JP4782960B2 - 櫛 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、櫛、特に柄の中間部で連結可能とした櫛に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に櫛は、頭髪を梳く櫛部と使用者が握る柄部が設けられて、比較的長いものである。ここで、櫛部と柄部を分割し、使用時に連結することにすれば、コンパクトに収納できることになる。係る観点から例えば特開2000−234606号公報には、柄部の中間部で連結可能とした櫛が開示されている。この従来技術では、図5に示すように、一方の部材70の端部に係合窓71を設けた筒状部72を設けている。また、他方の部材80の端部に可撓性材料からなる二条の連結片81を延長形成し、その先端に外側に向けて係合面82を設けた係合突起83を形成している。この係合面82を連結片81の延長方向に対して鋭角に形成して、たとえ頭髪を梳く際に、櫛に強い力が加わって、両部材間が折れ曲がるような力が作用しても、連結片が係合窓71から外れないようにできるとしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、この従来の技術にかかる櫛では、両部材70,80間を折り曲げるような力が作用すると、この力を延長形成された二本の連結片81のみで受けて、容易に折れ曲がってしまう。これでは、櫛の使用者にとって、使い勝手がよく無いものであった。
【0004】
そこで、本発明では、剛性のある連結部により櫛本体と連結柄部とを連結することによって、使い勝手のよいコンパクトに収納できる櫛とすることを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明では、櫛部を設けた櫛本体に連結柄部を連結する櫛の何れか一方の端部に筒状部を形成し、他方の端部に筒状部に挿入する挿入突片を設けて、櫛本体に連結柄部を挿入して連結可能とされた櫛において、筒状部の筒壁に係合窓が開口されるとともに、筒壁の内面に挿入突片の挿入方向に延びるガイド突条が設けられ、他方、挿入突片の先側から、斜め後方に向けて揺動可能な係合片が延出され、係合片の先端面には、外側に係合窓の窓縁に当接係止する係合面が設けられるとともに、内側に係合窓の窓縁の内面に当接する係合面から突出する係止突起が形成され、さらに、挿入突片の側面には、ガイド突条に嵌合するガイド凹条が形成されている。
【0006】
これにより、櫛を使用しない際には、櫛本体から連結柄部を分離し、コンパクトに収納できる。また、連結する際には、筒状部内へ挿入突片を挿入すると、ガイド突条にガイド凹条がガイドされ、係合片は筒状部の内壁に押圧されて撓みながら挿入され、係合片の弾性力により、係止突起が係合窓の窓縁の内面に当接してロックされる。
【0007】
ここで、櫛を折り曲げるような力が作用しても、ガイド突条の側面にガイド凹条が当接して係合突片と筒状部の剛性によって、折れ曲がりが防止される。
【0008】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1の発明では、櫛部を設けた櫛本体に連結柄部を連結する櫛の何れか一方の端部に筒状部を形成し、他方の端部に筒状部に挿入する挿入突片を形成し筒状部の壁面には、係合窓が設けられ、挿入突片の先側から、斜め後方に向けて揺動可能な係合片が延出され、係合片の先端面には、外側に係合窓の窓縁に当接係止する係合面が設けられるとともに、内側に係合窓の窓縁の内面に当接する係合面から突出する係止突起が形成されていることにより、櫛を使用する際に、連結柄部が櫛本体から外れにくく、また使いやすい櫛とすることができる。
【0009】
請求項2の発明では、係合窓が筒状部の対向する位置に形成され、また、挿入突片の両側に係合片が突出形成されていることにより、安定した係合を得ることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、この発明を毛染め剤を頭髪に塗布する際に使用する櫛1を例に、図1〜図4を参照して説明する。
この櫛1は、図1、図2に示すように、連結部4で連結されて、全体として縦長の紡錘形状とされた櫛本体2と、連結柄部3の二部材により構成され、櫛本体2の基端部と連結柄部3に形成された連結部4で連結されている。上半部を構成する櫛本体2は、板状の合成樹脂からなり、図1において、先端に向けて先細り形状とされ、先側右側には、櫛部21が一体成形により形成され、また、左側にはブラシ毛が列状に植設されたブラシ部22が設けられている。そして、中央には表面を多数の凹凸形状の滑り止め突起23が成形されている。さらに、櫛部21と連結部の間、及びブラシ部22と連結部4との間の櫛本体の左右面にも、滑り止め突起24,25がそれぞれ形成されている。
【0011】
櫛1の連結柄部3の下半部を構成する連結柄部3は、板状の合成樹脂からなり、連結部4から徐々に先細りとされ、その先端が、頭髪を分ける分け目用先端31とされている。また、連結柄部3の中央には、表面を多数の凹凸形状の滑り止め突起32が成形されている。
【0012】
