JP4778575B2 - ソレノイド駆動装置とそれを備えた能動型防振支持装置 - Google Patents
ソレノイド駆動装置とそれを備えた能動型防振支持装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4778575B2 JP4778575B2 JP2009122853A JP2009122853A JP4778575B2 JP 4778575 B2 JP4778575 B2 JP 4778575B2 JP 2009122853 A JP2009122853 A JP 2009122853A JP 2009122853 A JP2009122853 A JP 2009122853A JP 4778575 B2 JP4778575 B2 JP 4778575B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- target
- engine
- drive
- voltage value
- booster circuit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Description
前記特許文献1の能動型防振支持装置は、ACM(Active Control Mount)制御ECU(本発明の「制御手段」に対応)と、アクティブ・コントロール・マウントとから構成されている。また、前記ACM制御ECUは、エンジン制御ECU(Electric Control Unit)と通信可能に接続されている。前記エンジン制御ECUは、クランクパルス信号及びTDC(Top Dead Center)パルス信号にもとづいてエンジンの燃料噴射弁(インジェクタ)の作動を制御するとともに、エンジンのバルブ休止機構の油圧アクチュエータの作動を制御することで全筒運転状態、気筒休止運転状態を切替える。エンジンが全筒運転状態と気筒休止運転状態とでは、エンジンの振動が異なるため、ACM制御ECUは、エンジン制御ECUから、クランクパルス信号、TDCパルス信号及び休止気筒を示す気筒休止信号を受信する。そして、ACM制御ECUは、エンジン振動の1次振動や1.5次振動、2次振動の振動モード等のエンジン振動周期の判定やエンジン振動の振幅の大きさや位相を演算し、エンジンの振動状態に応じた最適なアクティブ・コントロール・マウントの制御を行う。
前記特許文献2によれば、ジェネレータ・モータに供給されるモータ制振制御信号の有無に応じて、エンジンマウント制振制御用の目標電流値波形を生成するための位相補正制御マップを持ち替えるようにする制御マップ持替器を備えているので、ジェネレータ・モータによる制振制御の状態に応じた最適なアクティブ・コントロール・マウントの制御を行うことができる。
そこで、従来のアクティブ・コントロール・マウントを用いた能動型防振支持装置では、図6の(a)に示すように、駆動周波数fDV[Hz]の高い領域において要求される駆動電流用の目標電流値波形における最大値IRqをソレノイド磁石に供給可能にする最大電圧Vmaxを予め設定して、昇圧回路でバッテリ電圧VBを最大電圧Vmaxまで昇圧し、ソレノイド磁石に供給する電流をPWM(Pulse Width Modulation)制御する駆動回路に供給していた。
そこで、本発明は、ソレノイドを用いたアクチュエータを駆動制御する電力効率の良いソレノイド駆動装置と、そのソレノイド駆動装置を備えた電力効率の良い能動型防振支持装置を提供することを目的とする。
逆に、駆動要求情報に含まれる駆動周波数要求が低い周波数の場合、アクチュエータのソレノイドで発生する逆起電圧が低いのに応じ、昇圧回路の目標電圧値が低く設定される。そして、昇圧回路が、アクチュエータの駆動に必要な目標電流値波形の最大値(最大目標電流値)より過大な電流を駆動回路に供給して、駆動回路において、無駄に電力が消費されることが抑制できる。
その結果、昇圧回路や駆動回路における無駄な電力消費が抑制できて、昇圧回路や駆動回路からの不要な放熱が防止できる。
逆に、駆動要求情報に含まれる駆動周波数要求が低い周波数の場合、アクチュエータのソレノイドで発生する逆起電圧が低いのに応じ、昇圧回路の目標電圧値が低く設定される。そして、昇圧回路が、アクチュエータの駆動に必要な目標電流値波形の最大値(最大目標電流値)より過大な電流を駆動回路に供給して、駆動回路において、無駄に電力が消費されることが抑制できる。
その結果、昇圧回路や駆動回路における無駄な電力消費が抑制できて、昇圧回路や駆動回路からの不要な放熱が防止できる。
逆に、推定されたエンジンの振動状態が低い振動周波数の場合、エンジン振動の伝達を抑制するためにアクチュエータを駆動する駆動周波数は、低い周波数になり、アクチュエータのソレノイドで発生する逆起電圧が低いのに応じ、昇圧回路の目標電圧値が低く設定される。そして、昇圧回路が、アクチュエータの駆動に必要な目標電流値波形の最大値(最大目標電流値)より過大な電流を駆動回路に供給して、駆動回路において、無駄に電力が消費されることが抑制できる。
その結果、昇圧回路や駆動回路における無駄な電力消費が抑制できて、昇圧回路や駆動回路からの不要な放熱が防止できる。
