JP4772262B2 - 光学的プラグコネクタの組立のための方法,この方法を実施するための装置及びこのような方法における使用のためのプラグコネクタ - Google Patents

光学的プラグコネクタの組立のための方法,この方法を実施するための装置及びこのような方法における使用のためのプラグコネクタ Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、光波導体技術の分野に関するものである。それは、請求項1の前文による光学的プラグコネクタの組立のための方法に関する。
このような方法は、例えば本出願人の公開公報WO−A1−99/04299号から公知である。
本発明は、さらに、このような方法を実施するための装置そしてこのような方法での使用のためのプラグコネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】
光波導体(LWL)は、その大きな伝送容量及び帯域幅そしてその電磁妨害に対する不感度のために、種々の使用範囲でますます使用されている。その際、例えば建物配線において存在するような局部的に強く分岐したネットワークにおいて、ネットワークの異なる部分の間のプラグ接続に、常により大きな重要性があり、コネクタの組立即ちそれぞれのケーブルへのコネクタの接続が特別の役割を果たす。
【0003】
社内使用の変更により、前もって組立されたピグテール(即ち接続されたLWL部分を備えるコネクタ)をケーブルに組み付ける代わりに、マルチモードグラスファイバのためのLWLコネクタを現場で直接に組立するために、さらに多くの電気屋が必要になってくる。この直接的な現場での組立は、一方でケーブル管路内での空所状態により不可避であり、他方である前提条件のもとで取り付けられたコネクタを基礎とする重要なコストの利点も示す。
【0004】
現場でのLWLコネクタの組立の際に、作業のコストがコネクタ自体のそれより著しく高いということは特に明白である。従来のコネクタにおいて、組立時間は、組立ショップでは、ほぼ4乃至6分になるが、現場での組立のためには、15乃至20分が見積もられるべきである。それによって、現場組立における1:(4〜5)に対して、組立ショップにおける1:(1〜1.5)のコネクタコストの組立コストに対する比が生ずる。現場及び組立ショップでの組立の間の異なる時間は、基本的に組立位置毎のより少ないコネクタが組み立てられる場合の準備時間及び待機時間のより大きな影響と、現場での取付難い環境とによって、明らかになる。したがって、コネクタにできるだけ大きな競争の利点を備えるために、作業プロセスに集中することが重要である。
【0005】
ドイツ語圏以外の多くの国において、建物インフラストラクチャに関連するLWLコネクタは、現場で組立てられる。これを実行するために、一つには、費用のかさむ「現場工場」が建設され、高価な特別のコネクタが使用され、または大きな時間的消費をもって、取付難い状況のもので、コネクタが組立される。
【0006】
ドイツ語圏においては、現在、前もって組立されたピグテールをケーブルに取り付ける方法が優勢である。しかしながら、この比較的高価な方法は、従来、コネクタを現場の直前で組立することが比較的費用がかさむので、維持され得るだけである。この取付は、良好に訓練された従業員と並んで、比較的高い工具の投資を前提とする。
【0007】
建物及び作業場内での通信ケーブル敷設は、一般に、構造化建物ケーブル敷設の規格EN50173(TIA568)により、行なわれる。この規格は、三つのゾーン(基幹,立上り及び水平ゾーン)への分類を備えている。過去には、しばしば基幹ゾーンのみがLWLで実現されているが、今日では、立上りゾーンもLWLによる水平ケーブル敷設(FTTD)までますますケーブル敷設されている。この光波導体の分散使用によって、取付場所あたりの組立すべきLWLコネクタの数が減少し、それにより、調整及び待機時間が、部分的に劇的に重要になってくる。この状況は、将来、現場での組立のために最適化される製品にますます頼ることを電気屋に強いる。一部でよく使用されているピグテールの取付を伴う他の構成は、通信コンセントにて取付を行なうための小さ過ぎる場所しかないので、遅くとも作業場所に関して同様にその限界に突き当たる。さらに、上記規格は、現在SCまたはSTコネクタの使用を指定している。
【0008】
特に、現場組立が強い意義を持つ国において、組立時間の意義を考慮する解決法が既に紹介されている。しかしながら、この解決法は、一般に、以下の欠点、即ち、
− 出力能力または信頼性の負の影響
− コストの高い基本原理
− 独自の規格
− 組立時間の一部のみの減少
という欠点の一つまたはそれ以上を含んでいる。
【0009】
公知の解決法の一つは、組立の際に調製された光波導体の導入前にのみ加熱される熱可塑性接着剤により前もって満たされたプラグコネクタを使用することにある(例えばUS−A−4984865号参照)。この種の組立の際に、特に不利なことには、比較的大量の材料(接着剤及びプラグ)が比較的高温(例えば204℃)に加熱されなければならず、それはバッテリ駆動装置によってほとんど供給され得ないエネルギーの多大な消費を必要とするので、局部的な電源供給がほとんど不可避である。
【0010】
他の公知の解決法は、「クリンプ+ポリッシュ法」と呼ばれる(例えばUS−A−4679895号参照)。この方法においては、光波導体は、接着剤なしにプラグ内に固定され、露出しているファイバがフェルールのボア内で自由に位置していて、自由端が艶出しされている。この場合、欠落した接着の利点に対して、ファィバーガイドが明白に定義されず(ファィバーが「浮動」する)、ボアを備えたフェルールがより正確でなければならず、それによって実質的により高価になり、ファィバーの艶出しが高価で且つ困難であるということが欠点として対立している。
【0011】
さらなる公知の組立のための方法(「クリンプ+クリーブ」法、例えばUS−A−5131063号参照)は、前述した「クリンプ+ポリッシュ」法と同様の利点及び欠点を有しており、艶出しの代わりにファィバーが折られているという差違を備えている。これにより、高価な艶出し工程がなくなるが、プラグコネクタの光学的意義は明らかに悪化している。
【0012】
さらなる公知の方法(「ファィバースタブ+機械的継ぎ」、例えばUS−A−4877303号参照)は、既にファィバー部分(「ファイバースタブ」)が挿入されているプラグ前部を使用しており、その後端にて、LWLケーブルのファィバー端がプラグ内に固定して接合されている。この際、短い取付時間が達成可能であり、艶出しがなくなるが、追加の連結位置により、高くなった信頼性リスクが明らかになる。さらに、前もって組立てられた前部がピグテールと同様に高価である。
【0013】
他の公知の方法(「ファィバースタブ+融合継ぎ」、例えばUS−A−4598974号参照)は、前述したものと同様に動作し、前部のファィバー部分がLWLケーブルのファィバー端と溶接されている点で異なっている。この場合、高価な工具が必要であり、現場での精密作業工程が必要であり、一部で電源供給が不可避であるということが特に不利である。
【0014】
例えばUS−A−5757997号に述べられているような他の方法は、フェルールなしで完全に足りるが、精密工具が必要であり、構造化建物ケーブル敷設の規格に適合しない。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】
