JP4776415B2 - フラットケーブルと端子の接続方法および電気接続体 - Google Patents

フラットケーブルと端子の接続方法および電気接続体 Download PDF

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Description

本発明は、フラットケーブルと端子の接続方法および電気接続体に関し、特に電気接続用の端子とフラットケーブルの導体との電気的な接続を行うフラットケーブルと端子の接続方法および電気接続体に関する。
フレキシブルフラットケーブル(FFC、以下フラットケーブルと呼ぶ)は、平形導体を複数本並べて、一括して絶縁被覆で覆った構造を有している。フラットケーブルは、平面扁平形状であるので、配線空間容積が少なく、自由に折り曲げて配線する自由度が高く、さらに放熱性がよいことなどの利点を有している。このため、フラットケーブルは、輸送機器や、電気機器、あるいは屋内配線などに広く使用されている(例えば、特許文献1参照)。
フラットケーブルの絶縁被覆は極めて頑強であるという利点があるが、背反事象として絶縁被覆を平形導体から除去することが困難である。そのため、絶縁被覆を剥がさなくても導体に対して電気接続する技術が提案されている。絶縁被覆を剥がす方法や一部の絶縁被覆に窓を開けた状態で、フラットケーブルを製造する方法も開発され、現在ではむしろ絶縁被覆を剥がした部分で電気接続端子を電気的に接続する方法が主流になっている。
特に近年、電気機器の小型化と高性能化と多機能化により、携帯電話機などには、0.5mmにも満たない極めてピッチの狭い導体を備える薄厚のフラットケーブルが用いられている。フラットケーブルの端末は、絶縁被覆を剥がして、その剥がした部分をポリエステルフィルムなどで補強するなどして、直接ソケット形コネクターに差し込む、いわゆるカードエッジ形コネクターの技術が用いられている。
しかし、絶縁被覆を剥がすこと無しに、すなわち窓無しで電気接続端子をフラットケーブルの導体に対して強固に接続することができれば、窓を開けてフラットケーブルを製造するのに比べて、フラットケーブルは連続して高速で安く製造することができるばかりでなく、導体と端子との電気接続部分の機械的な強度が強く、取り扱いが容易で信頼性の高い電気回路が構成できる。
PET(ポリエチレンテレフタレート)フィルムなどでフラットケーブルの端末を補強するという面倒が無くなり、フラットケーブルは自由な長さで切断して自由に電気的に接続できる利点が出てくるので、現在でも相変わらず窓無し(絶縁被覆の剥離作業が無い)フラットケーブルの接続方法の要望が高い。
特開2001−222915号公報
しかし、これまでの窓無しのフラットケーブルの接続方法はいずれも端子が大きく、狭いピッチや薄肉厚のフラットケーブルには適用することができず、時代のニーズから遅れている。
複雑な形状の端子を用いてフラットケーブルの絶縁被覆を突き破り、この端子を導体に接続する方法では、端子が大きくなってしまい、極めて高い寸法公差が要求されるので、さらにフラットケーブルの小型化が急進すれば、製造技術の限界を超えてしまい、端子の製造やフラットケーブルに端子を取り付ける治具(アプリケーター)の製造が不可能になってしまう。例えば、フラットケーブルの導体が25μm厚みの物を作ることは容易であるが、これに突き刺して接続する端子は、例えば端子の棘の高さや治具とのクリアランスを、最悪でも10μm以下の寸法精度で作る必要があり、原理的には可能でも、工業的に適正コストで大量に安定して量産することは極めて困難になる。
そして、これまでの窓無しフラットケーブルの接続技術の多くは、棘で突き刺したり、狭いクリアランスにフラットケーブルを挟んで、摩擦で被覆を剥がす構造であるので、フラットケーブルにも応分の機械的強度があった時は成立したのであるが、フラットケーブルが小型で高密度になると、接続加工に耐えるフラットケーブルの強度が不足する。
そこで、本発明は上記課題を解消するために、フラットケーブルの絶縁被覆を剥がすことなく、連続して高速でかつ高精度で電気接続用の端子とフラットケーブルの導体との電気的な接続を行うことができるフラットケーブルと端子の接続方法および電気接続体を提供することを目的とする。
