JP2006293998A - 電子メール通信装置、データ処理方法、プログラム及び記憶媒体 - Google Patents

電子メール通信装置、データ処理方法、プログラム及び記憶媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】電子データを一定の単位で分割して生成された複数の分割電子メールを受信し、同一の電子データから生成された複数の分割電子メールを操作者の簡単な指示(例えば、1回の消去指示)により消去する。
【解決手段】電子メールを受信したMFP100は、当該電子メールが画像データをデータ量単位に分割して生成された複数の分割データの一つであるか否かを判断して格納する。そして、MFP100は、上記画像データの分割データが全て格納されたか否かを判断し、全て格納された場合に複数の分割データを合成した合成データを生成して、転送や印刷等の処理を行う。
【選択図】図1

Description

本発明は、電子データを分割して生成された複数の分割電子メールを受信する電子メール通信装置、データ処理方法、プログラム及び記憶媒体に関する。
近年、コンピュータの普及及び情報のネットワーク化に伴い、文字情報をネットワークを介して送受信する電子メールが普及している。電子メールは、文字情報であるメール本文の他にさまざまな形式のファイルを添付することが可能である。例えば、添付ファイルとしてTIFF(Tag Image File Format)ファイルを添付することによって画像の送受信を行うインターネットFAX(以下、「IFAX」と略す。)が普及している。
IFAXは、スキャナで読み取った画像をTIFF形式に変換して送信機から送信し、受信機が受信したデータから当該TIFF形式の画像を再生して印刷することができる機器間で通信するための技術である。
ここで、電子メールにデータサイズの大きいファイルを添付して送信した場合、メールサーバにおける処理に負荷がかかるために電子メールの配信が遅れ、さらに悪化した場合には電子メールの配信サービス全体が停止してしまうような場合も起こり得る。そのためメールサーバでは、一般に、一定以上のデータサイズの電子メールを受信しないように設定されていることが多い。このような設定がされているメールサーバにIFAXからデータサイズが大きな画像を添付した電子メールが送信されてきた場合、当該メールサーバでは配信エラーとされることがある。
例えば、PCを用いて電子メールに画像を添付して送信する場合に、添付する画像のデータサイズを確認することは比較的容易である。しかし、IFAXの場合は、画像をスキャンして送信して初めてスキャンした画像のデータサイズが分かるので、予めデータサイズがどのぐらいになるかを予想することは困難であり、上述したような配信エラーが頻繁に発生してしまう可能性が高い。そこで、複数ページの画像情報をページ単位で分割して送信を行うインターネットファクシミリ装置に関する技術が提案されている(特許文献1参照。)。
また、複数ページの画像情報をページ単位で分割して送信した電子メールデータを受信した場合、もとの画像情報のページ順に印刷/転送処理を行う技術が提案されている(特許文献2参照。)。さらに、MIME Content−Typeにmessage/partialという識別子を用いて、1つの電子メールデータを複数の電子メールに分割/分割された複数のメールデータを1つに合成する方法が決められている(非特許文献1、2参照。)。
特開2000−32202号公報 特開2004−236005号公報 RFC2045、インターネット<URL:http:ietf.org/rfc/rfc2045.txt> RFC2046、インターネット<URL:http:ietf.org/rfc/rfc2046.txt>
そして、1つの電子メールデータを複数の電子メールに分割した電子メール(以下、分割メール)の受信に関しては、以下のような問題点がある。
まず、複数ページのデータをページごとに分割してそれぞれを電子メールに添付して送信する際にページ順に送信した場合であっても、途中でメールサーバを経由するために受信側ではその順番が保証されない。さらに、分割したページを添付した一部のメールが受信側に届かないような場合も発生し得る。
このような問題に関して、特許文献2には、複数の分割メールの一部が届かない場合に、一部の分割メールを受信してから所定時間が経過したことにより分割メールを削除することが開示されている。
ところが、分割メールの全てを受信するまで所定時間の経過を待つ方法では、所定時間を短くしすぎると、サーバでの処理の送れ等により一部の分割メールが受信される以前に受信済みの分割メールの処理(印刷処理、削除処理等)が行われるという問題がある。また、所定時間を長くしすぎると、分割メールの一部が届かない場合に受信済みの分割メールの処理が遅くなってしまうという問題がある。
そこで、分割メールの処理を、分割メールの全てを受信するまで所定時間の経過を待つのではなく、分割メールを受信するIFAXのユーザ(操作者)による操作により、分割メールの処理(印刷処理、削除処理等)を行わせる方法も考えられる。
しかしながら、例えば、複数の分割メールの一部が受信されないことから、分割メールの削除を実行する場合に、複数の分割メールの夫々に対して処理(削除等)をするのは煩雑である。例えば、IFAXの操作パネル上にてユーザに分割メールを選択させて削除する場合には複数の分割メールをユーザが明示的に選択して削除処理させる必要がある。また、特許文献2に記載された方法では、分割メールを削除するか否かの判定処理を分割メール1通ごとにする必要があり、その判定処理等の処理負荷がかかる。
本発明は、このような事情を考慮し、電子データを一定の単位で分割して生成された複数の分割電子メールを受信し、同一の電子データから生成された複数の分割電子メールを操作者の簡単な指示(例えば、1回の消去指示)により消去することを目的とする。
また、本発明は、同一の電子データから生成された複数の分割電子メールを、操作者の簡単な指示(例えば、1回の消去指示)により消去する方法と、分割電子メールを受信してから一定時間が経過したことにより消去する方法とを併用することを目的とする。
さらに、本発明は、同一の電子データから生成された複数の分割電子メールの一部が受信されない場合、操作者の消去指示による複数の分割電子メールの消去処理又は操作者の印刷指示による複数の分割電子メールの印刷処理を適切に実行することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明に係る電子メール通信装置は、電子データを一定の単位で分割して生成された複数の分割電子メールを受信する受信手段と、
前記受信手段が受信した前記複数の分割電子メールを格納する格納手段と、
前記格納手段に格納された2以上の前記分割電子メールを合成して合成データを生成する合成手段と、
前記格納手段に前記電子データから生成された前記複数の分割電子メールの少なくとも1つが格納されていない場合に、前記格納手段に格納されている前記分割電子メールを消去するための操作者による消去指示を受け付ける受付手段と、
前記受付手段が前記削除指示を受け付けたことに応じて、前記格納手段に格納された複数の分割電子メールであって前記電子データから分割された前記複数の分割電子メールを一括して消去する消去手段と
を備えることを特徴とする。
また、上記課題を解決するために、本発明に係るデータ処理方法は、電子データを一定の単位で分割して生成された複数の分割電子メールを受信する受信工程と、
前記受信工程が受信した前記複数の分割電子メールを格納手段に格納する格納工程と、
前記格納手段に格納された2以上の前記分割電子メールを合成して合成データを生成する合成工程と、
前記格納手段に前記電子データから生成された複数の分割電子メールの少なくとも1つが格納されていない場合に、前記格納手段に格納されている前記分割電子メールを消去するための操作者による消去指示を受け付ける受付工程と、
前記受付工程が前記削除指示を受け付けたことに応じて、前記格納手段に格納された複数の分割電子メールであって前記電子データから分割された前記複数の分割電子メールを一括して消去する消去工程と
を有することを特徴とする。
本発明によれば、電子データを一定の単位で分割して生成された複数の分割電子メールを受信し、同一の電子データから生成された複数の分割電子メールを操作者の簡単な指示(例えば、1回の消去指示)により消去することができる。
また、本発明によれば、同一の電子データから生成された複数の分割電子メールを、操作者の簡単な指示(例えば、1回の消去指示)により消去する方法と、分割電子メールを受信してから一定時間が経過したことにより消去する方法とを併用することができる。
さらに、本発明によれば、同一の電子データから生成された複数の分割電子メールの一部が受信されない場合に、操作者の消去指示による複数の分割電子メールの消去処理又は操作者の印刷指示による複数の分割電子メールの印刷処理を適切に実行できる。
以下、図面を参照して、本発明の一実施形態に係る情報処理装置を備えたネットワークシステムの構成及び当該ネットワークシステムにおける通信処理の詳細について説明する。
<第1の実施形態>
図1は、本発明の第1の実施形態に係る情報処理装置を具備した各種機器がネットワークを介して接続したネットワークシステムの構成図である。図1に示すように、マルチファンクション複写機(MFP:Multi Function Peripheral)100、101、102は、スキャナやプリンタ等を搭載している。そして、コピー機能、ファクシミリ送受信機能、コンピュータ上で作成されたデータを印刷するプリンタ機能等を備えている。MFP100、101、102は、ドメイン名が「xyz.co.jp」というネットワーク106に接続されている。これにより、メール(Mail)サーバ/POPサーバ103、或いはクライアントPC104、105等の複数のコンピュータや各種ネットワーク機器と接続されている。尚、本実施形態に係る情報処理装置は、これらのMFP100、101、102、Mailサーバ/POPサーバ103、及びクライアントPC104、105にそれぞれ実装されている。
