JP4787523B2 - 発光制御装置、それを用いた発光装置、および画像表示装置 - Google Patents

発光制御装置、それを用いた発光装置、および画像表示装置 Download PDF

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Description

本発明は、発光素子の発光制御技術に関する。
近年の携帯電話、PDA(Personal Digital Assistance)、等の小型情報端末には、例えば液晶パネルのバックライトに用いられる発光ダイオード(Light Emitting Diode、以下LEDという)などの発光素子が用いられる。
こうしたLEDを駆動する際には、LEDの駆動系路上に定電流回路を接続し、あるいは抵抗を接続してその抵抗の両端の電圧が一定値となるように制御することで、LEDに流れる電流を一定に保ち、所望の発光輝度で発光させている(特許文献1)。また、特許文献2には、定電流回路を用いたLED駆動回路であって、複数のLEDを時分割して発光させる技術が開示されている。
ここで、LEDを液晶パネルのバックライトとして利用するには、RGB各色に対応したLEDをスイッチング電源などの昇圧回路に接続して駆動電圧を供給するとともに、各LEDに流れる電流を制御することによって、RGB各色を所定の輝度で発光させて混色し、白色光を得ている。RGBの3色を混色する方法としては、RGBに対応する3つのLEDを同時に発光させて混色する方法(以下、同時発光方式という)と、3つのLEDを時分割して交互に点灯させて混色する方法(以下、フィールドシーケンシャル方式という)が考えられる。
特開2004−22929号公報 特開2002−319707号公報
LEDを液晶のバックライトとして用いる場合、所望の白色光を得るためにホワイトバランスの調整を行う必要がある。ホワイトバランスの調整を行う場合、フィールドシーケンシャル方式によって混色された白色光ではなく、RGB3色のLEDを同時に発光させ得られる白色光にもとづいて行いたい場合があった。
ここで、たとえばLEDをフィールドシーケンシャル方式で駆動するために、LED駆動回路を、特許文献2の図1に記載の回路を3つのLEDに拡張して構成した場合について考える。このLED駆動回路では、定電流回路が3つのLEDに共通して設けられるため、RGB3色のLEDを同時に発光させた場合、各LEDの発光輝度を独立して調節することができないため、ホワイトバランスの調整を、RGB3色のLEDが同時に発光した状態で行うことができないという問題があった。
また、ホワイトバランスの調整時に限らず、駆動効率やその他の周辺回路との関係から、フィールドシーケンシャル方式と同時発光方式を切り替えて使用したい場合もある。
本発明はこうした課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、発光素子を異なる2つの発光方式で制御可能な発光制御装置の提供にある。
本発明のある態様は、発光制御装置に関する。この発光制御装置は、異なるn色(nは2以上の整数)の発光素子を1つの発光ユニットとし、m個(mは2以上の整数)の発光ユニットを含む発光モジュールの発光パターンを制御する発光制御装置であって、発光ユニットごとに設けられ、当該発光ユニットに含まれる異なるn色の発光素子を独立して発光させる発光駆動部と、発光駆動部それぞれに対し、当該発光駆動部が駆動を担当する発光ユニットに含まれる発光素子のいずれを発光させるかを制御する発光制御部と、を備える。発光制御部は、ひとつの発光ユニットに含まれるn色の発光素子を時分割的に発光させ、かつ異なる発光ユニットに含まれる同色の発光素子が同じタイミングで発光するよう制御する第1モードと、それぞれが異なる発光ユニットに含まれるn色の発光素子を同時に発光させる第2モードと、を有する。
「発光素子」とは、外部から与えられる電圧、電流によって発光するデバイスをいい、LEDや有機EL(Electro Luminescence)素子などが含まれる。
この態様によれば、第1モードにおいては、同一の発光ユニットに含まれるn色の発光素子を時分割的に発光させるフィールドシーケンシャル方式で発光素子を駆動することができる。また第2モードにおいては、それぞれが異なる発光ユニットに含まれるn色の発光素子を同時に発光させ、所望の発光を得る同時発光方式で発光素子を制御することができる。
