JP4779194B2 - 記憶制御装置、移動体端末装置及び移動体通信端末装置 - Google Patents
記憶制御装置、移動体端末装置及び移動体通信端末装置 Download PDFInfo
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、記憶制御装置、移動体端末装置及び移動体通信端末装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
以下に、図1を参照して、従来の移動体端末装置の構成及びその記憶装置に対する情報の記憶及び削除について説明する。移動体端末装置は、例えば、携帯電話機で、図1Aに示す如く、無線通信アンテナ1が接続された無線通信処理回路2と、記憶装置4と、表示装置7と、キーボード8と、これらを制御すると共に、電話回路を有する制御回路(CPUを備える)3とから構成される。尚、送話器及び受話器も設けられているが、これらは図示を省略する。
【0003】
無線通信アンテナ1で受信した信号は、無線通信処理回路2で、変復調処理と復号処理とが行われた後、制御回路3に供給される。又、制御回路3からの信号は、無線通信処理回路2で、符号化処理と変復調処理とが行われて送信信号が得られ、その送信信号が無線通信アンテナ1から送信される。
【0004】
制御回路3からの電話番号や、インターネット、無線等により受信した画像等の情報IFは、キーボード8のキー操作に基づいて制御回路3から記憶装置4に供給される制御信号CTによって、記憶装置4に記憶される。又、キーボード8のキー操作に基づいて制御回路3から記憶装置4に供給される制御信号CTによって、記憶装置4に記憶されている電話番号や画像等の情報が読出され、又、削除される。
【0005】
ところで、記憶装置4の記憶容量は有限であるから、記憶装置4に大量の情報が記憶されて、空き領域が残っていないときは、新たな情報を記憶しようとするときは、記憶装置4に記憶されている情報のいずれかを削除しなければならない。
【0006】
次に、図1Bを参照して、図1Aの移動体端末装置における情報削除のアルゴリズムについて説明する。ステップST−1では、記憶装置4に空き領域があるか否かを判断し、YESのときは、ステップST−2に移行して、新たな画像等の情報を記憶装置4に書き込む(記憶する)。ステップST−1の判断でNOのときは、ステップST−3に移行して、最も古い画像等の情報を削除した後、ステップST−1に戻る。記憶装置4に空き領域がないときは、これを繰り返すことによって、記憶装置4に記憶されている画像等の情報は古いものから順番に削除されることになる。
【0007】
次に、図1Cを参照して、図1Aの移動体端末装置における情報削除の別のアルゴリズムについて説明する。ステップST−4では、キーボード8の削除キーを操作した後、ステップST−5に移行する。ステップST−5では、削除キーが操作された否かが判断され、YESのときは、ステップST−6に移行し、NOのときは、ステップST−7に移行する。ステップST−6では、記憶装置4に記憶されているいずれかの画像等の情報を削除した後、ステップST−7に移行する。ステップST−7では、更新すべき情報があるか否かが判断され、NOであれば終わりとなり、YESのときは、ステップST−4に戻る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
従来の移動体端末装置では、その記憶装置に記憶されている情報を削除する場合、一々削除キーを操作しなければならないので、煩雑であると共に、重要な情報が誤って削除されたり、あまり重要でない情報が削除されずに残ったりする可能性が高い。そして、記憶装置に記憶されている情報の数が多い場合には、その記憶されている情報の重要度を判別するのは甚だ困難である。
【0009】
かかる点に鑑み、本発明は、情報を記憶する記憶手段と、その記憶手段への情報の記憶及びその記憶手段に記憶されている情報の削除を制御する制御手段とを有する記憶制御装置(移動体端末装置)(移動体通信端末装置)において、記憶手段に記憶されている情報が、その記憶時点の後の任意の時点で重要であるか否かを自動的に判別して、記憶手段における記憶可能残容量が閾値容量より少ない場合には、その記憶時点の後の任意の時点で重要でないと判別された情報を記憶手段から自動的に削除することのできるものを提案しようとするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
第1の発明は、情報を記憶する記憶手段と、その記憶手段への情報の記憶及びその記憶手段に記憶されている情報の削除を制御する制御手段とを有する記憶制御装置(又は移動体端末装置)(又は移動体通信端末装置)であって、記憶手段に情報が記憶された時点で、その情報の優先レベルの識別子を所定の初期レベル値に設定し、その後所定時刻毎に、その情報が記憶された時点からの記憶制御装置(又は移動体端末装置)(又は移動体通信端末装置)の位置の変化の程度又は移動距離に応じて、初期レベル値を基準とした優先レベルの識別子のレベル値を決定し、決定したレベル値を所定の閾値と比較することにより、その情報が重要であるか否かを判別する判別手段とを有し、記憶手段における記憶可能残容量が閾値容量より少ない場合に、判別手段によって、記憶手段に記憶されている情報が重要でないと判別されたときは、その判別手段によって制御手段を制御して、その重要でないと判別された情報を削除するようにした記憶制御装置(又は移動体端末装置)(又は移動体通信端末装置)である。
【0011】
第1の発明によれば、記憶手段に記憶されている情報が、その記憶時点の後の時点で重要であるか否かを、判別手段によって、記憶手段に情報が記憶された時点で、その情報の優先レベルの識別子を所定の初期レベル値に設定し、その後所定時刻毎に、その情報が記憶された時点からの記憶制御装置(又は移動体端末装置)(又は移動体通信端末装置)の位置の変化の程度又は移動距離に応じて、初期レベル値を基準とした優先レベルの識別子のレベル値を決定し、決定したレベル値を所定の閾値と比較することにより判別し、記憶手段における記憶可能残容量が閾値容量より少ない場合に、判別手段によって、記憶手段に記憶されている情報が重要でないと判別されたときは、その判別手段によって制御手段を制御して、その重要でないと判別された情報を削除する。
【0013】
第2の発明は、情報を記憶する記憶手段及び外部記憶手段と、記憶手段への情報の記憶、その記憶手段に記憶されている情報の外部記憶手段への転送及びその外部記憶手段に記憶されている情報の削除を制御する制御手段とを有する記憶制御装置(又は移動体端末装置)(又は移動体通信端末装置)であって、記憶手段に情報が記憶された時点で、その情報の優先レベルの識別子を所定の初期レベル値に設定し、その後所定時刻毎に、その情報が記憶された時点からの記憶制御装置(又は移動体端末装置)(又は移動体通信端末装置)の位置の変化の程度又は移動距離に応じて、初期レベル値を基準とした優先レベルの識別子のレベル値を決定し、決定したレベル値を所定の閾値と比較することにより、その情報の重要度を判別する判別手段とを有し、記憶手段における記憶可能残容量が閾値容量より少ない場合に、判別手段によって、記憶手段に記憶されている情報の重要度が低いと判別されたときは、その重要度が低いと判別された情報を外部記憶手段に転送し、外部記憶手段に記憶されている情報の重要度が一層低いと判別されたときは、その重要度が一層低いと判別された情報を削除するようにした記憶制御装置(又は移動体端末装置)(又は移動体通信端末装置)である。
【0014】
第3の発明は、情報を記憶する記憶手段と、その記憶手段への情報の記憶及びその記憶手段に記憶されている情報の削除を制御する制御手段とを有する記憶制御装置(又は移動体端末装置)(又は移動体通信端末装置)であって、記憶手段に情報が記憶された時点で、その情報の優先レベルの識別子を所定の初期レベル値に設定するとともに初期レベル値に制御情報を付与し、その後所定時刻毎に、その情報が記憶された時点からの記憶制御装置(又は移動体端末装置)(又は移動体通信端末装置)の位置の変化の程度又は移動距離及び制御情報に応じて、初期レベル値を基準とした優先レベルの識別子のレベル値を決定し、決定したレベル値を所定の閾値と比較することにより、その情報が重要であるか否かを判別する判別手段とを有し、記憶手段における記憶可能残容量が閾値容量より少ない場合に、判別手段によって、記憶手段に記憶されている情報が重要でないと判別されたときは、その判別手段によって制御手段を制御して、その重要でないと判別された情報を削除するようにした記憶制御装置(又は移動体端末装置)(又は移動体通信端末装置)である。
【0015】
第4の発明は、情報を記憶する記憶手段及び外部記憶手段と、記憶手段への情報の記憶、その記憶手段に記憶されている情報の外部記憶手段への転送及びその外部記憶手段に記憶されている情報の削除を制御する制御手段とを有する記憶制御装置(又は移動体端末装置)(又は移動体通信端末装置)であって、記憶手段に情報が記憶された時点で、その情報の優先レベルの識別子を所定の初期レベル値に設定するとともに初期レベル値に制御情報を付与し、その後所定時刻毎に、その情報が記憶された時点からの記憶制御装置(又は移動体端末装置)(又は移動体通信端末装置)の位置の変化の程度又は移動距離及び制御情報に応じて、初期レベル値を基準とした優先レベルの識別子のレベル値を決定し、決定したレベル値を所定の閾値と比較することにより、その情報の重要度を判別する判別手段とを有し、記憶手段における記憶可能残容量が閾値容量より少ない場合に、判別手段によって、記憶手段に記憶されている情報の重要度が低いと判別されたときは、その重要度が低いと判別された情報を外部記憶手段に転送し、外部記憶手段に記憶されている情報の重要度が一層低いと判別されたときは、その重要度が一層低いと判別された情報を削除するようにした記憶制御装置(又は移動体端末装置)(又は移動体通信端末装置)である。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下に、図2を参照して、本発明の実施の形態の移動体端末装置(記憶制御装置)(移動体通信端末装置)の一例の構成を説明する。この移動体端末装置は、無線通信アンテナ1が接続された無線通信処理回路2と、GPSアンテナ5が接続されたGPS(Global Positioning System)受信処理回路6と、記憶装置4と、表示装置7と、キーボード8と、これらを制御すると共に、電話回路を有する制御回路(CPUを備える)3とから構成される。GPSは、Global Position-ing Systemの略である。尚、送話器及び受話器も設けられているが、これらは図示を省略する。
【0018】
無線通信アンテナ1で受信した受信信号は、無線通信処理回路2で、変復調処理と復号処理とが行われた後、制御回路3に供給される。又、制御回路3からの信号は、無線通信処理回路2で、符号化処理と変復調処理とが行われて送信信号が得られ、その送信信号が無線通信アンテナ1から送信される。
【0019】
GPSアンテナ5で受信した複数の衛星からの受信信号が、GPS受信処理回路6に供給されて復調処理及び復号処理が行われて、移動体端末装置の位置情報(経度及び緯度)信号及びその位置情報に対応した時刻情報信号が得られ、これらが制御回路3に供給される。
【0020】
記憶装置4には、キーボード8の操作に基づいて制御回路3から記憶装置4に供給される制御信号CTによって、電話番号やインターネット、無線等により受信した画像等の情報IFが記憶される。又、キーボード8のキー操作に基づいて制御回路3から記憶装置4に供給される制御信号CTによって、記憶装置4に記憶されている電話番号や画像等の情報IFが読出され、又、削除される。
【0021】
図3は、本発明の実施の形態の移動体端末装置(記憶制御装置)(移動体通信端末装置)の他の例の構成を示し、図2の移動体端末装置(記憶制御装置)(移動体通信装置)の構成に加えて、記憶装置4からの画像等の情報が転送されるハードディスク、記録可能光ディスク、光磁気ディスク、磁気ディスク、半導体メモリ等の外部記憶装置9が設けられている。
【0022】
キーボード8の操作に基づいて制御回路3から記憶装置4に供給される制御信号CT1によって、記憶装置4に、電話番号やインターネット、無線等により受信した画像等の情報IFが記憶され、又、記憶装置4に記憶されている電話番号や画像等の情報IFが読出され、削除され、又、画像等の情報IFが外部記憶装置9に転送される。
【0023】
キーボード8の操作に基づいて制御回路3から外部記憶装置9に供給される制御信号CT2によって、記憶装置4から転送される画像等の情報が外部記憶装置9に記憶され、又、外部記憶装置9に記憶されている画像等の情報が読出され、又、削除される。
【0024】
次に、図4Aのフローチャートを参照して、記憶装置4に記憶されている情報を削除しようとする場合の、情報が重要であるか否か、即ち、情報の重要度を、移動体端末装置の位置から判断し、重要度の低い情報、即ち、重要でない情報は削除するようにした情報の削除の例を説明する。
【0025】
ステップST−11では、キーボード8の記憶キーを操作し、制御回路3の制御の下に、必要な画像等の情報と、GPS受信処理回路6から取得した、記憶装置4に情報を記憶させたときの移動体端末装置の位置(初期位置)(位置の初期値)とを、記憶装置4に書き込んで記憶させた後、ステップST−12に移行する。ステップST−12では、記憶装置4に情報を記憶させたときよりの後の任意の時点(所定時間置きの時点)で、GPS受信処理回路6から移動体端末装置の位置を取得した後、ステップST−13に移行する。
【0026】
ステップST−13では、制御回路3のCPUが、記憶装置4に情報を記憶させたときの移動体端末装置の位置(初期位置)(位置の初期値)を基にして、位置移動体端末装置の位置(現在位置)から、その情報は重要であるか否かを判断し、YES、即ち、重要であるときは、ステップST−12に戻る。又、ステップST−13の判断でNOのとき、即ち、その情報が重要でないときは、その情報を削除した後、ステップST−11に戻る。以下、これを記憶装置に記憶される各情報毎に繰り返す。
【0027】
ステップST−14で情報を削除するのは、記憶装置4における記憶可能残領域が閾値容量より少ないことが前提である。そこで、図16に示す、記憶装置4の記憶可能残領域は閾値領域より少ないか否かの判別処理のステップST−Xを、図4Aのフローチャートにおいて、ステップST−11、ST−12間、ステップST−12、ST−13間又はステップST−13、ST−14間に挿入し、YESのときは、ステップST−12、ST−13又はST−14に移行し、NOのときは、ステップST−11の直後に移行する。図16の判別処理のステップST−Xを、ステップST−11及びST−12間に挿入した場合は、ステップST−13においてYESのときは、ステップST−Xに戻るようにする。
