JP2003209735A - 監視装置及びブレ補正機能付蓄積型カメラ - Google Patents

監視装置及びブレ補正機能付蓄積型カメラ

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JP2003209735A
JP2003209735A JP2002005459A JP2002005459A JP2003209735A JP 2003209735 A JP2003209735 A JP 2003209735A JP 2002005459 A JP2002005459 A JP 2002005459A JP 2002005459 A JP2002005459 A JP 2002005459A JP 2003209735 A JP2003209735 A JP 2003209735A
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Tadaaki Kitamura
忠明 北村
Kazuya Takahashi
一哉 高橋
Tetsuhiro Kondo
哲啓 近藤
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】夜間の監視においては、赤外線カメラを用いる
ことが多いが、低温の物体を検知できない、高価である
などの問題がある。また、蓄積時間を長くした高感度カ
メラの場合は、移動物体がブレてしまう問題がある。 【解決手段】高感度カメラを利用するとともに、画面の
動き情報を検出することで、各部分のブレを補正し、夜
間でも監視可能な映像を得る。具体的には、蓄積型の高
感度カメラの映像を入力し、画像処理を用いて画面の動
き情報をオプティカルフローで算出し、フローが同一の
領域を切り出しながら、それぞれブレ補正し、元の画像
に書き込む処理を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は道路などに適用され
るテレビカメラを用いた監視システムに関し、特に夜間
でも落下物などの障害物が見え、かつ交通流(台数,速
度)や侵入者などを計測可能な監視装置に関する。
【0002】
【従来の技術】道路などの監視にテレビカメラが多数設
置され、走行速度,通過台数などの計測を画像処理で自
動的に計測するシステムが普及している。これらシステ
ムでは可視カメラを用いることが一般的であるが、夜間
時のように暗いシーンでは落下物や、無灯火の停止車両
などを監視することが不可能である。このため、夜間監
視においては赤外線カメラを用いて熱映像を取得し、こ
の映像を処理することが行われている(例:特開200
0−97963号公報)。
【0003】しかしながら、赤外線カメラを用いたシス
テムでは、熱を有する車両の監視は可能であるが、冷た
い落下物などは赤外線カメラでも検出できない問題があ
るとともに、赤外線カメラは非常に高価である。特にレ
ンズは特殊ガラスであるため、高価であり、また、任意
の視野にすることが困難である。
【0004】ところで、露光時間が長い高感度カメラ
(蓄積型カメラ)が監視分野で普及している。この蓄積
型カメラは、通常のカメラの露光時間に対し、数倍から
数十倍程度蓄積時間が長いため高感度であり、夜間でも
物体が見えやすい。このため落下物や人物などの監視が
可能となるが、反面、移動している車両や人物などの像
がブレて撮影されるため、車の台数や速度あるいは、侵
入者の動きを計測することが困難である。
【0005】このような、露光時間が長い蓄積型カメラ
を交通流計測などに用いることができれば、安価なシス
テム構成で夜間の計測が可能となり、非常にメリットが
ある。したがって、長時間露光した映像の動く領域をあ
る程度補正できれば、夜間の交通流計測も落下物検出も
可能となる。ここで、従来のブレ補正技術について述べ
る。
【0006】ブレに関しての補正技術としては、特開平
11−110564号公報記載のように、カメラの振動
によるブレの影響で背景差分したときにノイズが発生す
る。このため、静止領域の時間的な移動量をパターンマ
ッチングで計測し、その移動量分画像をシフトすること
で補正するものである。しかしながら、カメラの振動に
よるブレとは異なり、露光時間が長いことによるブレは
本手法では解決できない。
【0007】また、「走行車両ナンバープレート画像の
ブレ補正」と題した電気学会論文誌C、117巻6号
(平成9年)777頁〜784頁は、通常シャッター速
度(例えば1/60秒)で撮影したブレているナンバー
プレート画像をウィーナフィルタを用いて補正する手法
が記載されている。この手法は、ナンバープレートの領
域を切り出し、その領域の移動量,方向を求め、このパ
ラメータに応じウィーナフィルタで補正するものであ