上記課題を解消するために、本発明のフラットケーブルと端子の接続方法は、平形導体を並べて絶縁被膜で覆ったフラットケーブルに対して、機器に接続する端子を電気的に接続するフラットケーブルと端子の接続方法であって、
前記フラットケーブルの少なくとも一方の面の前記平形導体と重なる位置に端子を配置して、前記フラットケーブルと前記端子を同時に少なくとも1箇所せん断して切り起こし部分を形成し、前記切り起こし部分は、前記フラットケーブルおよび前記端子のそれぞれ少なくとも1箇所で元の母材に連続的に繋がれており、
前記切り起こし部分の前記フラットケーブルと前記端子の厚み方向を押し潰すことによってせん断面方向に広げて、再び前記切り起こし部分が抜けた後の前記元の母材の穴に前記切り起こし部分を圧入して、前記穴の途中まで埋め戻すことを特徴とする。
本発明のフラットケーブルと端子の接続方法は、好ましくは、幅の狭い平形導体を狭いピッチで並べたフラットケーブルの場合には、前記平形導体が延長される長手方向に平行にせん断線を配置したことを特徴とする。
本発明のフラットケーブルと端子の接続方法は、好ましくは前記フラットケーブルと前記端子を同時にせん断して前記切り起こし部分が、少なくとも前記フラットケーブルと前記端子の元の厚みの合計よりも一旦深く切り起こされ、前記切り起こされた部分を前記せん断面側から見たときに略台形に切り起こされていて、前記略台形の頂上に水平面があって、前記水平面を厚み方向に押し潰すことによって、前記せん断面方向に前記フラットケーブルと前記端子が押し広げられたことを特徴とする。
また本発明のフラットケーブルと端子の接続方法は、好ましくは前記切り起こされた時の略台形の頂上の水平面より、押し潰された後の台形の頂上の水平面が大きくなっていることを特徴とする。
本発明のフラットケーブルと端子の接続方法は、好ましくは前記フラットケーブルは、前記平形導体を複数本並べて一括して絶縁被覆で覆われることで構成されていることを特徴とする。
本発明のフラットケーブルと端子の接続方法は、好ましくは前記端子は、電気機器に対して前記フラットケーブルを電気的に接続することを特徴とする。
本発明に係る電気接続体、平形導体を並べて絶縁被覆で覆ったフラットケーブルに対して、機器に接続する端子を電気的に接続するフラットケーブル端子の電気接続体であって、
前記フラットケーブルの少なくとも一方の面の前記平形導体と重なる位置に端子を配置して、前記フラットケーブルと前記端子を同時に少なくとも1箇所せん断して切り起こし部分を形成し、前記切り起こし部分は、前記フラットケーブルおよび前記端子のそれぞれ少なくとも1箇所で元の母材に連続的に繋がれており、
前記切り起こし部分の前記フラットケーブルと前記端子を挟みこんで厚み方向に70%から80%押し潰すことにより、該切り起こし部分のフラットケーブルと前記端子をせん断面方向に押し広げて、再び前記切り起こし部分が抜けた後の前記元の母材の穴に前記切り起こし部分を圧入して、前記穴の途中まで埋め戻すことで形成されていることを特徴とする。

本発明の請求項1のフラットケーブルと端子の接続方法によれば、端子の形状は単純な平面で良くなり形状の寸法精度は要求されないので端子の加工が容易になり、フラットケーブルと端子を重ねて一緒にプレス加工するため、プレス金型の精度だけで全ての所望の加工が出来るので、フラットケーブルの絶縁被覆を剥がすことなく、連続して高速でかつ高精度で電気接続用の端子とフラットケーブルの導体との電気的な接続を行うことができる。
本発明の請求項2のフラットケーブルと端子の接続方法によれば、平形導体が延長される長手方向に平行にせん断線を配置したので、幅の狭い平形導体を狭いピッチで並べたフラットケーブルの場合であっても、フラットケーブルの絶縁被覆を剥がすことなく、連続して高速でかつ高精度で電気接続用の端子とフラットケーブルの導体との電気的な接続を行うことができる。
本発明の請求項3および請求項4のフラットケーブルと端子の接続方法によれば、フラットケーブルの絶縁被覆を剥がすことなく、電気接続用の端子とフラットケーブルの導体との電気的な接続をより確実に行うことができる。