したがって、本発明の課題は、−特に建物のケーブル敷設のために−現場投入の困難な条件のもとで簡単に,迅速に且つ確実に実施されまたは投入され得、高価な特別の工具を必要としない、ファィバー光学コネクタの組立のための方法及び装置を示し、このような方法における使用のためのプラグコネクタを提供することである。
【0016】
上記課題は、請求項1,12及び23の特徴部分の全体により解決される。本発明の核は、WO−A1−99/04299号から公知である種類の接着から出発して、この接着をバッテリ駆動式携帯装置で行なって、その際まずプラグピンを備えたプラグが携帯装置に取り付けられた受容部内に挿入されそこに保持されて、その中でプラグピンがバッテリ駆動の電気式加熱要素により包囲され、その後ファイバを備えた光波導体がプラグ内に挿入され、携帯装置内に配置された操作手段を介してプラグ内に固定され、最後に加熱要素によるプラグピンの加熱によって、接着が行なわれる、ということにある。その際、携帯装置は、一方の手で簡単に保持され得、他方の手によりプラグが受容部内に挿入され、その後光波導体がプラグ内に挿入される。フェルール自体への加熱工程が制限され、接着剤量が非常に少ないので、電源運転が完全に放棄され得る。
【0017】
本発明による方法の第一の好適な実施形態は、プラグの受容部内への挿入後に、そして光波導体のプラグ内への挿入前に、プラグピンが加熱要素により予熱温度まで予熱され、光波導体のプラグ内への挿入そしてそこでの固定の後、プラグピンが加熱要素によって予熱温度より高い硬化温度まで加熱され、与えられた時間内に硬化温度までの加熱が行なわれないとき、予熱段階が自動的に終了されることを特徴とする。これにより、確実な接着が得られ、電気的熱エネルギーの使用が最小に制限される。
【0018】
本発明による方法の第二の好適な実施形態は、ファイバのプラグピンとの接着後に、携帯装置内に保持されたプラグの後端に、光波導体の接着剤への浸漬前に光波導体を介して押し出される折れ防止具が固定されていて、上記折れ防止具が折れ防止具内に配置されたナットにより固定されており、このナットがその内ネジによりプラグの後端の対応する外ネジに螺合され、内ネジ及び外ネジがテーパ状の円筒ネジとして形成されていて、光波導体が、外側の外被と内側に位置する心線との間に、多数の長手方向に延びる補強ファイバを有しており、補強ファイバが、折れ防止具のネジ込みの際に、内ネジと外ネジの間に挟持されることを特徴とする。これにより、簡単な方法で、折れ防止具の取付と同時に、引張り解放が得られる。
【0019】
好ましくは、折れ防止具及びナットは、トルク制限された連結手段により互いに形状的に連結される別体の部品として構成されている。プラグへの折れ防止具のねじ込みの際に、ナットは、トルク制限が生ずるまでの間締め付けられ、その後折れ防止具は、ナットを介して前方に向かって押し出され、折れ防止具の回転によってナットから前方に向かって出ている補強ファイバがプラグと折れ防止具の間の環状の受容空間内に引き込まれる。
【0020】
好ましくは、携帯装置に、受容部の下方にて、スリットが備えられており、このスリットを通って、接着後にプラグピンのボアから突出している光波導体のファイバが、外からアクセス可能である。接着後に、突出するファイバは、スリット内への引裂工具の導入により、プラグピンの直近にて引裂かれ、続いて破断される。引き裂かれたファイバの破断のために、好ましくは、携帯装置のスリットの下方に配置された手段が、突出するファイバに対して横向きに押し付けられる。その際、ファイバの破断された部分が、携帯装置内でスリットの下方に配置されたファイバ容器内に受け止められ、収集されると、特に有利である。
【0021】
本発明による方法は、携帯装置に、粉末状の反応接着剤を備えた接着剤カートリッジが配置されており、それが上方から回転可能なスリーブにより閉鎖可能な開口を通ってアクセス可能であり、露出したファイバの接着剤への浸漬のために、スリーブが開放位置に回転され、ファイバの引出し後に閉鎖位置に逆回転される場合に、さらに簡略化される。
【0022】
本発明による装置の好適な実施形態は、受容部が、携帯装置上に取付可能であって、その際加熱要素の電気的接続のために、対応する接触ブシュ及び接触ピンが備えられていて、受容部と携帯装置の間に、それを通して加熱要素内に挿入されたプラグピンが外からアクセス可能であるスリットが露出していて、加熱要素が、スリーブに巻付けられた電熱線から成る円筒状コイルを含んでおり、スリーブが、電熱線と共にバネ板の中心にて挿入されたプラグのプラグ軸の方向に偏向可能に配置されていて、バネ板が、プリント配線板として構成されていて、電熱線の接続のために使用され、バネ板のバネ特性が、プリント配線板の二つの螺旋状に噛合う同心状の切削凹部により生ぜしめられることを特徴とする。これにより、受容部の挿入されたプラグへの改良された適合が得られる。
【0023】
本発明による装置の他の好適な実施形態は、アダプタが、受容部と解放可能に連結されていて、アダプタが、挿入されたプラグのプラグ軸に対して横向きに互いに対向して移動可能である二つの円板を含んでおり、挿入されたプラグが、双方の円板の間に締め付けられて保持され得、双方の円板が、これに対して横向きに移動可能なロックスライダにより締付位置にロックされ得ることを特徴とする。
【0024】
本発明によるプラグコネクタの好適な実施形態は、内側部分そしてスリーブに、内側部分が心線のスリーブ内への締付のために押し込まれたとき、双方の部品を互いにラッチするラッチ手段が備えられていることを特徴とする。
【0025】
他の好適な実施形態は、プラグの後端に取付可能な折れ防止具が備えられており、プラグが、後端への折れ防止具の取付のために、円錐状の外ネジを有していて、対応する円錐状の内ネジを備えたナットが備えられていて、それが折れ防止具を外ネジ上に螺着可能であり折れ防止具をプラグに保持し、外ネジ及び内ネジが円筒ネジとして形成されていて、外ネジに、特に接線方向に向いた切断板の形態のナットの外ネジ上での逆回転を阻止する手段が配置されていることを特徴とする。
【0026】
好ましくは、ナットは、折れ防止具に形成されたスリーブ部分内に解放可能に配置されていて、ナットと折れ防止具の間のトルク制限を備えた形状的な連結のために、ナットの外周に、そしてスリーブ部分の内周に、それぞれローレットが備えられており、このローレットが互いに係合している。
【0027】
さらなる実施形態は、他の請求項から明らかになる。
【0028】
【発明の実施の形態】
本発明は、図面と関連した実施形態に基づいて以下により詳細に説明されるであろう。
【0029】
図1及び図2において、本発明の好適な実施形態によるプラグコネクタの基本的部分が、部分的に長手方向に切断した図に示されており、図1はプラグ100に関連し、図2はプラグ100に適合する折れ防止具115に関連する。プラグコネクタ100,115は、簡単な心線の形態を有し得、または完全なケーブルとして構成され得、その構成が図13に例示され、適宜の光学的構成を備えたガラスから成る内側のファイバ205を有する光波導体200のために備えられている。ファイバ205は、コーティング204を備えていて、心線203内に配置されている。心線203は、それ自体外側の外被201により包囲されている。外被201と心線203の間には、例えばアラミドから成る多数の薄い補強ファイバ202が長手方向に延びている。
【0030】
