JP4773946B2 - モニタ制御システム、モニタ装置、モニタ制御方法およびモニタ制御プログラム - Google Patents

モニタ制御システム、モニタ装置、モニタ制御方法およびモニタ制御プログラム Download PDF

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Description

この発明は、通信インフラを介した通信端末間で通信される通信データを監視するモニタ制御システム、モニタ装置、モニタ制御方法およびモニタ制御プログラムに関する。
近年、IP技術が利用された通信インフラが普及している。このような通信インフラは、複数のルータで構成され、複数のルータ間でルーティングを行いながら通信端末間におけるデータの転送(いわゆる、HOP−BY−HOP)を行っている。かかる通信インフラ内では、通信インフラを介した通信端末間で通信される通信データ(例えば、IPパケット)をモニタする技術が実施されている。
しかしながら、通信インフラにおけるデータの流れは、ルータ間のルータ構成に依存するため、通信インフラ内でモニターポイントを定めてデータをモニタすることが非常に困難である。
このため、通信データを収集してモニタ装置に転送するデータ分配装置が回線上に複数設置され、モニタ装置が回線毎に設置される(例えば、特許文献1)。例えば、特許文献1では、通信データを収集してモニタ装置に転送するデータ分配装置が通信端末の回線上に複数設置されており、エージェントが通信データを収集した通信データを各モニタ装置に転送する技術が開示されている。
特開2004−40538号公報
ところで、上述した従来の技術では、回線毎にモニタ装置を設置するので、複数のモニタ装置を設置し保守する必要がある結果、コストがかかるという課題があった。
そこで、この発明は、上述した従来技術の課題を解決するためになされたものであり、コストを削減することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、本発明は、通信インフラを介した通信端末間で通信される通信データを監視するモニタ制御システムであって、発信元アドレスと転送先アドレスとを対応付けて記憶するアドレス変換テーブルと、前記通信データを受信して、当該通信データの発信元アドレスに対応する転送先アドレスを前記アドレス変換テーブルから取得し、当該取得された転送先アドレスを基に、前記通信データを転送する転送手段と、前記受信された通信データを監視する監視手段と、を備えたことを特徴とする。
また、本発明は、上記の発明において、前記通信データのコンテンツ種別を分析するコンテンツ分析手段をさらに備え、前記監視手段は、前記コンテンツ分析手段によって分析された通信データのコンテンツ種別に応じて、前記通信データを監視することを特徴とする。
また、本発明は、上記の発明において、セッションを制御するセッション制御装置から通信データにおけるメディアを変換する旨の指示を受け付けた場合には、前記通信データのメディアを変換するメディア変換手段をさらに備え、前記転送手段は、前記メディア変換手段によって変換された前記通信データを前記転送先アドレスに転送することを特徴とする。
また、本発明は、上記の発明において、前記監視手段は、前記通信端末から監視を行う旨の要求を受け付けた場合には、前記通信データを監視することを特徴とする。
また、本発明は、上記の発明において、サービス提供の対象外である通信端末における利用者の声紋を記憶する声紋情報記憶手段と、前記通信データの声紋を分析する声紋分析手段とをさらに備え、前記転送手段は、前記声紋分析手段によって分析された声紋が前記声紋情報記憶手段に記憶されている場合には、前記通信データを転送することを中断することを特徴とする。
また、本発明は、通信インフラを介した通信端末間で通信される通信データを監視するモニタ装置であって、発信元アドレスと転送先アドレスとを対応付けて記憶するアドレス変換テーブルと、前記通信データを受信して、当該通信データの発信元アドレスに対応する転送先アドレスを前記アドレス変換テーブルから取得し、当該取得された転送先アドレスを基に、前記通信データを転送する転送手段と、前記受信された通信データを監視する監視手段と、を備えたことを特徴とする。
また、本発明は、通信インフラを介した通信端末間で通信される通信データを監視するモニタ制御方法であって、発信元アドレスと転送先アドレスとを対応付けてアドレス変換テーブルに格納するアドレス変換格納工程と、前記通信データを受信して、当該通信データの発信元アドレスに対応する転送先アドレスを前記アドレス変換テーブルから取得し、当該取得された転送先アドレスを基に、前記通信データを転送する転送工程と、前記受信された通信データを監視する監視工程と、を含んだことを特徴とする。
また、本発明は、通信インフラを介した通信端末間で通信される通信データを監視するモニタ制御方法をコンピュータに実行させるモニタ制御プログラムであって、発信元アドレスと転送先アドレスとを対応付けてアドレス変換テーブルに格納するアドレス変換格納手順と、前記通信データを受信して、当該通信データの発信元アドレスに対応する転送先アドレスを前記アドレス変換テーブルから取得し、当該取得された転送先アドレスを基に、前記通信データを転送する転送手順と、前記受信された通信データを監視する監視手順と、をコンピュータに実行させることを特徴とする。