上述したネットワーク106は、さらに、全世界に広がるインターネット網110と接続している。これにより、Mailサーバ/POPサーバ120、クライアントPC121、インターネットFAX122が接続されているドメイン名が「abc.co.jp」というネットワーク123に接続されている。尚、本実施形態に係る情報処理装置は、これらのMailサーバ/POPサーバ120、クライアントPC121、インターネットFAX122にも実装されている。
また、図1に示すように、MFP100には、「copy1.xyz.co.jp」というホスト名と「ifax@copy1.xyz.co.jp」という機器の電子メールメールアドレスが付与されている。また、MFP101には、「copy2.xyz.co.jp」というホスト名と「ifax@copy2.xyz.co.jp」という機器の電子メールアドレスが付与されている。さらに、MFP102には、「copy3.xyz.co.jp」というホスト名と「ifax@copy3.xyz.co.jp」という機器の電子メールアドレスが付与されている。
さらにまた、クライアントPC104には、汎用電子メールソフトがインストールされており、「yamada@xyz.co.jp」というメールアドレスが付与されている。同様に、クライアントPC105にも汎用電子メールソフトがインストールされており、「satou@xyz.co.jp」というメールアドレスが付与されている。さらにまた、Mailサーバ/POPサーバ103は、MailサーバとPOPサーバの双方の機能を備えている。
一方、クライアントPC121には、汎用電子メールソフトがインストールされており、「tanaka@abc.co.jp」というメールアドレスが付与されている。また、インターネットFAXにも汎用電子メールソフトがインストールされており、「ifax@abc.co.jp」というメールアドレスが付与されている。さらにまた、Mailサーバ/POPサーバ120は、MailサーバとPOPサーバの双方の機能を備えている。
例えば、図1に示すシステムにおいて、クライアントPC104から電子メールを「tanaka@abc.co.jp」宛に送信する場合を考える。この場合、クライアントPC104の電子メールソフトで作成された電子メールデータは、Mailサーバ/POPサーバ103に対してSMTP(Simple Mail Transfer Protocol)プロトコルによってメールデータが配送される。そして、Mailサーバ/POPサーバ103からMailサーバ/POPサーバ120へSMTPプロトコルによってインターネット網110を経由して当該電子メールデータが配送される。そして、当該サーバ内の「tanaka@abc.co.jp」のメールボックスに当該電子メールデータが格納される。
尚、前述したように、クライアントPC121にも汎用電子メールソフトがインストールされている。そして、クライアントPC121からPOP3(Post Office Protocol−Version 3)プロトコルを用いて電子メールの受信確認を行う。すなわち、Mailサーバ/POPサーバ120内に存在する「tanaka@abc.co.jp」のメールボックスに電子メールが届いているか否かを一定間隔で監視し、当該サーバ120に電子メールが届いている場合は、当該電子メールを受信する。
また、逆に、クライアントPC121の「tanaka@abc.co.jp」からクライアントPC104の「yamada@xyz.co.jp」に対して電子メールを送る場合は、前述したルートと逆のルートをたどることとなる。すなわち、クライアントPC121にインストールされている汎用電子メールソフトで作成された電子メールデータがMailサーバ/POPサーバ120によって中継されてMailサーバ/POPサーバ103に送られる。そして、MailサーバPOPサーバ103内の「yamada@xyz.co.jp」のメールボックスに当該メールデータが格納される。そして、クライアントPC104は、当該「yamada@xyz.co.jp」のメールボックスからPOP3プロトコルで届けられた上記メールデータを取得するように動作する。
一方、図1において、MFP100、101、102には、「電子メール(Email)送信モード」と「IFAX送信モード」とが存在する。電子メール送信モードでは、それぞれファクシミリ(FAX)受信機能や、インターネットファクシミリ(IFAX)受信機能によって受信された画像、及びスキャナで読み取った白黒/カラー画像を一般の電子メール宛先に送ることを前提として送信する。また、IFAX送信モードでは、IFAX規格に従った装置に対して送信することを前提としている。
当該MFP100、101、102におけるデータの送信/受信には上述したSMTP及びPOP3が用いられ、上述したクライアントPC104、クライアントPC121におけるデータの送信/受信と同様の動作を行う。
MFP100、101、102は、「Email送信モード」では、スキャナでカラー画像が読み取られる場合は、JPEGフォーマット或いはPDF(Portable Document Format)ファイルの画像を送信することができる。また、MFP100、101、102は、「Email送信モード」では、スキャナで白黒画像が読み込まれた場合は、TIFF、又はPDFの画像を送信することができる。これらの装置等からクライアントPC104に付与されている「yamada@xyz.co.jp」のメールアドレス宛てにメールが送信された場合は、クライアントPC104は、POP3プロトコルによって当該メールを受信する。これにより、汎用画像ビューアで画像を表示することができる。
これらの装置で、「IFAX送信モード」では、スキャナで読み取られた画像はRFC2301に従ったTIFF形式の画像としてIFAX規格に従った他のMFPやインターネットFAX122に対して、SMTP及びPOP3プロトコルによって送信される。
また、これらの装置において、送信側のスキャナ、FAX、IFAX受信機能で受信された画像データは遠隔地の受信機において受信され、受信した画像は遠隔地のプリンタ等で印刷される。
図2は、図1に示すMFP100の細部構成を示すブロック図である。以下では、図1に示すMFPのうちMFP100についてのみ説明するが、他のMFP101、102についてもMFP100と同様の構成を有する。
図2において、CPU130は、ROM131に格納されているプログラムとメモリとして機能するRAM132の一時的な記憶領域とを利用して、MFP100のシステム全体の制御を実施する制御回路である。
また、操作部133は、LCD表示パネルと、スタートキーやテンキー等のハードキー等から構成され、LCD上にタッチパネルを用いて各種ボタンを表示するユニットである。そして、ユーザが指でボタンをタッチした位置を検出して、それに基づくユーザオペレーションを円滑に実行することができる。
スキャナ134は、原稿の画像データを光電変換により電気データに変換するユニットである。図15は、図1に示すMFP100のスキャナ134及びプリンタ135の機器構成図である。スキャナ134では、原稿給送装置250から原稿をプラテンガラス211上へ搬送し、原稿がプラテンガラス211上に搬送されると、ランプ212を点灯してスキャナユニット213の移動を開始し、原稿を露光走査する。原稿からの反射光は、ミラー214、215、216及びレンズ217によってCCDイメージセンサ218へ導かれて電気信号に変換され、A/D変換回路によってデジタルデータに変換される。そして、原稿の読み取り動作が終了した後、プラテンガラス211上の原稿は排紙される。
一方、プリンタ部135は、電気的画像データを記録紙に印刷するユニットである。プリンタ部135では、電気的画像データに応じたレーザ光をレーザ発光部313、314、315、316から発光させる。そして、このレーザ光が感光ドラム325、326、327、328に照射され、感光ドラム325、326、327、328上にはレーザ光に応じた潜像が形成される。そして、感光ドラム325、326、327、328の潜像の部分には現像器321、322、323、324によって現像剤が付着される。そして、レーザ光の照射開始と同期したタイミングで,給紙カセット360、361、362から記録紙を給紙して転写部へ搬送し、感光ドラム325、326、327、328に付着された現像剤を記録紙に転写する。現像剤の乗った記録紙は定着部335に搬送され、定着部335の熱と圧力により現像剤は記像紙に定着される。定着部335を通過した記録紙は排出ローラ336によって排出され、ソータは排出された記録紙をそれぞれのビンに収納して記録紙の仕分けを行う。
図2に示される画像処理回路136は、大容量の画像メモリ、画像回転回路、解像度変倍回路、MH、MR、MMR、JBIG、JPEG等の符号/複合化回路等で構成され、シェーディング、トリミング、マスキング等の各種画像処理を実行することができる。また、ハードディスク137は、SCSI、USB等のインタフェースで接続されている大容量記録媒体であり、ハードディスクだけでなくMO等の他の記録媒体を用いることも可能である。
さらに、図2において、ネットワークI/F138は、10BASE−T、100BASE−Tを代表とするイーサネット(登録商標)或いはトークンリング等のネットワーク回線と接続するためのネットワークデータリンクを実行する回路である。
さらにまた、フォーマッタ部139は、IEEE1284準拠のパラレルインタフェース、USB等のPC I/F回路を備えている。そして、PC I/F回路或いはネットワークI/F回路で受信したPCからのPDL(Page Description Language)データより画像データを作成する。そして、画像処理回路136で画像処理を行い、プリンタ135で印刷するためのレンダリング回路である。
