JP4787335B2 - インクジェットプリンタ用トレイ及びこのトレイを用いたマークを有するゴルフボールの製造方法 - Google Patents

インクジェットプリンタ用トレイ及びこのトレイを用いたマークを有するゴルフボールの製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、インクジェットプリンタ用トレイ及びこのトレイを用いたマークを有するゴルフボールの製造方法に関する。
ゴルフボールメーカーは、ゴルフボールの表面にマークを印刷して、ゴルフボールを出荷する。マークには、文字からなるもの、図形からなるもの、文字と図形が組み合わされてなるもの等がある。典型的には、そのゴルフボールの商標が印刷される。商標が表されたマークは、メインマークと称されている。メインマークを手がかりとして、ユーザーはゴルフボールの品種を特定する。ゴルフボールにはまた、ユーザーに応じたマークが印刷されることもある。このマークは、オウンネームマークと称されている。オウンネームマークの具体例としては、ユーザーの氏名、会社名、社章及びキャッチフレーズが挙げられる。オウンネームマークが印刷される場合のロットは、メインマークが印刷されるときのロットに比べてはるかに小さい。
ゴルフボールへのマークの印刷方法として、インクジェットプリンタによる印刷方法がある。この印刷方法の一例が、特開2006−75253公報に開示されている。
特開2006−75253公報
従来のインクジェットプリンタでは、ゴルフボールはトレイの開口に載せられているにすぎない。トレイに固定されていないので、印刷時の振動等によりゴルフボールが動く。この動きは、ゴルフボールの位置ずれを招来する。この動きは、マークの変形も招来する。このトレイは、プリンタのマーキング精度に影響を与える。
ゴルフボールを固定したままトレイを反転させることができないので、マークを両面印刷する場合に、表面のマークと裏面のマークとを対称な位置に形成させることも容易ではない。このトレイでは、ユーザーが希望する位置にマークを印刷することが難しいという問題がある。
本発明の目的は、マーキング精度の向上に寄与しうるインクジェットプリンタ用トレイ及びこのトレイを用いたマークを有するゴルフボールの製造方法の提供にある。
本発明に係るインクジェットプリンタ用トレイは、ゴルフボールがセットされるホルダーを備えている。このホルダーは、その上面にゴルフボールの一部が露出される一の口と、その下面にゴルフボールの他の一部が露出される他の口と、このゴルフボールに当接してこのゴルフボールを固定する接触部とを備えている。このホルダーは、反転可能である。
好ましくは、このインクジェットプリンタ用トレイでは、このホルダーはセットされたゴルフボールを囲う内面をさらに備えている。上記接触部は、この内面から内向きに突出している。好ましくは、上記接触部はセットされたゴルフボールの一の大円に沿うように配置されている。好ましくは、上記接触部はリング状の部材からなる。好ましくは、上記接触部は弾性体である。好ましくは、上記接触部の厚さ方向の中心は、上記ホルダーの厚さ方向の中心位置に位置している。
好ましくは、このインクジェットプリンタ用トレイは上記ホルダーが載置されるベースプレートをさらに備えている。このベースプレートは、このホルダーにセットされたゴルフボールに当接するストッパーを備えている。この当接により、ゴルフボールの中心位置と上記ホルダーの厚さ方向の中心位置とが同等とされて、このゴルフボールはこのホルダーに固定される。
好ましくは、このインクジェットプリンタ用トレイでは、上記ストッパーは下向きに先細りな形状を呈するテーパー穴である。
好ましくは、このインクジェットプリンタ用トレイは、上記ホルダーを上記ベースプレートに固定しうるクランプをさらに備えている。
本発明に係るマークを有するゴルフボールの製造方法は、
(1)その上面に位置する一の口と、その下面に位置する他の口と、接触部とを有するホルダーにゴルフボールを投入し、一の口にこのゴルフボールの一部を露出させ、他の口にこのゴルフボールの他の一部を露出させ、この接触部にこのゴルフボールを当接させて、このゴルフボールがこのホルダーに固定される工程と、
(2)インクジェットプリンタにこのホルダーを供給し上記一の口に露出されたゴルフボールの一部にマークが印刷される工程と、
(3)このマークが印刷されたゴルフボールを固定したまま、このホルダーが反転される工程と、
(4)上記インクジェットプリンタにより、このホルダーの他の口に露出されたゴルフボールの他の一部にマークが印刷される工程と
を含む。
本発明に係るインクジェットプリンタ用トレイによれば、ゴルフボールに位置ずれは生じない。このトレイは、インクジェットプリンタのマーキング精度の向上に寄与しうる。このトレイによれば、ゴルフボールが固定された状態でホルダーが反転されるので、マーキング精度に優れる両面印刷が可能である。このトレイは、顧客満足度の向上に貢献しうる。
