JP4780045B2 - 二次電池の残存容量算出装置 - Google Patents

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Description

本発明は、二次電池の残存容量算出装置に係り、特に、車両のバッテリ電圧と、充電状態を示すSOC値との関係を示す電圧−SOCマップに基づいて二次電池の残存容量を算出する二次電池の残存容量算出装置に関する。
車両の二次電池、例えばニッケル・水素電池などの残存容量は、SOC検出装置により検出されたSOC値(State of Charge)により判断される。そして、このSOC値は、5段階の残存容量モニタにより車両内の表示装置に表示される。このSOC値は二次電池の起電力との間に一応の関係がある。この関係を利用し、車両のバッテリ電圧とSOC値との関係を予め調べて電圧−SOCマップを作成し、計測されたバッテリ電圧に基づいてこの電圧−SOCマップからバッテリ電圧に対応するSOC値として電池の残存容量を算出する方法が一般的に行われている。
この車両の二次電池において、二次電池の充放電を繰り返すうちに、同じSOC値であっても二次電池の起電力が低下してくる現象があり、二次電池のメモリ効果として知られている。この二次電池のメモリ効果は、一般的には、強制的に充電させた後に再度充電させるリフレッシュ充電を行うことで解消される。このメモリ効果は予め予測することが難しく、一方このメモリ効果を考慮しないと、計測された電圧から算出されたSOC値に誤差が発生する。また、この二次電池のメモリ効果は、車両が走行する地域の外気温、及び車両が走行する地域における平地、山岳地といった走行環境などの走行条件により影響の度合いが異なるという特性を有する。
図6に、バッテリ電圧のメモリ効果による影響を上下限電圧マップにより示す。上下限電圧マップ20とは、二次電池の充電時から放電時までの車両走行の間に計測されたバッテリ電圧の履歴をいい、二次電池のバッテリ電圧の上限値(Vmax)及び下限値(Vmin)が示される。本マップの横軸は計測時間(T)であり、縦軸はバッテリ電圧(V)である。図6に示すように、二次電池の充電時にはバッテリ電圧(V)はほぼ上限値(Vmax)で推移し、二次電池の放電時にはバッテリ電圧(V)はほぼ下限値(Vmin)となる。本マップでは長時間走行されたハイブリッド車両の二次電池について、メモリ効果の影響を受けていない初期のバッテリ電圧(V)の上下限値に対し、メモリ効果の影響により変動した自走後のバッテリ電圧(V)の上下限値が示されている。すなわち、上下限電圧マップ20上の実線(P)は車両の自走前に計測された初期のバッテリ電圧(V1)の実測値であり、上下限電圧マップ20上の破線(Q)は車両の自走後に計測されたバッテリ電圧(V2)の実測値を示す。
図6から明らかなように、自走後のバッテリ電圧(V2)は、二次電池の充電時には自走前のバッテリ電圧(V1)に対して降下し、二次電池の放電時には自走前のバッテリ電圧(V1)に対して上昇する。すなわち、自走後のバッテリ電圧(V2)の上限値(V2max)と下限値(V2min)の範囲は、二次電池のメモリ効果により、自走前のバッテリ電圧(V1)の上限値(V1max)と下限値(V1min)との範囲よりも狭まる傾向を示す。
図7に、車両のバッテリ電圧と、充電状態を示すSOC値との関係を示す電圧−SOCマップを示す。本電圧−SOCマップ30の横軸はSOC値(%)であり、縦軸はバッテリ電圧(V)である。上述したように、バッテリ電圧(V)とSOC値(S)とには一応の関係があることから、電圧とSOC値とは、バッテリ電圧(V)の下限値(Vmin)でのSOC値(Smin)を示す点とバッテリ電圧(V)の上限値(Vmax)でのSOC値(Smax)を示す点とを結ぶ直線で近似する。上述したように、電池の残存容量は、自走前の初期のバッテリ電圧(V1)の上限値(V1max)と下限値(V1min)とにより設定された電圧−SOCマップ30に基づき、車両の自走後に計測されたバッテリ電圧(VΑ)に対するSOC値(S)を算出するのが一般的である。