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】交通流監視の場合、例
えば、片側1車線の対向2車線道路を監視する場合、左
車線と右車線の移動方向は逆であるため、前記ナンバー
プレートのブレ補正手法では補正することはできない。
すなわち、車毎に移動方向,移動量が異なる対応が必要
である。また、静止物体も画面中には存在するが、静止
領域はブレが無いため補正しないように工夫する必要が
ある。また、カメラの蓄積時間によって移動物体のブレ
量が変化するため、画像から得た移動量,移動方向だけ
では蓄積型カメラのブレ補正はできない。なお、台数,
速度を計測するためのシステムでは、ナンバープレート
のように文字認識が可能なレベルまで厳密に補正する必
要はなく、車両1台1台が分離できる程度に補正できれ
ば目的を達成可能である。
【0009】このように、長時間露光する蓄積型カメラ
のブレを補正する従来の技術は無い。また、蓄積型カメ
ラを用いて交通流計測や、落下物検出,侵入者監視など
を行う監視システムは見当たらない。
【0010】本発明の目的は、蓄積型カメラを用いた監
視装置を供給するものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明では、赤外線カメ
ラの変わりに、最近普及してきた蓄積型カメラを採用す
る。このカメラは、露光時間を周囲の明るさに応じて制
御するもので、暗い場合は1秒程度の露光時間に設定し
感度を数十倍に向上するものである。通常のカメラの露
光時間は1/60秒程度であるが、長時間露光の蓄積型
カメラを用いると感度が向上するため、夜間でも落下物
や人を検出することが可能である。
【0012】反面、移動物体は露光時間分積分されるた
めにブレが生じてしまう。このため、車両の映像はブレ
てしまい台数,速度を計測することが困難である。この
ため、移動物体の部分だけブレを補正する処理を設ける
ことで、交通流の計測も可能な監視システムを構築す
る。このブレ補正にはカメラの蓄積時間と移動領域の移
動量,方向を求める必要があるが、蓄積時間について
は、蓄積型カメラからRS−232C(シリアル通信の
一規格として標準化されているインタフェース:以下、
RS−232Cと記載する)などのインタフェースを経
由し設定データを得る方法と、制御装置からカメラに蓄
積時間を与える2通りがある。また、移動量と、方向に
ついては画面全体についてオプティカルフローを求め、
各点の移動量,移動方向を算出し、このパラメータに応
じ各点を復元フィルタで補正することで、任意の方向に
対応可能である。
【0013】第1の発明は、蓄積型カメラ(以下、長時
間露光カメラという場合がある)と、その映像を処理し
て移動領域のブレを補正する機能を有した監視装置を提
供するものである。
【0014】第2の発明は、長時間露光カメラと、その
映像を処理し、2枚の画像で動き情報を求め、その情報
によってブレを補正する機能を有した監視装置を提供す
るものである。
【0015】第3の発明は、長時間蓄積カメラの映像は
蓄積時間周期でしか更新されないため、画像メモリを併
用し、蓄積処理しその蓄積映像2枚の画像で動き情報を
求め、その情報によってブレを補正する機能を有した監
視装置を提供するものである。
【0016】第4の発明は、長時間露光カメラと、その
映像を処理し、2枚の画像で動き情報を求め、その情報
によってブレを補正する機能と、ブレを補正した画像に
対し、交通流計測,落下物検出や、侵入者監視などを実
行する画像認識機能を有した監視装置を提供するもので
ある。
【0017】第5の発明は、長時間露光カメラの映像は
蓄積時間周期でしか更新されないため、画像メモリを併
用し、蓄積処理しその蓄積映像2枚の画像で動き情報を
求め、その情報によってブレを補正する機能と、ブレを
補正した画像に対し、交通流計測,落下物検出や、侵入
者監視などを実行する画像認識機能を有した監視装置を
提供するものである。
【0018】第6の発明は、長時間蓄積型受光素子(C
CDなど)と受光素子を駆動する回路と第2の発明と同
様なブレ補正機能を有した、ブレ補正機能付蓄積型カメ
ラを提供するものである。
【0019】第7の発明は、長時間蓄積型受光素子(C
CDなど)と受光素子を駆動する回路と第3の発明と同
様なブレ補正機能を有した、ブレ補正機能付蓄積型カメ
ラを提供するものである。
【0020】第8,9の発明は、ブレ補正するための移
動物体の動き検出にオプティカルフローを用いた動き検
出回路を設けた監視装置及びブレ補正機能付蓄積型カメ
ラを提供するものである。
【0021】第10,11の発明は、ウィーナフィルタ
や射影フィルタ,逆フィルタを用い、カメラの露光時
間,物体の移動方向,移動量から、広がり関数を算出
し、ブレ補正する回路を設けた監視装置及びブレ補正機
能付蓄積型カメラを提供するものである。
