JP4779993B2 - シールドコネクタ - Google Patents

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Description

本発明は、シールドコネクタに関するものである。
特許文献1には、雌ハウジングの端子収容部の外周に筒状のシールドシェルを取り付けた構造のシールドコネクタが開示されている。このシールドコネクタは、雄ハウジングのフード部が端子収容部に外嵌されると、雄ハウジングに設けられている相手側シェルがシールドシェルに接続されるようになっている。
特開平8−88050号公報
この種のシールドコネクタにおいてシェル同士を接続する手段としては、端子収容部の外周面とシールドシェルの内周面との間に隙間を設け、この隙間に相手側シェルを差し込む構造が考えられる。
しかし、この構造では、シールドシェルの先端が端子収容部の外周から浮いた状態となるため、雌雄のハウジングが軸線を傾けた状態で嵌合されたときに、フード部の先端がシールドシェルの先端と干渉し、シールドシェルが不正に変形されることが懸念される。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、シールドシェルの変形を防止することを目的とする。
上記の目的を達成するための手段として、請求項1の発明は、雌ハウジングの端子収容部の外周に沿うように筒状の雌側シールドシェルが設けられ、雄ハウジングのフード部が前記端子収容部に外嵌された状態では、前記フード部内に設けた雄側シールドシェルが、前記端子収容部の外周と前雌側シールドシェルの内周との隙間に進入して前記雌側シールドシェルに接続されるようになっているシールドコネクタにおいて、前記端子収容部には、前記雌側シールドシェルの前端よりも前方に位置する保護壁が設けられ、前記保護壁には、前記雄側シールドシェルの進入を許容する挿入孔が形成されているところに特徴を有する。
請求項2の発明は、請求項1に記載のものにおいて、前記保護壁の外周面は、前記雌ハウジングと前記雄ハウジングとの嵌合過程で、前記フード部の内周の摺接を可能とされているところに特徴を有する。
請求項3の発明は、請求項1または請求項2に記載のものにおいて、前記雄ハウジングと前記雌ハウジングを嵌合した状態では、前記フード部の内周と前記雌側シールドシェルの外周とが径方向に当接されるところに特徴を有する。
請求項4の発明は、請求項2または請求項3に記載のものにおいて、前記端子収容部には、前記雌側シールドシェルと前記雄側シールドシェルとの接触位置よりも後方であって前記保護壁の外周面よりも径方向外側に配されたシール部材が設けられており、前記フード部の内周における前記シール部材との密着位置よりも後方には、前記保護壁の外周面と摺接可能なリブが形成されているところに特徴を有する。
請求項5の発明は、請求項1または請求項2に記載のものにおいて、前記雌側シールドシェルの前端部が、前記雄側シールドシェルとの接点部となっており、前記保護壁には、前記雌側シールドシェルの前端部の外周面が当接可能な押え部が形成されているところに特徴を有する。
<請求項1の発明>
雌側シールドシェルの前方に保護壁を設けたので、雌側シールドシェルが前方からのフード部等の干渉によって変形されるおそれはない。
<請求項2の発明>
両ハウジングの嵌合過程では、フード部の内周が保護壁の外周面に摺接するので、両ハウジングの径方向へのガタ付きが防止される。
<請求項3の発明>
両ハウジングを嵌合した状態では、雌側シールドシェルはフード部によって径方向外側へ変位することを規制されるので、雌側シールドシェルとその内周面に当接する雄側シールドシェルとの間の接触圧が確保される。
<請求項4の発明>
保護壁の外周面よりも径方向外側に配されたシール部材に対し、フード部の内周が密着するようになっているため、フード部の内周のうち保護壁との当接領域は、シール部材との密着位置に比べて径方向内側に位置することになるが、本発明では、保護壁との当接領域にリブを形成しているので、このリブを介してフード部の内周を保護壁の外周面に当接させることが実現されている。また、フード部の内周を保護壁の外周面に当接させる手段として、フード部の肉厚を厚くするのではなく、リブを形成しているので、成形時にヒケと称される変形がフード部に生じるおそれはない。
