JP4777896B2 - アンテナ装置および該アンテナ装置を取り付けた窓 - Google Patents

アンテナ装置および該アンテナ装置を取り付けた窓 Download PDF

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Description

本発明は、電磁信号を送受信するアンテナ装置、およびそのようなアンテナ装置が設けられたグレイジングに関する。
電磁波の送受信は、特にクロスダイポールアンテナを求める。そのようなアンテナは、例えば、独国特許第69905436号明細書等から知られている。このクロスダイポールアンテナの欠点は、これがある種の用途では過剰な高さを呈することにある。
低い高さが必要な場合、高周波の技術で使用されるアンテナは、往々にして、アンテナ自体がパッチで構成される、いわゆるパッチアンテナである。そのようなアンテナでは、パッチおよび供給ケーブルは、往々にして、同じ層構造を呈する必要があり、供給ケーブルとパッチに関する基板の材料および基板の高さが同一ということになる。この場合、送信も受信もする必要のない供給ケーブルに課される要件と、可能な限り送信し、または受信する必要のあるアンテナ自体に課される要件との間で、折り合いをつけるのは困難である。
交通流の技術分野では、無線通信を必要とする装置が、ますます頻繁に用いられるようになってきている。この種の通信用途には、例えば、集中交通誘導または自動料金収受システム(ETC)などがある。これらの用途に使用される周波数は、一般に、5.8GHz程度のもの(マイクロ波周波数)である。また、これらの周波数用のアンテナは、DSRC(専用短距離通信を意味する)アンテナとも呼ばれる。ETCの分野では、自動車用の車載DSRCユニット(OBU、On−Board Unit)が、米国特許第6421017号明細書から知られている。このOBUは、移動経路に沿って配置される送信装置/受信装置との通信のためのアンテナおよび制御ユニットを備える。上記米国特許による革新は、OBUが、前面ガラスから所与の距離をおいたところのダッシュボード上に設置され得るように変更されることにある。これにより、不正確な取付けの結果としてのアンテナとグレイジングの間の多様な間隔が原因で、アンテナの特性が過度に分散されるのを防ぐことが可能になる。この装置での欠点は、OBUの取付け位置が、変えられないことである。別の欠点は、グレイジングが、電磁波を反射する層でカバーされる必要があるときに現れる。この場合、データ伝送は、対応する通信窓がその被覆に設けられる場合にのみ可能である。しかしながら、そのような通信窓の製造は、往々にして、複雑さの増大とコストの増大とに結びつくことがある。
本発明の目的は、小さい外形寸法を呈し、所与の位置に容易に取り付けられ得るアンテナ装置を提供することである。
したがって、本発明は、まず、電磁信号を送受信するアンテナ装置であって、
誘電体で作られる平坦なキャリア基板と、
キャリア基板の一面に施される第1の導電トラックとを備え、この第1の導電トラックは、信号を接点で収集しまたは信号を接点に注入するように、接点を一方の端部に有し、かつ反対側の端部に第1のダイポールを有し、アンテナ装置はさらに、
キャリア基板の他方の面に施される第2の導電トラックを備え、
第2の導電トラックは、信号を接点で収集しまたは信号を接点に注入するように、接点を一方の端部に有し、かつ反対側の端部に第2のダイポールを有し、
第1および第2のダイポールは、クロスダイポールを形成する、アンテナ装置を提案する。
ゆえに、本発明によれば、アンテナ装置は、平坦な基板で構成され、基板は、その主面に信号線路として働く2本の導電帯が配置される、例えばフィルムなど電気を通さない。
これらの導電帯それぞれの両端部の一方は、別の電子部品または別の信号線路とのリンクを設けることができるように構成される。
導電帯の他方の対応する端部は、ダイポールのポールを形成する2つの折り畳み部分として終端する。
その構成のために、このアンテナは全体的に全く平坦である。
2本の導電帯から得られるダイポールは、クロスダイポールを形成するように、相互に対して垂直に突出している。
各ダイポールの2つのポールは、好ましくは、相互に垂直であり、2つのダイポール自体は、好ましくは、相互に対して180°回転されている。