【0022】
【発明の実施の形態】本発明の実施例を図面を用いて詳
細に説明する。図1は本発明の構成を示すもので、蓄積
型(長時間露光)カメラ1と、その映像を入力するA/
D変換器2と、入力した映像から移動量,方向を検出す
る動き検出回路3と、画像のブレを補正するブレ補正回
路4と、蓄積型カメラの露光時間を設定する露光時間設
定部5からなる。各部の詳細を記す。蓄積型カメラ1は
現在市販されているカメラであるが、露光時間を明るさ
に応じて可変できるカメラであり、1/60秒から数秒
まで変化することができる(蓄積時間はカメラ仕様によ
り異なる)。例えば、明るい昼間では1/60秒の露光
時間であり、暗い夜間では1秒程度に長時間露光するこ
とで、感度を向上する。この結果、最低被写体照度を
0.002lx 程度に向上することが可能である。動い
ていない領域は明るさが蓄積されるため、夜間でも明る
く見える反面、当然、動いている物体は、露光時間分移
動して光が蓄積されるため、像がブレることになる。A
/D変換器2は蓄積型カメラ1の映像信号をディジタル
化する。動き検出回路3は入力した映像を時々刻々記憶
しておき、その映像間の動きを検出し、動いている領域
の移動量と移動方向を求める処理である。ブレ補正回路
4は、長時間露光によって像がブレた状態を補正し、ブ
レの無い画像を生成するものである。このブレ補正で
は、カメラの蓄積時間,移動物体移動量と移動方向が既
知でなければ正確な補正ができないが、動き検出回路3
で求めたパラメータに応じて補正を行う。なお、画面の
位置によって移動量,移動方向が異なるため、ブレ補正
処理は位置ごとにパラメータを変化させる。露光時間設
定部5は、ブレの量は露光時間によって変化するため、
カメラの露光時間を設定するとともに、ブレ補正回路4
で補正パラメータとして用いる。なお、カメラ側が自動
的に露光時間を制御している場合は、その設定信号をR
S−232Cなどを経由し、受け取る構成となる。この
ような構成で図2のようにブレている画像7を補正画像
8に変換することができる(動作概念図)。なお、図2
の6は落下物を示しており、静止領域は元々ブレていな
いため、そのままの画像となる。
【0023】以下、処理の流れを図3のフローに従い説
明する。
【0024】蓄積型カメラ1の映像をA/D変換器2を
経由し画像メモリに入力し、この画像メモリに所定時間
経過した映像を2枚記憶する(9,10)。この2枚の
映像に対し、オプティカルフローを算出する(11)。
オプティカルフローは、動きベクトルを算出するもの
で、一般的にはブロックマッチング法,勾配法などの手
法が知られている。次に、オプティカルフロー算出で求
まった移動量,移動方向別に領域を分離し(12)、そ
れぞれの領域についてブレ補正を実施し(13)、その
結果画像を合成することで補正を行う。
【0025】図4にオプティカルフローをブロックマッ
チングを利用して算出する処理の概念を示す。2枚の入
力画像の内、n×m個に分割したブロック毎に時刻tの
画像14をテンプレートにし、時刻t+dtの画像16
とでマッチング処理を行い、最大相関値の位置を求める
ことで、各ブロック毎の移動ベクトルを算出する。図4
の15は、あるブロックにおけるテンプレート画像、1
7はそのブロックに対する探索領域(サーチエリア)で
ある。相関演算は画像処理で一般的に利用されている正
規化相関処理やSSD法(差の自乗和)などを利用す
る。
【0026】このようにして得られたオプティカルフロ
ーによって、図5のように各ブロックの移動方向,移動
量(移動画素数)が求まる。この移動ベクトルは、パタ
ーンが無い領域(平坦な領域)については、移動ベクト
ルを算出できない。しかしながら、補正する対象が剛体
運動とすると、移動ベクトルは同じ固まりを形成するの
で、周囲の移動ベクトル情報を利用して補間することが
できる。
【0027】図6,図7に補間の様子を示す。元々のオ
プティカルフローが図6であった場合、発生ベクトルの
間にノイズ的なベクトル無し領域がある場合は穴埋めを
行い、孤立しているベクトルは削除する。その結果図7
のように補正することができる。このようにして、画面
全体を移動の方向,大きさで分離することができる。
【0028】次に、移動量,移動方向別に領域分割す
る。図8に図7のオプティカルフロー算出結果を分離し
た状態を示す。18は移動方向が下向き、19は上向き
の領域である(説明を簡易化するために、移動方向,移
動量は各領域ごとに同じとしている)。
【0029】次に、画像のブレ補正処理であるが、移動
ベクトルの大きさVと、長時間露光カメラの蓄積時間
T,移動ベクトル算出画像間隔dtを用いてブレの大き
さSが数1で定義できる。
【0030】
【数1】S=VT/dt …数1 たとえば、V=5画素、蓄積時間0.5秒,画像間隔0.