制御手段は、バッテリ電圧を昇圧する昇圧回路と、昇圧回路により昇圧して供給された電力を、ソレノイドを用いたアクチュエータに供給して駆動制御する駆動回路と、エンジンの振動状態を推定するエンジンの振動状態推定手段と、推定されたエンジンの振動状態にもとづいて、アクチュエータを駆動する駆動周波数を決定する駆動周波数決定手段と、使用される駆動周波数の領域において、駆動周波数に対するソレノイドに電力を昇圧して供給するときの目標電圧値が、前記領域の少なくとも低周波数の部分では低くなるように、駆動周波数に対応させた目標電圧値として記憶した目標昇圧電圧値記憶手段と、決定された駆動周波数を参照して、目標昇圧電圧値記憶手段に記憶された目標電圧値を取得して決定する目標電圧決定手段と、を備え、決定された目標電圧値が、昇圧回路に入力されて、ソレノイドの所要の電力が、昇圧回路から駆動回路に供給されることを特徴とする。
逆に、推定されたエンジンの振動状態が低い振動周波数の場合、エンジン振動の伝達を抑制するためにアクチュエータを駆動する駆動周波数は、低い周波数になり、アクチュエータのソレノイドで発生する逆起電圧が低いのに応じ、昇圧回路の目標電圧値が低く設定される。そして、昇圧回路が、アクチュエータの駆動に必要な目標電流値波形の最大値(最大目標電流値)より過大な電流を駆動回路に供給して、駆動回路において、無駄に電力が消費されることが抑制できる。
その結果、昇圧回路や駆動回路における無駄な電力消費が抑制できて、昇圧回路や駆動回路からの不要な放熱が防止できる。
また、逆に、ある振動周波数領域において設計時に想定したものより推定されたエンジンの振動が小さい場合、推定されたエンジンの振動状態にもとづいて、アクチュエータを駆動するために必要な目標電流値波形における最大目標電流値が検出され、目標電圧値がより低い目標電圧値で昇圧回路に入力される。その結果、昇圧回路や駆動回路で無駄に消費される電力を低減できる。
以下、本発明の第1の実施形態について、適宜図を参照しながら詳細に説明する。
(能動型防振支持装置の全体構成)
図1は、第1の実施形態に係る能動型防振支持装置のアクティブ・コントロール・マウントの構造を示す縦断面図であり、図2は図1のA部拡大図である。
なお、以下ではアクティブ・コントロール・マウントMF,MRを特に区別する必要がない場合は、単にアクティブ・コントロール・マウントMと記載する。
図3に示すように、ACM_ECU200Aはエンジン回転速度Neや出力トルク等を制御するエンジン制御ECU(以下、「エンジンECU」と称する)100から、専用の信号線、クランクパルス信号線101、TDCパルス信号線102、CAN(Controller Area Network)通信線103、気筒休止信号線104で接続されている。
図1に示すように、アクティブ・コントロール・マウントMは、軸線LAに関して実質的に軸対称な構造を有するもので、略円筒状の上部ハウジング11と、その下側に配置された略円筒状の下部ハウジング12と、下部ハウジング12内に収容されて上面が開放した略カップ状のアクチュエータケース13と、上部ハウジング11の上側に接続したダイヤフラム22と、上部ハウジング11内に格納された環状の第1弾性体支持リング14と、第1弾性体支持リング14の上側に接続した第1弾性体19と、アクチュエータケース13に収容された環状の第2弾性体支持リング15と、第2弾性体支持リング15の内周側に接続した第2弾性体27と、アクチュエータケース13に収容され第2弾性体支持リング15及び第2弾性体27の下方に配置された駆動部(アクチュエータ)41等から構成されている。
ダイヤフラム支持ボス20の上面にはエンジン取付部20aが一体に形成され、エンジンに固定される(詳細な固定方法は、図示省略してある)。また、下部ハウジング12の下端の車体取付部12bが図示しない車体フレームに固定される。
このような構造によって、アクティブ・コントロール・マウントMにエンジンから大きな荷重が入力したとき、エンジン取付部20aがストッパラバー26に当接することで、エンジンの過大な変位が抑制される。
また、第1弾性体支持リング14と上部ハウジング11との間に環状の連通路32が形成されている。連通路32は連通孔33を介して第1液室30に連通するとともに、環状の連通間隙34を介して、第1弾性体19とダイヤフラム22により区画された第3液室35に連通する。
下部フランジ51bとヨーク44の円筒部44aの下端との間には、セットばね52が圧縮状態で配置されており、このセットばね52の弾性力で軸受け部材51の下部フランジ51bを下方に付勢して、下部フランジ51bの下面と固定コア42との間に配された弾性体53を介して、固定コア42の上面に押し付けることで、軸受け部材51がヨーク44にて支持される。
ロッド55に対し、ナット56は固定コア42の中心に形成された開口42a内で上下位置を調整されて締結されており、この開口42aは、ゴム製のキャップ60で閉塞される。
駆動部41のコイル46は、ACM_ECU200Aからの給電制御により励磁され、可動コア54を吸引して可動部材28を下方側に移動させる。この可動部材28の移動に伴い、第2液室31を区画する第2弾性体27が下方に変形して第2液室31の容積が増加する。逆に、コイル46を消磁すると、第2弾性体27が自己の弾性により上方に変形し、可動部材28及び可動コア54が上昇し、第2液室31の容積が減少する。