さらに、使用される支持体または基板がフィルムである場合、このアンテナ装置は、さらに柔軟性を有する。これは、キャリア構造の表面、内部、または接する取付けを大幅に簡略化する。
アンテナの構造を構成する導電部分の寸法は、周囲の媒体を一体化することによって、知られているやり方で動作周波数とシステム全体の通過帯域とに整合される。
ダイポールと導電帯とのインピーダンスまたは特性インピーダンスを整合させるには、本来のアンテナ区域と、ダイポールにリンクされかつ信号の伝送に使用される導電帯の部分との間で、いわゆるλ/4変換器を使用することが好ましい。λ/4変換器は、そこにリンクされる導電帯で受信され、または送信される信号の損失ができるだけ少ない伝送を得ることができるように、その特性インピーダンスが調整される導電帯の一部である。このように、特性インピーダンスは、相互に対して整合される。λ/4変換器自体、およびλ/4変換器にリンクされる導電帯は、キャリア基板の両面に配置される導電帯が一致することを特徴とする、いわゆるストリップ線路の形で実施される。ゆえに、このストリップ線路は、一致する、好ましくは、相互に近い間隔で配置される導電帯を備える、バイポーラ線路である。
基板の両面に一方が他方に重なるように配置される導電帯における線路損失は、信号の搬送だけに使用される2本の導電帯の部分が異なる幅を呈する場合に、低減させることができ、これにより、いわゆるマイクロバンド線路が作り出されることになる。ここで、2本の導電帯の長手方向の軸は、平行に延び、好ましくは一致する。その場合、これらの導電帯間に生じる電磁界は、放射を低減させるようにその寸法が限定される。
ストリップ線路と、ストリップ線路にリンクされかつ信号の伝送のためだけに使用される導電帯(マイクロバンド線路など)との間の移行は、導体の幅の急増などにより急激に行われないことが好ましい。好ましくは、望ましくない反射、したがって、信号の無効化および減衰を回避するために、幅を漸進的に適応させる移行線路が実施される。漸進的移行は、一般に、しばしば「テーパバラン」と呼ばれる適応素子を用いて実施され、あるいは、台形の幅広い部分などとすることもできる。
導電トラックを遮蔽する、すなわち、信号伝送経路を外部から働く電磁放射の影響から保護することが、適切と判断され得る場合もある。この遮蔽は、例えば、本来の信号導体の上下の別の導電性材料の帯によって獲得され得る。これら別の導電トラックは、当然ながら、信号導体から直流電流的に絶縁される。この絶縁は、支持体として働く同じ誘電体基板の中間層によって、または、絶縁ワニスの中間層を設けるなど、他の手段によって実現され得る。遮蔽線路は、遮蔽の性能を向上させるために接地され得る。
銅は、一方では良好な導電性を有するために、他方では実施が容易であるために、導電トラックの材料として有用であることが分かっている。当然ながら、他の適当な導電材料、例えば、スズ、銀、金などの金属を使用することも可能である。
電気絶縁支持体は、例えばポリイミドで構成することができ、この材料は、しばしば、フラットケーブルの支持体としても使用される。しかしながら、他の任意の適切な材料を使用することも、その材料が、必要な特性、特に良好な誘電特性、場合によっては、フィルムの形で実施される可能性、およびそれに導電構造を施す可能性を呈する限り可能である。
高周波での信号伝送は、比較的厳しい線路損失および/または放射による損失を生じさせることがあり、アンテナ装置に接続されるリンク線路を、対応する用途でそれらの損失が最小限になるように構成することが必要になる。アンテナ装置と、この装置から一定の距離をおいて設置されるOBUなどの処理装置との間に、可能であれば、汎用のまたは標準化されたインターフェースを備えることが必要である場合、高周波信号は、本発明によれば、アンテナ装置の直近に、またはアンテナ装置自体に設けられる電子回路を利用して、既にベースバンド、すなわち、より低周波の信号に変換され得る。これらの信号は、遠距離にわたってでさえも、低い損失で処理装置に伝達され得る。
前記電子回路は、例えば、独国特許第19856663号明細書または独国特許第10129664号明細書によれば、ディスクリートおよび/または集積電子部品(IC)で構成され得る。従来技術によれば、そのような電子回路を、薄くかつ/またはフレキシブルなキャリア基板上に、さらなる処置を施さずに実装され得るように、全く平坦な形で製作することが可能である(例えば、独国特許第10002777号明細書による)。周波数変換器の以外に、この電子回路は、増幅器、同調器、および/または他の処理素子も含み得る。
