JP4785551B2 - 通信装置及び通信方法並びにコンピュータにより実行可能なプログラム - Google Patents

通信装置及び通信方法並びにコンピュータにより実行可能なプログラム Download PDF

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    • H04N2201/0025Adapting an image communication to a non-image communication or vice versa, e.g. data rate-conversion

Description

本発明は、スキャナから読み取った画像等のデータを電子メール等によって送信する通信装置、通信方法及びプログラムに関する。
近年、コンピュータの普及、情報のネットワーク化に伴い、文字情報をネットワークで送受信する電子メールが普及している。
電子メールには文字情報であるメール本文の他にさまざまな形式のファイルを添付することが可能である。この特徴を利用して、添付ファイルにTIFF(Tag Image File Format)ファイルを添付し、画像の送受信を行うインターネットFAX(以降IFAXと略す)が普及している。
IFAXの送信機は、スキャナで読み取った画像データをTIFFに変換してIFAXの受信機に送信する。IFAXの受信機は、受信したデータからTIFFを再生、印刷する。
画像データを送信する方法には様々なものがあるが、例えば、特許文献1には、複数ページの画像データをページ単位で分割して送信を行う技術が開示されている。
また、例えば、非特許文献1には、MIME Content−Typeにmessage/partialという識別子を用いて1つの電子メールデータを複数の電子メールに分割し、分割された複数のメールデータを1つに合成する方法が開示されている。
さらに、非特許文献2には、SMTPサーバはメッセージを受信し転送する際に、受け取ったメッセージの最初に経路情報として”タイムスタンプ”、”受信情報”が記述されたReceived: フィールドを加えなければならないと規定されている。
特開2000−32202号公報 RFC(Request for comments)2045(インターネット関連技術標準化団体IETF発行) RFC2046 RFC2821
電子メールに大きなファイルを添付して送信すると、途中のメールサーバの処理が重くなりメール配信が遅れる場合がある。さらに悪い場合には、メール配信サービス全体がストップすることもある。このため、メールサーバは一般的に、一定以上のサイズの電子メールは受信しないように設定されていることが多い。
従って、IFAXから大きな画像データを送信すると、データサイズが大きくなり途中のメールサーバで配信エラーとされることが発生する。例えば、PCを用いて電子メールにファイルを添付して送信する場合、添付するファイルのデータサイズを確認することは比較的容易である。しかし、IFAXの場合、画像をスキャンして送信する際にデータサイズがどのぐらいになるかを予想することは困難であるため、配信エラーが頻繁に発生してしまう可能性がある。
高解像の画像や、カラー画像を送信する場合は、1ページでもデータサイズは大きくなり、特許文献1であっても配信エラーの発生を回避することができない場合がある。
また、非特許文献1及び2に記載されているmessage/partial形式の電子メールにして、電子メールを所定サイズで分割送信したとしても、図8を用いて説明する以下の問題が発生する。
図8において、電子メール送信時に作成される送信メールデータはメールヘッダ604、メール本文605、添付TIFFファイル606から構成される。メール本文605は存在しなくてもよい。
この送信メールデータが送信機からメールサーバに送信されると、メールサーバは非特許文献2に従い、Received:フィールド603を送信メールデータの先頭に追加する。この送信メールデータが次のメールサーバに転送されると、Received:フィールド602がさらに送信メールデータの先頭に追加される。同様のことが繰り返されると、601、600のようにReceived:フィールドが積み重なり、送信メールデータはどんどん大きくなってしまう。
従って、メール送信時に送信メールデータのサイズを所定サイズに分割して送信しても、途中でメールサーバを経由することにより送信メールデータのサイズは増えてしまう。その結果、メールサーバに設定されているデータサイズの制限値で電子メールを送信しても、途中でこの制限値を超える結果になり、途中のメールサーバで配信エラーとなることが発生する。
本発明はこのような問題点に鑑みてなされたものであり、画像データを複数に分割して送信する際に、データサイズがメールサーバに設定されている制限値を超えないように送信することが可能な通信装置、通信方法及びプログラムを提供するものである。
上記課題を解決するために、本発明の通信装置は、画像データを取得する画像データ取得手段と、前記画像データ取得手段が取得した画像データを送信するための電子メールデータを生成する生成手段と、前記生成手段により生成された電子メールデータを送信する送信手段と、ユーザが指定した、前記電子メールデータのサイズ上限値を取得する上限値取得手段と、前記生成手段により生成される電子メールデータのサイズが、前記上限値取得手段が取得したサイズ上限値から所定の値を引いた値を超えるか否かを判断する判断手段と、前記判断手段が、前記生成手段により生成される電子メールデータのサイズが、前記上限値取得手段が取得したサイズ上限値から前記所定の値を引いた値を超えると判断した場合に、各電子メールデータのサイズが前記サイズ上限値から前記所定の値を引いた値を超えないように前記画像データを分割して前記生成手段により複数の電子メールデータを生成し、当該生成した複数の電子メールデータを前記送信手段により送信するように制御する制御手段と、を備えることを特徴とする。
また、本発明の通信方法は、画像データを取得する画像データ取得工程と、前記画像データ取得工程で取得した画像データを送信するための電子メールデータを生成する生成工程と、前記生成工程で生成された電子メールデータを送信する送信工程と、ユーザが指定した、前記電子メールデータのサイズ上限値を取得する上限値取得工程と、前記生成工程で生成される電子メールデータのサイズが、前記上限値取得工程で取得したサイズ上限値から所定の値を引いた値を超えるか否かを判断する判断工程と、前記判断工程において、前記生成工程で生成される電子メールデータのサイズが、前記上限値取得工程で取得したサイズ上限値から前記所定の値を引いた値を超えると判断した場合に、各電子メールデータのサイズが前記サイズ上限値から前記所定の値を引いた値を超えないように前記画像データを分割して前記生成工程で複数の電子メールデータを生成し、当該生成した複数の電子メールデータを前記送信工程で送信するように制御する制御工程と、を備えることを特徴とする。
なお、その他の本発明の特徴は、添付図面及び以下の発明を実施するための最良の形態における記載によってさらに明らかになるものである。
本発明によれば、画像データを複数に分割して送信する際に、データサイズがメールサーバに設定されている制限値を超える可能性を減らして送信することができる。
以下、添付図面を参照して、本発明の実施形態を説明する。以下で説明される個別の実施形態は、本発明の上位概念、中位概念および下位概念など種々の概念を理解するために役立つであろう。
なお、本発明の技術的範囲は、特許請求の範囲によって確定されるのであって、以下の個別の実施形態によって限定されるわけではない。また、実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせすべてが発明の解決手段に必須のものとは限らない。
<ネットワークの構成>
図1は本発明である通信装置の実施形態のネットワーク接続構成を示すブロック図である。100、101のMFP(Multi Function Printer)は、スキャナ、プリンタなどを搭載してコピー機能、FAX送受信機能、コンピュータ上で作成されたデータを印刷するプリンタ機能などを備える。
MFP100、MFP101はドメイン名xyz.co.jpというネットワークに接続され、Mailサーバ、POPサーバ103やクライアントPC104などの複数のコンピュータ、ネットワーク機器と接続されている。
このネットワークはさらには全世界に広がるインターネット網110と接続し、Mailサーバ、POPサーバ120、クライアントPC121、インターネットFAX122などが接続されているabc.co.jpというネットワークにも接続されている。
MFP100には、copy1.xyz.co.jpというHOST名とifax@copy1.xyz.co.jpという電子メールアドレスが付与されている。MFP101には、copy2.xyz.co.jpというHOST名とifax@copy2.xyz.co.jpという電子メールアドレスが付与されている。
PC104には汎用電子メールソフトがインストールされており、yamada@xyz.co.jpというメールアドレスが付与されている。同様にPC106にはsatou@xyz.co.jpというメールアドレスが付与されている。
Mailサーバ、POPサーバ103はMailサーバとPOPサーバの双方の機能を備えたサーバであり、Mailサーバ、POPサーバ120も同様の機能を有する。
クライアントPC104から電子メールをtanaka@abc.co.jp宛に送信する場合を考える。クライアントPC104の電子メールソフトで作成された電子メールデータは、Mailサーバ103にSMTP(Simple Mail Transfer Protocol)プロトコルによって配送される。そして、Mailサーバ103からMailサーバ120へSMTPプロトコルによってインターネット網110を経由して電子メールデータが配送され、tanaka@abc.co.jpのメールBOXに電子メールデータが格納される。
クライアントPC121にも汎用電子メールソフトがインストールされている。クライアントPC121は、POP3(Post Office Protocol−Version 3)プロトコルを用いてPOPサーバ120に存在するtanaka@abc.co.jpのメールBOXに電子メールが届いているか一定間隔で監視する。クライアントPC121は、POPサーバ120にメールが届いている場合はメールデータを受信する。
クライアントPC121のtanaka@abc.co.jpからクライアントPC104のyamada@xyz.co.jpにメールを送る場合は、電子メールデータは逆のルートをたどる。PC121の汎用電子メールソフトで作成されたメールデータはMailサーバ120により中継され、Mailサーバ103に送られ、POPサーバ103のyamada@xyz.co.jpのメールBOXにデータが格納される。クライアントPC104ではyamada@xyz.co.jpのメールBOXからPOP3プロトコルで届けられたメールデータを取得するように動作する。
