07-08
CN1941604A (zh) 2007-04-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8405329B2 (en) Motor drive controller and image forming apparatus incorporating the motor drive controller
USRE46414E1 (en) Power supply apparatus, and image forming apparatus having the same
JP2011035558A (ja) スペクトラム拡散クロックジェネレータ、回路装置、画像読取装置、画像形成装置、及びスペクトラム拡散クロック生成方法
JP4789554B2 (ja) モータ制御装置
US20110031906A1 (en) Motor driving device, integrated circuit device, motor device, and motor driving system
US20190127168A1 (en) Drive apparatus and image forming apparatus
JP2020092601A (ja) 制御装置、モータ駆動装置、シート搬送装置および画像形成装置
US9134647B2 (en) Image forming apparatus that corrects developing bias voltage
KR20110013292A (ko) 화상 형성 장치
JP6981073B2 (ja) 画像形成装置
JP2011058941A (ja) 回転速度検出用パルス発生装置、回転体モジュール、回転速度制御装置及び画像形成装置
US7443114B2 (en) Image forming apparatus
JP2009131081A (ja) 画像形成装置
JP2014202990A (ja) 画像形成装置
JP2005037628A (ja) 画像形成装置
JP5340255B2 (ja) 電源、icおよび画像形成装置
JP2006304535A (ja) モータ駆動装置および画像形成装置
JP2014202988A (ja) 画像形成装置
JP7236311B2 (ja) モータ制御装置及び画像形成装置
JP4444556B2 (ja) 画像形成装置およびその交流電圧調整方法
CN113039775A (zh) 带传送式多功能装置及用于控制该多功能装置的方法
US20110135342A1 (en) Image forming apparatus and image forming method
JP2015011262A (ja) 画像形成装置
JP2008035643A (ja) モータ制御装置、モータの制御方法およびそれを適用した画像形成装置
JPS6235929A (ja) 電磁妨害の防止方法

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080908

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080908

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110216

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110221

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110419

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110715

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110719

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140729

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees