JP4785887B2 - 電力用半導体装置 - Google Patents

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Description

本発明は、電力用半導体装置に関し、特に、電力半導体素子を有する電力用半導体装置に関するものである。
所望の周波数のパルス電流を発生させることができる電力用半導体装置が、モータの自在な速度制御などの用途に、広く用いられている。この電力用半導体装置はIGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor)およびパワーMOSFET(Metal Oxide Silicon Field Effect Transistor)などの電力用半導体素子を有している。これらの電力用半導体素子は、電流をオン/オフすることができる半導体スイッチング素子である。
これらの半導体スイッチング素子が故障により短絡状態となると、パルス電流の代わりに連続電流が発生するので、電力用半導体装置から電流の供給を受けている機器が過度の電流により破壊してしまうことがある。この場合、正常時のパルス電流と故障時の連続電流とは電流値自体は同じであるため、電流値を閾値とするヒューズによる保護は困難であり、他の種類の保護素子が必要となる。
たとえば特開平11−250790号公報(特許文献1)によれば、強制溶断ヒューズ(保護素子)は、発熱材と、発熱材の発熱反応を誘発するための誘発手段と、発熱材が発熱して所定温度以上になったときに溶断する溶断部材とを有している。この公報によれば、発熱材による大量の熱によって溶断部材を瞬時に溶断させることができる、と記載されている。
特開平11−250790号公報
上記公報の技術においては、瞬時に溶断部材全体が溶融することで、電流経路が切断される。このため、溶断部材全体の溶融と、電流経路の切断によるアークの発生とが同時に発生する。このため大量の溶融した溶断部材がアークにより周囲に飛散して好ましくない位置に付着することで、いったん発生したアークが切れにくくなってしまうことがあった。すなわちアークによる電流が遮断されないことがあるという問題があった。
それゆえ本発明の目的は、電力用半導体素子の故障時に、より確実に電流が遮断される電力用半導体装置を提供することである。
本発明の電力用半導体装置は、電力用半導体素子と、第1電気配線と、第2電気配線と、接続部と、低融点金属部と、ヒータとを備えている。第1電気配線は、電力半導体素子に電気的に接続されている。第2電気配線は、第1端部と間隔を空けて対向する第2端部を有している。接続部は、第1端部および第2端部の各々の単位長さ当たりの抵抗値よりも大きい単位長さ当たりの抵抗値を有する少なくとも1つの高抵抗部を含み、第1端部と第2端部とを繋いでいる。低融点金属部は、高抵抗部の融点よりも低い融点を有する金属からなり、第1端部と第2端部とを繋ぐように接続部を覆っている。ヒータは、低融点金属部の少なくとも一部を低融点金属部の融点以上に加熱することができるものである。
本発明の電力用半導体装置によれば、低融点金属部が溶融する際に接続部が電流経路として残存しているのでアークが発生しない。よって低融点金属部がアークにより飛散して好ましくない位置に付着物として残存することが抑制される。これにより付着物に起因してアークが切れにくくなることが抑制される。よって、より確実に電流を遮断することができる。
以下、本発明の実施の形態について図に基づいて説明する。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1における電力用半導体装置の構成を概略的に示す斜視図である。図2は、本発明の実施の形態1における電力用半導体装置が有する接続素子の構成を概略的に示す正面図である。図3および図4のそれぞれは、図2の線III−IIIおよび線IV−IVに沿う概略断面図である。図5は、図3および図4の各々の線V−Vに沿う概略断面図である。図6は、図3〜図5の各々の線VI−VIに沿う概略断面図である。