MFP100、MFP101は、FAX、IFAX受信機能にて受信した画像、及びスキャナで読み取った白黒/カラー画像を一般の電子メール宛先に送ることを前提として送信するEmail送信モードを備える。MFP100、MFP101はまた、IFAX規格に従った装置に送信することを前提としたIFAX送信モードを備える。データの送信/受信にはSMTP、POP3が使われ、MFP100、MFP101は、上記説明したクライアントPC104、クライアントPC121による電子メールの送信/受信と同様の動作を行う。
Email送信モードでは、スキャナでカラー画像が読み取られる場合はJPEGフォーマットあるいはPDF(Portable Document Format)ファイルの画像を送信することができる。白黒画像が読み込まれた場合はTIFF、PDFの画像を送信することができる。
データをyamada@xyz.co.jpのメールアドレスに送信した場合、クライアントPC104がPOP3プロトコルにてメールを受信し、汎用画像ビューアで画像を表示することができる。IFAX送信モードでは、スキャナで読み取られた画像はRFC2301に従ったTIFF形式の画像としてIFAX規格に従ったMFP100、MFP101やインターネットFAX122にSMTP、POP3プロトコルにて送信される。
そして、送信機のスキャナあるいはFAX、IFAX送信機能で送信された画像データは遠隔地の受信機にて受信され、受信した画像はプリンタで印刷される。
<MFP100の構成>
図2はMFP100の構成を示す図である。図2において、CPU130はROM131に格納されているプログラムとRAM132のメモリを利用してシステム全体の制御を実施する制御回路である。
操作部133は、LCD表示パネルとスタートキー、テンキーなどのハードキーから構成される。LCD上にはソフト的にボタンが表示され、ユーザが指でボタンをタッチすることが検出される
スキャナ134は、原稿の画像データを光電変換により電気データに変換する回路である。原稿給送装置から原稿をプラテンガラス上へ搬送し、原稿がプラテンガラス上に搬送されると、ランプを点灯し、そしてスキャナユニットの移動を開始し、原稿を走査する。
原稿からの反射光は、ミラー、及びレンズによってCCDイメージセンサへ導かれ電気信号に変換され、A/D変換回路によってデジタルデータに変換される。原稿の読み取り動作終了後、プラテンガラス上の原稿は排紙される。
プリンタ部135は、電気的画像データを記録紙に印刷する回路である。プリンタ部135は、デジタル画像データに応じたレーザ光をレーザ発光部(不図示)から発光させる。このレーザ光は感光ドラム照射され、感光ドラム上にはレーザ光に応じた潜像が形成される。
感光ドラムの潜像の部分には現像器によって現像剤が付着され、レーザ光の照射開始と同期したタイミングで、給紙カセットから記録紙を給紙して転写部搬送し、感光ドラムに付着された現像剤を記録紙に転写する。
現像剤の付着した記録紙は定着部に搬送され、定着部の熱と圧力により現像剤は記像紙に定着される。定着部を通過した記録紙は排出ローラによって排出され、ソータは排出された記録紙をそれぞれのビンに収納して記録紙の仕分けを行う。
画像処理回路136は、大容量の画像メモリ、画像回転回路、解像度変倍回路、MH、MR、MMR、JBIG、JPEGなどの符号/復号化回路などで構成され、シェーディング、トリミング、マスキングなどの各種画像処理も実行することができる。
ハードディスク137は、SCSI、USBなどのI/Fで接続されている大容量記録媒体であり、ハードディスクだけでなく、MOなどの記録媒体でもよい。また、ハードディスク137には、MFP100によって電子メールを送信するための送信宛先(メールアドレス)を複数登録可能である。
ネットワークI/F138は、10BASE−T、100BASE−Tを代表とするイーサネット(登録商標)あるいはトークンリングなどのネットワーク回線と接続するためのネットワークデータリンクを実行する回路である。
フォーマッタ部139は、IEEE1284準拠のパラレルインタフェース、USBなどのPC I/F回路を備える。フォーマッタ部139は、PC I/F回路あるいはネットワークI/F回路で受信したパソコンからのPDL(Page Description Language)データより画像データを作成し画像処理回路136で画像処理を行う。そして、フォーマッタ部139は、プリンタ135で画像データを印刷するためのレンダリングを行う。
ファクス部140は、電話回線と接続しNCU(Network Control Unit)、MODEM(MOdulator/DEModulator)などの回路で構成されるファクスI/F回路である。
MFP100は、スキャナ134で読み取った画像データを、画像処理回路136で画像処理し、電話回線経由にて他のFAXに送信する。また、他のFAXから送信されたデータを受信して画像処理回路136で画像処理を行ってプリンタ135で印刷する。
スキャナ134、プリンタ135、画像処理回路136、フォーマッタ部139、ファクス部140は、CPU130からのCPUバスとは別の高速ビデオバスで接続され、画像データを高速に転送できるように構成されている。
スキャナ134で読み取った画像データは、画像処理回路136で画像処理され、プリンタ135で読み取った画像を印刷するように動作することでコピー機能が実現される。
MFP100には、スキャナ134で読み取った画像データを画像処理回路136で画像処理を行い、ネットワークI/Fからネットワーク上に送信するSend機能が存在する。また、MFP100には、画像処理回路136でRFC2301に従った画像を作成し、電子メールプロトコルでデータを送受信するIFAX機能が存在する。