図1は、本発明の一実施形態に係るインクジェットプリンタ用トレイが示された斜視図である。 図2は、図1に示されたトレイの平面図である。 図3は、図1に示されたトレイの底面図である。 図4(a)は図1に示されたインクジェットプリンタ用トレイの側面図であり、図4(b)はその分解側面図である。 図5は、図4のトレイの上板が示された平面図である。 図6は、図4のトレイの中板が示された平面図である。 図7は、図4のトレイの下板が示された平面図である。 図8は、図4のVIII−VIII線に沿った拡大断面図である。 図9は、図4のIX−IX線に沿った拡大断面図である。 図10は、ベースプレートが示された平面図である。 図11は、図10のXI−XI線に沿った拡大断面図である。 図12は、図2のXII−XII線に沿った断面図である。 図13は、図2のXIII−XIII線に沿った断面図である。 図14は、マークを有するゴルフボールの製造方法に用いられる印刷装置が示された模式図である。 図15は、プリンタから排出されたトレイの状況が示された平面図である。 図16は、ホルダーの反転状況が示された側面図である。 図17は、反転後のトレイの状況が示された平面図である。
以下、適宜図面が参照されつつ、好ましい実施形態に基づいて本発明が詳細に説明される。
図1は、本発明の一実施形態に係るインクジェットプリンタ用トレイ2が示された斜視図である。図2は、図1に示されたトレイ2の平面図である。図3は、図1に示されたトレイ2の底面図である。このトレイ2は、プレート状である。図示されていないが、このトレイ2には、インクジェットプリンタでマークが印刷されるゴルフボールがセットされる。図2中、一点鎖線CAはX方向におけるこのトレイ2の中心線を表している。Z方向は、このトレイ2の厚み方向である。
このトレイ2は、本体4と、グリップ6とから構成されている。本体4は、複数のセル8を備えている。図示されているように、このトレイ2には、16のセル8が設けられている。これらセル8は、このトレイ2に碁盤目状に並べられている。このトレイ2では、X方向に4のセル8が等間隔に並べられており、Y方向に4のセル8が等間隔に並べられている。これらセル8のそれぞれは、このトレイ2を上下方向に貫通する穴からなる。このセル8に、ゴルフボールが嵌め込まれる。グリップ6は、インクジェットプリンタを使用するユーザーの手で把持される。このユーザーは、このグリップ6を握ってインクジェットプリンタにこのトレイ2をセットする。
図4(a)は図1に示されたインクジェットプリンタ用トレイ2の側面図であり、図4(b)はその分解側面図である。
トレイ2は、ホルダー10と、ベースプレート12とを備えている。ホルダー10は、ベースプレート12の上側に位置している。このホルダー10は、ベースプレート12に載置される。このホルダー10とベースプレート12とは、接合されてはいない。このトレイ2は、このホルダー10とベースプレート12とが離間しうるように構成されている。
ホルダー10は、上板14、中板16及び下板18を備えている。上板14は、中板16の上側に位置している。中板16は、下板18の上側に位置している。この中板16は、上板14と下板18との間に挟まれている。
図5は、図4のトレイ2の上板14が示された平面図である。上板14は、略矩形の板からなる。この上板14は、第一主部20と、第一副部22とを備えている。この第一主部20と第一副部22とは、一体的に形成されている。この第一主部20は、上記本体4の一部を構成する。この第一副部22が、上記グリップ6の一部を構成する。
第一主部20は、第一主穴24及び第一副穴26を備えている。この第一主部20には、16の第一主穴24が設けられている。図示されているように、X方向に4の第一主穴24が等間隔に並べられており、Y方向に4の第一主穴24が等間隔に並べられている。これら第一主穴24は、第一主部20を上下方向に貫通している。各第一主穴24の断面形状は、円である。
第一主部20には、4の第一副穴26が設けられている。これら第一副穴26のそれぞれの周囲には、4の第一主穴24が配置されている。この第一副穴26は、第一主部20を上下方向に貫通している。
上板14は、樹脂組成物から形成された板に穴開け加工等がされて形成される。このトレイ2では、強度の観点から、上板14は、繊維強化プラスチックからなる板に加工が施されて形成されている。この上板14は、硬質である。