本発明によれば、モニタ装置は、発信元アドレスと転送先アドレスとを対応付けてアドレス変換テーブルに記憶し、通信データを受信して、通信データの発信元アドレスに対応する転送先アドレスをアドレス変換テーブルから取得し、取得された転送先アドレスを基に、通信データを転送し、受信された通信データを監視するので、複数のモニタ装置を設置することなく、モニタ装置が中継した通信データの監視を行える結果、コストを削減することが可能である。
また、本発明によれば、通信データのコンテンツ種別を分析し、分析された通信データのコンテンツ種別に応じて、通信データを監視するので、例えば同一セッションを使って音声とテキストを透過するような通信状況でも、新たな装置を設置する必要がなく、コストを削減することが可能である。
また、本発明によれば、セッションを制御するセッション制御装置から通信データにおけるメディアを変換する旨の指示を受け付けた場合には、通信データのメディアを変換し、変換された通信データを転送先アドレスに転送するので、例えば、音声データを途中でテキストデータに変換するような通信状況でも、新たな装置を設置する必要がなく、コストを削減することが可能である。
また、本発明によれば、通信端末から監視を行う旨の要求を受け付けた場合には、通信データを監視するので、常にモニタを行わずに、必要に応じてモニタすることが可能である。
また、本発明によれば、サービス提供の対象外である通信端末における利用者の声紋を記憶し、通信データの声紋を分析し、分析された声紋が記憶されている場合には、通信データを転送することを中断するので、声紋分析によりサービスの提供の判断を支援することが可能である。
以下に添付図面を参照して、この発明に係るモニタ制御システム、モニタ装置、モニタ制御方法およびモニタ制御プログラムの実施例を詳細に説明する。
以下の実施例では、実施例1に係るモニタ制御システムの概要および特徴、モニタ装置の構成および処理の流れを順に説明し、最後に実施例1による効果を説明する。
[実施例1に係るモニタ制御システムの概要および特徴]
まず最初に、図1を用いて、実施例1に係るモニタ制御システムの概要および特徴を説明する。図1は、実施例1に係るモニタ制御システムの概要および特徴を説明するための図である。
実施例1のモニタ制御システム1では、通信インフラ50を介した通信端末間で通信される通信データをモニタすることを概要とする。そして、このモニタ制御システム1では、コストを削減する点に主たる特徴がある。
この主たる特徴について具体的に説明すると、モニタ制御システム1は、IPパケットをモニタするモニタ装置10と、通信インフラ50を介したPC30間の通信用セッションを制御するセッション制御装置20と、通信インフラ50を介して互いに接続された発信元PC−A30aおよび着信先PC−B30bと、通信インフラ50内に設置された複数のルータ40a〜40cとで構成される。また、かかるモニタ装置10は、発信元であるPC−AのIPアドレスと転送先であるPC−BのIPアドレスとを対応付けて記憶するアドレス変換テーブル14aと、受信したIPパケットを記憶するモニタログ記憶部13bとを備える。
このような構成のもと、モニタ制御システム1のセッション制御装置20がセッションを確立する制御の過程おいて、転送先アドレスとしてモニタ装置10のIPアドレスをPC−A30aに通知した後(図1の(1)参照)、PC−A30aは、着信アドレスをモニタ装置10のIPアドレスとしたIPパケットを送信する(図1の(2)参照)。
そして、モニタ装置10は、IPパケットを受信して、そのIPパケットの発信元アドレスに対応する転送先アドレスをアドレス変換テーブル14aから取得し、取得された転送先アドレスにIPパケットを転送する(図1の(3)参照)。図1の例を用いて説明すると、モニタ装置10は、IPパケットを受信し、そのIPパケットの発信元アドレス「PC−AのIPアドレス」に対応する転送先アドレス「PC−BのIPアドレス」をアドレス変換テーブル14aから取得し、IPパケットの着信アドレスを「モニタ装置のアドレス」から「PC−BのIPアドレス」に書き換えて、IPパケットをPC−B30bに転送する。
また、モニタ装置10は、受信したIPパケットをモニタする(図1の(4)参照)。具体的には、モニタ装置10は、受信したIPパケットをコピーしてモニタログ記憶部13bに格納し、格納されたIPパケットに係るデータから通信品質を測定し、契約内容に応じた品質提供がなされているかをモニタする。
このように、モニタ制御システム1は、複数のモニタ装置を設置することなく、モニタ装置が中継した通信データの監視を行える結果、上記した主たる特徴のごとく、コストを削減することが可能である。
[モニタ装置の構成]
次に、図2および図3を用いて、図1に示したモニタ装置10の構成を説明する。図2は、実施例1に係るモニタ装置10の構成を示すブロック図であり、図3は、アドレス変換テーブルを説明するための図である。
図2に示すように、このモニタ装置10は、通信制御I/F11、ネットワーク通信制御I/F12、制御部13、記憶部14を備え、ネットワーク60を介してセッション制御装置20と接続さえ、通信インフラ50を介してPC−A30a、PC−B30bと接続される。以下にこれらの各部の処理を説明する。
通信制御I/F11は、通信インフラ50を介して接続されるPC−A30aおよびPC−B30bとの間でやり取りする各種情報に関する通信を制御する。具体的には、通信制御I/F11は、PC−A30aから送信されるIPパケットを受信し、また、PC−B30bへIPパケットを転送する。
ネットワーク通信制御I/F12は、ネットワーク60を介して接続されるセッション制御装置20との間でやり取りする各種情報に関する通信を制御する。具体的には、ネットワーク通信制御I/F12は、セッション制御装置20からモニタ指示通知やモニタ情報更新指示を受信し、また、セッション制御装置20へモニタ指示通知に対する応答やモニタ情報更新指示に対する応答を送信する。
記憶部14は、制御部13による各種処理に必要なデータおよびプログラムを格納するが、特に本発明に密接に関連するものとしては、アドレス変換テーブル14aおよびモニタログ記憶部14bを備える。
アドレス変換テーブル14aは、発信元であるPC−AのIPアドレスと転送先であるPC−BのIPアドレスとを対応付けて記憶する。具体的には、アドレス変換テーブル14aは、図3に示すように、発信元であるPC−A30a、モニタ装置10および転送先であるPC−B30bそれぞれのIPアドレスとポート番号とを対応付けて記憶している。
また、アドレス変換テーブル14aは、モニタ装置のポート番号については、PC−A30a側のポート番号と、PC−B30b側のポート番号とを記憶している。なお、PC−A30a側のポート番号と、PC−B30b側のポート番号は、それぞれIPアドレスの下二桁の番号とする。
モニタログ記憶部14bは、受信したIPパケットを記憶する。具体的には、モニタログ記憶部14bは、PC−A30aから受信したIPパケットのデータやIPパケットの履歴情報を記憶する。
制御部13は、各種の処理手順などを規定したプログラムおよび所要データを格納するための内部メモリを有し、これらによって種々の処理を実行するが、特に本発明に密接に関連するものとしては、テーブル作成部13a、パケット格納部13b、着信アドレス書き換え部13c、パケット転送部13dおよびパケットモニタ部13eを備える。なお、着信アドレス書き換え部13cおよびパケット転送部13dは、特許請求の範囲に記載の「転送手段」に対応し、パケットモニタ部13eは、特許請求の範囲に記載の「モニタ手段」に対応する。
テーブル作成部13aは、セッション確立時において、セッション制御装置20から受信した情報に基づいて、アドレス変換テーブル14aを作成する。具体的には、テーブル作成部13aは、モニタを開始する旨のモニタ指示通知を受信すると、モニタ指示通知にて通知される発信元端末IPアドレス、発信元端末のポート番号および転送先端末IPアドレスをセッション制御装置20から受信する。
そして、テーブル作成部13aは、その発信元端末IPアドレス、発信元端末ポート番号および転送先端末IPアドレスにそれぞれ対応するモニタ装置10のポート番号を割り付けて、アドレス変換テーブル14aを作成し、モニタ指示通知を受信した旨の応答をセッション制御装置20に対して送信する。
その後、テーブル作成部13aは、PC−B30bのポート番号を通知するモニタ情報更新指示をセッション制御装置20から受信してアドレス変換テーブル14aを完成させ、モニタ情報更新指示を受信した旨の応答をセッション制御装置20に対して送信する。
パケット格納部13bは、受信したIPパケットをモニタログ記憶部13bに格納する。具体的には、パケット格納部13bは、セッション確立後にPC−A30aからIPパケットを受信すると、IPパケットをコピーしてモニタログ記憶部13bに格納する。
着信アドレス書き換え部13cは、受信したIPパケットの着信アドレスを書き換える。具体的には、着信アドレス書き換え部13cは、IPパケットの着信アドレスを「モニタ装置のIPアドレス」から転送先である「PC−BのIPアドレス」に書き換えて、その書き換えられたIPパケットをパケット転送部13dに通知する。
パケット転送部13dは、転送先アドレスにIPパケットを転送する。具体的には、パケット転送部13dは、着信アドレス書き換え部から通知されたIPパケットをPC−B30bのIPアドレスに送信する。
パケットモニタ部13eは、受信したIPパケットを監視する。具体的には、パケットモニタ部13eは、コピーしてモニタログ記憶部13bに格納されたIPパケットに係るデータから通信品質を測定し、契約内容に応じた品質提供がなされているかを監視して図示しない出力部に出力する。
[モニタ制御システムによるセッション確立処理]
次に、図4を用いて、実施例1に係るモニタ制御システム1による処理を説明する。図4は、実施例1に係るモニタ制御システム1の処理動作を示すシーケンス図である。
同図に示すように、モニタ制御システム1のPC−A30aは、セッションを確立してPC−B30bとの通信を開始する旨を指示する処理起動信号をセッション制御20に送信する(ステップS101)。そして、セッション制御装置20は、処理起動信号を送信したPC−A30aがモニタ対象加入者である場合には、モニタ指示通知をモニタ装置10に送信する(ステップS102)。