電力制御回路141はMFP100で消費する電力を制御する回路であり、ヒータなどの温度を下げたり、使われていない回路の電源を切ったりすることで装置の消費電力を低下させることができる。
電源制御回路の作用により、MFP100は、操作部133とプリンタ135の定着温調回路の通電をストップするSLEEP1状態、CPU130を含めてほとんどの回路の通電をストップするSLEEP2状態が存在する。SLEEP1状態はSLEEP2状態より消費電力は大きいが、起動が指示された時SLEEP2の状態より即座に復帰して使える状態になり、即時応答性が得られるSLEEP状態である。SLEEP2の状態となるとCPU130も停止するためにMFP100のソフト制御は停止する。
ネットワークI/F138、フォーマッタ部139、ファックス部140など外部I/Fからの通信要求又は操作部133に存在する節電キー311(図4参照)の押下によりCPU130は起動し、SLEEP2の状態からSLEEP1の状態となる。
外部I/Fからの通信データより画像が形成され、画像がプリンタ135に投入されるとSLEEP1の状態も解除されスタンバイ状態となる。
MFP100は、印刷処理が終わりスタンバイ状態で所定時間が経過するか、または節電キー311の押下によりSLEEP1状態になり、SLEEP1状態で所定時間が経過するとSPEEP2の状態となる。
<ネットワークプロトコル構成>
図3は、MFP100が所有するネットワークプロトコルの構成を説明する図である。ネットワークプロトコルは、3階層に大別して構成されている。すなわち、IP(Internet Protocol)200、TCP(Transmission Control Protocol)、UDP(User Datagram Protocol)201、アプリケーション階層のプロトコル202である。
IP 200は、発信ホストから宛先ホストヘルータなどの中継ノードと連携しながらメッセージを送り届けるサービスを提供するインターネットのプロトコル階層である。IP 200は、データを送信する発信元のアドレス、データを受信する宛先のアドレスを管理し、データをアドレス情報に従ってネットワーク内をどのような経路で宛先ホストまで届けるかを管理するルーティング機能を実行している。
TCP/UDP 201は、発信アプリケーションプロセスから受信アプリケーションプロセスにメッセージを送り届けるサービスを提供するトランスポート階層である。TCPはコネクション型サービスであって、通信の高度な信頼性を保証するが、UDPはコネクションレス型のサービスであり信頼性の保証を行わない。
アプリケーション階層のプロトコル202は、複数のプロトコルを規定する。このプロトコルには、ファイル転送サービスであるFTP(File Transfer Protocol)、ネットワーク管理プロトコルであるSNMPが含まれる。また、プリンタ印刷用のサーバプロトコルであるLPD、WWW(World Wide Web)サーバのプロトコルであるHTTPd、電子メール送受信プロトコルSMTP(Simple Mail Transfer Protocol)が含まれる。また、メールダウンロードプロトコルPOP3(Post Office Protocol−Version 3)が含まれる。また、ユーザの電子メールアドレスなどを管理しているディレクトリデータベースにアクセスするためのプロトコルである LDAP(Lightweight Directory Access Protocol)などが含まれる。また、RFC1510で規定されているKerberos認証プロトコルも搭載されている。
<送信設定画面の例>
図4は、スキャナ134で読み取った画像データを電子メールで送信する際に表示される操作部133の送信設定画面である。
読み取りサイズ300は、スキャナ134が読み込む原稿サイズを指定することができ、A3、A4、A5、B4、B5、11×17、LTR、STMTなどの用紙サイズとその向きを指定することができる。現在は自動が設定され、スキャナ134に存在する原稿検知センサーが検知した値で読み込まれる。
解像度301は、スキャナ134が画像を読み込む際の解像度を指定することができ、200×100、200×200、200×400、300×300、400×400、600×600dpiなどから指定することができる。デフォルト値は200×200であるが、現在は600×600dpiが設定されている。
詳細設定302では、スキャン時の濃度設定、原稿タイプ指定、両面読み込み、ページ連写指定、画質調整などのスキャン時の詳細動作を指定することができる。
電子メールの送信宛先のToフィールドは宛先303を選択するとアドレス帳に登録されている宛先から選択することができる。同様にCcフィールドの宛先は宛先304を選択するとアドレス帳に登録されている宛先から選択することができ、Bccフィールドの宛先は宛先305をアドレス帳に登録されている宛先から選択することができる。
なお、最大送信宛先は256件までに制限される場合もある。この場合、宛先303と宛先304、宛先305を合計した値は最大256件に制限され、この件数より多い宛先は入力できない。
Subject306、本文307は送信する電子メールに付ける件名とメール本文であり、各設定欄を選択するとソフトキーボードが表示され、文字列を入力することができる。
送信データサイズ上限値310は、電子メールを送信する際に許容される電子メールデータのサイズ(すなわち、送信可能なメールデータのデータサイズの上限値)である。この上限値はユーザによって任意の正の値を設定可能である。この制限を越えた電子メールデータは複数のメールに分割されて送信され、結果的にこの制限値より大きなメールは送信されない。この値に”0”が設定された場合は無制限として動作するため、電子メールを分割することは実施されない。