図6は、図4のトレイ2の中板16が示された平面図である。中板16は、略矩形の板からなる。この中板16は、荷重が付与されると変形し、この荷重が除かれると復元する。この中板16は、弾性体である。この中板16は、第二主部28と、第二副部30とを備えている。この第二主部28と第二副部30とは、一体的に形成されている。この第二主部28は、上記本体4の一部を構成する。この第二副部30が、上記グリップ6の一部を構成する。
第二主部28は、第二主穴32及び第二副穴34を備えている。この第二主部28には、16の第二主穴32が設けられている。これら第二主穴32は、第二主部28を上下方向に貫通している。各第二主穴32の断面形状は、円である。図示されているように、X方向に4の第二主穴32が等間隔に並べられており、Y方向に4の第二主穴32が等間隔に並べられている。これら第二主穴32のそれぞれは、中板16に上記上板14が載置された状態でこの上板14の第一主穴24の下側に相当する位置に設けられている。
第二主部28には、4の第二副穴34が設けられている。これら第二副穴34のそれぞれの周囲には、4の第二主穴32が配置されている。この第二副穴34は、中板16に上記上板14が載置された状態でこの上板14の第一副穴26の下側に相当する位置に設けられている。この第二副穴34は、第二主部28を上下方向に貫通している。
中板16は、熱可塑性樹脂を含む樹脂組成物から形成された板に穴開け加工等がされて形成される。変形しやすいという観点から、この熱可塑性樹脂としては、熱可塑性ポリアミド系エラストマー、エチレン−メタクリル酸共重合体、エチレン−アクリル酸共重合体、熱可塑性ポリエステルエラストマー、熱可塑性ポリスチレン系エラストマー、熱可塑性ポリエステル系エラストマー及び熱可塑性ポリウレタンエラストマーが好ましい。耐摩耗性及びグリップ性の観点から、熱可塑性ポリウレタンエラストマーがより好ましい。
図7は、図4のトレイ2の下板18が示された平面図である。下板18は、略矩形の板からなる。この下板18は、第三主部36と、第三副部38とを備えている。この第三主部36と第三副部38とは、一体的に形成されている。この第三主部36は、上記本体4の一部を構成する。この第三副部38が、上記グリップ6の一部を構成する。
第三主部36は、第三主穴40及び第三副穴42を備えている。この第三主部36には、16の第三主穴40が設けられている。これら第三主穴40は、第三主部36を上下方向に貫通している。各第三主穴40の断面形状は、円である。図示されているように、X方向に4の第三主穴40が等間隔に並べられており、Y方向に4の第三主穴40が等間隔に並べられている。これら第三主穴40のそれぞれは、下板18に上記中板16が載置された状態でこの中板16の第二主穴32の下側に相当する位置に設けられている。
第三主部36には、4の第三副穴42が設けられている。これら第三副穴42のそれぞれの周囲には、4の第三主穴40が配置されている。この第三副穴42は、下板18に上記中板16が載置された状態でこの中板16の第二副穴34の下側に相当する位置に設けられている。この第三副穴42は、第三主部36を上下方向に貫通している。
下板18は、樹脂組成物から形成された板に穴開け加工等がされて形成される。このトレイ2では、強度の観点から、下板18は、繊維強化プラスチックからなる板に加工が施されて形成されている。この下板18は、硬質である。このトレイ2では、この下板18の材質は、上板14の材質とは同等である。
このトレイ2では、上板14と下板18との間に中板16が挟まれ、ビス44により上板14、中板16及び下板18が接合されて、ホルダー10が形成される。このホルダー10では、上板14、中板16及び下板18は一体とされている。
図8は、図4のVIII−VIII線に沿った拡大断面図である。この図8には、ホルダー10の一部が示されている。図8中、一点鎖線CBは上下方向におけるこのホルダー10の中心線を表している。このホルダー10では、この中心線CBから上面までの距離と、この中心線CBから下面までの距離とは、同等である。この中心線CBの位置は、このホルダー10の厚みの半分の位置に一致する。図示されているように、このホルダー10では、中板16がこの中心線CBが通る位置に配置されている。この中板16は、Z方向において、このホルダー10の厚みの中心に位置している。この中心線CBの位置は、中板16の厚みの半分の位置に一致している。この中板16は、そのZ方向における厚みの中心が、このホルダー10の厚みの中心に位置するように配置されている。このホルダー10は、中心線CBに対して上下対称な形状を呈している。
このホルダー10では、上板14の第一主穴24の下側に、中板16の第二主穴32が位置している。この第二主穴32の下側に、下板18の第三主穴40が位置している。この第一主穴24、第二主穴32及び第三主穴40が組み合わされることにより、このホルダー10には、第一主穴24の上口46から第三主穴40の下口48に向かって延在する第一孔49が形成されている。換言すれば、このホルダー10は、その上面に位置する上口46と、その下面に位置する下口48とを有する第一孔49を備えている。
