JP4774743B2 - 包装袋 - Google Patents

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Description

本発明は、粘度のある液体調味料やカレー、シチューなどのレトルト食品などを収納するとともに、袋の開封や内容物の取り出しを容易にする包装袋に関するものであり、さらに詳しくは、該包装袋をシール部の端部から開封する際、手で掴む場所が広く、容易に開封でき、また開封口が小さく、内容物の量を調整して取り出せ、内容物が飛び散らずに取り出すことができ、さらに2つ折に畳んで内容物を完全に絞り出すことができる包装袋に関するものである。
従来、粘度のある液体調味料やカレー、シチューなどのレトルト食品などを収納する包装形態には、横方向に直線引き裂き性を有するフィルムまたはそのフィルムの積層体を製袋し、一側辺のシール部の上端付近に開封ノッチを形成したものが一般的に使用されているが、このような包装袋においては、該開封ノッチの部分から包装袋の上端部を横方向に引き裂いて開封するので開封口が大きくなる。そこで、開封時の開口幅を減じる目的で、一側辺、または両側辺のシール部を内方に向けて張り出させて、この張り出しシール部分に開封ノッチを設けるようにした包装袋が知られている。(例えば、特許文献1、特許文献2参照)。
以下に先行技術文献を示す。
実開昭59−57378号公報 実開昭60−175073号公報
従来の技術で挙げた包装袋は、開口幅が小さいので該包装袋の開封時に内容物が突出するのを防止できるという利点はあるものの、開封するに際しては、通常の包装袋と同様に該袋の端から端まで引き裂く必要があり、開封操作が面倒であるという問題点を有している。
本発明は、このような従来技術の問題点を解決しようとするものであり、包装袋を端部から開封する際、手で掴む場所が広く、容易に開封でき、開封口が小さく、内容物の量を調整して取り出せ、内容物が飛び散らずに取り出すことができ、さらに2つ折に畳んで内容物を完全に絞り出すことができる包装袋を提供することを目的とする。
本発明は、上記の課題を解決するために成されたものであり、本発明の請求項1に係る発明は、少なくとも、周囲の一辺にシール部を有する包装袋(A)において、前記包装袋(A)の上部に上シール部(1)を設け、該上シール部(1)の中央部に該上シール部(1)を下側に凸型に広げた領域を有し、前記上シール部の中央部に開封開始用穴(5)が設けられており、前記開封開始用穴(5)が、使用者が開封時に指を入れることが可能な大きさに形成され、かつ、前記開封開始用穴(5)が、上方に向かって切り裂き開始可能に尖る上方開封用凸部(10)と、左右それぞれの方向に向かって、切り裂き開始可能に尖る2つの左右開封用凸部(11)を備え、さらに切り裂きを開始する該左右開封用凸部(11)のそれぞれの左右の延長方向には、内容物取り出し口となる左右の未シール部が位置し、開封時には前記開封開始用穴(5)から上方に向かって上シール部(1)を切り裂き、次に、前記開封開始用穴(5)から右または左に向かって前記未シール部に達して切り裂くことで前記左右の切り裂き部分の上部を引きちぎって開封できることを特徴とする包装袋である。
本発明の請求項2に係る発明は、請求項1記載の包装袋において、前記包装袋の外縁で、前記上方開封用凸部(10)を延長した位置の前記上シール部(1)の上側の外縁の中央に切り込み、切り欠き、又は傷加工による第二の開封開始部(13)が設けられていることを特徴とする包装袋である。
本発明の請求項3に係る発明は、請求項1記載の包装袋において、前記包装袋(A)の外縁で、前記左右開封用凸部(11)を延長した位置に切り込み、切り欠き、又は傷加工による第二の開封開始部(13)が設けられていることを特徴とする包装袋である。
本発明の請求項に係る発明は、請求項記載の包装袋において、前記第二の開封開始部(13)から引き裂き線(4)が垂直方向に設けられていることを特徴とする包装袋で
ある。
本発明の請求項1に係る発明は、少なくとも、周囲の一辺にシール部を有する包装袋において、前記包装袋の上部に上シール部を設け、該上シール部のほぼ中央部に開封開始用穴が設けられていることにより、包装袋をシール部の端部から開封する際、手で掴む場所が広くできるので、容易に開封でき、内容物が飛び散らずに取り出すことができ、また2つ折に畳んで内容物を完全に絞り出すことができる。
記開封開始用穴が、使用者が開封時に指を入れることが可能な大きさに形成されていることにより、包装袋をシール部の端部から開封する際、指の力加減が調整し易く、容易に開封でき、内容物が飛び散らずに取り出すことができる。