本発明の請求項5のフラットケーブルと端子の接続方法によれば、平形導体を複数本並べて一括して絶縁被覆で覆われることで構成されていても、電気接続用の端子とフラットケーブルの導体との電気的な接続をより確実に行うことができる。
本発明の請求項6のフラットケーブルと端子の接続方法によれば、電気機器に対してフラットケーブルを確実に電気的に接続できる。
本発明の請求項7の電気接続体は、フラットケーブルの絶縁被覆を剥がすことなく、連続して高速でかつ高精度で電気接続用の端子とフラットケーブルの導体との電気的な接続を行うことができる。
以下、図面を参照して、本発明の好ましい実施形態を詳細に説明する。
図1は、本発明のフラットケーブルと端子の接続方法の好ましい実施形態を示す図である。図2は、図1のフラットケーブルと端子の接続部分のA−A線における断面図である。図3は、図2のフラットケーブルと端子の接続部分のB−B線における断面図である。
図1(A)は、フラットケーブルと端子の接続方法を示す平面図であり、図1(B)は、図1(A)のM方向から見たフラットケーブルと端子の接続方法を示す側面図である。
図1(A)と図1(B)に示すように、フレキシブルなフラットケーブル10と4つの端子20は、電気接続体1を構成している。端子20は電気接続端子である。フラットケーブル10は、例えば4極の平形導体11を有しており、4極の平形導体11は、一括して絶縁被膜12により被覆されている。平形導体11は帯状の金属導体である。4つの端子20は、帯状の金属導体である。
端子20は単純な短冊形であり、長さLと幅W1を有しており、端子20の幅W1は平形導体11の幅W2よりも僅かに大きくなっている。端子20は対応する平形導体11に対応してそれぞれ配置されている。端子20は、好ましくは絶縁ブロック21により平形導体11の配列ピッチPと同じピッチで整列されている。端子20は、銅または銅合金のような電気の良導体で作製されており、錫メッキなどで表面処理しておくことが望ましい。
絶縁ブロック21は、ポリエチレンテレフタレートやポリアミド、ポリフェニレンサルファイドなどの樹脂や、それらの樹脂をガラスフィラーで強化した材料を用いて射出成形によって所定の形状に加工される。端子20は、この射出成型時にインサート成形しても良いし、絶縁ブロック21に開けられた穴に圧入しても良く、そうすることで端子20のピッチPの精度が、フラットケーブル10の平形導体11の並ぶピッチと同等以上のものが実現できる。
図1(A)に示す接続部分30は、フラットケーブル10の平形導体11と端子20の重なった部分であって、平形導体11と端子20の電気接続部分である。フラットケーブル10からはみ出した端子20の部分は、その一部を絶縁ブロック21で固定されており、端子20の端部22は、ソケット形コネクターに挿入するオス端子として利用しても良いし、メス端子の形状部分を形成してプリント配線板などの電気機器側の部品に接続しても良い。
特徴的なのは、接続部分30としては、図1(A)においては端子20の中央付近において、端子20の長手方向Tに沿って長方形の凹み部分として示されていることである。すなわち、接続部分30の長方形の凹み部分の長辺は、平形導体11の長手方向Tと平行に配置されており、長方形の凹み部分の長辺は、せん断面25となっている。従って、各端子20には、2カ所のせん断面25,25が形成されており、各せん断面25は端子20と平形導体11の長手方向に平行である。
図1(B)に示すように、フラットケーブル10の薄い厚みの絶縁被膜11の中には、4つの平形導体11が並んでおり、各平形導体11の位置に対応してフラットケーブル10の上には端子20が重なって配置されている。長方形の凹み部分に当たる接続部分30は、フラットケーブル10上の端子20がある第1面10Aでは窪みであり、第1面10Aとは反対の第2面10Bにおいては凸状になるように突き出されて突き出し部分31になっている。接続部分30の突き出し部分31は、フラットケーブル10と端子20の切り起こし部分である。
図2は、図1(A)のフラットケーブルと端子の接続部分のA―A線における断面図であり、図3は、図2のフラットケーブルと端子の接続部分のB−B線における断面図である。
図2では、長方形の凹み部分である接続部分30は、略台形の突き出し部分31として突き出されて形成されている。この略台形の突き出し部分31は、略台形の頂上に水平面37を有している。
