JP4784866B2 - 撮像装置及びそのプログラム - Google Patents
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Description
例えば、X軸、Y軸、Z軸の各方向の加速度センサを設けることにより、落下を判定することできる技術がある(特許文献1)。
また、デジタルカメラのグリップ部に、圧力センサを設け、撮影者がデジタルカメラを把持しているときの把持圧力を測定可能し、それに基づいて落下と手振れとを見分けて判定するという技術がある(特許文献2)。
前記撮像手段により順次得られた画像データに基づいて画像内の被写体を他と識別して認識する認識手段と、
前記認識手段により認識された被写体の位置を順次検出していく検出手段と、
前記検出手段により順次検出された被写体の位置の遷移軌跡と予め記録されている当該撮像装置の重心に対応する落下軌跡データが略一致しているか否かの判断を行い、該判断結果に基づいて、当該撮像装置が落下しているか否かを判定する判定手段と、
を備えたことを特徴とする。
前記判定手段は、
前記記憶制御手段により記憶された被写体の位置の遷移軌跡と前記落下軌跡データが略一致しているか否かの判断を行い、該判断結果に基づいて、当該撮像装置が落下しているか否かを判定するようにしてもよい。
前記検出手段により検出された各被写体の位置の遷移軌跡が同一であり、且つ、該遷移軌跡が前記落下軌跡データと略同一である場合は、当該撮像装置が落下していると判定するようにしてもよい。
前記撮影レンズ制御手段は、
前記判定手段により当該撮像装置が落下していると判定された場合は、前記撮影レンズを前記筐体内に収納する収納姿勢状態に制御するようにしてもよい。
前記撮像処理により順次得られた画像データに基づいて画像内の被写体を他と識別して認識する認識処理と、
前記認識処理により認識された被写体の位置を順次検出していく検出処理と、
前記検出処理により順次検出された被写体の位置の遷移軌跡と予め記録されている当該撮像装置の重心に対応する落下軌跡データが略一致しているか否かの判断を行い、該判断結果に基づいて、当該撮像装置が落下しているか否かを判定する判定処理と、
を実行させることを特徴とする。
[実施の形態]
図1は、本発明の動画処理装置を実現するデジタルカメラ1の電気的な概略構成を示すブロック図である。
デジタルカメラ1は、撮影レンズ2、レンズ駆動ブロック3、絞り4、CCD5、ドライバ6、TG(timing generator)7、ユニット回路8、画像生成部9、CPU10、キー入力部11、メモリ12、DRAM13、フラッシュメモリ14、画像表示部15、バス16を備えている。
図2は、鏡筒の様子を示す図である。図2の21はデジタルカメラ1の筐体であり、22はシャッタボタン、23は鏡筒である。
まず、デジタルカメラ1の電源がOffされている場合や、撮影モード以外のモードになっている場合は、図2(a)に示すように撮影レンズ2はデジタルカメラ1の筐体21の中に収納されている。
そして、図2(c)は、撮影モード中にズーム操作が行なわれたときの撮影レンズ2(鏡筒23)の様子を示すものであり、撮影モード中にズーム操作が行なわれると、ズームレンズ2aが該ズーム操作に応じて移動するため、それに伴って撮影レンズ2(鏡筒23)が図2(b)に示す場合より更に筐体21から突出した状態となる。
絞りとは、撮影レンズ2から入ってくる光の量を制御する機構のことをいう。
特に、CPU10は、画像のエッジ検出処理、該検出されたエッジの位置を記憶させる処理、該記憶されたエッジの位置に基づく遷移軌跡に基づいてデジタルカメラ1が落下しているか否かを判定する判定処理などを行う機能を有する。
なお、デジタルカメラ1が落下する場合には、その重心に応じてデジタルカメラ1が色々な方向に回転したり、傾いたりしながら落ちていくので、落下開始から落下衝突するまでの一連の落下軌跡データには規則性が生じないのが一般的である。
フラッシュメモリ14は、圧縮された画像データを保存する記録媒体である。
実施の形態におけるデジタルカメラ1の動作を図3のフローチャートに従って説明する。
一方、ステップS24で、静止画撮影処理を行なうと判断すると、CPU10は、静止画撮影処理を実行させるとともに、静止画撮影処理が完了したか否かを判断し(ステップS25)、静止画撮影処理が完了したと判断すると、ステップS21に戻り、上記した動作を繰り返す。
ステップS3で、ズームキーの操作が行われたと判断すると、CPU10は、ズームキーの操作にしたがってレンズ駆動ブロック3に制御信号を送り、ズームレンズ2aを移動させて(ステップS4)、ステップS5に進む。このズーム動作により撮影レンズ2(鏡筒23)の突出度合いが変わり、デジタルカメラ1の重心が変わる。
一方、ズームキーの操作が行なわれていないと判断するとそのままステップS5に進む。
この判定としては、順次記憶されたエッジブロックの位置に基づく位置の遷移軌跡と、現在の撮影レンズ2の突出状態に応じた予めメモリ12に記録されている落下軌跡データとに基づいて判定される。なお、撮影レンズ2の突出度合いに応じた落下軌跡データのみに基づいて判定するのではなく、撮影レンズ2の突出度合いの状態に関わらず、メモリ12に記録されている全ての複数種類の落下軌跡データに基づいて判定するようにしてもよい。