図1を参照して、本実施の形態の電力用半導体装置SDは、電力用半導体素子SEと、ブスバーWb0と、接続素子CEと、電源PSと、電源制御スイッチSWとを有している。
電力用半導体素子SEは、たとえばIGBTを有するトランスファーモールド型パワーモジュールである。また電力用半導体素子SEは、ブスバーWb0と、第1ブスバーWb1と、故障信号端子MTとを有している。ブスバーWb0および第1ブスバーWb1は、たとえば電力用半導体素子SEの一対の主端子であるN端子およびP端子としての機能を有している。故障信号端子MTは、電力用半導体素子SEの故障時に故障信号を出力する端子である。
電源制御スイッチSWは、通常オフ状態であり、故障信号端子MTからの故障信号を受けるとオン状態となる機能を有している。電源PSは、電源制御スイッチSWとともに接続素子CEに接続されている。この構成により、電力用半導体素子SEの故障時に、電源PSが発生する電圧を接続素子CEに印加することができる。
図1〜図6を参照して、接続素子CEは、第2ブスバーWb2(第2電気配線)と、低融点金属部LMと、ヒータHTと、高抵抗部Rbと、筐体CSと、第1支柱CL1と、第2支柱CL2とを有している。また接続素子CEは、図1に示すように、第1ブスバーWb1(第1電気配線)を電力用半導体素子SEと共有している。よって第1ブスバーWb1全体は電力用半導体素子SEと電気的に接続されている。
第1ブスバーWb1および第2ブスバーWb2は導電性の高い金属からなる。第2ブスバーWb2は、第1ブスバーWb1の第1端部Eb1(図3〜図5の各々における右端部)と間隔を空けて対向する第2端部Eb2(図3〜図5の各々における左端部)を有している。
接続部(高抵抗部)Rbは第1端部Eb1と第2端部Eb2とを繋いでいる。高抵抗部Rbの幅寸法(図3および図4における縦方向の寸法)は、第1端部Eb1および第2端部Eb2の各々の幅寸法よりも小さく、かつ第1ブスバーWb1と第2ブスバーWb2との間を流れる電流が高抵抗部Rbに集中した場合に高抵抗部Rbが溶断する程度に十分小さい寸法とされている。これにより高抵抗部Rbは、第1端部Eb1および第2端部Eb2の各々の単位長さ当たりの抵抗値よりも大きい単位長さ当たりの抵抗値を有している。なお単位長さとは、電流が流れる方向の長さ(図3〜図5の各々においては横方向の長さ)である。
好ましくは、第1端部Eb1と第2端部Eb2と接続部(高抵抗部)Rbとは、一の材料からなり、高抵抗部(接続部)Rbの第1端部Eb1および第2端部Eb2が対向する方向に垂直な断面積(図6に示す断面積)は、第1端部Eb1および第2端部Eb2の各々の第1端部Eb1および第2端部Eb2が対向する方向に垂直な断面積よりも小さい。
また好ましくは、第1端部Eb1と第2端部Eb2と接続部Rbとは、パターン形状を有する一の板からなる。すなわち第1端部Eb1、第2端部Eb2および接続部Rbの各々は、同じ厚みを有している。この場合、第1端部Eb1と第2端部Eb2と接続部Rbとは、一の板をエッチングによりパターニングすることで形成することができる。
低融点金属部LMは、第1端部Eb1および第2端部Eb2を繋ぐように高抵抗部Rbを覆っている。これにより低融点金属部LMは第1端部Eb1および第2端部Eb2を互いに電気的に接続している。また低融点金属部LMは、高抵抗部Rbの融点よりも低い融点を有する金属材料からなる。具体的にはこの材料は錫(Sn)を含む材料であり、好ましくは、はんだ材料である。
ヒータHTは、低融点金属部LM内に埋め込まれており、電源制御スイッチSWがオン状態の時に電源PSが発生する電圧がヒータHTの両端の間に印加されることができるように配線されている。この構成により、ヒータHTは、低融点金属部LMの少なくとも一部を低融点金属部LMの融点以上に加熱することができる。
第1支柱CL1および第2支柱CL2のそれぞれは、第1ブスバーWb1および第2ブスバーWb2を支持している。筐体CSは、第1端部Eb1、第2端部Eb2、高抵抗部Rb、低融点金属部LM、ヒータHT、第1支柱CL1および第2支柱CL2を保護するように設けられている。