なお、本実施形態では送信されるメールデータのサイズが制限されるものとして説明しているが、送信するTIFFファイル、JPEGファイルなどの画像サイズで制限してもよい。
また、送信データサイズ上限値310を送信設定画面で設定することにより送信動作毎に変更できるが、送信動作毎に変更する必要がない場合は機器情報管理の一部としてROM131などの中に設定できればよい。宛先毎に上限値の値が変わる場合はアドレス帳の宛先毎に設定できるようにすればよい。
スタートキー309は、操作部133の横に設置されているハードキーであり、このキーを押すことによりスキャナ134が駆動され、読み取られた画像が送信される。スタートキー309の中央には青と赤のLED308が実装され、送信宛先が1つも指定されていない場合、赤色のLEDが点灯しスタートキー309を押してもスキャナ134が駆動することはできない状態であることをユーザに知らせる。送信宛先を1つでも指定すると青のLEDが点灯しスキャナを駆動することができる状態になったことをユーザに知らせる。
節電キー311は、MFP100がスタンバイ状態でこのキーが押されると電力制御回路141によりスリープ状態に移行し、スリープ状態の時このキーが押されるとスタンバイ状態に復帰するハードキーである。
<分割メールデータの例>
図5は、図4の送信設定で送信される分割メールデータ例を示している。図5において、400から411までがこの分割メールを配信するためのメールヘッダである。Fromフィールド402にはMFP100のメールアドレスが記載される。
この電子メールは、例えば、3つに分割されたメールの第1番目の電子メールデータであることを想定している。そのため、Subjectフィールド403はSubject306で入力した文字列に”[1/3]”の文字列を加え、この文字列をRFC2047で定義されているencoded−word形式にしたデータである。
Toフィールド404は、To宛先303のデータを、Ccフィールド405、406はCc宛先304のデータを、Bccフィールド407はBcc宛先305のデータをそれぞれencoded−word形式にしたデータである。
410のMIME Content−Type: message/partial;は、このメールが分割メールであることを示し、number=1; Total=3より3つに分割されたメールの第1番目の電子メールデータであることを示す。
411のid=”20041110104508.0000.TxNo.0105@copy3.xyz.co.jp”は日付、時刻、送信されるごとにカウントアップさせる送信受付番号、送信機のドメイン名から構成される分割メールの分割id番号である。このid番号が同じメールは同じメールから分割されたメールと見なされ、分割id番号が同じメールデータを抽出し、numberで示される順番道理に結合すると分割される前のメールデータが合成される。
413から443のデータは分割メールの実体である。413から423は分割される前のメールのヘッダであり、400から411までのメールヘッダと同じような内容であるが、416のSubject情報はSubject306で入力した文字列そのものをencoded−word形式にしたデータとなる。
<電子メール分割及び送信動作>
図6及び図7は、スキャナ134から読み取った画像あるいはFAX、IFAX受信機能で受信した画像を指定されたデータサイズの電子メールデータに分割して送信する動作を説明するためのフローチャートである。なお、FAX又はIFAX受信機能で受信した画像からの電子メール送信とは、別のFAX又はIFAX装置から受信した電子メールデータをさらに別の装置に転送することを想定している。
図4の送信画面で各種設定パラメータを設定しスタートキー309を押すとステップS500のEmail送信処理が起動される。
まずステップS501において、スキャナ134が駆動されセットされていた原稿は電子データに変換される。また、電話回線よりFAXが着信すると、ステップS502のFAX受信処理が起動し、ステップS503にてFAX部140を制御し、FAX受信画像が形成される。同様に、SMTP、POP3プロトコルにより電子メールが着信するとステップS504のIFAX受信処理が起動しステップS505にてFAX受信画像が形成される。
画像データがスキャナ134にて作成された場合、送信データサイズ上限値310に設定されている数値がステップS506によって送信上限値となる。画像データがFAX受信、IFAX受信機能により受信された場合は図示していない転送設定画面で設定されている設定値の値が設定される。
ステップS507では、変数SIZEにステップS506で取得した送信上限値から5K Byte引いた値を代入する。
また、ここで変数SIZEは、1つの電子メールデータに含めることができるデータ量の残量を示す変数であり、初期値として送信上限値から5K Byte引いた値がセットされ、実際に送信される1つの電子メールデータサイズの上限はこの値となる。
このように、初期値としてユーザが入力した電子メールサイズより5Kの値を確保してある。そのため、途中のメールサーバを経由することにより付けられる600から603のReceived:ヘッダが5KByte付けられても途中のメールサーバでデータサイズがオーバすることはない。
なお、この5K ByteはReceived:ヘッダ付加によるオーバーフローを防止するために設定されるマージンであり、ここでは経験的に得られた値として5K Byteに設定されているがこれは単に例示であって、これに限られたものではない。また、このマージン値を可変設定できるようにすれば、メール送信ルートが異なった場合等、個別の環境変化に柔軟に対応できるようになる。