1秒とするとS=25画素のブレに相当する。
【0031】ブレの補正は一般的に用いられているウィ
ーナフィルタを使用する。ウィーナフィルタは元の画像
との平均二乗誤差を最小とする画像を与える復元作用素
である。具体的には、数2で表され、周波数空間での処
理となる(‘画像解析ハンドブック’:高木幹雄著,東
京大学出版会)。
【0032】
【数2】
【0033】ここで、 F(u,v):補正画像 G(u,v):劣化画像 H(u,v):広がり関数 α:定数 である。
【0034】H(u,v)はブレの大きさSによって数3
のようにあらわすことができる。
【0035】
【数3】
【0036】前記したオプティカルフロー検出結果か
ら、移動ベクトル,方向が同じ領域について補正を行
う。図8のように移動ベクトル量が上向きの領域と下向
きの領域が存在する場合を例に処理を示す。
【0037】まず、上向きの領域を図9のように取り出
す。この領域は矩形ではないが、これを矩形に囲んだ領
域20を設定し、この矩形領域20に対し、数3のH
(u,v)のSにブレ量を設定し広がり関数を定義し、数
2を用いてブレ補正する(21)。
【0038】そして、図10のように、ブレ補正した画
像21のうち移動している領域の部分だけを入力画像2
2に書き込む(マスク処理)(23)。
【0039】次に下向きの移動領域について同様な処理
を図11,図12のように行い、矩形領域24を設定
し、その領域をブレ補正し(25)、入力画像26に書
き込む(27)。このように移動ベクトルの大きさ,方
向別にブレ補正の計算を変えることで、画面全体のブレ
を補正することが可能である。また、移動していない領
域はブレ補正されないので、静止領域の画像が劣化する
ことはない。
【0040】図13は本発明のハードウエア構成を示す
図である。長時間露光(蓄積型)カメラ1と、画像処理
ボード30とCPUボード40からなる。画像処理ボー
ド30はCPUボード40とバス結合され、CPUボー
ドに組み込まれているプログラムによって、画像処理が
実行される。画像処理ボード30は、カメラ1のアナロ
グ映像信号をディジタルに変換するA/D変換器2と、
ディジタル映像信号を記憶する画像メモリ(複数枚)3
1と、画像メモリ31のデータを処理する画像プロセッ
サ32からなる。CPUボードは、CPU41とプログ
ラムを格納するRAM42と、シリアル通信するRS−
232Cポート43を有する。なお、必要に応じ、画像
処理ボードには画像メモリの映像を表示するためのD/
A変換器33とモニタ50が接続できる。
【0041】前記画像プロセッサ32は、一般的な画像
処理手法である正規化相関処理や、2値化,空間フィル
タ,ラベリング処理などを実行できる。蓄積型カメラ1
とのインタフェースをシリアルインタフェースの一規格
として標準化されているRS−232C等で接続してい
るが、当然ながらカメラの仕様に合わせたインタフェー
スに変更することもある。
【0042】この構成での動作は、起動がかかると画像
を入力し、入力した画像の平均濃度などの情報から感度
レベルを設定し、RS−232Cを経由してカメラ1に
蓄積時間を設定する。その時の映像を時間差dtで2枚
画像を入力し、画像プロセッサ31でオプティカルフロ
ーを算出し、その結果を領域分割し、各領域のブレ量を
求めた後、広がり関数をCPUで演算し、前記ブレ補正
式に従い、CPUでブレ補正処理し、補正画像を画像メ
モリに書き込む処理となる。
【0043】ところで、蓄積型カメラ1は蓄積時間の周
期で画像が更新されるタイプが多い。通常のカメラでは
CCD(撮像素子)に蓄積された映像は図14のように
次のフィールドに出力される(A,B,C,・・)。
【0044】これに対し、蓄積型カメラでは、図15の
ように蓄積が終わった瞬間の映像を一旦画像メモリに格
納し、この映像を蓄積している間出力するようになって
いる。このため、図15のように蓄積時間が4フィール
ドの場合なら、AAAA,BBBB,CCCCと4回同
じ映像が出力される(32倍蓄積なら32フィールド
