JP4772437B2 - ローディングローラ - Google Patents
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Description
請求項5に記載の発明によれば、前記突出部がローラ本体の内端側のみに設けられている請求項2に記載のローディングローラが提供される。
請求項6に記載の発明によれば、前記各突出部のローラ本体の外周面からの最大高さが、前記各突出部の厚さの2倍以上に設定されている請求項1から請求項5のいずれか一項に記載のローディングローラが提供される。
図2(b)及び図4に示すように、装置11の側壁には開口12が形成され、同装置11内において開口12の近傍にはシャフト13が設けられている。シャフト13は、開口12に沿って延びるように配設されている。このシャフト13にはローディングローラ21が支持され、ローディングローラ21の上方には押し板14が配設されている。押し板14の下面はローディングローラ21と対向しており、且つシャフト13と平行である。
次に、装置11内でのディスク15の搬送について、ディスク15を装置11内に搬入する場合を説明する。
・ 本実施形態の各突出部23は、ゴム状弾性体からローラ本体22の軸方向に沿って延びる四角板状に形成されている。更に、各突出部23の最大高さHは、該突出部23の厚さTに比べて大きく設定されている。そのため、各突出部23は小さな荷重で容易に撓むことができ、各突出部23がディスク15と接触する際に、ディスク15の表面を傷付けたりディスク15に過剰な荷重を加えたりすることなく撓むことができる。その結果、ディスク15とローディングローラ21との間の接触面積が増加してディスク15の搬送を容易に行うことができる。
・ 各突出部23は、図5(a)に示すように各ローラ本体22の内端部にのみ形成されてもよいし、ローラ本体22の中央部又は外端部にのみ形成されてもよい。突出部23がローラ本体22の内端部にのみ形成される場合にも、ディスク15を確実に搬送することができるとともに、ディスク15の中央部の表面が傷付けられることを防止することができる。
・ 各突出部23の先端面23aは、各ローラ本体22の軸線と平行でなくてもよい。また、各突出部23の先端面23aの一部のみが各ローラ本体22の軸線と平行であってもよい。
(実施例1及び比較例1〜3)
実施例1においては、各ローラ本体22の外周面上に、16個の突出部23を等角度間隔で形成した。各突出部23は、図5(b)に示すローラ本体22と同様に、各ローラ本体22の全体にわたって形成した。各ローラ本体22及び各突出部23は、硬度が30〜60Aであるシリコーンゴムにより形成した。各ローラ本体22の最大外径は5.5mmであり、最小外径は3mmであり、長さは55mmであった。各突出部23の先端は、前記仮想の円筒面上に位置していた。各突出部23の先端面23aは、各ローラ本体22の軸線と平行であった。下記式により求められる各突出部23の厚さTと最大高さHとの比は2.5であった。
比較例1においては、各突出部23を省略し、且つローラ本体22の外周面の表面粗さ(Rmax)を6.5μmに設定した以外は、実施例1と同様にしてローディングローラを製造した。比較例2においては、表面粗さ(Rmax)を15μmに設定した以外は、比較例1と同様にしてローディングローラを製造した。比較例3においては、表面粗さ(Rmax)を50μmに設定した以外は、比較例1と同様にしてローディングローラを製造した。
Claims (6)
- ゴム状弾性体から円筒状に形成されるローラ本体と、該ローラ本体の外周面上に設けられる複数の突出部とを備え、前記ローラ本体の外径は、該ローラ本体の軸方向に沿って変化するように設定されているローディングローラであって、
前記各突出部は、ゴム状弾性体から前記ローラ本体の軸方向に沿って延びるように板状に形成されるとともに、前記ローラ本体の最大外径に相当する直径を備えた仮想の円筒面上に位置している先端縁を有し、
前記各突出部のローラ本体の外周面からの最大高さは、前記各突出部の厚さに比べて大きく設定され、前記突出部の高さはローラ本体の中央側から両端側に向けて漸減していることを特徴とするローディングローラ。 - ゴム状弾性体から円筒状に形成されるローラ本体と、該ローラ本体の外周面上に設けられる複数の突出部とを備えるローディングローラであって、
前記ローディングローラは、一軸線上に間隔をおいて配置された一対のローラ本体を備え、
前記各ローラ本体の外径が該ローラ本体の外端から内端に向かうに従い漸減し、
前記各突出部は、ゴム状弾性体から前記ローラ本体の軸方向に沿って延びるように板状に形成されるとともに、前記ローラ本体の最大外径に相当する直径を備えた仮想の円筒面上に位置している先端縁を有し、
前記各突出部のローラ本体の外周面からの最大高さは、前記各突出部の厚さに比べて大きく設定され、前記各突出部の高さは前記各ローラ本体の内端側から外端側に向けて漸減していることを特徴とするローディングローラ。 - 前記各突出部が前記ローラ本体の全体にわたって設けられている請求項1又は請求項2に記載のローディングローラ。
- 前記突出部がローラ本体の中央側のみに設けられている請求項1に記載のローディングローラ。
- 前記突出部がローラ本体の内端側のみに設けられている請求項2に記載のローディングローラ。
- 前記各突出部のローラ本体の外周面からの最大高さが、前記各突出部の厚さの2倍以上に設定されている請求項1から請求項5のいずれか一項に記載のローディングローラ。
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