本発明によるフラットアンテナ構造は、建物や車両のグレイジングへの実装に特に適している。具体的には、その平坦な形状のために、本発明によるアンテナ装置は、グレイジングなどの平坦な物体にほとんど目立たないように適用され得る。
フレキシブルフィルムを使用する場合のフレキシブルアンテナ構造は、建物や車両のグレイジングへの実装に特に適する。特に、そのフレキシブルな構造は、これを湾曲したグレイジングに容易に実装することも可能にする。本発明によるアンテナ装置は、特に、容易に接着され得る。
使用されるグレイジングは、モノリシック、すなわち、1枚の窓ガラスからなるものとすることも、数枚の窓ガラスおよび/またはフィルムからなる多層とすることもできる。窓ガラスは、本質的に、透明であり、ガラスまたはプラスチックで作られ、平坦なまたは湾曲したものとすることができる。1枚の窓ガラスが、1枚以上のフィルムを備えることもでき、2枚以上の窓ガラスが、接着層または接着フィルムによって共に接合されることもできる。
前述の特性によって、このアンテナ装置は、グレイジングの主面に容易に接着され得る。
多層構造の場合、例えば、合わせガラスグレイジングを使用するときには、この平坦なアンテナ装置も、その全体または一部がそのサンドイッチ構造内に配置され得る。
接点を備えるキャリア基板区域は、サンドイッチ構造から側方に突出し、場合によっては、グレイジングの側方縁部の周りで折り畳まれ得る。ゆえに、別の信号線路、あるいは受動または能動電気ネットワークにリンクさせることが容易である。
多層またはモノリシックのグレイジングを用いる本発明の第1の実施形態では、ダイポールを有するアンテナ装置の区域が、グレイジングの自由な主面の一方に実装され、信号を収集しかつ/または注入するための接点を有するアンテナ装置の区域が、グレイジングの他方の主面に実装され、キャリア基板が、グレイジングの周辺面の周囲に通される。
多層グレイジングを用いる本発明の第2の実施形態では、ダイポールを有するアンテナ装置の区域が、グレイジングの2つの層の間に配置され、信号を収集しかつ/または注入するための接点を有するアンテナ装置の区域が、グレイジングの2つの自由な主面の一方に実装され、キャリア基板が、グレイジングの層の少なくとも1つの周辺面の周囲に通される。
キャリア基板が、グレイジングの側方縁部の周囲に通されるとき、モノリシックな窓ガラスの周辺端部、あるいは、サンドイッチ窓ガラス構造の場合には、この区域の1枚以上の個々の窓ガラスの周辺端部に、くぼみまたは空洞を設けると有利であることが分かる(例えば、欧州特許第0593940号明細書参照)。
これは、キャリア基板が、グレイジングの初期の輪郭を越えないよう保証することを可能にする。ゆえに、輸送時または取扱い時の損傷を回避することができ、フレームへのはめ込みまたはフレームの取付けが、著しく容易になる。そのようなくぼみを備える周辺縁部を用いた実施は、キャリア基板が、その断面が導電トラックの断面とダイポールの断面より大きい部品、例えば周波数整合またはリンクコネクタへの適応のための電子回路を有するときに、特に適切である。その場合、これらの部品は、窓ガラスの表面に実装する場合よりもそれらが露出されにくい、周辺縁部に形成された空洞内で特に保護された状態で配置され得る。キャリア基板の実装が終了した後、これらの部品は、後で前記空洞の表面をならすための適切な封止マスを用いて成形され得る。
グレイジングが、電磁波を反射するが、光学的には透明な層または被覆を備える場合には、それでもなお、アンテナ装置が、この層またはこの被覆によって遮蔽されないよう注意する必要がある。したがって、この層または被覆は、アンテナ装置と、アンテナ信号の送信機または受信機との間に配置されてはならない。逆の場合には、この層または被覆は、電磁波を通過させる区域を備えなければならない(通信窓)。当然ながら、2つのダイポールの間には電磁波を反射するどんな層も被覆も設けるべきではない。
また、好ましい実施形態では、グレイジングがモノリシックであれ、多層であれ、ダイポールを含むアンテナ装置の区域は、電磁信号を正しく送受信するように配置され、前記区域は、例えば自動車などへのグレイジング取付け後に、前記反射層よりもさらに外側に向けて配置される。
