JP4782493B2 - 防霜ファンを利用する作物の栽培方法 - Google Patents

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Description

本発明は、防霜ファンを利用する作物の栽培方法に関する。
従来、りんご、梨、葡萄、桃等の果実類では、結実の確保と、さび果の軽減化、果実肥大の促進や、果形の確保等の如く、高品質の果実の収穫の拡充が要望されている。また農薬の使用の軽減化、環境保護も重要な問題である。尚、野菜類でもほぼ同様であり、そのために種々の方法が採用されている。その中の一つで、簡易、かつ省エネルギーであって、自然の気候条件を有効利用する方法として、防霜ファンが知られている。この防霜ファンも、建柱に設けた防霜ファン装置から、昇降式の防霜ファン装置へと進化した。そして、この進化の過程において、防霜ファンの俯角及び/又は軌跡の制御による多面的な防霜効果を図ることを意図する防霜ファン装置が提案されており、本出願人もこれらの防霜ファン装置及び/又はその改良に深く関わってきた。
この流れの一環として、市場では、防霜ファン装置をさらに進化させ、前述の果実類における結実の確保と、さび果の軽減化、果実肥大の促進や、果形の確保等の如く、高品質の果実の収穫の拡充を図る方法が要望されている。
以上のような観点に鑑み、関連性が窺える、従来の文献を列記する。この文献は、主として、作物の栽培方法に関するものであり、以下に概述する。
先ず、文献(1)は、特開2004−222553「無農薬桜桃の栽培方法」である。この文献(1)では、次のような説明がある。「果樹栽培においては、病害虫駆除の見地から農薬散布が行われる、通常は、年間に何度も農薬を散布して栽培されている。しかし、果樹は野菜等のように生育途中で収穫する作物とは異なり、永年作物であるために、樹体の保持が重要であり、消毒は不可欠であること、また放置すると樹体の枯死があること、又は高品質の果実が収穫できないこと等の問題があり、農家では、葡萄、桃等の病害虫駆除基準として、年間に、葡萄では9回、桃では13回、りんごでは14回、梨では15回、桜桃では8回の農薬散布を行うことが指導されている。そして、露地栽培ではなくハウス栽培による場合は、年間を通して農薬散布する回数が露地栽培よりも多くなる。ハウス栽培の場合はハウス内の温度が必然的に高温になるため、ハウス内に存在しているダニ類や灰星菌といった菌類、オウトウショウジョウバエ等の害虫が発生しやすくなること、ハウス栽培の場合は、露地栽培よりも早く収穫するパターンが多くなるので、収穫後、翌年までの期間が長くなり、この期間には外気温が高温になってダニ類が発生しやすくなるといったことから、何回も農薬散布することから、農薬散布の弊害は一層深刻であることが開示されている」。
また文献(2)は、再公表特許WO2002/023974の「種々の環境ストレス耐性を改良した植物、その作出方法、並びにポリアミン代謝関連酵素遺伝子」である。この文献(2)では、次のような説明がある。「植物はそれぞれの生息地の温度や塩などの様々な環境ストレスに適応して生活している。しかし、例えば、温度ストレスにおいては、植物が生育適温の上限または下限を超えるような環境に遭遇すると高温ストレスや低温ストレスを受け、徐々にあるいは急激に細胞の生理機能が損なわれて障害を引き起こす。これまで、種々の温度環境に適応した野生の植物を食料作物や工芸作物等に利用するために、選抜や交雑育種など育種的手段によって作物の温度適応性の拡大に努めてきた。また、野菜や花弁、果樹等の園芸作物においては育種的手段に加えて、施設園芸で栽培可能な期間の拡大を図ってきた。しかし、我国では、地域によっては気候が著しく異なるとともに、四季の変化が著しいので地域や季節によっては作物の生育に不適な温度環境にさらされる蓋然性がある。例えば、トマト、キュウリ、メロン、西瓜等果菜類の中には熱帯起源の作物が多い。これらの作物は需要が大きく農業経営上も重要性の大きい作物で早くから施設栽培に取り入れられてきたが、近時、施設園芸における省資源や暖房コストの低減が問題となっている。施設園芸における省資源については温室の構造的なものから栽培技術まで各方面から検討されているが、最も基本的なことは作物の低温ストレス耐性を高めることである。又は近年、地球温暖化やエルニーニョ現象が原因と考えられる異常気象によって作物が重大な被害を受けることは知られている」。
