JP4783270B2 - アンテナ取付具 - Google Patents

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Description

本発明は、バルコニー(ベランダ)や屋上に設けられたパラペットなどにパラボラアンテナ等を取り付けるために使用されるアンテナ取付具に関する。
一般家屋において衛星放送受信用のパラボラアンテナをバルコニーなどのパラペット(胸壁、手すり壁)に設置するにあたっては、特許文献1,2に示されるようなアンテナ取付具が広く使用されている。このアンテナ取付具は、アーム保持体に保持されたアーム体をボルトの回転でスライドさせることにより、アーム保持体及びアーム体の各先端に設けられている挟持板の間隔を調整することが可能とされ、これら挟持板でパラペットを挟み込むことにより取り付けを行う構造である。
特開2002−374109号公報 特開2003−264409号公報
上記従来型のアンテナ取付具は、アンテナを固定するポールと挟持板を設けたアーム保持体及びアーム体(アーム部分)とが別体となった構造をもっており、また、挟持板間隔を調整する仕組みを提供するためのアーム体が角パイプ形状とされている。
アンテナ取付具は、パラボラアンテナが強風であおられると大きな力を受けることになるが、これに耐えてアンテナの向きを正確に保つ耐久性が求められる。しかるに、ポールとアーム部分とがまったくの別体であるとその接合部分が脆弱であるし、アーム体が角パイプ形状であるとその曲折部分が脆弱であり、経時的に指向精度を狂わせる要因となっている。
この点に鑑みて本発明は、従来よりも強度が高く耐久性に優れたアンテナ取付具を提案するものである。
本発明によるアンテナ取付具は、T字エルボを所定部位に固定し且つ該T字エルボから下側の部分を前記T字エルボの分岐方向へ湾曲させたポールと、前記T字エルボの分岐部から延びたアームに一端部がスライド可能に装着され、且つ前記ポールの湾曲部先端と向かい合うように延びたアームを他端部にもつL字エルボと、前記ポールの湾曲部先端及び前記L字エルボのアーム先端に設けられた挟持板と、前記T字エルボと前記L字エルボとを互いに近付けるように付勢する付勢手段と、を含んで構成されることを特徴とする。
本発明のアンテナ取付具によれば、アンテナを固定するポールを湾曲させて一方の挟持板を支える一体構造にしているので、上述のように挟持板を設けたアーム部分をポールと別体の構造とした従来技術に比べて、強度が向上する。さらに、アンテナ固定用のポールは一般に円形断面をもつので、角パイプや板状の部材で挟持板を支える場合に比べて強度が高い。
また、挟持板を設けるアーム部分について、T字エルボとL字エルボの組み合わせで構成し、従来のように角パイプ形状の曲折部分をもたない構造としたので、この部分についても強度が向上している。しかも、T字エルボ及びそのアーム、L字エルボ及びそのアームをすべて円形断面(真円、楕円、長円を含む)とすることができるので、この点でも強度が向上する。
したがって、従来品に比べて強度が高く耐久性に優れたアンテナ取付具を提供することができる。
図1〜図3に、本発明の好適な実施形態について示している。
本実施形態のアンテナ取付具におけるポール1は、断面が真円形のパイプであり、その上端面は樹脂キャップ1aで封止してある。このポール1において、パラボナアンテナの取り付けに十分な長さの真っ直ぐな部分1bを確保して、たとえば上端から250mm程の部位に、T字エルボ2が溶接により固定されている。そして、当該ポール1のT字エルボ2から下側の部分1cは、T字エルボ2の分岐方向(分岐部が延びる方向)へ、所定のRで略90°湾曲させてある。この湾曲部1cの先端に、バルコニー等のパラペットを挟み込むための挟持板1dが溶接されている。挟持板1dの挟持面は、表面に凹凸を形成したゴム板1eで覆われている。