記開封開始用穴が、上方に向かい尖る上方開封用凸部と、左右それぞれの方向に向かい尖る2つの左右開封用凸部を備えていることにより、包装袋をシール部の端部から開封する際、容易に開封でき、内容物が飛び散らずに取り出すことができる。
記左右開封用凸部の延長方向には、内容物取り出し口となる未シール部が位置していることにより、包装袋をシール部の端部から開封する際、開封口を小さくでき、内容物の量を調整して取り出せ、内容物が飛び散らずに取り出すことができる。
本発明の請求項2または3に係る発明は、前記包装袋の外縁で、前記上方開封用凸部及び/又は左右開封用凸部を延長した位置に切り込み、切り欠き、又は傷加工などの第二の開封開始部が設けられていることにより、包装袋をシール部の端部から開封する際、容易に開封でき、内容物が飛び散らずに取り出すことができる。
本発明の請求項に係る発明は、前記開封開始用穴の上シール部の上部端縁に第二の開
封開始部を設け、該第二の開封開始部から引き裂き線が垂直方向に設けられていることにより、包装袋をシール部の端部から開封する際、より一層容易に開封でき、内容物が飛び散らずに取り出すことができる。
本発明の実施の形態を図1〜図6に基づいて詳細に説明する。
図1は本発明に係る包装袋(A)の1実施例を示す平面図であり、図2は本発明に係る包装袋(A)のその他の実施例を示す平面図であり、図3は本発明に係る包装袋(A)のまたその他の実施例を示す平面図であり、図4は本発明に係る包装袋(A)のさらにまたその他の実施例を示す平面図であり、図5は本発明に係る包装袋(A)のさらにまたその他の実施例を示す平面図であり、図6は本発明に係る包装袋(A)のさらにまたその他の実施例を示す平面図である。
本発明の包装袋(A)は、図1に示すように、少なくとも、周囲の一辺にシール部を有する包装袋(A)において、前記包装袋(A)の上部に上シール部(1)を設け、該上シール部(1)のほぼ中央部に開封開始用穴(5)が設けられていることを特徴とする包装袋である。
また、少なくとも、内面が熱融着性を有する積層体を2枚合せて、前記上シール部(1)と左右シール部(7、8)とをヒートシールしたもので、下辺の未シール部(6)から内容物を充填した後で該未シール部(6)をヒートシールして製袋される、所謂4方シール袋が好ましいが、特に限定されるものではなく、左右シール部(7、8)がないインフション方式で作製するチューブ状袋でも構わない。
前記開封開始用穴(5)が、使用者が開封時に指を入れることが可能な大きさに形成されおり、該開封開始用穴(5)が、上方に向かい尖る上方開封用凸部(10)と、左右それぞれの方向に向かい尖る2つの左右開封用凸部(11)を備えている。さらに該左右開封用凸部(11)の延長方向には、内容物取り出し口(12)となる未シール部が位置している。
使用時には、開封開始用穴(5)に指を入れ、上シール部(1)を上方に向かって切り、次いで右または左に向かって切り裂くことにより、開封することができる。このように左右どちら側にも切ることができるので使用者が右利き、左利きでも使い易い形態になっている。
また、左右開封用凸部(11)の延長方向には、内容物取り出し口(12)となる未シール部が位置しているので内容物取り出し口(12)が小さくでき内容物の量を調整して取り出せ、内容物が飛び散らずに取り出すことができる。
さらに、開封開始用穴(5)の位置を一定にして、前記上シール部(1)の形態を変化させることにより、開封時の内容物取り出し口(12)の大きさを変えることができるので内容物の種類、1回の取り出し量などに適合した内容物取り出し口(12)を有する包装袋を作製することが可能である。
例えば、図1に示すように、逆屋根型状の場合は、屋根の左右の幅を変えることによって内容物取り出し口(12)の大きさを変化させることができるので、内容物の種類、1回の取り出し量などに適合した内容物取り出し口(12)を有する包装袋を作製することができる。
同様に、図2に示すように、逆凸型状の場合は、凸部の左右の幅を変えることによって、また、図3に示すように、逆三角形状の場合は、該逆三角形の頂点から底辺までの距離、すなわち逆三角形の2辺の傾斜角度を変えることにより、内容物取り出し口(12)の大きさを変化させることができる。
次に、前記包装袋(A)の外縁で、前記上方開封用凸部(10)及び/又は左右開封用凸部(11)を延長した位置に切り込み、切り欠き、又は傷加工などの第二の開封開始部(13)が設けられているので、使用者はこの第二の開封開始部(13)から開封を開始してもよい。