続いて、モニタ装置10は、モニタを開始する旨のモニタ指示通知を受信すると、モニタ指示通知にて通知される発信元端末IPアドレス、発信元端末のポート番号および転送先端末IPアドレスをセッション制御装置20から受信する。そして、モニタ装置10は、その発信元端末IPアドレス、発信元端末ポート番号および転送先端末IPアドレスにそれぞれ対応するモニタ装置10のポート番号を割り付けて、アドレス変換テーブル14aを作成し(ステップS103)、モニタ指示通知を受信した旨のモニタ指示通知応答をセッション制御装置20に対して送信する(ステップS104)。
そして、セッション制御装置20は、モニタ指示通知応答を受信すると、処理起動信号をPC−B30bに送信する(ステップS105)。かかる処理起動信号を受信したPC−B30bは、処理起動信号を受信した旨の処理起動信号応答をセッション制御装置20に送信する(ステップS106)。続いて、セッション制御装置20は、処理起動信号応答を受信すると、モニタ情報更新指示をモニタ装置10に送信する(ステップS107)。
その後、モニタ装置10は、PC−B30bのポート番号を通知するモニタ情報更新指示をセッション制御装置20から受信してアドレス変換テーブル14aを完成させ(ステップS108)、モニタ情報更新指示を受信した旨の応答をセッション制御装置20に対して送信する(ステップS109)。そして、セッション制御装置20は、モニタ情報更新指示を受信すると、処理起動応答信号を送信してPC−A30aにモニタ装置10のIPアドレスおよびポート番号を通知する(ステップS110)。
[モニタ装置によるモニタ制御処理]
次に、図5を用いて、実施例1に係るモニタ装置10によるモニタ制御処理を説明する。図5は、実施例1に係るモニタ装置10によるモニタ処理動作を示すフローチャートである。
同図に示すように、モニタ装置10のセッション確立後にPC−A30aからIPパケットを受信すると(ステップS201肯定)、IPパケットをコピーしてモニタログ記憶部13bに格納する(ステップS202)。そして、着信アドレス書き換え部13cは、IPパケットの着信アドレスを「モニタ装置のIPアドレス」から転送先である「PC−BのIPアドレス」に書き換えて(ステップS203)、その書き換えられたIPパケットをパケット転送部13dに通知する。
続いて、パケット転送部13dは、着信アドレス書き換え部から通知されたIPパケットをPC−B30bのIPアドレスに送信する(ステップS204)。その後、パケットモニタ部13eは、モニタログ記憶部13bに格納されたIPパケットに係るデータから通信品質を測定し、契約内容に応じた品質提供がなされているかをモニタする(ステップS205)。その後、パケットモニタ部13eは、セッションが切断されたか否かを判定し(ステップS206)、セッションが切断されていない場合には(ステップS206否定)、S201〜S206の処理を繰り返し、一方、セッションが切断された場合には(ステップS206肯定)、モニタ制御処理を終了する。
[実施例1の効果]
上述してきたように、モニタ装置は、発信元アドレスと転送先アドレスとを対応付けてアドレス変換テーブル14aに記憶し、IPパケットを受信して、IPパケットの発信元アドレスに対応する転送先アドレスをアドレス変換テーブル14aから取得し、取得された転送先アドレスを基に、IPパケットを転送し、受信された通信データを監視するので、複数のモニタ装置10を設置することなく、モニタ装置10が中継したIPパケットデータの監視を行える結果、コストを削減することが可能である。
ところで、上記の実施例1では、同一セッション内において、モニタ装置が通信端末から受信するIPパケットのコンテンツ種別が単一である場合を説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、同一セッション内において、モニタ装置が通信端末から受信するIPパケットのコンテンツ種別が複数であってもよい。例えば、モニタ装置は、同一セッション内において、音声とテキストが交互に透過するような場合に、音声とテキスト両方をモニタするようにする。
そこで、以下の実施例2では、モニタ装置10aは、同一セッション内において、複数のコンテンツ種別のIPパケットをモニタする場合として、図6を用いて、実施例2におけるモニタシステム1aの概要と特徴について説明する。図6は、実施例2に係るモニタ装置10aの概要および特徴を説明するための図である。
実施例2に係るモニタ装置10aが備えるアドレス変換テーブルは、発信元であるPC−AのIPアドレスと転送先であるPC−BのIPアドレスとを対応付けて記憶するとともに、データパケットのコンテンツ種別が複数あるかの有無を示す「2ndモニタ有無」、コンテンツ種別の内容を示す「2ndコンテンツ種別」を記憶する。なお、図6の例では、モニタ装置10aは、テキストを1stコンテンツとして、また音声を2ndコンテンツとしてモニタする。
そして、実施例2に係るモニタシステム1aの概要および特徴を説明する。図6に示すように、モニタ装置10aは、実施例1と同様に、モニタ制御システム1のセッション制御装置20aがセッションを確立する制御の過程おいて、転送先アドレスとしてモニタ装置10aのIPアドレスをPC−A30aに通知する。
また、このセッションを確立する制御の過程おいて、実施例2に係るセッション制御装置20は、モニタ対象加入者のプロファイルを参照し、事前にIPパケットのコンテンツ種別が複数あることが判明する場合には、モニタ装置10aに対して事前にモニタ用ポートを複数確保する指示を送信する。そして、セッション確立後にPC−A30aは、着信アドレスをモニタ装置10aのIPアドレスとしたIPパケットを送信する。