ファクス部140は、電話回線と接続し、NCU(Network Control Unit)、MODEM(MOdulator/DEModulator)等の回路で構成されるファクシミリI/F回路である。
MFP100では、スキャナ134で読み取られた画像データを画像処理回路136で画像処理を行う。そして、電話回線を経由して他のファクシミリ装置に送信、或いは他のファクシミリ装置から送信されてきたデータを受信して画像処理回路136で画像処理を行ってプリンタ135で印刷するように動作する。
尚、上述したスキャナ134、プリンタ135、画像処理回路136、フォーマッタ部139及びファクス部140は、CPU130からのCPUバス142とは別の高速ビデオバス143で接続され、画像データを高速に転送できるように構成されている。
また、MFP100では、スキャナ134で読み取った画像データを画像処理回路136で画像処理を行い、読み取った画像をプリンタ135で印刷するように動作することでコピー機能を実現する。
さらに、MFP100には、スキャナ134で読み取った画像データを画像処理回路136で画像処理を行い、ネットワークI/Fからネットワーク上に送信するSend機能が存在する。或いは、MFP100には、画像処理回路136でRFC2301に従った画像を作成し、電子メールプロトコルでデータを送受信するIFAX機能が存在する。
さらにまた、図2において、電力制御回路141は、MFP100で消費する電力を制御する回路であり、ヒータ等の温度を下げる、或いは、使用されていない回路の電源を切ることで装置の消費電力を低下させることができる。MFP100には、電源制御回路141により操作部133とプリンタ135の定着温調回路の通電をストップする「スリープ(SLEEP)1の状態」が存在する。また、MFP100には、CPU130を含めてほとんどの回路の通電をストップする「スリープ2の状態」が存在する。
上記スリープ1の状態は、スリープ2の状態より消費電力は大きいものの、起動が指示された際にはスリープ2の状態よりも、より迅速に起動して即座に立ち上がって使用可能な状態になり、即時応答性が求められるスリープ状態である。尚、スリープ2の状態となった場合には、CPU130も停止するために、MFP100のソフトウェア制御は停止するようになる。
図2に示すネットワークI/F138、フォーマッタ部139及びファックス部140等の外部I/Fからの通信要求や、操作部133に存在する後述する節電キー411の押下によってCPU130は起動する。そして。スリープ2の状態から解除され、スリープ1の状態となる。また、外部I/Fからの通信データより画像が形成され、当該画像がプリンタ135に投入されると、スリープ1の状態も解除されてスタンバイ状態となる。その後、印刷処理が終了してスタンバイ状態で所定時間が経過、又は前述した節電キー411の押下によってスリープ1の状態になって、当該スリープ1の状態で所定時間が経過した後は、続いてスリープ2の状態になる。
図3は、MFP100が所有するネットワークプログラムの構成を説明するための図である。図3に示すように、MFP100におけるネットワークプログラムの構成は、3階層のプログラムに大別できる。まず、1つ目はIP(Internet Protocol)200であり、2つ目はTCP(Transmission Control Protocol)/UDP(User Datagram Protocol)201である。そして、3つ目はアプリケーション階層の各種プロトコル202である。
まず、IP200は、発信ホストから宛先ホストに対してルータ等の中継ノードと連携しながらメッセージを送り届けるサービスを提供するインターネットのプロトコル階層である。IP200では、データを送信する発信先のアドレスや、データを受信する宛先のアドレスを管理し、データをアドレス情報に従ってネットワーク内をどのような経路で宛先ホストまで届けるかを管理するルーティング機能を実行する。
TCP/UDP201は、発信アプリケーションプロセスから受信アプリケーションプロセスにメッセージを送り届けるサービスを提供するトランスポート階層である。TCPは、コネクション型サービスであり、通信の高度な信頼性を保証する。一方、UDPは、コネクションレス型のサービスであり、信頼性の保証を行わない。
アプリケーション階層の各種プロトコル202は、複数のプロトコルを規定している。このプロトコルには、ファイル転送サービスであるFTP(File TransferProtocol)、ネットワーク管理プロトコルであるSNMP、プリンタ印刷用のサーバプロトコルであるLPDが存在する。また、当該プロトコルには、WWW(World Wide Web)サーバのプロトコルであるHTTPd、電子メール送受信プロトコルSMTP(Simple Mail Transfer Protocol)が存在する。さらに、当該プロトコルには、、メールダウンロードプロトコルPOP3(Post Office Protocol−Version 3)が存在する。さらにまた、当該プロトコルには、ユーザの電子メールアドレス等を管理するディレクトリデータベースにアクセスするためのプロトコルであるLDAP(Lightweight Directory Access Protocol)等が存在する。また、RFC1510で規定されているKerberos認証プログラムも搭載されている。
図4は、スキャナ134で読み取った画像データを電子メールで送信する際の操作部133の送信設定画面の一例を示す図である。MFP100では、読み取りサイズとして、スキャナ134が読み込む原稿サイズを指定することができる。例えば、サイズ設定部500では、A3、A4、A5、B4、B5、11×17、LTR、STMT等の用紙サイズとその向きを指定することができる。図4に示すように、現在は「自動」が設定されており、スキャナ134に存在する原稿検知センサが検知した値で読み込まれる。
また、解像度設定部501では、スキャナ134が画像を読み込む際の解像度を指定することができ、例えば、200×100、200×200、200×400、300×300、400×400、600×600dpiから指定することができる。尚、解像度のデフォルト値は例えば200×200であるが、現在は600×600dpiが設定されている。
さらに、詳細設定部502では、スキャン時の濃度設定、原稿タイプ指定、両面読み込み、ページ連写指定、画質調整等のスキャン時の詳細動作を指定することができる。
さらにまた、図4に示すように、電子メールの送信宛先のToフィールド503では、宛先を選択する場合にアドレス帳に登録されている宛先から選択することができる。同様に、Ccフィールド504では、宛先を選択する場合にアドレス帳に登録されている宛先から選択することができる。さらに、Bccフィールド505では、宛先を選択する場合にアドレス帳に登録されている宛先から選択することができる。尚、最大送信宛先は例えば256件までであるとする。この場合、Toフィールド503で選択した宛先数と、Ccフィールド504で選択した宛先数と、Bccフィールド505で選択した宛先数とを合計した値が最大256件に制限され、この件数より多い宛先は入力することができない。
さらにまた、図4において、Subject入力部506及び本文入力部507は、それぞれ送信する電子メールに対して付与する件名とメール本文を入力する欄である。例えば、操作部133では、各設定欄が選択された場合に、ソフトキーボードが表示され、文字列を入力するようにすることができる。
さらにまた、図4において、送信データサイズ上限値設定部510は、電子メールを送信する際に許容される電子メールデータの最大サイズを設定する部分である。設定したデータサイズを越えた電子メールデータは、後述するように複数の電子メールに分割されて送信される。すなわち、結果的には、当該制限値よりも大きなデータサイズの電子メールは送信されないこととなる。尚、当該制限値として、「0」が設定された場合は無制限として動作するようにし、電子メールを分割することは実施されないようにしてもよい。
上述した実施形態では、送信される電子メールデータのサイズで送信する際の制限を付加する場合について説明した。尚、それ以外にも、送信されるTIFFファイルやJPEGファイル等の画像サイズに変換することによってデータサイズの制限に対処するようにしてもよい。
また、送信データサイズ上限値を前述したように図4に示す送信設定画面で設定することにより送信動作毎に変更することができるが、送信動作毎に変更する必要がない場合は機器情報管理の一部として設定するようにしてもよい。また、宛先毎に当該上限値の値を変える場合には、例えばアドレス帳の宛先毎に当該上限値を設定できるようにしてもよい。
さらに、図4に示すスタートキー509は、操作部133の横に設置されているハードキーであり、ユーザがこのキーを押下することによりスキャナ134が駆動し、読み取られた画像が送信される。また、スタートキー509の中央には青と赤のLED508が実装されている。そして、送信宛先が1つも指定されていない場合は、赤色のLEDが点灯して、スタートキー509を押下してもスキャナ134が駆動することはできない状態であることをユーザに知らせる。一方、送信宛先を1つでも指定した場合には、青色のLEDが点灯して、スキャナを駆動することができる状態になったことをユーザに知らせる。
さらにまた、節電キー511は、スタンバイ状態で当該キーが押下されると電力制御回路141により前述したようなスリープの状態に移行し、スリープの状態時に当該キーが押下された場合にはスタンバイ状態に復帰させることができるハードキーである。
図8は、画像ファイルが添付された電子メールを5つの分割メールに分割した様子を説明する図である。図8のように、電子メールデータは、メールヘッダ850、メール本文851、1ページ目の画像データ852、2ページ目の画像データ852、3ページ目の画像データ854、4ページ目の画像データ855、5ページ目の画像データ856から構成される。当該電子メールは、図8に示すように5つに分割され、[1/5]の分割メール860、[2/5]の分割メール861、[3/5]の分割メール862、[4/5]の分割メール863、及び、[5/5]の分割メール864から構成される。