例えば、図4に示すように、包装袋(A)の上シール部(1)の上部端縁(2)中央部近傍および左右シール部(7、8)の開封開始用穴(5)の左右開封用凸部(11)を延長した位置に3本の切り込みからなる第二の開封開始部(13)を設けることにより、使用者はこの第二の開封開始部(13)から開封を開始してもよい。
同様に、図5に示すように、包装袋(A)の上シール部(1)の上部端縁(2)中央部に切り欠きからなる第二の開封開始部(13)を設け、使用者はこの第二の開封開始部(13)から開封を開始してもよい。
尚、前記切り込み、切り欠き、又は傷加工などの第二の開封開始部(13)を施す方法は、レーザー光線を発振する切断装置や切刃を組み込んだロータリーダイカッター装置などを製袋機などに組み込んで行う方法が使用できる。
次に、図6に示すように、前記開封開始用穴(5)の上シール部(1)の上部端縁(2)に切り欠きからなる第二の開封開始部(13)を設け、該第二の開封開始部(13)から引き裂き線(4)を垂直方向に設けることにより、包装袋をシール部の端部から開封する際、より一層容易に開封でき、内容物が飛び散らずに取り出すことができる。
前記上シール部(1)は、逆三角形の形状になっているので、該包装袋(A)を開封する際の手で持つ面積が広くなり、指の力加減が調整し易いようになっている。また、逆三角形の底辺から頂点までの距離、すなわち逆三角形の2辺の傾斜角度を変えることにより、開封時の開口幅を変えることができるので内容物の量を調整して取り出すことが可能である。また、開口幅を小さくすることにより、該袋のポケットが少量で、力加減を調整できるので内容物の飛び散りが解消できる。さらに2つ折りに畳んで内容物を絞りだし易くなる。
前記引き裂き線(4)は、手指で容易に引き裂けるものでありさえすれば特に制約されることはない。例えば、ミシン刃などによるミシン目線、レーザー加工などによるハーフカット線などでも良いが、加工適性、生産性、経済性などを考慮するとミシン目線が好ましい。
以上のように、本発明の包装袋(A)は、包装袋を端部から開封する際、手で掴む場所が広く、容易に開封でき、開封口が小さく、内容物の量を調整して取り出せ、内容物が飛び散らずに取り出すことができ、さらに2つ折に畳んで内容物を完全に絞り出すことができることを特徴とする包装袋である。
尚、左右シール部(7、8)のいずれかに開封ノッチ(9)を設けることにより、従来通りの開封もできる。
該包装袋(A)は、粘度のある液体調味料やカレー、シチューなどのレトルト食品などの内容物が該包装袋(A)の未シール部(6)から充填されて密封状態で販売され、使用時に際して開封される。この開封時には、開封開始用穴(5)に指を入れ、上シール部(1)を上方に向かって切り、次いで右または左に向かって切り裂くことにより、開封するが、特に右または左に向かって切り裂く状態は、引きちぎるようにして開封するので、該包装袋(A)を構成する積層体は、最外層フィルムに、該包装袋(A)の横方向に直線引
き裂き性を有するフィルムを使用することが好ましい。
次に、前記積層体を構成している、最外層の直線引裂き性を有するフィルムと、最内層のシーラントフィルム、および内容物を長期保存するために必要な中間層に使用するガスバリアフィルムについて詳細に説明する。
前記直線引裂き性を有するフィルムには、一方向に延伸した一軸延伸フィルムや縦横の延伸倍率を変えた延伸フィルムなどを使用することができるが、本発明では、直線引裂き性があるフィルムであればいずれでも構わない。
一般的にプラスチックフィルムは、延伸フィルムと無延伸フィルムに大別されるが、延伸フィルムは、プラスチックフィルムを融点以下の温度に加熱しながら縦横二方向、或いはそのいずれか一方向に引き伸ばして配向させたフィルムであり、無延伸フィルムは延伸をしていない未延伸状態のフィルムで分子鎖の配向がなく分子運動が自由なため熱溶融による接着(熱シール)ができる。
延伸によるフィルムの分子鎖は、一軸延伸では一方向に、二軸延伸では面方向に配向し、無延伸フィルムの物性改善が可能となる。
一般的にプラスチックフィルムは、延伸することにより、腰(剛度)、透明性、引張り強さ、収縮性は増加し、光沢、防湿性、防気性は改善するが、伸び、引裂き強度は減少する。
該フィルムの材質としては、例えば、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリエチレンナフタレ−ト(PEN)、ポリブチレンテレフタレート(PBT)などのポリエステル、ポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)、ポリスチレン(PS)などのポリオレフィン、ナイロン−6、ナイロン−66などのポリアミド(PA)、ポリカーボネート(PC)、ポリアクリロニトリル(PAN)、ポリイミド(PI)、ポリ塩化ビニル(PVC)、ポリ塩化ビニリデン(PVDC)、ポリビニルアルコール(PVA)、エチレン−ビニルアルコール共重合体(EVOH)、ポリエーテルスルフォン(PES)、ポリメチルメタクリレート(PMMA)などやこれらの共重合体の延伸フィルムを使用することができる。