なお、前記エンジンシェイク振動の周波数領域では、エンジンが定常回転の場合は、駆動部41は駆動しない非作動状態に保たれる。
ここで、CRKセンサSa及びTDCセンサSbは、特許請求の範囲に記載の「エンジンの回転変動を検出するセンサ」に対応する。
以下に、エンジンECU100とACM_ECU200Aの機能構成を詳細に説明する。
次に、図3を参照し、適宜図1、図2を参照しながらエンジンECUの構成を説明する。図3は、第1の実施形態に係る能動型防振支持装置の構成を示す機能ブロック図である。
なお、本第1の実施形態に係る能動型防振支持装置と、後記する第2の実施形態に係る能動型防振支持装置との違いは、第2の実施形態に係る能動型防振支持装置では、ACM_ECU200Aの代わりにACM_ECU200Bとなる点だけであり、他の構成は同じである。
エンジンECU100は、ECU電源回路100a、マイクロコンピュータ100b、ROM(図示せず)、各種センサからの信号接続用のインタフェース回路や、気筒休止ソレノイド111A,111B,111Cを駆動する駆動回路(図示せず)や、ACM電源スイッチ112を通電させるリレースイッチ100c、CAN通信部100d等の各種インタフェース回路を含んで構成されている。
そして、エンジンECU100は、ACM_ECU200Aとの専用信号線である、クランクパルス信号線101、TDCパルス信号線102、気筒休止信号線104で接続され、更に、ACM_ECU200A及び他のECU、例えば、操舵トルクを電動機の補助力でアシスト制御する電動パワステアリングECU等と、バス型のCAN通信線103で接続されている。
要求出力演算部211は、主に、アクセルペダルの踏み込み量を検出するアクセルポジション・センサS8からの信号や車速を検出する車速センサS1からの信号、エンジン回転速度演算部210で算出されたエンジン回転速度Ne等にもとづいて、減速段を推定し、現在のエンジン出力トルクを推定し、要求トルクを算出したり、それに応じた吸気量を算出し、スロットルバルブ・アクチュエータAC1を制御したりする。
また、気筒数切替判定部212は、気筒休止状態にしたとき、気筒休止対象の気筒を示す信号である気筒休止信号を、気筒休止信号線104を介してACM_ECU200Aの後記するエンジン回転モード判定部233に出力する。
燃料噴射制御部213は、O2センサS2からの排気ガス中の酸素濃度の信号にもとづいて、燃料噴射量を調節し、排気ガス規制に適合するような燃焼状態に調節する。
図3に示すようにIG−SW113がイグニッション・オンの位置にターンされると、エンジンECU100、ACM_ECU200Aにも通電され、ACM電源リレー信号出力部215がリレースイッチ100cをオン状態にし、ACM電源スイッチ112が通電状態となる。その結果、後記する昇圧回路120を介して駆動回路121A,121BにバッテリBからの直流電源が接続される。
次に、図3から図5を参照しながらACM_ECUの構成について説明する。ACM_ECU200Aは、ECU電源回路200a(図3中、「ECU電源200a」と表示)、マイクロコンピュータ200b、ROM(図示せず)、エンジンECU100からの信号接続用のインタフェース回路や、CAN通信部200c等の各種インタフェース回路、昇圧回路120、駆動回路121A,121B、電流センサ123A,123Bを含んで構成されている。そして、ACM_ECU200Aは、車両の車室内に配置され、昇圧回路120、駆動回路121A,121Bからの放熱を車室内の温度を制御する空調装置により処理するようになっている。
ここで、ECU電源200a、マイクロコンピュータ200b、昇圧回路120、駆動回路121A,121Bが、特許請求の範囲に記載の「ソレノイド駆動装置」を構成する。
エンジン回転モード判定部233には、エンジンECU100からのエンジン回転速度Neを示す信号、休筒している気筒を示す休筒信号、アクセルポジション信号SAC、クランクパルス間隔演算部232で算出されたクランクパルス間隔が入力される。
エンジン回転モード判定部233は、これらの信号にもとづいて、エンジンの回転モードをエンジン始動時のエンジン発動を検出してエンジン起動状態と判定したり、その後、エンジン回転速度Neの上昇を監視して所定のエンジン回転速度以上に達したときアイドリング運転状態と判定したり、休筒信号にもとづいてエンジンの運転状態が全筒運転状態か2筒休筒運転状態か、3筒休筒運転状態かを判定したり、アクセルポジション・センサ信号にもとづいてアイドリング運転状態と判定したりする。
このとき、振動状態推定部234は、エンジン回転モード判定部233から入力された、エンジンの回転モードのフラグ信号に応じて、エンジン振動の大きさ、駆動周波数fDVを算出して出力する。例えば、ここではV型6気筒エンジンなので、全筒運転状態の場合は、エンジン振動3次とし、3筒休筒運転状態の場合はエンジン振動1.5次として推定する。この振動状態の推定方法については、例えば、2003年9月18日開催の自動車技術会秋季学術講演会の前刷集の「111 アクティブエンジンマウントの開発」に記載された公知の技術なので詳細な説明は省略する。
ここで、前記したエンジン振動の大きさ、エンジン振動の周期、位相遅れが、特許請求の範囲に記載の「駆動要求情報」に対応する。