【0028】
次に、図4Aにおける情報及びその削除の具体例について述べる。ある地域A(例えば、東京都)のある飲食店aの情報(画像)(飲食店の名称、住所、案内図、種類、メニュー等を示す画像)が、その地域Aのある固定情報端末装置(例えば、建物等の中に設置されている)から取得されて、記憶装置4に記憶されている場合に、その移動体端末装置を持っている人が、その地域Aから、所定距離(所定直線距離)以上離れた別の地域B(例えば、大阪府)にいる場合、その地域Aの飲食店aの情報は、重要でないと判断して削除する。
【0029】
記憶装置4に記憶されているある地域Aの同じ種類の情報、即ち、例えば、飲食店a、b、c、‥‥‥‥‥‥x、y、zの情報が複数ある場合に、これらの情報が重要でないと判断したときは、これらの情報を、まとめて削除するようにしても良い。
【0030】
次に、図4Bのフローチャートを参照して、記憶装置4に記憶されている情報を削除しようとする場合の、情報が重要であるか否か、即ち、情報の重要度を、現在時刻から判断して、重要度の低い情報、即ち、重要でない情報は削除するようにした情報の削除の例を説明する。
【0031】
ステップST−21では、キーボード8の記憶キーを操作し、制御回路3の制御の下に、必要な情報と、移動体端末装置の時計手段から得た、記憶装置4に情報を記憶したときの時刻(時刻の初期値)(初期時刻)とを記憶装置4に書き込んで記憶させた後、ステップST−22に移行する。ステップST−22では、移動体端末装置の時計手段から、記憶装置4に情報を記憶したときの時刻(時刻の初期値)(初期時刻)より後の任意の現在時刻(所定時間置きの時刻)を取得した後、ステップST−23に移行する。
【0032】
ステップST−23では、制御回路3のCPUが、情報を記憶装置4に記憶したときの時刻(時刻の初期値)(初期時刻)を基にして、現在時刻から、その情報は重要であるか否かを判断し、YES、即ち、重要であるときは、ステップST−12に戻る。又、ステップST−13の判断でNOのときは、その情報を削除した後、ステップST−21に戻る。以下、これを、記憶装置4に記憶する各情報毎に繰り返すものである。
【0033】
ステップST−24で情報を削除するのは、記憶装置4における記憶可能残領域が閾値容量より少ないことが前提である。そこで、図16に示す、記憶装置4の記憶可能残領域は閾値領域より少ないか否かの判別処理のステップST−Xを、図4Bのフローチャートにおいて、ステップST−21、ST−22間、ステップST−22、ST−23間又はステップST−23、ST−24間に挿入し、YESのときは、ステップST−22、ST−23又はST−24に移行し、NOのときは、ステップST−21の直後に移行する。図16の判別処理のステップST−Xを、ステップST−21及びST−22間に挿入した場合は、ステップST−23においてYESのときは、ステップST−Xに戻るようにする。
【0034】
次に、図4Bにおける情報の具体例について述べる。時刻Hに、インターネットから取得したニュース情報(画像)hが記憶装置4に記憶されている場合に、現在時刻が時刻Hから24時間以上経過しているときは、そのニュース情報を、記憶装置4から削除する。
【0035】
時刻H1 、H2 、H3 、‥‥‥‥‥‥、Hnにおいて取得した同じ種類の情報、即ち、例えば、ニュース情報h1 、h2 、h3 、‥‥‥‥‥‥、hnが記憶装置4に記憶されている場合に、取得された現在時刻Hが、時刻H1 〜Hnと比較して、24時間以上経過しているときは、これらの情報の重要が重要でないと判断して、これらの情報をそれぞれ削除する。
【0036】
又、記憶装置4に記憶されているある地域のある飲食店の情報が、取得してから1年以上経過しているときは、その情報は重要でないと判断して、記憶装置4から削除する。
【0037】
次に、図5のフローチャートを参照して、記憶装置4に記憶されている情報を削除しようとする場合の、情報が重要であるか否か、即ち、情報の重要度を、移動体端末装置の移動距離から判断して、重要度の低い情報、即ち、重要でない情報は削除するようにした情報の削除の例を説明する。
【0038】
ステップST−31では、キーボード8の記憶キーを操作し、制御回路3の制御の下に、必要な情報と、GPS受信処理回路6か得た位置情報(緯度及び経度)及びそれに対応した時刻情報に基づいて、制御回路3のCPUが演算して得た、情報を記憶装置4に記憶したときの時刻及び移動体端末装置の移動速度(移動速度の初期値)(初期移動速度)とを記憶装置4に書き込んで記憶させた後、ステップST−32に移行する。
【0039】
ステップST−32では、GPS受信処理回路6からの位置情報及びその位置情報に対応した時刻情報に基づいて、制御回路3のCPUが、記憶装置4に情報を記憶した時刻から現在の時刻(所定時間毎の時刻)までの移動体端末装置の移動時間と、その間の移動速度を演算して取得した後、ステップST−33に移行する。ステップST−33では、ステップST−32で取得した移動体端末装置の移動時間と、その間の移動速度から、制御回路3のCPUが、移動体端末装置の移動距離を算出した後、ステップST−34に移行する。
【0040】
ステップST−34では、移動体端末装置の移動距離から、情報が重要か否かを判断し、YES、即ち、重要であると判断したときは、ステップST−32に戻り、NO即ち、重要でないと判断したときは、ステップST−35に移行して、その情報を削除する。
【0041】
ステップST−35で情報を削除するのは、記憶装置4における記憶可能残領域が閾値容量より少ないことが前提である。そこで、図16に示す、記憶装置4の記憶可能残領域は閾値領域より少ないか否かの判別処理のステップST−Xを、図5のフローチャートにおいて、ステップST−31、ST−32間、ステップST−32、ST−33間、ステップST−33、ST−34間又はステップST−34、ST−35間に挿入し、YESのときは、ステップST−32、ST−33、ST−34又はST−35に移行し、NOのときは、ステップST−31の直後に移行する。図16の判別処理のステップST−Xを、ステップST−31及びST−32間に挿入した場合は、ステップST−34においてYESのときは、ステップST−Xに戻るようにする。
【0042】
次に、図5における情報の具体例について述べる。ある地域A(例えば、横浜市)のある飲食店aの情報(画像)が、その地域Aのある固定情報端末装置から取得されて、記憶装置4に記憶される。そして、その移動体端末装置を持っている人が、その地域A(横浜市)から、所定距離以上離れた別の地域B(例えば、名古屋市)にいる場合に、その地域Aの飲食店aの情報は、重要でないと判断して削除する。
【0043】
記憶装置4に記憶されているある地域Aの同じ種類の情報、即ち、例えば、飲食店a、b、c、‥‥‥‥‥‥x、y、zの情報が複数ある場合に、その移動体端末装置を持っている人が、その地域Aから、所定距離以上離れた別の地域Bにいる場合に、その飲食店a、b、c、‥‥‥‥‥‥x、y、zの情報は、重要でないと判断して削除する。
【0044】
次に、図6Aのフローチャートを参照して、記憶装置4に記憶されている情報を削除しようとする場合の、情報が重要であるか否か、即ち、情報の重要度を、移動体端末装置の位置に応じた優先レベルの識別子で表し、優先レベルの識別子のレベル値が閾値以下のときは、その情報を削除するようにした情報の削除の例を説明する。
【0045】
ステップST−41では、キーボード8の記憶キーを操作し、制御回路3の制御の下に、必要な情報と、GPS受信処理回路6から取得した、記憶装置4に情報を記憶させたときの移動体端末装置の位置(初期位置)(位置の初期値)とを、記憶装置4に書き込んで記憶させた後、ステップST−42に移行する。ステップST−42では、記憶装置4に書き込んだ情報の優先レベルの識別子を初期値(初期レベル値)に設定した後、ステップST−43に移行する。
【0046】
ステップST−43では、記憶装置4に情報を記憶させたときよりの後の任意の時刻(所定時刻毎)における移動体端末装置の位置を、GPS受信処理回路6から取得した後、ステップST−44に移行する。ステップST−44では、記憶装置4に情報を記憶させたときの移動体端末装置の位置(初期位置)(位置の初期値)に基づいて、取得された移動体端末装置の位置から、優先レベルの識別子のレベル値(初期値レベルと同じ場合もあるし、異なる場合もある)を決定した後、ステップST−45に移行する。
【0047】
ステップST−45では、ステップST−44で決定された優先レベルの識別子のレベル値が、閾値以下か否かを判断し、NO、即ち、閾値を越えるときは、ステップST−43に戻り、YES、即ち、閾値以下のときは、ステップST−46に移行して、その情報を削除した後、ステップST−41に戻る。以下、これを繰り返すものである。
【0048】
ステップST−46で情報を削除するのは、記憶装置4における記憶可能残領域が閾値容量より少ないことが前提である。そこで、図16に示す、記憶装置4の記憶可能残領域は閾値領域より少ないか否かの判別処理のステップST−Xを、図6Aのフローチャートにおいて、ステップST−41、ST−42間、ステップST−42、ST−43間、ステップST−43、ST−44間、ステップST−44、ST−45間又はステップST−45、ST−46間に挿入し、YESのときは、ステップST−42、ST−43、ST−44、ST−45又はST−46に移行し、NOのときは、ステップST−41の直後に移行する。図16の判別処理のステップST−Xを、ステップST−42及びST−43間に挿入した場合は、ステップST−45においてNOのときは、ステップST−Xに戻るようにする。
【0049】
尚、ステップST−45では、識別子のレベル値が閾値以上か否かを判断しても良く、その場合は、YESのときはステップST−43に移行し、NOのときはステップST−46に移行して、情報は削除される。
【0050】
次に、図6Aにおける情報の具体例について述べる。ある地域Aのある飲食店aの情報(画像)が記憶装置4に記憶されたときの、優先レベルの識別子の初期レベル値を、例えば、10に設定する。そして、移動体端末装置を持っている人が、その地域Aから、所定距離以上離れた別の地域Bにいる場合、その地域Aの飲食店aの情報に対応する優先レベルの識別子のレベル値を、例えば、4に決定する。この場合、優先レベルの識別子の閾値レベルを、例えば、5とすると、その地域Aの飲食店aの情報は削除されることになる。
【0051】
記憶装置4に記憶されているある地域Aの同じ種類の情報、即ち、例えば、飲食店a、b、c、‥‥‥‥‥‥x、y、zの情報が複数ある場合は、これらの情報の優先レベルの識別子の初期レベル値を、例えば、同じ10に設定する。そして、移動体端末装置を持っている人が、その地域Aから、所定距離以上離れた別の地域Bにいる場合、その地域Aの飲食店a、b、c、‥‥‥‥‥‥x、y、zの情報に対応する優先レベルの識別子のレベル値を、共に例えば、4に決定する。この場合、優先レベルの識別子の閾値レベルを、例えば、5とすると、その地域Aの飲食店a、b、c、‥‥‥‥‥‥x、y、zの情報は、共に削除される。
【0052】
次に、図6Bのフローチャートを参照して、記憶装置4に記憶されている情報を削除しようとする場合の、情報が重要であるか否か、即ち、情報の重要度を、時刻に応じた優先レベルの識別子で表し、優先レベルの識別子のレベル値が閾値以下のときは、その情報を削除するようにした情報の削除の例を説明する。
【0053】
ステップST−51では、キーボード8の記憶キーを操作し、制御回路3の制御の下に、必要な情報と、移動体端末装置の時計手段から得た、記憶装置4に情報を記憶したときの時刻(初期時刻)(時刻の初期値)とを、記憶装置4に書き込んで記憶させた後、ステップST−52に移行する。ステップST−52では、記憶装置4に書き込んだ情報の優先レベルの識別子を初期値(初期レベル値)に設定した後、ステップST−53に移行する。
【0054】
ステップST−53では、移動体端末装置の時計手段から、現在時刻を取得した後、ステップST−54に移行する。
【0055】
ステップST−54では、記憶装置4に情報を記憶したときの時刻を基にして、取得された現在時刻から、優先レベルの識別子のレベル値(初期値レベルと同じ場合もあるし、異なる場合もある)を決定した後、ステップST−55に移行する。
【0056】
ステップST−55では、ステップST−54で決定された優先レベルの識別子のレベル値が、閾値以下か否かを判断し、NO、即ち、閾値を越えるときは、ステップST−63に戻り、YES、即ち、閾値以下のときは、ステップST−67に移行して、その情報を削除した後、ステップST−61に戻る。以下、これを、記憶装置4に記憶する情報毎に、繰り返すものである。
【0057】
尚、ステップST−55で、識別子のレベル値は閾値以上か否かを判断するようにしても良く、その場合は、YESのときはステップST−43に移行し、NOのときは、ステップST−46に移行して、情報を削除することになる。
【0058】
ステップST−56で情報を削除するのは、記憶装置4における記憶可能残領域が閾値容量より少ないことが前提である。そこで、図16に示す、記憶装置4の記憶可能残領域は閾値領域より少ないか否かの判別処理のステップST−Xを、図6Bのフローチャートにおいて、ステップST−51、ST−52間、ステップST−52、ST−53間、ステップST−53、ST−54間、ステップST−54、ST−55間又はステップST−55、ST−56間に挿入し、YESのときは、ステップST−52、ST−53、ST−54、ST−55又はST−56に移行し、NOのときは、ステップST−51の直後に移行する。図16の判別処理のステップST−Xを、ステップST−52及びST−53間に挿入した場合は、ステップST−55においてNOのときは、ステップST−Xに戻るようにする。
【0059】
次に、図6Bにおける情報の具体例について述べる。時刻Hに、インターネットから取得したニュース情報(画像)hが記憶装置4に記憶され、その時の優先レベルのレベル値の初期値(初期レベル値)を、例えば、10とした場合に、現在時刻が時刻Hから24時間以上経過しているときは、そのニュース情報の優先レベルのレベル値を、例えば、4に決定し、閾値レベルを、例えば、5とすると、そのニュース情報は、記憶装置4から削除される。
【0060】
時刻H1 、H2 、H3 、‥‥‥‥‥‥、Hnにおいて、取得したニュース情報h1 、h2 、h3 、‥‥‥‥‥‥、hnが記憶装置4に記憶され、その時の優先レベルのレベル値の初期値(初期レベル値)を、例えば、10とした場合に、現在時刻が時刻Hから24時間以上経過しているときは、そのニュース情報の優先レベルのレベル値を、例えば、4に決定し、閾値レベルを、例えば、5とすると、そのニュース情報は、記憶装置4から削除される。