そして、実施例1とは異なり、実施例2に係るモニタ装置10aは、IPパケットを受信すると、IPパケット内のコンテンツ種別を分析し、分析されたIPパケットのコンテンツ種別に応じて、IPパケットをモニタする。具体的には、モニタ装置10aは、IPパケット内のコンテンツ種別を分析し、分析結果に応じて、IPパケットを振り分ける。つまり、図6の例を用いて説明すると、モニタ装置10aは、受信したIPパケット内のコンテンツ種別を分析し、コンテンツ種別がテキストである場合には、1stコンテンツのポートにテキストパケットを送信する。また、モニタ装置10aは、コンテンツ種別が音声である場合には、2ndコンテンツのポートに音声パケットを送信する。
そして、モニタ装置10aは、1stコンテンツのポートまたは2ndコンテンツのポートに送信されたテキストパケットをコピーしてモニタログ記憶部13bに格納し、格納されたIPパケットに係るデータをモニタする。また、モニタ装置10aは、実施例1と同様に、アドレス変換テーブル14aを用いて、着信先アドレスを書き換え、受信したIPパケットを転送する。
このように、上記の実施例2では、通信データのコンテンツ種別を分析し、分析された通信データのコンテンツ種別に応じて、通信データを監視するので、例えば同一セッションを使って音声とテキストを透過するような通信状況でも、新たな装置を設置する必要がなく、コストを削減することが可能である。
ところで、上記の実施例2では、モニタ装置は、受信したIPパケットのデータをそのまま転送する場合を説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、受信したIPパケットのデータのメディアを変換して転送するようにしてもよい。例えば、モニタ装置は、音声データを途中でテキストデータに変換するようにしてもよい。
そこで、以下の実施例3では、モニタ装置10bは、受信したIPパケットのデータのメディアを変換して転送する場合として、図7を用いて、実施例2におけるモニタシステム1bの概要と特徴について説明する。図7は、実施例3に係るモニタ装置10bの概要および特徴を説明するための図である。
実施例3に係るモニタ装置10bが備えるアドレス変換テーブルは、発信元であるPC−AのIPアドレスと転送先であるPC−BのIPアドレスとを対応付け、2ndモニタ有無、2ndコンテンツ種別を記憶するとともに、メディア変換を行うか否かの有無を示す「メディア変換有無」を記憶する。
そして、実施例3に係るモニタシステム1bの概要および特徴を説明する。図7に示すように、モニタ装置10bは、実施例2と同様に、モニタ制御システム1のセッション制御装置20bがセッションを確立する制御の過程おいて、転送先アドレスとしてモニタ装置10bのIPアドレスをPC−A30aに通知する。
また、このセッションを確立する制御の過程おいて、実施例3に係るセッション制御装置20bは、モニタ対象加入者のプロファイルを参照し、事前にメディア変換を行うか否かの有無が判明する場合には、モニタ装置10bに対して事前にモニタ用ポートにメディア変換有無を登録する指示を送信する。そして、セッション確立後にPC−A30aは、着信アドレスをモニタ装置10bのIPアドレスとしたIPパケットを送信する。
そして、実施例2とは異なり、実施例3に係るモニタ装置10bは、IPパケットを受信すると、IPパケット内のコンテンツ種別を分析し、分析されたIPパケットのコンテンツ種別に応じて、メディア変換部へデータを送信してIPパケットのメディアを変換する。例えば、モニタ装置10bは、音声データをテキストデータに変換する。
その後、モニタ装置10bは、実施例2と同様に、コンテンツ種別に応じてIPパケットをコピーして格納するとともに、アドレス変換テーブル14aを用いて、IPパケットの着信先アドレスを書き換え、IPパケットを転送する。
このように、上記の実施例2では、セッションを制御するセッション制御装置からIPパケットにおけるメディアを変換する旨の指示を受け付けた場合には、IPパケットのメディアを変換し、変換されたIPパケットを転送先アドレスに転送するので、例えば、音声データを途中でテキストデータに変換するような通信状況でも、新たな装置を設置する必要がなく、コストを削減することが可能である。
さて、これまで本発明の実施例について説明したが、本発明は上述した実施例以外にも、種々の異なる形態にて実施されてよいものである。そこで、以下では実施例4として本発明に含まれる他の実施例を説明する。
(1)モニタ要求
また、上記の実施例1では、モニタ加入者の通信を常にモニタする場合を説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、モニタ加入者からのモニタ要求を受け付けた場合にモニタを開始するようにしてもよい。例えば、セッション制御装置20が悪意呼を検出し、悪意呼であることをモニタ加入者の通信端末に通知して、モニタ加入者からモニタ要求がモニタ装置10に送信された場合には、モニタ制御を開始する。
このように、通信端末から監視を行う旨の要求を受け付けた場合には、IPパケットを監視するので、常にモニタを行わずに、必要に応じてモニタすることが可能である。
(2)声紋分析