このトレイ2では、このホルダー10の第一孔49にゴルフボールがセットされる。図8中、二点鎖線LGは、このホルダー10にセットされたゴルフボールを表している。
図示されているように、このホルダー10の厚みはゴルフボールLGの外径よりも小さい。このホルダー10では、その上口46からゴルフボールLGの上側の部分が突出する。換言すれば、このホルダー10は、その上面にゴルフボールLGの上側の部分が露出される上口46を備えている。さらに、このホルダー10の下口48からは、ゴルフボールLGの下側の部分が突出する。換言すれば、このホルダー10は、その下面にゴルフボールLGの下側の部分が露出される下口48を備えている。
このホルダー10では、第一主穴24の直径はゴルフボールLGの外径よりも大きい。このため、この第一主穴24の内面50aはこのセットされたゴルフボールLGを囲うがゴルフボールLGに当接することはない。第三主穴40の直径は、ゴルフボールLGの外径よりも大きい。このため、この第三主穴40の内面50bもセットされたゴルフボールLGを囲うがゴルフボールLGに当接することはない。換言すれば、このホルダー10の第一孔49は、ゴルフボールLGを囲う内面50を備えている。
図示されているように、第二主穴32の内面51は第一主穴24の内面50aよりも内側に位置している。第二主穴32の内面51の部分は、この第一主穴24の内面50aから内向きに突出している。第二主穴32の内面51は、第三主穴40の内面50bよりも内側に位置している。第二主穴32の内面51の部分は、この第三主穴40の内面50bから内向きに突出している。このホルダー10では、この第二主穴32は、その大きさがゴルフボールLGのそれよりも小さくなるように構成されている。このため、この第二主穴32の内面51がゴルフボールLGに当接する。換言すれば、このホルダー10の第一孔49は、内面50から内向きに突出しており、ゴルフボールLGに当接する接触部52を備えている。
前述したように、上板14の第一主穴24及び中板16の第二主穴32の断面形状は円である。したがって、第一主穴24の内面50aから突出する第二主穴32の内面51の部分は、リング状を呈している。下板18の第三主穴40の断面形状も円であるから、第三主穴40の内面50bから突出する第二主穴32の内面51の部分もリング状を呈している。換言すれば、この第二主穴32の内面51の部分はリング状の部材を構成している。したがって、上記第一孔49に設けられる接触部52は、リング状の部材からなる。しかも、中板16は弾性体からなるので、この接触部52は弾性体である。
ゴルフボールLGがセットされていない状態では、第一孔49の接触部52はゴルフボールLGよりも内側に位置している。このホルダー10にゴルフボールLGがセットされると、ゴルフボールLGはこの接触部52を外向きに押圧する。この接触部52は弾性体であるから、この押圧によりこの接触部52は弾性変形する。この接触部52がゴルフボールLGを締め付けるから、このゴルフボールLGはホルダー10に固定される。セットされたゴルフボールLGが自重でこのホルダー10から脱落することはない。このホルダー10は、ゴルフボールLGを安定に保持しうる。
前述したように、ホルダー10を構成する中板16はこのホルダー10の中心線CBが通る位置に配置されており、しかも、この中心線CBの位置は中板16の厚みの半分の位置に一致している。したがって、接触部52の厚さ方向の中心はこの中心線CB上にある。
図9は、図4のIX−IX線に沿った拡大断面図である。この図9には、上記図8に示されたホルダー10の部分とは別の部分が示されている。図示されているように、上板14、中板16及び下板18が一体とされたホルダー10では、上板14の第一副穴26の下側に、中板16の第二副穴34が位置している。この第二副穴34の下側に、下板18の第三副穴42が位置している。この第一副穴26、第二副穴34及び第三副穴42が組み合わされることにより、このホルダー10には、第一副穴26の上口54から第三副穴42の下口56に向かって延在する第二孔58が形成されている。換言すれば、このホルダー10は、その上下方向に貫通された第二孔58を備えている。後述するが、この第二孔58にベースプレート12のピンが通される。
図10は、ベースプレート12が示された平面図である。このベースプレート12は、略矩形の板からなる。このベースプレート12は、第四主部60と、第四副部62とを備えている。この第四主部60と第四副部62とは、一体的に形成されている。この第四主部60は、上記本体4の一部を構成する。この第四副部62が、上記グリップ6の一部を構成する。