【0061】
次に、図7のフローチャートを参照して、記憶装置4に記憶されている情報を削除しようとする場合の、情報が重要であるか否か、即ち、情報の重要度を、移動体端末装置の移動距離に応じた優先レベルの識別子で表し、優先レベルの識別子のレベル値が閾値以下のときは、その情報を削除するようにした情報の削除の例を説明する。
【0062】
ステップST−61では、キーボード8の記憶キーを操作し、制御回路3の制御の下に、必要な情報と、GPS受信処理回路6か得た位置情報(緯度及び経度)及びそれに対応した時刻情報に基づいて、制御回路3のCPUが演算して得た、情報を記憶装置4に記憶したときの時刻及び移動体端末装置の移動速度(移動速度の初期値)(初期移動速度)とを、記憶装置4に書き込んで記憶させた後、ステップST−62に移行する。ステップST−62では、記憶装置4に書き込んだ情報の優先レベルの識別子を初期値(初期レベル値)に設定した後、ステップST−63に移行する。
【0063】
ステップST−63では、GPS受信処理回路6からの位置情報及びその位置情報に対応した時刻情報に基づいて、制御回路3のCPUが、記憶装置4に情報を記憶した時刻から現在の時刻(所定時間毎の時刻)までの移動体端末装置の移動時間と、その間の移動速度を演算して取得した後、ステップST−64に移行する。ステップST−64では、移動体端末装置の移動時間と、その間の移動速度から、制御回路3のCPUが移動体端末装置の移動距離を算出した後、ステップST−65に移行する。
【0064】
ステップST−65では、移動体端末装置の移動距離を基にして、優先レベルの識別子のレベル値(初期値レベルと同じ場合もあるし、異なる場合もある)を決定した後、ステップST−66に移行する。
【0065】
ステップST−66では、ステップST−65で決定された優先レベルの識別子のレベル値が、閾値以下か否かを判断し、NO、即ち、閾値を越えるときは、ステップST−63に戻り、YES、即ち、閾値以下のときは、ステップST−67に移行して、その情報を削除した後、ステップST−61に戻る。以下、これを、記憶装置4に記憶する情報毎に繰り返すものである。
【0066】
ステップST−66では、識別子のレベル値は閾値以上か否かを判断するようにしても良く、その場合には、YESのときは、ステップST−63に移行し、NOのときは、ステップST−67に移行して、情報を削除することになる。
【0067】
ステップST−67で情報を削除するのは、記憶装置4における記憶可能残領域が閾値容量より少ないことが前提である。そこで、図16に示す、記憶装置4の記憶可能残領域は閾値領域より少ないか否かの判別処理のステップST−Xを、図7のフローチャートにおいて、ステップST−61、ST−62間、ステップST−62、ST−63間、ステップST−63、ST−64間、ステップST−64、ST−65間、ステップST−65、ST−66間又はステップST−66、ST−67間に挿入し、YESのときは、ステップST−62、ST−63、ST−64、ST−65、ST−66又はST−67に移行し、NOのときは、ステップST−61の直後に移行する。図16の判別処理のステップST−Xを、ステップST−62及びST−63間に挿入した場合は、ステップST−66においてNOのときは、ステップST−Xに戻るようにする。
【0068】
次に、図7における情報の具体例について述べる。ある地域Aのある飲食店aの情報(画像)が、その地域のある固定情報端末装置から取得されて、記憶装置4に記憶されたときに、優先レベルの初期値レベルを10に設定し、その移動体端末装置を持っている人が、その地域Aから、所定距離以上離れた別の地域Bにいる場合、その地域Aの飲食店aの情報の優先レベルのレベル値を4に決定し、優先レベルの閾値レベルを5に設定したとき、飲食店aの情報は重要でないと判断して削除する。
【0069】
ある地域Aの同じ種類の情報、即ち、例えば、ある飲食店a、b、c、‥‥‥‥‥‥、x、y、zの情報(画像)が、その地域のある固定情報端末装置から取得されて、記憶装置4に記憶されたときに、優先レベルの初期値レベルを共に10に設定し、その移動体端末装置を持っている人が、その地域Aから、所定距離以上離れた別の地域Bにいる場合、その地域Aの飲食店a、b、c、‥‥‥‥‥‥、x、y、zの情報の優先レベルのレベル値を共に4に決定し、優先レベルの閾値レベルを5に設定したとき、飲食店a、b、c、‥‥‥‥‥‥、x、y、zの情報は、共に重要でないと判断して削除する。
【0070】
次に、図8のフローチャートを参照して、記憶装置4に記憶されている情報を削除しようとする場合の情報の重要度を、移動体端末装置の位置に応じた優先レベルの識別子で表し、優先レベルの識別子のレベル値が低いときは、その情報を外部記憶装置9に転送し、もっと低いときはその情報を削除するようにした情報の削除の例を説明する。
【0071】
ステップST−71では、キーボード8の記憶キーを操作し、制御回路3の制御の下に、必要な情報と、GPS受信処理回路6から取得した、記憶装置4に情報を記憶させたときの移動体端末装置の位置(初期位置)(位置の初期値)とを、記憶装置4に書き込んで記憶させた後、ステップST−72に移行する。ステップST−72では、記憶装置4に書き込んだ情報の優先レベルの識別子を初期値(初期レベル値)に設定した後、ステップST−73に移行する。
【0072】
ステップST−73では、移動体端末装置の位置を、GPS受信処理回路6から取得した後、ステップST−74に移行する。ステップST−74では、取得された移動体端末装置の位置を基にして、優先レベルの識別子のレベル値(初期値レベルと同じ場合もあるし、異なる場合もある)を決定した後、ステップST−75に移行する。
【0073】
ステップST−75では、ステップST−74で決定された優先レベルの識別子のレベル値Lが、L2≦Lか否かを判断し、YES、即ち、L2≦Lのときは、ステップST−73に戻り、NO、即ち、L<L2のときは、ステップST−76に移行する。
【0074】
ステップST−76では、情報をハードディスク、記録可能な光ディスク、光磁気ディスク、磁気ディスク、半導体メモリ等の外部記憶装置9に転送した後、ステップST−77に移行する。ステップST−77では、移動体端末装置の位置を、GPS受信処理回路6から取得した後、ステップST−78に移行する。ステップST−78では、取得された移動体端末装置の位置を基にして、優先レベルの識別子のレベル値(初期値レベルと同じ場合もあるし、異なる場合もある)を決定した後、ステップST−75に移行する。
【0075】
ステップST−79では、識別子レベル値Lが、L≦L1か否かを判断し、NOのときはステップST−77に戻り、YESのときは、ステップST−79Aに移行する。ステップST−79Aでは、外部記憶装置9に記憶されている情報を削除した後、ステップST−71に戻る。
【0076】
ステップST−76で情報を、外部記憶装置9へ転送するのは、記憶装置4における記憶可能残領域が閾値容量より少ないことが前提である。そこで、図16に示す、記憶装置4の記憶可能残領域は閾値領域より少ないか否かの判別処理のステップST−Xを、図8のフローチャートにおいて、ステップST−71〜ST−76における順次の隣接する処理の間のいずれかに挿入し、YESのときは、順次のステップST−72〜ST−76のいずれかに移行し、NOのときは、ステップST−71の直後に移行する。図16の判別処理のステップST−Xを、ステップST−72及びST−73間に挿入した場合は、ステップST−75においてNOのときは、ステップST−Xに戻るようにする。
【0077】
次に、図8における情報の具体例について述べる。ある地域Aのある飲食店aの情報(画像)が記憶装置4に記憶されたときの優先レベルの識別子を初期レベル値としての、例えば、10に設定する。そして、移動体端末装置を持っている人が、その地域Aから、所定距離以上離れた別の地域Bにいる場合、その地域Aの飲食店aの情報に対応する優先レベルの識別子のレベル値を、例えば、5に決定し、地域Aから、地域Bより離れた更に別の地域Cにいる場合、その地域Aの飲食店aの情報に対応する優先レベルの識別子のレベル値を、例えば、2に決定する。そして、優先レベルの識別値の閾値レベルL2、L1をそれぞれ6、3に設定したとき、移動体端末装置を持っている人が、その地域Aから、所定距離以上離れた別の地域Bにいる場合は、ある地域Aのある飲食店aの情報は、外部記憶装置9に転送され、移動体端末装置を持っている人が、地域Aから、地域Bより離れた更に別の地域Cにいる場合、外部記憶装置9に記憶されているある地域Aのある飲食店aの情報は、削除される。
【0078】
ある地域Aの同じ種類の情報、即ち、例えば、ある飲食店a、b、c、‥‥‥‥‥‥、x、y、zの情報が記憶装置4に記憶されたときの優先レベルの識別子を初期レベル値としての、例えば、10に設定する。そして、移動体端末装置を持っている人が、その地域Aから、所定距離以上離れた別の地域Bにいる場合、その地域Aの飲食店aの情報に対応する優先レベルの識別子のレベル値を、例えば、5に決定し、地域Aから、地域Bより離れた更に別の地域Cにいる場合、その地域Aの飲食店aの情報に対応する優先レベルの識別子のレベル値を、例えば、2に決定する。そして、優先レベルの識別値の閾値レベルL2、L1をそれぞれ6、3に設定したとき、移動体端末装置を持っている人が、その地域Aから、所定距離以上離れた別の地域Bにいる場合は、ある地域Aのある飲食店a、b、c、‥‥‥‥‥‥、x、y、zの情報は、共に外部記憶装置9に転送され、移動体端末装置を持っている人が、地域Aから、地域Bより離れた更に別の地域Cにいる場合、外部記憶装置9に記憶されているある地域Aのある飲食店a、b、c、‥‥‥‥‥‥、x、y、zの情報は、共に削除される。
【0079】
次に、図9のフローチャートを参照して、記憶装置4に記憶されている情報を削除しようとする場合の情報の重要度を、移動体端末装置の時刻に応じた優先レベルの識別子で表し、優先レベルの識別子のレベル値が低いときは、その情報を外部記憶装置9に転送し、もっと低いときはその情報を削除するようにした情報の削除の例を説明する。
【0080】
ステップST−81では、キーボード8の記憶キーを操作し、制御回路3の制御の下に、必要な情報と、移動体端末装置の時計手段から得た、記憶装置4に情報を記憶したときの時刻(初期時刻)(時刻の初期値)とを、記憶装置4に書き込んで記憶させた後、ステップST−82に移行する。ステップST−82では、記憶装置4に書き込んだ情報の優先レベルの識別子を初期値(初期レベル値)に設定した後、ステップST−83に移行する。
【0081】
ステップST−83では、移動体端末装置の時計手段から、記憶装置4に情報を記憶したときの時刻(初期時刻)(時刻の初期値)よりの後の任意の現在時刻(所定時間毎の時刻)を取得した後、ステップST−84に移行する。
【0082】
ステップST−84では、取得された現在時刻を基にして、優先レベルの識別子のレベル値(初期値レベルと同じ場合もあるし、異なる場合もある)を決定した後、ステップST−85に移行する。
【0083】
ステップST−85では、ステップST−74で決定された優先レベルの識別子のレベル値Lが、L2≦Lか否かを判断し、YES、即ち、L2≦Lのときは、ステップST−83に戻り、NO、即ち、L<L2のときは、ステップST−86に移行する。
【0084】
ステップST−86では、情報をハードディスク等の外部記憶装置9に転送した後、ステップST−87に移行する。ステップST−87では、移動体端末装置の時計手段から、現在時刻を取得した後、ステップST−88に移行する。
【0085】
ステップST−88では、取得された現在時刻を基にして、優先レベルの識別子のレベル値(初期値レベルと同じ場合もあるし、異なる場合もある)を決定した後、ステップST−89に移行する。
【0086】
ステップST−89では、ステップST−88で決定された優先レベルの識別子のレベル値Lが、L≦L1か否かを判断し、YES、即ち、L≦L1のときは、ステップST−89Aに移行し、NO、即ち、L1<Lのとは、ステップST−87に移行する。
【0087】
ステップST−89Aでは、外部記憶装置9に記憶されている情報を削除した後、ステップST−81に戻る。
【0088】
ステップST−86で情報を外部記憶装置9に転送するのは、記憶装置4における記憶可能残領域が閾値容量より少ないことが前提である。そこで、図16に示す、記憶装置4の記憶可能残領域は閾値領域より少ないか否かの判別処理のステップST−Xを、図9のフローチャートにおいて、ステップST−81〜ST−86における順次の隣接する処理の間のいずれかに挿入し、YESのときは、順次のステップST−82〜ST−86のいずれかに移行し、NOのときは、ステップST−81の直後に移行する。図16の判別処理のステップST−Xを、ステップST−82及びST−83間に挿入した場合は、ステップST−85においてNOのときは、ステップST−Xに戻るようにする。
【0089】
次に、図9における情報の具体例について述べる。時刻Hに、インターネットから取得したニュース情報(画像)hが記憶装置4に記憶され、その時の優先レベルのレベル値の初期値(初期レベル値)を、例えば、10とした場合に、現在時刻が時刻Hから24時間以上経過しているときは、そのニュース情報の優先レベルのレベル値を、例えば、5に決定し、現在時刻が時刻Hから36時間以上経過しているときは、そのニュース情報の優先レベルのレベル値を、例えば、2に決定し、閾値レベルL1、L1を、それぞれ、例えば、6、3に設定する。かくすると、ニュース情報の優先レベルのレベル値が、例えば、5のときは、そのニュース情報は、外部記憶装置9に転送される。又、ニュース情報の優先レベルのレベル値が、例えば、2になったら、そのニュース情報は外部記憶装置9から削除される。
【0090】
時刻H1 、H2 、H3 、‥‥‥‥‥‥、Hnにおいて取得したニュース情報h1 、h2 、h3 、‥‥‥‥‥‥、hnが記憶装置4に記憶され、その時の優先レベルのレベル値の初期値(初期レベル値)を、例えば、10とした場合に、現在時刻が時刻H1 、H2 、H3 、‥‥‥‥‥‥、Hnから24時間以上経過しているときは、そのニュース情報の優先レベルのレベル値を、例えば、5に決定し、現在時刻が時刻Hから36時間以上経過しているときは、そのニュース情報の優先レベルのレベル値を、例えば、2に決定し、優先レベルの識別子の閾値レベルL2、L1を、それぞれ6、3に設定する。かくすると、ニュース情報h1 、h2 、h3 、‥‥‥‥‥‥、hnの優先レベルのレベル値が、例えば、5のときは、そのニュース情報h1 、h2 、h3 、‥‥‥‥‥‥、hnは、外部記憶装置9に転送される。又、ニュース情報h1 、h2 、h3 、‥‥‥‥‥‥、hnの優先レベルのレベル値が、例えば、2になったら、そのニュース情報h1 、h2 、h3 、‥‥‥‥‥‥、hnは外部記憶装置9から削除される。