電磁波を反射する前記層または前記被覆は、例えば、断熱に使用され、または表面加熱として機能し得る。
本発明の特に有利な点は、アンテナ装置が、グレイジングの表面またはグレイジングに接して固定され、あるいは最低限でもダイポールを含む区域に固定される場合、例えば自動車などへのグレイジング取付け後に、存在しさらに内側に向けられ得る電磁波を反射する被覆を適応させ、または処理する必要がないことにある。
グレイジングが多層窓ガラスであるとき、ダイポールを含むアンテナ装置の区域は、反射被覆または反射層と、グレイジングの外側の層、すなわち最も外側とされる層の内側の面との間に配置され得る。
グレイジングがモノリシック窓ガラスであるとき、ダイポールを含むアンテナ装置の区域は、反射被覆または反射層と、窓ガラスの内側の面との間に配置され得る。
本発明によるアンテナ装置が、グレイジングの内部またはグレイジングに接して実装されるとき、このアンテナ装置は、外側から見えないように、窓ガラスの1枚またはフィルムの1枚の上にある不透明または半透明塗料の層によって保護され得る。この保護は、美的理由からだけでなく、紫外線から一定の材料を保護するためにも適用され得る。
本発明の主題の他の特徴および利点は、限定されるものではないが、例示的実施形態の図面および以下の詳細な説明から生じるものである。
図面は簡略化されており、縮尺どおりではない。
図1および図2によれば、アンテナ装置1は、銅で作られた導電帯3および4が一体化されている、ポリイミドで作られた、部分的に透明なフレキシブルキャリアフィルム2で構成される。キャリアフィルム2は、幅約30mm、厚さ約150μmである。一体型の導電帯は、厚さ約17μmであり、約100μmの間隔をおいて配置される。
ポール50および51、または60および61として働く2つの導電部分が、それぞれ、導電帯3および4の一方の端部から延びている。一方の側のポール50および51、ならびに他方の側の60および61(破線で示す)は、電気的に接続され、それぞれアンテナダイポールを形成する。ポール50および51と導電帯3の側方境界との間には、135°の角度が形成される。他方、ポール60および61と導電帯4(破線で示す)の側方境界とは、45°の角度を形成する。ゆえに、一方の側のポール50、51と他方の側のポール60、61は、それぞれ、その間に直角を形成し、形成される2つのダイポール50/51と60/61は一致せず、相互に対して180°回転されている。
図1の図では、2つのダイポール50/51および60/61の基部は、相互に一致し、垂直投影の方向にX字形を形成する。しかしながら、相互に対して基部をシフトさせることにより、他の重ね合わせも考えられる。極端な場合には、垂直投影部分に形成されるのはひし形になる。
簡単にするために、本明細書では、ダイポール50/51および60/61を呈する区域16と反対側のアンテナ装置の区域を示さない。導電帯3および4をアンテナケーブルまたは電子回路と接続するための素子が、そこに設けられ、搬送される信号を素子で収集しかつ/または信号を素子に注入する。この種の素子は、従来技術の一部を形成し、したがって、本明細書でのより詳細な記述の対象とはしない。
ダイポール50/51および60/61に直接取り付けられる導電部分は、ダイポールのインピーダンスを、ストリップ線路31の形で実施される、一致する導電帯のインピーダンスに整合させる、いわゆるλ/4変換器の形で実施される。図1では、λ/4変換器7の上側線路部分と導電帯3のストリップ線路31だけしか見えないが、この図では、導電帯4に結合される対応する部品も、覆われている。
キャリアフィルムのダイポールから反対側の端部でリンクする素子につながる、導電帯3および4の区域32および42は、異なる幅を有し、いわゆるマイクロバンド線路を形成する。システム全体の構成において、この種の線路は、ストリップ線路またはその他の種類の線路よりも低い減衰を呈することが分かる。減衰による損失は、著しく低減される。導電帯の非対称な区域32、42と対称なストリップ線路31の間の移行は、望ましくない反射、線路のレベルでの減衰、したがって搬送される信号のフェージングを、低減しまたは無くすように、漸進的に実施される。