そして、ハイブリッド車両のECUは、算出された二次電池のSOC値に従って、モータ出力、エンジン出力などに指令し、二次電池のSOC値が適正な範囲の値となるように制御する。
一方、特許文献1には、充放電電流と温度とに基づいて補正値を設定し、起動力特性−SOCマップを補正して電池のメモリ効果の影響を排除する二次電池の残存容量推定装置及び二次電池の残存容量算出方法が開示されている。
また、特許文献2には、電池の抵抗値や温度に関する情報とメモリ効果との関係がマップ化され、このマップを用いることで電池に生じたメモリ効果の程度を判断する二次電池のメモリ効果判定装置及び二次電池の残存容検出定装置が開示されている。
さらに、特許文献3には、IV判定、温度変化、起電圧の電流量の変化に応じた変化率などのメモリ効果の影響を受けないSOC値の検出を行い、その後の電流量の積算及び電圧計測に基づいてSOC−起電力特性を補正する電池充電状態検出装置が開示されている。
特開2004−22322号公報 特開2001−196100号公報 特開2000−221249号公報
上述したように、ハイブリッド車両のECUはこの二次電池のSOC値に従ってエンジンの駆動等を制御するが、そのSOC値は自走前の初期のバッテリ電圧の上限値及び下限値に基づき算出された値である。従って、自走後においてバッテリ電圧の上限値及び下限値が二次電池のメモリ効果により変動すると、後述する理由によりSOC値の算出に誤差が発生する。そして、ハイブリッド車両のECUは誤差を含んだSOC値によりエンジンの駆動等を制御してしまう虞がある。
車両の自走後のバッテリ電圧の上限値の下降により、計測されたバッテリ電圧に対するSOC値はより低く評価される。この算出されたSOC値に対する低めの評価により、ハイブリッド車両のECUはエンジンをより駆動させて電池を充電させる制御を行い、ハイブリッド車両の燃費を悪化させる場合がある。
また、車両の自走後のバッテリ電圧の下限値の上昇により、計測されたバッテリ電圧に対するSOC値はより高く評価される。この算出されたSOC値に対する高めの評価により、ハイブリッド車両のECUはエンジンの駆動をより制限する制御を行い、二次電池の残存容量をより低下させる場合がある。
さらに、バッテリ電圧の上限値の下降の程度が、バッテリ電圧の下限値の上昇の程度に比べて大きい場合には、計測されたバッテリ電圧に対するSOC値は全体的により低く評価される。このSOC値に対する低めの評価により、ECUは、計測されたバッテリ電圧の値にかかわらずエンジンをより駆動させて二次電池を充電させる制御を行い、ハイブリッド車両の燃費を悪化させる場合がある。
本願の目的は、かかる課題を解決し、二次電池に発生するメモリ効果を考慮した電圧―SOCマップから適正なSOC値を算出する二次電池の残存容量算出装置を提供することである。
上記目的を達成するため、本発明に係る二次電池の残存容量算出装置は、車両のバッテリ電圧と、二次電池の残存容量を示すSOC値との関係を示す電圧−SOCマップに基づいて二次電池の残存容量を算出する二次電池の残存容量算出装置において、車両の走行条件を予め分類された所定条件に基づいて判定する走行条件判定手段と、二次電池の放電制限及び充電制限の到達頻度により車両の走行負荷を判定する走行負荷判定手段と、初期の上下限電圧マップと、その上下限電圧マップに基づく初期の電圧―SOCマップと、車両の走行条件及び走行負荷の組合せごとに予め設定された自走後の上下限電圧マップと、を記憶する電圧マップ記憶手段と、自走後に、走行条件判定手段が判定した走行条件、及び走行負荷判定手段が判定した走行負荷から、電圧マップ記憶手段に記憶された該当する自走後の上下限電圧マップを抽出する上下限電圧マップ抽出部と、初期の電圧―SOCマップ、及び抽出された上下限電圧マップに基づく自走後の電圧―SOCマップに基づき、計測されたバッテリ電圧に対するSOC値を算出する残存容量算出部と、算出されたSOC値を表示する残存容量表示部と、を備える。