(約0.6秒毎)毎に画像が更新される)。したがって、
蓄積している間の出力映像は同じ映像であるので、オプ
ティカルフローを算出しても移動ベクトルが求まらず、
ブレを補正することができない。また、蓄積時間間隔の
時間差で画像を2枚入力すれば(例えば8倍蓄積の場合
なら、8フィールド毎に画像を入力)、移動ベクトルを
求めることが可能となるが、時間差が大きいため、移動
量が非常に大きくなり、オプティカルフロー演算の範囲
が広くなり、ノイズ発生の原因,処理時間の増大となる
(数1のS=V×32/32となりVはSと同じ範囲移
動する)。
【0045】このため、図16のように、CCDの蓄積
と画像メモリの蓄積を併用する構成とする。例えば、C
CDの蓄積時間を2倍、画像メモリでの蓄積を4倍に設
定すると、カメラ内の画像メモリ60には2フィールド
毎に転送され、その映像がAA,BB,CCのように出
力される。この映像を2フィールドごとに画像入力し
(画像メモリ61に格納)、4枚の画像メモリに記憶
し、4枚の画像メモリ映像を画像処理プロセッサで加算
することで、トータル8倍の蓄積時間の画像を作成する
(A+B+C+D画像)。この動作を2フィールド毎に
パイプライン的に実行する(B+C+D+E画像,C+
D+E+F画像・・・)。このようにすると、2フィー
ルド毎に入力した入力画像は、同じ画像ではないためオ
プティカルフローを算出することが可能となる。この場
合、2画面の移動ベクトルはブレ量の1/4倍の大きさ
となる(S=V×8/2からVはSの1/4倍)ので、
オプティカルフロー算出が容易となる。
【0046】ただし、画像の蓄積は一般に、ノイズが一
定とすると、CCDで蓄積する場合は、蓄積回数倍感度
が向上し、画像メモリで蓄積する場合は、√n倍となる
(nは累積回数)。したがって、CCDで8フィールド
蓄積する場合は、感度が8倍に向上するが、CCDで2
倍、画像メモリで4倍蓄積するような画像メモリを併用
した場合は、2倍の感度の映像を4回画像メモリで累積
するので、2√4=4倍にしかならない。このため、同
じ感度を得るためには、2フィールド毎なら、2√16
=8で16回累積する必要がある。4フィールド毎な
ら、4√4=8で4回画像メモリで累積すればよい。な
お、画像メモリは通常8ビットのデータであるので、0
〜255のデータ範囲となる。加算によって、255を
越えた映像は255に固定するなどの処理は当然ながら
必要である。10ビット画像の場合なら0〜1023の
階調となる。
【0047】このように、CCDでの蓄積と、画像メモ
リ16での蓄積を併用することで、画像更新周期を高速
にでき、その結果、移動ベクトルを適正に求めやすくな
り、正しいブレ補正が可能となる。図13の構成の場
合、D/A変換器の出力映像を他の監視システムに与え
ることで、ブレの無い画像を用いたシステムが容易に構
築できる。また、CPUボード40にブレ補正機能と監
視機能(交通流計測,落下物検出,侵入者監視など)の
プログラムを持たせることで、ブレ補正画像を記憶して
おき、この映像を監視機能の画像処理を実行すること
で、夜間でも実用的な交通流計測,落下物検出,侵入者
監視システムなどを提供可能である。
【0048】なお、実施例ではウィーナフィルタを用い
てブレ補正を行っているが、ブレが補正可能な方式とし
て、以下の例がある(テレビジョン画像情報工学ハンド
ブック:テレビジョン学会編、オーム社 pp.404
〜407)。
【0049】・射影フィルタ ・一般逆フィルタ ・最大エントロピー法 効果が同様であれば、いずれの手法を用いても本発明の
主旨に反しない。また、実施例では受光素子としてCC
Dを記載しているが、長時間露光が可能な素子であれば
いずれでも良い。
【0050】本発明は、蓄積型カメラの映像を処理し、
物体の移動方向,移動量を算出し、その移動情報に応じ
てブレ補正処理を領域毎に可変にし、移動している領域
だけを適正に補正した画像を提供できる。
【0051】また、CCDカメラ等は将来的に感度が向