次に本実施の形態の電力用半導体装置SDの使用方法について、図1、図5および図7を用いて説明する。図7は、本発明の実施の形態1における電力用半導体装置の低融点金属部が溶解した際の様子を示す断面図である。なお図7の断面位置は図3の断面位置と同じである。
図1を参照して、電流の供給を受ける装置である負荷(図示せず)がブスバーWb0および第2ブスバーWb2の間に取り付けられることで、電力用半導体素子SEからこの負荷に対してパルス電流の供給が行なわれる。故障により電力用半導体素子SEから連続的な異常電流が出力されると、電力用半導体装置SDは遮断動作を開始する。すなわち電力用半導体素子SEの故障信号端子MTから故障信号が出力される。この故障信号により電源制御スイッチSWがオン状態となる。
図5を参照して、電源PSが発生する電圧がヒータHTに印加されることで、ヒータHTが発熱する。この発熱により低融点金属部LMが融点以上の温度に加熱されることで、高抵抗部Rbの周りの低融点金属部LMは溶融して筐体CS内の下方に落下する。すなわち第1端部Eb1と第2端部Eb2とを繋いでいた低融点金属部LMが除去される。
図5および図7を参照して、低融点金属部LMが除去された結果、第1ブスバーWb1と第2ブスバーWb2との間の電気的経路は高抵抗部Rbのみとなる。すなわち第1ブスバーWb1と第2ブスバーWb2との間を流れる電流は、高抵抗部Rbに集中する。この電流集中により、徐々に高抵抗部Rbの温度が上昇し、やがて高抵抗部Rbの融点に達する。この結果、高抵抗部Rbが溶断することで、第1ブスバーWb1と第2ブスバーWb2との間の電流経路が遮断される。これにより第2ブスバーWb2から電流の供給を受けていた装置(図示せず)は異常電流から保護される。
次に本実施の形態の比較例について説明する。図8は、本発明の実施の形態1の比較例における電力用半導体装置の低融点金属部が溶解した際の様子を示す断面図である。
主に図8を参照して、本比較例においては、本実施の形態と異なり、高抵抗部Rb(図7)が設けられていない。よって低融点金属部LMが溶け落ちることで第1ブスバーWb1と第2ブスバーWb2との間が分断された瞬間にアーク(図8の矢印)が発生する。すなわち、低融点金属部LMの溶融とアークの発生とが同時に起こる。このため溶融した低融点金属部LMがアークにより周囲に飛散して好ましくない位置に付着することで、いったん発生したアークが切れにくくなってしまう。すなわち第1ブスバーWb1と第2ブスバーWb2との間にアーク電流が流れ続けるので、電流の遮断が行なわれない。
本実施の形態によれば、図7に示すように低融点金属部LMが溶融する際に接続部Rbが電流経路として残存しているのでアークが発生しない。よって低融点金属部LMがアークにより飛散して好ましくない位置に付着物として残存することが抑制される。これにより付着物に起因してアークが切れにくくなることが抑制されるので、より確実に電流を遮断することができる。
また高抵抗部(高抵抗部)Rbは、第1ブスバーWb1および第2ブスバーWb2の各々の単位長さ当たりの抵抗値よりも大きい単位長さ当たりの抵抗値を有する。これにより、低融点金属部LMが除去された後の電流経路のうち高抵抗部Rbの部分での単位長さ当たりの発熱量が大きくなる。よって高抵抗部Rbの温度が高くなるので、より確実に高抵抗部Rbが溶断される。
また低融点金属部LMは高抵抗部Rbの融点よりも低い融点を有する金属からなるので、ヒータHTによる加熱により低融点金属部LMが融点に達して溶融する際に、高抵抗部Rbは溶融せずに残存することができる。
好ましくは、第1端部Eb1と第2端部Eb2と接続部(高抵抗部)Rbとは、一の材料からなる。これにより、一の部材から第1端部Eb1と第2端部Eb2と接続部(高抵抗部)Rbとを形成することができる。また図6に示すように、高抵抗部(接続部)Rbの第1端部Eb1および第2端部Eb2が対向する方向に垂直な断面積は、第1端部Eb1および第2端部Eb2の各々の第1端部Eb1および第2端部Eb2が対向する方向に垂直な断面積よりも小さい。これにより高抵抗部Rbの単位長さ当たりの抵抗値を、第1端部Eb1および第2端部Eb2の各々の単位長さ当たりの抵抗値よりも大きくすることができる。よって高抵抗部Rbの単位長さ当たりの発熱量をより大きくすることができるので、高抵抗部Rbをより確実に溶断させることができる。