<請求項5の発明>
雌側シールドシェルの接点部は、押え部によって径方向外側へ逃げるように変位することを規制されているので、雌側シールドシェルとその内周面に当接する雄側シールドシェルとの間の接触圧が確保される。
<実施形態1>
以下、本発明を具体化した実施形態1を図1ないし図7を参照して説明する。本実施形態のシールドコネクタは、互いに嵌合・離脱が可能な雄ハウジング10と雌ハウジング20とからなる。
雄ハウジング10は、合成樹脂製であって、軸線を前後方向(両ハウジング10,20の嵌合方向と平行な方向)に向けた略円柱形をなすハウジング本体11内には雄端子金具12(本発明の構成要件である導電路)の端子本体12aが収容され、雄端子金具12の後端に接続したシールド電線13がハウジング本体11の後方へ導出されている。ハウジング本体11には前方へ略円筒状に突出するフード部14が形成されており、雄端子金具12の前端のタブ12bがフード部14内に収容されている。ハウジング本体11内には、周方向に分割された複数の取付孔15が前後方向に貫通する形態で形成され、この取付孔15には、略円筒形をなす金属製の雄側シールドシェル16が取り付けられている。雄側シールドシェル16の後端部には、シールド電線13の編組線13aが筒状接続部材17を介して導通可能に接続されている。
雄側シールドシェル16には、前方へ片持ち状に延出する上下一対の雄側接触片16aが形成されている。この雄側接触片16aは、一定幅の細長い形状をなし、その延出方向は両ハウジング10,20の嵌合・離脱方向と平行な方向となっている。この雄側接触片16aの前端部の外面は、雌側シールドシェル28との接触部となっていて、ハウジング本体11の前端からフード部14内に突出している。
また、フード部14の内周には、前後方向に直線状に延びる複数本のリブ18が形成されている。前後方向におけるリブ18の形成領域は、フード部14の略後半領域のみであり、フード部14の略前半領域には、リブ18だけでなくリブ18以外の突起物も形成されていない。
雌ハウジング20は、軸線を前後方向に向けた略円柱形をなす合成樹脂製の端子収容部21と、端子収容部21の略前半領域を包囲する略円筒状の筒状嵌合部22とを一体形成してなり、筒状嵌合部22は、この後端部を端子収容部21の外周に連ねて前方へ突出する形態となっている。端子収容部21内には、雌端子金具23(本発明の構成要件である導電路)が収容され、雌端子金具23の後端に接続したシールド電線24が端子収容部21の後方へ導出されている。
また、筒状嵌合部22の奥端部には、後述する雌側シールドシェル28の一部を包囲する筒状の包囲部25が形成され、包囲部25の外周にはリング状のシール部材26が取り付けられている。シール部材26は、雌側シールドシェル28の外周面よりも径方向外側位置している。
端子収容部21内には、周方向に分割された複数の取付孔27が前後方向に貫通する形態で形成され、この取付孔27には、略円筒形をなす金属製の雌側シールドシェル28が取り付けられている。雌側シールドシェル28の後端部には、シールド電線24の編組線24aが筒状接続部材29を介して導通可能に接続されている。
雌側シールドシェル28には、端子収容部21と略同心の円弧形に湾曲した板状をなし、端子収容部21の外周面に沿って前方へ片持ち状に延出する上下一対の雌側接触片28aが形成されている。雌側接触片28aは、端子収容部21の外周面との間に間隔を空けており、雌側接触片28aの延出方向は両ハウジング10,20の嵌合・離脱方向と平行な方向となっている。雌側接触片28aの前端部には、内側へ折り返されて後方へ片持ち状に延出する形態であって弾性撓み可能な接点部28bが形成されている。接点部28bの幅は雌側接触片28aの幅よりも狭く、接点部28bは雌側接触片28aの幅方向における中央に位置している。接点部28bの幅寸法は、雄側接触片16aの幅とほぼ同じ寸法である。両ハウジング10,20が離脱した状態では、接点部28bの内面は、端子収容部21の外周面に弾性的に当接しているが、両ハウジング10,20が嵌合した状態では、接点部28bと端子収容部21の外周面との間に雄側接触片16aの前端部が割り込み、この雄側接触片16aの外面と接点部28bの内面とが導通可能に且つ弾性的に接触するようになっている。
