JP4779944B2 - 断線検出回路 - Google Patents

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Description

本発明は、負荷駆動回路により交流駆動される負荷の断線検出回路に関する。
モータの巻線は等価的にインダクタンスと抵抗とからなるため、直流電圧を印加したときに流れる電流に基づいて断線検出を行うことができる。また、Hブリッジ回路に接続されたモータに対し正負の電圧を所定の周期で交互に印加し、モータ電流検出手段により検出された電流信号を微分して得たパルス信号の単位時間あたりのパルス数に基づいて断線検知を行うモータ断線検知システムがある(特許文献1参照)。
特開2002−238291号公報
これに対し、アンテナや特定のセンサなどのように端子間に等価的にコンデンサが直列に形成されている負荷がある。こうした負荷に対しては、直流駆動した状態で断線検出をすることはできない。図5は、アンテナの駆動回路に対し設けられた従来の断線検出回路を示している。アンテナ1の駆動回路2は、電源線3、4間に出力端子5を挟んで直列に接続されたNチャネル型MOSFET7、8と、出力端子6を挟んで直列に接続されたNチャネル型MOSFET9、10とから構成される所謂Hブリッジ回路である。MOSFET7、10とMOSFET8、9とを出力周波数に合わせて交互にオンオフ駆動してアンテナ1に交流電流を流す。
MOSFET10には、電流センス用のMOSFET11とシャント抵抗12との直列回路が並列に接続されており、シャント抵抗12の端子間電圧Vcと基準電圧Vrefとをコンパレータ13により比較して断線検出信号Sbを得ている。図6はアンテナ1が正常に接続されている場合における各部の波形であって、上から順に出力端子5の電圧、アンテナ1に流れる電流、シャント抵抗12の端子間電圧、断線検出信号Sbを示している。(a)は、アンテナ1と駆動回路2とのマッチングがとれた望ましい共振状態を示しており、(b)は、アンテナの種類、定数、定数のばらつきなどに起因して上記望ましい共振状態からずれた状態を示している。
MOSFET7、10のオン期間の中央位置を所定の検出タイミングPとすると、(a)に示す場合には、アンテナ1の断線時、非断線時にそれぞれ断線検出信号SbがLレベル、Hレベルになるので正常に断線検出を行うことができる。これに対し、(b)に示す場合には電流の位相が遅れているため、アンテナ1の非断線時でも上記検出タイミングPにおけるシャント抵抗12の端子間電圧が低下し、断線検出信号SbがLレベルになって誤検出が生じる。なお、共振のずれ方によっては電流位相が進む場合もある。
この誤検出に対しては、基準電圧Vrefを低く設定することが考えられるが、基準電圧Vrefを下げるとノイズによる誤検出が生じ易くなる。また、電流センス用のMOSFET11のサイズを大きくしてシャント抵抗12に流れる電流を増やすことも考えられるが、ICとして構成したときのチップ面積が増大しコスト高を招いてしまう。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、その目的は、負荷の特性ばらつきやノイズによる負荷断線の誤検出を防止でき、しかも回路構成を極力簡単化できる断線検出回路を提供することにある。
請求項1に記載した手段によれば、断線検出を実行する場合、負荷の一端側が接続される出力端子を負荷駆動回路において電気的にハイインピーダンスとすることにより、当該出力端子と負荷駆動回路とを電気的に切り離す。そして、初期化回路を動作させてコンデンサの電荷を初期化する。その後、負荷駆動回路を動作させて負荷の他端側が接続される出力端子を交流駆動する。