また好ましくは、第1端部Eb1と第2端部Eb2と接続部Rbとは、図7に示すようにパターン形状を有する一の板からなる。よって一の板をパターニングすることで、第1端部Eb1と第2端部Eb2と接続部Rbとを形成することができる。これにより、電力用半導体装置SDの製造工程をより簡略化することができる。
(実施の形態2)
図9は、本発明の実施の形態2における電力用半導体装置が有する接続部と、第1および第2ブスバーとの構成を概略的に示す平面図である。
図9を参照して、本実施の形態の電力用半導体装置は、実施の形態1における接続部(高抵抗部)Rbの代わりに、接続部(高抵抗部)Rbrを有している。接続部(高抵抗部)Rbrは、第1端部Eb1と第2端部Eb2とを繋いでいる。また高抵抗部(接続部)Rbrは、第1端部Eb1および第2端部Eb2の各々の単位長さ当たりの抵抗値よりも大きい単位長さ当たりの抵抗値を有している。高抵抗部Rbrの両端のそれぞれは第1端部Eb1および第2端部Eb2に接合されている。この接合方法は、たとえばろう付け法である。高抵抗部Rbrは、第1端部Eb1および第2端部Eb2の材料の抵抗率よりも大きな抵抗率を有する高抵抗材料からなる。
なお、上記以外の構成については、上述した実施の形態1の構成とほぼ同じであるため、同一または対応する要素について同一の符号を付し、その説明を繰り返さない。
本実施の形態によれば実施の形態1と同様の効果を得ることができる。
また高抵抗部Rbrの材料として第1端部Eb1および第2端部Eb2の材料以外の材料を用いることができる。これにより高抵抗部Rbrの材料をより最適化することができる。
また第1端部Eb1および第2端部Eb2の各々の材料の抵抗率に比して、高抵抗部Rbrの材料の抵抗率が大きい。これにより、高抵抗部Rbrの単位長さ当たりの抵抗値をより大きくすることができる。よって高抵抗部Rbrの単位長さ当たりの発熱量をより大きくすることができるので、高抵抗部Rbrをより確実に溶断させることができる。
(実施の形態3)
図10は、本発明の実施の形態3における電力用半導体装置が有する接続素子の構成を概略的に示す断面図である。また図11は、本発明の実施の形態3における電力用半導体装置が有する接続部と、第1および第2電線との構成を概略的に示す平面図である。
主に図10および図11を参照して、本実施の形態の接続素子は、実施の形態2における第1ブスバーWb1、第2ブスバーWb2および高抵抗部Rbrのそれぞれの代わりに、第1電線Wc1、第2電線Wc2および高抵抗部Rcrを有している。また接続素子CE(図1)は、第1電線Wc1(第1電気配線)を電力用半導体素子SE(図1)と共有している。よって第1電線Wc1全体は電力用半導体素子SEと電気的に接続されている。なお第1電線Wc1および第2電線Wc2の各々は、端部を除き、被覆CVにより被覆されている。
第1電線Wc1および第2電線Wc2は導電性の高い金属からなる。第2電線Wc2は、第1電線Wc1の端部(図11における右端部)と間隔を空けて対向する端部(図11における左端部)を有している。これら2つの端部は、接続部(高抵抗部)Rcrにより互いに繋がれている。また高抵抗部(接続部)Rcrは、第1電線Wc1および第2電線Wc2の各々の端部の単位長さ当たりの抵抗値よりも大きい単位長さ当たりの抵抗値を有している。
また高抵抗部Rcrの両端のそれぞれは、第1電線Wc1の端部および第2電線Wc2の端部に、たとえばろう付け法により接合されている。高抵抗部Rcrは、第1電線Wc1および第2電線Wc2の各々の端部の材料の抵抗率よりも大きな抵抗率を有する高抵抗材料からなる。好ましくは、この高抵抗材料としてニッケルおよびクロムを含有する合金が用いられる。
なお、上記以外の構成については、上述した実施の形態2の構成とほぼ同じであるため、同一または対応する要素について同一の符号を付し、その説明を繰り返さない。