図6(a)は、時間とともに検出されたエッジブロックの撮像面に対する左右方向の位置の遷移軌跡を示し、図6(b)は、時間とともに検出されたエッジブロックの撮像面に対する上下方向の位置の遷移軌跡を示すものである。このような落下軌跡データは各撮影レンズ2の突出状態に応じて複数種がメモリ12に予め記録されている。
なお、図7の左側の図は、時間とともに検出されたエッジブロックの左右方向の位置の遷移軌跡を示し、右側の図は、時間とともに検出されたエッジブロックの上下方向の位置の遷移軌跡を示すものである。
なお、図8の左側の図は、時間とともに検出されたエッジブロックの左右方向の位置の遷移軌跡を示し、右側の図は、時間とともに検出されたエッジブロックの上下方向の位置の遷移軌跡を示すものである。
そして、ステップS53で、前記各エッジブロックの位置の遷移軌跡と前記予めメモリ12に記録されている落下軌跡データとが一致していると判断すると、当該デジタルカメラ1が落下していると判定する(S54)。
一方、ステップS5で、当該デジタルカメラ1が落下していないと判断されると、CPU10は、シャッタボタンが押下されているか否かを判断する(ステップS7)。
次いで、CPU10は、該撮影処理により得られた画像データを圧縮してフラッシュメモリ14に記録する処理を開始する(ステップS9)。このとき、CPU10は、静止画撮影処理が終了すると、前述したように、CCD5による撮像を開始させ、該撮像された画像データに基づいてエッジを検出する処理及びその位置を記憶させる処理も再開させる。
ステップS11で、デジタルカメラ1が落下していないと判断するとステップS10に戻り、デジタルカメラ1が落下していると判断すると記録処理を留保、つまり、一時記録処理を中断する。この留保された記録処理は所定時間経過後に再開する。これにより、地面への衝突時には記録処理が停止されているため、地面への衝突によるデータの破壊、記録媒体の破壊を回避することができる。
なお、フラッシュメモリ14がHDD(Hard Disk Drive)の場合は、記録データが破壊、HDDの磁気ヘッドが破壊されないように磁気ヘッドを退避させるようにする。
また、落下軌跡データを用いてデジタルカメラ1の落下を判定するようにしたので、カメラが落下している場合と、被写体が単に動いた場合やカメラをパーンした場合、延いては手振れによる場合等とを明確に区別することができ、正確に落下判定を行なうことができる。
D.なお、上記実施の形態は、以下のような変形例も可能である。
2 撮影レンズ
3 レンズ駆動ブロック
4 絞り
5 CCD
6 ドライバ
7 TG
8 ユニット回路
9 画像生成部
10 CPU
11 キー入力部
12 メモリ
13 DRAM
14 フラッシュメモリ
15 画像表示部
16 バス
Claims (5)
- 被写体を撮像する撮像手段を備えた撮像装置であって、
前記撮像手段により順次得られた画像データに基づいて画像内の被写体を他と識別して認識する認識手段と、
前記認識手段により認識された被写体の位置を順次検出していく検出手段と、
前記検出手段により順次検出された被写体の位置の遷移軌跡と予め記録されている当該撮像装置の重心に対応する落下軌跡データが略一致しているか否かの判断を行い、該判断結果に基づいて、当該撮像装置が落下しているか否かを判定する判定手段と、
を備えたことを特徴とする撮像装置。 - 前記検出手段により順次検出された被写体の位置を遷移軌跡として記憶手段に記憶させていく記憶制御手段を備え、
前記判定手段は、
前記記憶制御手段により記憶された被写体の位置の遷移軌跡と前記落下軌跡データが略一致しているか否かの判断を行い、該判断結果に基づいて、当該撮像装置が落下しているか否かを判定することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。 - 前記判定手段は、
前記検出手段により検出された各被写体の位置の遷移軌跡が同一であり、且つ、該遷移軌跡が前記落下軌跡データと略同一である場合は、当該撮像装置が落下していると判定することを特徴とする請求項1又は2に記載の撮像装置。 - 撮影レンズを当該撮像装置の筐体から突出させた突出姿勢状態と、前記撮影レンズを前記筐体内に収納させた収納姿勢状態とに制御する撮影レンズ制御手段を備え、
前記撮影レンズ制御手段は、
前記判定手段により当該撮像装置が落下していると判定された場合は、前記撮影レンズを前記筐体内に収納する収納姿勢状態に制御することを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の撮像装置。 - 被写体を撮像する撮像処理を行う撮像装置を制御するコンピュータに、
前記撮像処理により順次得られた画像データに基づいて画像内の被写体を他と識別して認識する認識処理と、
前記認識処理により認識された被写体の位置を順次検出していく検出処理と、
前記検出処理により順次検出された被写体の位置の遷移軌跡と予め記録されている当該撮像装置の重心に対応する落下軌跡データが略一致しているか否かの判断を行い、該判断結果に基づいて、当該撮像装置が落下しているか否かを判定する判定処理と、
を実行させることを特徴とするプログラム。
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