次に、図3、図4を参照しながら本実施形態における特徴部分である昇圧回路制御部237Aについて説明する。図4は、駆動周波数fDVに応じて設定される目標電圧値V*の説明図である。
昇圧回路制御部237Aは、予め駆動周波数fDVに対応させて設定された目標電圧値V*が記憶されている目標電圧値データ部(目標昇圧電圧値記憶手段)237aを有している。
昇圧回路制御部237Aは、振動状態推定部234から入力された駆動周波数fDVを参照して、目標電圧値データ部237aの目標電圧値V*のデータ(図4におけるV*で示した曲線)にもとづき、目標電圧値V*を決定して、昇圧回路120の後記するマイクロコンピュータ250の電圧制御部250a(図5参照)に入力する。
例えば、目標電圧値データ部237aの目標電圧値V*のデータは、離散的な駆動周波数fDVをパラメータにしたルックアップテーブルの形式とする。そして、昇圧回路制御部237Aが、駆動周波数fDVを参照して前記したルックアップテーブルを検索し、目標電圧値V*を補間算出する。
このような方法で目標電圧値データ部237aの目標電圧値V*のデータから目標電圧値V*を算出することが、特許請求の範囲に記載の「目標昇圧電圧値記憶手段に記憶された目標電圧値を取得して決定する」に対応する。
また、従来のように、前記した目標電圧値V*をVmaxと一定値にした場合の昇圧回路120が供給する実際の電力を「従来の電力」と表示してある。
次に、図5を参照しながら、適宜、図1、図3、図4を参照して、昇圧回路120の詳細構成について説明する。図5は、ACM_ECUにおける昇圧回路の構成を示す詳細機能ブロック図である。
ACM電源スイッチ112に通電状態のとき、バッテリB(図3参照)またはオルタネータからの供給される直流電源は、昇圧回路120と接続状態となる。昇圧回路120は、例えば、昇圧チョッパ回路で構成され、マイクロコンピュータ250、リアクトルL、スイッチング素子253、ダイオードD、コンデンサC、前記コンデンサCに掛かる電圧を出力側(+側)と接地間に設けられた抵抗R1、R2の中間点からの電圧値V0を検出する電圧センサ、電流値Iを検出する電流センサ、A/D変換器255,256等を含んで構成されている。
また、前記した電圧センサの信号は、A/D変換器256でデジタル値に変換され、マイクロコンピュータ250の後記する電流制御部250aに入力される。電流値Iを検出する電流センサの信号は、A/D変換器255でデジタル値に変換され、マイクロコンピュータ250の後記する電流制御部250bに入力される。
電圧制御部250aは、昇圧回路制御部237Aから入力された目標電圧値V*と、前記電圧センサからの電圧値V0との偏差に応じて、デューティ比を設定し、電流制御部250bに出力する。電流制御部250bは、前記電流センサからの電流値Iに応じて、電圧制御部250aで設定されたデューティ比を補正し、電流制御部250bに出力する。PWM制御部250cは、電流制御部250bから入力されたデューティ比にもとづくデューティ信号を生成してゲート駆動回路251に出力する。
この結果、昇圧回路120は、昇圧回路制御部237Aから入力された目標電圧値V*となる電力Wo(図4参照)を駆動回路121A,121Bに供給する。
このように、駆動制御部238A、238Bは、ACM駆動目標電流値に対するPWMデューティ指令をフィードバックして出力することにより、アクティブ・コントロール・マウントMF,MRの駆動部41,41に給電する。
図6において、横軸は駆動周波数fDV[Hz]を示し、縦軸は昇圧回路120が供給する電流I、電圧V、電力Wを示している。図6において図4と同じ符号を付した曲線、直線に対して重複する説明を省略する。
本実施形態によれば、ACM_ECU200Aの昇圧回路制御部237Aは、駆動周波数fDV、つまり、エンジン振動特性の振動周波数に応じて、昇圧回路120が要求電圧値VRq及び要求電流値IRqに対応した目標電圧値V*(図4参照)で電力Wo(図4参照)を出力するように追従制御する。
駆動周波数fDV[Hz]の低い領域、例えば、駆動周波数f1[Hz]では、図6の(b)に示すような要求される駆動電流用の目標電流値波形における最大値IRqとして、例えば、最大目標電流値I1に対しては、必要な要求電圧値VRqの値はV1で十分なので昇圧回路120ではV1までしか昇圧せず、ソレノイド磁石を駆動するのに必要な要求電力WRqの値W1が供給されることになる。
また、例えば、エンジンのアイドリング運転状態におけるエンジンの振動周波数は、低周波数であることから、それに応じた低い目標電圧値V*に制御され、昇圧回路120や、駆動回路121A,121Bの温度が従来よりも低くなる。
次に、図7を参照しながら本実施形態の変形例について説明する。図7は、第1の実施形態の変形例の説明図である。図7において、横軸は駆動周波数fDV[Hz]を示し、縦軸は昇圧回路120が供給する電流I、電圧V、電力Wを示している。図7において図4と同じ符号を付した曲線、直線に対して重複する説明を省略する。
前記した第1の実施形態では、昇圧回路制御部237Aにおいて、駆動周波数fDVに応じて目標電圧値V*を連続的に要求電圧値VRqに対応させて設定するものとしたがそれに限定されるものではない。
次に、図8、図9を参照しながら適宜、図1を参照して第2の実施形態について説明する。図8は、第2の実施形態に係る能動型防振支持装置の構成を示す機能ブロック図である。