ステップS508では、メールヘッダ・本文作成処理が実行され、具体的には図5における303〜305の宛先情報、Subject306、本文307の情報などより400から429の情報を作成する処理である。ただし、分割されたメールの2通目以降については、本文は空(0バイト)としてもよい。
ステップS509では、変数SIZEよりステップS508で作成したデータのサイズを引き、変数SIZEには作成したメールヘッダ・本文が送信された場合の残りデータサイズが設定される。
ステップS510は、スキャナ134でスキャンされた画像を受信機が受信可能な圧縮フォーマットに変更し、受信機が受信できる画像サイズ、解像度に変倍し、マルチページTIFFファイルを作成する処理である。もちろん、TIFFファイルに限らず、MMR等別のフォーマットであってもよい。なお、スキャナ134でスキャンされた画像は通常、JBIGなど予め決められた画像圧縮フォーマットである。
作成したマルチページTIFFファイルはバイナリデータであり、図5の436から443のようにBASE64エンコードして7Bitデータに変換することが必要となる。BASE64エンコード処理は3Byteのバイナリデータを4Byteに変換する処理であり、ここではデータサイズだけを求めるので、BASE64に実際に変換することは不要である。つまり、ステップS511のBASE64ダミーエンコードはBASE64変換を実際には実行せず、仮にBASE64変換を実行した場合における画像データのデータサイズを計算する。これにより、TIFFバイナリファイルを436から443(図5参照)のようなデータに変換した際の、データサイズを高速に把握することができる処理である。
ステップS512では、変数SIZEよりステップS511で計算したBASE64ダミーエンコードしたデータのサイズを引く処理が実行される。そして、ステップS513では、変数SIZEが0より大きいか否かが判断される。変数SIZEが0より大きい場合には処理はステップS516bに移行する。ステップS516bでは、送信対象の画像データの全ページが処理されたか否かが判定され、処理された場合はステップS518に進む。処理されていない場合はステップS514に進み、次ページについて前ページと同様の処理(ステップS510からS513)が実行される。変数SIZEが0以下の場合は、処理はステップS515に移行する。
ステップS515においては、変数SIZEの値が0となる分割すべきポイントが何ページ目の何Byte目なのかが算出され、算出された分割ポイントがメモリ(RAM132)に記憶される。分割ポイントが存在するということは、送信しようとするメールサイズが大きいため分割しないメール送信では配信エラー無しに相手方に送られる可能性が低いことを示している。そして、本来1つのメールを複数に分割することにより確実に配信エラーを回避できるようになる。相手方(受信側)もこの分割ポイントが付加されているメールを受信すれば、そのメールと関連付けられた別のメールとで1つのメールを構成することが容易に判断することができる。
ステップS516では、処理したページが最終ページであるか否かが判断され、最終ページでは無い場合はステップS517にて次のメールに処理を移行しステップS507に戻る。
最終ページである場合はSubjectフィールド、および410のtotalに設定されているメールトータル分割数を算出し、Aの図7 ステップS520に処理が移行する。
以上がメールデータの分割ポイントを求めるための第1の画像変換処理である。続いて、この算出された分割ポイント用いて実際にメールを送信する際の動作について説明する。
ステップS520では、メールヘッダ・本文作成処理が実行され、図5における303〜305の宛先情報、Subject306、本文307の情報などより400から429の情報が作成される。ただし、分割されたメールの2通目以降については、本文は空(0バイト)としてもよい。また、ステップS508と異なり、ステップS518で算出したメールトータル数を元に、これから送信するメールが何分割された何通目であるかを示す情報がメールヘッダに含まれる。
ステップS521では、MFP100は、メールデータのうちメールヘッダと本文を送信する。
ステップS522おいては、マルチページTIFFファイルを作成する処理が実行される。具体的には、スキャナ134でスキャンされた画像はJBIGなど決められた画像圧縮フォーマットであるので、この画像を受信機が受信可能な圧縮フォーマットに変更され、また、受信機が受信できる画像サイズに設定され、解像度も変更される。
作成されたマルチページTIFFファイルはバイナリデータであるため、ステップS523によってBASE64エンコードして436から443(図5参照)のように7Bitデータに変換する。
ステップS525では、MFP100は、メールデータのうちエンコードされた画像データの一部を送信する。具体的には、図5の436行から443行に示されるようなデータの一部(例えば1行分)を送信する。
ステップS526では、MFP100は、送信中のメールデータが分割ポイントに到達したか否かを判定する。分割ポイントは、前述のように、RAM132に記憶されている。分割ポイントに到達した場合はステップS529を経てステップS520に戻り、次の分割されたメールを送信するために同様の処理を繰り返す。到達していない場合はステップS531に進む。
なお、ステップS521で送信されるメールデータ及び分割ポイントに到達するまでステップS525で送信され続けるメールデータが、1つの分割メールデータ(すなわち、分割して送信される複数のメールのうち1つ)を構成する。