【0091】
次に、図10のフローチャートを参照して、記憶装置4に記憶されている情報を削除しようとする場合の情報の重要度を、移動体端末装置の移動距離に応じた優先レベルの識別子で表し、優先レベルの識別子のレベル値が低いときは、その情報を外部記憶装置9に転送し、もっと低いときはその情報を削除するようにした情報の削除の例を説明する。
【0092】
ステップST−91では、キーボード8の記憶キーを操作し、制御回路3の制御の下に、必要な情報と、GPS受信処理回路6か得た位置情報(緯度及び経度)及びそれに対応した時刻情報に基づいて、制御回路3のCPUが演算して得た、情報を記憶装置4に記憶したときの時刻及び移動体端末装置の移動速度(移動速度の初期値)(初期移動速度)とを、記憶装置4に書き込んで記憶させた後、ステップST−92に移行する。ステップST−92では、優先レベルの識別子のレベルを初期値に設定する。
【0093】
ステップST−93では、GPS受信処理回路6からの位置情報及びその位置情報に対応した時刻情報に基づいて、制御回路3のCPUが、記憶装置4に情報を記憶した時刻から現在の時刻(所定時間毎の時刻)までの移動体端末装置の移動時間と、その間の移動速度を演算して取得した後、ステップST−94に移行する。ステップST−94では、移動体端末装置の移動時間と、その間の移動速度から、制御回路3のCPUが移動体端末装置の移動距離を算出した後、ステップST−95に移行する。
【0094】
ステップST−95では、取得された現在時刻を基にして、優先レベルの識別子のレベル値(初期値レベルと同じ場合もあるし、異なる場合もある)を決定した後、ステップST−96に移行する。
【0095】
ステップST−96では、ステップST−95で決定された優先レベルの識別子のレベル値Lが、L2≦Lか否かを判別し、YESのときは、ステップST−93に戻り、NOのときはステップST−97に移行して、情報をハードディスク等の外部記憶装置9に転送した後、ステップST−97に移行する。
【0096】
ステップST−98では、GPS受信処理回路6からの位置情報及びその位置情報に対応した時刻情報に基づいて、制御回路3のCPUが、記憶装置4に情報を記憶した時刻から現在の時刻(所定時間毎の時刻)までの移動体端末装置の移動時間と、その間の移動速度を演算して取得した後、ステップST−99に移行する。ステップST−99では、移動体端末装置の移動時間と、その間の移動速度から、制御回路3のCPUが移動体端末装置の移動距離を算出した後、ステップST−99Aに移行する。
【0097】
ステップST−99Aでは、取得された現在時刻を基にして、優先レベルの識別子のレベル値(初期値レベルと同じ場合もあるし、異なる場合もある)を決定した後、ステップST−99Bに移行する。
【0098】
ステップST−99Bでは、ステップST−99Aで決定された優先レベルの識別子のレベル値Lが、L≦L1か否かを判別し、YESのときは、ステップST−99Cに移行して、外部記録装置における情報を削除し、NOときは、ステップST−98に移行する。ステップST−99Cの後は、ステップST−91に戻る。
【0099】
ステップST−97で情報を、外部記憶装置9に転送するのは、記憶装置4における記憶可能残領域が閾値容量より少ないことが前提である。そこで、図16に示す、記憶装置4の記憶可能残領域は閾値領域より少ないか否かの判別処理のステップST−Xを、図10のフローチャートにおいて、ステップST−91〜ST−97における順次の隣接する処理の間のいずれかに挿入し、YESのときは、順次のステップST−92〜ST−97のいずれかに移行し、NOのときは、ステップST−91の直後に移行する。図16の判別処理のステップST−Xを、ステップST−92及びST−93間に挿入した場合は、ステップST−96においてNOのときは、ステップST−Xに戻るようにする。
【0100】
図10の場合の具体例を説明する。地域Aにおける飲食店aの情報(画像)が、記憶装置4に記憶されている場合において、この飲食店aの情報の優先レベルの識別子の初期レベル値を10とし、地域Aからある程度離れた地域Bにおける飲食店aの情報の優先レベルの識別子のレベル値を5に決定し、地域Aから地域Bより離れた地域Cにおける飲食店aの情報の優先レベルの識別子のレベル値を2に決定し、閾値レベルL2、L1をそれぞれ6、3とする。かくすると、記憶装置4に記憶されている飲食店aの情報の優先レベルの識別子のレベル値が5になったときは、その飲食店aの情報は外部記憶装置9に転送され、飲食店aの情報の優先レベルの識別子のレベル値が2になったときは、その外部記憶装置9に記憶されている飲食店aの情報は、削除される。
【0101】
地域Aにおける同じ種類の情報、即ち、例えば、飲食店a、b、c、‥‥‥‥‥‥、x、y、zの情報が、記憶装置4に記憶されている場合において、この飲食店a、b、c、‥‥‥‥‥‥、x、y、zの情報の優先レベルの識別子の初期レベル値を共に10とし、地域Aからある程度離れた地域Bにおける飲食店a、b、c、‥‥‥‥‥‥、x、y、zの情報の優先レベルの識別子のレベル値を5に決定し、地域Aから地域Bより離れた地域Cにおける飲食店a、b、c、‥‥‥‥‥‥、x、y、zの情報の優先レベルの識別子のレベル値を2に決定し、閾値レベルL2、L1をそれぞれ6、3とする。かくすると、記憶装置4に記憶されている飲食店a、b、c、‥‥‥‥‥‥、x、y、zの情報の優先レベルの識別子のレベル値が5になったときは、その飲食店a、b、c、‥‥‥‥‥‥、x、y、zの情報は外部記憶装置9に転送され、飲食店aの情報の優先レベルの識別子のレベル値が2になったときは、その外部記憶装置9に記憶されている飲食店a、b、c、‥‥‥‥‥‥、x、y、zの情報は、削除される。
【0102】
次に、図11Aのフローチャートを参照して、記憶装置4に記憶されている情報を削除しようとする場合の、情報が重要であるか否か、即ち、情報の重要度を、移動体端末装置の位置及び制御情報に応じた優先レベルの識別子で表し、優先レベルの識別子のレベル値が閾値以下のときは、その情報を削除するようにした情報の削除の例を説明する。
【0103】
ステップST−101では、キーボード8の記憶キーを操作し、制御回路3の制御の下に、必要な情報を記憶装置4に書き込んで記憶させた後、ステップST−102に移行する。ステップST−101では、記憶装置4に情報を記憶させたときの移動体端末装置の位置を、GPS受信処理回路6から取得して、記憶装置4に記憶しておく。ステップST−102では、記憶装置4に書き込んだ情報の優先レベルの識別子を初期値(初期レベル値)に設定すると共に、制御情報を付与した後、ステップST−103に移行する。
【0104】
ステップST−103では、移動体端末装置の位置を、GPS受信処理回路6から取得した後、ステップST−104に移行する。ステップST−104では、取得された移動体端末装置の位置及び制御情報を基にして、優先レベルの識別子のレベル値(初期値レベルと同じ場合もあるし、異なる場合もある)を決定した後、ステップST−105に移行する。
【0105】
ステップST−105では、ステップST−104で決定された優先レベルの識別子のレベル値が、閾値以下か否かを判断し、NO、即ち、閾値を越えるときは、ステップST−103に戻り、YES、即ち、閾値以下のときは、ステップST−106に移行して、その情報を削除した後、ステップST−41に戻る。以下、これを繰り返す。
【0106】
ステップST−106で情報を削除するのは、記憶装置4における記憶可能残領域が閾値容量より少ないことが前提である。そこで、図16に示す、記憶装置4の記憶可能残領域は閾値領域より少ないか否かの判別処理のステップST−Xを、図11Aのフローチャートにおいて、ステップST−101、ST−102間、ステップST−102、ST−103間、ステップST−103、ST−104間、ステップST−104、ST−105間又はステップST−105、ST−106間に挿入し、YESのときは、ステップST−102、ST−103、ST−104、ST−105又はST−106に移行し、NOのときは、ステップST−101の直後に移行する。図16の判別処理のステップST−Xを、ステップST−102及びST−103間に挿入した場合は、ステップST−105においてNOのときは、ステップST−Xに戻るようにする。
【0107】
次に、図11Aにおける情報の具体例について述べる。ある地域Aのある飲食店aの情報(画像)が記憶装置4に記憶されたときの優先レベルの識別子を初期レベル値を、例えば、10に設定する。そして、移動体端末装置を持っている人が、その地域Aから、所定距離以上離れた別の地域Bにいる場合、その地域Aの飲食店aの情報に対応する優先レベルの識別子のレベル値を、例えば、4に決定する。優先レベルの識別子の閾値レベルを、例えば、5とすると、その地域Aの飲食店aの情報は記憶装置4から削除されることになる。
【0108】
飲食店aの情報が重要で、記憶装置4から削除されないようにするために、制御情報を10とし、優先レベルの識別子の初期レベル値に加算するものとする。かくすると、移動体端末装置を持っている人が、その地域Aから、所定距離以上離れた別の地域Bにいる場合、その地域Aの飲食店aの情報に対応する優先レベルの識別子のレベル値を、例えば、4(又は0)に決定したとき、実際のレベル値は14(又は10)になる。優先レベルの識別子の閾値レベルを、例えば、5とすると、その地域Aの飲食店aの情報は、いずれの場合も、記憶装置4から削除されることはない。
【0109】
記憶装置4に記憶されているある地域Aの飲食店a、b、c、‥‥‥‥‥‥x、y、zの情報が複数ある場合は、これらの情報の優先レベルの識別子を初期レベル値としての、同じ例えば、10に設定し、飲食店aの情報のみに、制御情報10と付与し、他の情報には制御情報を付与しないものとする。そして、移動体端末装置を持っている人が、その地域Aから、所定距離以上離れた別の地域Bにいる場合、その地域Aの飲食店b、c、‥‥‥‥‥‥x、y、zの情報に対応する優先レベルの識別子のレベル値を、共に例えば、4に決定する。この場合、優先レベルの識別子の閾値レベルを、例えば、5とすると、その地域Aの飲食店b、c、‥‥‥‥‥‥x、y、zの情報は、共に削除されるが、飲食店aの情報の優先レベルの識別子のレベル値は14となるので、飲食店aの情報は削除されない。
【0110】
次に、図11Bのフローチャートを参照して、記憶装置4に記憶されている情報を削除しようとする場合の、情報が重要であるか否か、即ち、情報の重要度を、移動体端末装置の現在時刻及び制御情報に応じた優先レベルの識別子で表し、優先レベルの識別子のレベル値が閾値以下のときは、その情報を削除するようにした情報の削除の例を説明する。
【0111】
ステップST−111では、キーボード8の記憶キーを操作し、制御回路3の制御の下に、必要な情報を記憶装置4に書き込んで記憶させた後、ステップST−112に移行する。ステップST−111では、記憶装置4に情報を記憶したときの時刻を、移動体端末装置の時計手段から得て、記憶装置4に記憶しておく。ステップST−112では、記憶装置4に書き込んだ情報の優先レベルの識別子を初期値(初期レベル値)に設定し、制御情報を付与した後、ステップST−113に移行する。
【0112】
ステップST−113では、移動体端末装置の時計手段から、現在時刻を取得した後、ステップST−114に移行する。
【0113】
ステップST−114では、取得された現在時刻及び制御情報を基にして、優先レベルの識別子のレベル値(初期値レベルと同じ場合もあるし、異なる場合もある)を決定した後、ステップST−115に移行する。
【0114】
ステップST−115では、ステップST−114で決定された優先レベルの識別子のレベル値が、閾値以下か否かを判断し、NO、即ち、閾値を越えるときは、ステップST−113に戻り、YES、即ち、閾値以下のときは、ステップST−116に移行して、その情報を削除した後、ステップST−111に戻る。以下、これを繰り返すものである。
【0115】
ステップST−116で情報を削除するのは、記憶装置4における記憶可能残領域が閾値容量より少ないことが前提である。そこで、図16に示す、記憶装置4の記憶可能残領域は閾値領域より少ないか否かの判別処理のステップST−Xを、図11Bのフローチャートにおいて、ステップST−111、ST−112間、ステップST−112、ST−113間、ステップST−113、ST−114間、ステップST−114、ST−115間又はステップST−115、ST−116間に挿入し、YESのときは、ステップST−112、ST−113、ST−114、ST−115又はST−116に移行し、NOのときは、ステップST−111の直後に移行する。図16の判別処理のステップST−Xを、ステップST−112及びST−113間に挿入した場合は、ステップST−115においてNOのときは、ステップST−Xに戻るようにする。
【0116】
次に、図11Bにおける情報の具体例について述べる。時刻Hに、インターネットから取得したニュース情報(画像)hが記憶装置4に記憶され、その時の優先レベルのレベル値の初期値(初期レベル値)を、例えば、10とした場合に、制御情報を0としたときは、現在時刻が時刻Hから24時間以上経過しているときは、そのニュース情報の優先レベルのレベル値を、例えば、4に決定し、閾値レベルを、例えば、5とすると、そのニュース情報は、記憶装置4から削除される。
【0117】
時刻Hに、インターネットから取得したニュース情報(画像)hが記憶装置4に記憶され、その時の優先レベルのレベル値の初期値(初期レベル値)を、例えば、10とし、制御情報を10としたときは、現在時刻が時刻Hから24時間以上経過しているときは、そのニュース情報の優先レベルのレベル値を、例えば、4(又は0)とすると、実際の値は14(又は10)となり、閾値レベルを、例えば、5とすると、そのニュース情報は、いずれも、記憶装置4から削除されることはない。
【0118】
時刻H1 、H2 、H3 、‥‥‥‥‥‥、Hnにおいて取得したニュース情報h1 、h2 、h3 、‥‥‥‥‥‥、hnが記憶装置4に記憶され、その時の優先レベルのレベル値の初期値(初期レベル値)を、例えば、10とし、ニューズ情報h1 のみに、制御情報10付与した場合に、現在時刻が時刻Hから24時間以上経過しているときは、そのニュース情報の優先レベルのレベル値を、例えば、4に決定し、閾値レベルを、例えば、5とすると、そのニュース情報h2 、h3 、‥‥‥‥‥‥、hnは、記憶装置4から削除されるが、ニュース情報h1 の実際の優先レベルのレベル値は14となるので、記憶装置から削除されることはない。
【0119】