さらに文献(3)は、特開平1−171415号の「寒冷地における温室メロンの早出し栽培方法」である。この文献(3)では、次のような説明がある。「道内では、温室メロンの栽培に適しており、その理由は、湿度の管理の容易化及び/又は梅雨のない道内では、カビ、バクテリアの発生が少ないことが挙げられる。しかし、その反面、道内では土の温度が低いという弊害が挙げられる。そこで、この発明は、土中に熱媒体を配管することで、メロン苗の第一果着位置付近の土中の温度と、夜間の冷え込みを回避し、早期の出荷を意図する」。
特開2004−222553 WO2002/023974 特開平1−171415号
従来の防霜ファン装置では、俯角調整を人手に頼ることから、建柱を伸張した状態(高所)では、俯角は設定された状態での送風となる。従って、本発明が意図し、かつ防霜ファン装置をさらに進化させ、前述の果実類における結実の確保と、さび果の軽減化、果実肥大の促進や、果形の確保等の如く、高品質の果実の収穫の拡充を図る方法等の市場で要望する栽培方法は困難視される。またこの栽培方法に使用する自動的に俯角が調整できる防霜ファン装置が要望される状況である。
尚、前述の文献(1)〜(3)は、果実の栽培方法で、結実の確保と、さび果の軽減化、果実肥大の促進や、果形の確保等の如く、高品質の果実の収穫の拡充を図る方法であるが、(イ)農薬の問題解消、(ロ)低温ストレス耐性を高めること、(ハ)土中に熱媒体を配管することで、メロン苗の第一果着位置付近の土中の温度調整や、夜間の冷え込みを回避することであり、防霜ファン装置を有効利用する栽培方法ではない。
請求項1の発明は、露地栽培及び/又はハウス栽培を選択して栽培できる方法であって、かつ防霜ファン装置を利用して、防霜及び/又はハウス内の空気の撹拌を図ることで、果実類における結実の確保と、さび果の軽減化、果実肥大の促進や、果形の確保等の如く、高品質の果実の収穫の拡充が図れる栽培方法を提供することを意図する。また、実割れがほとんどなく、結実の確保と、さび果の軽減化、果実肥大の促進、或いは果形の確保等の如く、高品質の果実の収穫の拡充が図れる方法を市場に提供することを意図する。
請求項1は、テントで開閉するハウスの圃場に埋設した昇降式の建柱に俯角調整自在に設けた防霜ファンを利用する作物の栽培方法であって、
前記作物の実割れ防止を図るために、前記建柱を収縮し、かつハウスをテントで隠蔽して、前記防霜ファンを略水平状態に維持して、空気を略水平に送風する栽培と、
また、前記作物の防霜を図るために、前記建柱を伸張し、かつ前記ハウスのテントを開放して、前記防霜ファンを伏角状態に維持して、暖気を吹き降ろす栽培と、
を選択的に採用する構成とした防霜ファンを利用する作物の栽培方法である。
請求項2の発明は、請求項1の目的を達成すること、この目的を達成するのに最適な建柱の立設長さを提供することを意図する。
請求項2は、請求項1に記載の防霜ファンを利用する作物の栽培方法であって、
前記建柱を伸張の長さ略7000mm〜8000mmとし、また建柱を収縮の長さ略5000mm〜6000mmとした防霜ファンを利用する作物の栽培方法である。
請求項3の発明は、請求項1の目的を達成すること、この目的を達成するのに最適なハウスのテントの高さを提供すること等を意図する。
請求項3は、請求項1に記載の防霜ファンを利用する作物の栽培方法であって、
前記テントの高さを略5000mm〜7000mmとした防霜ファンを利用する作物の栽培方法である。