発光制御部は、発光モジュールを発光装置として使用するとき、第1モードにて発光駆動部を制御してもよい。
発光制御部は、発光素子の発光輝度を調節するとき、第2モードにて発光駆動部を制御してもよい。
検査時に第2モードに切り替えることによって、ホワイトバランスの調整など各発光素子に流れる電流の調節を、異なる色の発光素子を同時点灯して得られる白色光にもとづいて行うことができる。
発光制御部は、第1モードにおける各発光素子の発光状態を規定する第1発光パターンを生成する第1発光パターン生成部と、第2モードにおける各発光素子の発光状態を規定する第2発光パターンを生成する第2発光パターン生成部と、第1発光パターンと第2発光パターンのいずれかにもとづいて発光駆動部を制御する発光パターン制御部と、を含んでもよい。
第1モードと第2モードにおける各発光素子の発光状態をそれぞれ生成する2つの発光パターン生成部を設けることによって、所望の方式に応じてモードを切り替えることができる。
第1発光パターンと第2発光パターンはそれぞれレジスタに格納されていてもよい。この場合、発光制御部は、レジスタからいずれかの発光パターンを読み出すことにより、所望の方式にて発光ユニットを制御することができる。
発光駆動部は、定電流回路と、前記定電流回路と当該発光駆動部に接続される発光ユニットに含まれるn色の発光素子の間に設けられたn個のスイッチと、を含むと更によい。
n個のスイッチのいずれかをオンすることにより、そのスイッチが接続される発光素子に定電流回路により生成される電流が流れるため、所望の発光素子のみを発光させることができる。
発光駆動部は、n個のスイッチのオン時間とオフ時間をパルス幅変調し、あるいは定電流回路により生成される電流値を調節することにより各発光素子の発光輝度を制御してもよい。
スイッチのオン時間をパルス幅変調により調節することにより、発光素子に流れる電流の時間平均値を調節することができ、所望の発光輝度で発光させることができる。
nは3であって、n色の発光素子とは、赤、緑、青3色の発光素子であってもよい。
本発明の別の態様は、発光装置である。この装置は、赤、緑、青3色の発光素子を1つの発光ユニットとし、複数の発光ユニットを含む発光モジュールと、発光モジュールに駆動電圧を供給する駆動電圧生成部と、発光モジュールの発光パターンを制御する上述の発光制御装置と、を備える。
本発明のさらに別の態様は、画像表示装置である。この画像表示装置は、発光モジュールがマトリクス状に複数配列される上記発光装置を画像表示パネルとして備える。
発光モジュールをマトリクス状に配置して画像表示パネルを形成することにより、フィールドシーケンシャル方式と同時発光方式の2つの方式が切り替え可能なディスプレイ装置を実現することができる。
本発明のさらに別の態様も、画像表示装置である。この画像表示装置は、画像表示パネルと、画像表示パネルのバックライトとして用いられる上述の発光装置と、を備える。
この態様によれば、第1モードと第2モードを切り替えて発光モジュールを制御することができる。
なお、以上の構成要素の任意の組合せや本発明の構成要素や表現を方法、装置、システムなどの間で相互に置換したものもまた、本発明の態様として有効である。
本発明に係る発光制御装置により、複数の発光素子を含む発光モジュールを異なる2つの発光方式で制御することができる。
はじめに、本発明の実施の形態に係る発光装置の概要について説明する。この発光装置は、携帯電話端末などに搭載され、液晶パネルのバックライトや、カメラのフラッシュ光源として使用される。この発光装置は、発光素子としてRGB3色のLEDを備え、電池から出力される電池電圧からLEDを駆動するために必要な駆動電圧を生成し、各LEDに流れる電流を制御して所望の輝度で発光させる。発光装置は、バックライトやフラッシュ光源として動作する際、フィールドシーケンシャル方式で各LEDを発光させる。
以下、本実施の形態に係る電源装置の構成について説明する。
図1は、本実施の形態に係る発光装置1000の構成を示す回路図である。この発光装置1000は、発光モジュール300、駆動電圧生成部200、発光制御装置100を含む。