通常、これらの中でも、特に、強度、耐熱性、コストなどの面から、二軸方向に任意に延伸されたポリエチレンテレフタレートフィルム(PET)、及びポリアミドフィルム(PA)を使用することが好ましい。
該フィルムの厚さは、加工性を考慮すると、3〜200μmの範囲内であることが好ましく、6〜30μmの範囲内がより好ましい。
次に、最内層のシーラントフィルムには、例えば、低密度ポリエチレン樹脂(LDPE)、中密度ポリエチレン樹脂(MDPE)、高密度ポリエチレン樹脂(HDPE)、ポリプロピレン樹脂(PP)などからなるフィルムを使用することができる。
中でも、シール強度、コストなどの面から、無延伸ポリプロピレンフィルム(CPP)を使用することが好ましい。
また、該シーラントフィルムの厚みは、強度、加工性を考慮すると、15〜200μmの範囲内であることが好ましく、30〜60μmの範囲内がより好ましい。
次に、直線引裂き性を有するフィルムと、最内層のシーラントフィルムとを積層する方法は、例えば、ドライラミネーション方法、ノンソルベントドライラミネーション方法、ホットメルトラミネーション方法、エクストルージョンラミネーション方法を利用したサンドイッチラミネーション方法などの公知の方法を使用することができる。
例えば、前記ドライラミネーション方法は、フィルム上に接着剤を塗布するコーティング部、乾燥装置、ニップローラー部の3つのセクションと、巻き出し、巻き取り、及びテンションコントロールシステムから構成されている。
該コーティング部は、一般的にグラビアロールコーティング方式、又はリバースロールコーティング方式を採用している。
該ドライラミネーションに使用する接着剤は、一般的に、ポリウレタン系、ポリアクリル系、ポリエステル系、エポキシ系、ポリ酢酸ビニル系、セルロース系、その他などのラミネート用接着剤などを使用することができる。
前記ラミネーション用接着剤は、溶剤型接着剤、或いは無溶剤型接着剤が使用されるが、無溶剤型接着剤を使用する場合は、乾燥装置は不要であり、特に、ノンソルベントドライラミネーション方法と呼んでいる。
前記ホットメルトラミネーション方法は、加熱溶融したエチレン−酢酸ビニル共重合体(EVA)などのホットメルト接着剤をフィルム上に塗工し、直ちに、他のフィルムをラミネートする方法である。
前記エクストルージョンラミネーション方法は、ポリエチレンやポリプロピレンなどの熱可塑性樹脂を加熱し、シリンダーと呼ばれる筒の中で溶解し、スクリューで圧力をかけて押し出し、該シリンダーの先端部にあるTダイスと呼ばれる細いスリットからカーテン状に溶解した樹脂が押し出されフィルム状となってラミネーションされる方法である。
この際、該エクストルージョンラミネーション方法を利用して、ポリエチレンやポリプロピレンなどの熱可塑性樹脂を接着剤の代わりにして、直線引裂き性を有するフィルムと、最内層のシーラントフィルムとをラミネーションするサンドイッチラミネーション方法を使用することもできる。
以上のように、最外層の直線引裂き性を有するフィルムと、最内層のシーラントフィルムとを積層する方法は、接着強度、コスト面からドライラミネーション方法で行うことが好ましい。
次に、内容物によっては、前記積層体は、最外層の直線引裂き性を有するフィルムと、最内層のシーラントフィルムとの間に中間層として、バリアフィルムが積層されている構成でも良い。
前記バリアフィルムとしては、例えば、アルミニウム箔、アルミニウム蒸着フィルム、無機酸化物(酸化珪素、酸化アルミニウムなど)の薄膜を有する樹脂フィルムやエチレン・ビニルアルコール共重合体、ポリビニルアルコール、エチレン−酢酸ビニル共重合体ケン化物などのフィルム、或いはポリエチレンテレフタレート、ポリアミド、ポリビニルアルコール、エチレン−酢酸ビニル共重合体ケン化物などにポリ塩化ビニリデンを塗工したフィルム、またこれらフィルムの1種乃至それ以上を組み合わせた積層材料を使用することができるが、好ましくは、ガスバリアー性が良く、易引裂き性を有するアルミニウム箔が好ましい。
尚、積層体は上記の構成の他に印刷層、アンカーコーティング層などを含んでいても良い。