次に、図12のフローチャートを参照して、記憶装置4に記憶されている情報を削除しようとする場合の、情報が重要であるか否か、即ち、情報の重要度を、移動体端末装置の移動距離及び制御情報に応じた優先レベルの識別子で表し、優先レベルの識別子のレベル値が閾値以下のときは、その情報を削除するようにした情報の削除の例を説明する。
【0120】
ステップST−121では、キーボード8の記憶キーを操作し、制御回路3の制御の下に、必要な情報と、GPS受信処理回路6か得た位置情報(緯度及び経度)及びそれに対応した時刻情報に基づいて、制御回路3のCPUが演算して得た、情報を記憶装置4に記憶したときの時刻及び移動体端末装置の移動速度(移動速度の初期値)(初期移動速度)とを、記憶装置4に書き込んで記憶させた後、ステップST−122に移行する。ステップST−122では、記憶装置4に書き込んだ情報の優先レベルの識別子を初期値(初期レベル値)に設定した後、ステップST−123に移行する。
【0121】
ステップST−123では、GPS受信処理回路6からの位置情報及びその位置情報に対応した時刻情報に基づいて、制御回路3のCPUが、記憶装置4に情報を記憶した時刻から現在の時刻(所定時間毎の時刻)までの移動体端末装置の移動時間と、その間の移動速度を演算して取得した後、ステップST−124に移行する。ステップST−124では、移動体端末装置の移動時間と、その間の移動速度から、制御回路3のCPUが移動体端末装置の移動距離を算出した後、ステップST−125に移行する。
【0122】
ステップST−125では、取得された移動距離及び制御情報を基にして、優先レベルの識別子のレベル値(初期値レベルと同じ場合もあるし、異なる場合もある)を決定した後、ステップST−126に移行する。
【0123】
ステップST−126では、ステップST−125で決定された優先レベルの識別子のレベル値が、閾値以下か否かを判断し、NO、即ち、閾値を越えるときは、ステップST−123に戻り、YES、即ち、閾値以下のときは、ステップST−127に移行して、記憶装置4からその情報を削除した後、ステップST−61に戻る。以下、これを繰り返すものである。
【0124】
ステップST−127で情報を削除するのは、記憶装置4における記憶可能残領域が閾値容量より少ないことが前提である。そこで、図16に示す、記憶装置4の記憶可能残領域は閾値領域より少ないか否かの判別処理のステップST−Xを、図12のフローチャートにおいて、ステップST−121、ST−122間、ステップST−122、ST−123間、ステップST−123、ST−124間、ステップST−124、ST−125間、ステップST−125、ST−126間又はステップST−126、ST−127間に挿入し、YESのときは、ステップST−122、ST−123、ST−124、ST−125、ST−126又はST−127に移行し、NOのときは、ステップST−121の直後に移行する。図16の判別処理のステップST−Xを、ステップST−122及びST−123間に挿入した場合は、ステップST−126においてNOのときは、ステップST−Xに戻るようにする。
【0125】
次に、図12における情報の具体例について述べる。ある地域Aのある飲食店aの情報(画像)が、その地域のある固定情報端末装置から取得されて、記憶装置4に記憶され、その優先レベルの識別子の初期値レベルを10に設定する。その移動体端末装置を持っている人が、その地域Aから、所定距離以上離れた別の地域Bにいる場合、その地域Aの飲食店aの情報の優先レベルの識別子のレベル値を4に決定し、制御情報は0とする。そして、優先レベルの識別子の閾値レベルを5とする。この場合は、飲食店aの情報の優先レベルの識別子のレベル値が4のときは、その情報は記憶装置4から削除される。
【0126】
ある地域Aのある飲食店aの情報(画像)が、その地域のある固定情報端末装置から取得されて、記憶装置4に記憶され、その優先レベルの識別子の初期値レベルを10に設定する。その移動体端末装置を持っている人が、その地域Aから、所定距離以上離れた別の地域Bにいる場合、その地域Aの飲食店aの情報の優先レベルの識別子のレベル値を4に決定し、制御情報は10とする。そして、優先レベルの識別子の閾値レベルを5とする。この場合は、飲食店aの情報の優先レベルの識別子のレベル値が4(又は0)のときは、実際のレベル値は14(又は10)になるので、その情報は記憶装置4から削除されことはない。
【0127】
記憶装置4に記憶されているある地域Aの飲食店a、b、c、‥‥‥‥‥‥x、y、zの情報が複数ある場合は、これあの優先レベルの初期レベルを10とする。そして、情報aに対しては、制御情報を10として、その他の情報に対しては、制御情報を0とする。この場合は、飲食店a、b、c、‥‥‥‥‥‥x、y、zの情報の優先レベルの識別子のレベル値が4のときは、飲食店b、c、‥‥‥‥‥‥x、y、zの情報のレベル値は4なので、記憶装置4から削除されるが、飲食店aの情報は、実際のレベル値14になるので、記憶装置から削除されることはない。
【0128】
次に、図13のフローチャートを参照して、記憶装置4に記憶されている情報を削除しようとする場合の情報の重要度を、移動体端末装置の位置及び制御情報に応じた優先レベルの識別子で表し、優先レベルの識別子のレベル値が低いときは、その情報を外部記憶装置に転送し、もっと低いときはその情報を削除するようにした情報の削除の例を説明する。
【0129】
ステップST−131では、キーボード8の記憶キーを操作し、制御回路3の制御の下に、必要な情報を記憶装置4に書き込んで記憶させた後、ステップST−132に移行する。ステップST−131では、記憶装置4に情報を記憶させたときの移動体端末装置の位置を、GPS受信処理回路6から取得して、記憶装置4に記憶しておく。ステップST−132では、記憶装置4に書き込んだ情報の優先レベルの識別子を初期値(初期レベル値)に設定すると共に、制御情報を付与した後、ステップST−133に移行する。
【0130】
ステップST−133では、移動体端末装置の位置を、GPS受信処理回路6から取得した後、ステップST−134に移行する。ステップST−134では、取得された移動体端末装置の位置及び制御情報を基にして、優先レベルの識別子のレベル値(初期値レベルと同じ場合もあるし、異なる場合もある)を決定した後、ステップST−135に移行する。
【0131】
ステップST−135では、ステップST−134で決定された優先レベルの識別子のレベル値Lが、L2≦Lか否かを判断し、YES、即ち、L2≦Lのときは、ステップST−133に戻り、NO、即ち、L<L2のときは、ステップST−136に移行する。
【0132】
ステップST−136では、情報をハードディスク等の外部記憶装置に転送した後、ステップST−137に移行する。ステップST−137では、移動体端末装置の位置を、GPS受信処理回路6から取得した後、ステップST−138に移行する。ステップST−138では、取得された移動体端末装置の位置及び制御情報を基にして、優先レベルの識別子のレベル値(初期値レベルと同じ場合もあるし、異なる場合もある)を決定した後、ステップST−139に移行する。
【0133】
ステップST−139では、識別子レベル値Lが、L≦L1か否かを判断し、NOのときはステップST−137に戻り、YESのときは、ステップST−139Aに移行する。ステップST−139Aでは、外部記憶装置に記憶されている情報を削除した後、ステップST−131に戻る。
【0134】
ステップST−136で情報を、外部記憶装置9に転送するのは、記憶装置4における記憶可能残領域が閾値容量より少ないことが前提である。そこで、図16に示す、記憶装置4の記憶可能残領域は閾値領域より少ないか否かの判別処理のステップST−Xを、図13のフローチャートにおいて、ステップST−131〜ST−136における順次の隣接する処理の間のいずれかに挿入し、YESのときは、順次のステップST−132〜ST−136のいずれかに移行し、NOのときは、ステップST−131の直後に移行する。図16の判別処理のステップST−Xを、ステップST−132及びST−133間に挿入した場合は、ステップST−135においてNOのときは、ステップST−Xに戻るようにする。
【0135】
次に、図13における情報の具体例について述べる。ある地域Aのある飲食店aの情報(画像)が記憶装置4に記憶されたときの優先レベルの識別子を初期レベル値としての、例えば、10に設定する。この場合、制御情報を0とする。そして、移動体端末装置を持っている人が、その地域Aから、所定距離以上離れた別の地域Bにいる場合、その地域Aの飲食店aの情報に対応する優先レベルの識別子のレベル値を、例えば、5に決定し、地域Aから、地域Bより離れた更に別の地域Cにいる場合、その地域Aの飲食店aの情報に対応する優先レベルの識別子のレベル値を、例えば、2に決定する。そして、優先レベルの識別値の閾値レベルL2、L1をそれぞれ6、3に設定したとき、移動体端末装置を持っている人が、その地域Aから、所定距離以上離れた別の地域Bにいる場合は、ある地域Aのある飲食店aの情報は、外部記憶装置に転送され、移動体端末装置を持っている人が、地域Aから、地域Bより離れた更に別の地域Cにいる場合、外部記憶装置に記憶されているある地域Aのある飲食店aの情報は、削除される。
【0136】
ある地域Aのある飲食店aの情報が記憶装置4に記憶されたときの優先レベルの識別子を初期レベル値としての、例えば、10に設定する。この場合、制御情報を10とする。そして、移動体端末装置を持っている人が、その地域Aから、所定距離以上離れた別の地域Bにいる場合、その地域Aの飲食店aの情報に対応する優先レベルの識別子のレベル値を、例えば、5+10=15に決定し、地域Aから、地域Bより離れた更に別の地域Cにいる場合、その地域Aの飲食店aの情報に対応する優先レベルの識別子のレベル値を、例えば、2+10=12に決定する。そして、優先レベルの識別値の閾値レベルL2、L1をそれぞれ6、3に設定したとき、移動体端末装置を持っている人が、その地域Aから、所定距離以上離れた別の地域Bにいる場合は、ある地域Aのある飲食店aの情報は、記憶装置4に記憶されたままとなる。又、移動体端末装置を持っている人が、地域Aから、地域Bより離れた更に別の地域Cにいる場合、外部記憶装置に記憶されているある地域Aのある飲食店aの情報も、記憶装置4に記憶されたままとなる。
【0137】
ある地域Aのある飲食店a、b、c、‥‥‥‥‥‥、x、y、zの情報が記憶装置4に記憶されたときの優先レベルの識別子を初期レベル値としての、例えば、10に設定する。そして、飲食店aの情報に対し制御情報10を付与し、残りの飲食店aの情報に対しては制御情報0を付与するものとする。そして、移動体端末装置を持っている人が、その地域Aから、所定距離以上離れた別の地域Bにいる場合、その地域Aの飲食店a、b、c、‥‥‥‥‥‥、x、y、zの情報に対応する優先レベルの識別子のレベル値を、例えば、5に決定し、地域Aから、地域Bより離れた更に別の地域Cにいる場合、その地域Aの飲食店aの情報に対応する優先レベルの識別子のレベル値を、例えば、2に決定する。そして、優先レベルの識別値の閾値レベルL2、L1をそれぞれ6、3に設定したとき、移動体端末装置を持っている人が、その地域Aから、所定距離以上離れた別の地域Bにいる場合は、ある地域Aのある飲食店b、c、‥‥‥‥‥‥、x、y、zの情報は、共に外部記憶装置に転送されるが、飲食店aの情報は、記憶装置4に記憶されたままである。移動体端末装置を持っている人が、地域Aから、地域Bより離れた更に別の地域Cにいる場合、外部記憶装置に記憶されているある地域Aのある飲食店b、c、‥‥‥‥‥‥、x、y、zの情報は、共に削除されるが、飲食店aの情報は、記憶装置4に記憶されたままとなる。
【0138】
次に、図14のフローチャートを参照して、記憶装置4に記憶されている情報を削除しようとする場合の情報の重要度を、移動体端末装置の時刻及び制御情報に応じた優先レベルの識別子で表し、優先レベルの識別子のレベル値が低いときは、その情報を外部記憶装置に転送し、もっと低いときはその情報を削除するようにした情報の削除の例を説明する。
【0139】
ステップST−141では、キーボード8の記憶キーを操作し、制御回路3の制御の下に、必要な情報を記憶装置4に書き込んで記憶させた後、ステップST−142に移行する。ステップST−81では、記憶装置4に情報を記憶したときの時刻を、移動体端末装置の時計手段から得て、記憶装置4に記憶しておく。ステップST−142では、記憶装置4に書き込んだ情報の優先レベルの識別子を初期値(初期レベル値)に設定し、又、制御情報を付与した後、ステップST−143に移行する。
【0140】
ステップST−143では、移動体端末装置の時計手段から、現在時刻を取得した後、ステップST−144に移行する。
【0141】
ステップST−144では、取得された現在時刻及び制御情報を基にして、優先レベルの識別子のレベル値(初期値レベルと同じ場合もあるし、異なる場合もある)を決定した後、ステップST−145に移行する。
【0142】
ステップST−145では、ステップST−134で決定された優先レベルの識別子のレベル値Lが、L2≦Lか否かを判断し、YES、即ち、L2≦Lのときは、ステップST−143に戻り、NO、即ち、L<L2のときは、ステップST−146に移行する。
【0143】
ステップST−146では、情報をハードディスク等の外部記憶装置に転送した後、ステップST−147に移行する。ステップST−147では、現在時刻を取得した後、ステップST−148に移行する。
【0144】
ステップST−148では、取得された現在時刻及び制御情報を基にして、優先レベルの識別子のレベル値(初期値レベルと同じ場合もあるし、異なる場合もある)を決定した後、ステップST−149に移行する。
【0145】
ステップST−149では、ステップST−148で決定された優先レベルの識別子のレベル値Lが、L≦L1か否かを判断し、YES、即ち、L≦L1のときは、ステップST−149Aに移行し、NO、即ち、L1<Lのとは、ステップST−147に移行する。
【0146】
ステップST−149Aでは、外部記憶装置に記憶されている情報を削除した後、ステップST−141に戻る。
【0147】
ステップST−146で情報を外部記憶装置9に転送するのは、記憶装置4における記憶可能残領域が閾値容量より少ないことが前提である。そこで、図16に示す、記憶装置4の記憶可能残領域は閾値領域より少ないか否かの判別処理のステップST−Xを、図14のフローチャートにおいて、ステップST−141〜ST−146における順次の隣接する処理の間のいずれかに挿入し、YESのときは、順次のステップST−142〜ST−146のいずれかに移行し、NOのときは、ステップST−141の直後に移行する。図16の判別処理のステップST−Xを、ステップST−142及びST−143間に挿入した場合は、ステップST−145においてNOのときは、ステップST−Xに戻るようにする。
【0148】