請求項4の発明は、請求項1の目的を達成すること、この目的を達成するのに最適な作物の高さ(樹木の高さ)を提供すること等を意図する。
請求項4は、請求項1に記載の防霜ファンを利用する作物の栽培方法であって、
前記作物の高さを略4000mm〜6000mmとした防霜ファンを利用する作物の栽培方法である。
請求項1の発明は、テントで開閉するハウスの圃場に埋設した昇降式の建柱に俯角調整自在に設けた防霜ファンを利用する作物の栽培方法であって、
作物の実割れ防止を図るために、建柱を収縮し、かつハウスをテントで隠蔽して、防霜ファンを略水平状態に維持して、空気を略水平に送風する栽培と、
また、作物の防霜を図るために、建柱を伸張し、かつハウスのテントを開放して、防霜ファンを伏角状態に維持して、暖気を吹き降ろす栽培と、
を選択的に採用する構成とした防霜ファンを利用する作物の栽培方法である。
従って、請求項1は、露地栽培及び/又はハウス栽培を選択して栽培できる方法であって、かつ防霜ファン装置を利用して、防霜及び/又はハウス内の空気の撹拌を図ることで、果実類における結実の確保と、さび果の軽減化、果実肥大の促進や、果形の確保等の如く、高品質の果実の収穫の拡充が図れる栽培方法を提供できる特徴がある。また、実割れがほとんどなく、結実の確保と、さび果の軽減化、果実肥大の促進、或いは果形の確保等の如く、高品質の果実の収穫の拡充が図れる方法を市場に提供できる実益がある。
請求項2の発明は、請求項1に記載の防霜ファンを利用する作物の栽培方法であって、
建柱を伸張の長さ略7000mm〜8000mmとし、また建柱を収縮の長さ略5000mm〜6000mmとした防霜ファンを利用する作物の栽培方法である。
従って、請求項2は、請求項1の目的を達成できること、この目的を達成するのに最適な建柱の立設長さを提供できること等の特徴がある。
請求項3の発明は、請求項1に記載の防霜ファンを利用する作物の栽培方法であって、
テントの高さを略5000mm〜7000mmとした防霜ファンを利用する作物の栽培方法である。
従って、請求項3は、請求項1の目的を達成できること、この目的を達成するのに最適なハウスのテントの高さを提供できること等の特徴がある。
請求項4の発明は、請求項1に記載の防霜ファンを利用する作物の栽培方法であって、
作物の高さを略4000mm〜6000mmとした防霜ファンを利用する作物の栽培方法である。
従って、請求項4は、請求項1の目的を達成できること、この目的を達成するのに最適な作物の高さ(樹木の高さ)を提供できること等の特徴がある。
以下、本発明の実施の態様(形態)を説明する。
図面の説明をすると、図1は単棟式のハウスの防霜ファン使用位置であって、防霜ファンの俯角を設定した建柱が最大に伸張する状態と雨除け(虫除け、遮光等除け)テントを開放した状態を示した側面模式図、図2は図1の背面模式図、図3は防霜ファン装置と建柱を示した側面模式図、図4は単棟式のハウスの防霜ファン使用位置であって、防霜ファンの俯角を0とした建柱が最小に収縮する状態と雨除け(虫除け、遮光等除け)テントを張装した状態を示した側面模式図、図5は図4の背面模式図、図6は防霜ファン装置と建柱を示した側面模式図、図7−1は図3の例の要部の拡大側面図、図7−2は図7−1の背面図、図8−1は図6の例の要部の拡大側面図、図8−2は図8−1の背面図である。また図9は連棟式のハウスの防霜ファン使用位置であって、防霜ファンの俯角を設定した建柱が最大に伸張する状態と雨除け(虫除け、遮光等除け)テントを開放した状態を示した背面模式図、図10は連棟式のハウスの防霜ファン使用位置であって、防霜ファンの俯角を0とした建柱が最小に収縮する状態と雨除け(虫除け、遮光等除け)テントを張装した状態を示した背面模式図である。
