JP4771805B2 - 箱型荷台における配線構造 - Google Patents

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本発明は、荷室内の冷却又は保温等の温度管理を行う目的で、断熱パネルを用いて周囲を構成した箱型荷台において、荷室内に装備される電気関連設備に配線を行うための配線構造に関するものである。
トラック等による貨物輸送の分野では、近年の消費生活の多様化あるいは利便性の追求に伴って、野菜、果物、魚介類等の生鮮食料品あるいは生花など、傷みやすい貨物の輸送の需要が増加している。生鮮食料品又は冷凍食品等の輸送には、断熱パネルにより囲まれた密閉式の箱型荷台を備え、その荷室内の温度を、例えば冷凍装置によって低温に保つ車両が使用されることから、このような箱型荷台に対する需要も高まっている。比較的特殊な例ではあるが、冷凍装置としてヒートポンプ式のものを搭載し、箱型荷台の内部を外気温よりも高温に保持する場合もある。
最近では、食品の安全性に関する要求が厳しくなっており、生鮮食料品等を運搬する箱型荷台では、微生物の繁殖を防止するため内面に抗菌処理を施すものが多くなり、そして、荷室内の温度が積載する貨物に応じた適正な範囲から外れないよう厳格に管理する、温度管理車と呼ばれる車両が増加している。また、荷室内に中仕切り壁を配置して複数の部屋に分割し、食料品等の輸送中それぞれの室内を異なる温度に設定する箱型荷台も知られており、一例として特開昭52−88918号公報に示されている。荷室内に積載する食料品等の貨物は、冷凍品や冷蔵品など多様であって積載量も需要に応じて変化するから、通常、中仕切り壁は荷室内で移動可能に設置され、各部屋の容積が可変となっている
ところで、箱型荷台の内部には照明のための室内灯が設置され、室内の冷気等を循環させるファンや温度を検出する温度センサが設置されることもある。これらの電気設備を作動させるため、箱型荷台には電気配線を配設する必要があるが、断熱パネルを備えた箱型荷台では、電気配線は断熱パネルの中を通して行われていた。
従来の電気配線の一例を図5に示す。箱型荷台の天井面となる上部パネルあるいは側面となる側部パネルには、箱型荷台の外側に配置される外板1と荷室側の内板2との間に断熱材3を配置したサンドイッチ構造を有する断熱パネルが使用される。外板1と内板2としてはアルミニュウム、ステンレス等の金属板が、断熱材3としては発泡樹脂が用いられることが多い。そして、室内灯等への電線4は、断熱材3のほぼ中央部に設けられた長孔5内に配設される。
室内灯等への電気配線は、箱型荷台に限らず一般の車両でも行われるものであって、例えば実開平2−121453号公報には電線を配した車両用天井材が開示されている。この天井材では、図6に示すとおり、表皮材101が結合された発泡樹脂等からなる天井材基材102の裏面に、ガイド溝103が一体的に形成され、ここに電線104が挿入される。ガイド溝103は、天井材の裏面のコーナー部を通過して室内灯105、温度センサ106の近傍まで達している。
特開昭52−88918号公報 実開平2−121453号公報
断熱パネルの中央部に長孔を設けて電線を配設する図5の配線構造では、発泡樹脂等の断熱材が比較的剛性の低い材料であるため、接着等によって断熱材に予め外板と内板を固着した後、手作業で電線を挿入する長孔を開けていた。この長孔の加工作業は手作業であることから、寸法精度等の面で必ずしも安定した加工が行われるとは限らず、しかも、作業の際に加工工具により内板あるいは外板に損傷を与える可能性があり、外観性の悪化を招く場合があった。また、電線が断熱材の内部に配置されていることから、電線の点検や交換等のメインテナンス作業が非常に困難であり、そのために箱型荷台のパネルを分解する必要が生じることもあった。
