JP4781143B2 - 画像形成装置 - Google Patents
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Description
図1は、図4を用いて後述する印刷データ4000を処理する実施例1の画像形成装置1000のブロック図である。画像形成装置1000には、印刷データ4000を受信する受信部110と、プログラムROM150に記憶されている印刷制御プログラム151により各種モジュールを総括的に制御するCPU120と、受信した印刷データ4000を蓄積する受信バッファ131と印刷データ解析後のビットマップデータを蓄積するページバッファ132からなるメモリ130と、ビットマップデータを印刷する印刷部141と設定画面2000やアラート画面5000を表示する表示部142からなる入出力部140が設けられている。
以上の構成により実施例1の画像形成装置1000は、以下のように動作する。この動作を図6の動作フローチャートを用いて説明する。
まず、許容値設定プログラム153により許容値記憶部161にユーザ情報310に関連付けて文字種別320と許容値330を記憶データ3000として設定する(ステップS110)。
次に、印刷動作として、受信部110で受信された印刷データ4000を印刷データ解析プログラム152で解析する(ステップS111)。そして、印刷データ4000に文字が含まれ、かつ縮小印刷かどうか判定し(ステップS120)、文字が含まれ、かつ縮小印刷の場合は、印刷データ4000からユーザ情報310を取得する(ステップS121)。
次に、図7の許容値設定画面例、図8の記憶データの記憶データ例、図9の印刷した印刷結果の例、図10のアラート画面例を用いて、オペレータの操作順に従って、実施例1の画像形成装置の動作をさらに詳細に説明する。
以上のように、実施例1の画像形成装置によれば、ユーザごとに文字種別に応じた許容フォントサイズを設定する許容値情報設定手段と、当該許容値情報を記憶する記憶手段と、印刷時のフォントサイズを前記許容値情報に基づき判定する判定手段を設け、前記判定手段による判定結果に基づき、所定の警告を行うようにしたので、印刷時のフォントサイズについてユーザごとに所望の許容値を設定でき、ユーザが所望とする無駄な印刷を防止することができる。
実施例2の画像形成装置の構成について、図11から図15を用いて説明する。まず、図11は、実施例2の画像形成装置1000のブロック図である。実施例2の画像形成装置は、実施例1の画像形成装置と、プログラムROM150内の構成が相違する。その他の構成は、実施例1と同様であるので、簡略化のためにその説明は省略する。
図13は、実施例2の画像形成装置の動作を示すフローチャートである。実施例2の画像形成装置では、文字種別320と許容値330を設定するステップS210およびステップS211の処理があらたに追加されている。ステップS110以降の処理については、実施例1の画像形成装置の動作と同様であるので、簡略化して説明する。
まず、記憶データ3000にある登録済みのユーザ情報310に関連付けられた設定値を取得するかどうかを判定し(ステップS210)、記憶データ3000にある登録済みのユーザ情報310に関連付けられた設定値を取得する場合は、設定値取得プログラム610により記憶データ3000にある登録済みのユーザ情報310に関連付けられた文字種別320と許容値330を取得し、設定値とする(ステップS211)。
次に、印刷動作として、受信部110で受信された印刷データ4000を印刷データ解析プログラム152で解析し、印刷データ4000に文字が含まれ、かつ縮小印刷かどうかを判定し、文字が含まれ、かつ縮小印刷の場合は、印刷データ4000からユーザ情報310を取得する(ステップS111・S120・S121)。一方、文字が含まれない場合或いは縮小印刷でないときは、文字サイズのチェックをする必要がないので、印刷部141にて印刷する処理に進む(ステップS171)。
次に、図14の許容値設定画面の構成図および図15の記憶データの記憶データ例を用いて、実施例2の動作をさらに詳細に説明する。
以上のように、実施例2の画像形成装置によれば、登録済みのユーザ情報に関連付けられた文字種別と許容値を選択して許容値情報として設定し、印刷時のフォントサイズを前記許容値情報に基づき判定し、所定の警告を行うようにしたので、実施例1の効果に加え、既登録の情報を有効に利用でき、許容値の設定操作を簡単にすることができる。