図1〜図3、図7−1、図7−2並びに図9の状態は、ハウスの防霜ファン使用位置であって、防霜ファンの俯角を設定した建柱Hが最大に伸張する状態と雨除けテントを開放した状態を示した各図であり、防霜ファン装置Aの防霜ファンA1が設定された俯角Bを維持しており、地上GLLの暖気Dを、作物Wに吹き降ろして防霜及び/又は凍霜防止等を図る状態を示しており、この建柱Hの高さであるが故に、テントCは開放されている。所謂、露地栽培の状態である。この状態での防霜ファンA1の利用で、空気の拡散を図って、例えば、植物体温低下を防ぎ、かつ気温との温度較差を回避し、防霜効果と生育の促進等が図れる。また太陽の恵みと、外気との接触を介して結実の促進及び/又は確保と、順調な生育が図れること等の特徴がある。さらに解凍暖除効果と細胞の破壊防止等が図れることも考えられる。
そして、結実した状態では、実割れを防止するために、図4〜図6、図8−1、図8−2並びに図10の状態となる。この状態は、ハウスの防霜ファン使用位置であって、防霜ファンA1の俯角Bを0(B=0)とした建柱Hが最小に収縮する状態と雨除けテントCを張装した状態を示した各図であり、防霜ファン装置Aの防霜ファンA1が設定された俯角0(B=0)を維持しており、地上GLLの暖気Dを、作物Wへ水平方向に送風D1する状態を示しており、この建柱Hが低い故に、テントCは張装されている。所謂、ハウス栽培の状態である。実割れ防止に有効であり、前述の各種の効果が期待できる。また葉面の裏面への送風D1も可能となり、濡れ及び/又は萎凋化防止等に有効である。そして、前記図1〜図3、図7−1、図7−2並びに図9の状態は、結実後においても、天候及び/又は他の状況では繰り返されることもあり得る。何れにしても、図1〜図3、図7−1、図7−2並びに図9及び/又は図4〜図6、図8−1、図8−2並びに図10の状態は、適宜選択され限定されない。またテントCの開放及び/又は張装も前述と同様である。このテントCの張装で、果実の啄み及び/又は朽ちれ等による被害の減少化、不良品の回避等も図れる。そして、また益虫の逃避防止等にも有効である。
以下、防霜ファン装置A等の構成の好ましい一例を具体的に説明する。
図7−1〜図8−2に示した防霜ファン装置Aを説明すると、建柱Hに設けた取付台1と、取付台1の筒部100に筒部200を被嵌して架承した架台2と、架台2の先端部2aの突部201に設けたモータベース3と、モータベース3の可動を司るリンク機構Eと、モータベース3に設けたモータ4と、モータ4の出力軸400に設けた羽根車6(ファン)と、リンク機構Eの操作する建柱に設けた俯角調整ストッパー8で構成する。従って、俯角B調整は、俯角調整ストッパー8によるリンク機構Eの押圧(建柱Hの収縮)で俯角Bを0(B=0)とし、また俯角調整ストッパー8によるリンク機構Eの押圧開放(建柱Hの伸張)で俯角Bを確保する。そして、このリンク機構Eは、架台2に設けた対の支持板10と、対の支持板10に略中心部を枢支11aした対の第一リンク杆11と、対の第一リンク杆11に一端13aを、またモータ4に設けた対のモータ突部401に他端13bを枢支した対の第二リンク杆13で構成し、対の俯角調整ストッパー8による対の第一リンク杆11に設けた作動部11bの押圧で、対の第二リンク杆13の一端13a及び他端13bを押下げ、モータベース3の俯角Bを調整可能とした構成である。図中1300は対の第一リンク杆11と対の第二リンク杆13を可動自在に連結する連結軸を示す。尚、モータベース3を、側面視して略鍵形とし、モータベース3に曲面状の長孔300を形成し、長孔300にモータ突部401の枢軸401aを挿設可能とし、この長孔300に沿って枢軸401aが移動することで、防霜ファンA1(モータ4)の設定した俯角Bへの復帰と、俯角Bの0(B=0)の状態とを確保する。即ち、防霜ファンA1の俯角B調整を図る。尚、例えばこれまで述べた各例の防霜ファンA1は固定式であるが、首振り(地面GLに対し)も可能であることは勿論である。そして、前述の俯角調整ストッパー8を建柱Hに設け、俯角調整ストッパー8で、第一リンク杆11間に設けた作動部11bを押上げ可能とし、前述の如く、リンク機構Eの押圧と、その押圧開放を図る。