第四主部60は、第四主穴64及びピン66を備えている。この第四主穴64は、第四主部60を上下方向に貫通している。この第四主穴64の断面形状は、円である。この第四主部60には、16の第四主穴64が設けられている。図示されているように、X方向に4の第四主穴64が等間隔に並べられており、Y方向に4の第四主穴64が等間隔に並べられている。これら第四主穴64のそれぞれは、このベースプレート12に、上記ホルダー10の下板18が載置された状態でこの下板18の第三主穴40の下側に相当する位置に設けられている。
この第四主部60には、4のピン66が設けられている。これらピン66のそれぞれの周囲には、4の第四主穴64が配置されている。このピン66は、このベースプレート12に上記ホルダー10の下板18が載置された状態でこの下板18の第三副穴42の下側に相当する位置に設けられている。図4に示されているように、このピン66は、第四主部60を上下方向に貫通している。このピン66の上側の部分は、第四主部60の上面から上向きに延在している。
上記ベースプレート12の第四主部60及び第四副部62からなる部分は、樹脂組成物から形成された板に穴開け加工等がされて形成される。このトレイ2では、強度の観点から、上記第四主部60及び第四副部62からなる部分は、繊維強化プラスチックからなる板に加工が施されて形成されている。この第四主部60及び第四副部62からなる部分は、硬質である。このトレイ2では、この第四主部60及び第四副部62からなる部分の材質は、上板14の材質とは同等とされている。
図11は、図10のXI−XI線に沿った拡大断面図である。この図11には、ベースプレート12の第四主穴64の部分が示されている。図11中、点P1はこの第四主穴64の上口68の中心を表している。点P2は、この第四主穴64の下口70の中心を表している。一点鎖線SLは、この中心P1及びP2を通るこの第四主穴64の中心線を表している。
図示されているように、第四主穴64の上口68の大きさはその下口70のそれよりも大きい。この第四主穴64は、その内面71から中心線SLまでの距離が下側に向かって漸減していくように構成されている。この第四主穴64は、下側に向かって先細りな形状を呈している。より詳細には、この第四主穴64はテーパー穴である。
このベースプレート12では、第四主穴64の内面71にゴルフボールLGが載せられる。図示されているように、この第四主穴64の内面71にゴルフボールLGの下側の部分が当接する。この第四主穴64の下口70の大きさは、ゴルフボールLGの外径よりも小さい。このベースプレート12では、この第四主穴64に載せられたゴルフボールLGがこの下口70から抜け落ちることはない。ゴルフボールLGは、この第四主穴64に載せられる。本明細書では、この第四主穴64がストッパー72と称される。換言すれば、このベースプレート12はゴルフボールLGに当接するストッパー72を備えている。
図1に示されているように、トレイ2はクランプ74をさらに備えている。このクランプ74は、2のループピン76と突起78とを備えている。一のループピン76aは、上板14に回動自在に取り付けられている。他のループピン76bは、下板18に回動自在に取り付けられている。突起78は、ベースプレート12に設けられている。このトレイ2では、ベースプレート12にホルダー10が載置されると、これらループピン76a、76bが突起78に嵌め合わされる。この嵌合により、ホルダー10がベースプレート12に固定される。このようにして、ホルダー10及びベースプレート12からトレイ2が構成される。
図2に示されているように、このトレイ2は中心線CAに対して左右対称な形状を有している。前述したように、ホルダー10は中心線CBに対して上下対称な形状を有している。このため、このホルダー10を反転させて、ベースプレート12に載置させてもトレイ2が構成される。このホルダー10は、反転可能である。
図12は、図2のXII−XII線に沿った断面図である。この図12には、トレイ2の一部としてのベースプレート12に設けられているピン66の部分が示されている。このトレイ2では、ベースプレート12にホルダー10が載置されると、このホルダー10の第二孔58にピン66が挿通される。このピン66の挿通により、ベースプレート12に対するホルダー10の位置ずれが防止される。このトレイ2では、4のピン66がベースプレート12に設けられており、これらピン66のそれぞれが第二孔58に挿通されるから、ホルダー10のベースプレート12に対するX方向の位置ずれ及びそのY方向の位置ずれが効果的に防止される。