フラットケーブル10の平形導体11は、長方形の凹み部分の短辺26では連続して繋がっていて、導電性は何ら損なわれていない。せん断面25で切断またはせん断されているのは、図3に示すように接続部分30の長方形の長辺部分だけであり、長方形の短辺26は電気的かつ機械的に繋がっていることが特徴的である。
このことは端子においても同様に、長方形の凹み部分の短辺26では連続して繋がっていて、導電性は何ら損なわれない。せん断面25で切断またはせん断されているのは、図3に示すように接続部分30の長方形の長辺部分だけであり、長方形の短辺26は電気的かつ機械的に繋がっていることが特徴的である。
台形の頂上部分である接続部分30の底部の水平面37の部分は、凸字状の突き出し部分31の一部であり、突き出し部分31は破線から実線で変化を示すように、J方向にフラットケーブル10と端子20の厚み方向に押し潰されており、接続部分30の底部の凸字状の突き出し部分31の水平面37の部分の厚みは、少し例えば70%〜80%減少している。この厚みが減少した分の容積は、せん断面25側に押し広げられ、凸字状の突き出し部分31の幅が広がっている。
図3において、幅が広がった凸字状の突き出し部分31が、再び元の狭い穴に圧入されている状態を示している。この様に、狭い穴に対して広がったフラットケーブル10の平形導体11もしくは端子20を押し戻すことにより、フラットケーブル10の平形導体11のせん断面25と、端子20のせん断面25が強く干渉して擦れ合うことから、機械的かつ電気的な接続を得ることができるのである。フラットケーブル10の平形導体11のせん断面25と、端子20のせん断面25との干渉代は、潰しのための金型のシャットハイトを管理値として、任意に設定できる。また、潰しと圧入のタイミングも、金型で設定できることから、圧入形状の最適化が可能となる。これにより、フラットケーブル10と4つの端子20の製造時には、寸法公差の影響が少なく、金型によって任意に調整して管理が可能な強固な電気的接続面が得られる。
本発明の実施形態では、平形導体を並べて絶縁被膜で覆ったフラットケーブルに対して、機器に接続する端子を電気的に接続するフラットケーブルと端子の接続方法する際に、フラットケーブルの少なくとも一方の面に端子を配置して、フラットケーブルと端子を同時に少なくとも1箇所せん断して切り起こし部分を形成し、切り起こし部分は少なくとも1箇所で元の母材に連続的に繋がれている。そして、図1ないし図3の実施形態では、切り起こし部分のフラットケーブルと端子の厚み方向(S方向)を押し潰すことによってせん断面方向に広げて、再び元の母材の穴に切り起こし部分を圧入して、穴の途中まで埋め戻す様にしている。
そして、これらの加工は速度の速いプレス加工で連続して行われ、また加工はプレス金型によって端子もフラットケーブルも重ねて同時に行われるので、成形された端子でフラットケーブルを突き刺したり擦ったりする事に比べれば、プレス金型は2桁も寸法精度が高いから、端子や平形導体の幅やピッチが狭くても、端子や平形導体の厚みが薄くても、
容易に高精度に加工できる。また端子や平形導体の受ける、断面積減少などのダメージが
殆ど無い。
このため、フラットケーブルの絶縁被覆を剥がすことなく、連続して高速でかつ高精度で電気接続用の端子とフラットケーブルの導体との電気的な接続を行うことができる。
次に、図4を参照して、本発明の別の実施形態を説明する。
図4に示す電気接続体1では、フラットケーブル10の第1面10Aと、反対の第2面10Bの両方に端子20がそれぞれ配置されている。端子20は折り曲げて2枚重ねになって多少製造難度が増してはいるが、端子20,20の間にはフラットケーブル10を挟んでいるので、端子の接続後の機械的強度が高いというメリットがある。
図4の実施形態における接続の原理は、図1ないし図3の実施形態と同じであるが、図4(B)に示すように、端子20がフラットケーブル10の第1面10A側においてフラットケーブル10の穴側に圧入された部分と、フラットケーブル10がフラットケーブル10の第2面10B側において端子20側に圧入された部分との2部分、すなわち合計4つのせん断面25での電気的な接続が得られるので、機械的のみならず電気的接続の信頼性が増す。