負荷が断線していない場合には、負荷を介してその一端側が接続される出力端子に交流駆動に伴う交流信号が伝達され、その交流信号はダイオードを通してコンデンサに充電される。逆流防止用のダイオードの存在により、コンデンサに蓄積された電荷が出力端子に抜けることはない。その結果、コンデンサの端子間電圧は徐々に上昇し、やがて判定基準電圧以上となるので、判定回路は断線検出信号を出力しない。
これに対し、負荷が断線している場合には、負荷の一端側が接続される出力端子に交流駆動に伴う交流信号が伝達されず、コンデンサへの充電は行われない。その結果、コンデンサの端子間電圧は上昇せず、判定基準電圧よりも低い状態のままとなるので、判定回路は断線検出信号を出力する。
本手段によれば、両端子間に等価的にコンデンサが直列に形成されている負荷例えばアンテナや特定のセンサなどであっても、交流駆動時に負荷のコンデンサを介して交流結合された出力端子に交流信号が伝達されるので、負荷の断線を検出可能となる。また、伝達された交流信号をコンデンサで積分した電圧と判定基準電圧との比較により断線検出を行うので、負荷の特性や特性のばらつきなどによる電流位相のずれが問題となることはなく、積分することにより判定基準電圧を高く設定できるのでノイズによる誤検出も防止できる。さらに、従来回路のようなセンス用半導体素子を付加する必要もなく、ICとして構成したときのチップ面積も低減できる。
請求項2、3に記載した手段によれば、出力端子に接続されている第1の抵抗により、外部から侵入するサージ電圧等から断線検出回路を保護することができ、第2の抵抗により、コンデンサへの充電時の時定数を所望の値に設定できる。なお、第2の抵抗に保護機能を持たせることもでき、第1の抵抗に時定数の調整機能を持たせることもできる。
請求項4に記載した手段によれば、断線検出時に、負荷の一端側が接続される出力端子からダイオードに至る信号経路と所定の電源線との間に第1のスイッチ回路を介して第3の抵抗が接続されるので、上記信号経路のインピーダンスを下げることができる。これにより、ノイズによる誤検出を一層確実に防止することができる。
請求項5に記載した手段によれば、負荷駆動回路は所謂Hブリッジ回路により構成されており、通常の負荷駆動時においては、2組のブリッジ回路により両出力端子を駆動する。これに対し、断線検出時においては、負荷の一端側が接続される出力端子を挟み込む第1および第2のスイッチング素子をオフ駆動してハイインピーダンスとした状態で、負荷の他端側が接続される出力端子を挟み込む第1および第2のスイッチング素子を交互にオンオフ駆動して当該出力端子を交流駆動する。
請求項6に記載した手段によれば、通常の負荷駆動時においては、負荷の一端側が接続される出力端子を第4の抵抗と第2のスイッチ回路を介してグランドに接続し、負荷の他端側が接続される出力端子をリニア増幅器(例えばオペアンプ、プッシュプル出力回路)により駆動する。これに対し、断線検出時においては、負荷の一端側が接続される出力端子を第2のスイッチ回路をオフしてグランドから切り離しハイインピーダンスとした状態で、負荷の他端側が接続される出力端子をリニア増幅器により交流駆動する。
請求項7に記載した手段によれば、負荷駆動回路が複数存在する場合、ダイオードまでの回路部分を個々に設け、1つのコンデンサを各負荷駆動回路で共用化し、断線検出時には上述した方法により各負荷駆動回路を順に駆動して断線を検出する。コンデンサを共用化することにより、回路規模(IC化したときのチップサイズ)を低減できる。
(第1の実施形態)
以下、本発明をアンテナの駆動回路に適用した第1の実施形態について図1および図2を参照しながら説明する。
図1は、アンテナの駆動回路に対し設けられた断線検出回路を示しており、図5と同一部分には同一符号を付している。アンテナ1(負荷に相当)は、電波キーを携帯して車両に近づくとドアが解錠され、遠ざかれば施錠されるキーレスエントリーシステムの車載器(図示せず)に接続されており、車両の各ドア、車室内、トランク、バンパーなどにそれぞれ設置されている。各アンテナ1は、それぞれ個別の駆動回路2(負荷駆動回路に相当)により駆動され、上記車載器は、定期的に電波を送信し、電波キーはその電波を受信すると応答信号を返すようになっている。