図示されているように、ピン66の上側の部分においては、ピン66と第二孔58との間に隙間が形成されている。この隙間は、第二孔58のピン66への挿通に寄与しうる。このトレイ2では、第二孔58の位置とピン66の位置と合わせて、ホルダー10をベースプレート12に向かって下降させることにより、このホルダー10とベースプレート12とは容易に組み合わされうる。この隙間は、この第二孔58のピン66からの引き抜きにも寄与しうる。このトレイ2では、このホルダー10をベースプレート12に対して上昇させることにより、このホルダー10はこのベースプレート12から容易に引き離されうる。
マークを有するゴルフボールLGは、このトレイ2を用いて次のようにして製造される。このマークを有するゴルフボールLGの製造方法では、ゴルフボールLGが準備される。このゴルフボールLGが、トレイ2にセットされる。
図13は、図2のXIII−XIII線に沿った断面図である。この図13には、トレイ2のセル8の部分がゴルフボールLGとともに示されている。このトレイ2では、ホルダー10の第一孔49の下側にベースプレート12のストッパー72が配置される。この配置により、このホルダー10を上下方向に貫通するセル8が形成されている。このセル8に、ゴルフボールLGがその上口46から投入される。
ゴルフボールLGは、セル8の上口46からストッパー72に向かって下向きに押し込まれ、このセル8にセットされる。この押し込みは、ゴルフボールLGがストッパー72に当接しこのゴルフボールLGのセル8に対する動きが止まるまで、継続される。このようにしてセル8に投入されたゴルフボールLGでは、ホルダー10の上口46にゴルフボールLGの上側部分が露出され、このホルダー10の下口48にゴルフボールLGの下側部分が露出される。ゴルフボールLGがホルダー10の接触部52に当接するから、このゴルフボールLGはこのセル8に固定される。なお、図13において、点P0はこのゴルフボールLGの中心を表している。点PAは、このゴルフボールLGの上側の頂点を表している。点PBは、このゴルフボールLGの下側の頂点を表している。両矢印H1は、ホルダー10の上面から頂点PAまでの高さを表している。両矢印H2は、ホルダー10の下面から頂点PBまでの高さを表している。
このトレイ2では、セル8にセットされたゴルフボールLGの中心P0は、中心線CB上にある。前述したように、この中心線CBはホルダー10の厚みの半分の位置にある。このトレイ2では、ストッパー72の当接により、上下方向においてゴルフボールLGの中心P0の位置と、ホルダー10の厚さ方向の中心位置とが同等とされて、ゴルフボールLGがこのホルダー10に固定されている。このため、このトレイ2では、上記高さH1と上記高さH2とは同等である。
このトレイ2では、接触部52の厚さ方向の中心がこの中心線CB上にあるから、この接触部52は、ゴルフボールLGの一の大円に沿って延在している。この接触部52は、このセル8にセットされたゴルフボールLGの一の大円に沿うように配置されている。このトレイ2では、ゴルフボールLGをセル8に押し込むだけで、ゴルフボールLGが適切な位置にセットされうる。このトレイ2は、ゴルフボールLGのセットが容易である。
このマークを有するゴルフボールLGの製造方法では、ゴルフボールLGがセットされたトレイ2は印刷装置に供給される。
図14は、マークを有するゴルフボールLGの製造方法に用いられる印刷装置80が示された模式図である。この印刷装置80は、パーソナルコンピュータ82及びインクジェットプリンタ84を備えている。コンピュータ82とプリンタ84とは、ケーブル86によって接続されている。
プリンタ84は、オンデマンド方式のインクジェットプリンタ84である。より詳細には、このプリンタ84は、LOGOJET社製の商品名「LOGOJET5600R」である。
このプリンタ84は、スライドテーブル88及びインクを吐出するヘッド(図示されず)を備えている。このスライドテーブル88は、Y方向に移動しうる。上記トレイ2は、このスライドテーブル88に載置される。
この印刷装置80によってマークが形成されるには、コンピュータ82が用いられてマークの仕様が決定される。例えば、キーボード、マウス等の入力手段から文字又は図形が入力されて、マークの仕様が決定される。記憶装置(典型的にはハードディスク)に記憶されたイメージデータに基づき、マークの仕様が決定されてもよい。マークの仕様が、コンピュータ82に接続された通信回線(典型的にはインターネット)を介してコンピュータ82に送信されてもよい。スキャナによって読み込まれたイメージに基づき、マークの仕様が決定されてもよい。デジタルカメラによって撮影されたイメージに基づき、マークの仕様が決定されてもよい。