また、二次電池の残存容量算出装置は、残存容量算出部が、初期の電圧−SOCマップ、及び自走後の電圧−SOCマップにおける上限電圧及び下限電圧の関係から、計測されたバッテリ電圧に対するSOC値を算出することが好ましい。
また、二次電池の残存容量算出装置は、残存容量算出部が、計測されたバッテリ電圧について、自走後の電圧−SOCマップの上限電圧と下限電圧との範囲内での位置を、初期の電圧−SOCマップの上限電圧と下限電圧との範囲内での位置に置き換え、初期の電圧−SOCマップでのバッテリ電圧の値からSOC値を算出することが好ましい。
また、二次電池の残存容量算出装置は、残存容量算出部が、計測されたバッテリ電圧について、自走後の電圧−SOCマップの上限電圧と下限電圧とから定まるバッテリ電圧に対する縮尺を、初期の電圧−SOCマップの上限電圧と下限電圧とから定まるバッテリ電圧に対する縮尺に変換し、変換された自走後の電圧−SOCマップのバッテリ電圧の値からSOC値を算出することが好ましい。
また、二次電池の残存容量算出装置は、走行条件判定手段が、少なくとも車両の走行環境及び外気温に基づき走行条件を判定することが好ましい。
また、二次電池の残存容量算出装置は、走行条件判定手段が、車両に搭載されたカーナビゲーションから車両が走行する地域に関する情報を入手し、その地域に関する情報から車両の走行環境を判断して走行条件を判定することが好ましい。
また、二次電池の残存容量算出装置は、走行条件判定手段が、車両に搭載された温度センサから気温に関する情報を入手し、その気温に関する情報から外気温を判断して走行条件を判定することが好ましい。
さらに、二次電池の残存容量算出装置は、走行負荷判定手段が、所定期間での電池の放電制限の到達回数と充電制限の到達回数とを合算した回数により車両の走行負荷を判定することが好ましい。
上記構成により、二次電池の残存容量算出装置は、二次電池のメモリ効果の程度に影響する走行条件及び走行負荷を影響因子とした上下限電圧マップを予め作成しておく。そして、車両自走後に判定した走行条件及び走行負荷から、該当する上下限電圧マップが抽出され、その上下限電圧マップにより二次電池のメモリ効果による上下限電圧の変動を評価することができる。また、その上下限電圧の変動から自走後の電圧―SOCマップを作成し、初期の電圧―SOCマップ及び自走後の電圧―SOCマップに基づき、計測されたバッテリ電圧に対するメモリ効果を考慮したSOC値を算出することができる。
以上のように、本発明に係る二次電池の残存容量算出装置によれば、二次電池に発生するメモリ効果を考慮した電圧―SOCマップから適正なSOC値を算出することが可能となる。
以下に、図面を用いて本発明に係る二次電池の残存容量算出装置の実施の形態につき、詳細に説明する。本実施形態では、本発明の二次電池の残存容量算出装置をハイブリッド車両に適用した場合について説明する。