発光モジュール300は、第1発光ユニット30a、第2発光ユニット30b、第3発光ユニット30cの3つの発光ユニットを含む。各発光ユニット30a〜30cはそれぞれ、RGB3色のLED31R〜31B、32R〜32B、33R〜33Bを含む。同一の発光ユニットに含まれるLEDは、本発光装置1000が搭載されるセット上において、互いに近接して配置される。以下、同一の構成要素を区別するために付したa〜c、R〜Bの添え字は、特に各構成要素を区別する必要のないときは省略する。
本実施の形態に係る発光装置1000において、ひとつの発光ユニット30に含まれる3色のLEDを時分割的に発光させ、かつ異なる発光ユニット30に含まれる同色のLEDが同じタイミングで発光するよう制御する状態を第1モードとする。また、それぞれが異なる発光ユニット30に含まれるRGB3色のLEDを同時に発光させ、異なる発光ユニット30に含まれる3色のLEDを混色する状態を第2モードという。
駆動電圧生成部200は、発光モジュール300に駆動電圧Voutを供給する。この駆動電圧生成部200は、チャージポンプ回路やスイッチングレギュレータなどであって、図示しないバッテリから供給される電池電圧を昇圧し、駆動電圧Voutを生成する。駆動電圧Voutは、発光モジュール300に含まれる各LEDのアノード端子に印加される。
発光制御装置100は、発光モジュール300の発光状態を制御する。この発光制御装置100は、駆動電圧生成部200と同一の、あるいは別のLSIとして集積化される。発光制御装置100は、第1発光駆動部10a、第2発光駆動部10b、第3発光駆動部10c、発光制御部20を含む。
第1発光駆動部10a〜第3発光駆動部10cはそれぞれ、3つの発光ユニット30a〜30cごとに設けられている。各発光駆動部10a〜10cは、発光ユニット30a〜30cに含まれるRGB3色のLEDのいずれかひとつを択一的に所望の輝度で発光させる。
第1発光駆動部10aは、スイッチSW1R〜SW1B、定電流回路12aを含む。定電流回路12aは、スイッチSW1R〜SW1Bのいずれかがオンすることにより、LED31R〜31Bのいずれかのカソード端子と接続される。このとき、カソード端子が定電流回路12aに接続されたLEDには、定電流回路12aにより生成される定電流Ic1が流れ、所定の輝度で発光する。各スイッチSW1R〜SW1Bのオン、オフ状態の切り替えは、後述の発光制御部20から出力される制御信号CNT1によって制御される。
定電流回路12aにより生成される定電流Ic1は、LED31R〜31Bの発光輝度に応じて切り替えられる。定電流Ic1は、スイッチSW1Rをオンし、LED31Rを発光させる際には定電流Ic1Rに、スイッチSW1Gをオンし、LED31Gを発光させる際には定電流Ic1Gに、スイッチSW1Bをオンし、LED31Bを発光させる際には、定電流Ic1Bに設定される。定電流回路12aにより生成される電流Ic1の値は、スイッチSW1R〜SW1Bの切り替えと同期して制御信号CNT1によって切り替えられる。
第2発光駆動部10b、第3発光駆動部10cも、第1発光駆動部10aと同様に構成され、第1発光駆動部10aと同様の機能を有する。
発光制御部20は、第1発光駆動部10a〜第3発光駆動部10cそれぞれに対し、第1発光ユニット30a〜第3発光ユニット30cに含まれるいずれかのLEDの発光状態を指示する。「発光状態」とは、LEDを、どれくらいの発光輝度で発光させるかを意味する。発光制御部20はそのために、制御信号CNT1〜CNT3を生成し、第1発光駆動部10a〜第3発光駆動部10cへと出力する。
発光制御部20は、第1発光パターン生成部22、第2発光パターン生成部24、セレクタ26、発光パターン制御部28を含む。
第1発光パターン生成部22は、第1モードにおけるLEDの発光状態を規定する第1発光パターンPTN1を生成する。また、第2発光パターン生成部24は、第2モードにおけるLEDの発光状態を規定する第2発光パターンPTN2を生成する。第1発光パターン生成部22、第2発光パターン生成部24により生成される第1発光パターンPTN1、第2発光パターンPTN2は、セレクタ26に入力される。
セレクタ26は、第1モードにおいては第1発光パターンPTN1を、第2モードにおいては、第2発光パターンPTN2を選択し、発光パターン制御部28に出力する。
発光パターン制御部28は、セレクタ26から出力される第1発光パターンPTN1、第2発光パターンPTN2のいずれかにもとづいて制御信号CNT1〜CNT3を生成し、各発光駆動部10を制御する。制御信号CNT1〜CNT3は、各発光駆動部10に含まれる各スイッチSWのオン、オフ状態および定電流回路12a〜12cにより生成される電流値を指定する信号である。