次に、図14における情報の具体例について述べる。時刻Hに、インターネットから取得したニュース情報(画像)hが記憶装置4に記憶され、その時の優先レベルのレベル値の初期値(初期レベル値)を、例えば、10とし、制御情報を0にした場合に、現在時刻が時刻Hから24時間以上経過しているときは、そのニュース情報の優先レベルのレベル値を、例えば、5に決定し、現在時刻が時刻Hから36時間以上経過しているときは、そのニュース情報の優先レベルのレベル値を、例えば、2に決定し、閾値レベルL1、L1を、それぞれ、例えば、6、3に設定する。かくすると、ニュース情報の優先レベルのレベル値が、例えば、5のときは、そのニュース情報は、外部記憶装置に転送される。又、ニュース情報の優先レベルのレベル値が、例えば、2になったら、そのニュース情報は外部記憶装置から削除される。
【0149】
時刻Hに、インターネットから取得したニュース情報(画像)hが記憶装置4に記憶され、その時の優先レベルのレベル値の初期値(初期レベル値)を、例えば、10とし、制御情報を10にした場合に、現在時刻が時刻Hから24時間以上経過しているときは、そのニュース情報の優先レベルのレベル値を、例えば、5に決定し、現在時刻が時刻Hから36時間以上経過しているときは、そのニュース情報の優先レベルのレベル値を、例えば、2に決定し、閾値レベルL1、L1を、それぞれ、例えば、6、3に設定する。かくすると、ニュース情報の優先レベルのレベル値が、例えば、15のときは、そのニュース情報は、記憶装置4に記憶されたままである。又、ニュース情報の優先レベルのレベル値が、例えば、12になったときも、そのニュース情報は記憶装置4に記憶されたままとなる。
【0150】
時刻H1 、H2 、H3 、‥‥‥‥‥‥、Hnにおいて取得したニュース情報h1 、h2 、h3 、‥‥‥‥‥‥、hnが記憶装置4に記憶され、その時の優先レベルのレベル値の初期値(初期レベル値)を、例えば、10とし、ニュース情報h1 対する制御情報を10に設定し、残りのニュース情報に対する制御情報0にした場合に、現在時刻が時刻Hから24時間以上経過しているときは、そのニュース情報の優先レベルのレベル値を、例えば、5に決定し、現在時刻が時刻Hから36時間以上経過しているときは、そのニュース情報の優先レベルのレベル値を、例えば、2に決定し、優先レベルの識別子の閾値レベルL2、L1を、それぞれ6、3に設定する。かくすると、ニュース情報h2 、h3 、‥‥‥‥‥‥、hnの優先レベルのレベル値が、例えば、5のときは、そのニュース情報h2 、h3 、‥‥‥‥‥‥、hnは、外部記憶装置に転送されるが、ニュース情報h1 は記憶装置4に記憶されたままとなる。又、ニュース情報h2 、h3 、‥‥‥‥‥‥、hnの優先レベルのレベル値が、例えば、2になったら、そのニュース情報h2 、h3 、‥‥‥‥‥‥、hnは外部記憶装置から削除されるが、ニュース情報h1 は記憶装置4に記憶されたままとなる。
【0151】
次に、図15のフローチャートを参照して、記憶装置4に記憶されている情報を削除しようとする場合の情報の重要度を、移動体端末装置の移動距離及び制御情報に応じた優先レベルの識別子で表し、優先レベルの識別子のレベル値が低いときは、その情報を外部記憶装置に転送し、もっと低いときはその情報を削除するようにした情報の削除の例を説明する。
【0152】
ステップST−151では、キーボード8の記憶キーを操作し、制御回路3の制御の下に、必要な情報と、GPS受信処理回路6か得た位置情報(緯度及び経度)及びそれに対応した時刻情報に基づいて、制御回路3のCPUが演算して得た、情報を記憶装置4に記憶したときの時刻及び移動体端末装置の移動速度(移動速度の初期値)(初期移動速度)とを、を記憶装置4に書き込んで記憶させた後、ステップST−152に移行する。ステップST−152では、記憶装置4に書き込んだ情報の優先レベルの識別子を初期値(初期レベル値)に設定すると共に、制御情報を付与した後、ステップST−153に移行する。
【0153】
ステップST−153では、GPS受信処理回路6からの位置情報及びその位置情報に対応した時刻情報に基づいて、制御回路3のCPUが、記憶装置4に情報を記憶した時刻から現在の時刻(所定時間毎の時刻)までの移動体端末装置の移動時間と、その間の移動速度を演算して取得した後、ステップST−154に移行する。ステップST−154では、移動体端末装置の移動時間と、その間の移動速度から、制御回路3のCPUが移動体端末装置の移動距離を算出した後、ステップST−155に移行する。
【0154】
ステップST−155では、移動体端末装置の移動距離及び制御情報を基にして、優先レベルの識別子のレベル値(初期値レベルと同じ場合もあるし、異なる場合もある)を決定した後、ステップST−156に移行する。
【0155】
ステップST−156では、ステップST−155で決定された優先レベルの識別子のレベル値Lが、L2≦Lか否かを判別し、YESのときは、ステップST−153に戻り、NOのときはステップST−157に移行して、情報をハードディスク等の外部記憶装置に転送した後、ステップST−158に移行する。
【0156】
ステップST−158では、GPS受信処理回路6からの位置情報(緯度及び経度)及びその位置情報に対応した時刻情報に基づいて、制御回路3のCPUが、移動体端末装置が、情報を記憶装置4に記憶してからの移動体端末装置の移動時間と、その間の移動速度を取得した後、ステップST−159に移行する。ステップST−159では、移動体端末装置の移動時間と、その間の移動速度から、制御回路3のCPUが移動体端末装置の移動距離を算出した後、ステップST−159Aに移行する。
【0157】
ステップST−159Aでは、移動体端末装置の移動距離及び制御情報を基にして、優先レベルの識別子のレベル値(初期値レベルと同じ場合もあるし、異なる場合もある)を決定した後、ステップST−159Bに移行する。
【0158】
ステップST−159Bでは、ステップST−159Aで決定された優先レベルの識別子のレベル値Lが、L≦L1か否かを判別し、YESのときは、ステップST−159Cに移行して、外部記録装置における情報を削除し、NOときは、ステップST−158に移行する。ステップST−159Cの後は、ステップST−151に戻る。
【0159】
ステップST−157で情報を、外部記憶装置9に転送するのは、記憶装置4における記憶可能残領域が閾値容量より少ないことが前提である。そこで、図16に示す、記憶装置4の記憶可能残領域は閾値領域より少ないか否かの判別処理のステップST−Xを、図15のフローチャートにおいて、ステップST−151〜ST−157における順次の隣接する処理の間のいずれかに挿入し、YESのときは、順次のステップST−152〜ST−157のいずれかに移行し、NOのときは、ステップST−151の直後に移行する。図16の判別処理のステップST−Xを、ステップST−152及びST−153間に挿入した場合は、ステップST−156においてNOのときは、ステップST−Xに戻るようにする。
【0160】
次に、図15の場合の具体例について説明する。地域Aにおける飲食店aの情報(画像)が、記憶装置4に記憶されている場合において、この飲食店aの情報の優先レベルの識別子の初期レベル値を10とし、制御情報を0とし、地域Aからある程度離れた地域Bにおける飲食店aの情報の優先レベルの識別子のレベル値を5に決定し、地域Aから地域Bより離れた地域Cにおける飲食店aの情報の優先レベルの識別子のレベル値を2に決定し、閾値レベルL2、L1をそれぞれ6、3とする。かくすると、記憶装置4に記憶されている飲食店aの情報の優先レベルの識別子のレベル値が5になったときは、その飲食店aの情報は外部記憶装置に転送され、飲食店aの情報の優先レベルの識別子のレベル値が2になったときは、その外部記憶装置に記憶されている飲食店aの情報は、削除される。
【0161】
地域Aにおける飲食店aの情報が、記憶装置4に記憶されている場合において、この飲食店aの情報の優先レベルの識別子の初期レベル値を10とし、制御情報を10とし、地域Aからある程度離れた地域Bにおける飲食店aの情報の優先レベルの識別子のレベル値を5+10=15に決定し、地域Aから地域Bより離れた地域Cにおける飲食店aの情報の優先レベルの識別子のレベル値を2+10=12に決定し、閾値レベルL2、L1をそれぞれ6、3とする。かくすると、記憶装置4に記憶されている飲食店aの情報の優先レベルの識別子のレベル値が15になったときは、その飲食店aの情報は記憶装置4に記憶されたままである。又、、飲食店aの情報の優先レベルの識別子のレベル値が12になったときは、その外部記憶装置に記憶されている飲食店aの情報は、記憶装置4に記憶されたままとなる。
【0162】
地域Aにおける飲食店a、b、c、‥‥‥‥‥‥、x、y、zの情報が、記憶装置4に記憶されている場合において、この飲食店a、b、c、‥‥‥‥‥‥、x、y、zの情報の優先レベルの識別子の初期レベル値を共に10とし、飲食店aの情報の制御情報を10とし、残りの情報の制御情報を0とする。地域Aからある程度離れた地域Bにおける飲食店b、c、‥‥‥‥‥‥、x、y、zの情報の優先レベルの識別子のレベル値を5に、情報aのレベル値を15に決定し、地域Aから地域Bより離れた地域Cにおける飲食店b、c、‥‥‥‥‥‥、x、y、zの情報の優先レベルの識別子のレベル値を2に、情報aのレベル値を12に決定する。閾値レベルL2、L1をそれぞれ6、3とする。かくすると、記憶装置4に記憶されている飲食店b、c、‥‥‥‥‥‥、x、y、zの情報の優先レベルの識別子のレベル値が5になったときは、その飲食店b、c、‥‥‥‥‥‥、x、y、zの情報は外部記憶装置に転送されるが、情報aは記憶装置4に記憶されたままとなる。記憶装置4に記憶されている飲食店b、c、‥‥‥‥‥‥、x、y、zの情報の優先レベルの識別子のレベル値が2になったときは、その飲食店b、c、‥‥‥‥‥‥、x、y、zの情報は削除されるが、飲食店aの情報は記憶装置4に記憶されたままとなる。
【0163】
【発明の効果】
第1の発明によれば、情報を記憶する記憶手段と、その記憶手段への情報の記憶及びその記憶手段に記憶されている情報の削除を制御する制御手段とを有する記憶制御装置(又は移動体端末装置)(又は移動体通信端末装置)であって、記憶手段に情報が記憶された時点で、その情報の優先レベルの識別子を所定の初期レベル値に設定し、その後所定時刻毎に、その情報が記憶された時点からの記憶制御装置(又は移動体端末装置)(又は移動体通信端末装置)の位置の変化の程度又は移動距離に応じて、初期レベル値を基準とした優先レベルの識別子のレベル値を決定し、決定したレベル値を所定の閾値と比較することにより、その情報が重要であるか否かを判別する判別手段とを有し、記憶手段における記憶可能残容量が閾値容量より少ない場合に、判別手段によって、記憶手段に記憶されている情報が重要でないと判別されたときは、その判別手段によって制御手段を制御して、その重要でないと判別された情報を削除するようにしたので、記憶手段に記憶されている情報が、その記憶時点の後の時点で重要であるか否かを自動的に判別して、記憶手段における記憶可能残容量が閾値容量より少ない場合には、その記憶時点の後の時点で重要でないと判別された情報を記憶手段から自動的に削除することのできる記憶制御装置(又は移動体端末装置)(又は移動体通信端末装置)を得ることができる。
【0165】
第2の発明によれば、情報を記憶する記憶手段及び外部記憶手段と、記憶手段への情報の記憶、その記憶手段に記憶されている情報の外部記憶手段への転送及びその外部記憶手段に記憶されている情報の削除を制御する制御手段とを有する記憶制御装置(又は移動体端末装置)(又は移動体通信端末装置)であって、記憶手段に情報が記憶された時点で、その情報の優先レベルの識別子を所定の初期レベル値に設定し、その後所定時刻毎に、その情報が記憶された時点からの記憶制御装置(又は移動体端末装置)(又は移動体通信端末装置)の位置の変化の程度又は移動距離に応じて、初期レベル値を基準とした優先レベルの識別子のレベル値を決定し、決定したレベル値を所定の閾値と比較することにより、その情報の重要度を判別する判別手段とを有し、記憶手段における記憶可能残容量が閾値容量より少ない場合に、判別手段によって、記憶手段に記憶されている情報の重要度が低いと判別されたときは、その重要度が低いと判別された情報を外部記憶手段に転送し、外部記憶手段に記憶されている情報の重要度が一層低いと判別されたときは、その重要度が一層低いと判別された情報を削除するようにしたので、記憶手段に記憶されている情報が、その記憶時点の後の時点で重要であるか否かを自動的に判別して、記憶手段における記憶可能残容量が閾値容量より少ない場合には、その記憶時点の後の時点で重要でないと判別された情報を記憶手段から自動的に削除することができると共に、記憶手段から削除された情報でも、重要度の低い一部の情報は、外部記憶手段から読出して参照することのできる記憶制御装置(又は移動体端末装置)(又は移動体通信端末装置)を得ることができる。
【0166】
第3の発明によれば、情報を記憶する記憶手段と、その記憶手段への情報の記憶及びその記憶手段に記憶されている情報の削除を制御する制御手段とを有する記憶制御装置(又は移動体端末装置)(又は移動体通信端末装置)であって、記憶手段に情報が記憶された時点で、その情報の優先レベルの識別子を所定の初期レベル値に設定するとともに初期レベル値に制御情報を付与し、その後所定時刻毎に、その情報が記憶された時点からの記憶制御装置(又は移動体端末装置)(又は移動体通信端末装置)の位置の変化の程度又は移動距離及び制御情報に応じて、初期レベル値を基準とした優先レベルの識別子のレベル値を決定し、決定したレベル値を所定の閾値と比較することにより、その情報が重要であるか否かを判別する判別手段とを有し、記憶手段における記憶可能残容量が閾値容量より少ない場合に、判別手段によって、記憶手段に記憶されている情報が重要でないと判別されたときは、その判別手段によって制御手段を制御して、その重要でないと判別された情報を削除するようにしたので、記憶手段に記憶されている情報が、その記憶時点の後の時点で重要であるか否かを自動的に判別して、記憶手段における記憶可能残容量が閾値容量より少ない場合には、その記憶時点の後の時点で重要でないと判別された情報を記憶手段から自動的に削除することができると共に、記憶手段に記憶されている情報が、その記憶時点の後の時点で重要であるか否かの判別を、記憶制御装置(又は移動体端末装置)(又は移動体通信端末装置)の記憶時点の後の時点での位置の変化の程度又は移動距離のみならず、制御情報によっても制御することのできる記憶制御装置(又は移動体端末装置)(又は移動体通信端末装置)を得ることができる。
【0167】