図1に、二次電池の残存容量算出装置の1つの実施形態の概略構成を示す。ハイブリッド車両の二次電池10の各バッテリセル16の電圧、及び全体の電圧は電圧検出計11で計測され、またバッテリ電流は電流検出計13で計測される。計測されたバッテリ電圧及びバッテリ電流のデータは電池ECU14に出力される。電池ECU14は、二次電池の残存容量算出装置1により算出された電池10のSOC値をHVECU15に出力する。また、電池ECU14は、電圧検出器11から出力された各バッテリセル16の電圧値に基づき、バッテリセル16での過放電及び過充電を検出する。そして、HVECU15は、アクセル開度、ブレーキ踏み込み量、車速などの情報に基づいて決定されたトルク指令により負荷12を制御する。負荷12は、インバータ(図示せず)、モータ(図示せず)からなり二次電池10からの直流電力をインバータにより交流電力に変換してモータを駆動させる。
HVECU15は、電池ECU14から出力される二次電池10のSOC値に従って、モータ出力、エンジン出力などを制御して二次電池10のSOC値が適正な値となるように制御する。また、バッテリセル16の過放電及び過充電が検出された場合には、二次電池10からの放電及び二次電池10への充電を禁止する制御を行う。
従来、電池ECU14は、バッテリ電圧とSOC値との関係を示す初期の電圧−SOCマップ30を予め求めておき、自走後に電圧検出計11で計測された電圧に応じてSOC値を算出していた。本発明に係る二次電池の残存容量算出装置1は、電池ECU14に対して、二次電池10に発生する電圧のメモリ効果を考慮した電圧―SOCマップ30から適正なSOC値を算出して供給する装置である。そして、この二次電池の残存容量算出装置1は、走行条件判定手段2、走行負荷判定手段3、電圧マップ記憶手段4、上下限電圧マップ抽出部5、残存容量算出部6、及び残存容量表示部7から構成される。
走行条件判定手段2は、ハイブリッド車両の走行条件を予め分類された所定条件に基づいて判定する。すなわち、二次電池10のメモリ効果は、ハイブリッド車両が走行する地域の走行環境により影響されることから、この地域ごとの走行環境を所定条件として分類する。この走行環境は、例えば、交通渋滞の多い都市部、交通渋滞の少ない市街地、平坦な走行の多い平坦部、高低差のある走行の多い山岳部などである。また、二次電池10のメモリ効果は、ハイブリッド車両が走行する地域の外気温により影響されることから、この地域ごとの外気温を所定条件として分類する。この外気温による地域の分類とは、例えば、高温地域、常温地域、低温地域などである。そして、走行条件判定手段2は、これらの走行環境及び外気温を、例えば、高温地域・山岳部、常温地域・都市部などのように組み合わせて分類する。或いは、この所定条件は、上記走行環境及び外気温の双方を考慮して、例えば、沖縄・市街地、長野・山岳地、札幌・平地といったその地域ごとの走行条件の分類であっても良い。さらに、例えば、北米、南欧、南米、東南アジアなどの世界の都市ごとの分類を加えても良い。
走行条件判定手段2は、車両に搭載されたGPS(全地球測位システム)を利用したカーナビゲーションからその車両が走行する地域に関する情報を入手する。そして、入手した情報から車両の走行環境を判断する。例えば、カーナビゲーションにより認識された車両が走行する地域名から、予め地域名ごとに定められた走行環境を判断する。或いは、車両の走行スピードや停止・発進の頻度、道路渋滞情報、車両走行の高低さなどから予め分類された所定条件に基づいて走行条件を判定する。
また、走行条件判定手段2は、車両に搭載された温度センサ17から気温に関する情報を入手し、入手した情報から外気温を判断し、予め分類された、例えば、高温地域、常温地域、低温地域といったその地域の外気温の分類に基づいて走行条件を判定する。