ステップS531で、MFP100は、ステップS525で送信したメールデータの画像に対応するページの送信が終了したか否かを判定する。終了した場合はステップS532に進み、終了していない場合はステップS525に戻ってメールデータの送信を続ける。
ステップS532で、MFP100は、送信すべき画像の全ページを送信終了したか否かを判定する。終了した場合はステップS530に進み、処理を終了する。終了していない場合はステップS527に進み、送信すべき画像の次のページを処理するためにステップS522に戻る。
以上の処理により、MFP100は、送信すべきメールデータを分割して複数の分割メールデータとして受信側に送信することができる。
<実施形態の効果>
本実施形態によれば、MFPは分割メール送信時にユーザが設定した送信上限値より予め設定されている小さなデータサイズで送信するように動作する。そのため、分割電子メール送信後、途中のメールサーバを経由する際にメールサーバがReceived:フィールドを付与してメールデータのサイズが増えてもユーザが送信時に設定した送信データサイズを超えることがなくなる。そして、途中のメールサーバでデータサイズオーバに起因する通信エラーが発生することを防止することができる。
また、送信画像ページ各々に画像変換を2回実施し、1回目の画像変換では変換した画像データをデータ記録媒体に蓄積することなくメールデータを分割すべき分割ポイントを計算するために使用する。2回目の画像変換にて作成した画像はデータ記録媒体に蓄積することなくメールデータに変換して送信する。これにより、送信する電子メールデータを蓄積するデータ記録媒体を必要としないために装置の低価格化が実現でき、大容量のメールデータも確実に送信することができる。
さらに、1回目の画像変換で得られた画像は実際のメールデータには変換せずにデータサイズを計算する処理を行い、2回目の画像変換で作成された画像を用いてメールデータを作成して分割メールを送信することにより送信速度を向上することができた。
また、1回目の画像変換後に分割メールのトータル分割数を計算し、2回目の画像変換時に作成したトータル分割数をメールデータに設定することにより、送信した分割電子メール全てにトータル分割数を設定することができる。従って、この分割メールを受信した受信者はトータル分割数を把握することが可能になり操作性の向上が図られることになる。
なお、以上の実施形態の説明においては、変数SIZEに5K Byteのマージンを設けることにより、Received:フィールドがメールに付加されてメールサイズが増大しても、送信可能サイズを超えないようにした。ただし、前述のようにマージンのサイズは経験的に定めたものであるため、極端に多くのReceived:フィールドが付加される経路でメールが送信された場合などは、送信可能サイズを超える可能性がある。しかし、それでも、本発明によれば、ほとんどの場合においてメールのデータサイズが送信可能サイズを超えることを防止することが可能であることに注目されたい。
また、マージンの値は、上述したように固定の値を用いる他、可変設定できるようにすれば、種々の環境に対応できるようになるが、具体的には以下のような方法を採用可能である。
(1)ユーザによりマージンの値を設定させる。
1−1.図4の送信設定画面に上限値に加え、マージンの値を設定するエリアを設け、ユーザにマージンの値を設定させる。
1−2.ハードディスク137に登録されている各電子メールアドレスごとにマージンの値を設定しておく。このとき、1回の送信で同時に複数の電子メールアドレスが指定された場合には最も大きな値のマージンが設定されている宛先のマージンの値を用いる。また、ユーザにより操作部133から直接電子メールアドレスが入力された場合には上記のような固定のマージンの値(5K Byte)を設定する。
(2)マージンの値を自動的に設定する。
2−1.送信宛先として指定された電子メールアドレスのドメイン名がMFP100が設置されているドメインと同一であれば、マージンの値を小さくし、異なる場合は大きくする。これは、ドメインが同一であれば経由するメールサーバの数が少なく、異なれば多くなると予想されるためである。
2−2.ある送信元から電子メールを受信した場合に、その電子メールのヘッダを参照して、Received:フィールドの数をカウントし、その送信元に電子メールを送信する際にはそれを基にマージンの値を決定する。この送信元への送信だけではなく同一のドメインの宛先へ送信する際に用いてもよい。
なお、マージンの値の可変設定の方法は以上のものに限るものではなく、種々の方法を採用可能である。
また、上記のように分割した電子メールの送信後、サイズ超過によるエラーメールを受信した場合、マージンの値を大きくして分割し直して再送信するようにしてもよい。
また、以上の説明では、画像データを添付した電子メールを送信する例について説明したが、本発明はこれに限るものではない。
例えば、プログラムファイルなど、画像ファイル以外のファイルを添付したり、添付ファイルが存在せず、文字情報のみの電子メールを送信するような場合でも同様の処理を実施可能である。
<その他の実施形態>