マークの仕様が決定されると、この仕様のデータがケーブル86を介してプリンタ84へと送信される。このデータには、印刷開始の指示、マークの位置情報及び色情報が含まれる。プリンタ84がデータを受信すると、スライドテーブル88が移動し、トレイ2がインクジェットプリンタ84に供給される。このトレイ2の上口46に露出されたゴルフボールLGの頂点PAの部分へのマークの印刷が開始される。図示されていないが、この印刷では、スライドテーブル88及びヘッドのそれぞれが同時に移動し、ヘッドに設けられたノズルとゴルフボールLGとが所定の位置関係に達したときに、ノズルからインクが吐出される。インクは、ゴルフボールLGへと移行し、マークが形成される。マークの印刷が完了すると、スライドテーブル88が移動しこのプリンタ84からトレイ2が排出される。
図15は、プリンタ84から排出されたトレイ2の状況が示された平面図である。この図15には、ホルダー10の上口46から露出されたゴルフボールLGの上側の部分に印刷されたマーク90の一例が示されている。図13に示されているように、このトレイ2では、このストッパー72に支持されたゴルフボールLGの頂点PA、中心P0及び頂点PBは、このストッパー72の中心線SL上にある。このトレイ2では、セル8の位置に基づいてゴルフボールLGの頂点の近傍に正確にマーク90が印刷されうる。このトレイ2は、マーキング精度の向上に寄与しうる。
プリンタ84から排出されたトレイ2では、第一ループピン76及び第二ループピン76が突起78から外され、ホルダー10がベースプレート12から引き離される。そして、このホルダー10が反転される。
図16は、ホルダー10の反転状況が示された側面図である。図17は、反転後のトレイ2の状況が示された平面図である。図示されているように、ホルダー10が、ベースプレート12に対して上方に持ち上げられる(図16(a)参照)。このホルダー10が反転され、このホルダー10がベースプレート12に再び載置される(図16(b)参照)。この反転により、このホルダー10の下口48に露出されたゴルフボールLGの下側の部分が、このトレイ2の上面に位置するように配置される(図17参照)。このトレイ2では、接触部52がゴルフボールLGを締め付けてゴルフボールLGをホルダー10に固定するので、マーク90が印刷されたゴルフボールLGを固定したままホルダー10は反転される。
この製造方法では、ホルダー10の反転後、第一ループピン76及び第二ループピン76が突起78に嵌め合わされて、ホルダー10がベースプレート12に固定される。トレイ2が再び、スライドテーブル88に載置される。プリンタ84は、コンピュータ82から送信された印刷開始の指示等のデータを受信すると、前述の印刷工程で印刷がなされていないゴルフボールLGの下側の部分にマーク90が印刷される。このようにして、この製造方法では、ゴルフボールLGの上側及び下側の両面にマーク90が印刷される。
この製造方法では、接触部52がゴルフボールLGを締め付けて、ゴルフボールLGを固定するから、トレイ2にセットされたゴルフボールLGがこのトレイ2に対して動くこともない。このトレイ2では、印刷時の振動等によるゴルフボールLGの位置ずれが効果的に抑制される。このトレイ2は、マーキング精度の向上に寄与しうる。
前述したように、このトレイ2では、ホルダー10のベースプレート12に対するX方向の位置ずれ及びそのY方向の位置ずれが効果的に防止されている。したがって、このトレイ2は、ホルダー10にセットされたゴルフボールLGのX方向及びY方向の位置ずれを効果的に抑制しうる。このトレイ2は、マーキング精度の向上に寄与しうる。
この製造方法では、マーク90が印刷されたゴルフボールLGを固定したままホルダー10が反転されるので、ゴルフボールLGの上側及び下側の両面にマーク90が容易に印刷されうる。このトレイ2は、両面印刷の作業性に寄与しうる。
前述したように、このトレイ2では、このホルダー10の上面からこのゴルフボールLGの頂点PAまでの距離とこのホルダー10の下面からこのゴルフボールLGの頂点PBまでの距離とが同等とされて、このホルダー10にゴルフボールLGが固定される。反転後のプリンタ84のヘッドに設けられたノズルからゴルフボールLGまでの距離は、反転前のそれと同等とされる。このトレイ2は、両面印刷の作業性に寄与しうる。
前述したように、このトレイ2では、セル8の位置に基づいてゴルフボールLGの頂点の近傍に正確にマーク90が印刷されうる。したがって、このトレイ2を用いて両面印刷されたゴルフボールLGには、その中心P0に対して点対称な位置にマーク90が形成されうる。このトレイ2は、マーキング精度の向上に寄与しうる。
図8において、両矢印DAは接触部52の直径を表している。両矢印TAは、この接触部52の厚みを表している。両矢印HAは、第一孔49の内面から突出する接触部52の高さを表している。直径DA、厚みTA及び高さHAは、ホルダー10に組み込まれてる前の中板16の状態で計測されるのではなく、ホルダー10に中板16が組み込まれた状態で計測される。