端子収容部21の外周前端部には、上下一対の保護壁30が一体に形成されている。保護壁30は、端子収容部21の前端外周に沿って端子収容部21と同心状に周方向に延びた扇形をなし、雌側接触片28aの前端(接点部28b)よりも前方に位置しており、保護壁30の前面は端子収容部21の前面に対して面一状に連なっている。また、周方向における保護壁30の形成範囲は、接点部28bの形成領域よりも広く、接点部28bを全幅に亘って前方から覆い隠す領域となっている。但し、雌側接触片28aの幅寸法は保護壁30の幅よりも大きいので、前方から見たときには、雌側接触片28aの左右両縁部が保護壁30からはみ出している(図4を参照)。
この円弧状をなす保護壁30の外周面は、同じく円弧状をなす雌側接触片28aの外周面とほぼ同じ曲率半径であり、前方から見ると、保護壁30の外周面と雌側接触片28aの外周面とがほぼ面一状に重なっている。つまり、端子収容部21の外周面から保護壁30の外周面までの距離と、端子収容部21の外周面から雌側接触片28aの外周面までの距離は、同じ寸法である。また、保護壁30には、雄側接触片16aが貫通することを許容するためのスリット状をなす挿入孔31が、前後に貫通して形成されている。また、挿入孔31の前側(雄側接触片16aが進入する側)の開口縁にはテーパ状のガイド斜面32が形成されている。
次に、本実施形態1の作用を説明する。
雄ハウジング10と雌ハウジング20を嵌合する際には、まず、端子収容部21と筒状嵌合部22との間の円筒状の空間内に浅くフード部14を嵌入し、雄ハウジング10の外周に突出形成されている周知形態のカムフォロア(図示せず)を、雌ハウジング20の外周に取り付けられているレバー33のカム溝34の入口に進入させる。この後、レバー33を回動させると、カム溝34とカムフォロアとの係合によるカム作用により、両ハウジング10,20が引き寄せられて嵌合状態に至る。
両ハウジング10,20が嵌合する過程では、筒状嵌合部22内に進入するフード部14が斜めになったときに、そのフード部14の先端が雌側シールドシェル28の前端部(雌側接触片28aや接点部28b)に突き当たって、雌側シールドシェル28を座屈等の不正な変形を生じさせることが懸念される。しかし、本実施形態では、雌側シールドシェル28の前方に保護壁30を設けているので、フード部14の先端が前方から雌側シールドシェル28に向かって接近してきても、フード部14は、保護壁30に当たるだけであって、雌側シールドシェル28の前端に突き当たることはない。この保護壁30は、フード部14に限らず、筒状嵌合部22内に進入する異物による雌側シールドシェル28の変形を防止する。
また、保護壁30には挿入孔31を形成し、更に挿入孔31の開口縁にガイド斜面32を形成しているので、雄側シールドシェル16が端子収容部21の外周と雌側シールドシェル28の内周との間に進入する動作に支障はない。挿入孔31に進入した雄側シールドシェル16は、径方向への変位を規制されるので、雄側シールドシェル16の先端が雌側シールドシェル28の前端に突き当たるおそれはない。
また、保護壁30の外周面は、雌ハウジング20と雄ハウジング10が嵌合する過程では、フード部14の内周に形成したリブ18が、保護壁30の外周面上を摺接していくので、両ハウジング10,20の径方向へのガタ付きが防止されている。
また、雄ハウジング10と雌ハウジング20が嵌合した状態では、フード部14のリブ18と雌側シールドシェル28の前端部外周とが径方向に当接するようになっている。雌側シールドシェル28の前端部(即ち、接点部28b)は、フード部14への当接によって径方向外側へ変位することを規制されるので、雌側シールドシェル28の接点部28bとその内周面に当接する雄側シールドシェル16との間の接触圧が確保される。
また、本実施形態では、端子収容部21に、雌側シールドシェル28と雄側シールドシェル16との接触位置よりも後方であって保護壁30の外周面よりも径方向外側に配されたシール部材26を設け、このシール部材26の外周にフード部14の先端部内周面が密着するようになっているため、フード部14の内周のうち保護壁30との当接領域(即ち、フード部14の奥端側の領域)は、シール部材26との密着位置(即ち、フード部14の先端部)に比べて径方向内側に位置することになる。そこで、フード部14の内周ににおける保護壁30との当接領域には、リブ18を突出形成し、このリブ18を介してフード部14の内周を保護壁30の外周面に当接させている。