走行負荷判定手段3は、電池ECU14からの二次電池10のバッテリセル16の放電制限の到達頻度及び充電制限の到達頻度に関する情報に基づいて車両の走行負荷を判定する。すなわち、電池ECU14は、二次電池10の各バッテリセル16が充電時において過負荷になった場合には制御周期(100μs)ごとに充電制限の指令を発信する。これは、大電流が流れることで発生するジュール熱による電池温度の上昇を回避するためである。二次電池10の各バッテリセル16への放電時においても同様である。これらの充電時及び放電時の過負荷は、その車両の走行負荷が過大となると発生する場合が多い。従って、一定期間内での電池ECU14による放電制限及び充電制限の発生頻度は、その車両における走行負荷を示す。本実施の形態では、走行負荷判定手段3は、1日当りの充電制限の指令回数(Win)と1日当りの放電制限の指令回数(Wout)とを合算した回数(Win+Wout)により走行負荷の状態を設定する。或いは、充電制限の指令回数Winと放電制限の指令回数Woutとをそれぞれ独立して計測し、それぞれの回数により走行負荷の状態を設定しても良い。
上述した地域ごとの走行環境や外気温などの所定条件と、走行負荷との組合せごとに、予めモデル化された上下限電圧マップ20が設定される。図2及び図3に、この上下限電圧マップ20の一つの実施例を示す。図2は、平坦部における上下限電圧マップ20であり、図2(a)は常温地域の上下限電圧マップ20a、図2(b)は高温地域の上下限電圧マップ20bの例である。図3は、山岳部における上下限電圧マップ20であり、図3(a)は常温地域の上下限電圧マップ20c、図3(b)は高温地域の上下限電圧マップ20dの例である。ここに、本マップの横軸は計測時間(T)であり、縦軸はバッテリ電圧(V)である。二次電池10の充電時にはバッテリ電圧(V)はほぼ上限値(Vmax)で推移し、二次電池10の放電時にはバッテリ電圧(V)はほぼ下限値(Vmin)となる。また、マップ上の破線(P)は自走前に計測された初期のバッテリ電圧(V1)を示し、マップ上の実線(Q)は自走後に計測されたバッテリ電圧(V2)を示す。これらのバッテリ電圧(V2)は、ハイブリッド車両の試験走行試験や実走行試験からの計測結果、或いは廃車などから回収された二次電池10を用いた計測結果からモデル化されたものである。
図2(a)の走行条件は、平坦地・常温地域、Win+Wout頻度が1回/日の場合であり、この走行条件の場合には、メモリ効果により自走後の値を示す実線(Q)は所期の値を示す破線(P)に比べて上限値では10%下降し、下限値では10%上昇する。また、図2(b)の走行条件は、平坦地・高温地域、Win+Wout頻度が2回/日の場合であり、この走行条件の場合には、メモリ効果により自走後の値を示す実線(Q)は所期の値を示す破線(R)に比べて上限値では15%下降し、下限値では15%上昇する。また、図3(a)の走行条件は、山岳地・常温地域、Win+Wout頻度が3回/日の場合であり、この走行条件の場合には、メモリ効果により自走後の値を示す実線(Q)は所期の値を示す破線(P)に比べて上限値では18%下降し、下限値では15%上昇する。さらに、図3(b)の走行条件は、山岳地・高温地域、Win+Wout頻度が4回/日の場合であり、この走行条件の場合にはメモリ効果により自走後の値を示す実線(Q)は所期の値を示す破線(P)に比べて上限値では18%下降し、下限値では18%上昇する。これらの上下限電圧マップ20から、車両の走行条件が異なるとメモリ効果も異なることが分かる。また、メモリ効果による、上限値の下降の程度と下限値の上昇の程度とはほぼ同程度ではあるが、上下限電圧マップ20cのように必ずしも一致しない場合もあることが分かる。
図4に、初期の電圧―SOCマップ30及びメモリ効果により変動した自走後の電圧―SOCマップ30を示す。本マップの横軸はSOC値(%)であり、縦軸はバッテリ電圧(V)である。実線(N)は、自走後のバッテリ電圧―SOC値の関係を示し、破線(M)は自走前の初期のバッテリ電圧―SOC値の関係を示す。自走前の値を示す破線(M)のバッテリ電圧の上限値(Vmax)は自走後にはメモリ効果により下降し、その下限値(Vmin)は自走後にはメモリ効果により上昇する。従って、自走後の値を示す実線(N)は、自走前の値を示す破線(M)と交差する。