第4の発明によれば、情報を記憶する記憶手段及び外部記憶手段と、記憶手段への情報の記憶、その記憶手段に記憶されている情報の外部記憶手段への転送及びその外部記憶手段に記憶されている情報の削除を制御する制御手段とを有する記憶制御装置(又は移動体端末装置)(又は移動体通信端末装置)であって、記憶手段に情報が記憶された時点で、その情報の優先レベルの識別子を所定の初期レベル値に設定するとともに初期レベル値に制御情報を付与し、その後所定時刻毎に、その情報が記憶された時点からの記憶制御装置(又は移動体端末装置)(又は移動体通信端末装置)の位置の変化の程度又は移動距離及び制御情報に応じて、初期レベル値を基準とした優先レベルの識別子のレベル値を決定し、決定したレベル値を所定の閾値と比較することにより、その情報の重要度を判別する判別手段とを有し、記憶手段における記憶可能残容量が閾値容量より少ない場合に、判別手段によって、記憶手段に記憶されている情報の重要度が低いと判別されたときは、その重要度が低いと判別された情報を外部記憶手段に転送し、外部記憶手段に記憶されている情報の重要度が一層低いと判別されたときは、その重要度が一層低いと判別された情報を削除するようにしたので、記憶手段に記憶されている情報が、その記憶時点の後の時点で重要であるか否かを自動的に判別して、記憶手段における記憶可能残容量が閾値容量より少ない場合には、その記憶時点の後の時点で重要でないと判別された情報を記憶手段から自動的に削除することができると共に、記憶手段に記憶されている情報が、その記憶時点の後の時点で重要であるか否かの判別を、記憶制御装置(又は移動体端末装置)(又は移動体通信端末装置)の記憶時点の後の時点での位置の変化の程度又は移動距離のみならず、制御情報によっても制御することができ、しかも、記憶手段から削除された情報でも、重要度の低い一部の情報は、外部記憶手段から読出して参照することのできる記憶制御装置(又は移動体端末装置)(又は移動体通信端末装置)を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】A 従来の移動体端末装置の構成を示すブロック線図である。
B その従来の情報削除の仕方を示すフローチャートである。
C その従来の情報削除の別の仕方を示すフローチャートである。
【図2】本発明の実施の形態の移動体端末装置(記憶制御装置)(移動体通信端末装置)の一例を示すブロック線図である。
【図3】本発明の実施の形態の移動体端末装置(記憶制御装置)(移動体通信端末装置)の他の一例を示すブロック線図である。
【図4】A 本発明の実施の形態の移動体端末装置(記憶制御装置)(移動体通信端末装置)における情報削除の仕方の一例を示すフローチャートである。
B 本発明の実施の形態の移動体端末装置(記憶制御装置)(移動体通信端末装置)における情報削除の仕方の他の一例を示すフローチャートである。
【図5】本発明の実施の形態の移動体端末装置(記憶制御装置)(移動体通信端末装置)における情報削除の仕方の更に他の一例を示すフローチャートである。
【図6】A 本発明の実施の形態の移動体端末装置(記憶制御装置)(移動体通信端末装置)における優先レベルの識別子のレベル値に応じた情報の削除の仕方の一例を示すフローチャートである。
B 本発明の実施の形態の移動体端末装置(記憶制御装置)(移動体通信端末装置)における優先レベルの識別子のレベル値に応じた情報の削除の仕方の他の一例を示すフローチャートである。
【図7】本発明の実施の形態の移動体端末装置(記憶制御装置)(移動体通信端末装置)における優先レベルの識別子のレベル値に応じた情報の削除の仕方の更に他の一例を示すフローチャートである。
【図8】本発明の実施の形態の移動体端末装置(記憶制御装置)(移動体通信端末装置)における優先レベルの識別子のレベル値に応じた情報の外部記憶装置への転送及び削除の仕方の一例を示すフローチャートである。
【図9】本発明の実施の形態の移動体端末装置(記憶制御装置)(移動体通信端末装置)における優先レベルの識別子のレベル値に応じた情報の外部記憶装置への転送及び削除の仕方の他の一例を示すフローチャートである。
【図10】本発明の実施の形態の移動体端末装置(記憶制御装置)(移動体通信端末装置)における優先レベルの識別子のレベル値に応じた情報の外部記憶装置への転送及び削除の仕方の更に他の一例を示すフローチャートである。
【図11】A 本発明の実施の形態の移動体端末装置(記憶制御装置)(移動体通信端末装置)における優先レベルの識別子のレベル値に応じた情報の削除の仕方の更に他の一例を示すフローチャートである。
B 本発明の実施の形態の移動体端末装置(記憶制御装置)(移動体通信端末装置)における優先レベルの識別子のレベル値に応じた情報の削除の仕方の更に他の一例を示すフローチャートである。
【図12】本発明の実施の形態の移動体端末装置(記憶制御装置)(移動体通信端末装置)における優先レベルの識別子のレベル値に応じた情報の削除の仕方の更に他の一例を示すフローチャートである。
【図13】本発明の実施の形態の移動体端末装置(記憶制御装置)(移動体通信端末装置)における優先レベルの識別子のレベル値に応じた情報の外部記憶装置への転送及び削除の仕方の更に他の一例を示すフローチャートである。
【図14】本発明の実施の形態の移動体端末装置(記憶制御装置)(移動体通信端末装置)における優先レベルの識別子のレベル値に応じた情報の外部記憶装置への転送及び削除の仕方の更に他の一例を示すフローチャートである。
【図15】本発明の実施の形態の移動体端末装置(記憶制御装置)(移動体通信端末装置)における優先レベルの識別子のレベル値に応じた情報の外部記憶装置への転送及び削除の仕方の更に他の一例を示すフローチャートである。
【図16】各フローチャートに挿入される共通処理を示す図である。
【符号の説明】
1 無線通信アンテナ、2 無線通信処理回路、3 制御回路、4 記憶装置、5 GPSアンテナ、6 GPS受信処理回路、7 表示装置、8 キーボード、9 外部記憶装置。
Claims (24)
- 情報を記憶する記憶手段と、
該記憶手段への情報の記憶及び該記憶手段に記憶されている情報の削除を制御する制御手段とを有する記憶制御装置であって、
上記記憶手段に情報が記憶された時点で、該情報の優先レベルの識別子を所定の初期レベル値に設定し、その後所定時刻毎に、該情報が記憶された時点からの上記記憶制御装置の位置の変化の程度に応じて、上記初期レベル値を基準とした上記優先レベルの識別子のレベル値を決定し、該決定したレベル値を所定の閾値と比較することにより、該情報が重要であるか否かを判別する判別手段とを有し、
上記記憶手段における記憶可能残容量が閾値容量より少ない場合に、上記判別手段によって、上記記憶手段に記憶されている情報が重要でないと判別されたときは、該判別手段によって上記制御手段を制御して、該重要でないと判別された情報を削除する
記憶制御装置。 - 情報を記憶する記憶手段と、
該記憶手段への情報の記憶及び該記憶手段に記憶されている情報の削除を制御する制御手段とを有する記憶制御装置であって、
上記記憶手段に情報が記憶された時点で、該情報の優先レベルの識別子を所定の初期レベル値に設定し、その後所定時刻毎に、該情報が記憶された時点からの上記記憶制御装置の移動距離に応じて、上記初期レベル値を基準とした上記優先レベルの識別子のレベル値を決定し、該決定したレベル値を所定の閾値と比較することにより、該情報が重要であるか否かを判別する判別手段とを有し、
上記記憶手段における記憶可能残容量が閾値容量より少ない場合に、上記判別手段によって、上記記憶手段に記憶されている情報が重要でないと判別されたときは、該判別手段によって上記制御手段を制御して、該重要でないと判別された情報を削除する
記憶制御装置。 - 情報を記憶する記憶手段及び外部記憶手段と、
上記記憶手段への情報の記憶、該記憶手段に記憶されている情報の上記外部記憶手段への転送及び該外部記憶手段に記憶されている情報の削除を制御する制御手段と
を有する記憶制御装置であって、
上記記憶手段に情報が記憶された時点で、該情報の優先レベルの識別子を所定の初期レベル値に設定し、その後所定時刻毎に、該情報が記憶された時点からの上記記憶制御装置の位置の変化の程度に応じて、上記初期レベル値を基準とした上記優先レベルの識別子のレベル値を決定し、該決定したレベル値を所定の閾値と比較することにより、該情報の重要度を判別する判別手段とを有し、
上記記憶手段における記憶可能残容量が閾値容量より少ない場合に、上記判別手段によって、上記記憶手段に記憶されている情報の重要度が低いと判別されたときは、該重要度が低いと判別された情報を外部記憶手段に転送し、上記外部記憶手段に記憶されている情報の重要度が一層低いと判別されたときは、該重要度が一層低いと判別された情報を削除する
記憶制御装置。 - 情報を記憶する記憶手段及び外部記憶手段と、
上記記憶手段への情報の記憶、該記憶手段に記憶されている情報の上記外部記憶手段への転送及び該外部記憶手段に記憶されている情報の削除を制御する制御手段と
を有する記憶制御装置であって、
上記記憶手段に情報が記憶された時点で、該情報の優先レベルの識別子を所定の初期レベル値に設定し、その後所定時刻毎に、該情報が記憶された時点からの上記記憶制御装置の移動距離に応じて、上記初期レベル値を基準とした上記優先レベルの識別子のレベル値を決定し、該決定したレベル値を所定の閾値と比較することにより、該情報の重要度を判別する判別手段とを有し、
上記記憶手段における記憶可能残容量が閾値容量より少ない場合に、上記判別手段によって、上記記憶手段に記憶されている情報の重要度が低いと判別されたときは、該重要度が低いと判別された情報を外部記憶手段に転送し、上記外部記憶手段に記憶されている情報の重要度が一層低いと判別されたときは、該重要度が一層低いと判別された情報を削除する
記憶制御装置。 - 情報を記憶する記憶手段と、
該記憶手段への情報の記憶及び該記憶手段に記憶されている情報の削除を制御する制御手段と
を有する記憶制御装置であって、
上記記憶手段に情報が記憶された時点で、該情報の優先レベルの識別子を所定の初期レベル値に設定するとともに該初期レベル値に制御情報を付与し、その後所定時刻毎に、該情報が記憶された時点からの上記記憶制御装置の位置の変化の程度及び上記制御情報に応じて、上記初期レベル値を基準とした上記優先レベルの識別子のレベル値を決定し、該決定したレベル値を所定の閾値と比較することにより、該情報が重要であるか否かを判別する判別手段とを有し、
上記記憶手段における記憶可能残容量が閾値容量より少ない場合に、上記判別手段によって、上記記憶手段に記憶されている情報が重要でないと判別されたときは、該判別手段によって上記制御手段を制御して、該重要でないと判別された情報を削除する
記憶制御装置。 - 情報を記憶する記憶手段と、
該記憶手段への情報の記憶及び該記憶手段に記憶されている情報の削除を制御する制御手段と
を有する記憶制御装置であって、
上記記憶手段に情報が記憶された時点で、該情報の優先レベルの識別子を所定の初期レベル値に設定するとともに該初期レベル値に制御情報を付与し、その後所定時刻毎に、該情報が記憶された時点からの上記記憶制御装置の移動距離及び上記制御情報に応じて、上記初期レベル値を基準とした上記優先レベルの識別子のレベル値を決定し、該決定したレベル値を所定の閾値と比較することにより、該情報が重要であるか否かを判別する判別手段とを有し、
上記記憶手段における記憶可能残容量が閾値容量より少ない場合に、上記判別手段によって、上記記憶手段に記憶されている情報が重要でないと判別されたときは、該判別手段によって上記制御手段を制御して、該重要でないと判別された情報を削除する
記憶制御装置。 - 情報を記憶する記憶手段及び外部記憶手段と、
上記記憶手段への情報の記憶、該記憶手段に記憶されている情報の上記外部記憶手段への転送及び該外部記憶手段に記憶されている情報の削除を制御する制御手段と
を有する記憶制御装置であって、
上記記憶手段に情報が記憶された時点で、該情報の優先レベルの識別子を所定の初期レベル値に設定するとともに該初期レベル値に制御情報を付与し、その後所定時刻毎に、該情報が記憶された時点からの上記記憶制御装置の位置の変化の程度及び上記制御情報に応じて、上記初期レベル値を基準とした上記優先レベルの識別子のレベル値を決定し、該決定したレベル値を所定の閾値と比較することにより、該情報の重要度を判別する判別手段とを有し、
上記記憶手段における記憶可能残容量が閾値容量より少ない場合に、上記判別手段によって、上記記憶手段に記憶されている情報の重要度が低いと判別されたときは、該重要度が低いと判別された情報を外部記憶手段に転送し、上記外部記憶手段に記憶されている情報の重要度が一層低いと判別されたときは、該重要度が一層低いと判別された情報を削除する
記憶制御装置。 - 情報を記憶する記憶手段及び外部記憶手段と、
上記記憶手段への情報の記憶、該記憶手段に記憶されている情報の上記外部記憶手段への転送及び該外部記憶手段に記憶されている情報の削除を制御する制御手段と
を有する記憶制御装置であって、
上記記憶手段に情報が記憶された時点で、該情報の優先レベルの識別子を所定の初期レベル値に設定するとともに該初期レベル値に制御情報を付与し、その後所定時刻毎に、該情報が記憶された時点からの上記記憶制御装置の移動距離及び上記制御情報に応じて、上記初期レベル値を基準とした上記優先レベルの識別子のレベル値を決定し、該決定したレベル値を所定の閾値と比較することにより、該情報の重要度を判別する判別手段とを有し、
上記記憶手段における記憶可能残容量が閾値容量より少ない場合に、上記判別手段によって、上記記憶手段に記憶されている情報の重要度が低いと判別されたときは、該重要度が低いと判別された情報を外部記憶手段に転送し、上記外部記憶手段に記憶されている情報の重要度が一層低いと判別されたときは、該重要度が一層低いと判別された情報を削除する
記憶制御装置。 - 情報を記憶する記憶手段と、
該記憶手段への情報の記憶及び該記憶手段に記憶されている情報の削除を制御する制御手段と
を有する移動体端末装置であって、
上記記憶手段に情報が記憶された時点で、該情報の優先レベルの識別子を所定の初期レベル値に設定し、その後所定時刻毎に、該情報が記憶された時点からの上記移動体端末装置の位置の変化の程度に応じて、上記初期レベル値を基準とした上記優先レベルの識別子のレベル値を決定し、該決定したレベル値を所定の閾値と比較することにより、該情報が重要であるか否かを判別する判別手段とを有し、
上記記憶手段における記憶可能残容量が閾値容量より少ない場合に、上記判別手段によって、上記記憶手段に記憶されている情報が重要でないと判別されたときは、該判別手段によって上記制御手段を制御して、該重要でないと判別された情報を削除する
移動体端末装置。 - 情報を記憶する記憶手段と、
該記憶手段への情報の記憶及び該記憶手段に記憶されている情報の削除を制御する制御手段と
を有する移動体端末装置であって、