このように、円形断面をもつポール1を湾曲させて挟持板1dを支える一体構造にしているので、従来技術のように、挟持板を設けたアーム部分をポールと別体とした構造と比べて、接合部分が無い等の理由から取付強度が向上する。さらに、角パイプや板状の部材に対して円形断面のパイプの方が強度が高いので、ポール1で挟持板1dを支持する本構造の方が強度が高い。
T字エルボ2の分岐部からは中空のアーム2aが、パラペットへの取り付けに必要な長さ真っ直ぐに延びており、当該アーム2aの先端面2bにネジ穴が設けられている。このアーム2aに、L字エルボ3の一端部3aがスライド可能に、本実施形態の場合は筒状の一端部3a内にアーム2aが遊挿されるようにして、装着されている。L字エルボ3の一端部3aは、アーム2aに相応する長さをもち、これらアーム2aと一端部3aがテレスコピック動作するこにより、パラペットへの取り付けに必要な挟持板間隔が得られる。
一端部3aに対し略90°折れ曲がったL字エルボ3の他端部3bは、先端がポール1の湾曲部1c先端と向かい合うように湾曲して延びたアーム3cを有し、このアーム3cの先端に、挟持板3dが設けられている。挟持板3dは、断面コ字状の軸受板3eを溶接してあり、アーム3c先端部分に配設した軸3fの両端部を軸受板3eで軸支することにより、挟持板3dが上下方向に揺動できるように接続されている。この挟持板3dの挟持面も、表面に凹凸を形成したゴム板3gで覆われている。
上記のように、T字エルボ2とL字エルボ3を組み合わせた構成としたことで、従来技術にあった角パイプ形状の曲折部分という脆弱な部分をもたない構造とできるので、挟持板取り付けのためのアーム部分についても強度が向上する。そして、T字エルボ2及びそのアーム2a、L字エルボ3及びそのアーム3cをすべて円形断面(真円、楕円、長円を含む)、すなわち角をもたない断面とすることができるので、この点でも、角パイプを用いる従来技術に比べ強度が向上する。本実施形態の場合、アーム2a、L字エルボ3及びアーム3cは、互いに回転しないように、長円(トラック状)断面としてある。
L字エルボ2において、一端部3aの基端部分(L字の屈曲部分)には、付勢手段としてのボルト4を挿通するための貫通孔が設けられており、この貫通孔を通したボルト4がT字エルボ2におけるアーム2aの先端面2bにあるネジ穴に螺合すると共に、該ボルト4の頭部4aが緩み止めワッシャを介しL字エルボ3に係止する。したがって、パラペットを挟持板1d,3d間に挟み込んでおいてボルト4を締め込むと、当該ボルト4の締め付けにより、T字エルボ2とL字エルボ3とが互いに近づくように付勢されるので、一方の挟持板1dに対し他方の挟持板3dが近づくように付勢されてパラペットを挟持し、当該アンテナ取付具が固定される。
このときに、L字エルボ3のアーム3cに設けた挟持板3dが上下に揺動可能になっていることから、該挟持板3dのパラペット形状への追従性が良くなっている。
本発明に係るアンテナ取付具の実施形態を示した斜視図。 図1のアンテナ取付具の側面図。 図2のアンテナ取付具の断面図。
符号の説明
1 ポール
1c 湾曲部
1d 挟持板
2 T字エルボ
2a アーム
3 L字エルボ
3a 一端部
3b 他端部
3c アーム
3d 挟持板
4 ボルト(付勢手段)

Claims (2)

  1. T字エルボを所定部位に固定し且つ該T字エルボから下側の部分を前記T字エルボの分岐方向へ湾曲させたポールと、
    前記T字エルボの分岐部から延びたアームに一端部がスライド可能に装着され、且つ前記ポールの湾曲部先端と向かい合うように延びたアームを他端部もつL字エルボと、
    前記ポールの湾曲部先端及び前記L字エルボのアーム先端に設けられた挟持板と、
    前記T字エルボと前記L字エルボとを互いに近付けるように付勢する付勢手段と、
    を含んで構成されることを特徴とするアンテナ取付具。
  2. 前記L字エルボのアーム先端に設けられる挟持板が上下方向に揺動可能になっていることを特徴とする請求項1記載のアンテナ取付具。
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