アンテナ1の駆動回路2と断線検出回路21は、半導体集積回路装置(IC)として構成されている。駆動回路2は、既述したように電源線3、4間に出力端子5を挟んで直列に接続されたNチャネル型MOSFET7、8(第1、第2のスイッチング素子)からなるブリッジ回路2aと、出力端子6を挟んで直列に接続されたNチャネル型MOSFET9、10(第1、第2のスイッチング素子)からなるブリッジ回路2bとから構成される所謂Hブリッジ回路である。
ICの出力端子5と6の間には、抵抗22、アンテナ1および抵抗23が直列に接続されている。アンテナ1は、等価的にコンデンサ1aとコイル1bとの直列回路として表すことができる。抵抗22、23は、それぞれICの出力端子5、6と当該ICを収容した車載器の外部端子24、25との間に接続されており、車載器の外部においてアンテナ1または配線ケーブルが短絡した時に電流を制限する保護機能、サージ電圧に対する保護機能、アンテナ1に流れる電流の調整機能を果たしている。
断線検出回路21は、一端がグランドに接続されたコンデンサ26、アンテナ1の一端側が接続される出力端子6とコンデンサ26の他端との間に直列に接続された抵抗27(第1の抵抗に相当)、ダイオード28、抵抗29(第2の抵抗に相当)、コンデンサ26の両端子間にコレクタ・エミッタ間が接続されたトランジスタ30(初期化回路に相当)、およびシュミット入力タイプのバッファ回路31(判定回路に相当)から構成されている。
ここで、ダイオード28は、出力端子6からコンデンサ26に充電電流が流れる向きに接続されており、コンデンサ26から出力端子6への逆流を防止する機能を有している。また、バッファ回路31のLレベルからHレベルへのしきい値電圧が判定基準電圧Vthとなる。抵抗27、29(特には抵抗27)は、ICの外部から侵入するサージ電圧から断線検出回路21を保護するために設けられており、抵抗27、29(特には抵抗29)は、コンデンサ26の静電容量とともに適切な時定数を設定するために設けられている。抵抗27、29の一方を省略することもできる。
制御回路32は、駆動回路2および断線検出回路21を制御するもので、MOSFET7、8、9、10の各ゲートに駆動信号S1H、S1L、S2H、S2Lを出力するとともに、トランジスタ30のベースに駆動信号Srを出力するようになっている。また、断線検出モードにおいては、バッファ回路31から出力される断線検出信号Scに付随して、断線検出信号Scの取り込みタイミングを指示するタイミング信号Stを出力するようになっている。
次に、図2を参照しながら断線検出回路21の動作を説明する。
電波を送出する通常モードにおいてアンテナ1を駆動する場合、制御回路32は、MOSFET7、10とMOSFET8、9とを出力周波数(例えば100kHz〜200kHz程度)に合わせて交互にオンオフ駆動してアンテナ1に交流電流を流す。
これに対し、外されていたバッテリが車載機器に接続された時などに、制御回路32は一時的に断線検出モードに移行し、以下に述べる方法によりアンテナ1の断線検出を実行する。図2は、アンテナ1が正常に接続されている場合における断線検出モードでの各部の波形であって、上から順に駆動信号S1H、S1L、S2H、S2L、出力端子5の電圧、出力端子6の電圧、駆動信号Sr、コンデンサ26の端子間電圧Vc、断線検出信号Scを示している。