プラグ100は、やや長い外側のハウジング102を含んでいる。ハウジング102内には、後端から、引張り解放部105が係合して挿入される。引張り解放部105は、ハウジング102の外側で、円筒ネジとして構成されている円錐状の外ネジ108を越えて進む。外ネジ108と引張り解放部105のハウジング102内に挿入された部分との間には、光波導体200の補強ファイバ202のための受容空間109を構成する環状の狭小部が備えられている。外ネジ108の後方には、環状の突起194が形成されており、これによりプラグコネクタの組立の際に光波導体200の外被201が押し込まれる。心線203の突起194への導入は、導入補助として突起194の自由端に形成されている半殻状の導入溝231により軽減される。
【0031】
ハウジング102の内部には、中心にプラグピン(フェルール)101が収容されている。プラグピン101は、精密セラミックから構成されており、ファイバ205を備えた光波導体200が挿入され接着される中心ボア114を有している。プラグピン101は、内側部分104の一端で、適宜の凹陥部内に挿入されまたは押し込まれ、そこで保持される。内側部分104は、光波導体200の貫通のための貫通ボアを備えている。それは、プラグピン101に対向する端部にて、貫通した光波導体200の心線203を環状に包囲する多数の締付アーム111になっている。内側部分104は、その締付アーム111が中心に配置されたスリーブ106内に延びている。スリーブ106は、円錐状の狭小部110を有しており、その中に、内側部分104が図1に示された位置から右に向かってさらにスリーブ106内に押し込まれるとき、締付アーム111が挟持されて押し付けられる。スリーブ106は、内側にて、そのプラグピン101に背向する端部に、ラッチアーム112を備えており、それは内側部分104がスリーブ106内に十分に押し込まれたとき、ラッチ縁113の後方で内側部分に係合する。このようにして、内側部分104及びスリーブ106は、締付アーム111が導入された心線203を挟持して保持する位置に互いにラッチされる。
【0032】
上述した締付工程は、圧縮バネ103の力に抗して、プラグピン101が外から軸方向にハウジング102内に押し込まれることにより、生ぜしめられる。圧縮バネ103は、一端が引張り解放部105の端面に、そして他端が内側部分104に形成された肩部に支持される。スリーブ106及び内側部分104が締付工程の終了後に互いにラッチされるので、プラグピン101は、挿入工程の際に自由に付勢されハウジング102内に戻され得る。
【0033】
プラグ100には、外ネジ108によって、図2による折れ防止具115が解放可能に固着され得る。折れ防止具115は、前端がスリーブ部分116に移行する可撓性の折れ防止細管124を含んでいる。中空円筒状のスリーブ部分116の内部には、同心に別体のナット117が配置されている。ナット117は、外ネジ108に適合する円錐状の内ネジ118を有しており、それは同様に円筒ネジとして形成されている。ナット117は、スリーブ部分116内に挿入され、スリーブ部分116内で軸方向に移動可能である。ナット117は、スリーブ部分116の回転によって回転され、その際双方の部品の間の形状的な連結が、二つの互いに係合するローレット125及び126により得られ、これらのローレットは、図3及び図4によればスリーブ部分116の内周及びナット117の外周に形成されている。ローレット125,126は、その歯の斜めの側面が、それが双方の部品116及び117が製造される軟質のプラスチック材料に基づいて、あるトルクを越えたとき、係合が外れるように形成されている。このようにして、プラグ100の外ネジ108へのナット117のねじ込みの際に、回し過ぎが確実に阻止されるトルク制限が実現される。外ネジ108には、さらに接線方向のねじ込み方向に向いた切断板107が埋め込まれている。切断板107は、ナット117の外ネジ108上での逆回転を阻止する。
【0034】
折れ防止細管124は、外側に向かって円錐状に先細になっている。折れ防止細管124の端部での内径は、心線203の形態すなわち補強ファイバ202及び外被201のない光波導体2が貫通して押し込まれ得るように、選定されている。これに対して、補強ファイバ202及び外被201を備えた完全なケーブルが組み立てられる場合には、折れ防止細管124は、貫通幅の拡大のために対応して短縮されなければならない。短縮の際の簡単化のために、折れ防止細管124には、マーキングリング207が備えられており、それは拡大された直径により際だっていて、折れ防止細管124がこの場合切り取られなければならない場所を指示している。
【0035】
プラグコネクタの組立の際に外ネジ108とナット117の間に挟持された光波導体200の補強ファイバ202により困難になるナット117のねじ込みに関して、十分なトルクを利用するために、折れ防止具115にて、外面上で互いに対向して、ネジ込み後に予定破断位置での破断により除去され得る二つの翼122,123が形成されている。その際、予定破断位置は、折れ防止具115に直接に、溝状の凹部の形成により生成される。さらに、ナット117の後端には、締付アーム120が形成されている。ナット117のねじ込み後に、折れ防止具115は、スリーブ部分116がナット117を越えて、前方に押し出されるので、締付アームは、スリーブ部分116の円錐状の狭小部121内に挟持され押し付けられて、折れ防止具115によりガイドされた光波導体を固定する。この場合にも、スリーブ部分116及びナット117は、締付位置でナット117の外周に配置されたラッチ溝193により互いにラッチされる。折れ防止具115の前方へのナット117を越えた押し出しの際に、一対の導入スリット119がスリーブ部分116の前端に露出される。折れ防止具115がこの位置で正しい回転方向に回転されると、導入スリット119は、ナット117と外ネジ108の間に出ている補強ファイバ202(図13)を把持し、これを受容空間109内で巻き付ける。その後、スリーブ部分116のナット117を越えて前方に押し出された部分が、補強ファイバにより満たされた受容空間109を覆う。
【0036】
図1及び図2によるプラグコネクタ100,115そして図13による光波導体200によるプラグコネクタの組立は、本発明によれば、図5における好適な実施形態に示されているように、現場で小型の携帯装置により実施される。片手でつかんで保持され得る携帯装置130は、金属から成る管状のハウジング127を有している。ハウジング127の下半分には、バッテリホルダー133及び対応する接点バネ134を備えている蓄電池パック132が収容されている。蓄電池パック132は、ファイバの接着の際に使用される電気的加熱装置のために必要なエネルギーを供給する。電気的接続は、蓄電池パック132の上端に取り付けられたハンダ付け端子135により、行なわれる。蓄電池パック132の下方にて、ハウジング127は、底部128により下方に向かって閉じられている。上方では、円板状の部品158が閉鎖を構成している。円板状の部品158の上方では、受容部160が携帯装置130内に挿入されている。接着のために必要な加熱要素167を含む受容部160は、図6にて、分離してそして拡大して示されており、さらに以下により詳細に説明される。受容部160の携帯装置130との電気的接続は、受容部160及び加熱要素167上の接点ブシュ153及び対応する接点ピン172,172’を介して行なわれる(図6,図11及び図12)。
【0037】