図3に、本発明によるアンテナ装置1’の第2の実施形態を表す。図2と同様に、図3には、幅が非対称的である導電帯320および420の区域を通る断面が表されている。しかしながらこの図では、導電帯320の上と導電帯420の下に、さらに、遮蔽帯8および9が配置され、基板2に統合されている。遮蔽帯8および9は、接地されまたは接地端子に接続され、信号を伝送する導電帯320および420の遮蔽を向上させるのに役立つ。ゆえに、外部から働く望ましくない信号が有効に阻止され得る。
図示の例示的実施形態では、アンテナ装置の導電性の部品(導電帯3、4、32、42、320、420、および遮蔽帯8、9)は、常に、キャリア基板に完全に一体化されて実施されている。当然ながら、これは、特にこれらの導電性の素子が、他の導電素子(金属ワイヤ、加熱ワイヤなど)と接しない場合には、絶対に必要というわけではない。これは特に、本発明によるアンテナ装置が、別の部品、例えば積層グレイジングなどに統合される場合である。また、アンテナ装置の導電性の部品(導電帯3、4、32、42、320、および420)、または必要に応じて、遮蔽帯8および9は、キャリア基板の自由表面上にあり、さらに、ラッカ、特に絶縁ラッカで被覆されることもできる。
前述の図の説明において、導電帯3、4、32、42、320、および420、ならびに遮蔽帯8および9を「一体化される」と示すとき、これは、(例えば、共有押出し成形による)製作の方法も、モノブロックキャリア基板上のアンテナ装置の構造も限定するものではない。図面では、キャリア基板2が常に単体の形で表されているとしても、これは、上下に配置される数枚のフィルムまたは窓ガラスからなることもある。その場合、これらの(一部の)キャリア基板は、それぞれ、1つ以上の導電帯を表し、あるいは専ら絶縁のためだけに使用される。ゆえに、この装置は、交互の導電層(3、4、32、42、320、420、および遮蔽帯8、9)と、絶縁層とを含み得る。
導電帯3、4、32、42、320および420、ならびに遮蔽帯8および9は、フィルムまたは金属編組から製作されることもでき、スクリーン印刷によって(一部の)キャリア基板に直接施すこともできる。同様に、知られている印刷回路技術のエッチング方法も、導電帯および遮蔽帯の製作に使用され得る。
図4は、図1のアンテナ装置を含むグレイジングを通る横断面の(一定の縮尺ではない)概略図である。
このグレイジング100は、積層されており、
建物または自動車におけるグレイジングの取付け後の外部シートとするための、ガラスシート101と、
好ましくはPVBのインサート104と、
ガラスシート102(内部シート)と、
内部シート102の「外側」面(PVB側)を被覆し、このシートの上に、または代替としてPETの上に直接配置される、電磁波を反射する層とを備える。
ダイポールを有するアンテナ装置の区域16は、内部シート102の外側面のリムに、反射層104の一部の上に配置される。装置1は、折り畳まれる際にこの内部シート102の周辺端部を包み込み、接点を有するアンテナ装置の区域17は、内部シートの内側面上に延びる。
図5に示す変形では、内部シート102の周辺端部は、くぼみ105が設けられている。これは、キャリア基板が、シート102の初期の輪郭を越えないよう保証することを可能にする。ゆえに、輸送時または取扱い時の損傷を回避することができ、フレームへのはめ込みまたはフレームの取付けが著しく容易になる。
図6に、本発明によるアンテナ装置1”の第3の実施形態の長手方向の概略的断面図を示す。
以下では、第2の実施形態(図3)との差異のみを、より詳細に説明する。
導電トラック320’、420’が、遮蔽線路80、90の間に配置され、これらの導電層320’、420’、80、90は、くぼみ21を有する周辺端部を有するフレキシブルフィルム20の形のキャリア基板に完全に一体化されている。
アンテナ装置1”は、さらに、このくぼみ21の区域に配置される周波数整合のための電子適応回路10を備え、それ自体が最後にアダプタコネクタ12になっているコネクタ11にリンクされる。このようにして、高周波信号は、ベースバンド、すなわち低周波信号に変換される。
前記電子回路は、例えば、独国特許第19856663号明細書または独国特許第10129664号明細書に記載の、ディスクリートおよび/または集積電子部品(IC)で構成され得る。できれば、これらの電子部品が、キャリア基板上にさらなる処置を施さずに実装され得るように、全く平坦な形状を選択することが可能である。周波数変換器以外に、この電子回路は、増幅器、同調器、および/または他の処理素子を含むこともできる。