制御回路32は、まず駆動信号S2H、S2LをLレベルに固定してMOSFET9、10をオフ駆動し、駆動回路2において出力端子6をハイインピーダンスの状態とする。コンデンサ26には、通常モードでアンテナ1を駆動した場合或いはノイズが侵入した場合に電荷が蓄積されるので、駆動信号SrをHレベルにしてトランジスタ30をオン駆動し、コンデンサ26の電荷を放電(初期化)する(時刻t1)。その後、駆動信号SrをLレベルに戻し(時刻t2)、相補的な関係を持つ駆動信号S1H、S1LによりMOSFET7、8を交互にオンオフ駆動する(時刻t3)。このときの駆動周波数は、通常モードにおける駆動周波数と異なっていてもよい。
この交流駆動により、出力端子5の電圧は電源線3の電圧と電源線4の電圧(0V)との間で変化し、このパルス状の交流信号がアンテナ1を介して出力端子6に伝達される。MOSFET7がオンの時には、出力端子6の電圧が上昇し、出力端子6から抵抗27、ダイオード28、抵抗29を介してコンデンサ26に電流が流れ込む。一方、MOSFET8がオンの時には、出力端子6の電圧が下降するが、ダイオード28が存在するためにコンデンサ26から出力端子6に電流が流れることはない。
その結果、時間の経過とともにコンデンサ26に電荷が蓄積されて端子間電圧Vcが徐々に上昇し、やがて端子間電圧Vcが判定基準電圧Vth以上となる時刻t4において、断線検出信号ScがLレベルからHレベルに変化する。断線検出信号Scが与えられるロジック判定回路(図示せず)は、制御回路32から出力されるタイミング信号Stで指示された時刻t5において断線検出信号Scを取り込む。取り込んだ断線検出信号ScがHレベルの場合にはアンテナ1が正常に接続された状態であり、取り込んだ断線検出信号ScがLレベルの場合にはアンテナ1が断線した状態であると判定できる。
なお、アンテナ1の定数のばらつきやノイズによる誤検出を確実に防止するには、断線検出信号Scを取り込むためのタイミング信号Stを適切に出力する必要がある。具体的には、コンデンサ26の電荷を初期化して駆動信号S1H、S1Lの出力を開始した時点から、端子間電圧Vcが十分に安定する時間が経過した後であって、且つ、ノイズの侵入により端子間電圧Vcが判定基準電圧Vthに接近する前の時点でタイミング信号Stを出力することが好ましい。
以上説明した本実施形態によれば、Hブリッジ回路として構成された駆動回路2の一方の出力端子6に、抵抗27、29、ダイオード28、コンデンサ26、トランジスタ30およびバッファ回路31からなる断線検出回路21を接続し、断線検出モードで出力端子6を駆動回路2内においてハイインピーダンスの状態に保持し、他方の出力端子5を交流駆動するように構成した。これにより、端子間に等価的にコンデンサ1aが直列に形成されたアンテナ1の断線を検出可能となる。
断線検出回路21は、交流駆動により出力端子6に伝達された交流信号をコンデンサ26で積分し、そのコンデンサ26の端子間電圧Vcと判定基準電圧Vthとの比較により断線検出信号Scを生成するので、アンテナ1の種類、定数(特性)、定数のばらつきなどに対する依存性が低く、確実に断線を検出することができる。また、アンテナ1が正常に接続されている場合、端子間電圧Vcは比較的高くなるので、判定基準電圧Vthを高く設定でき、ノイズによる誤検出も防止できる。
断線検出回路21は、従来回路のようなセンス用半導体素子を付加する必要もなく、従来回路に比べ構成も簡単化しているので、ICとして構成したときのチップ面積を低減でき、製造コストを下げることができる。
(第2の実施形態)
次に、本発明の第2の実施形態について図3を参照しながら説明する。
図3は、アンテナの断線検出回路を示しており、図1と同一部分には同一符号を付している。この断線検出回路33は、出力端子6からダイオード28に至る信号経路のうちダイオード28のアノードと電源線4(グランド)との間に抵抗34(第3の抵抗に相当)とMOSFET35(第1のスイッチ回路に相当)とを直列に接続した構成を備えている。制御回路36は、このMOSFET35に対し駆動信号Saを出力するようになっている。その他の部分は、図1に示す断線検出回路21と同じ構成である。