円板状の部品158と蓄電池パック132との間に在るハウジング127の内部空間には、組立時の加熱工程のための電子制御装置が収容されている。制御装置は、上方の挿入部材152と下方のフランジ138との間で垂直に且つ互いに平行に保持される二つの電子ボード140上に配置されている。制御装置電子回路の操作は、ハウジング127から外側に突出した操作ボタン146により行なわれる。それぞれの運転状態の指示のために、電子ボード140上には、並んで三つのLEDが配置されており、その光が導光部149により外に向かって伝送される。
【0038】
携帯装置130の軸195にて、受容部160と蓄電池パック127の間には、操作手段が配置されており、これらにより、−さらに上述したように−上方から受容部160内に挿入されそこで保持されたプラグ100のプラグピン101が心線203の挟持のためにプラグ100のハウジング102内に押し込まれ得る。操作手段は、ボルト143を含んでおり、これは、その下端がフランジ137内で軸方向に移動可能に支持されていて、その上端がスリーブ145を有しており、その内部に磁石144が固着されている。ボルト143は、フランジ137に支持された圧縮バネ139により上方に付勢され、さらなるスリーブ142によりフランジ137に保持されている。したがって、それは、圧縮バネ139の圧力に抗して、フランジ137に対して下方に向かって移動(バネ偏位)される。磁石144の上方では、そこのスリーブ145内に、金属製の底部151を備えた円筒状のファイバ容器151が取り外し可能に挿入され、磁気的に保持されている。ファイバ容器151は、上端に上方に向かって開放した細管を有しており、それはファイバ容器151が上方に向かって移動されたとき、受容部160内に挿入されたプラグ100のプラグピン101に直接に当接し、上方に向かって押圧する。ファイバ容器151及び双方のスリーブ142,145は、管状のガイド141内で摺動し、それは電子ボード140の間に延びていて一端が(固定された)フランジ138にそして他端が円板状の部品158に固定されている。
【0039】
ファイバ容器151は、フランジ137の上昇により上方に向かって移動される。その際、フランジ137自体は、蓄電池パック132に側方を通過して下方に向かってガイドされるロッド136を介して駆動され、それは、ハウジング127の下端に被せられ底部128に支持された圧縮バネ131により付勢されているポット状の操作部品129と連結されている。操作部品129が圧縮バネ131の圧力に抗して上方に向かって移動されると、この駆動は、ロッド136,フランジ137,圧縮バネ139及び底部143を介して、ファイバ容器151に伝達される。
【0040】
ファイバ容器151内にて、上端にて側方に適宜の長孔を通して、外側から操作可能なボルト154が突出している。ボルト154は、部品158内に進入したスリーブ157内をガイドされ、第一の圧縮バネ156の圧力に抗してファイバ容器151内に押し込まれ、第二の圧縮バネ155の圧力に抗してファイバ容器151から引き出され得る。ボルト154は、接着後にプラグピン101から下方に向かって突出するファイバ205の破断のために使用され、同時にファイバ容器151を携帯装置130からの脱落に対して保護する。破断に先立って、ファイバの裂け目が特別の引裂工具208(図14)により付される。引裂工具208は、下面に丸くされた切断縁214(図14C)を有する(セラミックから成る)切断具212を含んでいる。切断具212は、垂直方向に自由に移動可能に、前部211及び後部210から螺着されているホルダー209内に支持されている。引裂工具208が使用されない場合には、切断具212はその自重により切断縁214が二つの側方にて前部211に取り付けられた段部213に載っている。これに対して、引裂工具208がホルダー209と共に携帯装置130内で受容部160及び円板状の部品158の間で解放されたスリット162によりガイドされ水平方向に移動されると、切断具212は、引き裂くべきファイバ205上にて解放され、その自重により切断縁214をファイバ上に押し付ける。このようにして、ファイバの確実なそして再現可能な引裂を可能にする所定の引裂力が生ぜしめられる。
【0041】
ファイバ205のプラグピン101への接着のために必要な粉末状の接着剤は、接着剤カートリッジ150内に用意されている。接着剤カートリッジ150は、特にそのために備えられ下方で閉じられた管147内にて、携帯装置130に交換可能に収容され、圧縮バネ148により上方に向かって付勢されている。ファイバ205は、接着剤カートリッジ150のカバーの小さな開口を通って、上方からカートリッジ内に導入され得る。開口は、スリーブ161により閉鎖可能であり、その開口は、スリーブ161の揺動により接着剤カートリッジ150の開口と整列され得る。スリーブ161は、簡単な方法で揺動され得、その中で、携帯装置130を保持する手の親指がスリーブ161に垂直に固着されたピン159にかかる。
【0042】
携帯装置130上に取付可能な受容部160は、それ自体で図6にてもう一度拡大して示されている。それは、中に上面に四つの長方形に配置されたアダプタ173(図9)のガイドのためのガイド166,169が貼り付けられている円板状の部品164から構成されている。同様に、挿入されたアダプタ173の心出し及び固定のために使用される押圧部材170が貼り付けられている。下面から、部品164に、沈頭ネジ168によりそしてスペーサ円板163を使用して、既に上述した加熱要素167が螺着されている。加熱要素173は、それ自体で図11及び図12にてもう一度示されている。加熱要素173は、同時にプリント配線板としても構成されるバネ板171上に構成されている。バネ板171の中心は、板面から垂直に付勢され得る。それは、バネ板171の二つの螺旋状に互いに係合する同心の切削凹部189,190により、達成される。切削凹部189,190及び適宜に配置されたコーティングされない面188(図12にてハッチングにより示されている)により、同時に二つの分離された(螺旋状の)プリント回路が定義され、それはバネ板171の中心に配置された電熱線186の双方の接点ピン172及び172’への電気的接続のために使用される。電熱線186のプリント回路への接続は、二つのハンダ付け位置191,192により行なわれる。加熱要素167の電熱線186は、円筒状コイルとしてスリーブ187上に巻回され、その中に携帯装置130内に挿入されたプラグ100が、そのプラグピン101により進入する。このために、スリーブ187は、電熱線186により、受容部160の部品164の貫通した開口内に配置され、それにより上方からアクセス可能である(図6)。
【0043】
受容部160の携帯装置130に対する心出しのために、下方に向かって突出する円筒ピン165が備えられている。受容部160上に、上方から図7乃至図10によるアダプタ173が取り付けられる。アダプタ173は、その構成において、種々のタイプの組立すべきプラグに対して調整される。アダプタ173は、円板状の上部175及び円板状の下部174を含んでおり、これらは互いに螺着されている(図9)。下部174は、図7及び図8により、二つの埋め込まれたレール184,185及びラッチ凹部181を備えている。アダプタ173の受容部160への固着のために、アダプタ173は、円形に拡幅された開口196,・・・,199が、ガイド166,169の頭部を越えて嵌め込まれ、その後押圧部材170の球部がラッチ凹部181内に係合するまで、側方に移動される。
【0044】