また、本発明は、声紋分析を行ってサービス提供の判断をするようにしてもよい。具体的な例をあげて説明すると、モニタ装置10は、サービス提供の対象外である通信端末における利用者の声紋を事前に登録する。そして、モニタ装置10は、音声パケットモニタ時に受信した音声パケットの声紋分析を行い、分析された声紋が事前に登録されていた声紋である場合には、セッション制御装置20に通知してサービスの中断を行う。
このように、サービス提供の対象外である通信端末における利用者の声紋を記憶し、音声パケットの声紋を分析し、分析された声紋が記憶されている場合には、音声パケットを転送することを中断するので、声紋分析によりサービスの提供の判断を支援することが可能である。
(3)モニタ情報を配信
また、本発明は、モニタログ記憶部14bに記憶されたモニタ情報を配信するようにしてもよい。例えば、モニタ装置10は、セッション制御終了時に、事前の設定(例えば、音声メール、テキストメール等で通話記録を通知する設定)に従い、モニタログ記憶部14bに記憶されたモニタ情報を指定のデータ形式に変換し、利用者に配信する。また、モニタ加入者だけでなく、事前に登録された利用者以外の第三者にモニタ情報を配信してもよい。
このように、モニタ装置10は、通信データを記憶し、記憶された通信データを所定のデータ形式に変換し、変換された通信データを通信端末に配信するので、利用者が自らの通信データを把握することが可能である。
また、第三者の通信端末に通信データを配信するので、第三者が通信データを把握することが可能である。
(4)テキスト情報
また、本発明は、音声データをテキストデータに変換して音声データとともに、テキストデータを配信するようにしてもよい。具体的な例をあげて説明すると、モニタ装置10は、会話の内容をテキスト化し、サービス利用者がサービス中にそのテキストデータを共有し参照することが可能な領域に転送する。
このように、サービス利用者がサービス中にテキスト情報を参照することが可能である。
(5)システム構成等
また、図示した各装置の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。例えば、着信アドレス書き換え部13cとパケット転送部13dを統合してもよい。さらに、各装置にて行なわれる各処理機能は、その全部または任意の一部が、CPUおよび当該CPUにて解析実行されるプログラムにて実現され、あるいは、ワイヤードロジックによるハードウェアとして実現され得る。
また、本実施例において説明した各処理のうち、自動的におこなわれるものとして説明した処理の全部または一部を手動的におこなうこともでき、あるいは、手動的におこなわれるものとして説明した処理の全部または一部を公知の方法で自動的におこなうこともできる。例えば、人為的に、契約内容に応じた品質提供がなされているかを監視するようにしてもよい。この他、上記文書中や図面中で示した処理手順、制御手順、具体的名称、各種のデータやパラメータを含む情報については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。
(6)プログラム
ところで、上記の実施例で説明した各種の処理は、あらかじめ用意されたプログラムをコンピュータで実行することによって実現することができる。そこで、以下では、図8を用いて、上記の実施例と同様の機能を有するプログラムを実行するコンピュータの一例を説明する。図8は、モニタ制御プログラムを実行するコンピュータを示す図である。
同図に示すように、モニタ装置としてのコンピュータ600は、HDD610、RAM620、ROM630およびCPU640をバス650で接続して構成される。
そして、ROM630には、上記の実施例と同様の機能を発揮するモニタ装置、つまり、図8に示すように、テーブル作成プログラム631、パケット格納プログラム632、着信アドレス書換プログラム633、パケット転送プログラム634およびパケットモニタプログラム635が予め記憶されている。なお、プログラム631〜635については、図2に示したモニタ装置10の各構成要素と同様、適宜統合または分散してもよい。
そして、CPU640が、これらのプログラム631〜635をROM630から読み出して実行することで、図8に示すように、各プログラム631〜635は、テーブル作成プロセス641、パケット格納プロセス642、着信アドレス書換プロセス643、パケット転送プロセス644およびパケットモニタプロセス645として機能するようになる。各プロセス641〜645は、図2に示したテーブル作成部13a、パケット格納部13b、着信アドレス書換部13c、パケット転送部13d、パケットモニタ部13eにそれぞれ対応する。
また、HDD610には、図8に示すように、アドレス変換テーブル611およびモニタログデータ612が設けられる。なお、アドレス変換テーブル611およびモニタログデータ612は、図2に示したアドレス変換テーブル14aおよびモニタログデータ14bに対応する。そして、CPU640は、アドレス変換テーブル611およびモニタログデータ612に対してデータを登録するとともに、アドレス変換テーブル611およびモニタログデータ612からデータを読み出してRAM620に格納し、RAM620に格納されたデータに基づいて処理を実行する。
(付記1)通信インフラを介した通信端末間で通信される通信データをモニタ装置が監視するモニタ制御システムであって、
前記モニタ装置は、