制御回路36は、通常モードにおいては駆動信号SaをLレベルとし、MOSFET35をオフ駆動する。これに対し、断線検出モードにおいては駆動信号SaをHレベルとし、MOSFET35をオン駆動する。MOSFET35がオンすると、抵抗34を介してプルダウンされるので上記信号経路のインピーダンスを下げることができる。これにより、ノイズによる誤検出を一層確実に防止することができる。
(第3の実施形態)
次に、本発明の第3の実施形態について図4を参照しながら説明する。
図4は、アンテナの駆動回路に対し設けられた断線検出回路を示しており、図1と同一部分には同一符号を付している。アンテナ1の駆動回路37は、発振回路38、オペアンプ39(リニア増幅器に相当)、抵抗42(第4の抵抗に相当)およびMOSFET40(第2のスイッチ回路に相当)から構成されており、断線検出回路21については第1の実施形態と同じ構成である。発振回路38は、制御回路41からの発振指令信号Seに従って所定の周波数を持つ交流信号を生成するようになっている。
制御回路41は、通常モードにおいて駆動信号SdをHレベルとし、MOSFET40をオン駆動してアンテナ1の一端側を抵抗42を介して電源線4に接続する。オペアンプ39は、発振回路38から出力された交流信号により、出力端子5に接続されたアンテナ1の他端側を交流駆動する。
これに対し、制御回路41は、断線検出モードにおいて駆動信号SdをLレベルとし、MOSFET40をオフ駆動してアンテナ1の一端側を電源線4(グランド)から切り離す。この状態で、駆動信号Srを一時的にHレベルにしてコンデンサ26の電荷を初期化し、その後、オペアンプ39は発振回路38から出力された交流信号によりアンテナ1の他端側を交流駆動する。
本実施形態によっても第1の実施形態と同様の作用により、アンテナ1の断線検出を行うことができる。また、第2の実施形態と同様に、ダイオード28のアノードと電源線4との間に抵抗34とMOSFET35とを直列に設け、断線検出モードにおいてMOSFET35をオン駆動してもよい。
(その他の実施形態)
なお、本発明は上記し且つ図面に示す各実施形態に限定されるものではなく、例えば以下のように変形または拡張が可能である。
複数設置された各アンテナ1に対し個別に設けられた駆動回路2、37に対する断線検出回路21、33において、ダイオード28のカソード同士を共通に接続し、その後段の回路(抵抗29、コンデンサ26、トランジスタ30、バッファ回路31)を共通化してもよい。この場合には、複数の各アンテナ1について順に断線検出を実行する。この構成によれば断線検出に要する時間は長くなるが、コンデンサ26等のレイアウト面積を縮小できる。
負荷は、アンテナに限らずセンサ(特に端子間に等価的にコンデンサが形成されているもの)、モータ巻線、その他の負荷(特に交流駆動されるもの)であってもよい。
負荷駆動回路の構成は、駆動回路2、37に限られず、負荷に対し交流信号を与える機能を備えたものであればよい。また、ハイサイドの第1のスイッチング素子とローサイドの第2のスイッチング素子は、Pチャネル型MOSFETとNチャネル型MOSFETとの組み合わせ、NPN形トランジスタとNPN形トランジスタとの組み合わせ、PNP形トランジスタとNPN形トランジスタとの組み合わせで構成してもよい。
トランジスタ30に替えてMOSFETを採用してもよい。バッファ回路31に替えてシュミット入力タイプのインバータ回路、コンパレータ等を採用してもよい。
本発明の第1の実施形態を示すアンテナの駆動回路と断線検出回路の構成図 アンテナが正常に接続されている場合における断線検出モードでの各部の波形を示す図 本発明の第2の実施形態を示す図1相当図 本発明の第3の実施形態を示す図1相当図 従来技術を示す図1相当図 アンテナの非断線時における各部の波形図で、(a)はマッチングのとれた共振状態、(b)は電流が遅れた共振状態を示す図