本実施の形態によれば、ブスバーWb1,Wb2の代わりに電線Wc1,Wc2が用いられた構成において、実施の形態2と同様の効果が得られる。
また好ましくは、高抵抗部Rcrはニッケルおよびクロムを含有する合金からなる。これにより高抵抗部Rcrの抵抗率を高めることで、高抵抗部Rcrの単位長さ当たりの抵抗値を大きくすることができる。よって高抵抗部Rcrの単位長さ当たりの発熱量をより大きくすることができるので、高抵抗部Rcrをより確実に溶断させることができる。
(実施の形態4)
図12および図13のそれぞれは、本発明の実施の形態4における電力用半導体装置が有する接続素子の構成を概略的に示す平面図および底面図である。図14は、図12および図13の各々の線XIV−XIVに沿う概略断面図である。
主に図12〜図14を参照して、本実施の形態の接続素子は、絶縁基板SBと、第1配線パターンWp1(第1電気配線)と、第2配線パターンWp2(第2電気配線)と、低融点金属部LMと、ヒータHTと、高抵抗部Rpとを有している。
第1配線パターンWp1は、接続素子および電力用半導体素子SE(図1)に共有されている。よって第1配線パターンWp1全体は電力用半導体素子SE(図1)と電気的に接続されている。
第1配線パターンWp1および第2配線パターンWp2は導電性の高い金属からなる。第2配線パターンWp2は、第1配線パターンWp1の第1端部Ep1(図12における右端部)と間隔を空けて対向する第2端部Ep2(図12における左端部)を有している。接続部(高抵抗部)Rpは、第1端部Ep1と第2端部Ep2とを繋いでいる。また高抵抗部(接続部)Rpは、第1端部Ep1および第2端部Ep2の各々の単位長さ当たりの抵抗値よりも大きい単位長さ当たりの抵抗値を有している。
好ましくは、第1端部Ep1と第2端部Ep2と接続部(高抵抗部)Rpとは、一の材料からなり、高抵抗部(接続部)Rpの第1端部Ep1および第2端部Ep2が対向する方向に垂直な断面積は、第1端部Ep1および第2端部Ep2の各々の第1端部Ep1および第2端部Ep2が対向する方向に垂直な断面積よりも小さい。この条件を満たすために、たとえば、高抵抗部Rpの幅寸法(図12における縦方向の寸法)は、第1端部Ep1および第2端部Ep2の各々の幅寸法よりも小さく、かつ第1配線パターンWp1と第2配線パターンWp2との間を流れる電流が高抵抗部Rpに集中した場合に高抵抗部Rpが溶断する程度に十分小さい寸法とされている。
また好ましくは、第1端部Ep1と第2端部Ep2と接続部Rpとは、一のパターンとして一体的に形成されている。すなわち、第1端部Ep1と第2端部Ep2と接続部Rpとは、パターン形状を有する一の板からなり、各々は同じ厚みを有している。
低融点金属部LMは、第1端部Ep1および第2端部Ep2を繋ぐように高抵抗部Rpを覆っている。これにより低融点金属部LMは第1端部Ep1および第2端部Ep2を互いに電気的に接続している。また低融点金属部LMは、高抵抗部Rpの融点よりも低い融点を有する金属材料からなる。具体的にはこの材料は錫(Sn)を含む材料であり、好ましくは、はんだ材料である。
絶縁基板SBは、第1端部Ep1および第2端部Ep2の各々を固定している。また絶縁基板SBは、低融点金属部LMの下方に位置し、かつ穴部HLを有している。穴部HLは低融点金属部LMの少なくとも一部に面していることが好ましい。
なお、上記以外の構成については、上述した実施の形態1の構成とほぼ同じであるため、同一または対応する要素について同一の符号を付し、その説明を繰り返さない。
次に本実施の形態の電力用半導体装置の使用方法について、図1、図14および図15を用いて説明する。図15は、本発明の実施の形態4における電力用半導体装置の低融点金属部が溶融した際の様子を示す平面図である。なお図15が示す範囲は図12が示す範囲と同じである。