発信元アドレスと転送先アドレスとを対応付けて記憶するアドレス変換テーブルと、
前記通信データを受信して、当該通信データの発信元アドレスに対応する転送先アドレスを前記アドレス変換テーブルから取得し、当該取得された転送先アドレスを基に、前記通信データを転送する転送手段と、
前記受信された通信データを監視する監視手段と、
を備えたことを特徴とするモニタ制御システム。
(付記2)前記通信データのコンテンツ種別を分析するコンテンツ分析手段をさらに備え、
前記監視手段は、前記コンテンツ分析手段によって分析された通信データのコンテンツ種別に応じて、前記通信データを監視することを特徴とする付記1に記載のモニタ制御システム。
(付記3)セッションを制御するセッション制御装置から通信データにおけるメディアを変換する旨の指示を受け付けた場合には、前記通信データのメディアを変換するメディア変換手段をさらに備え、
前記転送手段は、前記メディア変換手段によって変換された前記通信データを前記転送先アドレスに転送することを特徴とする付記1または2に記載のモニタ制御システム。
(付記4)前記監視手段は、前記通信端末から監視を行う旨の要求を受け付けた場合には、前記通信データを監視することを特徴とする付記1〜3のいずれか一つに記載のモニタ制御システム。
(付記5)サービス提供の対象外である通信端末における利用者の声紋を記憶する声紋情報記憶手段と、
前記通信データの声紋を分析する声紋分析手段とをさらに備え、
前記転送手段は、前記声紋分析手段によって分析された声紋が前記声紋情報記憶手段に記憶されている場合には、前記通信データを転送することを中断することを特徴とする付記1〜4のいずれか一つに記載のモニタ制御システム。
(付記6)前記通信データを記憶する通信データ記憶手段と、
前記通信データ記憶手段によって記憶された前記通信データを所定のデータ形式に変換するデータ形式変換手段と、
前記データ形式変換手段によって変換された前記通信データを前記通信端末に配信する通信データ配信手段とをさらに備えることを特徴とする付記1〜5のいずれか一つに記載のモニタ制御システム。
(付記7)前記通信データ配信手段は、他の通信端末に前記通信データを配信することを特徴とする付記6に記載のモニタ制御システム。
(付記8)前記通信データにおける音声データをテキストデータに変換するテキスト変換手段と、
前記転送手段は、前記テキスト変換手段によって変換された前記テキストデータを前記通信端末が参照可能な領域に転送することを特徴とする付記1〜7のいずれか一つに記載のモニタ制御システム。
(付記9)通信インフラを介した通信端末間で通信される通信データを監視するモニタ装置であって、
発信元アドレスと転送先アドレスとを対応付けて記憶するアドレス変換テーブルと、
前記通信データを受信して、当該通信データの発信元アドレスに対応する転送先アドレスを前記アドレス変換テーブルから取得し、当該取得された転送先アドレスを基に、前記通信データを転送する転送手段と、
前記受信された通信データを監視する監視手段と、
を備えたことを特徴とするモニタ装置。
(付記10)通信インフラを介した通信端末間で通信される通信データを監視するモニタ制御方法であって、
発信元アドレスと転送先アドレスとを対応付けてアドレス変換テーブルに格納するアドレス変換格納工程と、
前記通信データを受信して、当該通信データの発信元アドレスに対応する転送先アドレスを前記アドレス変換テーブルから取得し、当該取得された転送先アドレスを基に、前記通信データを転送する転送工程と、
前記受信された通信データを監視する監視工程と、
を含んだことを特徴とするモニタ制御方法。
(付記11)通信インフラを介した通信端末間で通信される通信データを監視するモニタ制御方法をコンピュータに実行させるモニタ制御プログラムであって、
発信元アドレスと転送先アドレスとを対応付けてアドレス変換テーブルに格納するアドレス変換格納手順と、
前記通信データを受信して、当該通信データの発信元アドレスに対応する転送先アドレスを前記アドレス変換テーブルから取得し、当該取得された転送先アドレスを基に、前記通信データを転送する転送手順と、
前記受信された通信データを監視する監視手順と、
をコンピュータに実行させることを特徴とするモニタ制御プログラム。
以上のように、本発明に係るモニタ制御システム、モニタ装置、モニタ制御方法およびモニタ制御プログラムは通信インフラを介した通信端末間で通信される通信データをモニタ装置が監視する場合に有用であり、特に、コストを削減することに適する。
実施例1に係るモニタ制御システムの概要および特徴を説明するための図である。 実施例1に係るモニタ装置の構成を示すブロック図である。 アドレス変換テーブルを説明するための図である。 実施例1に係るモニタ制御システム1の処理動作を示すシーケンス図である。 実施例1に係るモニタ装置10によるモニタ処理動作を示すフローチャートである。 実施例2に係るモニタ制御システム1aの概要および特徴を説明するための図である。 実施例3に係るモニタ制御システム1bの概要および特徴を説明するための図である。 モニタ制御プログラムを実行するコンピュータを示す図である。
符号の説明
1、1a、1b モニタ制御システム
10、10a、10b モニタ装置
11 通信制御I/F
12 ネットワーク通信制御I/F
13 制御部
13a テーブル作成部
13b パケット格納部
13c 着信アドレス書換部