上すると思われるが、現在32倍の蓄積で夜間の監視が
可能とすると、将来的には10倍,5倍で同じ明るさが
得られるようになる。蓄積時間が短くなればなるほど、
移動によるブレ量が少なくなるので、上記補正処理は更
に精度良く復元可能となる。
【0052】上記までは、蓄積型カメラと画像処理装置
(ブレ補正装置)を分離していたが、カメラの中にブレ
補正機能を設けた高感度カメラが実現できる。これは、
図17のようにカメラブロック中に、ブレ補正機能を内
蔵したもので、カメラの映像出力はブレ補正された信号
が出力される。ブレ補正機能付カメラ70は、レンズ7
1,受光素子(CCD)72,A/D変換器73,CC
D駆動回路74,画像メモリ75,画像プロセッサ76
(動き検出回路77,ブレ補正回路78),ブレ補正結
果画像メモリ79,D/A変換器80,CPU81,R
AM82で構成される。レンズ71,受光素子72,A
/D変換器73,CCD駆動回路74は通常の蓄積型カ
メラの構成と同等である。動作をプログラムするCPU
81,RAM82などはバス83で画像プロセッサ76
と接続されており、予め組み込んだプログラムにより画
像処理が実行される。CCDで受光している映像は画像
メモリ75を経由し画像プロセッサで平均濃度などを求
め、この濃度によって最適な蓄積時間(露光時間)を算
出し、その露光時間をCCD駆動回路74に与えること
でCCDで蓄積処理する。CCDで蓄積された映像は、
蓄積時間周期で、画像メモリ75に順次格納され、動き
検出回路77で、記憶している2枚の映像でオプティカ
ルフローを求める。動き情報を求めたら、動き量に応じ
た領域ごとにブレ補正処理をブレ補正回路78で実施
し、その結果画像を補正画像メモリ79に格納し、その
映像をD/A変換器80を経由し映像出力する。このよ
うな構成で、ブレ補正機能付蓄積型カメラを提供でき
る。なお、最適な露光時間算出に、画像メモリを経由し
平均濃度などを求めているが、アナログ回路でCCDの
出力信号の電圧などをチェックし、露光時間を設定する
ことも可能である。
【0053】また、図18には、CCDの蓄積と、画像
メモリによる蓄積を併用した場合のハードウエア構成を
示す。図17の画像処理プロセッサ76に映像蓄積回路
84を追加したものである。入力した画像の平均濃度か
ら露光時間を算出するが、その露光時間をCCD駆動回
路74に直接設定するのでなく、CCD蓄積回数と映像
蓄積回数に分けて設定する。例えば、画像の平均濃度か
ら算出した露光時間が16倍であった場合、CCDに4
倍、画像メモリ蓄積回数を4√16から16倍を設定す
る。映像累積回路では16枚の画像が得られた時点から
16枚の画像の累積処理を行う。このCCDと画像メモ
リの蓄積時間の組み合わせ方は色々有るが、画像の更新
を早くしたい場合は画像メモリの蓄積を優先し、周期的
な画像更新でも良い場合は、CCDでの蓄積を優先する
などプログラマブルに可変可能である。
【0054】このような構成にすることで、高感度でし
かも移動物体がブレにくい画像を得ることができ、監視
用途、特に夜間の監視に最適なカメラを提供することが
可能となる。
【0055】長時間露光カメラの映像を入力し、その映
像を画像処理してブレを補正することにより、夜間でも
処理が可能な監視システムを提供することができる。
【0056】また、長時間露光が可能なCCDなどの受
光素子の映像を処理し、ブレ補正する機能をカメラに内
蔵することで、高感度でしかも移動物体がブレにくい画
像を得ることができ、監視用途、特に夜間の監視に最適
なカメラを提供することが可能となる。
【0057】
【発明の効果】本発明により、蓄積型カメラを用いた監
視装置を供給することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のブロック構成を示す図である。
【図2】ブレ補正の概念を説明する図である。
【図3】ブレ補正のフローチャートを示す図である。
【図4】移動ベクトル算出のブロックマッチング法を説
明する図である。