アダプタ173は、携帯装置130内に導入されたプラグ100の解放可能な保持のために使用される。このために、それは、二つの互いに移動可能な上部及び下部175及び174の間に配置されたスライダ178,178’を含んでいる(図10)。スライダ178,178’は、押し込まれた状態で、その中にプラグ100がそのハウジング102をペンチ様に(そして揺動に対しても全ての方向にも動かないように)保持される、四角形の開口206を画成する。スライダ178,178’は、二つの圧縮バネ182,183により開放方向に付勢されていて、横向きに移動するロックスライダ176により、−図10に示されているように−閉鎖位置にロックされ得る。このために、ロックスライダ176は、二つの垂直に突出する円筒ピン177,177’を有しており、これらはレール178,178’の関連する直角に曲げられたガイドリンク180,180’と係合している。ロックスライダ176が図10に示された位置から二つの圧縮バネ179,179’の力に抗して、円筒ピン177,177’がガイドリンク180,180’の角に達するまで、左方に移動されると、スライダ178,178’は、圧縮バネ182,183により外側に向かって開放位置に押圧され、保持されたプラグ100を解放する。逆に、プラグ100の保持のためには、まずスライダ178,178’が、ロックスライダ176が圧縮バネ179,179’によりロックされ右方に向かって押圧されるまで、手で外側から押し込まれなければならない。
【0045】
図面に示された装置による組立の全体の(段階的な)経過が、例として以下に説明され得る。
(1)携帯装置130を用意する
(a)携帯装置130のスイッチをオンにする
・操作ボタン146を約5秒間押し続ける
・三つのLEDの右側が緑色に点滅する(オンラインモード)
(b)プラグ100を挿入する
・プラグ100をアダプタ173内に挿入し整列させる
・ロックスライダ176が飛び出す(そしてスライダ178,178’がロックされる)まで、スライダ178,178’を押し込む
(2)光波導体200を用意する
(a)外被201を除去する
・外被を切除ペンチにより約45mmの長さで除去する
・心線の場合にはこの操作は省略する
(b)折れ防止具115を短縮する
・折れ防止細管124を、マーキングにて破断し、またはストリッパで切断する
・心線の場合にはこの操作は省略する
(c)折れ防止具115を光波導体200にセットする
・折れ防止具を、露出した補強ファイバ202が剥出しのままであるように、光波導体200上に押し出す
(d)心線203及びコーティング204を除去する
・コーティング剥しによりファイバ205を約20mmの長さで露出させる
(3)組立てる
(a)携帯装置130を予熱する
・操作ボタン146を約1秒間押し続ける
・予熱段階の開始の際にピー音が鳴り、三つのLEDの左側が赤色に点灯する(→この時から、ファイバ205が接着剤に浸漬され得る)
・予熱温度に達したとき、ピー音が鳴り、左側のLEDが赤色/緑色に点滅する(→この時から、ファイバ205がプラグ100内に挿入され得る)
・仕上げ加熱工程が解除され得るとき、二重ピー音が鳴り、左側のLEDが緑色に点灯する(→この時点までに、「心線の締付」(以下参照)までの段階そしてそれが実施されなければならない;携帯装置130が15秒後にオンラインモードに戻る場合にはこの限りではない)
(b)ファイバ205を接着剤の中に浸漬する
・スリーブ(カバー)161をわきに回転させ、ファイバ205が心線203まで濡れるように、ファイバ205を接着剤カートリッジ150内の接着剤中に浸漬させる
(c)ファイバ205をプラグ100内に挿入する
・ファイバ205を慎重にプラグ100内に挿入する
(d)心線203を締め付ける
・操作部品129の携帯装置130への下方の押し込みにより、心線203をプラグ100内で締め付ける
(e)仕上げ加熱
・操作ボタン146を短く押す
・仕上げ加熱段階の開始の際にピー音が鳴り、中央のLEDが赤色に点灯する(→この間、システムでは何も行なわれる必要はない)
・硬化温度に達するとすぐにピー音が鳴り、中央のLEDが赤色/緑色に点滅する(→この時点から、プラグは仕上げ組立されてもよい)
・硬化時間に達するとすぐに二重ピー音が鳴り、左側及び中央のLEDが緑色に点灯する(この時点から、すべての組立段階が実施されている場合には、プラグ100が取り外されてもよい)
(f)補強ファイバ202(アラミド)を締め付ける
・アラミドが解放されるように、折れ防止具115を引き戻す
・その後、トルク限界(ローレット125,126)が外れるまで、折れ防止具115をプラグ100上に螺合させ(時計周り)、したがってアラミドが円錐状の円筒ネジ108,118の間で引張り解放部105及び折れ防止具115により固く締め付けられ、ナット117が一体化された切断板107により戻り止めされる
(g)アラミド202を引っ張る
・折れ防止具115を前方に押して、回転移動(時計周り)によりアラミドを引っ張る;アラミドは回転移動のために自動的に導入スリット11により把持され、引張り解放部105の開放した受容凹部109内に収容される;ナット117及び折れ防止具115の間のラッチ手段により、折れ防止具115はその位置に固定される
(h)ファイバ205を引き裂く
・セラミック刃を慎重に携帯装置130のスリット162を通して引っ張る;ファセットの在る面が下方に見てスリット内に進入することを考慮する
(i)ファイバ205を破断する
・スリット162の直下へのボルト154の押圧により、ファイバ205を破断する
(j)プラグ100を携帯装置130から取り出す
・ロックスライダ176の押圧により、ロックが解除され、スライダ178,178’が外れる
(4)仕上げ
(a)プラグピン(フェルール)101をマーキングする
・フェルール101を(僅かな力で)止まるまで(着色された)フェルトアダプタに押圧する(マーキング)
(b)プラグ100を研磨する
・マーキングが殆ど見えなくなるまで、第一の研磨クロスにより研磨する(その際、フェルールの端面が、それ自体が変化することなく、研磨工程のためのガイドとして使用される)
(c)プラグ100を艶出しする
・端面がきれいになるまで、第二の研磨クロスにより艶出しする(その際、フェルールの端面が、それ自体が変化することなく、艶出し工程のためのガイドとして使用される)
【0046】
上述した方法及び関連する携帯装置130は、現場使用のために構成されている。この場合、最適な有用性及び操作性そして同時にすべての装置及び付属部品の確実な保護を保証するために、図15及び図16による工具箱215を使用することが有利である。工具箱215は、断面にて腎臓型に曲げられた発泡スチロール等から成る本体216から構成されており、それは(図示しない)支持ベルトにより腹部の前に支持され得る。本体216内には、(左利き及び右利きのために)中心面217に対して対称に種々に形成された装置の受容のために使用される凹部218,・・・,223が嵌め込まれている。中央の丸い凹部218は、例えば携帯装置130を受容する。さらなる丸い凹部219には、研磨及び艶出し工程におけるマーキングのためのフェルトアダプタが収納される。二つの長いスリット状の凹部221,222は、研磨布を受容し、短いスリット状の凹部223には、引裂工具208が入れられる。光波導体200の準備のために必要な切除ペンチは、長方形の凹部220内に挿入され得る。
【0047】