上述した実施の形態の処理は、各機能を具現化したソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体をシステム或は装置に提供してもよい。そして、そのシステム或は装置のコンピュータ(又はCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行することによって、前述した実施形態の機能を実現することができる。この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。このようなプログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フロッピィ(登録商標)ディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスクなどを用いることができる。或いは、CD−ROM、CD−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROMなどを用いることもできる。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した各実施の形態の機能が実現されるだけではない。そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOS(オペレーティングシステム)などが実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によって前述した各実施の形態の機能が実現される場合も含まれている。
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書きこまれてもよい。その後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によって前述した各実施の形態の機能が実現される場合も含むものである。
本発明の実施形態に用いられるネットワーク接続構成を示す図である。 実施形態に係るシステム構成を示すブロック図である。 実施形態に係るプログラム構成を示す図である。 送信設定ユーザインタフェースを示す図である。 分割メールデータを説明する図である。 分割メール送信の動作を説明するための第1のフローチャートである。 分割メール送信の動作を説明するための第2のフローチャートである。 従来技術を説明するメールデータの図である。

Claims (8)

  1. 像データを取得する画像データ取得手段と、
    前記画像データ取得手段が取得した画像データを送信するための電子メールデータを生成する生成手段と、
    前記生成手段により生成された電子メールデータを送信する送信手段と、
    ユーザが指定した、前記電子メールデータのサイズ上限値を取得する上限値取得手段と、
    前記生成手段により生成される電子メールデータのサイズが、前記上限値取得手段が取得したサイズ上限値から所定の値を引いた値を超えるか否かを判断する判断手段と、
    前記判断手段が、前記生成手段により生成される電子メールデータのサイズが、前記上限値取得手段が取得したサイズ上限値から前記所定の値を引いた値を超えると判断した場合に、各電子メールデータのサイズが前記サイズ上限値から前記所定の値を引いた値を超えないように前記画像データを分割して前記生成手段により複数の電子メールデータを生成し、当該生成した複数の電子メールデータを前記送信手段により送信するように制御する制御手段と、
    を備えることを特徴とする通信装置。
  2. 前記所定の値は、通信経路において前記送信手段により送信される電子メールデータに対して付加されるデータの総サイズよりも大きいことを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
  3. 前記画像データ取得手段は、スキャナによる画像の読み取り、電子メールデータ受信又はファクシミリデータ受信によって前記画像データを取得することを特徴とする請求項1又は2に記載の通信装置。
  4. 前記判断手段は、メールヘッダ、メール本文、及び前記画像データを含む前記電子メールデータのサイズが、前記上限値取得手段が取得したサイズ上限値から前記所定の値を引いた値を超えるか否かを判断することを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の通信装置。
  5. 判断手段は、2通目以降の電子メールデータについてはメール本文空として前記判断を行うことを特徴とする請求項4に記載の通信装置。
  6. 前記電子メールデータの送信先に応じて異なる前記所定の値とすることを特徴とする請求項1乃至の何れか1項に記載の通信装置。
  7. 像データを取得する画像データ取得工程と、
    前記画像データ取得工程で取得した画像データを送信するための電子メールデータを生成する生成工程と、
    前記生成工程で生成された電子メールデータを送信する送信工程と、
    ユーザが指定した、前記電子メールデータのサイズ上限値を取得する上限値取得工程と、
    前記生成工程で生成される電子メールデータのサイズが、前記上限値取得工程で取得したサイズ上限値から所定の値を引いた値を超えるか否かを判断する判断工程と、
    前記判断工程において、前記生成工程で生成される電子メールデータのサイズが、前記上限値取得工程で取得したサイズ上限値から前記所定の値を引いた値を超えると判断した場合に、各電子メールデータのサイズが前記サイズ上限値から前記所定の値を引いた値を超えないように前記画像データを分割して前記生成工程で複数の電子メールデータを生成し、当該生成した複数の電子メールデータを前記送信工程で送信するように制御する制御工程と、
    を備えることを特徴とする通信方法。
  8. 請求項に記載の通信方法の各工程をコンピュータに実行させるためのプログラム。
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