【図5】移動ベクトル算出結果を示す図である。
【図6】移動ベクトルの分布を示す図である。
【図7】移動ベクトルのノイズを補正した結果を示す図
である。
【図8】移動ベクトルの方向,大きさで領域分割した様
子を示す図である。
【図9】上向きの移動ベクトルの領域を切り出し、ブレ
補正した結果を示す図である。
【図10】ブレ補正した結果を入力画像に書き込む処理
を説明する図である。
【図11】下向きの移動ベクトルの領域を切り出し、ブ
レ補正した結果を示す図である。
【図12】ブレ補正した結果を入力画像に書き込む処理
を説明する図である。
【図13】ブレ補正する処理のハードウエア構成を示す
図である。
【図14】標準CCDカメラの出力映像の状態を説明す
る図である。
【図15】4倍蓄積モード時の出力映像の状態を説明す
る図である。
【図16】2倍蓄積モード時の出力映像の状態と画像処
理により累積処理する概要を説明する図である。
【図17】長時間露光素子と画像処理機能を一体化し、
ブレ補正機能付の長時間露光カメラのハードウエア構成
を示す図である。
【図18】長時間露光素子と画像処理機能を一体化し、
ブレ補正機能付の長時間露光カメラのハードウエア構成
を示し、映像蓄積回路が備わっている図である。
【符号の説明】
1…蓄積型(長時間露光)カメラ、2…A/D変換器、
3…動き検出回路、4…ブレ補正回路、5…露光時間設
定部、30…画像処理ボード、40…CPUボード。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) // G01B 11/00 G01B 11/00 H (72)発明者 近藤 哲啓 茨城県日立市大みか町五丁目2番1号 株 式会社日立製作所情報制御システム事業部 内 Fターム(参考) 2F065 AA09 JJ03 JJ26 NN02 QQ03 QQ04 QQ24 QQ27 QQ31 5B057 AA16 BA02 CA08 CA12 CA16 CB08 CB12 CB16 CC02 DA16 DB02 DB09 DC30 DC32 DC36 5C022 AA01 AB17 AB55 AC42 5C054 AA01 AA05 CA04 FC13 GA04 HA12 5L096 BA02 CA02 HA04 MA03

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】蓄積型カメラと、該カメラの映像を入力す
    る画像入力回路と、該画像入力回路で入力した画像の移
    動領域のブレを補正するブレ補正回路とを有する監視装
    置。
  2. 【請求項2】蓄積型カメラと、該カメラの映像を入力す
    る画像入力回路と、該画像入力回路で入力した画像を記
    憶する複数枚の画像メモリと、該画像メモリに記憶した
    時刻t画像及び時刻t+dt画像の2枚の画像を用いて
    画面上の移動情報を求める動き検出回路と、該動き検出
    回路で抽出した動き情報及び前記カメラの露光時間を用
    いて、移動領域のブレを補正するブレ補正回路とを有す
    る監視装置。
  3. 【請求項3】蓄積型カメラと、該カメラの映像を入力す
    る画像入力回路と、該画像入力回路で入力した画像を記
    憶する複数枚の画像メモリと、該画像メモリに記憶した
    n枚(nは3以上)の映像(f(t) t:1〜n)の
    内、n−1枚の映像を累積する累積回路と、該累積回路
    で累積した画像1(Σf(t) t:1〜n−1)及び画
    像2(Σf(t) t:2〜n)を2枚作成し、該画像1
    及び画像2を用いて移動情報を求める動き検出回路と、
    該動き検出回路で抽出した動き情報及び前記カメラの露
    光時間を用いて、移動領域のブレを補正するブレ補正回
    路とを有する監視装置。
  4. 【請求項4】蓄積型カメラと、該カメラの映像を入力す
    る画像入力回路と、該画像入力回路で入力した画像を記
    憶する複数枚の画像メモリと、該画像メモリに記憶した