例えばプラグコネクタの部品のような消耗材料のために、個別の多数の容器室229,230に細分された包装容器226が備えられており(図17)、それは二つの(垂直な)保持レール227,228により解放可能に且つ交換可能に工具箱215の前面の対応する保持溝224,225内に挿入され、これにより無くならないように工具箱215と連結され得る。このようにして、組立を任された人間は、すべての必要な材料及び装置を、常にすぐ使えるように且つ同時に確実にしまえるように所持する。
【0048】
全体として、本発明によれば、簡単な,確実な,迅速な,コスト的に有利なそして現場で特に良好に使用可能な光学的プラグコネクタの組立の方法が明らかになる。すべてのこのために必要な装置及び工具は、工具箱内にて最狭空間に収容され得る。各工具は、一度だけ手に取られなければならず、対応して実施される工程段階の後に再び工具箱にしまわれるべきである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明によるプラグの好適な実施形態の部分的な長手方向断面図である。
【図2】 図1によるプラグに適合する折れ防止具の部分的な長手方向断面図である。
【図3】 図2による折れ防止具における(内側の)ローレットの部分平面図である。
【図4】 図2による折れ防止具に配置されたナットの(外側の)ローレットの平面図である。
【図5】 本発明による携帯装置の好適な実施形態の縦断面図である。
【図6】 図5による携帯装置の受容部の(拡大した)縦断面図である。
【図7】 図5による携帯装置におけるプラグの保持のための好適なアダプタの底面図である。
【図8】 図7によるアダプタの下部の縦断面図である。
【図9】 アダプタ全体の縦断面図である。
【図10】 スライダ及びロックスライダを備えたアダプタの下部の上方から見た平面図である。
【図11】 図6の受容部から見た加熱要素の側面図である。
【図12】 図11による受容部の上方から見た平面図である。
【図13】 本発明による組立において使用される光波導体の構成例を示す図である。
【図14】 図5による携帯装置と関連して有利に使用され得るセラミック刃を備えた引裂工具の好適な実施形態の異なる部分を示す図であって、図14Cは、図14Aの部分Xの拡大図を示している。
【図15】 工具及び本発明による方法を実施するための他の付属品が確実に且つ容易にアクセス可能に収納され得る工具箱の好適な実施形態の上方から見た平面図である。
【図16】 図15による工具箱の斜視図である。
【図17】 図15による工具箱と解放可能に連結され得る小部品のための包装容器を上方から見た平面図である。
【符号の説明】
100 プラグ
101 プラグピン(フェルール)
102 ハウジング
103 圧縮バネ
104 内側部分
105 引張り解放部
106 スリーブ
107 切断板
108 外ネジ(円錐状)
109 受容空間(環状)
110 狭小部(円錐状)
111 締付アーム
112 ラッチアーム
113 ラッチ縁部
114 ボア
115 折れ防止具
116 スリーブ部分
117 ナット
118 内ネジ(円錐状)
119 導入スリット
120 締付アーム
121 狭小部(円錐状)
122,123 翼
124 折れ防止細管
125,126 ローレット
127 ハウジング(管状)
128 底部
129 操作部品(ポット状)
130 携帯装置
131,139,148 圧縮バネ
132 蓄電池パック
133 バッテリホルダー
134 接点バネ
135 ハンダ付け端子
136 ロッド
137,138 フランジ
140 電子ボード
141 ガイド
142,145 スリーブ
143 ボルト
144 磁石
146 操作ボタン
147 管
149 導光部
150 接着剤カートリッジ
151 ファィバー容器
152 挿入部材
153 接点ブシュ
154 ボルト
155,156 圧縮バネ
157 スリーブ
158 部品
159 ピン
160 受容部
161 スリーブ
162 スリット
163 スペーサ円板
164 部品
165 円筒ピン
166,169 ガイド要素
167 加熱要素
168 沈頭ネジ
170 押圧部材
171 バネ板
172,172’ 接点ピン
173 アダプタ
174 下部
175 上部
176 ロックスライダ
177,177’ 円筒ピン
178,178’ スライダ
179,179’ 圧縮バネ
180,180’ ガイドリンク
181 ラッチ凹部
182,183 圧縮バネ
184,185 レール
186 電熱線
187 スリーブ
188 コーティングされない面
189,190 切削凹部
191,192 ハンダ付け位置
193 ラッチ溝
194 突起(管状)
195 軸
196,・・・,199,206 開口
200 光波導体
201 外被
202 補強ファイバ(アラミド)
203 心線
204 コーティング
205 ファイバ
207 マーキングリング
208 引裂工具
209 ホルダー
210 後部
211 前部
212 バイト(セラミック)
213 段部
214 切断縁(丸くされた)
215 工具箱
216 本体(例えば発泡スチロールから成る)
217 中心面
218,・・・,223 凹部
224,225 保持溝
226 包装容器
227,228 保持レール
229,230 容器室
231 導入溝

Claims (34)

  1. プラグピン(101)を備えたプラグ(100)を含んでおり、
    光波導体(200)の導光ファイバ(205)が露出され、プラグピン(101)内のボア(114)内に挿入され、ボア(114)内で、加熱による液状への溶解により移動されより高い硬化温度まで加熱されることにより液状で反応して耐熱性結合に網状結合される粉末状の反応接着剤による接着によって固定されており、
    光波導体(200)が露出した導光ファイバ(205)を粉末状接着剤内に浸漬され、再び引き出され、その際粉末状接着剤の粒子がファイバ(205)の表面に付着して残り、付着した粒子を備えたファイバ(205)がプラグピン(101)のボア(114)内に挿入され、そこで固定され、プラグピン(101)が接着剤の溶解温度以上または同じ温度に持ち来され、保持される、
    光学的プラグコネクタの組立のための方法であって、
    ファイバ(205)のプラグピン(101)との接着がバッテリ駆動式携帯装置(130)内で行なわれ、
    先ずプラグピン(101)を備えたプラグ(100)が携帯装置(130)に取り付けられた受容部(160)内に導入され、そこに保持され、この受容部(160)内でプラグピン(101)が接着剤の溶解温度以上または同じ温度である予熱温度まで予熱されたバッテリ駆動式電気加熱要素(167)により包囲され、
    その後、光波導体(200)の貫通する内径を有する折れ防止具(115)を、前記内径に貫通させて押し込まれた光波導体(200)が、ファイバ(205)をプラグ(100)内に挿入され、
    このプラグ(100)内には、プラグピン(101)がプラグ(100)内へ軸方向挿入される操作により、光波導体(200)の心線(203)を固定するための手段(104,106,110,112,113)が備えられており、
    この固定するための手段には、その一端にプラグピン(101)が挿入され、他端が貫通された光波導体(200)の心線(203)を環状に包囲する多数の締付アーム(111)を有する、光波導体(200)の貫通のための貫通ボアを備えた内側部分(104)を含んでおり、この締付アーム(111)は、円錐状の狭小部(110)を有するスリーブ(106)の中に延びているため、内側部分(104)がさらにスリーブ(106)内に押し込まれると、締付アーム(111)が心線(203)を締め付けて保持するとともに、