さらに、フード部14の内周を保護壁30の外周面に当接させる手段としては、フード部14の肉厚を厚くすることも考えられるが、この場合、雄ハウジング10を金型成形する過程でヒケによりフード部14が変形することが懸念される。その点、本実施形態では、肉厚にするのではなく、リブ18を形成する方法を採用しているので、成形時にヒケと称される変形がフード部14に生じるおそれはない。
<実施形態2>
次に、本発明を具体化した実施形態2を図8及び図9を参照して説明する。
本実施形態2は、上記実施形態1において保護壁30に押え部35を形成したものである。その他の構成については上記実施形態1と同じであるため、同じ構成については、同一符号を付し、構造、作用及び効果の説明は省略する。
押え部35は、保護壁30の外周側の端縁から保護壁30の全幅に亘り、後方へオーバーハング状に突出しており、端子収容部21の外周面と同心の円弧形のリブ状をなす。この押え部35の内周には、雌側シールドシェル28の前端部(即ち、雄側シールドシェル16との接点部28bが形成されている部分)の外周が径方向に当接するようになっている。この押え部35により、雌側シールドシェル28の前端部(接点部28b)は、径方向外側へ逃げるように変位することを規制されるので、雌側シールドシェル28とその内周面に当接する雄側シールドシェル16との間の接触圧が確保される。また、押え部35の外周には、フード部14のリブ18が摺接するようになっている。
<実施形態3>
次に、本発明を具体化した実施形態3を図10を参照して説明する。本実施形態3は、上記実施形態2において、保護壁30に形成される押え部36を、後方へ延長し、シール部材26が外嵌されている包囲部25に対して外周面同士が面一状に連なるようにしたものである。その他の構成については上記実施形態2と同じであるため、同じ構成については、同一符号を付し、構造、作用及び効果の説明は省略する。
本実施形態3によれば、雌側シールドシェル28の雌側接触片28aのうち前後方向において端子収容部21と対応する領域が、全長に亘って覆われるので、フード部14と雌側接触片28aとの干渉を確実に防止できる。
<実施形態4>
次に、本発明を具体化した実施形態4を図11及び図12を参照して説明する。本実施形態4は、上記実施形態3において雌側接触片28aの接点部28cの形状を変更したものである。その他の構成については上記実施形態3と同じであるため、同じ構成については、同一符号を付し、構造、作用及び効果の説明は省略する。
雌側接触片28aの前端部には、前方に向かって押え部36の内周から端子収容部21の外周側へ接近するように傾斜した形態の接点部28cが形成されている。また、押え部36の内周における接点部28cの後端よりも少し後方の位置には、略半球状の支点部37が突出形成されている。この支点部37には、雌側接触片28aの外周面が当接している。また、雌側シールドシェル28が雄側シールドシェル16と非接触の状態では、接点部28cの前端部が端子収容部21の外周面に弾性的に当接している。
雄側シールドシェル16が保護壁30を貫通して雌側シールドシェル28と端子収容部21との間に割り込むと、雌側接触片28aにおける支点部37よりも前方の領域(即ち、接点部28cを含む領域)は、支点部37への当接位置を略支点として外周側へ傾くように弾性変形する。本実施形態では、雌側接触片28aが弾性撓みするときの撓みの支点位置(支点部37)から雄側シールドシェル16との接触位置(接点部28c)までの距離が安定するので、雌側接触片28aの弾性撓み量、即ち雄側シールドシェル16に対する接点部28cの弾性接触圧が安定する。
<実施形態5>
次に、本発明を具体化した実施形態5を図13を参照して説明する。本実施形態5は、上記実施形態4において支点部38の形態を異なる構成としたものである。その他の構成については上記実施形態4と同じであるため、同じ構成については、同一符号を付し、構造、作用及び効果の説明は省略する。