以上のように構成された発光装置1000の動作について説明する。
発光装置1000は、携帯電話端末などのセットに搭載され、液晶パネルのバックライトとして使用される実使用時においては第1モードで動作する。このとき、セレクタ26には、外部の制御回路から第1モードである旨が通知され、第1発光パターンPTN1が選択される。
第1モードにおいて、発光モジュール300に含まれるLEDは、第1状態、第2状態、第3状態を70Hz周期で時分割的に繰り返して発光する。表1は、第1発光パターンPTN1により指定される各LEDの発光状態を示す。表中、R、G、Bは、その色のLEDが発光している状態を示す。
Figure 0004787523
第1状態において第1発光ユニット30a〜第3発光ユニット30cは、それぞれ赤色のLED31R、32R、33Rが点灯した状態となる。次に第2状態に遷移し、第1発光ユニット30a〜第3発光ユニット30cは、すべて緑色のLED31G〜33Gが発光した状態となる。次に第3状態に遷移すると、第1発光ユニット30a〜第3発光ユニット30cは、すべてLED31B〜33Bが発光した状態となる。第3状態の後、第1状態に戻る。
第1発光ユニット30aに着目すると、第1、第2、第3状態と3つの状態を繰り返すことにより、内部のRGB3色のLED31R、31G、31Bは、時分割的に交互に発光するため、同一発光ユニット内のLEDが混色され所望の色で発光させることができる。第2発光ユニット30b、第3発光ユニット30cについても同様である。
図2は、第1モードにおける各スイッチおよび定電流Icの状態遷移を示すタイムチャートである。同図において、ハイレベルがスイッチのオン状態に、ローレベルがオフ状態に対応する。
第1状態T1においては、スイッチSW1R、SW2R、SW3Rが同時にオンする。その結果、第1発光ユニット30a〜第3発光ユニット30cに含まれる3つのLED31R、32R、33Rにはそれぞれ、定電流Ic1R、Ic2R、Ic3Rが流れて発光状態となる。
第2状態T2になると、スイッチSW1R、SW2R、SW3Rはオフとなり、スイッチSW1G、SW2G、SW3Gがオンとなる。このとき、LED31G、32G、33Gにはそれぞれ、定電流Ic1G、Ic2G、Ic3Gが流れて発光状態となり、他のLEDは消灯状態となる。
第3状態T3では、スイッチSW1B、SW2B、SW3Bがオンとなり、定電流Ic1B、Ic2B、Ic3Bが流れ発光状態となる。
このようにして、第1モードにおいて本実施の形態に係る発光装置1000は、ひとつの発光ユニットに含まれるRGB3色のLEDを時分割的に発光させ、かつ異なる発光ユニットに含まれる3色のLEDが同じタイミングで発光するよう制御する。その結果、同一の発光ユニットに含まれるLEDが混色され、所望の白色光を得ることができる。
次に、発光装置1000が携帯電話端末などのセットに搭載される前段階において、ホワイトバランス調整などにより発光モジュール300を構成するLED31〜33の発光輝度を調節する際の動作について説明する。この場合、発光装置1000は第2モードで動作する。このとき、セレクタ26に第2モードである旨が通知され、第2発光パターンPTN2が選択される。
表2は、第2発光パターンPTN2により指示される各LEDの発光状態を示す。
Figure 0004787523
第2モードにおける第1状態では、第1発光ユニット30a〜第3発光ユニット30cは、それぞれR、G、B3色の異なるLEDが点灯した状態となり、同時に点灯したLEDを混色することにより所望の色で発光させる。
次に第2状態においては、第1発光ユニット30a〜第3発光ユニット30cは、それぞれ、G、B、R3色のLEDが発光状態となる。第3状態においては、第1発光ユニット30a〜第3発光ユニット30cは、B、R、G3色のLEDが発光状態となる。
ホワイトバランスの調整時においては、まず発光装置1000を第1状態に設定し、LED31R、LED32G、LED33Bを同時に発光させる。そして、これらのLEDを混色して得られる光を測定し、所定の条件を満たすように、各発光駆動部10a〜10cに含まれる定電流回路12a〜12cにより生成される定電流値を調節する。このようにして調整された定電流値をIc1R、Ic2G、Ic3Bとする。