主に図14を参照して、実施の形態1と同様に、電力用半導体素子SE(図1)が故障することで電力用半導体素子SEから連続的な異常電流が出力されると、故障信号端子MTから故障信号が出力される。この故障信号により電源制御スイッチSWがオン状態となる。電源PSが発生する電圧がヒータHTに印加されることで、ヒータHTが発熱する。低融点金属部LMが融点以上の温度に加熱されることで、第1端部Ep1および第2端部Ep2の周りの低融点金属部LMが、穴部HLを通って溶け落ちる。すなわち第1端部Ep1と第2端部Ep2とを繋いでいた低融点金属部LMが除去される。
図14および図15を参照して、低融点金属部LMが除去された結果、第1配線パターンWp1と第2配線パターンWp2との間の電気的経路は高抵抗部Rpのみとなる。すなわち第1配線パターンWp1と第2配線パターンWp2との間を流れる電流は、高抵抗部Rpに集中する。この電流集中により、徐々に高抵抗部Rpの温度が上昇し、やがて高抵抗部Rpの融点に達する。この結果、高抵抗部Rpが溶断することで、第1配線パターンWp1と第2配線パターンWp2との間の電流経路が遮断される。これにより第2配線パターンWp2から電流の供給を受けていた装置(図示せず)は異常電流から保護される。
次に本実施の形態の比較例について説明する。図16は、本発明の実施の形態4の比較例における電力用半導体装置の低融点金属部が溶解した際の様子を示す平面図である。
主に図16を参照して、本比較例においては、本実施の形態と異なり、高抵抗部Rp(図15)が設けられていない。よって低融点金属部LMが溶け落ちた瞬間に、第1配線パターンWp1と第2配線パターンWp2とが分断されてアーク(図16の矢印)が発生する。すなわち、低融点金属部LMの溶融とアークの発生とが同時に発生する。このため溶融した低融点金属部LMがアークにより周囲に飛散して好ましくない位置に付着物として残存することで、いったん発生したアークが切れにくくなってしまう。すなわち第1配線パターンWp1と第2配線パターンWp2との間にアーク電流が流れ続けるので、電流の遮断が行なわれない。
本実施の形態によれば、ブスバーWb1,Wb2の代わりに、絶縁基板SB上の配線パターンWp1,Wp2が用いられた構成において、実施の形態1と同様の効果が得られる。
好ましくは絶縁基板SBは、図14に示すように、低融点金属部LMの一部に面する領域に穴部HLを有している。よって低融点金属部LMの除去が絶縁基板SBにより妨げられないようにすることができる。
なお高抵抗部Rpは、第1端部Ep1および第2端部Ep2と一括してパターニングされずに、第1端部Ep1および第2端部Ep2の各々に、ろう付けにより取り付けられてもよい。この場合、高抵抗部Rpの材料として第1端部Ep1および第2端部Ep2の材料以外の材料を用いることができる。これにより高抵抗部Rpの材料をより最適化することができる。
(実施の形態5)
図17および図18の各々は、本発明の実施の形態5における電力用半導体装置が有する接続素子の構成を概略的に示す断面図である。なお図17および図18のそれぞれの断面位置は、図5および図4の断面位置に対応している。
主に図17および図18を参照して、本実施の形態における電力用半導体装置は、実施の形態1における接続部Rb(図4および図5)の代わりに、接続部Cbを有している。ヒータHTは接続部Cbの上方に設けられている。
接続部Cbは、第1高抵抗部Rb1および第2高抵抗部Rb2と、変位部FPとを有している。第1高抵抗部Rb1および第2高抵抗部Rb2は、互いに離れて位置する一対の高抵抗部である。変位部FPは、第1高抵抗部Rb1と第2高抵抗部Rb2との間に設けられている。また変位部FPは、第1高抵抗部Rb1および第2高抵抗部Rb2の各々の幅寸法(図18における縦方向の寸法)よりも大きい幅寸法を有している。これにより変位部FPは、第1高抵抗部Rb1および第2高抵抗部Rb2の各々の単位長さ当たりの抵抗値よりも小さい単位長さ当たりの抵抗値を有している。
なお、上記以外の構成については、上述した実施の形態1の構成とほぼ同じであるため、同一または対応する要素について同一の符号を付し、その説明を繰り返さない。
次に本実施の形態の電力用半導体装置SDの使用方法について説明する。
図17を参照して、故障信号端子MTからの故障信号により電源制御スイッチSWがオン状態となることで、電源PSが発生する電圧がヒータHTに印加される。ヒータHTが発熱することで、第1高抵抗部Rb1および第2高抵抗部Rb2の周りの低融点金属部LMは筐体CS内において下方に溶け落ちる。