そして、図4(C)に示すように、切り起こされた状態では、突き出し部分(切り起こし部分)31の略台形形状の頂上の水平面37は、長手方向に沿った大きさK1を有している。突き出し部分(切り起こし部分)31が押し潰された後の状態では、突き出し部分(切り起こし部分)31の台形部分の水平面37Rは、長手方向に沿った大きさK2を有している。台形部分の水平面37Rの大きさK2は、水平面37の大きさK1に比べて大きくなっている。これにより、フラットケーブルの絶縁被覆を剥がすことなく、電気接続用の端子とフラットケーブルの導体との電気的な接続をより確実に行うことができる。
次に、図5を参照して、本発明のさらに別の実施形態を説明する。
図5では、フラットケーブル10と端子20における接続部分30では、1カ所のせん断面25が形成されている。この場合には、長方形の凹み部分の突き出された凸字状の突き出し部分31では、長辺の片側は鋭利なせん断面25となっている。しかしもう片側27は短辺26と同様に台形状になっており、片側27に対応する位置のフラットケーブル10の平形導体11は切断されずに連続的に繋がっている。この例は、凸字状の突き出し部分31の台形の頂上の水平面37部分をS方向に潰して押し広げて、元の穴に埋め戻して圧入する。
図6と図7は、端子同士の接続例を示している。
図6は2つの端子20,20を重ねた状態で接続した例を示し、図7は図6のE−E線における断面図である。
この場合であっても、端子20,20おける接続部分30では、2カ所のせん断面255,25が形成されている。この場合には、長方形の凹み部分の突き出された凸字状の突き出し部分31は台形状であり、長辺の片側は鋭利なせん断面25,25となっている。
次に、図8ないし図10を参照して、フラットケーブル10と端子20の接続方法のより具体的な実施形態を説明する。
図8は、フラットケーブル10の下側に端子20が配置されている例であり、図9は、フラットケーブル10の上側に端子20が配置されている例であり、図10は、フラットケーブル10の上側と下側に端子20,20が配置されている例を示している。
図8ないし図10の各実施形態では、いずれもフラットケーブル10と端子20は重ねた状態で、金型を用いて同時にせん断加工して、一旦厚み方向に突き出し、その突き出し部分31の頂上付近を板厚方向に潰して、せん断面方向に押し広げて、再び元の穴に埋め戻すことを行うことで、フラットケーブル10と端子20の電気的な接続を得る。
図8ないし図10の各実施形態では、フラットケーブル10の1つの平形導体11に対して1つの端子20を配置する場合には、せん断部分はフラットケーブル10のどちらの面側に突き出しても、電気接続が成立することを示している。
図8では、下側の端子20側に突き出し部分31が打ち抜かれて形成される例であり、フラットケーブル10の平形導体11と端子20は、パンチ200により同時に打ち抜かれて、フラットケーブル10の平形導体11は、打ち抜きにより端子20側に突き出す。そして、圧入部材210の圧入により底部を押し広げて元の穴に埋め戻すことで、端子20の穴に広がった平形導体11が圧入される形で、平形導体11と端子20が電気的に接続される。
図9では、フラットケーブル10側に突き出し部分31が打ち抜かれて形成される例であり、フラットケーブル10の平形導体11と端子20は、パンチ200により同時に打ち抜かれて、圧入部材210の圧入によりフラットケーブル10の平形導体11の穴が潰し広げられて、フラットケーブル10の平形導体11が端子20に巻き込まれるようにして、平形導体11と端子20が電気的に接続される。
図8と図9の例では、フラットケーブル10は動かさずに金型が上下で動いて、いわゆる窓無しフラットケーブルの接続が行え、一連の接続手順は金型が連続的に行う。
図10では、上側の端子20とフラットケーブル10の平形導体11と下側の端子20は、パンチ200により同時に打ち抜かれて、フラットケーブル10の平形導体11は、打ち抜きにより下側の端子20側に突き出す。そして、圧入部材210の圧入により底部を押し広げて元の穴に埋め戻すことで、下側の端子20の穴に広がった平形導体11が圧入され、フラットケーブル10の平形導体11が上側の端子20に巻き込まれるようにして、上側の端子20と平形導体11と下側の端子20が電気的に接続される。