そして、上記分割メールを送信する際には、各メールの先頭には次のような情報が付加されて送信されることとなる。すなわち、宛先情報等が記述されたメールヘッダ850と同じような部分メールヘッダと、当該電子メールが分割メールであることを示すMIME識別子、分割メール毎に固有に付けられる分割ID、分割番号、及び、分割トータル番号等の情報が付加される。
図5は、図4に示す送信設定の状態で送信される分割メールデータの一例を示す図である。図5において、行番号400から411までの部分が、当該分割メールを配信するためのメールヘッダである。行番号402のFromには、MFP100に付与されたメールアドレスが記載される。また、行番号403のSubjectは、Subject入力部506で入力された文字列をRFC2047で定義されているencoded−word形式にしたデータである。さらに、行番号404のToは、Toフィールド503で選択された宛先、Ccフィールド405はCcフィールド505で選択された宛先に関するデータを上記encoded−word形式にしたデータである。また、Bccフィールド407は、Bccフィールド505で選択された宛先に関するデータを上記encoded−word形式にしたデータである。
また、行番号410の「Content−Type: message/partial;」は、本メールが分割メールであることを示し、「number=1; Total=5」によって5つに分割されたメールの第1番目のデータであることを示している。さらに、行番号411の「id=”20041110104508.0000.TxNo.0105@copy3.xyz.co.jp”」は、次のことを示している。すなわち、日付、時刻、送信されるごとにカウントアップされる送信受付番号、送信機のドメイン名から構成される分割メールの分割id番号を示している。尚、当該id番号が同じメールは同一メールを分割した分割メールとみなされる。
次に、行番号413から442までのデータは、分割メール(すなわち、5つに分割されたメールの第1番目のデータ)の実体データを示している 。まず、行番号413から422の部分が、メールヘッダ850に相当する分割された電子メールのメールヘッダである。そして、行番号415のFrom、417のTo、418のCc、420のBcc等は、上記行番号402のFrom、404のTo、405のCc、407のBccと同じである。
また、行番号416のSubjectは分割される前のSubjectであるため、Subject入力部506で入力した「資料送付」という文字列がencoded−word形式にされたデータである。これに対して、行番号403のSubjectは分割メールのSubjectであるため、この文字列の先頭に「[1/5]」という文字列が付与され、「[1/5]資料送付」という文字列をencoded−word形式にしたデータとなる。
さらに、行番号428、429は、本文入力部507で入力された本文をJIOSコードに変換したテキストデータであり、メール本文851に相当する。このメール本文は日本語テキストデータであるため、行番号426に「Content−Type: text/plain; charset=”ISO−2022−JP”」のデータが付与される。
さらにまた、行番号436から442までのデータは、1ページ目までのデータ852に相当し、スキャナから読み取ったデータをファイル名Image.tifとしてTIFF画像ファイル化し、このファイルをBASE64エンコードしたデータである。行番号432、433、434にその旨が明記されている。そして、2ページ目以上のデータは、分割番号が2、3、4、5として同様のメールが生成されて送信されることとなる。
尚、分割id番号が同じメールデータを抽出して、その番号で示される順番どおりに結合することによって、分割される前のメールデータとして合成することが可能となる。
図6は、本発明の第1の実施形態に係るMFP100において、図4を用いて説明した分割メールの受信、合成、印刷、或いは転送等するための処理手順を説明するためのフローチャートである。
MFP100では、ネットワークI/F138からのSTMP要求を受けることによってSMTP受信処理が開始される。ここで、ネットワークI/F138からのSMTP要求を受信した際にMFP100がスリープ2の状態であった場合、ネットワークI/F138からの割り込み信号によってCPU130を起動する。そして、電源制御回路141によってスリープ2の状態を解除する(ステップS501)。すなわち、当該SMTP要求は、CPU130がスリープ2の状態になることを禁止する命令であり、その結果、次にスリープ(SLEEP)が許可されるまで、CPU130がスリープ状態になることはない。そして、MFP100は、SMTPプロトコルによって電子メールデータを受信(SMTP受信)する(ステップS502)。
一方、POP受信を行う処理では、不図示のタイマによって所定時間毎にタイマ割り込み信号がCPU130に入力される。この割り込み信号によって、MFP100がスリープ2の状態であった場合にはCPU130が起動して、電源制御回路141によって当該スリープ2の状態が解除される(ステップS504)。当該ステップS504の処理は、CPU130がスリープ2の状態になることを禁止する命令であり、その結果、次にスリープ(SLEEP)が許可されるまで、CPU130がスリープ状態になることはない。そして、MFP100は、POP3プロトコルによってMailサーバ/POPサーバに蓄積されている電子メールデータを受信(POP受信)する(ステップS505)。
SMTP受信(ステップS502)或いはPOP受信(ステップS503)によってMFP100で受信された電子メールデータは、MIMEデータが解析される。そして、図5の行番号410に記載されているmessage/partial形式のメールであるか否かが判断され(ステップS506)、message/partialの記述がある場合は分割メールであると判断される。
ステップS506で分割メールであると判断された場合(Yes)、分割メールは分割受信ボックスに格納され(ステップS507)、分割メールではないと判断された場合(No)は、ステップS510の処理に遷移する。
ステップS507で分割メールが分割受信ボックスに格納されると、格納されたことにより分割メールの断片が全てそろったか否かが検査される(ステップS508)。その結果、分割メールが全て揃っていない場合(No)はスリープが許可され(ステップS517)、MFP100は省電力モードになる。尚、MFP100では、他の回路がスリープ状態になっても問題ない場合には、さらに前述したスリープ2の状態になることもでき、この場合は消費電力はさらにわずかな値となる。
一方、ステップS508で分割メールの断片が全て揃ったと判断された場合(Yes)、MFP100では、分割番号順にそれぞれの分割メールからデータが切り出され、順番に結合することでデータの合成を行う(ステップS509)。その後、ステップS510に遷移する。
ステップS510では、ステップS509で結合された電子メール、或いは受信された分割されていない通常のメールから、同様に画像情報抽出処理が行われる。本実施形態では、予めBASE64又はunencodeされているメールデータをデコードしてTIFFファイルに変換し、変換されたTIFFファイルから画像データを抽出するようにする。また、電子メールにテキストデータが存在する場合、当該テキスト情報はラスタライズされて画像データとなる。
また、本実施形態に係るネットワークシステムでは、受信した電子メールのTo、Form、Subjectの値がある一定値である場合に、それらの宛先(システムボックスも含む。)に対して画像データを転送するという転送機能が存在する。そこで、これらのデータの転送条件を検索して取得する(ステップS511)。そして、取得した転送情報と電子メールのヘッダフィールドに設定されているTo、From、Subjectフィールドの値とを比較する(ステップS512)。その結果、To、From、Subjectフィールドの値が転送条件とマッチした場合(Yes)は、データ転送処理が実行される(ステップS515)。一方、ステップS512で、To、From、Subjectフィールドの値が転送条件とマッチしない場合(No)は、システムボックス格納処理を行うか否かを判断する(ステップS513)。
ステップS513では、転送宛先がシステムボックスに設定されている場合やプリンタ135に印刷用紙がない等の理由で印刷ができない場合はシステムボックス格納が選択され(Yes)、システムボックス格納処理が実行される(ステップS516)。尚、システムボックス格納処理が実行された後はステップS517の処理に遷移する。一方、システムボックス格納を行わない場合(No)は、メール本文がラスタライズされた画像と添付されたTIFFファイルより抽出された画像の印刷処理が行われ(ステップS514)、ステップS517の処理に遷移する。
ステップS517では、電力制御回路141によってMFP100はスタンバイ状態(すなわち、スリープ状態)に移行することを許可して処理を終了する。スリープ状態への移行が許可されると、プリンタの温度等の状態や他の回路の状態に応じて、電力制御回路141が前述したスリープ1或いはスリープ2の状態の省電力状態となる。
図9は、分割メールが一時的に蓄積された際に操作部133に表示される分割受信ボックスの画面例を示す図である。図9に示すように、現在は異なる3件の分割メール600、601、602が分割受信ボックスに格納されている。また、図9において、件名610は、受信した分割メールのそれぞれの件名であり、図5に示す分割メールの場合、分割メールの件名を示す行番号403のSubject、又は、分割前のメールの件名である行番号415のSubjectが表示されている。