先ず、最外層の直線引裂き性を有するフィルムへの印刷層を設ける場合、該フィルムの印刷面は表裏どちらでも印刷可能であるが、一般的なプラスチックフィルム袋への印刷の場合と同様に、インキの耐摩擦性、耐候性などを考慮してフィルムの内面に商品の販売促進効果を向上させるなどの理由で美麗な絵柄の印刷層を設けることが好ましい。
該印刷層を形成する印刷インキとしては、インキに色彩を与える顔料や染料などからなる色材と該色材を微細な粒子に分散・保持しつつ、被印刷体に固着させる樹脂と該樹脂を安定して溶解し、該顔料や染料などの分散性、インキの流動性を保持し、かつ印刷の版からインキの適正量を転移できる溶剤とから構成されるビヒクル、更に色材の分散性、発色性向上や沈殿防止、流動性の改良を目的に界面活性剤などからなる助剤から形成されているが、特に色材は、耐候性の良い顔料が好ましい。
該印刷層を設ける印刷方式は、該フィルムに印刷できる印刷方式ならば、特に制約はないが、鉄製の円筒(シリンダー)表面上に銅メッキを施して下地を形成し、該銅メッキ面上に剥離層を設け、更に銅メッキをして、その表面を鏡面状に研磨した銅面に彫刻方式や腐食方式により、凹部(セル)を作成し、該セル内の印刷インキを該フィルムに転移させ、調子物でもカラフルに印刷ができ、且つ訴求効果も高いグラビア印刷方式が好ましい。
尚、前記フィルムに印刷する際、該フィルムと印刷インキとの密着性を向上させるため必要ならば、該フィルムの印刷層を設ける面にオゾン処理、コロナ処理などの前処理を施すことが好ましく、更に、アンカーコート剤などをコーティングしても良い。
前記アンカーコート剤としては、例えばイソシアネート系(ウレタン系)、ポリエチレンイミン系、ポリブタジェン系、有機チタン系などのアンカーコート剤や、或いはポリウレタン系、ポリアクリル系、ポリエステル系、エポキシ系、ポリ酢酸ビニル系、セルロース系、その他などのラミネート用接着剤などを使用することができる。
該アンカーコート剤をコーティングする方法は、公知のグラビアロールコーティング方式、バーコーティング方式、滴下方式、リバースロールコーティング方式などを使用することができる。
以上のような材料、方法による代表的な該包装袋(A)を構成する積層体は、例えば、最外層側から順に2軸延伸ポリエチレンテレフタレートフィルム(PET)/接着剤/アルミニウム箔/接着剤/無延伸ポリプロピレンフィルム(CPP)、2軸延伸ポリエチレンテレフタレートフィルム(PET)/無機酸化物蒸着薄膜層/接着剤/無延伸ポリプロピレンフィルム(CPP)、2軸延伸ナイロンフィルム(Ny)/接着剤/アルミニウム箔/接着剤/無延伸ポリプロピレンフィルム(CPP)などが挙げられるが、これらに限定されるものではない。さらに、積層体の最外層に用いるフィルムも横方向に引き裂き性を有するフィルムに限定されるものではない。
尚、本発明の包装袋(A)のシール形態は、上述の4方シール袋の他に、3方シール袋、スタンディング袋など、少なくとも周囲の一辺にシール部を有する包装袋であればいずれの形態の包装袋においても適用可能である。
以下に、本発明の包装袋(A)について、具体的にいくつかの実施例を挙げて、さらに詳しく説明する。
本発明の包装袋(A)に使用する積層体は、最外層である基材層として、厚さ12μmの2軸延伸ポリエチレンテレフタレートフィルム(PET)を使用し、該PET上に酸化アルミニウム(アルミナ)を真空蒸着法により、蒸着して膜厚20nmの蒸着薄膜層を有するバリアフィルムを得た。
次に、該バリアフィルムを構成する蒸着薄膜層上にポリウレタン系2液反応型インキを使用して、グラビア印刷方式により裏刷りして印刷インキ層を得た。次に、該印刷インキ層上に接着剤層として、ドライラミネーション用接着剤を4.0g/m2(dry)程度塗布し、該接着剤層を介して、中間層となる、厚さ15μmの2軸延伸ナイロンフィルム(ONy)をドライラミネーション方法により積層し、さらに該中間層上にドライラミネーション用接着剤を4.0g/m2(dry)程度塗布し、該接着剤層を介して、シーラント層となる、厚さ50μmの無延伸ポリプロピレンフィルム(CPP)を、ドライラミネーション方法により積層して、2軸延伸ポリエチレンテレフタレートフィルム(PET)(基材層)/アルミナ(蒸着薄膜層)/印刷インキ層/接着剤層/2軸延伸ナイロンフィルム(ONy)(中間層)/接着剤層/無延伸ポリプロピレンフィルム(CPP)(シーラント層)の層構成からなる積層体を作製した。
次に、前記巻取状の積層体を製袋機により、図1に示すように、該包装袋(A)の上部に逆屋根型状の上シール部(1)を設け、該上シール部(1)のほぼ中央部に使用者が開封時に指を入れることが可能な大きさに形成され、該開封開始用穴(5)が、上方に向かい尖る上方開封用凸部(10)と、左右それぞれの方向に向かい尖る2つの左右開封用凸部(11)を備えている開封開始用穴(5)を設けた。