この実施例の櫛1を使用して、毛染め剤を頭髪に塗布する際には、分け目用先端31により頭髪を分け、次にブラシ部の先に毛染め剤を取って、分け目近傍の頭髪に毛染め剤を塗布し、毛染めする部位の頭髪に毛染め剤を塗布して、櫛部により頭髪を梳いて、毛染め剤を均一に延ばす。この作業を繰り返して、むらの無い毛染めを行うものである。
【0013】
さて、この実施例の連結部4では、櫛本体2側が雄型とされ、連結柄部3側が雌型とされている。すなわち、図3に示すように、連結柄部3の先端に扁平な断面略方形の筒状部40が形成され、この筒状部40の左右側壁に開口する一対の係合窓41,41が設けられている。また、筒状部40の上下内面中央には、ガイド突条42が突出して設けられている。
【0014】
また、櫛本体2の基端部には、筒状部40に挿入される幅広の挿入突片50が突出形成されている。この挿入突片50の中央には、その上下面にガイド突条42に嵌合するガイド凹条51が形成されて、筒状部40に挿入突片50を挿入する際のガイドとされる。また、幅広の挿入突片50の先端の左右位置から、一対の係合片52、52が斜め後方に向けて延出されて、係合片52に左右に揺動可能な弾性が付与されている。係合片52の先端面の外側は、平面とされた係合面53とされて、係合窓41の窓縁に当接係止可能とされている。また、係合片52の先端面の内側は、係合面53から突出する係止突起54が突出形成されている。この構成によって、係合片52が係合窓41の窓縁に係止される際には、係合窓41の窓縁の内面に係止突起54が当接される。
【0015】
次に、上記構成からなる実施例の櫛1の作用について説明する。
櫛1を使用しない際には、櫛本体2から連結柄部3が分離されて、重ねた状態とされ、これにより櫛1の長さは約1/2の長さにコンパクト化される。特にこの実施例の櫛1は、毛染め剤を収容した化粧箱に同梱されるため、毛染め剤の化粧箱にコンパクトに収納される。
【0016】
そして、櫛本体1に連結柄部2を連結するに際しては、連結柄部2の筒状部40内へ挿入突片50を挿入すると、ガイド突条42にガイド凹条51がガイドされ、係合片52は筒状部40の内壁に押圧されて撓みながら挿入される。係合片52の係合面53が係合窓41に達すると、係合片52の弾性力により、係合片52が広がり、図4に示すように、係止突起54が係合窓41の窓縁の内面に当接してロックされる。
【0017】
ここで、連結柄部3を強く引っ張る力が作用すると、係合片52は挿入突片50の先端から斜め後方に向けて延出されているために、係合片52は、当接する係合窓41の窓縁を押圧する圧縮力が作用して外側に拡がる力が作用して、さらに、連結柄部3が櫛本体2から抜けることが防止される。
【0018】
また、頭髪を梳いている際に、櫛1を折り曲げるような力が連結部4に作用すると、図3に示すように、筒状部40の内面に形成したガイド突条42の側面に、挿入突片50に形成したガイド凹条51が当接する。すなわち、幅広の係合突片50と筒状部40の剛性によって、連結部4の折れ曲がりが防止されて、櫛本体2に対して、連結柄部3がほぼ一直線上に保持されて使い勝手のよい櫛とされる。
また、連結柄部3を分離していても、従来技術に挙げた特開2000ー234606号に開示されている連結片81等のように、脆弱な部位が突出することもなく、安全性や耐久性に優れた櫛とすることができる。
【0019】
なお、この実施例では、櫛本体2に挿入突片50を設け、連結柄部3に筒状部40を形成した例について説明したが、櫛本体側に筒状部を形成し、連結柄部側に挿入突片を設けて実施することもできる。
【0020】
また、この実施例においては、係合片52を挿入突片50の先端両側に延出した例について説明したが、必ずしも両側に設ける必要はなく、片側のみに設けても実施することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 正面図
【図2】 側面図
【図3】連結部を分離して示す一部切欠斜視図
【図4】連結状態を示す断面図
【図5】従来例を示す正面図
【符号の説明】
1…櫛
2…櫛本体
3…連結柄部
21…櫛部
22…ブラシ部
40…筒状部
41…係合窓
42…ガイト突条
50…挿入突片
51…ガイド凹条
52…係合片
53…係合面
54…係止突起

Claims (2)

  1. 櫛部を設けた櫛本体に連結柄部を連結する櫛の何れか一方の端部に筒状部を形成し、他方の端部に該筒状部に挿入する挿入突片を設けて、櫛本体に連結柄部を挿入して連結可能とされた櫛において、
    前記筒状部の筒壁に係合窓が開口されるとともに、該筒壁の内面に前記挿入突片の挿入方向に延びるガイド突条が設けられ、
    他方、前記挿入突片の先側から、斜め後方に向けて揺動可能な係合片が延出され、該係合片の先端面には、外側に前記係合窓の窓縁に当接係止する係合面が設けられるとともに、内側に該係合窓の窓縁の内面に当接する該係合面から突出する係止突起が形成され、さらに、前記挿入突片の側面には、前記ガイド突条に嵌合するガイド凹条が形成されていることを特徴とする櫛。
  2. 係合窓が筒状部の対向する位置に形成され、また、挿入突片の両側に係合片が突出形成されていることを特徴とする請求項1記載の櫛。
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