第2の実施形態に係る能動型防振支持装置は、第1の実施形態における能動型防振支持装置と、ACM_ECU200Aの代わりにACM_ECU200Bとなる点だけ異なり、他の構成は同じである。
具体的には、本実施形態におけるACM_ECU200Bでは、駆動電流演算部236Aが駆動電流演算部(目標電流値波形設定手段、目標電流値波形最大値検出手段)236Bに代わり、昇圧回路制御部237Aが昇圧回路制御部(目標電圧決定手段、差分算出手段、目標電圧補正手段)237Bに代わる。第1の実施形態と同じ構成については、同じ符号を付し、重複する説明を省略する。
更に、駆動電流演算部236Bは、更に、アクティブ・コントロール・マウントMF,MR用にそれぞれ生成した目標電流値波形における最大値を取得して、それぞれの目標電流値波形における最大値、2つのうちの大きい方の最大値を目標電流値I*として昇圧回路制御部237Bに入力する。
目標電圧値補正マップ237cは、目標電圧値V*を駆動周波数fDVと後記する差分ΔI(図9参照)に応じて補正するためのマップである。駆動電流演算部236Bから入力された目標電流値I*を受け、昇圧回路制御部237Bにおいて、目標電流値I*とそのときの駆動周波数fDVにおける前記した規範最大目標電流値の値との差分ΔIを算出し、駆動周波数fDVと差分ΔIを参照して、目標電圧値V*の補正量を算出可能に構成されている。
ちなみに、目標電圧値補正マップ237cは、駆動周波数fDVと差分ΔIとをパラメータにして、目標電圧値V*の補正量を算出する3次元マップである。そして、目標電圧値V*の補正量は、例えば、同じ値の負の差分ΔIの値に対して駆動周波数fDVが増加するほど正の方向に大きくなる傾向を有する。逆に、目標電圧値V*の補正量は、同じ値の正の差分ΔIの値に対して駆動周波数fDVが増加するほど負の方向に大きくなる傾向を有する。
スッテップS01では、振動状態推定部234(図8参照)は、エンジン回転モード判定部233からの回転モードの判定とクランクパルス間隔演算部232からのクランクパルス間隔にもとづいてエンジン振動状態を推定演算する。具体的には、エンジン振動の大きさと、エンジン振動の周期、つまり、エンジン振動を抑制するためにアクティブ・コントロール・マウントMF,MRを振動抑制動作させるための駆動周期fDVを算出する。
ステップS02では、位相検出部235(図8参照)は、アイドリング運転状態や、全筒運転状態、休筒運転状態の場合は、振動状態推定部234からのクランク軸の回転変動のP−P値、回転変動のピークのタイミングと、エンジンECU100からのクランクパルス信号、各気筒のTDCパルス信号とにもとづいて、クランク軸の回転変動のピークのタイミングとTDCのタイミングを比較し、位相の算出を行い、アクティブ・コントロール・マウントMF,MRそれぞれを振動の周期毎にエンジン振動波形を相殺できる位相遅れを算出する(「位相遅れ検出」)。
ステップS04では、駆動電流演算部236Bは、アクティブ・コントロール・マウントMF,MR用にそれぞれ生成した目標電流値波形における最大値を取得して、それぞれの目標電流値波形における最大値、2つのうちの大きい方の最大値を目標電流値I*と決定する(「MF,MRそれぞれの目標電流値波形の最大値のうちの大きい値を目標電流値I*と決定」)。そして、駆動電流演算部236Bは、決定した目標電流値I*を昇圧回路制御部237Bに入力する。
ステップS05では、昇圧回路制御部237B(図8参照)は、振動状態推定部234から入力された駆動周波数fDVを参照して、目標電圧値データ部237aの目標電圧値V*のデータ(図4におけるV*で示した曲線)にもとづき、目標電圧値V*を決定する(「駆動周波数fDVにおける目標電圧値V*を決定」)。
ステップS07では、昇圧回路制御部237Bは、差分ΔI=(規範最大目標電流値)−(目標電流値I*)を算出する。
ステップS08では、昇圧回路制御部237Bは、差分ΔIの絶対値が所定の閾値ε以下か否かを判定する。差分ΔIの絶対値が所定の閾値ε以下の場合(Yes)は、ステップS10へ進み、そうでない場合(No)は、ステップS09へ進む。
ステップS10では、昇圧回路制御部237Bは、目標電圧値V*を昇圧回路120に出力する。それを受けて、図5に示すように昇圧回路120のマイクロコンピュータ250の電圧制御部250aに目標電圧値V*が入力される。
以上により、目標電圧値V*の決定制御の処理が終了する。
昇圧回路制御部237Bの目標電圧値データ部237aが、駆動周波数fDV、目標電流値I*を引数として、目標電圧値V*を取得する関数またはマップで構成されるようにしても良い。その場合、規範最大目標電流値データ部237b、目標電圧値補正マップ237cは不要であることはいうまでもない。
46 コイル(ソレノイド)
100 エンジンECU
100b マイクロコンピュータ(ソレノイド駆動装置)
120 昇圧回路(ソレノイド駆動装置)
121A,121B 駆動回路(ソレノイド駆動装置)
200A,200B ACM_ECU(制御手段)
200a ECU電源回路
200b マイクロコンピュータ
232 クランクパルス間隔演算部
233 エンジン回転モード判定部
234 振動状態推定部(駆動周波数決定手段、エンジンの振動状態推定手段)
235 位相検出部