図10の例では、金型のパンチ200を基準として一連の手順を連続して実施しており、フラットケーブル10は多少上下するが、金型の部品の動きは少なく、金型を製作する上では合理的な方法である。
図8ないし図10の例は、フラットケーブル10の長さや、端子やコネクターの形状に応じて最適な物を選択すればよい。このように、どのような製品であってもどちら側に打ち抜く場合であっても、対応できる金型があるので、本発明の接続方法は、工業的に適正なコストで使用することができる。
すでに説明したように、端子の形は単純な短冊状であり、金型のパンチをはじめとする付随する部品は、長方形を基本としているので、単純で安価に製作でき、多少のサイズの違いがあっても、板厚とクリアランスの許容範囲なら、同じ金型で接続加工ができる。
この金型には、フラットケーブルの平形導体のピッチに合わせたフラットケーブルの順送り機構をつけても良いし、フラットケーブルの極数分だけ、もしくは余裕を持った極数だけパンチを設けて、一度に加工しても良い。これにより、フラットケーブル10の平形導体11と端子20の電気的接続加工が、極めて能率的に確実に実施できる。
次に、図11ないし図13を参照して、本発明のさらに別の実施形態を説明する。
図11(A)では、アンビル70とエジェクター85は、ストリッパー80から上昇した位置にあり、ストリッパー80の上には、フラットケーブル10と端子20が置かれている。端子20はフラットケーブル10の下側に位置しており、端子20がストリッパー80とパンチ90の上に直接置かれている。
図11(B)では、アンビル70とエジェクター85が下降して、フラットケーブル10と端子20が、金型の刃形としてのアンビル70とストリッパー80とパンチ90の間に挟まれる。
図11(C)では、アンビル70とエジェクター85がさらに下降して、フラットケーブル10と端子20がアンビル70とパンチ90の間でせん断されて、3分割される。この時は、ストリッパー80が押されて下がり、フラットケーブル10と端子20は、基準位置Hから下がる。
続いて、図12(D)では、アンビル70のみが元の上方位置に後退して、フラットケーブル10の一部と端子20が開放される。
図12(E)では、エジェクター85はさらに下降してフラットケーブル10と端子20を図13(F)のように押し潰して広げる。
図13(F)では、ストリッパー80が上昇してフラットケーブル10と端子20を押し上げて、フラットケーブル10の平形導体11と端子20の断面が干渉して、噛み込むことで、噛み込み面99が形成される。
図13(G)では、ストリッパー80がさらに上昇してフラットケーブル10の平形導体11と端子20をかしめた後に、フラットケーブル10と端子20をパンチ90から引き出す。エジェクター85も元の位置に戻り、全て原点に復帰して、図11(A)に示す位置に戻る。図11ないし図13に示すように、パンチ90の上端面は、基準位置Hから終始一度も動かない。
本発明のフラットケーブルと端子の接続方法の実施形態は、フラットケーブルの絶縁被覆を剥がすことなく、連続して高速でかつ高精度で電気接続用の端子とフラットケーブルの導体との電気的な接続を行うことができる
従来のフラットケーブルの絶縁被膜の一部を剥がしてフラットケーブルを製造するのに比べて、被覆を剥した部分をPET(ポリエチレンテレフタレート)により補強する必要も無く、本発明のフラットケーブルと端子の接続方法の実施形態では、フラットケーブルが連続して高速でかつ高精度で製造することができることから、フラットケーブルのコストダウンが図れる。
またフラットケーブルの端末のみならず、フラットケーブルの長手方向の途中でもあるいは、特定の導体のみでも、自由に部分的にせん断面で切断して、端子をどこにでも電気的に接続できるから、後工程の自由度が高まり、端子の形状は自由に作れる。このため、用途に応じた多種多様なコネクターが利用でき、使い勝手の良い機器内の配線体が得られる。
