JP4561266B2 - 落下物検知装置 - Google Patents
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Description
検出された落下物及び落下物の落下の軌跡を基に所定の落下物か否かを判別する落下物判別手段とを有する構成である。
(1)プラットホームの縁を越えて何かが下方向に移動するのを待ち続け、
(2)そのような移動が検知されたらその移動物の軌跡を追跡し、
(3)得られた落下物と落下軌跡の特徴からその落下物が人間かそうでないかを判定する。
「測定点」の設定は、画面上のプラットホームの映像の遠近法に合わせて、オプティカルフローの測定点(以下「測定点」と称する)を配置する。
(a)水平方向、上下方向にある程度以上の広がりがある。
(b)水平方向の広がりが、ある限界値を超えない。
(c)「境界線(プラットホームの縁)」よりも下に食い込んでいる。
(d)「境界線」よりも上にもはみ出している。
(e)条件(a)とは別に、ある程度以上の個数の「測定点」が構成要素となっている。
(f)この「落下物候補的動きの塊」の重心の近傍に、「電車候補的動きの塊」が存在しない。
(a)垂直方向を0とした時の、直線期間の軌跡の傾きの絶対値[deg]。
(b)直線期間の落下軌跡の、その部分に当てはめた回帰直線からの水平方向ばらつき具合。
(c)直線期間の軌跡の上下長。
(d)直線期間中に含まれる、上向き運動の割合。
(e)直線期間中の下向きの動きの平均値。
(f)その他
落下物およびその落下軌跡についての様々な属性を判別器に入力し、その出力としてこの落下物が「人物」「非人物」のいずれに該当する可能性が最も高いか、というクラス判別結果を得る。
(付記1)所定場所を撮影する撮影手段により撮影された画面を基に、落下物を検知する落下物検知装置であって、画面上の所定領域内に、複数のオプティカルフロー測定点を設定するオプティカルフロー測定点設定手段と、設定された測定点を基に、撮影された落下物のオプティカルフローを検出するオプティカルフロー検出手段と、検出されたオプティカルフローを基に、落下物を検出する落下物検出手段と、検出された落下物の落下の軌跡を追跡する落下軌跡追跡手段と、検出された落下物及び落下物の落下の軌跡を基に所定の落下物か否かを判別する落下物判別手段とを有することを特徴とする落下物検知装置。
(付記2)オプティカルフロー測定点設定手段は、画面上の各測定点におけるオプティカルフローの大きさに対する感度を、撮影手段から遠方の風景に対しては密かつ高感度に、撮影手段に近い風景に対しては疎かつ低感度に、設定することを特徴とする付記1記載の落下物検知装置。
(付記3)落下物検出手段は、測定点にて検知されたオプティカルフローを水平方向に近いものと垂直方向に近いものとに分類し、各方向の落下物の塊について、所定の大きさか否かを判断し、所定の大きさのときには、落下物が人物の落下なのかそれ以外の物体の通過なのかを判定する付記1記載の落下物検知装置。
(付記4)落下物検出手段は、測定点にて検知されたオプティカルフローの画面全域における分布が所定の大きさのときには、撮影手段の振動によって起こった偽りのオプティカルフローと判定する付記1記載の落下物検知装置。
(付記5)所定場所を撮影する撮影手段により撮影された画面を基に、落下物を検知する落下物検知方法であって、画面上の所定領域内に、複数のオプティカルフロー測定点を設定するオプティカルフロー測定点設定ステップと、設定された測定点を基に、撮影された落下物のオプティカルフローを検出するオプティカルフロー検出ステップと、検出されたオプティカルフローを基に、落下物を検出する落下物検出ステップと、検出された落下物の落下の軌跡を追跡する落下軌跡追跡ステップと、検出された落下物及び落下物の落下の軌跡を基に所定の落下物か否かを判別する落下物判別ステップとを有することを特徴とする落下物検知方法。
(付記6)所定場所を撮影する撮影手段により撮影された画面を基に、落下物を検知する落下物検知プログラムであって、画面上の所定領域内に、複数のオプティカルフロー測定点を設定するオプティカルフロー測定点設定ステップと、設定された測定点を基に、撮影された落下物のオプティカルフローを検出するオプティカルフロー検出ステップと、検出されたオプティカルフローを基に、落下物を検出する落下物検出ステップと、検出された落下物の落下の軌跡を追跡する落下軌跡追跡ステップと、検出された落下物及び落下物の落下の軌跡を基に所定の落下物か否かを判別する落下物判別ステップとをコンピュータに実行させるための落下物検知プログラム。
(付記7)落下物判別手段は、直線期間の軌跡の傾きの絶対値、直線期間の落下軌跡のその部分に当てはめた回帰直線からの水平方向ばらつき具合、直線期間の軌跡の上下長、直線期間中に含まれる上向き運動の割合、直線期間中の下向きの動きの平均値を基に判別することを特徴とする付記1記載の落下物検知装置。
2 撮影部
3 画面処理部
4 落下物検出処理部
5 落下物追跡処理部
6 落下物判別処理部
7 警報処理部
8 表示部
9 入力部
10 警報部
Claims (4)
- 所定場所を撮影する撮影手段により撮影された画面を基に、落下物を検知する落下物検知装置であって、
画面上の所定領域内に、複数のオプティカルフロー測定点を設定するオプティカルフロー測定点設定手段と、
設定された測定点を基に、撮影された画面の中からオプティカルフローを検出するオプティカルフロー検出手段と、
前記測定点にて検知されたオプティカルフローを水平方向に近いものと垂直方向に近いものとに分類して各方向の前記オプティカルフローの塊を求め、前記塊が所定の大きさか否かを判断し、所定の大きさのときには、前記塊が落下物の落下なのかそれ以外の物体の通過なのかを識別する落下物検出手段と、
前記落下物検出手段により落下物と識別された場合には、前記落下物の落下の軌跡を追跡する落下軌跡追跡手段と、
前記検出された落下物及び落下の軌跡を基に人物の落下か否かを判別する落下物判別手段とを有することを特徴とする落下物検知装置。
- オプティカルフロー測定点設定手段は、画面上の各測定点におけるオプティカルフローの大きさに対する感度を、撮影手段から遠方の風景に対しては密かつ高感度に、撮影手段に近い風景に対しては疎かつ低感度に、設定することを特徴とする請求項1記載の落下物検知装置。
- 落下物検出手段は、測定点にて検知されたオプティカルフローの画面全域における分布が所定の大きさのときには、撮影手段の振動によって起こった偽りのオプティカルフローと判定する請求項1記載の落下物検知装置。
- 所定場所を撮影する撮影手段により撮影された画面を基に、落下物を検知する落下物検知方法であって、
画面上の所定領域内に、複数のオプティカルフロー測定点を設定するオプティカルフロー測定点設定ステップと、
設定された測定点を基に、撮影された落下物のオプティカルフローを検出するオプティ
カルフロー検出ステップと、
前記測定点にて検知されたオプティカルフローを水平方向に近いものと垂直方向に近いものとに分類して各方向の前記オプティカルフローの塊を求め、前記塊が所定の大きさか否かを判断し、所定の大きさのときには、前記塊が落下物の落下なのかそれ以外の物体の通過なのかを識別する落下物検出ステップと、
前記落下物検出ステップにより落下物と識別された場合には、前記落下物の落下の軌跡を追跡する落下軌跡追跡ステップと、
検出された落下物及び落下物の落下の軌跡を基に人物の落下か否かを判別する落下物
判別ステップとを有することを特徴とする落下物検知方法。
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