13d パケット転送部
13e パケットモニタ部
14 記憶部
14a アドレス変換テーブル
14b モニタログ記憶部

Claims (8)

  1. 複数のルータ間でルーティングを行って通信データの転送を行う通信インフラを介した通信端末間で通信される通信データをモニタ装置が監視するモニタ制御システムであって、
    前記モニタ装置は、
    発信元端末と相手先端末との間のセッションを確立させたセッション制御装置より通知された該セッションにおける該発信元端末のアドレスと、該相手先端末のアドレスとを対応付けて記憶するアドレス変換テーブルと、
    前記セッション制御装置より前記モニタ装置のアドレスを通知された前記発信元端末が前記セッションにて前記モニタ装置のアドレスに送信した通信データを受信して、当該通信データの前記発信元端末のアドレスに対応する前記相手先端末のアドレスを前記アドレス変換テーブルから取得し、当該取得された前記相手先端末のアドレスを基に、前記通信データを転送する転送手段と、
    前記通信データを監視する監視手段と、
    を備えたことを特徴とするモニタ制御システム。
  2. 前記監視手段は、前記セッション制御装置により確立された同一セッション内における複数のコンテンツ種別の通信データを監視する
    ことを特徴とする請求項1に記載のモニタ制御システム。
  3. 前記モニタ装置は、前記通信データのコンテンツ種別を分析するコンテンツ分析手段をさらに備え、
    前記監視手段は、前記コンテンツ分析手段によって分析された通信データのコンテンツ種別に応じて、前記通信データを監視する
    ことを特徴とする請求項1または2に記載のモニタ制御システム。
  4. 前記モニタ装置は、前記セッション制御装置から通信データにおけるメディアを変換する旨の指示を受け付けた場合には、前記通信データのメディアを変換するメディア変換手段をさらに備え、
    前記転送手段は、前記メディア変換手段によって変換された前記通信データを前記相手先端末のアドレスに転送する
    ことを特徴とする請求項1、2または3に記載のモニタ制御システム。
  5. 前記監視手段は、前記通信端末から監視を行う旨の要求を受け付けた場合には、前記通信データを監視する
    ことを特徴とする請求項1〜のいずれか一つに記載のモニタ制御システム。
  6. 複数のルータ間でルーティングを行って通信データの転送を行う通信インフラを介した通信端末間で通信される通信データを監視するモニタ装置であって、
    発信元端末と相手先端末との間でセッションを確立させたセッション制御装置から通知された該セッションにおける該発信元端末のアドレスと、該相手先端末のアドレスとを対応付けて記憶するアドレス変換テーブルと、
    前記セッション制御装置より前記モニタ装置のアドレスを通知された前記発信元端末が前記セッションにて前記モニタ装置のアドレスに送信した通信データを受信して、当該通信データの前記発信元端末のアドレスに対応する前記相手先端末のアドレスを前記アドレス変換テーブルから取得し、当該取得された前記相手先端末のアドレスを基に、前記通信データを転送する転送手段と、
    前記通信データを監視する監視手段と、
    を備えたことを特徴とするモニタ装置。
  7. 複数のルータ間でルーティングを行って通信データの転送を行う通信インフラを介した通信端末間で通信される通信データを監視するモニタ制御方法であって、
    発信元端末と相手先端末との間のセッションを確立させたセッション制御装置より通知された該セッションにおける該発信元端末のアドレスと、該相手先端末のアドレスとを対応付けてアドレス変換テーブルに格納するアドレス変換格納工程と、
    前記セッション制御装置より前記モニタ装置のアドレスを通知された前記発信元端末が前記セッションにて前記モニタ装置のアドレスに送信した通信データを受信して、当該通信データの前記発信元端末のアドレスに対応する前記相手先端末のアドレスを前記アドレス変換テーブルから取得し、当該取得された前記相手先のアドレスを基に、前記通信データを転送する転送工程と、
    前記通信データを監視する監視工程と、
    を含んだことを特徴とするモニタ制御方法。
  8. 複数のルータ間でルーティングを行って通信データの転送を行う通信インフラを介した通信端末間で通信される通信データを監視するモニタ制御方法をコンピュータに実行させるモニタ制御プログラムであって、
    発信元端末と相手先端末との間のセッションを確立させたセッション制御装置より通知された該セッションにおける該発信元端末のアドレスと、該相手先端末のアドレスとを対応付けてアドレス変換テーブルに格納するアドレス変換格納手順と、
    前記セッション制御装置より前記モニタ装置のアドレスを通知された前記発信元端末が前記セッションにて前記モニタ装置のアドレスに送信した通信データを受信して、当該通信データの前記発信元端末のアドレスに対応する前記相手先端末のアドレスを前記アドレス変換テーブルから取得し、当該取得された前記相手先端末のアドレスを基に、前記通信データを転送する転送手順と、
    前記通信データを監視する監視手順と、
    をコンピュータに実行させることを特徴とするモニタ制御プログラム。
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