上記記憶手段に情報が記憶された時点で、該情報の優先レベルの識別子を所定の初期レベル値に設定し、その後所定時刻毎に、該情報が記憶された時点からの上記移動体端末装置の移動距離に応じて、上記初期レベル値を基準とした上記優先レベルの識別子のレベル値を決定し、該決定したレベル値を所定の閾値と比較することにより、該情報が重要であるか否かを判別する判別手段とを有し、
上記記憶手段における記憶可能残容量が閾値容量より少ない場合に、上記判別手段によって、上記記憶手段に記憶されている情報が重要でないと判別されたときは、該判別手段によって上記制御手段を制御して、該重要でないと判別された情報を削除する
移動体端末装置。 - 情報を記憶する記憶手段及び外部記憶手段と、
上記記憶手段への情報の記憶、該記憶手段に記憶されている情報の上記外部記憶手段への転送及び該外部記憶手段に記憶されている情報の削除を制御する制御手段と
を有する移動体端末装置であって、
上記記憶手段に情報が記憶された時点で、該情報の優先レベルの識別子を所定の初期レベル値に設定し、その後所定時刻毎に、該情報が記憶された時点からの上記移動体端末装置の位置の変化の程度に応じて、上記初期レベル値を基準とした上記優先レベルの識別子のレベル値を決定し、該決定したレベル値を所定の閾値と比較することにより、該情報の重要度を判別する判別手段とを有し、
上記記憶手段における記憶可能残容量が閾値容量より少ない場合に、上記判別手段によって、上記記憶手段に記憶されている情報の重要度が低いと判別されたときは、該重要度が低いと判別された情報を外部記憶手段に転送し、上記外部記憶手段に記憶されている情報の重要度が一層低いと判別されたときは、該重要度が一層低いと判別された情報を削除する
移動体端末装置。 - 情報を記憶する記憶手段及び外部記憶手段と、
上記記憶手段への情報の記憶、該記憶手段に記憶されている情報の上記外部記憶手段への転送及び該外部記憶手段に記憶されている情報の削除を制御する制御手段と
を有する移動体端末装置であって、
上記記憶手段に情報が記憶された時点で、該情報の優先レベルの識別子を所定の初期レベル値に設定し、その後所定時刻毎に、該情報が記憶された時点からの上記移動体端末装置の移動距離に応じて、上記初期レベル値を基準とした上記優先レベルの識別子のレベル値を決定し、該決定したレベル値を所定の閾値と比較することにより、該情報の重要度を判別する判別手段とを有し、
上記記憶手段における記憶可能残容量が閾値容量より少ない場合に、上記判別手段によって、上記記憶手段に記憶されている情報の重要度が低いと判別されたときは、該重要度が低いと判別された情報を外部記憶手段に転送し、上記外部記憶手段に記憶されている情報の重要度が一層低いと判別されたときは、該重要度が一層低いと判別された情報を削除する
移動体端末装置。 - 情報を記憶する記憶手段と、
該記憶手段への情報の記憶及び該記憶手段に記憶されている情報の削除を制御する制御手段と
を有する移動体端末装置であって、
上記記憶手段に情報が記憶された時点で、該情報の優先レベルの識別子を所定の初期レベル値に設定するとともに該初期レベル値に制御情報を付与し、その後所定時刻毎に、該情報が記憶された時点からの上記移動体端末装置の位置の変化の程度及び上記制御情報に応じて、上記初期レベル値を基準とした上記優先レベルの識別子のレベル値を決定し、該決定したレベル値を所定の閾値と比較することにより、該情報が重要であるか否かを判別する判別手段とを有し、
上記記憶手段における記憶可能残容量が閾値容量より少ない場合に、上記判別手段によって、上記記憶手段に記憶されている情報が重要でないと判別されたときは、該判別手段によって上記制御手段を制御して、該重要でないと判別された情報を削除する
移動体端末装置。 - 情報を記憶する記憶手段と、
該記憶手段への情報の記憶及び該記憶手段に記憶されている情報の削除を制御する制御手段と
を有する移動体端末装置であって、
上記記憶手段に情報が記憶された時点で、該情報の優先レベルの識別子を所定の初期レベル値に設定するとともに該初期レベル値に制御情報を付与し、その後所定時刻毎に、該情報が記憶された時点からの上記移動体端末装置の移動距離及び上記制御情報に応じて、上記初期レベル値を基準とした上記優先レベルの識別子のレベル値を決定し、該決定したレベル値を所定の閾値と比較することにより、該情報が重要であるか否かを判別する判別手段とを有し、
上記記憶手段における記憶可能残容量が閾値容量より少ない場合に、上記判別手段によって、上記記憶手段に記憶されている情報が重要でないと判別されたときは、該判別手段によって上記制御手段を制御して、該重要でないと判別された情報を削除する
移動体端末装置。 - 情報を記憶する記憶手段及び外部記憶手段と、
上記記憶手段への情報の記憶、該記憶手段に記憶されている情報の上記外部記憶手段への転送及び該外部記憶手段に記憶されている情報の削除を制御する制御手段と
を有する移動体端末装置であって、
上記記憶手段に情報が記憶された時点で、該情報の優先レベルの識別子を所定の初期レベル値に設定するとともに該初期レベル値に制御情報を付与し、その後所定時刻毎に、該情報が記憶された時点からの上記移動体端末装置の位置の変化の程度及び上記制御情報に応じて、上記初期レベル値を基準とした上記優先レベルの識別子のレベル値を決定し、該決定したレベル値を所定の閾値と比較することにより、該情報の重要度を判別する判別手段とを有し、
上記記憶手段における記憶可能残容量が閾値容量より少ない場合に、上記判別手段によって、上記記憶手段に記憶されている情報の重要度が低いと判別されたときは、該重要度が低いと判別された情報を外部記憶手段に転送し、上記外部記憶手段に記憶されている情報の重要度が一層低いと判別されたときは、該重要度が一層低いと判別された情報を削除する
移動体端末装置。 - 情報を記憶する記憶手段及び外部記憶手段と、
上記記憶手段への情報の記憶、該記憶手段に記憶されている情報の上記外部記憶手段への転送及び該外部記憶手段に記憶されている情報の削除を制御する制御手段と
を有する移動体端末装置であって、
上記記憶手段に情報が記憶された時点で、該情報の優先レベルの識別子を所定の初期レベル値に設定するとともに該初期レベル値に制御情報を付与し、その後所定時刻毎に、該情報が記憶された時点からの上記移動体端末装置の移動距離及び上記制御情報に応じて、上記初期レベル値を基準とした上記優先レベルの識別子のレベル値を決定し、該決定したレベル値を所定の閾値と比較することにより、該情報の重要度を判別する判別手段とを有し、
上記記憶手段における記憶可能残容量が閾値容量より少ない場合に、上記判別手段によって、上記記憶手段に記憶されている情報の重要度が低いと判別されたときは、該重要度が低いと判別された情報を外部記憶手段に転送し、上記外部記憶手段に記憶されている情報の重要度が一層低いと判別されたときは、該重要度が一層低いと判別された情報を削除する
移動体端末装置。 - 情報を記憶する記憶手段と、
該記憶手段への情報の記憶及び該記憶手段に記憶されている情報の削除を制御する制御手段と
を有する移動体通信端末装置であって、
上記記憶手段に情報が記憶された時点で、該情報の優先レベルの識別子を所定の初期レベル値に設定し、その後所定時刻毎に、該情報が記憶された時点からの上記移動体通信端末装置の位置の変化の程度に応じて、上記初期レベル値を基準とした上記優先レベルの識別子のレベル値を決定し、該決定したレベル値を所定の閾値と比較することにより、該情報が重要であるか否かを判別する判別手段とを有し、
上記記憶手段における記憶可能残容量が閾値容量より少ない場合に、上記判別手段によって、上記記憶手段に記憶されている情報が重要でないと判別されたときは、該判別手段によって上記制御手段を制御して、該重要でないと判別された情報を削除する
移動体通信端末装置。 - 情報を記憶する記憶手段と、
該記憶手段への情報の記憶及び該記憶手段に記憶されている情報の削除を制御する制御手段と
を有する移動体通信端末装置であって、
上記記憶手段に情報が記憶された時点で、該情報の優先レベルの識別子を所定の初期レベル値に設定し、その後所定時刻毎に、該情報が記憶された時点からの上記移動体通信端末装置の移動距離に応じて、上記初期レベル値を基準とした上記優先レベルの識別子のレベル値を決定し、該決定したレベル値を所定の閾値と比較することにより、該情報が重要であるか否かを判別する判別手段とを有し、
上記記憶手段における記憶可能残容量が閾値容量より少ない場合に、上記判別手段によって、上記記憶手段に記憶されている情報が重要でないと判別されたときは、該判別手段によって上記制御手段を制御して、該重要でないと判別された情報を削除する
移動体通信端末装置。 - 情報を記憶する記憶手段及び外部記憶手段と、
上記記憶手段への情報の記憶、該記憶手段に記憶されている情報の上記外部記憶手段への転送及び該外部記憶手段に記憶されている情報の削除を制御する制御手段とを有する移動体通信端末装置であって、
上記記憶手段に情報が記憶された時点で、該情報の優先レベルの識別子を所定の初期レベル値に設定し、その後所定時刻毎に、該情報が記憶された時点からの上記移動体通信端末装置の位置の変化の程度に応じて、上記初期レベル値を基準とした上記優先レベルの識別子のレベル値を決定し、該決定したレベル値を所定の閾値と比較することにより、該情報の重要度を判別する判別手段とを有し、
上記記憶手段における記憶可能残容量が閾値容量より少ない場合に、上記判別手段によって、上記記憶手段に記憶されている情報の重要度が低いと判別されたときは、該重要度が低いと判別された情報を外部記憶手段に転送し、上記外部記憶手段に記憶されている情報の重要度が一層低いと判別されたときは、該重要度が一層低いと判別された情報を削除する
移動体通信端末装置。 - 情報を記憶する記憶手段及び外部記憶手段と、
上記記憶手段への情報の記憶、該記憶手段に記憶されている情報の上記外部記憶手段への転送及び該外部記憶手段に記憶されている情報の削除を制御する制御手段とを有する移動体通信端末装置であって、
上記記憶手段に情報が記憶された時点で、該情報の優先レベルの識別子を所定の初期レベル値に設定し、その後所定時刻毎に、該情報が記憶された時点からの上記移動体通信端末装置の移動距離に応じて、上記初期レベル値を基準とした上記優先レベルの識別子のレベル値を決定し、該決定したレベル値を所定の閾値と比較することにより、該情報の重要度を判別する判別手段とを有し、
上記記憶手段における記憶可能残容量が閾値容量より少ない場合に、上記判別手段によって、上記記憶手段に記憶されている情報の重要度が低いと判別されたときは、該重要度が低いと判別された情報を外部記憶手段に転送し、上記外部記憶手段に記憶されている情報の重要度が一層低いと判別されたときは、該重要度が一層低いと判別された情報を削除する
移動体通信端末装置。 - 情報を記憶する記憶手段と、
該記憶手段への情報の記憶及び該記憶手段に記憶されている情報の削除を制御する制御手段と
を有する移動体通信端末装置であって、
上記記憶手段に情報が記憶された時点で、該情報の優先レベルの識別子を所定の初期レベル値に設定するとともに該初期レベル値に制御情報を付与し、その後所定時刻毎に、該情報が記憶された時点からの上記移動体通信端末装置の位置の変化の程度及び上記制御情報に応じて、上記初期レベル値を基準とした上記優先レベルの識別子のレベル値を決定し、該決定したレベル値を所定の閾値と比較することにより、該情報が重要であるか否かを判別する判別手段とを有し、
上記記憶手段における記憶可能残容量が閾値容量より少ない場合に、上記判別手段によって、上記記憶手段に記憶されている情報が重要でないと判別されたときは、該判別手段によって上記制御手段を制御して、該重要でないと判別された情報を削除する
移動体通信端末装置。 - 情報を記憶する記憶手段と、
該記憶手段への情報の記憶及び該記憶手段に記憶されている情報の削除を制御する制御手段と
を有する移動体通信端末装置であって、
上記記憶手段に情報が記憶された時点で、該情報の優先レベルの識別子を所定の初期レベル値に設定するとともに該初期レベル値に制御情報を付与し、その後所定時刻毎に、該情報が記憶された時点からの上記移動体通信端末装置の移動距離及び上記制御情報に応じて、上記初期レベル値を基準とした上記優先レベルの識別子のレベル値を決定し、該決定したレベル値を所定の閾値と比較することにより、該情報が重要であるか否かを判別する判別手段とを有し、
上記記憶手段における記憶可能残容量が閾値容量より少ない場合に、上記判別手段によって、上記記憶手段に記憶されている情報が重要でないと判別されたときは、該判別手段によって上記制御手段を制御して、該重要でないと判別された情報を削除する
移動体通信端末装置。 - 情報を記憶する記憶手段及び外部記憶手段と、
上記記憶手段への情報の記憶、該記憶手段に記憶されている情報の上記外部記憶手段への転送及び該外部記憶手段に記憶されている情報の削除を制御する制御手段と
を有する移動体通信端末装置であって、
上記記憶手段に情報が記憶された時点で、該情報の優先レベルの識別子を所定の初期レベル値に設定するとともに該初期レベル値に制御情報を付与し、その後所定時刻毎に、該情報が記憶された時点からの上記移動体通信端末装置の位置の変化の程度及び上記制御情報に応じて、上記初期レベル値を基準とした上記優先レベルの識別子のレベル値を決定し、該決定したレベル値を所定の閾値と比較することにより、該情報の重要度を判別する判別手段とを有し、
上記記憶手段における記憶可能残容量が閾値容量より少ない場合に、上記判別手段によって、上記記憶手段に記憶されている情報の重要度が低いと判別されたときは、該重要度が低いと判別された情報を外部記憶手段に転送し、上記外部記憶手段に記憶されている情報の重要度が一層低いと判別されたときは、該重要度が一層低いと判別された情報を削除する
移動体通信端末装置。 - 情報を記憶する記憶手段及び外部記憶手段と、
上記記憶手段への情報の記憶、該記憶手段に記憶されている情報の上記外部記憶手段への転送及び該外部記憶手段に記憶されている情報の削除を制御する制御手段と
を有する移動体通信端末装置であって、
上記記憶手段に情報が記憶された時点で、該情報の優先レベルの識別子を所定の初期レベル値に設定するとともに該初期レベル値に制御情報を付与し、その後所定時刻毎に、該情報が記憶された時点からの上記移動体通信端末装置の移動距離及び上記制御情報に応じて、上記初期レベル値を基準とした上記優先レベルの識別子のレベル値を決定し、該決定したレベル値を所定の閾値と比較することにより、該情報の重要度を判別する判別手段とを有し、
上記記憶手段における記憶可能残容量が閾値容量より少ない場合に、上記判別手段によって、上記記憶手段に記憶されている情報の重要度が低いと判別されたときは、該重要度が低いと判別された情報を外部記憶手段に転送し、上記外部記憶手段に記憶されている情報の重要度が一層低いと判別されたときは、該重要度が一層低いと判別された情報を削除する
移動体通信端末装置。
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