本発明のフラットケーブルと端子の接続方法の実施形態では、できる限り単純な形状の端子を用いて、フラットケーブルと端子が同じ金型の中で同時に加工することによって、端子やフラットケーブルの製造の寸法公差が、接続に影響するなどの阻害要因をできる限り少なくすることができる。例えば単純な短冊状(リボン形状)の端子は、容易に製造できるが、単純な短冊状の端子をフラットケーブルのピッチと同じ精度で並べて、絶縁被膜に固定することは、実現可能である。端子の方が、フラットケーブルの導体に比べて、板厚が少し厚いだけであり、平形導体を並べて被覆するフラットケーブルの製造と、ほぼ同程度の技術的難度と精度で、端子の製造が可能である。
これによって、フラットケーブルの導体と端子は、同じピッチで重ねることが工業的にできる。フラットケーブルの導体一本あたり一枚の端子でも良いし、フラットケーブルの両側から2枚の端子で一本の導体を挟んでも良い。複数枚のフラットケーブルと複数枚の端子の組み合わせも可能である。重なったフラットケーブルの導体と端子は、フラットケーブルの絶縁被覆を含めて、一つの金型でせん断することも容易である。
一般的に、製作可能な小型の金型は、数μmのクリアランスでも製作可能であるが、端子とフラットケーブルを重ねた物、例えば合計の板厚が0.25mmの端子とフラットケーブルを重ねた物をせん断するには、10μmから30μmのクリアランスが適正であるから、その製作は困難ではない。これだけでも、端子とフラットケーブルにおける一定の機械的で電気的接続が得られるが、さらに取り扱いや長期使用期間に安定した接続を確保するために、本発明のフラットケーブルと端子の接続方法の実施形態を実施することが良い。
上述したように、本発明の実施形態において、フラットケーブルと端子を重ねて、プレスのせん断加工により切り起こし部分としての突き出し部分31を形成する。その切り起こし部分の高さは、少なくともフラットケーブルと端子厚みの合計よりも高く、すなわちフラットケーブルと端子の合計厚み部分が突き抜けるまで突き出すことが必要になる。突き出した形をせん断面側から見ると、突き出し部分31は略台形に突き出されていて、その頂上付近にはフラットケーブルと端子の平面と平行な短い隙間(隙間の幅は例えば10μm〜50μm)が形成されていることが望ましい。その状態で、台形の頂上を板厚方向に潰して、潰れた分の材料はせん断面方向にはみ出させる。
フラットケーブルと端子を同時にせん断して切り起こし部分が、少なくともフラットケーブルと端子の元の厚みの合計よりも深く切り起こされ、切り起こされた部分をせん断面側から見たときに略台形に切り起こされていて、略台形の頂上に水平面があって、水平面を厚み方向に押し潰すことによって、せん断面方向にフラットケーブルと端子が押し広げられる。
本発明の場合唯一、潰す高さは精密な管理を要求され、0.02mmから0.1mm程度の範囲に管理することが望まれるが、通常のプレス金型であれば0.01mm以下の精度でシャットハイトを管理できるから、充分に実用的に管理可能である。
はみ出した台形の頂上部分は、再び元の切り起こし穴に押し戻そうとすると、せん断面が干渉して摩擦を生じ、強く擦れ合いながら圧入される。
フラットケーブルの平形導体が、端子の板厚のちょうど真ん中付近になるように、切り起こし穴の途中まで埋め戻して、フラットケーブルの平形導と端子の接触部分を形成すると、その部分は金属同士が強く擦れ合った面で接触しているので、余分な油脂や絶縁物や酸化被膜などは除去された面が接触して、機械的にかつ電気的にも良好な電気接続部分が得られる。
ところで、本発明は、上記実施形態に限定されず種々の変形例を採用できる。
例えば、フラットケーブル10の平形導体は、図1に示すような短冊状でなくても良い。また、端子20の形状も短冊状でなくても良く、他の任意の形状を採用することも可能である。絶縁ブロック21は省略しても良い。
図示例では、フラットケーブル10の各平形導体11に対してそれぞれ端子20が電気的に接続されているが、必要に応じて、フラットケーブル10の各平形導体11に対して選択的に端子11を電気的に接続するようにしても良い。