    この内側部分(104)がさらにスリーブ(106)内に押し込まれたときは、さらに、内側部分(104)とスリーブ(106)の双方に備えられたラッチ手段(112,113)が、双方の部品を互いにラッチすることから、
    携帯装置(130)内に配置された操作手段(129,136,137,141,143,151)を介して、プラグピン(101)をプラグ(100)内へ軸方向挿入する操作を行なうことで、心線(203)がプラグ(100)内に固定され、
    最後に、加熱要素(167)によるプラグピン(101)の前記予熱温度より高い硬化温度に達する加熱によって接着が行なわれ、
    その後、押し込まれた折れ防止具(115)を引き戻してプラグ(100)に固定する
    ことを特徴とする、光学的プラグコネクタの組立のための方法。
  2. 与えられた時間内に硬化温度までの加熱が行なわれないとき、予熱段階が自動的に終了されることを特徴とする、請求項1による方法。
  3. 上記折れ防止具(115)が折れ防止具(115)内に配置されたナット(117)により固定されており、このナットがその内ネジ(118)によりプラグ(100)の後端の対応する外ネジ(108)に螺合されることを特徴とする、請求項1及び2のいずれかによる方法。
  4. 内ネジ(118)及び外ネジ(108)が円錐状の円筒ネジとして形成されていて、光波導体(200)が、外側の外被(201)と内側に位置する心線(203)との間に、多数の長手方向に延びる補強ファイバ(202)を有しており、補強ファイバ(202)が、折れ防止具(115)のネジ込みの際に、内ネジ(118)と外ネジ(108)の間に挟持されることを特徴とする、請求項3による方法。
  5. 折れ防止具(115)及びナット(117)が、トルク制限された連結手段(125,126)により互いに形状的に連結される別体の部品として構成されており、プラグ(100)への折れ防止具(115)のねじ込みの際に、ナット(117)が、トルク制限が生ずるまでの間締め付けられ、その後折れ防止具(115)が、ナット(117)を越えてねじ込み方向に向かって押し出され、折れ防止具(115)の回転によってナット(117)からねじ込み方向に向かって出ている補強ファイバ(202)がプラグ(100)と折れ防止具(115)の間の環状の受容空間(109)内に引き込まれることを特徴とする、請求項4による方法。
  6. 携帯装置(130)に、受容部(160)の下方にて、スリット(162)が備えられており、このスリットを通って、接着後にプラグピン(101)のボア(114)から突出している光波導体(200)のファイバ(205)が、外からアクセス可能であって、接着後に、突出するファイバが、スリット(162)内への引裂工具(208)の導入により、プラグピン(101)の直近にて引裂かれ、続いて破断されることを特徴とする、請求項1〜5のいずれかによる方法。
  7. 引裂工具(208)が使用され、その際切断縁(214)を備えた切断具(212)が、ホルダー(209)内を移動可能に支持されており、引裂工具(208)がホルダー(209)と共にファイバ(205)に対して横向きに、切断具(212)が切断縁(214)を引き裂くべきファイバ(205)上に押し付けるように、スリット(162)によりガイドされて引き出されることを特徴とする、請求項6による方法。
  8. 引き裂かれたファイバの破断のために、携帯装置(130)のスリット(162)の下方に配置された手段(154,・・・,157)が、突出するファイバに対して横向きに押し付けられることを特徴とする、請求項6及び7のいずれかによる方法。
  9. ファイバの破断された部分が、携帯装置(130)内でスリット(162)の下方に配置されたファイバ容器(151)内に受け止められ、収集されることを特徴とする、請求項6〜8のいずれかによる方法。
  10. 引き裂かれたファイバ(205)の破断後に、研磨工程及びそれに続く艶出し工程にて、ファイバ(205)のプラグピン(101)から突出する端部が研磨され、その端面が艶出しされて、その研磨工程において研磨クロスをガイドするためにプラグピン(101)の端面自体が使用されることを特徴とする、請求項6〜9のいずれかによる方法。
  11. 携帯装置(130)に、粉末状の反応接着剤を備えた接着剤カートリッジ(150)が配置されており、それが上方から回転可能なスリーブ(161)により閉鎖可能な開口を通ってアクセス可能であり、露出したファイバ(205)の接着剤への浸漬のために、スリーブ(161)が開放位置に回転され、ファイバ(205)の引出し後に、閉鎖位置に逆回転されることを特徴とする、請求項1〜10のいずれかによる方法。
  12. 請求項1〜11のいずれかの方法を実施するための装置であって、
    この装置が携帯装置(130)として構成されていて、携帯装置(130)が、加熱要素(167)を備えた受容部(160)を有しており、その加熱要素(167)が携帯装置(130)内にて上方から挿入されるプラグ(100)のプラグピン(101)を同心に包囲し、受容部(160)の上方に、携帯装置(130)内に挿入されるプラグ(100)を解放可能に保持し固定するアダプタ(173)が配置されていて、受容部(160)の下方に、操作手段(129,136,137,141,143,151)が配置されており、これらによりプラグピン(101)が、固定されたプラグ(100)に対して軸方向に相対的に移動され、携帯装置(130)内に、加熱要素(167)と接続される電気エネルギーを貯蔵するための手段(132)が収容されていて、加熱工程の制御のための制御手段(140,146)が備えられていることを特徴とする、装置。
  13. 受容部(160)が、携帯装置(130)上に取付可能であって、その際加熱要素(167)の電気的接続のために、対応する接点ブシュ(153)及び接点ピン(172,172'')が備えられていて、受容部(160)と携帯装置(130)の間に、それを通して加熱要素(167)内に挿入されたプラグピン(101)の中心ボア(114)から突出している光波動体(200)のファイバ(205)が外からアクセス可能であるスリットが露出していることを特徴とする、請求項12による装置。
  14. 加熱要素(167)が、スリーブ(187)に巻付けられた電熱線(186)から成る円筒状コイルを含んでおり、スリーブ(187)が、電熱線(186)と共にバネ板(171)の中心にて挿入された前記プラグピン(101)の軸方向への移動に伴う外力により偏位可能に配置されていることを特徴とする、請求項12及び13のいずれかによる装置。
  15. バネ板(171)が、プリント配線板として構成されていて、電熱線(186)の接続のために使用され、バネ板(171)のバネ特性が、プリント配線板の厚み方向に貫通し、プリント配線板の二つの螺旋状に噛合う同心状の切削凹部(189,190)により生ぜしめられることを特徴とする、請求項14による装置。
  16. アダプタ(173)が、受容部(160)と解放可能に連結されていることを特徴とする、請求項12〜15のいずれかによる装置。
  17. アダプタ(173)が、挿入されたプラグ(100)のプラグ軸に対して横向きに互いに対向して移動可能である二つの円板(178,178’)を含んでおり、挿入されたプラグ(100)が、双方の円板(178,178’)の間に締め付けられて保持され、双方の円板(178,178’)が、これに対して横向きに移動可能なロックスライダ(176)により締付位置にロックされることを特徴とする、請求項12〜16のいずれかによる装置。