分割メール600は、分割されたメールの先頭メールを受信できるので、分割されたメールの件名である行番号416のSubjectを表示している。また、分割メール601、602は、メールの先頭メールが受信できないために、それぞれの分割メールの件名である行番号403のSubjectを表示している。
また、図9において、相手先611は電子メールの差出人を示している。そして、分割されたメールの先頭メールを受信できている場合は行番号415のFrom情報を代入し、先頭メールが受信できていない場合は分割メールのFrom情報である行番号402で示されるFrom情報の値を代入する。
さらに、受信数612は、分割IDが同一のメールのトータル数と、受信できているメール数を示した値であり、例えば、分割メール600はトータル5通で、受信できているメール数が3通であることを示している。さらにまた、受信時刻613は、各分割メールを最初に受信した受信時刻を示している。
さらにまた、分割リストボタン620は、選択した分割メールのリスト表示を1通ずつ実行するためのボタンである。また、消去ボタン621は、選択した分割メールの削除を実行するためのボタンであり、分割IDが同一メールは1回の操作で全て削除することができる。さらに、プリントボタン622と送信ボタン623は、それぞれ選択した分割メールを合成した後、合成されたメールを印刷するボタン、送信するボタンである。さらにまた、図9において、矢印キー624、625は、リスト表示される分割メールが多く、全てを一度に表示列挙できない場合に操作者が画面をスクロールするためのキーである。
図10は、図9に示す分割メール600を選択して分割リストボタン620を押下した時に表示される画面を示す図である。図10には、分割メール660、661、662の3通のメールが表示されている。図10に示す画面に表示されたリストは、全て分割IDが同一のものであり、分割ID650にその値が表示されている。尚、分割IDに示される値は、図5に示す行番号411のデータに基づいて作成される。
図10において、相手先651は相手先611と同じデータであり、電子メールの差出人情報を示している。また、件名652は、分割メールのSubject情報であり、図5の行番号403のSubject情報である。また、分割番号653は、分割メールの分割番号であり、行番号410のnumber/totalの値である。尚、totalの値は、最後の分割メール以外は記入しなくても許容されるため、当該total値が記入されていない場合もあり得る。
さらに、図10において、データサイズ654は、各分割メールのデータサイズであって、受信時刻655は各分割メールを受信した時刻である。さらにまた、戻るキー658は、図10に示される画面を閉じて図9に示される画面に戻るためのキーである。また、スクロールキー656、657は、リスト数が多数存在して全てを一度に表示することができない場合に操作者が画面をスクロールするためのキーである。
以下では、本実施形態に特有な、分割受信ボックス格納処理(ステップS507)の詳細について説明する。
図11は、第1の実施形態における分割受信ボックス格納処理(ステップS507)の詳細を説明するためのフローチャートである。まず、受信した分割メールデータをMFP100のハードディスク137の所定領域に格納する(ステップS700)。次いで、図5の行番号403のSubject、行番号415のSubjectの件名情報を取得する(ステップS701)。尚、取得した情報は、件名610、652として表示するために使われる。ここで、行番号416のSubjectは、分割メールの先頭メールだけに存在する情報であり、先頭以外の分割メールには存在しない。従って、先頭メールを受信できている場合は件名610には行番号416のSubjectが使用され、先頭メールが受信できていない場合は受信できている分割メールについての行番号403のSubjectが使用される。
次いで、分割メールの行番号402のFrom情報又は行番号414のFrom情報を取得して(ステップS702)、取得した当該相手先情報を相手先611及び相手先651の情報として表示する。さらに、分割メールを受信した時刻を取得して受信時刻を設定し(ステップS703)、当該受信事項を受信時刻613や受信時刻655に表示する。尚、この受信時刻は後述するタイマによる分割メールの消去処理においても使用される。
次に、分割メールのデータサイズを計算して取得し(ステップS704)、その値がデータサイズ654に表示される。さらに、行番号411の分割IDに関する情報を取得し(ステップS705)、同一分割IDを検索する(ステップS706)。尚、取得した分割IDが同一の分割メールは同一分割メールとして管理され、合成処理や消去処理等に用いられる。また、取得した分割IDは、分割ID650に表示される。
そして、ステップS706によって同一分割メールとされた分割メールの数を計算し(ステップS707)、受信数612の分子のデータとする。尚、受信数612の分母のデータは、行番号410のtotal数が用いられ、分子数と分母数とが同一の場合に全ての分割メールが受信できて揃ったことを意味する。
尚、RFC2046では、最終分割メール以外では前述したtotal数を必ずしも記述する必要がないため、受信数612の分母数は表示されない場合が存在する。ステップS707の処理が終了すると、本分割受信ボックス格納処理は終了する。
図12は、図9の画面上の消去キー621をユーザが押下した場合に動作する手動消去処理手順を説明するためのフローチャートである。ユーザによって消去する分割メールが選択され、当該分割メールが選択された状態で図9の画面上の消去キー621がさらに押下された場合、まず「消去しますか?」という旨のダイアログが表示される。そして、当該分割メールの消去の実行が確認される(ステップS721)。その結果、消去を実行する場合(Yes)はステップS722の処理に遷移し、消去を実行しない場合(No)は本処理を終了する。
尚、図9における分割メール600は、同一の電子データ(“資料送付”に相当する電子データ)から生成された複数の分割メールを含む分割メール群に相当する。そして、図9は、 “資料送付”に相当する電子データから生成された複数の分割メールのうち少なくとも1つ(図9では2つ)が分割受信ボックス(例えば、RAM132上の記憶領域)に格納されていない状態を示している。
ステップS722では、選択された分割メールの分割IDを取得し、さらに、ステップS722で取得された分割IDを用いて同一の分割IDを有する分割メールを検索する(ステップS723)。そして、選択された分割メールだけではなく、検索して得られた分割IDが同一の分割メールも削除される(ステップS724)。尚、当該削除処理によって、分割リストからも削除され、本処理を終了する。
なお、S722における“選択された分割メール”とは、MFP100のユーザ(操作者)が図9の画面にて選択した分割メール群(分割メール600〜600のうち何れか1つ)に含まれる複数の分割メールのうちいずれか1つに相当する。例えば、図9の画面にて分割メール600が選択された場合においては、図10における分割メール660が“選択された分割メール”に相当する。
また、上記の説明では、分割メール群(分割メール600〜600のうち何れか1つ)を選択して消去キー621を押下すると、分割メール群(例えば分割メール600)に含まれる複数の分割メールのいずれか(例えば、分割メール660)を選択した。しかし、これだけに限られず、他の形態であっても良い。例えば、図10の画面に新たに消去キーを設け、複数の分割メール(660〜662)のいずれか1つを選択した状態で消去キーを押下させるようにしても良い。この場合、図10の画面にて選択した分割メールが、前述の“選択された分割メール”に相当することとなる。
次に、受信した分割メールが何らかな理由で長期に渡って合成されずに分割受信ボックスに半永久的に残ってしまう問題を解決するための処理について説明する。図13は、MFP100に実装されているタイマを用いて、分割メールを受信した後所定時間経過した分割メールを消去する処理手順を説明するためのフローチャートである。
例えば、分割メールが分割受信ボックスに存在する場合は、通常1分間隔でCPU130が起動するが、CPU130が前述したようなスリープ状態である場合に1分間隔でCPU130を動作させることは消費電力を無駄に消費してしまう。そこで本実施形態ではこのような場合は、CPU130をスリープ状態にすることを認めている。このようなCPU130がスリープ状態に入っている時に、ユーザが節電キー511を押下する、又はネットワーク回線や電話回線からの通信要求によりCPU130のスリープ状態が解除されると、以下で説明するタイマ消去処理が動作する。
タイマ消去処理では、まず分割受信ボックス内の分割メールの存在をチェックして、分割メールの分割IDを取得する(ステップS731)。次いで、現在時刻を取得し(ステップS732)、前述した図11のフローチャートにおけるステップS703で設定した分割メールの受信時刻を取得する(ステップS733)。
そして、機器の設定情報が格納されているユーザモードより、次の判定を行う。すなわち、受信後にある時間経過した分割メールを消去してもよい時間を意味する消去時間とステップS733で取得した受信時刻を加えた時間が、ステップS732で取得した現在時刻よりも小さいか否かを判定する(ステップS734)。その結果、上記時間が現在時刻よりも大きい場合(Yes)はステップS735の処理に遷移し、小さい場合(No)は、次の分割メールがあるか否かを検査する(ステップS746)。その結果、次の分割メールがある場合(Yes)はステップS731に戻り、次の分割メールがない場合は本処理を終了する。
ステップS735では、選択した分割メールと同一の分割IDを有する分割メールを検索する。そして、検索して得られた分割IDと同じ分割メールに対して、行番号410のnumberが1の先頭メールが存在するか調べる(ステップS736)。その結果、先頭メールが存在する場合(Yes)はステップS737に処理を遷移する。