この結果、第1ブスバーWb1と第2ブスバーWb2との間を流れる電流は、接続部Cbに集中する。接続部Cbにおいて、第1高抵抗部Rb1および第2高抵抗部Rb2の各々の単位長さ当たりの抵抗値は、変位部FPの単位長さ当たりの抵抗値よりも大きい。このため変位部FPよりも第1高抵抗部Rb1および第2高抵抗部Rb2の方が、単位長さ当たりの発熱量が大きくなる。よって、変位部FPが固体状態に保持されつつ、第1高抵抗部Rb1および第2高抵抗部Rb2の各々が溶融される。すると変位部FPが重力により下方に変位し始めるとともに、変位部FPと第1端部Eb1および第2端部Eb2の各々との間にアークが生じる。このアークは、変位部FPの変位が進行するにしたがって引き延ばされ、やがて切断される。これにより、第1ブスバーWb1と第2ブスバーWb2との間において、接続部Cbを介した電流およびアーク電流のいずれの電流も流れなくなるので、第2ブスバーWb2から電流の供給を受けていた装置(図示せず)は異常電流から保護される。
本実施の形態によれば、変位部FPの落下によりアークが引き延ばされることでアークが切断される。これにより、より確実にアーク電流を遮断することができる。
(実施の形態6)
図19および図20の各々は、本発明の実施の形態6における電力用半導体装置が有する接続素子の構成を概略的に示す断面図である。なお図19および図20のそれぞれの断面位置は、図17および図18の断面位置に対応している。
主に図19および図20を参照して、本実施の形態における電力用半導体装置は、バネ部SPと、絶縁部IMとを有している。バネ部SPの一方端は絶縁部IMを介して変位部FPに接続され、バネ部SPの他方端は筐体CSに接続されている。バネ部SPは、第1端部Eb1および第2端部Eb2が対向する方向(図19における横方向)に交差する方向(図19における縦方向)の力を変位部FPに加えることができる向きに取り付けられている。またヒータHTは変位部FPの下方に設けられている。
なお、上記以外の構成については、上述した実施の形態5の構成とほぼ同じであるため、同一または対応する要素について同一の符号を付し、その説明を繰り返さない。
本実施の形態によれば、第1高抵抗部Rb1および第2高抵抗部Rb2が溶融することで変位部FPの支持が失われると、重力方向に関わらずバネ部SPにより変位部FPが変位される。よって重力方向に対して電力用半導体装置がどのような方向に設置されても確実に変位部FPが変位することで、より確実にアークを引き延ばして切断することができる。これにより、実施の形態5に比して、より確実に電流を遮断することができる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
本発明は、電力半導体素子を有する電力用半導体装置に特に有利に適用され得る。
本発明の実施の形態1における電力用半導体装置の構成を概略的に示す斜視図である。 本発明の実施の形態1における電力用半導体装置が有する接続素子の構成を概略的に示す正面図である。 図2の線III−IIIに沿う概略断面図である。 図2の線IV−IVに沿う概略断面図である。 図3および図4の各々の線V−Vに沿う概略断面図である。 図3〜図5の各々の線VI−VIに沿う概略断面図である。 本発明の実施の形態1における電力用半導体装置の低融点金属部が溶解した際の様子を示す断面図である。 本発明の実施の形態1の比較例における電力用半導体装置の低融点金属部が溶解した際の様子を示す断面図である。 本発明の実施の形態2における電力用半導体装置が有する接続部と、第1および第2ブスバーとの構成を概略的に示す平面図である。 本発明の実施の形態3における電力用半導体装置が有する接続素子の構成を概略的に示す断面図である。 本発明の実施の形態3における電力用半導体装置が有する接続部と、第1および第2電線との構成を概略的に示す平面図である。 本発明の実施の形態4における電力用半導体装置が有する接続素子の構成を概略的に示す平面図である。 