そして、防霜ファン装置Aの動きを概述すると、(二)防霜ファンA1の俯角Bから俯角=0(B=0)の過程は、建柱Hの収縮→俯角調整ストッパー8による第一リンク杆11の作動部11bの押上げ→第二リンク杆13の一端13a及び/又は他端13bの押下げ→モータ突部401の可動及び/又は枢軸401aのモータベース3の長孔300での移動→モータ4の可動及び/又は羽根車6の略水平方向への可動となる(図8−1参照)。(ホ)逆に防霜ファンA1の俯角=0(B=0)から設定した俯角Bへの過程は、建柱Hの伸張→俯角調整ストッパー8による第一リンク杆11の作動部11bの押上げ開放→第二リンク杆13の一端13a及び/又は他端13bの押上げ→モータ突部401の可動及び/又は枢軸401aのモータベース3の長孔300での復帰移動→モータ4の可動及び/又は羽根車6の設定した俯角Bへの復帰可動となる(図7−1参照)。
図1は単棟式のハウスの防霜ファン使用位置であって、防霜ファンの俯角を 設定した建柱が最大に伸張する状態と雨除け(虫除け、遮光等除け)テントを開放し た状態を示した側面模式図 図2は図1の背面模式図 図3は防霜ファン装置と建柱を示した側面模式図 図4は単棟式のハウスの防霜ファン使用位置であって、防霜ファンの俯角を 0とした建柱が最小に収縮する状態と雨除け(虫除け、遮光等除け)テントを張装し た状態を示した側面模式図 図5は図4の背面模式図 図6は防霜ファン装置と建柱を示した側面模式図 図7−1は図3の例の要部の拡大側面図 図7−2は図7−1の背面図 図8−1は図6の例の要部の拡大側面図 図8−2は図8−1の背面図 図9は連棟式のハウスの防霜ファン使用位置であって、防霜ファンの俯角を 設定した建柱が最大に伸張する状態と雨除け(虫除け、遮光等除け)テントを開放し た状態を示した背面模式図 図10は連棟式のハウスの防霜ファン使用位置であって、防霜ファンの俯 角を0とした建柱が最小に収縮する状態と雨除け(虫除け、遮光等除け)テントを張 装した状態を示した背面模式図
1 取付台
100 筒部
2 架台
2a 先端部
200 筒部
201 突部
3 モータベース
300 長孔
4 モータ
400 出力軸
401 モータ突部
401a 枢軸
6 羽根車(ファン)
8 俯角調整ストッパー
10 支持板
11 第一リンク杆
11a 枢支
11b 作動部
13 第二リンク杆
13a 一端
13b 他端
1300 連結軸
A 防霜ファン装置
A1 防霜ファン
B 俯角
B=0 (俯角を)0
C テント
D 暖気
D1 送風
E リンク機構
H 建柱
GLL 地上
GL 地面
W 作物

Claims (4)

  1. テントで開閉するハウスの圃場に埋設した昇降式の建柱に俯角調整自在に設けた防霜ファンを利用する作物の栽培方法であって、
    前記作物の実割れ防止を図るために、前記建柱を収縮し、かつハウスをテントで隠蔽して、前記防霜ファンを略水平状態に維持して、空気を略水平に送風する栽培と、
    また、前記作物の防霜を図るために、前記建柱を伸張し、かつ前記ハウスのテントを開放して、前記防霜ファンを伏角状態に維持して、暖気を吹き降ろす栽培と、
    を選択的に採用する構成とした防霜ファンを利用する作物の栽培方法。
  2. 請求項1に記載の防霜ファンを利用する作物の栽培方法であって、
    前記建柱を伸張の長さ略7000mm〜8000mmとし、また建柱を収縮の長さ略5000mm〜6000mmとした防霜ファンを利用する作物の栽培方法。
  3. 請求項1に記載の防霜ファンを利用する作物の栽培方法であって、
    前記テントの高さを略5000mm〜7000mmとした防霜ファンを利用する作物の栽培方法。
  4. 請求項1に記載の防霜ファンを利用する作物の栽培方法であって、
    前記作物の高さを略4000mm〜6000mmとした防霜ファンを利用する作物の栽培方法。
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