また、左右開封用凸部(11)の延長方向には、内容物取り出し口(12)となる未シール部が位置するようにして4方シール型の包装袋(A)を作製した。
このようにして得た包装袋(A)の未シール部(6)から内容物としてカレーのレトルト食品を充填し、該未シール部(6)をヒートシールして密封したカレーのレトルト食品入りの4方シール型の包装袋(A)を完成した。
この該カレーのレトルト食品入り包装袋(A)を使用し、開封状態を評価したところ、本発明の包装袋(A)は、包装袋を端部から開封する際、手で掴む場所が広く、容易に開封でき、開封口が小さく、内容物の量を調整して取り出せ、内容物が飛び散らずに取り出すことができ、さらに2つ折に畳んで内容物を完全に絞り出すことができた。
実施例1において、図2に示すように、該包装袋(A)の上部の上シール部(1)の形態を逆凸型状に変更した以外は同様にして4方シール型の包装袋(A)を作製した。
このようにして得た包装袋(A)の未シール部(6)から内容物としてカレーのレトルト食品を充填し、該未シール部(6)をヒートシールして密封したカレーのレトルト食品入りの4方シール型の包装袋(A)を完成した。
この該カレーのレトルト食品入り包装袋(A)を使用し、開封状態を評価したところ、本発明の包装袋(A)は、包装袋を端部から開封する際、手で掴む場所が広く、容易に開封でき、開封口が小さく、内容物の量を調整して取り出せ、内容物が飛び散らずに取り出すことができ、さらに2つ折に畳んで内容物を完全に絞り出すことができた。
実施例1において、図3に示すように、該包装袋(A)の上部の上シール部(1)の形態を逆三角形状に変更した以外は同様にして4方シール型の包装袋(A)を作製した。
このようにして得た包装袋(A)の未シール部(6)から内容物としてカレーのレトルト食品を充填し、該未シール部(6)をヒートシールして密封したカレーのレトルト食品入りの4方シール型の包装袋(A)を完成した。
この該カレーのレトルト食品入り包装袋(A)を使用し、開封状態を評価したところ、本発明の包装袋(A)は、包装袋を端部から開封する際、手で掴む場所が広く、容易に開封でき、開封口が小さく、内容物の量を調整して取り出せ、内容物が飛び散らずに取り出すことができ、さらに2つ折に畳んで内容物を完全に絞り出すことができた。
実施例1において、図4に示すように、該包装袋(A)の上部の上シール部(1)の形態を逆凸型状に変更し、さらに上部端縁(2)中央部近傍および左右シール部(7、8)の開封開始用穴(5)の左右開封用凸部(11)を延長した位置に3本の切り込みからなる第二の開封開始部(13)を設けた以外は同様にして4方シール型の包装袋(A)を作製した。
このようにして得た包装袋(A)の未シール部(6)から内容物としてカレーのレトルト食品を充填し、該未シール部(6)をヒートシールして密封したカレーのレトルト食品入りの4方シール型の包装袋(A)を完成した。
この該カレーのレトルト食品入り包装袋(A)を使用し、開封状態を評価したところ、本発明の包装袋(A)は、包装袋を端部から開封する際、手で掴む場所が広く、容易に開封でき、開封口が小さく、内容物の量を調整して取り出せ、内容物が飛び散らずに取り出すことができ、さらに2つ折に畳んで内容物を完全に絞り出すことができた。
実施例1において、図5に示すように、該包装袋(A)の上部の上シール部(1)の形態を逆三角形状に変更し、さらに上部端縁(2)中央部に切り欠きからなる第二の開封開始部(13)を設けた以外は同様にして4方シール型の包装袋(A)を作製した。
このようにして得た包装袋(A)の未シール部(6)から内容物としてカレーのレトルト食品を充填し、該未シール部(6)をヒートシールして密封したカレーのレトルト食品入りの4方シール型の包装袋(A)を完成した。
この該カレーのレトルト食品入り包装袋(A)を使用し、開封状態を評価したところ、本発明の包装袋(A)は、包装袋を端部から開封する際、手で掴む場所が広く、容易に開封でき、開封口が小さく、内容物の量を調整して取り出せ、内容物が飛び散らずに取り出すことができ、さらに2つ折に畳んで内容物を完全に絞り出すことができた。
実施例1において、図6に示すように、該包装袋(A)の上部の上シール部(1)の形態を逆三角形状に変更し、さらに上部端縁(2)中央部に切り欠きからなる第二の開封開始部(13)を設け、該第二の開封開始部(13)から引き裂き線(4)を垂直方向に設けた以外は同様にして4方シール型の包装袋(A)を作製した。
このようにして得た包装袋(A)の未シール部(6)から内容物としてカレーのレトル