  18. 操作手段が、ガイド(141)内で移動可能に支持されたボルト(143)を含んでおり、このボルトがガイド(141)内でガイドされる中間要素(151)を介して、受容部(160)内に挿入されたプラグ(100)のプラグピン(101)を押圧することを特徴とする、請求項12〜17のいずれかによる装置。
  19. 中間要素が、接着後に破断されたファイバ部分を受け止めるためのファイバ容器(151)として構成されていて、ファイバ容器(151)が、ボルト(143)により、このボルト(143)に組み付けられた磁石(144)を介して、解放可能に連結されていて、ガイド(141)からの解放のために取り外し可能であることを特徴とする、請求項18による装置。
  20. 携帯装置(130)が、上端が円板状の部品(158)により閉じられている管状のハウジング(127)を含んでおり、ハウジング(127)の下部に、蓄電池パック(132)が収容されていて、ボルト(143)のためのガイド(141)、及び、中間要素またはファイバ容器(151)が、蓄電池パック(132)と部品(158)の間に配置されており、ボルト(143)がポット状の操作部品(129)を介して操作され、この操作部品が、圧縮バネ(131)の圧力に抗して移動可能にハウジング(127)の下端に被せられ、機械的連結手段(136,137,139)を介して、蓄電池パック(132)を過ぎてボルト(143)と作用的に連結されていることを特徴とする、請求項18及び19のいずれかによる装置。
  21. ハウジング(127)内にて、蓄電池パック(132)と円板状の部品(158)の間で、ボルト(143)の周りに、加熱工程の電子的制御のための手段(140,146,149)が配置されていることを特徴とする、請求項20による装置。
  22. 携帯装置(130)に、接着剤が充填された接着剤カートリッジ(150)の受容及び保管のための手段(147,148,159,161)が備えられていることを特徴とする、請求項12〜21のいずれかによる装置。
  23. 携帯装置(130)そして関連する工具(208)の保管及び準備のために、携帯可能な工具箱(215)が備えられていることを特徴とする、請求項12〜22のいずれかによる装置。
  24. 工具箱(215)に、プラグコネクタの部品のような消耗部品を備えた包装容器(226)が解放可能に固定されることを特徴とする、請求項23による装置。
  25. プラグコネクタが光波導体(200)のファイバ(205)の受容のためのプラグピン(101)を備えたプラグ(100)を含んでいる、請求項1〜11のいずれかによる方法における使用のためのプラグコネクタであって、
    プラグ(100)内に、光波導体(200)の心線(203)を固定するための手段(104,106,110,112,113)が備えられており、固定手段(104,106,110,112,113)が、プラグ(100)内へのプラグピン(101)の軸方向挿入により操作可能であることを特徴とする、プラグコネクタ。
  26. 固定手段が、軸方向に延び光波導体(200)の貫通のための貫通ボアを備えた内側部分(104)を含んでおり、その一端にプラグピン(101)が挿入され、他端が貫通された光波導体(200)の心線(203)を環状に包囲する多数の締付アーム(111)になっていて、内側部分(104)が、締付アーム(111)により、中心に配置されたスリーブ(106)の中に延びており、スリーブ(106)が円錐状の狭小部(110)を有していて、その中で、内側部分(104)がさらにスリーブ(106)内に押し込まれたとき締付アーム(111)が締め付けられ圧縮されることを特徴とする、請求項25によるプラグコネクタ。
  27. 内側部分(104)そしてスリーブ(106)に、内側部分(104)が心線(203)のスリーブ(106)内への締付のために押し込まれたとき、双方の部品を互いにラッチするラッチ手段(112,113)が備えられていることを特徴とする、請求項26によるプラグコネクタ。
  28. プラグ(100)の後端に取付可能な折れ防止具(115)が備えられており、
    プラグ(100)が、後端への折れ防止具(115)の取付のために、円錐状の外ネジ(108)を有していて、
    折れ防止具(115)には、外ネジ(108)に対応する円錐状の内ネジ(118)を備えたナット(117)が備えられていて、
    ナット(117)が折れ防止具(115)を外ネジ(108)上に螺着可能であり折れ防止具(115)をプラグ(100)に保持することを特徴とする、請求項25〜27のいずれかによるプラグコネクタ。
  29. 外ネジ(108)及び内ネジ(118)が円筒ネジとして形成されていて、外ネジ(108)に、ナット(117)の外ネジ(108)上での逆回転を阻止するための、接線方向であってねじ込み方向に向いた切断板(107)が配置されていることを特徴とする、請求項28によるプラグコネクタ。
  30. ナット(117)が、折れ防止具(115)に形成されたスリーブ部分(116)内に解放可能に配置されていて、ナット(117)と折れ防止具(115)の間のトルク制限を備えた形状的な連結のために、ナット(117)の外周に、そしてスリーブ部分(116)の内周に、それぞれローレット(126または125)が備えられており、このローレット(125,126)が互いに係合することを特徴とする、請求項28及び29のいずれかによるプラグコネクタ。
  31. プラグ(100)には、ナット(117)のねじ込み方向に沿って外ネジ(108)を越えた側に、環状の受容空間(109)が備えられていて、折れ防止具(115)が、ナット(117)に対して軸方向に移動可能であり、スリーブ部分(116)が受容空間(109)を覆っており、スリーブ部分(116)の前端に、折れ防止具(115)の回転時に、光波導体(200)のナット(117)から出ている補強ファイバ(202)に係合し、受容空間(109)内に回転して進入する導入スリット(119)が取り付けられていることを特徴とする、請求項28〜30のいずれかによるプラグコネクタ。
  32. プラグ(100)には、ナット(117)のねじ込み方向に沿って外ネジ(108)の手前側に、心線(203)の挿入そして外被(201)のさらなる挿入のための環状の突起(194)が備えられていて、突起(194)の開放端に、導入溝(231)の形態の導入補助具が配置されていることを特徴とする、請求項28〜31のいずれかによるプラグコネクタ。
  33. 折れ防止具(115)が、外側から円錐状に先細になる折れ防止細管(124)を有しており、折れ防止細管(124)に、軸方向に離反したマーキングリング(207)の形態のマーキングが備えられていて、外被(201)を備えた光波導体(200)が組み立てられるべき場合に、折れ防止細管(124)がそのマーキングまで短くされなければならないことを特徴とする、請求項28〜32のいずれかによるプラグコネクタ。
  34. 折れ防止具(115)に、外側面に加えられる回転力を高めるために、互いに対向して二つの翼(122,123)が形成されており、それが、折れ防止具(115)の螺着後に、折れ防止具(115)に直接に配置された予定破断位置での破断により除去されることを特徴とする、請求項28〜30の何れによるプラグコネクタ。
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