特許文献2に開示されるように、発泡樹脂等の表面に一体的に溝を形成しこの中に電線を配置するときは、内板と外板とを固着した後の長孔の加工作業は不要となる。しかし、電線が配置される溝は天井材の裏面に形成されており、やはりメインテナンス作業が困難であって、電線を交換し新たなものを取り付けるときなどには、天井材をはがさなければならない場合も生じる。ちなみに、冷凍装置を搭載して荷室内を冷却する車両では、冷凍機を運転しているときとこれを長時間停止しているときとの荷室内の温度差が大きいので、荷室内に配置された電気部品及び電線の損傷が生じやすい傾向にあり、メインテナンスの容易化の要請が強い。
また、中仕切り壁によって荷室内を温度の異なる複数の部屋に分割するときは、部屋間の冷気の流通を遮断する必要があり、中仕切り壁の周囲には冷気の流通を防ぐシール部材が設けられる。したがって、温度管理車の荷室内に配置される電線等では、例えば荷室内側から電線にアクセス可能としてメインテナンス作業の容易化を図るときには、中仕切り壁のスムースな移動とシール作用を妨げないようにしなければならない。
本発明は、断熱パネルを備えた箱型荷台の配線構造において、電線のメインテナンス作業を容易とし、かつ、中仕切り壁を設置したときもシール作用及び移動の障害とならず、電線敷設のための加工作業を簡易化することを課題とする。
上記の課題に鑑み、本発明は、箱型荷台の天井面となる上部パネルにおいて、断熱材の荷室側の表面に矩形形状の溝を形成して矩形の空間部を有する形材(一定断面形状の長い材料)を固着し、この空間部に電線を挿入するとともに、形材の開口に荷室の内面に沿う着脱可能なカバーが取り付けることにより、箱型荷台の内部から電線にアクセス可能としたものである。すなわち、本発明は、
「車両に積載される箱型荷台における配線構造であって、
前記箱型荷台の上部パネルは、外板と内板とが接着された断熱材を有し、さらに、
前記断熱材の荷室側の表面には、前記内板が除かれた矩形断面形状の溝が形成されるとともに、前記溝内には、矩形断面の空間部と荷室内に面する開口とを有する形材が固着され、
前記空間部には電線が挿入され、かつ、前記形材の開口には、荷室の内面に沿う着脱可能なカバーが取り付けられる」
ことを特徴とする配線構造となっている。
請求項2に記載のように、電線が挿入される前記形材を、両側に前記内板が存在する個所に配置し、前記カバーが前記内板に沿う平坦面を有するようにすることができる。
また、請求項3に記載のとおり、前記形材を上部パネルと側部パネルとが接するコーナー部に配置するよう、前記上部パネルの断熱材を、前記箱型荷台の側部パネルと結合される端部分に段付き部を備えたものとして、前記段付き部に側部パネルを結合することにより前記矩形断面の溝を形成し、かつ、前記溝内に固着される前記形材には、前記上部パネルと前記側部パネルとにそれぞれ固着される固定片を設け、前記カバーは、前記固定片を覆うように取り付けられるようにすることができる。
本発明の配線構造は、請求項4に記載のように、冷凍装置を装備する車両であって、前記箱型荷台が、周囲にシール部材を取り付けた移動可能な中仕切り壁を備えている車両に好適なものである。
本発明の配線構造では、電気配線を行うため、荷室側となる上部パネルの断熱材の表面に、矩形形状の溝を形成して矩形の空間部を有する形材を固着し、その空間部に電線を挿入する。溝を形成するための断熱材の加工(請求項3の断熱材のように端部分を段付き部とする加工を含む)は、平板状の断熱材の表面を切削する加工となるから、切削工具を断熱材の上方にセットして機械的な手段で移動させて行うことができる。このため、寸法精度の良好な安定した加工が可能となり、手作業で加工する場合であっても、断熱材の内部に孔加工を行うものに比べれば、表面の加工は容易かつ精度良く行うことができる。上部パネルは、断熱材の表面に外板と内板とを接着して構成されているので、断熱材の表面に形材が固着される溝を形成する加工を実施した後、外板と内板とを接着して上部パネルを製造することができ、安定した品質のパネルを容易に得ることができる。
さらに、電線の挿入される形材は、荷室に面する開口を備え、ここに荷室の内面に沿う着脱可能なカバーが取り付けられている。このカバーを取外すと電線へのアクセスが可能となり、通電チェック等の点検や新たな電線との交換などのメインテナンス作業が非常に容易となる。そして、このカバーは荷室の内面に沿う形状を有し、内面から殆ど突出しないので、荷室内の貨物の移動や積み降ろし作業の際に貨物が衝突することが回避され、スムースな作業が可能となる。
請求項2の発明のように、電線が挿入される形材を、両側に内板が存在する個所に配置して、開口のカバーを内板に沿う平坦面を有する形状としたときは、カバーの平坦面を内板とほぼ一致するように設定できるため、荷室の内面からの突出量が極めて少なくなる。
請求項3の発明のように、前記の形材を上部パネルと側部パネルとが接するコーナー部に配置するときは、上部パネルの断熱材の端部分に段付き部を設け、ここに側部パネルを結合することによって、形材が固着される矩形断面の溝を形成できる。つまり、側部パネルが溝の一方の側面となり、上部パネルの断熱材には端部分に段付き部を加工するだけでよく、溝を形成するための加工が簡易化される。
また、前記の形材には、上部パネルと側部パネルとにそれぞれ固着される固定片が設けられ、カバーはその固定片を覆うように取り付けられている。上部パネルと側部パネルの内板が形材で結合され、形材は結合部の補強材となるとともに、内板の端部の鋭いエッジ部が形材で覆われ、電線の点検などのメインテナンス作業時において、作業員が傷つく虞れがなくなることとなる。
請求項4の発明のように、本発明の配線構造は、冷凍装置を装備し、かつ、荷室内がシール部材を取り付けた移動可能な中仕切り壁によって分割される車両に、特に適したものである。つまり、中仕切り壁の周囲のシール部材は、荷室の内面を摺動して配線構造のカバーと接触するが、このカバーは、荷室の内面に沿う形状を有しているので、中仕切り壁が移動するときの障害となることはない。また、カバーとの接触によってシール部材に生じる変形は非常に小さく、冷気の流通を遮断するシール機能は低下しない。
以下、図面に基づいて、本発明の配線構造を、中仕切り壁を備えた箱型荷台に適用した例について説明する。図1は、冷凍装置を搭載した車両の箱型荷台で用いられる中仕切り壁を示すものであり、図2は、箱型荷台における電気配線の配線位置を示すものである。これらの中仕切り壁及び配線位置は、本発明にあっても従来のものと相違はなく、箱型荷台を構成する上部パネルや側部パネルも、従来のものと同様に、断熱材の両側に外板と内板とが固着されたサンドイッチ構造を有している。
箱型荷台の荷室内は、図1に示すように、中仕切り壁6によって前方の部屋と後方の部屋とに分割され、例えば、前方の部屋が冷凍室として−10℃程度の温度となり、後方の部屋が冷蔵室として5℃程度の温度となるようコントロールされる。中仕切り壁6は、貨物の積み降ろしのための観音開きの扉を備え、その周囲には、両方の部屋間の冷気の流通を阻止するシール部材61が固着されている。そして、中仕切り壁6は、その上部の両側が、荷室の上方に固定されたガイドレール62に支持され、荷室内をスライドしながら、例えば2点鎖線の位置に移動可能に構成されており、これによって両方の部屋の容積及び貨物積載量を調整することができる。
図2に示すように、箱型荷台の上部パネルには2個の室内灯7が、箱型荷台の横方向の中央に設置されている。室内灯7に電力を供給する電気配線8は、図示しない車載バッテリから箱型荷台の後方に導かれ、さらに側方パネルに沿って上方に導かれて、上部パネルとの結合部に達する。ここから電線は、実線で示すとおり、上部パネルを横方向に配線された後中央で直角に曲げられ、箱型荷台の中央を前後方向に延長され各室内灯7まで導かれる。配線経路の途中にはメインテナンス作業等のため、適宜コネクタが設置される。なお、箱型荷台外方の前端部と後端部には、荷台上端の位置を示す表示灯9が両側に配置され、配線が導かれている。
図3は、上部パネルにおける本発明の配線構造の第1実施例を示すもので、図2のA−A断面を表し、上部パネルの横方向及び前後方向の配線として用いられるものである。図3の上部パネルの構成部品において、図5の従来の部品に対応するものについては同一の符号を付してある。
本発明の上部パネルの断熱材3には、内板2が固着され荷室側となる表面に、矩形形状の溝31が形成される。溝31内には、その矩形断面とほぼ一致する外形寸法を有し、断面がコ字状をなす形材81が嵌め込まれ接着等で固着される。形材81は、アルミニュウム又は合成樹脂の押出し成形品であって、内部には矩形の空間部82を備え、ここに電線4が挿入される。形材81の荷室に面する開口83には、カバー84が取り付けられ空間部82を閉鎖している。カバー84は合成樹脂製であり、内板2に沿う平坦面と足部が一体に形成されており、足部を形材81の内面に弾性的に係合させて形材81に着脱自在に取り付けられる。
図3の第1実施例の配線構造では、矩形形状の溝31は、平板状の断熱材3の表面を切削する加工となり、その後、断熱材3の両面に外板1と内板2とを接着することで、寸法精度の良好な溝31を有する上部パネルを得ることができる。また、形材81の開口83に設けたカバー84を取外すと、荷室内部から電線4へのアクセスが可能となる。カバー84は、上部パネルの横方向及び前後方向の電気配線の全体に亘って設けられるので、通電チェック等の点検や電線の交換などのメインテナンス作業が非常に容易化される。
カバー84は、荷室の内面に沿う形状を有しその平坦面が内板2とほぼ一致する位置に設定されている。そのため、荷室内に貨物を積載するときの障害物とはならず、積み降ろし作業の際に貨物が衝突する事態も回避される。そして、カバー84が中仕切り壁6の周囲に固着されたシール部材61と接触したときも、シール部材61を変形させ冷気が漏洩する不具合を防止することができる。なお、図3の2点鎖線は、上部パネルの横方向の配線部分と接触する際のシール部材61の状態を概略的に示すものである。
次いで、本発明の配線構造を上部パネルと側部パネルとが接するコーナー部に配置する第2実施例について、図4によって説明する。室内灯7に到る電気配線としては、図2の破線に示すとおり、側方パネルに並行して上部パネルとの結合部に導かれた電線を、その結合部であるコーナー部に室内灯7の横の位置まで配線し、ここで直角に曲げて各室内灯7に到るようにすることもできる。第2実施例の配線構造は、このときのコーナー部の配線に使用されるもの(図4はB−B断面図)であり、直角に曲げられ箱型荷台の横方向に各室内灯7まで到る部分については、第1実施例の配線構造が使用される。
上部パネルの断熱材3の端部分には、断熱材3の荷室側の表面を一定の厚さだけ削り取った段付き部32が設けられる。ここに、段付き部32の側面と一定の距離を隔てて 側部パネルを結合することによって、コーナー部の上方パネルに矩形断面の溝31Aを形成する。溝31Aには、断面が空間部82Aを有する形材81Aが固着される。空間部82Aは、基本的に矩形断面をなしており、この中に電線4が配設される。
形材81Aには開口83Aが設けられるとともに、上部パネルと側部パネルの内板と並行して延びる固定片85が一体的に形成されており、固定片85をねじ86を用いてそれぞれの内板に締結することにより、形材81Aは矩形断面の溝31Aに固着される。形材81Aの開口83A及び固定片85とねじ86を覆うため、合成樹脂製のカバー84Aが着脱可能に設けてある。カバー84Aは、上部パネルと側部パネルの内板に沿うように直角に曲げられた断面形状をなし、形材81Aに固定される係止部を備えている。
第2実施例の配線構造では、側部パネルを利用して矩形断面の溝31Aを形成するので、上部パネルの断熱材3には端部分に段付き部32を加工するだけでよく、溝31Aを形成するための加工がより一層簡易化される。さらに、第2実施例の配線構造では、上部パネルと側部パネルの内板が形材81Aで結合され、形材81Aが結合部の補強材となってこの部分の強度と剛性が増加する。カバー84Aを取外すことが可能でメインテナンス作業が容易化される点は第1実施例のものと同様であるけれども、第2実施例の形材81Aは、上部パネルの内板2の鋭いエッジ部を覆っており、メインテナンス作業時にエッジ部によって作業員が傷つく虞れがない。
以上詳述したように、本発明は、箱型荷台の上部パネルにおける配線構造であって、断熱材の荷室側の表面に矩形形状の溝を形成して矩形の空間部を有する形材を固着し、この空間部に電線を挿入するとともに、形材の開口に荷室の内面に沿う着脱可能なカバーを取り付けたものである。上記の実施の形態では、中仕切り壁を有する箱型荷台に適用した例について述べているが、本発明の配線構造は、中仕切り壁を有するものに限らず、断熱パネルで囲まれた箱型荷台に一般的に適用可能である。また、矩形形状の溝を切削加工によって形成する加工方法に代えて、溝となる突起を有する金型内で合成樹脂を発泡させて断熱材を成形する加工方法を採用する等、実施例に対して各種の変形が可能であることは明らかである。
本発明の配線構造が適用される箱型荷台の内部斜視図である。 本発明の配線構造の配線位置を示す概略図である。 本発明の配線構造の第1実施例を示す図である。 本発明の配線構造の第2実施例を示す図である。 断熱パネルにおける従来の配線構造を示す図である。 天井材の裏面に配線する従来の配線構造を示す図である。
符号の説明
1 外板
2 内板
3 断熱材
31、31A 溝
4 電線
6 中仕切り壁
61 シール部材
81、81A 形材
82、82A 空間部
83、83A 開口
84、84A カバー

Claims (4)

  1. 車両に積載される箱型荷台における配線構造であって、
    前記箱型荷台の上部パネルは、外板(1)と内板(2)とが接着された断熱材(3)を有し、さらに、
    前記断熱材(3)の荷室側の表面には、前記内板(2)が除かれた矩形断面形状の溝(31、31A)が形成されるとともに、前記溝(31、31A)内には、矩形断面の空間部(82、82A)と荷室内に面する開口(83、83A)とを有する形材(81、81A)が固着され、
    前記空間部(82、82A)には電線(4)が挿入され、かつ、前記形材(81、81A)の開口(83、83A)には、荷室の内面に沿う着脱可能なカバー(84、84A)が取り付けられることを特徴とする配線構造。
  2. 前記形材(81)の開口(83)の両側に前記内板(2)が存在し、前記カバー(84)が前記内板(2)に沿う平坦面を有する請求項1に記載の配線構造。
  3. 前記上部パネルの断熱材(3)は、前記箱型荷台の側部パネルと結合される端部分に段付き部(32)を備え、前記段付き部(32)に側部パネルを結合することにより前記矩形断面の溝(31A)が形成されており、かつ、
    前記溝(31A)内に固着される前記形材(81A)には、前記上部パネルと前記側部パネルとにそれぞれ固着される固定片(85)が設けられ、前記カバー(84A)は、前記固定片(85)を覆うように取り付けられる請求項1に記載の配線構造。
  4. 前記箱型荷台を積載する車両は、冷凍装置を装備するとともに、前記箱型荷台が、周囲にシール部材(61)を取り付けた移動可能な中仕切り壁(6)を備えている請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の配線構造。
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