一方、先頭メールが存在しない場合(No)は、numberが1以外の受信した分割メールの差出人情報が格納されているメールヘッダ情報を抽出して取得する(ステップS742)。そして、文字列データは画像データに指定されているフォントデータを用いて画像にラスタライズされ(ステップS743)、プリント処理(ステップS744)に遷移する。
また、ステップS737では、分割IDが同一の複数の分割メールを行番号410のnumberの順番に並べ替え、1から存在する番号まで順番に結合する処理である。この処理により、図5のようにメールデータを復元することができるが、受信されなかった部分は復元することができない。例えば、[5/5]メール864だけが届かなかった場合、メール本文と1ページから7ページまでのデータは合成することが可能である。しかし、届かなかった8ページ目の画像を合成することは不可能である。
また、例えば、[1/5]メール860から[3/5]メール862までのデータは受信できたが、[4/5]メール863が受信できなかった場合は、メール本文と1ページから5ページまでの画像は合成することができる。しかし、6ページから8ページ目までの画像を合成することができない。
さらに、[1/5]メール860から[2/5]メール861までは受信できたが、[3/5]メール862が受信できなかった場合は、メール本文と1ページから3ページまでの画像は合成することができる。しかし、4ページから8ページ目までの画像を合成することはできない。
さらにまた、[1/5]メール860は受信できたが、[2/5]メール861が受信できなかった場合は、メール本文と1ページ目の画像は合成することができるが、2ページから8ページ目までの画像を合成することはできない。さらにまた、[1/5]メール860が受信できない場合は、全ての情報と画像は合成することができない。しかし、[2/5]メール861から[5/5]メール864までのメールヘッダ情報には、差し出し人情報、Subject、送信時刻等の情報が含まれているため、これらの情報は印刷出力することができる。このため、送信者を特定することができ、再送信を依頼することができるといったメリットがある。
上述したように受信した分割メールを結合した後(ステップS737)、結合したメールの行番号413から422までの部分に相当するメールヘッダ、行番号427、428のメール本文の文字列データを取得する(ステップS738)。そして、取得した文字列データを画像データに指定されているフォントデータを用いて画像にラスタライズする(ステップS739)。
そして、図8に示す1ページ目852から8ページ目859までに示されるような画像データが存在するか否かをチェックする(ステップS740)。その結果、画像データが存在する場合(Yes)はステップS741に処理を遷移し、画像データが存在しない場合(No)はステップS744に処理を遷移する。
ステップS741では画像情報抽出処理を行う。そして、例えば、図8の1ページ目852から8ページ目859までのデータで合成できた部分の画像データをBASE64エンコード、又は、unencodeされている部分をデコードしてTIFFファイルに変換する。尚、作成されたTIFFファイルがマルチページ形式の場合は、シングルページのTIFFファイルに変換する処理を行う。この際、中途半端なページデータは削除して変換処理を中断する。
また、最後の中途半端な画像データがMH、MR、MMR等のページ途中で切れたデータでも画像の1ラインとして成立した部分は画像データとして取り扱って、1ラインに満たない画像は削除するようにしてもよい。
そして、作成された画像データは印刷処理を行って(ステップS744)、同一分割IDの分割メールを削除する(ステップS745)。その後、他に分割メールがあるか否かを判断して(ステップS746)、次の分割メールがあると判断された場合(Yes)はステップS731に戻って、他の分割メールが存在しないと判断された場合(No)は本処理を終了する。
図14は、分割メールが全て揃っていない状態で図9のプリントボタン622又は送信ボタン623によってプリント又は送信指示がされた場合の動作を説明するためのフローチャートである。プリントボタン622又は送信ボタン623が押下されると、いかに述べる手動プリント/送信処理が実行される。
まず、選択された分割メールの分割IDが取得され(ステップS801)、取得された分割IDを用いて、分割受信ボックスに格納されている分割メール全体を検索して、同一分割IDの分割メールをピックアップする(ステップS802)。
次に、分割した際の先頭メールが届いているか否かを検査する(ステップS803)。そこで、先頭メールが届いていない場合(No)は、画像を合成することはできないために、図8の示す行番号400から411の部分に相当する分割メールのメールヘッダを取得する(ステップS804)。そして、このメールヘッダ情報にラスタライズ処理を行って画像データに変換する(ステップS805)。
一方、ステップS803で先頭メールが存在すると判断された場合(Yes)は、分割メールの合成を行う(ステップS806)。この際、例えば[5/5]メール864だけが届かなかった場合は、メール本文と1ページから7ページまでのデータは合成することが可能であるが、8ページ目の画像を合成することは不可能である。
また、[1/5]メール860から[3/5]メール862は受信できたが、[4/5]メール863が受信できなかった場合は、メール本文と1ページから5ページまでの画像は合成することができる。しかし、この場合は、6ページから8ページ目までの画像は合成することができない。
さらに、例えば、[1/5]メール860から[2/5]メール861は受信できたが、[3/5]メール862を受信することができなかった場合は、メール本文と1ページから3ページの画像は合成することができる。しかし、4ページから8ページ目までの画像は合成することができない。
さらにまた、例えば、[1/5]メール860は受信できたのに、[2/5]メール861が受信できなかった場合、メール本文と1ページ目の画像は合成することができるが、2ページから8ページ目までの画像は合成することができない。
次に、ステップS807において、メールヘッダやメール本文部分のテキストデータを取得し、取得したデータが日本語である場合はJISコードをSJISコードに変換する処理を行う。そして、テキストデータを画像データに変換するラスタライズ処理を行う(ステップS808)。
そして、合成処理を行った結果、図8に示す1ページ目852から8ページ目859部分の画像データが存在するかチェックする(ステップS809)。その結果、画像が存在する場合(Yes)は、画像情報抽出処理を行って(ステップS810)、メールデータをBASE64デコード又はundecodeしてTIFFファイルに変換する。この際、作成されたTIFFファイルがマルチページ形式の場合は、シングルページのTIFFファイルに変換する処理を行い、この際に中途半端なページデータは削除して変換処理を中断する。
尚、最後の中途半端な画像データが、MH、MR、MMR等の途中で切れたデータであっても画像として成立するようなケースでは削除せずに、画像として成立した部分を1ページの画像データとして扱ってもよい。そして、作成した画像データはステップS811の処理が行われる。
ステップS811では、送信ボタン623が押下されたのか、それともプリントボタン622が押下されたのかを検査する。そして、送信ボタンが押された場合(Yes)は、送信宛先を指定する図4の画面を表示して、指定された宛先に画像を送信する処理を行う(ステップS812)。一方、プリントボタン622が押下された場合(No)は、作成した画像にプリント処理を行う(ステップS813)。
尚、ステップS812の送信処理では、メール本文等のテキスト情報を送信する際に、電子メール宛先等のテキスト情報が扱える宛先に対しては、テキスト情報をラスタライズした画像データではなく、テキスト情報を送信するようにしてもよい。
また、本実施形態では、電子メール受信方法としてSMTP受信やPOP受信を用いて説明したが、IMAP等のプロトコルを用いて電子メールを受信する方法でもよい。
以上説明したように、第1の実施形態によれば、受信したメールが分割メールであると判定した場合に、分割メールを分割受信ボックスに格納して、ボックス格納時に分割メールが全て揃っているか否かを検査する。そして、全て揃っていない場合は、ユーザが簡単な操作を行うだけ(例えば、1回の指示)により分割メールを処理することができる。
また、第1の実施形態によれば、受信したメールが分割メールであると判定した場合に、分割メールを分割受信ボックスに格納し、所定期間経過した分割メールと同一の分割メールを自動的に削除する。これにより、分割メールが蓄積されることに起因するシステム障害を回避することができる。さらに、削除した分割メールと同一IDの揃わない分割メール自身も削除することができる。
さらにまた、同一の電子データから生成された複数の分割メールを、操作者(ユーザ)の簡単な指示(例えば、1回の消去指示)により消去する方法と、分割メールを受信してから一定時間が経過したことにより消去する方法とを併用することができる。
さらにまた、同一の電子データから生成された複数の分割メールの一部が受信されない場合に、操作者の消去指示による複数の分割メールの消去処理又は操作者の印刷指示による複数の分割電子メールの印刷処理を適切に実行することができる。
<第2の実施形態>
次に、本発明の第2の実施形態に係る情報処理装置を具備した各種機器がネットワークを介して接続したネットワークシステムにおける処理について説明する。尚、当該情報処理装置及びネットワークシステムの構成及びそれらで行われる基本的な処理内容については前述した第1の実施形態と同様であるため、それらの説明は省略する。尚、第2の実施形態に係るMFP100において、分割メールの受信、合成、印刷、或いは転送等するための処理手順は、第1の実施形態で図6に示すフローチャートと基本的には同様の処理である。