ト食品を充填し、該未シール部(6)をヒートシールして密封したカレーのレトルト食品入りの4方シール型の包装袋(A)を完成した。
この該カレーのレトルト食品入り包装袋(A)を使用し、開封状態を評価したところ、本発明の包装袋(A)は、包装袋を端部から開封する際、手で掴む場所が広く、容易に開封でき、開封口が小さく、内容物の量を調整して取り出せ、内容物が飛び散らずに取り出すことができ、さらに2つ折に畳んで内容物を完全に絞り出すことができた。
本発明の包装袋(A)に使用する積層体は、最外層である基材層として、厚さ12μmのポリエチレンテレフタレートフィルム(PET)を使用し、該PET上にポリウレタン系2液反応型インキを使用して、グラビア印刷方式により裏刷りして印刷インキ層を得た。次に、該印刷インキ層上に接着剤層として、ドライラミネーション用接着剤を4.0g/m2(dry)程度塗布し、該接着剤層を介して、バリア層となるアルミニウム箔をドライラミネーション方法により積層し、さらに該バリア層上にドライラミネーション用接着剤を4.0g/m2(dry)程度塗布し、該接着剤層を介して、シーラント層となる、厚さ50μmの無延伸ポリプロピレンフィルム(CPP)を、ドライラミネーション方法により積層して、ポリエチレンテレフタレートフィルム(PET)(基材層)/印刷インキ層/接着剤層/アルミニウム箔(バリア層)/接着剤層/無延伸ポリプロピレンフィルム(CPP)(シーラント層)の層構成からなる積層体を作製した。
次に、前記巻取状の積層体を製袋機により、図1に示すように、該包装袋(A)の上部に逆屋根型状の上シール部(1)を設け、該上シール部(1)のほぼ中央部に使用者が開封時に指を入れることが可能な大きさに形成され、該開封開始用穴(5)が、上方に向かい尖る上方開封用凸部(10)と、左右それぞれの方向に向かい尖る2つの左右開封用凸部(11)を備えている開封開始用穴(5)を設けた。
また、左右開封用凸部(11)の延長方向には、内容物取り出し口(12)となる未シール部が位置するようにして4方シール型の包装袋(A)を作製した。
このようにして得た包装袋(A)の未シール部(6)から内容物としてカレーのレトルト食品を充填し、該未シール部(6)をヒートシールして密封したカレーのレトルト食品入りの4方シール型の包装袋(A)を完成した。
この該カレーのレトルト食品入り包装袋(A)を使用し、開封状態を評価したところ、本発明の包装袋(A)は、包装袋を端部から開封する際、手で掴む場所が広く、容易に開封でき、開封口が小さく、内容物の量を調整して取り出せ、内容物が飛び散らずに取り出すことができ、さらに2つ折に畳んで内容物を完全に絞り出すことができた。
実施例1において、図2に示すように、該包装袋(A)の上部の上シール部(1)の形態を逆凸型状に変更した以外は同様にして4方シール型の包装袋(A)を作製した。
このようにして得た包装袋(A)の未シール部(6)から内容物としてカレーのレトルト食品を充填し、該未シール部(6)をヒートシールして密封したカレーのレトルト食品入りの4方シール型の包装袋(A)を完成した。
この該カレーのレトルト食品入り包装袋(A)を使用し、開封状態を評価したところ、本発明の包装袋(A)は、包装袋を端部から開封する際、手で掴む場所が広く、容易に開封でき、開封口が小さく、内容物の量を調整して取り出せ、内容物が飛び散らずに取り出
すことができ、さらに2つ折に畳んで内容物を完全に絞り出すことができた。
実施例1において、図3に示すように、該包装袋(A)の上部の上シール部(1)の形態を逆三角形状に変更した以外は同様にして4方シール型の包装袋(A)を作製した。
このようにして得た包装袋(A)の未シール部(6)から内容物としてカレーのレトルト食品を充填し、該未シール部(6)をヒートシールして密封したカレーのレトルト食品入りの4方シール型の包装袋(A)を完成した。
この該カレーのレトルト食品入り包装袋(A)を使用し、開封状態を評価したところ、本発明の包装袋(A)は、包装袋を端部から開封する際、手で掴む場所が広く、容易に開封でき、開封口が小さく、内容物の量を調整して取り出せ、内容物が飛び散らずに取り出すことができ、さらに2つ折に畳んで内容物を完全に絞り出すことができた。
実施例1において、図4に示すように、該包装袋(A)の上部の上シール部(1)の形態を逆凸型状に変更し、さらに上部端縁(2)中央部近傍および左右シール部(7、8)の開封開始用穴(5)の左右開封用凸部(11)を延長した位置に3本の切り込みからなる第二の開封開始部(13)を設けた以外は同様にして4方シール型の包装袋(A)を作製した。