この回路10を有する区域は、グレイジングの表面上への実装の場合により露出されにくい、積層されたまたはモノリシックなグレイジングの周辺端部に形成されたくぼみまたは空洞内において、特に保護された状態で配置され得る。キャリア基板の実装が終了した後、この部品は、後で前記空洞の表面をならすための適切な封止マスを用いて成形され得る。
上から見た、フィルムの形のアンテナ装置の第1の実施形態を示す図である。 図1による実施形態の線A−Aに沿った断面を示す図である。 遮蔽線路を有するフィルムの形のアンテナ装置の第2の実施形態を示す断面図である。 図1のアンテナ装置を備えるグレイジングを示す断面図である。 図4の変形としての、図1のアンテナ装置を備えるグレイジングを示す断面図である。 本発明によるアンテナ装置の第3の実施形態を示す長手方向の断面図である。

Claims (23)

  1. 電磁信号を送受信するアンテナ装置(1、1’、1”)であって、該アンテナ装置(1)が、
    誘電体で作られる平坦なキャリア基板(2)と、
    キャリア基板(2)の一方の面に施される第1の導電トラック(32、320、320’)とを備え、前記第1の導電トラックは、第1の幅の第1のストリップ線路と、第2の幅の第2のストリップ線路と、前記第1のストリップ線路と前記第2のストリップ線路を繋ぎ前記第1の幅から前記第2の幅に漸進的に幅が変化する第1の移行線路とから構成され、該第1の導電トラックが、信号を接点で収集しまたは信号を接点に注入するように、接点を前記第1のストリップ線路の端部に有し、かつ前記第2のストリップ線路の端部に、2つのポールとして働く2つの導電部分を有する第1のダイポール(50、51)を有し、前記該アンテナ装置(1)がさらに、
    キャリア基板(2)の他方の面に施される第2の導電トラック(42)を備え、前記第2の導電トラックは、前記第1のストリップ線路の長さと同じ長さを有する第3の幅の第3のストリップ線路と、前記第2の幅の第4のストリップ線路と、前記第3のストリップ線路と前記第4のストリップ線路を繋ぎ、前記第3の幅から前記第2の幅に漸進的に幅が変化し、前記第1のストリップ線路と同じ長さを有する第2の移行線路とから構成され、
    第2の導電トラック(42、420、420’)が、信号を接点で収集しまたは信号を接点に注入するように、接点を前記第3のストリップ線路の端部に有し、かつ前記第4のストリップ線路の端部に、2つのポールとして働く2つの導電部分を有する第2のダイポール(60、61)を有し、
    第1および第2のダイポール(50、51、60、61)が、クロスダイポールを形成する、アンテナ装置(1、1’、1”)。
  2. 第1および第2のダイポール(50、51)のそれぞれが、相互に垂直であるポール(50、51、60、61)を呈し、第1および第2のダイポールは、相互に垂直であることを特徴とする、請求項1に記載のアンテナ装置。
  3. 前記第1の導電トラックの前記第2のストリップ線路の長さが、前記第2の導電トラックの前記第4のストリップ線路の長さと異なることを特徴とする、請求項1または2に記載のアンテナ装置。
  4. λ/4変換器(7)が、ダイポール(50、51、60、61)と導電トラック(32、320、320’、42、420、420’)との間に配置されることを特徴とする、請求項1から3のいずれか一項に記載のアンテナ装置(1、1’、1”)。
  5. λ/4変換器(7)にリンクされる導電トラック(32、320、320’、42、420、420’)の区域が、ストリップ線路(31)の形で実施されることを特徴とする、請求項1から4のいずれか一項に記載のアンテナ装置(1、1’、1”)。
  6. 遮蔽線路(8、80、9、90)として働く導電トラックが、第1の導電トラック(320、320’)の上と第2の導電トラック(420、420’)の下に配置されることを特徴とする、請求項1から5のいずれか一項に記載のアンテナ装置(1、1’、1”)。
  7. 導電トラック(32、320、320’、42、420、420’、7、8、80、9、90)およびダイポール(50、51、60、61)が、基板に一体化されることを特徴とする、請求項に記載のアンテナ装置。
  8. 導電トラックおよびダイポールが基板上にあることを特徴とする、請求項に記載のアンテナ装置。