次に、発光装置1000を第2モードの第2状態とし、LED31G、32B、33Rを同時に発光させ、それらを混色して得られる光を測定し、定電流回路12a〜12cにより生成される定電流値を調節する。こうして得られた定電流値をそれぞれ、Ic1G、Ic2B、Ic3Rとする。
続いて発光装置1000を第2モードの第3状態とし、LED31B、32R、33Gを同時に発光させ、それらを混色して得られる光を測定し、定電流回路12a〜12cにより生成される定電流値を調節する。こうして得られた定電流値をそれぞれ、Ic1G、Ic2B、Ic3Rとする。
こうして得られた各電流値Ic1〜Ic3は発光パターン制御部28に含まれるレジスタに格納される。
このように、第1状態、第2状態、第3状態において一通り定電流値を調節することによってすべてのLEDについてホワイトバランスの調節を行うことができる。ホワイトバランスの調整が完了後、発光装置1000はセットに搭載され、調節された定電流値Ic1〜Ic3にもとづいて各LED31〜33を駆動する。
本実施の形態に係る発光装置1000によれば、セットに搭載された状態において、発光モジュール300を発光させる実使用時と、ホワイトバランス調整など発光制御装置100の調整を行う場合とで、第1、第2モードを切り替えて使用することができる。
上記実施の形態は例示であり、それらの各構成要素や各処理プロセスの組合せにいろいろな変形例が可能なこと、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。
実施の形態において、発光駆動部10a〜10cは、LEDの輝度を定電流回路12a〜12cの電流値によって調節する場合について説明したがこれには限定されない。たとえば、各スイッチSW1〜SW3がオン状態となる時間をパルス幅変調して変化させることにより、LEDの発光輝度を調節してもよい。この場合、ホワイトバランスの調整時には、各スイッチSW1〜SW3のオンデューティが第1、第2、第3状態のそれぞれについて調節されることになる。
さらに、定電流値Ic1〜Ic3と、各スイッチSW1〜SW3のオン時間の両方によって発光輝度を調節してもよい。
また、実施の形態においては、セットに搭載される実使用時に第1モードとし、ホワイトバランスの調整時に第2モードとする場合について説明したがこれには限定されず、逆に、実使用時に第2モードで使用し、ホワイトバランスの調整時に第1モードで使用してもよい。さらに必ずしもモードを切り替える必要はなく、検査時と実使用時で同一のモードで発光モジュールを制御してもよい。また、第1、第2モードの他に、さらに別の発光モードや画像表示モードを設けてもよく、これらのモードを必要に応じて切り替えることにより、より自由度の高い発光制御を行うことができる。
発光装置1000を構成する発光制御装置100、駆動電圧生成部200、発光モジュール300は別々のチップとして構成される場合が多い。セットメーカは、駆動効率やその他の周辺回路との関係から、フィールドシーケンシャル方式を採用する場合もあれば、同時発光方式を採用する場合もある。このとき、発光制御装置100を、実施の形態のように第1、第2モードを切り替え可能に構成することにより、いずれの方式を採用したセットも搭載することができる。
実施の形態においては、発光モジュール300が単一で使用され、9個のLEDを駆動する場合について説明したが、これには限定されない。たとえば、LEDや有機EL素子がマトリクス状に配置された発光パネルを駆動する場合にも本技術は適用することができる。
また、発光素子をマトリクス状に配置した発光パネルとした場合、液晶のバックライトとしてではなく文字や画像を表示する画像表示パネルとして用いることもできる。この際、発光パネルの各画素を発光ユニットに対応させ、隣接する3つの発光ユニットを1つの発光モジュールとすることにより、フィールドシーケンシャル方式と同時発光方式を切り替えて駆動することができる。
実施の形態では、発光素子の発光輝度を制御する際に、各発光素子に流れる電流を制御する電流駆動について説明したが、各発光素子に印加する電圧を制御する電圧駆動を行ってもよい。この場合、印加する電圧の大きさ、印加する時間によって発光輝度を調節すればよい。
本実施の形態において、発光制御装置100や発光装置1000を構成するブロックはすべて一体集積化されていてもよく、あるいは複数の集積回路に分けて構成されていてもよい。さらに、その一部がディスクリート部品で構成されていてもよい。どの部分を集積化するかは、コストや占有面積などによって決めればよい。