本発明のフラットケーブルと端子の接続方法および電気接続体の好ましい実施形態を示す図である。 図1のフラットケーブルと端子の接続部分のA−A線における断面図である。 図2のフラットケーブルと端子の接続部分のB−B線における断面図である。 本発明の別の実施形態を示す図である。 本発明のさらに別の実施形態を示す図である。 2つの端子を重ねた状態で接続した例を示す図である。 図6のE−E線における断面図である。 フラットケーブルの下側に端子が配置されている例を示す図である。 フラットケーブルの上側に端子が配置されている例を示す図である。 フラットケーブルの上側と下側にそれぞれ端子が配置されている例を示す図である。 本発明の別の実施形態を示す図である。 本発明の別の実施形態を示す図である。 本発明の別の実施形態を示す図である。
符号の説明
1 電気接続体
10 フラットケーブル
10A フラットケーブルの第1面
10B フラットケーブルの第2面
11 平形導体
12 絶縁被覆
20 端子
21 絶縁ブロック
25 せん断面(長辺)
26 短辺
30 接続部分
31 突き出し部分(切り起こし部分に相当)
70 アンビル
80 ストリッパー
85 エジェクター
90 パンチ

Claims (7)

  1. 平形導体を並べて絶縁被膜で覆ったフラットケーブルに対して、機器に接続する端子を電気的に接続するフラットケーブルと端子の接続方法であって、
    前記フラットケーブルの少なくとも一方の面の前記平形導体と重なる位置に端子を配置して、前記フラットケーブルと前記端子を同時に少なくとも1箇所せん断して切り起こし部分を形成し、前記切り起こし部分は、前記フラットケーブルおよび前記端子のそれぞれ少なくとも1箇所で元の母材に連続的に繋がれており、
    前記切り起こし部分の前記フラットケーブルと前記端子の厚み方向を押し潰すことによってせん断面方向に広げて、再び前記切り起こし部分が抜けた後の前記元の母材の穴に前記切り起こし部分を圧入して、前記穴の途中まで埋め戻すことを特徴とするフラットケーブルと端子の接続方法。
  2. 前記平形導体が延長される長手方向に平行にせん断線を配置したことを特徴とする請求項1に記載のフラットケーブルと端子の接続方法。
  3. 前記フラットケーブルと前記端子を同時にせん断して前記切り起こし部分が、少なくとも前記フラットケーブルと前記端子の元の厚みの合計よりも深く切り起こされ、前記切り起こされた部分を前記せん断面側から見たときに略台形に切り起こされていて、前記略台形の頂上に水平面があって、前記水平面を厚み方向に押し潰すことによって、前記せん断面方向に前記フラットケーブルと前記端子が押し広げられたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のフラットケーブルと端子の接続方法。
  4. 切り起こされた状態の前記略台形形状の頂上の水平面よりも、水平面を押し潰した後の台形の水平面が大きくなっていることを特徴とする請求項3に記載のフラットケーブルと端子の接続方法。
  5. 前記フラットケーブルは、前記平形導体を複数本並べて一括して絶縁被覆で覆われることで構成されていることを特徴とする請求項3に記載のフラットケーブルと端子の接続方法。
  6. 前記端子は、電気機器に対して前記フラットケーブルを電気的に接続することを特徴とする請求項4に記載のフラットケーブルと端子の接続方法。
  7. 平形導体を並べて絶縁被覆で覆ったフラットケーブルに対して、機器に接続する端子を電気的に接続するフラットケーブル端子の電気接続体であって、
    前記フラットケーブルの少なくとも一方の面の前記平形導体と重なる位置に端子を配置して、前記フラットケーブルと前記端子を同時に少なくとも1箇所せん断して切り起こし部分を形成し、前記切り起こし部分は、前記フラットケーブルおよび前記端子のそれぞれ少なくとも1箇所で元の母材に連続的に繋がれており、
    前記切り起こし部分の前記フラットケーブルと前記端子を挟みこんで厚み方向に70%から80%押し潰すことにより、該切り起こし部分のフラットケーブルと前記端子をせん断面方向に押し広げて、再び前記切り起こし部分が抜けた後の前記元の母材の穴に前記切り起こし部分を圧入して、前記穴の途中まで埋め戻すことで形成されていることを特徴とする電気接続体。
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