接触部52がゴルフボールLGを安定に保持しうるという観点から、この直径DAは、42.00mm以上が好ましく、42.20mm以下が好ましい。この厚みTAは、2.90mm以上が好ましく、3.00mm以下が好ましい。
接触部52がゴルフボールLGを安定に保持しうるという観点から、この高さHAは0.3mm以上が好ましく、0.4mm以上がより好ましく、0.5mm以上が特に好ましい。接触部52の耐久性の観点から、この高さHAは0.8mm以下が好ましく、0.7mm以下がより好ましく、0.6mm以下が特に好ましい。
この製造方法では、接触部52がゴルフボールLGを安定に保持しうるという観点から、この接触部52の硬度は、40以上が好ましく、より好ましくは45以上、さらに好ましくは50以上である。耐久性が一層向上するという観点から、このカバー6の硬度は、70以下が好ましく、より好ましくは68以下、さらに好ましくは65以下である。
この接触部52の硬度は、「ASTM−D 2240−68」の規定に準拠して、自動ゴム硬度測定装置(高分子計器社の商品名「P1」)に取り付けられたショアD型のスプリング式硬度計によって測定される。測定には、熱プレスで成形された、厚みが約2mmであるスラブが用いられる。23℃の温度下に2週間保管されたスラブが、測定に用いられる。測定時には、3枚のスラブが重ね合わされる。接触部52の樹脂組成物と同一の樹脂組成物からなるスラブが、測定に用いられる。
本発明は、様々なボールに対するマークの印刷に適用されうる。
2・・・トレイ
4・・・本体
6・・・グリップ
8・・・セル
10・・・ホルダー
12・・・ベースプレート
14・・・上板
16・・・中板
18・・・下板
24・・・第一主穴
32・・・第二主穴
40・・・第三主穴
49・・・第一孔
52・・・接触部
58・・・第二孔
60・・・第四主部
64・・・第四主穴
66・・・ピン
72・・・ストッパー
80・・・印刷装置
82・・・コンピュータ
84・・・プリンタ
86・・・ケーブル
88・・・スライドテーブル
90・・・マーク

Claims (8)

  1. ゴルフボールがセットされるホルダーを備えており、
    このホルダーが、その上面にゴルフボールの一部が露出される一の口と、その下面にゴルフボールの他の一部が露出される他の口と、このゴルフボールに当接してこのゴルフボールを固定する接触部と、セットされたゴルフボールを囲う内面とを備えており、
    この接触部が、この内面から内向きに突出しており、
    この接触部が、セットされたゴルフボールの一の大円に沿うように配置されており、
    このホルダーが反転可能であるインクジェットプリンタ用トレイ。
  2. 上記接触部が、リング状の部材からなる請求項1に記載のインクジェットプリンター用トレイ。
  3. 上記接触部が、弾性体である請求項1又は2に記載のインクジェットプリンタ用トレイ。
  4. 上記接触部の厚さ方向の中心が、上記ホルダーの厚さ方向の中心位置に位置している請求項1からのいずれかに記載のインクジェットプリンタ用トレイ。
  5. 上記ホルダーが載置されるベースプレートをさらに備えており、
    このベースプレートが、このホルダーにセットされたゴルフボールに当接するストッパーを備えており、
    この当接により、ゴルフボールの中心位置と上記ホルダーの厚さ方向の中心位置とが同等とされて、このゴルフボールがこのホルダーに固定される請求項1からのいずれかに記載のインクジェットプリンタ用トレイ。
  6. 上記ストッパーが、下向きに先細りな形状を呈するテーパー穴である請求項に記載のインクジェットプリンタ用トレイ。
  7. 上記ホルダーを上記ベースプレートに固定しうるクランプをさらに備えている請求項5又は6に記載のインクジェットプリンタ用トレイ。
  8. その上面に位置する一の口と、その下面に位置する他の口と、セットされたゴルフボールを囲う内面と、この内面から内向きに突出しておりこのゴルフボールの一の大円に沿うように配置されている接触部とを有するホルダーに、このゴルフボールを投入し、一の口にこのゴルフボールの一部を露出させ、他の口にこのゴルフボールの他の一部を露出させ、この接触部にこのゴルフボールを当接させて、このゴルフボールがこのホルダーに固定される工程と、
    インクジェットプリンタにこのホルダーを供給し上記一の口に露出されたゴルフボールの一部にマークが印刷される工程と、
    このマークが印刷されたゴルフボールを固定したまま、このホルダーが反転される工程と、
    上記インクジェットプリンタにより、このホルダーの他の口に露出されたゴルフボールの他の一部にマークが印刷される工程と
    を含むマークを有するゴルフボールの製造方法。
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