236A 駆動電流演算部(目標電流値波形設定手段)
236B 駆動電流演算部(目標電流値波形設定手段、目標電流値波形最大値検出手段)
237A 昇圧回路制御部(目標電圧決定手段)
237B 昇圧回路制御部(目標電圧決定手段、差分算出手段、目標電圧補正手段)
237a 目標電圧値データ部(目標昇圧電圧値記憶手段)
237b 規範最大目標電流値データ部
237c 目標電圧値補正マップ
238A,238B 駆動制御部
301 能動型防振支持装置
M,MF,MR アクティブ・コントロール・マウント
Sa クランクパルスセンサ(センサ)
Sb TDCセンサ(センサ)
Claims (6)
- 電源電圧を昇圧して電力を供給する昇圧回路と、該昇圧回路により昇圧され供給された電力を、ソレノイドを用いたアクチュエータに供給して駆動制御する駆動回路と、を備えたソレノイド駆動装置において、
前記アクチュエータを駆動するための駆動要求情報にもとづいて、前記アクチュエータを駆動する駆動周波数を決定する駆動周波数決定手段と、
使用される前記駆動周波数の領域において、前記駆動周波数に対する前記ソレノイドに前記電力を昇圧して供給するときの目標電圧値が、前記領域の少なくとも低周波数の部分では低くなるように、前記決定された駆動周波数にもとづいて、前記目標電圧値を決定する目標電圧決定手段と、を備え、
前記決定された目標電圧値が、前記昇圧回路に入力されて、前記ソレノイドの所要の電力が、前記昇圧回路から前記駆動回路に供給されることを特徴とするソレノイド駆動装置。 - 電源電圧を昇圧して電力を供給する昇圧回路と、該昇圧回路により昇圧され供給された電力を、ソレノイドを用いたアクチュエータに供給して駆動制御する駆動回路と、を備えたソレノイド駆動装置において、
前記アクチュエータを駆動するための駆動要求情報にもとづいて、前記アクチュエータを駆動する駆動周波数を決定する駆動周波数決定手段と、
使用される前記駆動周波数の領域において、前記駆動周波数に対する前記ソレノイドに前記電力を昇圧して供給するときの目標電圧値が、前記領域の少なくとも低周波数の部分では低くなるように、前記駆動周波数に対応させた前記目標電圧値を予め記憶した目標昇圧電圧値記憶手段と、
前記決定された駆動周波数を参照して、前記目標昇圧電圧値記憶手段に記憶された目標電圧値を取得して決定する目標電圧決定手段と、を備え、
前記決定された目標電圧値が、前記昇圧回路に入力されて、前記ソレノイドの所要の電力が、前記昇圧回路から前記駆動回路に供給されることを特徴とするソレノイド駆動装置。 - エンジンを車体に支承するとともに、前記エンジンの回転変動を検出するセンサからの出力にもとづいて前記エンジンの振動状態を推定する制御手段がソレノイドを用いたアクチュエータを伸縮駆動して、振動の伝達を抑制する能動型防振支持装置において、
前記制御手段は、
バッテリ電圧を昇圧する昇圧回路と、
該昇圧回路により昇圧して供給された電力を、前記ソレノイドを用いたアクチュエータに供給して駆動制御する駆動回路と、
エンジンの振動状態を推定するエンジンの振動状態推定手段と、
前記推定されたエンジンの振動状態にもとづいて、前記アクチュエータを駆動する駆動周波数を決定する駆動周波数決定手段と、
使用される前記駆動周波数の領域において、前記駆動周波数に対する前記ソレノイドに前記電力を昇圧して供給するときの目標電圧値が、前記領域の少なくとも低周波数の部分では低くなるように、前記決定された駆動周波数にもとづいて、前記目標電圧値を決定する目標電圧決定手段と、を備え、
前記決定された目標電圧値が、前記昇圧回路に入力されて、前記ソレノイドの所要の電力が、前記昇圧回路から前記駆動回路に供給されることを特徴とする能動型防振支持装置。 - エンジンを車体に支承するとともに、前記エンジンの回転変動を検出するセンサからの出力にもとづいて前記エンジンの振動状態を推定する制御手段がソレノイドを用いたアクチュエータを伸縮駆動して、振動の伝達を抑制する能動型防振支持装置において、
前記制御手段は、
バッテリ電圧を昇圧する昇圧回路と、
該昇圧回路により昇圧して供給された電力を、前記ソレノイドを用いたアクチュエータに供給して駆動制御する駆動回路と、
エンジンの振動状態を推定するエンジンの振動状態推定手段と、
前記推定されたエンジンの振動状態にもとづいて、前記アクチュエータを駆動する駆動周波数を決定する駆動周波数決定手段と、
使用される前記駆動周波数の領域において、前記駆動周波数に対する前記ソレノイドに前記電力を昇圧して供給するときの目標電圧値が、前記領域の少なくとも低周波数の部分では低くなるように、前記駆動周波数に対応させた前記目標電圧値として記憶した目標昇圧電圧値記憶手段と、
前記決定された駆動周波数を参照して、前記目標昇圧電圧値記憶手段に記憶された目標電圧値を取得して決定する目標電圧決定手段と、を備え、
前記決定された目標電圧値が、前記昇圧回路に入力されて、前記ソレノイドの所要の電力が、前記昇圧回路から前記駆動回路に供給されることを特徴とする能動型防振支持装置。 - 前記目標昇圧電圧値記憶手段は、前記目標電圧値を設定する際に想定される規範最大目標電流値をも記憶しており、
前記制御手段は、
前記推定された前記エンジンの振動状態にもとづいて、前記アクチュエータを駆動するために必要な目標電流値波形を設定する目標電流値波形設定手段と、