また、発光素子としてR、G、Bの3原色を備える場合について説明したが、他の色を追加したり、あるいはひとつの色を複数の発光素子で構成してもよい。
実施の形態に係る発光装置の構成を示す回路図である。 第1モードにおける各スイッチおよび定電流の状態遷移を示すタイムチャートである。
符号の説明
30 発光ユニット、 31 LED、 32 LED、 33 LED、 100 発光制御装置、 200 駆動電圧生成部、 300 発光モジュール、 10a 第1発光駆動部、 10b 第2発光駆動部、 10c 第3発光駆動部、 12 定電流回路、 20 発光制御部、 22 第1発光パターン生成部、 24 第2発光パターン生成部、 26 セレクタ、 28 発光パターン制御部、 SW1 スイッチ、 SW2 スイッチ、 SW3 スイッチ、 1000 発光装置。

Claims (9)

  1. 異なるn色(nは2以上の整数)の発光素子を1つの発光ユニットとし、n個の発光ユニットを含む発光モジュールの発光パターンを制御する発光制御装置であって、
    前記発光ユニットごとに設けられ、当該発光ユニットに含まれる異なるn色の発光素子を独立して発光させる発光駆動部と、
    前記発光駆動部それぞれに対し、当該発光駆動部が駆動を担当する発光ユニットに含まれる発光素子のいずれを発光させるかを制御する発光制御部と、を備え、
    前記発光制御部は、
    同一の発光ユニットに含まれるn色の発光素子時分割的に発光、かつ異なる発光ユニットに含まれる同色の発光素子が同じタイミングで発光するよう制御することにより、同一の発光ユニットに含まれるn色の発光素子を混色する第1モードと、同一の発光ユニットに含まれるn色の発光素子が時分割的に発光し、かつ異なるn色の発光素子であって、それぞれが異なるn個の発光ユニットに含まれているn色の発光素子が同じタイミングで発光するように制御することにより、それぞれが異なるn個の発光ユニットに含まれる異なるn色の発光素子を混色する第2モードと、を有することを特徴とする発光制御装置。
  2. 前記発光制御部は、前記発光モジュールを発光装置として使用するとき、前記第1モードにて前記発光駆動部を制御することを特徴とする請求項1に記載の発光制御装置。
  3. 前記発光制御部は、前記発光素子の発光輝度を調節するとき、前記第2モードにて前記発光駆動部を制御することを特徴とする請求項1に記載の発光制御装置。
  4. 前記発光制御部は、
    第1モードにおける各発光素子の発光状態を規定する第1発光パターンを生成する第1発光パターン生成部と、
    第2モードにおける各発光素子の発光状態を規定する第2発光パターンを生成する第2発光パターン生成部と、
    前記第1発光パターンと前記第2発光パターンのいずれかに応じて前記発光駆動部を制御する発光パターン制御部と、
    を含むことを特徴とする請求項1に記載の発光制御装置。
  5. 前記発光駆動部は、
    定電流回路と、
    前記定電流回路と、当該発光駆動部に接続される発光ユニットに含まれるn色の発光素子の間に設けられたn個のスイッチと、
    を含むことを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の発光制御装置。
  6. 赤、緑、青3色の発光素子を1つの発光ユニットとし、3個の発光ユニットを含む発光モジュールと、
    前記発光モジュールに駆動電圧を供給する駆動電圧生成部と、
    前記発光モジュールの発光パターンを制御する請求項1から5のいずれかに記載の発光制御装置と、
    を備えることを特徴とする発光装置。
  7. 前記発光モジュールは、複数配列されて発光パネルを形成することを特徴とする請求項6に記載の発光装置。
  8. 前記発光モジュールがマトリクス状に複数配列される請求項6に記載の発光装置を画像表示パネルとして備えることを特徴とする画像表示装置。
  9. 画像表示パネルと、
    前記画像表示パネルのバックライトとして用いられる請求項6に記載の発光装置と、
    を備えることを特徴とする画像表示装置。
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