上記実施形態4では支点部37を押え部3の内周に形成したが、本実施形態5では、雌側接触片28aに支点部38を形成している。支点部38は、接点部28cの後端よりも後方に配置され、外周側へ略半球状に突出した形態となっている。雌側シールドシェル28が雄側シールドシェル16と非接触の状態では、支点部38が押え部3の内周に当接するとともに、接点部28cの前端部が端子収容部21の外周面に弾性的に当接している。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施態様も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)保護壁は、その前面が端子収容部の前端面よりも後方に位置する形態であってもよい。
(2)保護壁は、端子収容部とは別体の部品であってもよい。
(3)両ハウジングの嵌合過程で、保護壁の外周とフード部の内周とが非接触であってもよい。
(4)両ハウジングが嵌合した状態で、フード部の内周と雌側シールドシェルの外周とが非接触であってもよい。
(5)フード部の内周を保護壁に当接させる手段としては、リブを形成せずに、フード部の肉厚を厚くすることによって保護壁に当接させてもよい。
実施形態1において両ハウジングを離脱した状態をあらわす断面図 両ハウジングを嵌合した状態をあらわす断面図 雌ハウジングの断面図 雌ハウジングの正面図 雌側シールドシェルの側面図 雌ハウジングの正面図 図6のX−X線断面図 実施形態2において両ハウジングを嵌合した状態をあらわす断面図 雌ハウジングの背面図 実施形態3の雌ハウジングの断面図 実施形態4において雄側シールドシェルと雌側シールドシェルが非接触の状態をあらわす部分拡大断面図 雄側シールドシェルと雌側シールドシェルとが接触した状態をあらわす部分拡大断面図 実施形態5の部分拡大断面図
符号の説明
10…雄ハウジング
14…フード部
16…雄側シールドシェル
18…リブ
20…雌ハウジング
21…端子収容部
26…シール部材
28…雌側シールドシェル
30…保護壁
31…挿入孔
35…押え部

Claims (5)

  1. 雌ハウジングの端子収容部の外周に沿うように筒状の雌側シールドシェルが設けられ、雄ハウジングのフード部が前記端子収容部に外嵌された状態では、前記フード部内に設けた雄側シールドシェルが、前記端子収容部の外周と前雌側シールドシェルの内周との隙間に進入して前記雌側シールドシェルに接続されるようになっているシールドコネクタにおいて、
    前記端子収容部には、前記雌側シールドシェルの前端よりも前方に位置する保護壁が設けられ、
    前記保護壁には、前記雄側シールドシェルの進入を許容する挿入孔が形成されていることを特徴とするシールドコネクタ。
  2. 前記保護壁の外周面は、前記雌ハウジングと前記雄ハウジングとの嵌合過程で、前記フード部の内周の摺接を可能とされていることを特徴とする請求項1に記載のシールドコネクタ。
  3. 前記雄ハウジングと前記雌ハウジングを嵌合した状態では、前記フード部の内周と前記雌側シールドシェルの外周とが径方向に当接されることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のシールドコネクタ。
  4. 前記端子収容部には、前記雌側シールドシェルと前記雄側シールドシェルとの接触位置よりも後方であって前記保護壁の外周面よりも径方向外側に配されたシール部材が設けられており、
    前記フード部の内周における前記シール部材との密着位置よりも後方には、前記保護壁の外周面と摺接可能なリブが形成されていることを特徴とする請求項2または請求項3に記載のシールドコネクタ。
  5. 前記雌側シールドシェルの前端部が、前記雄側シールドシェルとの接点部となっており、
    前記保護壁には、前記雌側シールドシェルの前端部の外周面が当接可能な押え部が形成されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のシールドコネクタ。
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KR101255788B1 (ko) * 2011-11-18 2013-04-17 주식회사 유라코퍼레이션 커넥터 쉴드 연결구조
KR101283619B1 (ko) * 2011-11-30 2013-07-08 주식회사 유라코퍼레이션 나사 체결식 커넥터 쉴드 연결구조

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