電圧マップ記憶手段4は、初期の上下限電圧マップ20と、この初期の上下限電圧マップ20に基づく初期の電圧―SOCマップ30と、車両の走行条件及び走行負荷の組合せごとにモデル化された上下限電圧マップ20とを記憶する。すなわち、電圧マップ記憶手段4は、図2及び図3に示す初期の上下限電圧マップ20の値を示す破線(P)と自走後の上下限電圧マップ20の値を示す実線(Q)とを記憶し、さらに、図4に示す初期の電圧―SOCマップ30の値を示す破線(M)を記憶する。或いは、電圧マップ記憶手段4は、車両の走行条件及び走行負荷の組合せごとにモデル化された上下限電圧マップ20の上限値(Vmax)及び下限値(Vmin)に関するデータのみを記憶しても良い。
上下限電圧マップ抽出部5は、車両自走後に、走行条件判定手段2が判定した走行条件、及び走行負荷判定手段3が判定した走行負荷から、電圧マップ記憶手段4に記憶された該当する上下限電圧マップ20を抽出する。例えば、図2及び図3に示すような上下限電圧マップ20a〜20dから、走行条件及び走行負荷が共に一致する上下限電圧マップ20を検索して抽出する。
図5に、自走前の初期の上下限電圧マップ20と、上下限電圧マップ抽出部5により抽出された上下限電圧マップ20との比較を示す。車両の自走前においては、計測されたバッテリ電圧(V)は、メモリ効果の影響のないバッテリ電圧(V)の上限値(V1max)及び下限値(V1min)間の電圧の幅(Va)となる。一方、車両の自走後においては、計測されたバッテリ電圧(V)は、メモリ効果により狭まったバッテリ電圧(V)の上限値(V2max)及び下限値(V2min)の間の電圧の幅(Vb)となる。つまり、自走後のバッテリ電圧(V)の値は、メモリ効果により異なる縮尺による値となる。従って、バッテリ電圧(V)の値をそのままSOC値の算出に用いると算出されたSOC値(S)に誤差が発生する。
例えば、バッテリ電圧の上限値(Vmax)の下降により、計測されたバッテリ電圧(V)に対するSOC値(S)はより低く評価されてしまう。例えば、図5において、自走後に計測された電圧(V)は、電圧の幅(Vb)での位置に対する電圧の幅(Va)での位置は、その値自体は変わらないにもかかわらず、より低い位置となる。このSOC値(S)に対する低めの評価により、電池ECU14はエンジンをより駆動させて二次電池10を充電させようとし、ハイブリッド車両の燃費を悪化させる場合がある。また、バッテリ電圧(V)の下限値(Vmin)の上昇により、計測されたバッテリ電圧(V)に対するSOC値(S)はより高く評価される。例えば、図5において、自走後に計測された電圧(V)は、電圧の幅(Vb)での位置に対する電圧の幅(Va)での位置は、その値自体は変わらないにもかかわらず、より高い位置となる。このSOC値(S)に対する高めの評価により、ECUはエンジンの駆動をより制限する制御を行い、二次電池10の残存容量をより低下させる場合がある。
さらに、図3(a)に示すように、バッテリ電圧の上限値(Vmax)の下降の程度が、バッテリ電圧の下限値(Vmin)の上昇の程度に比べて大きい場合には、計測されたバッテリ電圧(V)に対するSOC値(S)は全体的により低く評価される。このSOC値(S)に対する低めの評価により、電池ECU14は、計測されたバッテリ電圧(V)の値の如何にかかわらずエンジンをより駆動させて電池を充電させようとし、ハイブリッド車両の燃費を悪化させる場合がある。
残存容量算出部6は、初期の電圧―SOCマップ30、及び上下限電圧マップ抽出部5が抽出した上下限電圧マップ20から作成された自走後の電圧―SOCマップ30に基づき、自走後に計測されたバッテリ電圧(V)に対応する適切なSOC値(S´)を算出する。