本発明の実施の形態4における電力用半導体装置が有する接続素子の構成を概略的に示す底面図である。 図12および図13の各々の線XIV−XIVに沿う概略断面図である。 本発明の実施の形態4における電力用半導体装置の低融点金属部が溶融した際の様子を示す平面図である。 本発明の実施の形態4の比較例における電力用半導体装置の低融点金属部が溶解した際の様子を示す平面図である。 本発明の実施の形態5における電力用半導体装置が有する接続素子の構成を概略的に示す断面図である。 本発明の実施の形態5における電力用半導体装置が有する接続素子の構成を概略的に示す断面図である。 本発明の実施の形態6における電力用半導体装置が有する接続素子の構成を概略的に示す断面図である。 本発明の実施の形態6における電力用半導体装置が有する接続素子の構成を概略的に示す断面図である。
符号の説明
Cb 接続部、CV 被覆、Eb1,Ep1 第1端部、Eb2,Ep2 第2端部、FP 変位部、HL 穴部、HT ヒータ、LM 低融点金属部、MT 故障信号端子、PS 電源、Rb,Rbr,Rcr,Rp 接続部(高抵抗部)、Rb1 第1高抵抗部、Rb2 第2高抵抗部、SB 絶縁基板、SP バネ部、SW 電源制御スイッチ、Wb1 第1ブスバー(第1電気配線)、Wb2 第2ブスバー(第2電気配線)、Wc1 第1電線(第1電気配線)、Wc2 第2電線(第2電気配線)、Wp1 第1配線パターン(第1電気配線)、Wp2 第2配線パターン(第2電気配線)。

Claims (9)

  1. 電力用半導体素子と、
    前記電力半導体素子に電気的に接続された第1端部を有する、第1電気配線と、
    前記第1端部と間隔を空けて対向する第2端部を有する、第2電気配線と、
    前記第1端部および前記第2端部の各々の単位長さ当たりの抵抗値よりも大きい単位長さ当たりの抵抗値を有する少なくとも1つの高抵抗部を含み、前記第1端部と前記第2端部とを繋ぐ接続部と、
    前記高抵抗部の融点よりも低い融点を有する金属からなり、前記第1端部と前記第2端部とを繋ぐように前記接続部を覆う低融点金属部と、
    前記低融点金属部の少なくとも一部を前記低融点金属部の融点以上に加熱することができるヒータとを備えた、電力用半導体装置。
  2. 前記低融点金属部は、錫を含む材料からなる、請求項1に記載の電力用半導体装置。
  3. 前記第1端部と前記第2端部と前記接続部とは一の材料からなり、
    前記少なくとも1つの高抵抗部の前記第1端部および前記第2端部が対向する方向に垂直な断面積は、前記第1端部および前記第2端部の各々の前記第1端部および前記第2端部が対向する方向に垂直な断面積よりも小さい、請求項1または2に記載の電力用半導体装置。
  4. 前記第1端部と前記第2端部と前記接続部とは、パターン形状を有する一の板からなる、請求項3に記載の電力用半導体装置。
  5. 前記少なくとも1つの高抵抗部は、前記第1端部および前記第2端部の各々の材料の抵抗率よりも大きな抵抗率を有する高抵抗材料からなる、請求項1または2に記載の電力用半導体装置。
  6. 前記高抵抗材料はニッケルおよびクロムを含有する合金である、請求項5に記載の電力用半導体装置。
  7. 前記第1端部および前記第2端部を支持する基板をさらに備え、
    前記基板は、前記低融点金属部の少なくとも一部に面する領域に穴部を有する、請求項1〜6のいずれかに記載の電力用半導体装置。
  8. 前記少なくとも1つの高抵抗部は、互いに離れて位置する一対の高抵抗部を含み、
    前記接続部は、前記一対の高抵抗部の間に設けられた、前記一対の高抵抗部の各々の単位長さ当たりの抵抗値よりも小さい単位長さ当たりの抵抗値を有する変位部を含む、請求項1〜7のいずれかに記載の電力用半導体装置。
  9. 前記第1端部および前記第2端部が対向する方向に交差する方向の力を前記変位部に加えるためのバネ部をさらに備えた、請求項8に記載の電力用半導体装置。
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