    時刻tの画像及び時刻t+dtの画像を用いて画面上の
    移動情報を求める動き検出回路と、該動き検出回路で抽
    出した動き情報及び前記カメラの露光時間を用いて、移
    動領域のブレを補正するブレ補正回路と、該補正画像を
    画像認識処理する画像認識処理部とを有する監視装置。
  5. 【請求項5】蓄積型カメラと、該カメラの映像を入力す
    る画像入力回路と、該画像入力回路で入力した画像を記
    憶する複数枚の画像メモリと、該画像メモリに記憶した
    n枚(nは3以上)の映像(f(t) t:1〜n)の
    内、n−1枚の映像を累積する累積回路と、該累積回路
    で累積した画像1(Σf(t) t:1〜n−1)及び画
    像2(Σf(t) t:2〜n)を2枚作成し、該画像1
    及び画像2を用いて移動情報を求める動き検出回路と、
    該動き検出回路で抽出した動き情報及び、前記カメラの
    露光時間を用いて、移動領域のブレを補正するブレ補正
    回路と、該補正画像を画像認識処理する画像認識処理部
    とを有する監視装置。
  6. 【請求項6】蓄積型受光素子と、該受光素子を駆動する
    駆動回路と、露光時間の周期で前記受光素子の映像を順
    次格納する複数枚の画像メモリと、該画像メモリに記憶
    した時刻tの画像及び時刻t+dtの画像から移動情報
    を求める動き検出回路と、該動き検出回路で抽出した動
    き情報と露光時間にしたがい、移動領域のブレを補正す
    るブレ補正回路と、補正した映像を出力する映像出力回
    路とを有するブレ補正機能付蓄積型カメラ。
  7. 【請求項7】蓄積型受光素子と、該受光素子を駆動する
    駆動回路と、露光時間の周期で前記受光素子の映像を順
    次格納する複数枚の画像メモリと、該画像メモリに記憶
    したn枚(nは3以上)の映像(f(t) t:1〜n)
    の内、n−1枚の映像を累積する映像累積回路と、該累
    積回路で累積した画像1(Σf(t) t:1〜n−1)及
    び画像2(Σf(t) t:2〜n)を2枚作成し、該画
    像1及び画像2から移動情報を求める動き検出回路と、
    該動き検出回路で抽出した動き情報と露光時間にしたが
    い、移動領域のブレを補正するブレ補正回路と、補正し
    た映像を出力する映像出力回路とを有するブレ補正機能
    付蓄積型カメラ。
  8. 【請求項8】請求項2〜5の動き検出回路は、撮影時刻
    の異なる2枚の映像を用いてオプティカルフローを算出
    することを特徴とする監視装置。
  9. 【請求項9】請求項6,7の動き検出回路は、撮影時刻
    の異なる2枚の映像を用いて、オプティカルフローを算
    出することを特徴とするブレ補正機能付蓄積型カメラ。
  10. 【請求項10】請求項2〜5のブレ補正回路は、動き検
    出回路で求めた各点の移動ベクトル(移動量,移動方
    向)毎に領域分割し、各領域ごとに蓄積型カメラの露光
    時間,移動量,移動方向からブレ補正する復元フィルタ
    の広がり関数を算出し、復元フィルタによりそれぞれの
    領域についてブレ補正し、移動している点だけについて
    入力画像に補正画像を書き込む処理であることを特徴と
    する監視装置。
  11. 【請求項11】請求項6,7のブレ補正回路は、動き検
    出回路で求めた各点の移動ベクトル(移動量,移動方
    向)毎に領域分割し、各領域ごとに蓄積型カメラの露光
    時間,移動量,移動方向からブレ補正する復元フィルタ
    の広がり関数を算出し、復元フィルタによりそれぞれの
    領域についてブレ補正し、移動している点だけについて
    入力画像に補正画像を書き込む処理であることを特徴と
    するブレ補正機能付蓄積型カメラ。
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