図4に、残存容量算出部6による適切なSOC値(S´)の算出方法を示す。残存容量算出部6は、まず自走後の値を示す実線(N)上の計測されたバッテリ電圧(V)に対応するSOC値(S)を示すP点を求める。次に図4(b)に示すように、自走後の実線(N)の上限値(V2max)と下限値(V2min)との間の位置、例えば、x/(x+y)或いはy/(x+y)を算出し、自走前の初期の破線(M)の線上において、x´/(x´+y´)=x/(x+y)となるP点、或いはy´/(x´+y´)=y/(x+y)となるP点を求める。そして、PのSOC値(S´)を算出する。
つまり、計測されたバッテリ電圧(V)について、自走後の値を示す実線(N)上の位置を自走前の値を示す破線(M)の位置に変換させる。バッテリ電圧の上限値(Vmax)の下降により、より低く評価されてしまうSOC値(S)は適正なSOC値(S´)となる。また、バッテリ電圧(V)の下限値(Vmin)の上昇により、計測されたバッテリ電圧(V)に対するSOC値(S)はより高く評価されてしまうSOC値(S)は適正なSOC値(S´)となる。
残存容量算出部6は、他の実施形態として、自走後に計測されたバッテリ電圧(V)について、自走後の実線(N)の上限電圧(V2max)と下限電圧(V2min)とから定まる各電圧(V)に対する縮尺を、自走前の初期の値を示す破線(M)の上限電圧(V1max)と下限電圧(V1min)とから定まる各電圧に対する縮尺に変換し、変換された自走後の電圧−SOCマップ30の縮尺上のバッテリ電圧(V´)の位置からSOC値(S´)を算出する。つまり、図5に示す電圧の幅(Vb)を破線で示す電圧の幅(Va)にその縮尺を拡張する。これを式で表すと、V´=V×(V1max−V1min)/(V2max−V2min)となる。
そして、残存容量表示部7は、算出されたSOC値(S´)を表示する。車内に設けられた残存容量表示部7は、SOC値(S´)を5段階に分け、液晶を点滅させて表示する。図4の電圧−SOCマップ30から明らかなように、自走後の値を示す実線(N)は、メモリ効果により自走前の初期の値を示す破線(M)に対して、その勾配が緩やかとなる。このため、バッテリ電圧(V)の変化(δV)に対してSOC値(S)はより大きな変化(δS)をする。すなわち、SOC値(S)の変化に対する感度が敏感になる。従って、本二次電池の残存容量算出装置1によると、メモリ効果により敏感になった残存容量表示部7の液晶の点滅を適正な感度とすることができる。
本発明に係る二次電池の残存容量算出装置の1つの実施形態の概略構成を示すブロック図である。 平坦地における上下限電圧マップの一つの実施例を示す説明図である。 山岳地における上下限電圧マップの一つの実施例を示す説明図である。 初期の電圧―SOCマップ及びメモリ効果により変動した自走後の電圧―SOCマップを示す説明図である。 初期の上下限電圧マップと、上下限電圧マップ抽出部により抽出された上下限電圧マップとの比較を示す説明図である。 車両のバッテリ電圧のメモリ効果による影響を示した上下限電圧マップの説明図である。 車両のバッテリ電圧とSOC値との関係を示した電圧−SOCマップの説明図である。
符号の説明
1 二次電池の残存容量算出装置、2 走行条件判定手段、3 走行負荷判定手段、4 電圧マップ記憶手段、5 上下限電圧マップ抽出部、6 残存容量算出部、7 残存容量表示部、10 二次電池、11 電圧検出計、12 負荷、13 電流検出計、14 電池ECU、15 HVECU、16 バッテリセル、17 温度センサ、18 カーナビゲーション、20 上下限電圧マップ、30 電圧―SOCマップ、M 自走前のバッテリ電圧―SOC値の関係を示す破線、N 自走後のバッテリ電圧―SOC値の関係を示す実線、P 自走前のバッテリ電圧を示す破線、Q 自走後のバッテリ電圧を示す実線、S SOC値、V 電圧。