  9. 基板が、上下に配置される数枚のフィルムまたは窓ガラスからなることを特徴とする、請求項1から8のいずれか一項に記載のアンテナ装置。
  10. 導電トラック(32、320、320’、42、420、420’、7、8、80、9、90)が銅で作られることを特徴とする、請求項1から9のいずれか一項に記載のアンテナ装置(1、1’、1”)。
  11. キャリア基板(2)が、好ましくはポリイミドで作られるフレキシブルフィルムであることを特徴とする、請求項1から10のいずれか一項に記載のアンテナ装置(1、1’、1”)。
  12. 高周波信号をより低周波の信号に変換するための電子回路(10)が、キャリア基板(2)上に配置されることを特徴とする、請求項1から11のいずれか一項に記載のアンテナ装置(1”)。
  13. 請求項1から12のいずれか一項に記載のアンテナ装置が設けられるグレイジングであって、グレイジングが、本質的に透明なモノリシックな窓ガラスであり、アンテナ装置が、グレイジング上に配置されることを特徴とする、グレイジング。
  14. グレイジングが、電磁波を反射する被覆または反射層を設けられ、ダイポールを含むアンテナ装置の区域が、前記反射層よりもさらに外側に向けて配置されることを特徴とする、請求項13に記載のグレイジング。
  15. 請求項1から12のいずれか一項に記載のアンテナ装置(1)が設けられるグレイジング(100)であって、グレイジングが、本質的に透明な多層の窓ガラスであり、アンテナ装置(1)が、グレイジング上に固定されることを特徴とする、グレイジング(100)。
  16. グレイジングが、電磁波を反射する被覆または反射層を設けられ、ダイポール(50から61)を含むアンテナ装置(1)の区域が、前記反射層よりもさらに外側に向けて配置されることを特徴とする、請求項15に記載のグレイジング(100)。
  17. 請求項1から12のいずれか一項に記載のアンテナ装置(1)が設けられるグレイジング(100)であって、グレイジングが、本質的に透明な多層の窓ガラスであり、アンテナ装置(1)の少なくとも一部(16)が、グレイジングの2つの層(101、102)の間に配置されることを特徴とする、グレイジング(100)。
  18. 請求項1から12のいずれか一項に記載のアンテナ装置(1)が設けられるグレイジング(100)であって、グレイジングが、電磁波を反射する被覆または反射層(103)を設けられる本質的に透明な多層の窓ガラスであり、ダイポールを含むアンテナ装置(1)の区域(16)が、被覆または反射層と、最も外側であることが意図される、いわゆる外層であるグレイジングの層の1つ(101)の内側面との間に配置されることを特徴とする、グレイジング(100)。
  19. ダイポールを有するアンテナ装置の区域が、グレイジングの自由な主面の一方に実装されることと、
    信号を収集し、かつ/または注入するための接点を有するアンテナ装置の区域が、グレイジングの他方の主面に実装されることと、
    キャリア基板が、グレイジングの周辺面の周囲に通されることとを特徴とする、請求項13から18のいずれか一項に記載のグレイジング。
  20. ダイポール(50、51、60、61)を有するアンテナ装置(1)の区域(16)が、グレイジングの2つ層(101、102)の間に配置されることと、
    信号を収集し、かつ/または注入するための接点を有するアンテナ装置(1)の区域(17)が、グレイジングの2つの自由な主面の一方(102)に実装されることと、
    キャリア基板(2)が、グレイジングの層の少なくとも1つ(102)の周辺面の周囲に通されることとを特徴とする、請求項17または18に記載のグレイジング(100)。
  21. キャリア基板(2)と接触する区域において、グレイジングまたはグレイジングの層の少なくとも1つの周辺面が、連続する縁部に対して空洞またはくぼみ(105)を設けられることを特徴とする、請求項19または20に記載のグレイジング(100)。
  22. キャリア基板上に配置される回路部品が、空洞またはくぼみの空間において保護された状態で収容されることを特徴とする、請求項21に記載のグレイジング。
  23. 空洞またはくぼみが、封止マスで充填されることを特徴とする、請求項21または22に記載のグレイジング。
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