前記設定された目標電流値波形における最大目標電流値を検出する目標電流値波形最大値検出手段と、
前記検出された最大目標電流値と前記規範最大目標電流値との差分を算出する差分算出手段と、
少なくとも前記検出された最大目標電流値が前記規範最大目標電流値よりも所定値以上大きいとき、前記差分に応じて前記目標電圧決定手段で決定された前記目標電圧値を補正する目標電圧補正手段と、を更に備え、
必要に応じて前記目標電圧補正手段で補正された前記目標電圧値が前記昇圧回路に入力されることを特徴とする請求項4に記載の能動型防振支持装置。 - エンジンを車体に支承するとともに、前記エンジンの回転変動を検出するセンサからの出力にもとづいて前記エンジンの振動状態を推定する制御手段がソレノイドを用いたアクチュエータを伸縮駆動して、振動の伝達を抑制する能動型防振支持装置において、
前記制御手段は、
バッテリ電圧を昇圧する昇圧回路と、
該昇圧回路により昇圧され供給された電力を、前記ソレノイドを用いたアクチュエータに供給して駆動制御する駆動回路と、
エンジンの振動状態を推定するエンジンの振動状態推定手段と、
前記推定されたエンジンの振動状態にもとづいて、前記アクチュエータを駆動する駆動周波数を決定する駆動周波数決定手段と、
前記推定された前記エンジンの振動状態にもとづいて、前記アクチュエータを駆動するために必要な目標電流値波形を設定する目標電流値波形設定手段と、
前記設定された目標電流値波形における最大目標電流値を検出する目標電流値波形最大値検出手段と、
前記アクチュエータを駆動する駆動周波数と、前記目標電流値波形における最大目標電流値をパラメータとして、前記ソレノイドに供給するのに必要な電圧を、目標電圧値の関数またはマップとして記憶した目標昇圧電圧値記憶手段と、
前記決定された駆動周波数及び前記検出された目標電流値波形における最大目標電流値を参照して、前記目標昇圧電圧値記憶手段に記憶された目標電圧値の関数またはマップにもとづいて目標電圧値を決定する目標電圧決定手段と、を備え、
前記決定された目標電圧値が、前記昇圧回路に入力されて、前記ソレノイドの所要の電力が、前記昇圧回路から前記駆動回路に供給されることを特徴とする能動型防振支持装置。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009122853A JP4778575B2 (ja) | 2009-05-21 | 2009-05-21 | ソレノイド駆動装置とそれを備えた能動型防振支持装置 |
US12/732,565 US8474801B2 (en) | 2009-03-27 | 2010-03-26 | Solenoid driving device and active vibration isolating support device equipped with the same |
EP10157893.8A EP2234125B1 (en) | 2009-03-27 | 2010-03-26 | Solenoid driving device and active vibration isolating support device equipped with the same |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009122853A JP4778575B2 (ja) | 2009-05-21 | 2009-05-21 | ソレノイド駆動装置とそれを備えた能動型防振支持装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010269685A JP2010269685A (ja) | 2010-12-02 |
JP4778575B2 true JP4778575B2 (ja) | 2011-09-21 |
Family
ID=43418093
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009122853A Expired - Fee Related JP4778575B2 (ja) | 2009-03-27 | 2009-05-21 | ソレノイド駆動装置とそれを備えた能動型防振支持装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4778575B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6046581B2 (ja) * | 2013-09-10 | 2016-12-21 | 本田技研工業株式会社 | 車両及びエンジンマウント制御装置 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4323673B2 (ja) * | 1999-12-01 | 2009-09-02 | 株式会社ブリヂストン | 防振装置 |
JP2002052940A (ja) * | 2000-08-10 | 2002-02-19 | Toyota Motor Corp | 可変エンジンマウントの制御装置 |
JP4405475B2 (ja) * | 2006-03-30 | 2010-01-27 | 本田技研工業株式会社 | モータ補助型ハイブリッド車両の能動型制振制御装置 |