符号の説明
図面中、1はアンテナ(負荷)、2、37は駆動回路(負荷駆動回路)、2a、2bはブリッジ回路、4は電源線、5、6は出力端子、7、9はMOSFET(第1のスイッチング素子)、8、10はMOSFET(第2のスイッチング素子)、21、33は断線検出回路、26はコンデンサ、27は抵抗(第1の抵抗)、28はダイオード、29は抵抗(第2の抵抗)、30はトランジスタ(初期化回路)、31はバッファ回路(判定回路)、32、36、41は制御回路、34は抵抗(第3の抵抗)、35はMOSFET(第1のスイッチ回路)、39はオペアンプ(リニア増幅器)、40はMOSFET(第2のスイッチ回路)、42は抵抗(第4の抵抗)である。

Claims (7)

  1. 一対の出力端子を介して負荷に対し交流信号を与える負荷駆動回路の前記出力端子に接続された負荷の断線を検出する断線検出回路において、
    コンデンサと、
    前記負荷の一端側が接続される前記出力端子と前記コンデンサとの間に充電可能な向きに接続されたダイオードと、
    前記コンデンサの電荷を初期化する初期化回路と、
    前記コンデンサの端子間電圧が所定の判定基準電圧に対し不足する場合に断線検出信号を出力する判定回路と、
    断線検出を実行する場合、前記負荷の一端側が接続される前記出力端子を前記負荷駆動回路において電気的にハイインピーダンスとした状態で、前記初期化回路を動作させて前記コンデンサの電荷を初期化し、前記負荷駆動回路を動作させて前記負荷の他端側が接続される前記出力端子を交流駆動する制御回路とを備えて構成されていることを特徴とする断線検出回路。
  2. 前記ダイオードと直列に抵抗が接続されていることを特徴とする請求項1記載の断線検出回路。
  3. 前記抵抗は、前記負荷の一端側が接続される出力端子と前記ダイオードとの間に接続された第1の抵抗と、前記ダイオードと前記コンデンサとの間に接続された第2の抵抗とから構成されていることを特徴とする請求項2記載の断線検出回路。
  4. 前記負荷の一端側が接続される出力端子から前記ダイオードに至る信号経路と所定の電源線との間に直列に接続された第3の抵抗と第1のスイッチ回路を備え、
    前記制御回路は、前記第1のスイッチ回路を閉じた状態で前記断線検出を実行することを特徴とする請求項1ないし3の何れかに記載の断線検出回路。
  5. 前記負荷駆動回路は、前記出力端子を挟んで直列に接続された第1および第2のスイッチング素子からなるブリッジ回路を2組備えたHブリッジ回路の構成を備えており、
    前記制御回路は、前記断線検出を実行する場合、前記負荷の一端側が接続される前記出力端子を挟み込む前記第1および第2のスイッチング素子をオフ駆動した状態で、前記コンデンサの電荷を初期化し、前記負荷の他端側が接続される前記出力端子を挟み込む前記第1および第2のスイッチング素子を交互にオンオフ駆動することを特徴とする請求項1ないし4の何れかに記載の断線検出回路。
  6. 前記負荷駆動回路は、前記負荷の一端側が接続される前記出力端子とグランドとの間に第4の抵抗と第2のスイッチ回路を備え、前記負荷の他端側が接続される前記出力端子をリニア増幅器により駆動するように構成されており、
    前記制御回路は、前記断線検出を実行する場合、前記第2のスイッチ回路をオフ駆動した状態で、前記コンデンサの電荷を初期化し、前記負荷の他端側が接続される前記出力端子を前記リニア増幅器により交流駆動することを特徴とする請求項1ないし4の何れかに記載の断線検出回路。
  7. 前記負荷駆動回路が複数存在する場合、前記コンデンサを前記各負荷駆動回路で共用化したことを特徴とする請求項1ないし6の何れかに記載の断線検出回路。
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