Claims (8)

  1. 車両のバッテリ電圧と、二次電池の残存容量を示すSOC値との関係を示す電圧−SOCマップに基づいて二次電池の残存容量を算出する二次電池の残存容量算出装置において、
    車両の走行条件を予め分類された所定条件に基づいて判定する走行条件判定手段と、
    二次電池の放電制限及び充電制限の到達頻度により車両の走行負荷を判定する走行負荷判定手段と、
    初期の上下限電圧マップと、その上下限電圧マップに基づく初期の電圧―SOCマップと、車両の走行条件及び走行負荷の組合せごとに予め設定された自走後の上下限電圧マップと、を記憶する電圧マップ記憶手段と、
    自走後に、走行条件判定手段が判定した走行条件、及び走行負荷判定手段が判定した走行負荷から、電圧マップ記憶手段に記憶された該当する自走後の上下限電圧マップを抽出する上下限電圧マップ抽出部と、
    初期の電圧―SOCマップ、及び抽出された上下限電圧マップに基づく自走後の電圧―SOCマップに基づき、計測されたバッテリ電圧に対するSOC値を算出する残存容量算出部と、
    算出されたSOC値を表示する残存容量表示部と、
    を備えることを特徴とする二次電池の残存容量算出装置。
  2. 請求項1に記載の二次電池の残存容量算出装置において、残存容量算出部は、初期の電圧−SOCマップ、及び自走後の電圧−SOCマップにおける上限電圧及び下限電圧の関係から、計測されたバッテリ電圧に対するSOC値を算出することを特徴とする二次電池の残存容量算出装置。
  3. 請求項2に記載の二次電池の残存容量算出装置において、残存容量算出部は、計測されたバッテリ電圧について、自走後の電圧−SOCマップの上限電圧と下限電圧との範囲内での位置を、初期の電圧−SOCマップの上限電圧と下限電圧との範囲内での位置に置き換え、初期の電圧−SOCマップでのバッテリ電圧の値からSOC値を算出することを特徴とする二次電池の残存容量算出装置。
  4. 請求項2に記載の二次電池の残存容量算出装置において、残存容量算出部は、計測されたバッテリ電圧について、自走後の電圧−SOCマップの上限電圧と下限電圧とから定まるバッテリ電圧に対する縮尺を、初期の電圧−SOCマップの上限電圧と下限電圧とから定まるバッテリ電圧に対する縮尺に変換し、変換された自走後の電圧−SOCマップのバッテリ電圧の値からSOC値を算出することを特徴とする二次電池の残存容量算出装置。
  5. 請求項1乃至4のいずれか1に記載の二次電池の残存容量算出装置において、走行条件判定手段は、少なくとも車両の走行環境及び外気温に基づき走行条件を判定することを特徴とする二次電池の残存容量算出装置。
  6. 請求項5に記載の二次電池の残存容量算出装置において、走行条件判定手段は、車両に搭載されたカーナビゲーションから車両が走行する地域に関する情報を入手し、その地域に関する情報から車両の走行環境を判断して走行条件を判定することを特徴とする二次電池の残存容量算出装置。
  7. 請求項5に記載の二次電池の残存容量算出装置において、走行条件判定手段は、車両に搭載された温度センサから気温に関する情報を入手し、その気温に関する情報から外気温を判断して走行条件を判定することを特徴とする二次電池の残存容量算出装置。
  8. 請求項1乃至7のいずれか1に記載の二次電池の残存容量算出装置において、走行負荷判定手段は、所定期間での電池の放電制限の到達回数と充電制限の到達回数とを合算した回数により車両の走行負荷を判定することを特徴とする二次電池の残存容量算出装置。
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