図7は、図6に示すフローチャートにおけるデータ転送処理(ステップS515)の詳細を説明するためのフローチャートである。前述したように、転送条件検索処理(ステップS511)によって転送条件にマッチすると判断された場合(ステップS512でYesの場合)にデータ転送処理(ステップS515)が実行される。
まず、指定された転送宛先がFAX宛先であるか否かが調べられる(ステップS601)。その結果、FAX宛先であると判断された場合(Yes)は、ファックス部140の回路を動作させて電話回線に対して受信した画像データをファクシミリ送信し(ステップS609)、データ転送処理(ステップS515)を終了する。
一方、ステップS601でFAX宛先ではないと判断された場合(No)は、指定された転送宛先がFILE宛先であるか否かが調べられる(ステップS602)。その結果、FILE宛先であると判断された場合(Yes)は、FTP、SMB等の通信プロトコルを用いてネットワークI/F部138より受信した画像データをFILE送信し(ステップS610)、データ転送処理を終了する(ステップS515)。
ステップS602で送信宛先がFILE宛先でない場合(No)、送信宛先は電子メールプロトコルを用いて送信する電子メール宛先又はIFAX宛先になる。そこで、電子メールプロトコルを用いて送信する宛先の場合は、ステップS603において、機器情報管理に設定されているデータサイズ上限値の値を読み取る。尚、データサイズの上限値は、機器情報管理に限らず、転送設定時に設定する、或いはアドレス帳の宛先毎に設定してもよい。次いで、受信した画像データより電子メールデータを作成する(ステップS604)。
一方、送信宛先がIFAX宛先である場合は、送信宛先の画像ヘッダを付与して、RFC2301に規定される画像になるように、画像処理回路136を用いて変倍、パディング等の処理を行う。そして、これらの画像について、解像度や画素数等の情報をTIFFヘッダに書き込んでTIFFファイルを作成する。さらに、作成したTIFFファイルをBASEエンコードして、送信宛先等の電子メール情報やMIME情報を付与してメールデータを作成する。
ステップS605では、ステップS604で作成した電子メールデータがステップS603で読み取ったデータサイズ上限値よりも大きいか否かを比較する。その結果、データサイズ上限値よりも小さい場合(No)は、作成したデータをSMTPプロトコルによって電子メール送信する(ステップS611)。一方、データサイズが当該データサイズ上限値よりも大きい場合(Yes)は、分割すべきポイントを計算し(ステップS606)、作成した電子メールを分割して分割メールを作成する(ステップS607)。この際、分割したデータに図5を用いて説明したように分割したデータであることを示す識別子のMIME情報(message/partial)や送信宛先が記述されたメールヘッダを付与して分割メールを作成する。
そして、ステップS607で作成した複数の分割メールをSMTPプロトコルによって送信し(ステップS608)、データ転送処理(ステップS515)を終了する。
上述した実施形態では、電子メール受信方法としてSMTP受信やPOP受信を用いて説明したが、これ以外にもIMAP等のプロトコルを用いて電子メールを受信する方法を用いてもよい。また、転送宛先はMFP100に設定されている転送条件にマッチする宛先に転送するように説明したが、受信した電子メールデータに転送先が指定されて、指定されている宛先に転送する方法でも同様の効果が得られる。
本実施形態では、上述したように、受信したメールが分割メールであると判定した場合には分割メールを分割受信ボックスに格納し、ボックス格納時に分割メールが全てそろったか検査する。そして、全てそろわない場合にはすぐに受信処理を終了させ、全てそろった場合には分割メールを合成して通常メールと同様に印刷、転送処理等を行うようにした。これにより、受信印刷中に処理が止まってしまうことを防止することができる。
また、本実施形態では、受信したメールが分割メールであると判定した場合に、分割メールを分割受信ボックスに格納し、ボックス格納時に分割メールが全て揃ったか否か検査した。そして、全てが揃わなかった場合にはCPU130をスリープ状態にすることで機器の消費電力を低下させることができる。さらに、本実施形態では、分割メールを電子メールプロトコルによって受信転送する際に、分割メールを一旦合成し、機器に設定された分割サイズの範囲内で分割メールを作成して転送する。これにより、データサイズが大きいことによる途中のメールサーバでの送信エラーの発生を回避することができる。
<その他の実施形態>
第1の実施形態では、図7に示す分割メール群(分割メール600〜600のうち何れか1つ)を選択して消去キー621を押下すると、分割メール群(例えば、分割メール600)の複数の分割メールのいずれか(例えば、分割メール660)を選択した。しかし、他の形態であっても良い。例えば、分割メール群(分割メール600〜600のうち何れか1つ)を選択して消去キー621を押下すると、分割メール群に対して付与されている分割IDを取得するようにしても良い。この場合、分割メール群(例えば分割メール600)に付与されている分割IDが取得され、取得された分割IDに対応する複数の分割メール(例えば、分割メール660〜662)が一括して消去される。
また、第1の実施形態では、分割受信ボックスに格納された分割メールのうち、ステップS722で取得した分割IDに一致する全ての分割メールを削除することとしたが、他の形態であってもよい。例えば、分割IDに一致する少なくとも2つの分割メールを一括して消去するようにしても良い。この場合であっても、複数の分割メールをユーザ(操作者)の消去指示により1つずつ消去するよりは、消去指示の回数を減らすことができる。
以上、実施形態例を詳述したが、本発明は、例えば、システム、装置、方法、プログラム若しくは記憶媒体(記録媒体)等としての実施態様をとることが可能である。具体的には、複数の機器から構成されるシステムに適用しても良いし、また、一つの機器からなる装置に適用しても良い。
尚、本発明は、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラム(実施形態では図に示すフローチャートに対応したプログラム)を、システムあるいは装置に直接あるいは遠隔から供給する。そして、そのシステムあるいは装置のコンピュータが該供給されたプログラムコードを読み出して実行することによっても達成される場合を含む。
従って、本発明の機能処理をコンピュータで実現するために、該コンピュータにインストールされるプログラムコード自体も本発明を実現するものである。つまり、本発明は、本発明の機能処理を実現するためのコンピュータプログラム自体も含まれる。
その場合、プログラムの機能を有していれば、オブジェクトコード、インタプリタにより実行されるプログラム、OSに供給するスクリプトデータ等の形態であっても良い。
プログラムを供給するための記録媒体としては、例えば、以下のようなものがある。フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、MO、CD−ROM、CD−R、CD−RW、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM、DVD(DVD−ROM,DVD−R)。
その他、プログラムの供給方法としては、クライアントコンピュータのブラウザを用いてインターネットのホームページからハードディスク等の記録媒体にダウンロードすることによっても供給できる。すなわち、ホームページに接続し、該ホームページから本発明のコンピュータプログラムそのもの、もしくは圧縮され自動インストール機能を含むファイルをダウンロードする。また、本発明のプログラムを構成するプログラムコードを複数のファイルに分割し、それぞれのファイルを異なるホームページからダウンロードすることによっても実現可能である。つまり、本発明の機能処理をコンピュータで実現するためのプログラムファイルを複数のユーザに対してダウンロードさせるWWWサーバも、本発明に含まれるものである。
また、本発明のプログラムを暗号化してCD−ROM等の記憶媒体に格納してユーザに配布する。そして、所定の条件をクリアしたユーザに対し、インターネットを介してホームページから暗号化を解く鍵情報をダウンロードさせる。そして、その鍵情報を使用することにより暗号化されたプログラムを実行してコンピュータにインストールさせて実現することも可能である。
また、コンピュータが、読み出したプログラムを実行することによって、前述した実施形態の機能が実現される。その他にも、そのプログラムの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOSなどが、実際の処理の一部または全部を行い、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現され得る。
さらに、記録媒体から読み出されたプログラムが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後にも前述した実施形態の機能が実現される。すなわち、そのプログラムの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行うことによっても前述した実施形態の機能が実現される。