実施例3の画像形成装置の構成について、図16から図20を用いて説明する。図16は、実施例3の画像形成装置のブロック図である。実施例3の画像形成装置1000では、プログラムROM150の内容が実施例2と異なり、グループ情報設定プログラム810をあらたに追加している。
以上の構成により実施例3の画像形成装置は、以下のように動作する。この動作を、図20の動作フローチャートを用いて説明する。なお、実施例3の画像形成装置では、文字種別320と許容値330を設定する処理としてステップS319が追加されており、また、記憶データ3000から文字種別320と許容値330を取得する処理としてステップS311、S320、S321が追加されている。その他の処理は、図13に示した実施例2の動作と同様であるので、簡略化して以下に説明する。
まず、設定動作として、記憶データ3000にある登録済みのユーザ情報310に関連付けられた設定値を取得するかどうかを判定し、記憶データ3000にある登録済みのユーザ情報310に関連付けられた設定値を取得する場合は、記憶データ3000にある登録済みのユーザ情報310に関連付けられた文字種別320と許容値330を取得し、設定値とする((ステップS210・S211)。
次に、印刷動作として、受信部110で受信された印刷データ4000を印刷データ解析プログラム152で解析し、印刷データ4000に文字が含まれ、かつ縮小印刷かどうかを判定し、文字が含まれ、かつ縮小印刷の場合は、印刷データ4000からユーザ情報310を取得する(ステップS111・S120・S121)。一方、文字が含まれない場合或いは縮小印刷でないときは、文字サイズのチェックをする必要がないので、印刷部141にて印刷する処理に進む(ステップS171)。
以上のように、実施例3の画像形成装置によれば、複数のユーザ情報からなるグループ情報に関連付けて文字種別と許容値を記憶する記憶部を設け、登録済みのユーザ情報またはグループ情報に関連付けられた文字種別と許容値を選択して許容値情報として設定し、印刷時のフォントサイズを前記許容値情報に基づき判定し、所定の警告を行うようにしたので、実施例2の効果に加え、複数ユーザに共通の文字種別と許容値を設定することができ、設定操作をさらに簡略化することができる。
(1)以上の実施例の説明では、許容値として文字サイズを例として説明したが、文字等の間隔、行間隔などを許容値としてもよい。また、文字に限らず、図形などの外形の大きさを許容値としてもよい。
154 文字サイズ比較プログラム
155 報知プログラム
160 ストレージ
161 許容値記憶部
310 ユーザ情報
320 文字種別
330 許容値
610 設定値取得プログラム
810 グループ情報設定プログラム
1000 画像形成装置
2000 設定画面
3000 記憶データ
4000 印刷データ
5000 アラート画面
Claims (5)
- ユーザが印刷の指示をした印刷データに含まれるユーザ、縮小率、文字種及び該文字種の大きさの情報を抽出する情報抽出部と、
前記縮小率及び大きさに基づき、縮小後の前記文字種の大きさを算出する算出手段と、
印刷データに含まれうる複数の文字種の大きさの許容値を、印刷データに含まれ得るユーザ及び文字種に対応付けて記憶する記憶手段とを設け、
前記記憶手段から、前記抽出されたユーザ及び文字種により前記許容値を読み出し、前
記縮小後の文字種の大きさと前記許容値とを比較して、前記縮小後の文字種の大きさが前記許容値より小さいと判定すると、判定した文字種毎に所定の警告表示を行うようにしたことを特徴とする画像形成装置。 - 前記警告表示は、前記判定した文字種を表示すると共に、前記印刷データの印刷の処理の継続、または前記印刷データの印刷の中止を選択可能な選択手段を設けたことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
- 前記印刷データに含まれる全文字種について前記判定を行い、全文字種について印刷の処理の継続が選択された場合に前記印刷データの印刷を行うことを特徴とする請求項2記載の画像形成装置。
- ユーザごとにすでに登録した許容値情報を選択可能とし、選択されたユーザの許容値情報に基づき判定するようにしたことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
- 前記記憶手段を、複数のユーザ情報からなるグループ情報に関連付けて許容値情報を記憶する記憶手段とし、
前記許容値情報設定手段を、登録済みのグループ情報およびユーザ情報に関連付けられた許容値情報を選択して許容値情報として設定する設定手段としたことを特徴とする請求項1の画像形成装置。
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