このようにして得た包装袋(A)の未シール部(6)から内容物としてカレーのレトルト食品を充填し、該未シール部(6)をヒートシールして密封したカレーのレトルト食品入りの4方シール型の包装袋(A)を完成した。
この該カレーのレトルト食品入り包装袋(A)を使用し、開封状態を評価したところ、本発明の包装袋(A)は、包装袋を端部から開封する際、手で掴む場所が広く、容易に開封でき、開封口が小さく、内容物の量を調整して取り出せ、内容物が飛び散らずに取り出すことができ、さらに2つ折に畳んで内容物を完全に絞り出すことができた。
実施例1において、図5に示すように、該包装袋(A)の上部の上シール部(1)の形態を逆三角形状に変更し、さらに上部端縁(2)中央部に切り欠きからなる第二の開封開始部(13)を設けた以外は同様にして4方シール型の包装袋(A)を作製した。
このようにして得た包装袋(A)の未シール部(6)から内容物としてカレーのレトルト食品を充填し、該未シール部(6)をヒートシールして密封したカレーのレトルト食品入りの4方シール型の包装袋(A)を完成した。
この該カレーのレトルト食品入り包装袋(A)を使用し、開封状態を評価したところ、本発明の包装袋(A)は、包装袋を端部から開封する際、手で掴む場所が広く、容易に開封でき、開封口が小さく、内容物の量を調整して取り出せ、内容物が飛び散らずに取り出すことができ、さらに2つ折に畳んで内容物を完全に絞り出すことができた。
実施例1において、図6に示すように、該包装袋(A)の上部の上シール部(1)の形態を逆三角形状に変更し、さらに上部端縁(2)中央部に切り欠きからなる第二の開封開始部(13)を設け、該第二の開封開始部(13)から引き裂き線(4)を垂直方向に設けた以外は同様にして4方シール型の包装袋(A)を作製した。
このようにして得た包装袋(A)の未シール部(6)から内容物としてカレーのレトルト食品を充填し、該未シール部(6)をヒートシールして密封したカレーのレトルト食品入りの4方シール型の包装袋(A)を完成した。
この該カレーのレトルト食品入り包装袋(A)を使用し、開封状態を評価したところ、本発明の包装袋(A)は、包装袋を端部から開封する際、手で掴む場所が広く、容易に開封でき、開封口が小さく、内容物の量を調整して取り出せ、内容物が飛び散らずに取り出すことができ、さらに2つ折に畳んで内容物を完全に絞り出すことができた。
本発明に係る包装袋の1実施例を示す平面図である。 本発明に係る包装袋のその他の実施例を示す平面図である。 本発明に係る包装袋のまたその他の実施例を示す平面図である。 本発明に係る包装袋のさらにまたその他の実施例を示す平面図である。 本発明に係る包装袋のさらにまたその他の実施例を示す平面図である。 本発明に係る包装袋のさらにまたその他の実施例を示す平面図である。
符号の説明
A・・・包装袋
1・・・上シール部
2・・・上部端縁
3・・・開封ノッチ
4・・・引き裂き線
5・・・開封開始用穴
6・・・未シール部
7・・・左シール部
8・・・右シール部
10・・・上方開封用凸部
11・・・左右開封用凸部
12・・・内容物取り出し口
13・・・第二の開封開始部

Claims (4)

  1. 少なくとも、周囲の一辺にシール部を有する包装袋において、前記包装袋の上部に上シール部を設け、該上シール部の中央部に該上シール部を下側に凸型に広げた領域を有し、前記上シール部の中央部に開封開始用穴が設けられており、前記開封開始用穴が、使用者が開封時に指を入れることが可能な大きさに形成され、かつ、前記開封開始用穴が、上方に向かって切り裂き開始可能に尖る上方開封用凸部と、左右それぞれの方向に向かって、切り裂き開始可能に尖る2つの左右開封用凸部を備え、さらに切り裂きを開始する該左右開封用凸部のそれぞれの左右の延長方向には、内容物取り出し口となる左右の未シール部が位置し、開封時には前記開封開始用穴から上方に向かって上シール部を切り裂き、次に、前記開封開始用穴から右または左に向かって前記未シール部に達して切り裂くことで前記左右の切り裂き部分の上部を引きちぎって開封できることを特徴とする包装袋。
  2. 前記包装袋の外縁で、前記上方開封用凸部を延長した位置の前記上シール部の上側の外縁の中央に切り込み、切り欠き、又は傷加工による第二の開封開始部が設けられていることを特徴とする請求項記載の包装袋。
  3. 前記包装袋の外縁で、前記左右開封用凸部を延長した位置に切り込み、切り欠き、又は傷加工による第二の開封開始部が設けられていることを特徴とする請求項記載の包装袋。
  4. 前記第二の開封開始部から引き裂き線が垂直方向に設けられていることを特徴とする請求項記載の包装袋。
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