本発明の第1の実施形態に係る情報処理装置を具備した各種機器がネットワークを介して接続したネットワークシステムの構成図である。 図1に示すMFP100の細部構成を示すブロック図である。 MFP100が所有するネットワークプログラムの構成を説明するための図である。 スキャナ134で読み取った画像データを電子メールで送信する際の操作部133の送信設定画面の一例を示す図である。 図4に示す送信設定の状態で送信される分割メールデータの一例を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係るMFP100において、図4を用いて説明した分割メールの受信、合成、印刷、或いは転送等するための処理手順を説明するためのフローチャートである。 図6に示すフローチャートにおけるデータ転送処理(ステップS515)の詳細を説明するためのフローチャートである。 画像ファイルが添付された電子メールを5つの分割メールに分割した様子を説明する図である。 分割メールが一時的に蓄積された際に操作部133に表示される分割受信ボックスの画面例を示す図である。 図9に示す分割メール600を選択して分割リストボタン620を押下した時に表示される画面を示す図である。 第2の実施形態における分割受信ボックス格納処理(ステップS507)の詳細を説明するためのフローチャートである。 図9の画面上の消去キー621をユーザが押下した場合に動作する手動消去処理手順を説明するためのフローチャートである。 MFP100に実装されているタイマを用いて、分割メールを受信した後所定時間経過した分割メールを消去する処理手順を説明するためのフローチャートである。 分割メールが全て揃っていない状態で図9のプリントボタン622又は送信ボタン623によってプリント又は送信指示がされた場合の動作を説明するためのフローチャートである。 図1に示すMFP100のスキャナ134及びプリンタ135の機器構成図である。
符号の説明
100、101、102 MFP
103、120 Mailサーバ/POPサーバ
104、105、121 クライアントPC
106、123 ネットワーク
110 インターネット網
122 インターネットFAX
130 CPU
131 ROM
132 RAM
133 操作部
134 スキャナ
135 プリンタ
136 画像処理回路
137 ハードディスク
138 ネットワークI/F
139 フォーマッタ部
140 ファクス部
141 電力制御回路

Claims (17)

  1. 電子データを一定の単位で分割して生成された複数の分割電子メールを受信する受信手段と、
    前記受信手段が受信した前記複数の分割電子メールを格納する格納手段と、
    前記格納手段に格納された2以上の前記分割電子メールを合成して合成データを生成する合成手段と、
    前記格納手段に前記電子データから生成された前記複数の分割電子メールの少なくとも1つが格納されていない場合に、前記格納手段に格納されている前記分割電子メールを消去するための操作者による消去指示を受け付ける受付手段と、
    前記受付手段が前記削除指示を受け付けたことに応じて、前記格納手段に格納された複数の分割電子メールであって前記電子データから分割された前記複数の分割電子メールを一括して消去する消去手段と
    を備えることを特徴とする電子メール通信装置。
  2. 前記受付手段は、前記削除指示として前記格納手段に格納された複数の分割電子メールであって前記電子データから分割された前記複数の分割電子メールのいずれか1つを選択するための操作者による選択指示を受け付け、
    前記消去手段は、前記選択指示により選択された分割電子メールを、前記格納手段に格納された他の分割電子メールであって前記電子データから分割された前記分割電子メールと共に消去する
    ことを特徴とする請求項1に記載の電子メール通信装置。
  3. 前記分割電子メールは、前記電子データを一定のデータ量単位で分割して生成されることを特徴とする請求項1又は2に記載の電子メール通信装置。
  4. 前記合成手段は、前記電子データから生成された全ての分割電子メールが前記格納手段に格納されたことに応じて、前記全ての分割電子メールを合成して前記合成データを生成することを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の電子メール通信装置。
  5. 前記合成データを外部の通信装置に転送する転送手段をさらに備えることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の電子メール通信装置。
  6. 前記電子データから生成された前記複数の分割電子メールの各々には共通の識別情報が付与されており、
    前記消去手段は、前記選択指示により選択された前記分割電子メールに付与されている識別情報と同一の識別情報が付与された他の分割電子メールを全て消去することを特徴とする請求項2に記載の電子メール通信装置。
  7. 前記電子データは電子メールにかかるデータであり、
    前記合成手段は、前記電子メールを分割して生成された前記複数の分割電子メールのうち、前記電子メールのヘッダ情報を含む分割電子メールが前記格納手段に格納されている場合に、該ヘッダ情報を含む分割電子メールとそれに続く分割電子メールとを用いて合成可能な範囲で前記合成データを生成することを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の電子メール通信装置。
  8. 前記電子データは電子メールにかかるデータであり、
    前記合成手段は、前記電子メールを分割して生成された前記複数の分割電子メールのうち、前記電子メールのヘッダ情報を含む分割電子メールが前記格納手段に格納されていない場合に、前記格納手段に格納されている他の分割電子メールからヘッダ情報を作成して、該ヘッダ情報と該格納手段に格納されている前記分割メールとを用いて合成可能な範囲で前記合成データを生成することを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の電子メール通信装置。
  9. 前記受信手段によって前記電子メールが受信された受信時刻を記憶する受信時刻記憶手段をさらに備え、
    前記消去手段は、前記格納手段に格納されている分割電子メールのうち、前記受信時刻から一定時間を経過した分割電子メールを前記分割メールにかかる電子データから生成された他の分割電子メールとともに消去することを特徴とする請求項1乃至8のいずれかに記載の電子メール通信装置。
  10. 前記電子データから生成された複数の分割電子メールの各々には共通の識別情報が付与されており、
    前記消去手段は、前記受信時刻から一定時間を経過した分割電子メールに付与されている識別情報と同一の識別情報が付与された他の分割電子メールを全て消去することを特徴とする請求項9に記載の電子メール通信装置。
  11. 前記電子メール通信装置の制御を行う制御回路の機能を停止させる節電モードに移行させる電力制御手段をさらに備え、
    前記消去手段は、前記受信時刻から一定時間を経過したときに前記節電モード中である場合は、前記節電モードが解除された後に、前記受信時刻から一定時間を経過した分割電子メールを前記分割メールにかかる電子データから生成された他の分割電子メールとともに消去することを特徴とする請求項9又は10に記載の電子メール通信装置。
  12. 前記外部の通信装置が電子メール通信装置である場合に、前記合成データのサイズが前記電子メール通信装置に送信可能なサイズであるか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段によって前記合成データのサイズでは送信できないと判定された場合に前記合成データを分割して複数の電子メールを生成する分割手段とをさらに備え、
    前記転送手段は、前記分割手段が生成した前記複数の分割メールを前記外部の通信装置に送信することを特徴とする請求項5に記載の電子メール通信装置。
  13. 前記外部の通信装置がファクシミリ通信装置である場合、前記転送手段は、前記合成データを前記分割手段により分割することなく前記外部の通信装置に送信することを特徴とする請求項12に記載の電子メール通信装置。
  14. 前記合成手段により生成された前記合成データに基づいて記録媒体に印刷処理する印刷手段をさらに備えることを特徴とする請求項1乃至13のいずれかに記載の電子メール通信装置。
  15. 電子データを一定の単位で分割して生成された複数の分割電子メールを受信する受信工程と、
    前記受信工程が受信した前記複数の分割電子メールを格納手段に格納する格納工程と、
    前記格納手段に格納された2以上の前記分割電子メールを合成して合成データを生成する合成工程と、
    前記格納手段に前記電子データから生成された複数の分割電子メールの少なくとも1つが格納されていない場合に、前記格納手段に格納されている前記分割電子メールを消去するための操作者による消去指示を受け付ける受付工程と、
    前記受付工程が前記削除指示を受け付けたことに応じて、前記格納手段に格納された複数の分割電子メールであって前記電子データから分割された前記複数の分割電子メールを一括して消去する消去工程と
    を有することを特徴とするデータ処理方法。
  16. コンピュータに、
    電子データを一定の単位で分割して生成された複数の分割電子メールを受信する受信手順と、
    前記受信手順で受信した前記複数の分割電子メールを格納手段に格納する格納手順と、
    前記格納手段に格納された2以上の前記分割電子メールを合成して合成データを生成する合成手順と、
    前記格納手段に前記電子データから生成された複数の分割電子メールの少なくとも1つが格納されていない場合に、前記格納手段に格納されている分割電子メールを消去するための操作者による消去指示を受け付ける受付手順と、
    前記受付手順で前記削除指示を受け付けたことに応じて、前記格納手段に格納された複数の分割電子メールであって前記電子データから分割された前記複数の分割電子メールを一括して消去する消去手順と
    を実行させるためのプログラム。
  17. 請求項16に記載のプログラムを格納したことを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
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