-
2009
- 2009-05-21 JP JP2009122853A patent/JP4778575B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2010269685A (ja) | 2010-12-02 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP2234125B1 (en) | Solenoid driving device and active vibration isolating support device equipped with the same | |
US8708114B2 (en) | Active vibration damping support device | |
JP4700742B2 (ja) | 能動型防振支持装置 | |
US8775019B2 (en) | Active anti-vibration supporting device and anti-vibration control method for same | |
US8659245B2 (en) | Active vibration control apparatus | |
JP4176662B2 (ja) | ハイブリッド車両の制振方法 | |
US7717409B2 (en) | Active vibration isolating support apparatus | |
US8444124B2 (en) | Engine natural vibration frequency detection method, active vibration isolation support device control method, engine natural vibration frequency detection apparatus, active vibration isolation support device control apparatus, active vibration isolation support device, and vibration frequency detection apparatus for vibrating body | |
JPWO2011004784A1 (ja) | 能動型防振支持装置及びその防振制御方法 | |
JP5503337B2 (ja) | エンジン始動制御装置 | |
JP5389736B2 (ja) | 能動型防振支持装置 | |
US20170120889A1 (en) | Powertrain and control method with selective pursuit of optimal torque targets | |
US9316274B2 (en) | Method for operating a powertrain in a motor vehicle | |
JP2014137100A (ja) | 能動型防振支持装置の制御装置 | |
JP2009041739A (ja) | 能動型防振支持装置、及びその制御方法 | |
JP4778575B2 (ja) | ソレノイド駆動装置とそれを備えた能動型防振支持装置 | |
JP4806456B2 (ja) | 能動型防振支持装置 | |
US7192014B2 (en) | Active vibration isolation support system | |
JP2010264925A (ja) | 能動型防振支持装置 | |
US7556245B2 (en) | Active vibration isolating support apparatus | |
JP2005249013A (ja) | 能動型防振支持装置 | |
JP6046581B2 (ja) | 車両及びエンジンマウント制御装置 | |
JP4226540B2 (ja) | 能動型防振支持装置 | |
US20150152798A1 (en) | Engine-mounted controller, and vehicle | |
JP6201483B2 (ja) | 内燃機関用防振装置の制御装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20110322 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20110523 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20110614 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20110701 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4778575 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140708 Year of fee payment: 3 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |