JP4778457B2 - コージェネレーション装置 - Google Patents

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Description

この発明はコージェネレーション装置に関し、より具体的には負荷をバランスさせるようにしたコージェネレーション装置に関する。
近年、商用電力系統から電気負荷に至る交流電力の給電路に内燃機関で駆動される発電機を接続し、商用電力系統と連系させて負荷に電力を供給すると共に、内燃機関の排熱を利用して生成した温水などを熱負荷に供給するようにした、いわゆるコージェネレーション装置が提案されており、その例として例えば、特許文献1記載の技術を挙げることができる。
特開2003−102617号公報
特許文献1記載の技術においては、商用電力系統から家庭に引き込まれる、単相3線(アース接続される中性線と上下2線)からなる引き込み線を流れる電流の検出感度を上げるように構成されている。
近年は一般家庭でも単相3線の配線方式が普通となっているが、上記したコージェネレーション装置にあっては、連系して負荷に交流電力を供給するため、単相3線の商用電力系統と同様、インバータから交流電力を単相3線で出力し、その中性線の電圧を中点として上下2線との間にそれぞれ異なる負荷を接続可能としている。
商用電力系統が停電したときはコージェネレーション装置が単独で負荷に電力を供給することになるが、中性線と上下2線の間にそれぞれ接続される負荷は、実際には不定であるため、上下でバランスしないことがあって負荷に安定して電力を供給できない場合がある。その場合、インバータの出力段に変圧器を追加するなどの手法を採用すれば、負荷のアンバランスを解消することができるが、構成が複雑となり、コストアップを招く。
従って、この発明の目的は上記した課題を解決し、インバータから交流電力を単相3線で出力し、その中性線の電圧を中点として上下2線との間にそれぞれ異なる負荷を接続可能とするとき、変圧器を追加するなどの構成を不要としながら、中性線と上下2線の間にそれぞれ接続される負荷に安定して電力を供給できるようにしたコージェネレーション装置を提供することにある。
上記した課題を解決するために、請求項1にあっては、発電機と、前記発電機の出力を交流電力に変換して単相3線から出力し、その中性線の電圧を中点として上下2線との間にそれぞれ異なる電気負荷を接続可能とするインバータ回路と、前記発電機を駆動する内燃機関とを備えると共に、前記内燃機関の排熱を熱負荷に供給するコージェネレーション装置において、前記発電機と前記インバータ回路の間に介挿され、前記発電機が発電する交流電力を直流電力に変換して前記インバータ回路に出力する整流回路、前記整流回路の正端子を基準電位線を介して前記中性線に接続する第1の接続回路、前記整流回路の接地端子を前記基準電位線を介して前記中性線に接続する第2の接続回路、および前記第1、第2の接続回路を流れる電流を調整して前記中性線の電圧を所定値に制御する電圧制御部を備える如く構成した。
請求項2に係るコージェネレーション装置において、さらに、前記中性線の電圧を検出する電圧センサ、前記第1の接続回路に介挿される第1のスイッチング素子、前記第2の接続回路に介挿される第2のスイッチング素子を備え、前記電圧制御部は、前記第1、第2のスイチング素子をオン・オフさせるスイッチング動作を実行して前記第1、第2の接続回路を流れる電流を調整し、よって前記検出された電圧が前記所定値となるように制御する如く構成した。
請求項3に係るコージェネレーション装置にあっては、前記所定値は、前記整流回路の出力の中点電位に相当する固定値、または前記検出された電圧に応じて変更される可変値である如く構成した。
請求項4に係るコージェネレーション装置にあっては、前記電圧制御部は、前記インバータ回路のスイッチング周期に同期して前記スイッチング動作を実行するように構成した。
請求項1に係るコージェネレーション装置にあっては、発電機と、発電機の出力を交流電力に変換して単相3線から出力し、その中性線の電圧を中点として上下2線との間にそれぞれ異なる電気負荷を接続可能とするインバータ回路の間に介挿され、発電機が発電する交流電力を直流電力に変換して前記インバータ回路に出力する整流回路の正端子を基準電位線を介して前記中性線に接続する第1の接続回路と、整流回路の接地端子を基準電位線を介して中性線に接続する第2の接続回路とを備える如く構成したので、整流回路の接地電位と同じ電位を基準とする基準電位を生成することができ、それを中性線に接続することで中性線の電圧(電位)を所定値、即ち、整流回路の中点電位にすることができる。
また、第1、第2の接続回路を流れる電流を調整して中性線の電圧を所定値に制御する電圧制御部を備える如く構成したので、中性線に接続される電気負荷の変動によって基準電位線が中点電位からずれるときは、第1、第2の接続回路を流れる電流を調整、即ち、通電によるエネルギを利用することで、所定値に復帰させることができ、よって単相3線で配線されるときも、中性線と上下2線の間にそれぞれ接続される負荷に安定して電力を供給することができる。また、変圧器を追加するなどの構成も不要となる。尚、通電によるエネルギをより積極的に利用することで、所定値を整流回路の中点電位以外の値にすることもできる。
請求項2に係るコージェネレーション装置において、さらに、中性線の電圧を検出する電圧センサと、第1、第2の接続回路に介挿される第1、第2のスイッチング素子を備え、それらをオン・オフさせるスイッチング動作を実行して前記第1、第2の接続回路を流れる電流を調整し、よって検出された電圧が所定値となるように制御する如く構成したので、上記した効果に加え、中性線の電圧を所定値に一層確実に制御することができる。
請求項3に係るコージェネレーション装置にあっては、所定値は整流回路の出力の中点電位に相当する固定値または検出された電圧に応じて変更される可変値である如く構成したので、所定値を整流回路の出力の中点電位に相当する固定値とするときは上記したのと同じ効果を得ることができると共に、検出された電圧に応じて変更される可変値とするときは、上記した効果に加え、電気負荷の接続の自由度を向上させることができる。
請求項4に係るコージェネレーション装置にあっては、電圧制御部はインバータ回路のスイッチング周期に同期してスイッチング動作を実行する如く構成したので、上記した効果に加え、スイッチング動作によるノイズを低減することができる。
以下、添付図面に即してこの発明に係るコージェネレーション装置を実施するための最良の形態について説明する。
図1は、この発明の第1実施例に係るコージェネレーション装置を全体的に示すブロック図である。
図示の如く、コージェネレーション装置(符号10で示す)は、商用電力系統(系統電源)12から電気負荷14に至る交流電力の給電路(電力線。第1の給電路)16に、接続点18を介して接続される発電装置20を備える。商用電力系統12は、単相3線からAC100/200Vで50Hz(または60Hz)の交流電力を出力する。
発電装置20は後述する如く比較的小出力であり、個人住宅などを使用対象とする。電気負荷14は複数個、具体的には4個の交流電気機器14a,14b,14c,14dからなり、例えば14aが照明器具、14bが洗濯機、14cが冷蔵庫、14dがエアコンディショナである。
第1の給電路16には、商用電力系統12の側(上流側)から順に、メインブレーカボックス22と、第1のスイッチ24と、配電盤26とが配置され、その下流に電気負荷14が接続される。メインブレーカボックス22の内部には、過電流の通電を防止するメインブレーカ22aが設けられる。
第1のスイッチ24は、図示の如く、第1の給電路16に発電装置20の接続点18よりも上流側(商用電力系統12の側)の位置に配置され、オンされるとき、商用電力系統12は電気負荷14および発電装置20に接続される一方、オフされるとき、電気負荷14などとの接続は遮断され、発電装置20から商用電力系統12への電力供給(逆潮流)は阻止される。
第1の給電路16は配電盤26内において4本の支路16a,16b,16c,16dに分岐され、対応するブレーカ26a,26b,26c,26dを介して電気負荷14a,14b,14c,14dに接続される。ブレーカ26aから26dは、前記したメインブレーカ22aと同様、過電流が流れるときオフし、接続される電気負荷14に過電流が流れるのを防止する。尚、図1に示す如く、メインブレーカボックス22、第1のスイッチ24あるいは配電盤26などは端子を介して接続されるが、端子についての説明は必要な箇所を除いて省略する。
発電装置20は、内燃機関(以下「エンジン」という)30と、エンジン30で駆動される発電機32と、発電機32に接続されるインバータ34とを備える。
以下、発電装置20を構成する各要素について説明すると、エンジン30はガソリンを燃料とする水冷4サイクルの単気筒OHV型の火花点火式のエンジンであり、例えば163ccの排気量を備える。エンジン30の冷却水通路(図示せず)は配管36に接続され、配管36はエンジン30のマフラ40の内部に案内された後、貯湯槽(熱負荷)42の内部に案内される。配管36の内部にはエンジン30の冷却水が流通させられる。
エンジン30の駆動によって加熱された冷却水はマフラ40の内部を通過するとき、排気によってさらに加熱されて貯湯槽42に送られ、熱交換によって貯留された貯留水の温度を上昇させて温水を生成する。熱交換で冷却された冷却水は、冷却水通路に戻されてエンジン30を冷却する。
このように、エンジン30の排熱を利用して温水などが生成される。尚、貯湯槽42に貯留された温水は、例えば台所や風呂の給湯設備(図示せず)などの熱負荷に供給される。
発電機32は3相の交流発電機からなり、所定の回転数で回転するように制御されるエンジン30でロータ(図示せず)が駆動され、交流電力を出力する。発電機32の最大発電出力は、例えば1.0kWに設定される。
また、発電機32はエンジン30の始動装置(スタータ)としても機能する。具体的には、発電機32のステータコイル(図示せず)は通電されるとき、ロータを回転させ、それによりロータに連結されているエンジン30をクランキングして始動する。このように、発電機32は、エンジン30の始動装置としての機能と交流電力を出力するジェネレータ(オルタネータ)としての機能とを備えた、いわゆるスタータジェネレータからなる。
インバータ34は、図示の如く、発電機32から出力された交流を直流に整流する3相ブリッジ回路(ドライブ回路)34aと、3相ブリッジ回路34aで整流された直流を所定の電圧値まで昇圧する昇圧回路34bと、昇圧された直流を交流、より具体的には商用電力系統12と同じ周波数の単相3線100/200Vからなる交流に変換するインバータ回路34cとを備える。
インバータ回路34cは、Hブリッジに組まれたIGBT(Insulated-Gate Bipolar Transistor)からなるスイッチング素子を複数個備えると共に(図示省略)、プレドライバ34c1とCPU(制御部)34c2を備える。CPU34c2は、プレドライバ34c1を介してIGBTのスイッチング作用を通じて直流を交流に変換する。
インバータ34はさらに、インバータ回路出力のノイズを除去するチョークコイル34dと、第2のスイッチ34eと、第2のスイッチ34eによるノイズを除去するコモンコイル34fと、コモンコイル出力の電流値を検出する電流センサ(CT(Current Transformer))34gを備える。
第2のスイッチ34eは、オンされるとき、インバータ回路出力を電気負荷14に供給する一方、オフされるとき、その出力を遮断(カット)する。また、チョークコイル34dと第2のスイッチ34eの間には第2の電流センサ34hが接続され、そこを流れる交流電力の電流を示す出力を生じる。
インバータ34は、第2の給電路44と接続点18を介して第1の給電路16に接続される。これにより、インバータ34から出力される交流電力は、第2の給電路44、接続点18、第1の給電路16、配電盤26(ブレーカ26a〜26d)を介して各電気負荷14a〜14dに供給される。尚、インバータ34と第2の給電路44の間にはノイズフィルタ46が介挿され、インバータ34の出力からノイズを除去する。
コージェネレーション装置10はさらに、マイクロコンピュータからなる電子制御ユニット(ECU(Electronic Control Unit))50と、第1の給電路16に接続された電流・電圧センサ52とを備える。電流・電圧センサ52は、第1の給電路16を流れる交流電力の電圧、電流および位相(正弦波)に応じた信号を出力し、ECU50に送出する。
ECU50は電流・電圧センサ52の出力に基づき、商用電力系統12が第1の給電路16を通じて交流電力を供給しているか(正常か)あるいは交流電力を供給していないか(停電か)を検出し、商用電力系統12が交流電力を供給していない(停電)と判断されるとき、第1のスイッチ24をオフさせて逆潮流を防止する。
また、ECU50は、商用電力系統12が交流電力を供給していると共に、発電装置20を動作させるとき、商用電力系統12の位相などを検出し、検出値などに基づき、インバータ回路34cなどの動作を制御して発電機32を同期運転する。
コージェネレーション装置10は、発電装置20に加え、直流電力を貯留するバッテリ60と、バッテリ60に電力線62を介して接続され、バッテリ60の出力の昇圧などを行うDC/DCコンバータ部64とを備える。
バッテリ60は、ニッケル水素(Ni−MH)電池を適宜な個数だけ直列接続してなり、例えば12Vの直流電力を貯留する。DC/DCコンバータ部64は、図示しないIGBTのスイッチング作用によって、入力された電力の電圧を所期の電圧値となるまで昇圧・降圧する第1、第2のDC/DCコンバータ64a,64bと、アノード端子がインバータ34の出力側に、カソード端子が第2のDC/DCコンバータ64b側に接続されるダイオード64cと、第3のスイッチ64dとを備える。
バッテリ60の出力は、第1のDC/DCコンバータ64aで所定の電圧に昇圧されて第3のスイッチ64dに送られる。第3のスイッチ64dは、オンされるとき、バッテリ60の出力を切替スイッチ(後述)66に供給する一方、オフされるとき、その出力を遮断(カット)する。切替スイッチ66は、3相ブリッジ回路34aに接続される第1の端子66aと、昇圧回路34bに接続される第2の端子66bの間を切り替え自在に構成される。
DC/DCコンバータ部64の第3のスイッチ64dがオンされて切替スイッチ66の第1の端子66aが選択されるとき、第1のDC/DCコンバータ64aで昇圧されたバッテリ60はインバータ34の3相ブリッジ回路34aに接続されて発電機32を駆動する一方、第2の端子66bが選択されるとき、昇圧回路34b(別言すれば、インバータ34のインバータ回路34c)に接続されて発電機32の出力と合わせて電気負荷14に供給される。
また、インバータ34から出力された交流電力は、所定の運転状態でダイオード64cによって直流に変換されて第2のDC/DCコンバータ64bに入力され、そこで適宜な電圧に降下させられた後、バッテリ60に供給されて充電(チャージ)する。
図2は、インバータ34の出力と商用電力系統12との接続を示すブロック図である。
図示の如く、インバータ34の端子34iから出力される交流電力は、具体的にはU,N,Vからなる単相3線を介して出力され、商用電力系統12の第1の給電路16を通じて送られる、同様に単相3線からなる引き込み線に接続され、その中性線Nを中点として上下2線UVとの間には電気負荷14が接続される。インバータ34の出力をAC200Vとすると、上下2線との間はAC100Vが割り当てられ、例えばU−N間には電気負荷14a,14b,14cが接続されると共に、N−V間には電気負荷14dが接続される。
上記した如く、商用電力系統12が停電したときはインバータ34からのみ電気負荷に電力を供給することになるが、電気負荷14は実際には不定であるため、例えばU−N間の電気負荷14aから14cが予定される電力を超える一方、N−V間の電気負荷14dが予定される電力を下回ることがあり、その場合はU−N側は過負荷で電圧が降下する一方、N−V側は負荷の不足による過電圧となって負荷側に出力を供給することができない。
このような場合、インバータ34の出力端子34iの後に変圧器を追加すれば、負荷のアンバランスが生じても、変圧器で出力を振り分けて出力をバランスさせることができる。しかしながら、変圧器は比較的大型であることから設置スペースが増加すると共に、コストアップを招くなどの不都合がある。また、インバータ回路34cをフルブリッジ方式にすることでも負荷アンバランスを解消することができるが、同様に構成が複雑となってコストアップとなる不都合から免れ難い。
上記した点を鑑み、この実施例に係るコージェネレーション装置10においては図1に示す如く、電圧制御回路70を備え、それによって負荷のアンバランスを解消する如く構成した。
図3は、図1に示す電圧制御回路70の構成を詳細に示すブロック図である。
図示の如く、電圧制御回路70は、3相ブリッジ回路(整流回路)34aの正端子34a1を基準電位線70aを介してインバータ回路34cから出力される中性線Nに接続する第1の接続回路70bと、第1の接続回路70bに介挿される第1のIGBT(第1のスイッチング素子)70b1と、3相ブリッジ回路34aの接地端子34a2を基準電位線70aを介して中性線Nに接続する第2の接続回路70cと、第2の接続回路70cに介挿される第2のIGBT(第2のスイッチング素子)70c1と、中性線Nの電圧、より正確には中性線Nに接続される基準電位線70aの電圧Vnを検出する電圧センサ70dと、プレドライバ70eを介して第1、第2の接続回路70b,70cを流れる電流を調整して基準電位線70aの電圧Vn、より具体的には中性線Nの電圧を所定値に制御するCPU(電圧制御部)70fからなる。
CPU70fは、前記したECU50と同様、マイクロコンピュータからなり、インバータ回路34cのCPU(制御部)34c2に接続自在に構成され、インバータ回路34cのスイッチング周期に同期して第1、第2のIGBT70b1,70c1をオン・オフさせるスイッチング動作を実行して第1、第2の接続回路70b,70cを流れる電流を調整して、よって検出された電圧が所定値となるように制御する。
尚、インバータ34において3相ブリッジ回路34aの正端子34a1と接地端子34a2の間にはコンデンサ34a3が配置されて出力を平滑化する。同様な意図から、第1、第2の接続回路70b,70cにもコンデンサ70b2,70c2が配置され、第1、第2のIGBT70b1,70c2のスイッチング動作による脈流を平滑化する。基準電位線70aには、ノイズ除去用のチョークコイル70a1が設けられる。
図3および図4では、図1に示した昇圧回路34bを3相ブリッジ回路34aに含めて示した。尚、図3および図4では、図1に示したインバータ回路34cの後段のチョークコイル34dなどの図示を省略した。また、図4では、図1に示した第2のDC/DCコンバータ64bなどの図示を省略した。また、図1では、図3および図4に示したコンデンサ34a3の図示も省略した。
図4に示す如く、電圧制御回路70は、具体的には、前記したDC/DCコンバータ部64の内部に設ける。図1ではDC/DCコンバータ部64の構成は簡略化して示したが、実際には図4に示すように構成される。以下説明すると、DC/DCコンバータ部64は、バッテリ60の正端子60a1を前記した第1の接続回路70bに接続する第3の接続回路64eと、バッテリ60の接地端子60a2を第2の接続回路70cに接続する第4の接続回路64fとを備える。
DC/DCコンバータ部64の第1のDC/DCコンバータ64aは、バッテリ60の側(上流側)から順に、第3の接続回路64eに配置されるノイズ除去用のチョークコイル64a1と、第3,4の接続回路64e,64fの間に配置されてバッテリ出力を平滑化するコンデンサ64a2と、第3,4の接続回路64e,64fの間に配置されて平滑化されたバッテリ出力を定電圧化するレギュレータ(調整器)64a3と、入力された直流電力を交流電力に変換して出力するフルブリッジFET回路64a4と、フルブリッジFET回路64a4から出力された交流電力の電圧を所期の電圧値となるまで昇圧する変圧器64a5とを備える。
第1のDC/DCコンバータ64aはさらに、変圧器64a5の下流側に配置され、入力された交流電力を直流電力に変換して出力するフルブリッジIGBT回路64a6と、第3,4の接続回路64e,64fの間に配置されてフルブリッジIGBT回路64a6から出力された直流電力を定電圧化するレギュレータ64a7と、第3,4の接続回路64e,64fの間に配置されてレギュレータ64a7の出力を平滑化するコンデンサ64a8と、第3の接続回路64eに配置されてノイズを除去するチョークコイル64a9とを備える。
上記したフルブリッジFET回路64a4とフルブリッジIGBT回路64a6には、それぞれプレドライバ64a10,64a11を介してDSP(Digital Signal Processor)64a12,64a13が接続される。DSP64a12,64a13は、それぞれECU50に接続される。これにより、DSP64a12,64a13は、プレドライバ64a10,64a11を介してフルブリッジFET回路64a4あるいはフルブリッジIGBT回路64a6のスイッチング動作を制御する。
また、第3の接続回路64eにおいて、チョークコイル64a9の下流側には、図示の如く、前述したダイオード64cと第3のスイッチ64dが配置される。
図5は、CPU(電圧制御部)70fの動作を示すフロー・チャートである。
以下説明すると、S10において電圧センサ70dを介して検出された基準電位線Nの電圧Vnを読み出し、S12に進み、検出された電圧Vnが所定値Vref未満か否か判断する。所定値Vrefは、3相ブリッジ回路34aの出力DC280Vの中間値(DC140V程度)に設定される。
S12で肯定されるときはS14に進み、第1のIGBT70b1のオン時間TON1を基準時間Tよりαだけ延長した時間とすると共に、第2のIGBT70c1のオン時間TON2を基準時間Tとする。
S12で否定されるときはS16に進み、検出された電圧Vnが所定値Vrefを超える否か判断し、肯定されるときはS18に進み、第1のIGBT70b1のオン時間TON1を基準時間Tとすると共に、第2のIGBT70c1のオン時間TON2を基準時間Tよりαだけ延長した時間とする。
S16で否定されるときは検出された電圧Vnが所定値Vrefに等しいと判断できるので、S20に進み、第1、第2のIGBT70b1,70c1のオン時間TON1,TON2を共に基準時間Tとする。
次いでS22に進み、インバータ回路34cのCPU34c2が行うスイッチング周期と等しいか否か判断し、否定されるときは以降の処理をスキップすると共に、肯定されるときはS24に進み、決定されたオン時間TON1,TON2で第1、第2のIGBT70b1,70c1を駆動する。
この実施例に係るコージェネレーション装置10にあっては、3相ブリッジ回路34aの正端子34a1と接地端子34a2を基準電位線70aを介して中性線Nに接続するように構成したので、3相ブリッジ回路34aの接地電位と同じ電位を基準とする基準電位を生成することができ、それを中性線Nに接続することで、単相3線で配電されるときも、中性線Nの電圧(電位)を所定値、即ち、3相ブリッジ回路34の中点電位にすることができる。
また、中性線Nに接続される電気負荷14の変動によって中性線Nの電圧が中点電位からずれたことが電圧センサ70dの出力から検出されるときは、第1、第2の接続回路70b,70cに介挿される第1、第2のIGBT70b1,70c1をオン・オフさせるスイッチング動作を実行して第1、第2の接続回路70b,70cを流れる電流を調整するようにしたので、その通電によるエネルギを利用して中性線Nの電圧を所定値Vref(中点電位)に復帰させることができる。例えばDC125VからDC150Vの範囲内であれば、DC100Vに復帰させることができる。
また、第1、第2のIGBT70b1,70c1のスイッチング動作をインバータ回路34cのスイッチング周期に同期して実行する如く構成したので、上記した効果に加え、スイッチング動作によるノイズを低減することができる。
また、インバータ34の後段に変圧器を追加する、あるいはインバータ回路34cをフルブリッジにするなどの構成も不要となるので、構成としても簡易となる。さらに、電圧制御回路70をDC/DCコンバータ部64の内部に配置するようにしたので、構成としても一層簡易となる。
図6はこの発明の第2実施例に係るコージェネレーション装置の動作、より具体的にはCPU70fの動作を示すフロー・チャートである。
以下説明すると、S10において電圧センサ70dを介して検出された基準電位線Nの電圧Vnを読み出した後、S10aに進み、検出された電圧Vnに応じて所定値Vrefを設定する。
例えば、検出された電圧Vnが第1実施例で述べた中点電圧を超えているときは、所定値を検出値あるいはその付近の値に設定する。さらには、検出された電圧Vnと無関係に設定するようにしても良い。尚、S12以降の処理は第1実施例と異ならない。
第2実施例に係るコージェネレーション装置10は上記のように構成したので、第1実施例で述べた効果に加え、電気負荷14の接続の自由度を向上させることができる。
第1、第2実施例は上記の如く、発電機32と、前記発電機32の出力を交流電力に変換して単相3線から出力し、その中性線Nの電圧を中点として上下2線U,Vとの間にそれぞれ異なる電気負荷14aから14dを接続可能とするインバータ回路34cと、前記発電機30を駆動する内燃機関(エンジン)30とを備えると共に、前記内燃機関30の排熱を熱負荷に供給するコージェネレーション装置10において、前記発電機30と前記インバータ回路34cの間に介挿され、前記発電機30が発電する交流電力を直流電力に変換して前記インバータ回路に出力する整流回路(3相ブリッジ回路)34a、前記整流回路の正端子34a1を基準電位線70aを介して前記中性線に接続する第1の接続回路70b、前記整流回路の接地端子34a2を前記基準電位線70aを介して前記中性線Nに接続する第2の接続回路70c、および前記第1、第2の接続回路70b,70cを流れる電流を調整して前記基準電位線70aの電圧Vn、より具体的には基準電位線70aに接続される中性線Nの電圧を所定値Vrefに制御する電圧制御部(CPU)70f(S10からS24)を備える如く構成した。
さらに、前記中性線Nの電圧、より具体的には中性線Nに接続される基準電圧線70aの電圧Vnを検出する電圧センサ70d、前記第1の接続回路に介挿される第1のスイッチング素子(IGBT)70b1、前記第2の接続回路に介挿される第2のスイッチング素子(IGBT)70c1を備え、前記電圧制御部は、前記第1、第2のスイチング素子をオン・オフさせるスイッチング動作を実行して前記第1、第2の接続回路70b,70cを流れる電流を調整し、よって前記検出された電圧Vが前記所定値Vrefとなるように制御する(S10からS24)如く構成した。
また、前記所定値は、整流回路(3相ブリッジ回路)34aの出力の中点電位に相当する固定値、または前記検出された電圧Vnに応じて変更される可変値である如く構成した。
また、前記電圧制御部(CPU)70fは、前記インバータ回路34cのスイッチング周期に同期して前記スイッチング動作を実行する如く構成した。
尚、上記において、商用電力系統12の停電が検出されないとき、エンジン30を始動させて発電装置20を駆動するように構成したが、電気負荷14や熱負荷(貯湯槽42)の使用状況に応じて発電装置20を駆動するように構成しても良い。
また、上記した実施例において商用電力系統12が出力する交流電力の位相を検出し、検出された位相と同じ位相の交流電力を出力するように発電装置20を駆動したが、位相のみならず、電圧まで同一となるように発電装置20を駆動しても良い。
また、上記した実施例において発電装置20の駆動源(エンジン30)としてガソリン燃料を使用するエンジンを用いるように構成したが、都市ガス・LPガスを燃料とするガスエンジンなどであっても良い。
また、実施例において商用電力系統12が出力する交流電力を100/200Vとしたが、商用電力系統が出力する交流電力が100/200Vを超えるときは、それに相応する電圧を発電装置20から出力させることはいうまでもない。
また、発電機32の最大発電出力、あるいはエンジン30の排気量などを具体的な値で示したが、それらは例示であって限定されるものではないこともいうまでもない。
この発明の第1実施例に係るコージェネレーション装置を全体的に示すブロック図である。 図1に示すコージェネレーション装置のインバータの出力と商用電力系統との接続を示すブロック図である。 図1に示す電圧制御回路の構成を詳細に示すブロック図である。 図3に示す電圧制御回路を図1に示すDC/DCコンバータ部の内部に設けた構成を示すブロック図である。 図1に示すコージェネレーション装置において電圧制御回路の制御部の動作を示すフロー・チャートである。 この発明の第2実施例に係るコージェネレーション装置の動作を示す、図5フロー・チャートと同様のフロー・チャートである。
符号の説明
10 コージェネレーション装置、12 商用電力系統、14 電気負荷、16 第1の給電路(給電路)、24 スイッチ、30 エンジン(内燃機関)32 発電機、34c インバータ回路、50 ECU(電子制御ユニット)、52 電流・電圧センサ、60 バッテリ、70 電圧制御回路、 70a 基準電位線、70b 第1の接続回、70b1 第1のIGBT(第1のスイッチング素子)、70c 第2の接続回路、70c1 第2のIGBT(第2のスイッチング素子)、70d 電圧センサ、70f CPU(電圧制御部)、N 中性線

Claims (4)

  1. 発電機と、前記発電機の出力を交流電力に変換して単相3線から出力し、その中性線の電圧を中点として上下2線との間にそれぞれ異なる電気負荷を接続可能とするインバータ回路と、前記発電機を駆動する内燃機関とを備えると共に、前記内燃機関の排熱を熱負荷に供給するコージェネレーション装置において、
    a.前記発電機と前記インバータ回路の間に介挿され、前記発電機が発電する交流電力を直流電力に変換して前記インバータ回路に出力する整流回路、
    b.前記整流回路の正端子を基準電位線を介して前記中性線に接続する第1の接続回路、
    c.前記整流回路の接地端子を前記基準電位線を介して前記中性線に接続する第2の接続回路、
    および
    d.前記第1、第2の接続回路を流れる電流を調整して前記中性線の電圧を所定値に制御する電圧制御部、
    を備えたことを特徴とするコージェネレーション装置。
  2. さらに、
    e.前記中性線の電圧を検出する電圧センサ、
    f.前記第1の接続回路に介挿される第1のスイッチング素子、
    g.前記第2の接続回路に介挿される第2のスイッチング素子、
    を備え、前記電圧制御部は、前記第1、第2のスイチング素子をオン・オフさせるスイッチング動作を実行して前記第1、第2の接続回路を流れる電流を調整し、よって前記検出された電圧が前記所定値となるように制御することを特徴とする請求項1記載のコージェネレーション装置。
  3. 前記所定値は、前記整流回路の出力の中点電位に相当する固定値、または前記検出された電圧に応じて変更される可変値であることを特徴とする請求項2記載のコージェネレーション装置。
  4. 前記電圧制御部は、前記インバータ回路のスイッチング周期に同期して前記スイッチング動作を実行することを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載のコージェネレーション装置。
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