JP4771424B2 - 情報処理装置および方法、並びにプログラム - Google Patents

情報処理装置および方法、並びにプログラム Download PDF

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Description

本発明は、情報処理装置および方法、並びにプログラムに関し、特に、クライアントとなる再生装置で、複数のコンテンツについて、それぞれに設定される一部の範囲を、所定の順序で連続的に再生させることにより構成される1のコンテンツを1回の再生操作で連続して再生できるようにした情報処理装置および方法、並びにプログラムに関する。
DLNA(Digital Living Network Alliance)やUPnP(Universal Plug and Play)に代表されるネットワークを介したコンテンツを共有して利用できるようにする技術が一般に普及しつつある。
例えば、ネットワーク上のサーバに蓄積されているコンテンツの種類を認識し、認識結果に対応してコントローラが、そのコンテンツに対して選択可能なコマンドをユーザに提示することによりコントローラの操作性を向上させるものが提案されている(特許文献1参照)。
特開2006−313502号公報
しかしながら、上述したネットワークを用いた場合、コンテンツに対して個別に再生操作を実行させることが前提とされるため、複数のサーバに蓄積されているコンテンツの一部の範囲を、所定の順序で連続的に再生させるとき、第1のコンテンツの一部を再生するには、その第1のコンテンツが蓄積されているサーバにアクセスし、再生開始位置を検索して再生を開始させた後、再生終了位置で再生を停止させ、さらに、第2のコンテンツの一部を再生させるために、その第2のコンテンツが蓄積されているサーバにアクセスし、再生開始位置を検索して再生を開始させた後、再生終了位置で再生を停止させるといった操作を繰り返す必要があり、途切れることなく連続的に再生させるといったことができなかった。
本発明はこのような状況に鑑みてなされたものであり、特に、上述したネットワークを用いた場合、一回の再生指示により複数のコンテンツにおける、それぞれのコンテンツ毎に設定される一部の範囲を、所定の順序で連続的に再生できるようにするものである。
本発明の一側面の情報処理装置は、ネットワークを介して接続されているクライアント再生装置に対して、蓄積されているコンテンツを配信する情報処理装置であって、ネットワークを介して接続されている複数のコンテンツ蓄積サーバのそれぞれから、蓄積されているオリジナルのコンテンツからなる実アイテムのうち新たに蓄積された実アイテムを、新たなコンテンツが登録されたことを示す通知を前記蓄積サーバから受信するとき、取得する取得手段と、取得手段により取得された実アイテムが蓄積されている所在の情報を含む実アイテム情報を生成し、生成した実アイテム情報に、実アイテム情報自身の所在の情報を含める実アイテム情報生成手段と、取得手段により取得された実アイテムより所定の条件を満たす範囲を抽出する抽出手段と、実アイテムのうち、抽出手段により抽出された所定の条件を満たす複数の範囲からなるコンテンツである仮想アイテムを構成する所定の条件を満たす範囲を含む複数の実アイテムの所在、複数の実アイテムのそれぞれにおける所定の条件を満たす範囲を示す再生範囲、および、複数の実アイテムのそれぞれにおける再生範囲の再生順序を示す再生順序リストを生成する再生順序リスト生成手段と、再生順序リストを含む仮想アイテム情報を生成し、生成した仮想アイテム情報に、仮想アイテム情報自身の所在の情報を含める仮想アイテム情報生成手段と、実アイテム情報および仮想アイテム情報と、各アイテム情報のタイトル名および再生時間とを所定の再生装置において同時に表示するためにコンテンツリストを生成するコンテンツリスト生成手段と、所定の再生装置にコンテンツリストを提供する提供手段と、実アイテム情報自身または仮想アイテム情報自身の所在の情報に基づいて、コンテンツリストのうち再生装置により再生が指定されたコンテンツに対応する実アイテム情報または仮想アイテム情報にアクセスし、再生が指示されたコンテンツが実アイテムである場合、再生が指示されたコンテンツの実アイテムを配信し、再生が指示されたコンテンツが仮想アイテムである場合、再生順序リストに基づいて、仮想アイテムを構成する複数の実アイテムの再生範囲を、再生順序に従って順次配信する配信手段とを含む。
前記実アイテム情報および仮想アイテム情報に含まれる自らの所在は、いずれも同一の形式で記述されるようにすることができる。
前記実アイテム情報および仮想アイテム情報に含まれる自らの所在は、いずれもURLとして記述されるようにすることができる。
前記ネットワークは、DLNAに準拠したネットワークとするようにすることができる。
本発明の一側面の情報処理方法は、ネットワークを介して接続されているクライアント再生装置に対して、蓄積されているコンテンツを配信する情報処理装置の情報処理方法であって、ネットワークを介して接続されている複数のコンテンツ蓄積サーバのそれぞれから、蓄積されているオリジナルのコンテンツからなる実アイテムのうち新たに蓄積された実アイテムを、新たなコンテンツが登録されたことを示す通知を前記蓄積サーバから受信するとき、取得する取得ステップと、取得ステップの処理により取得された実アイテムが蓄積されている所在の情報を含む実アイテム情報を生成し、生成した実アイテム情報に、実アイテム情報自身の所在の情報を含める実アイテム情報生成ステップと、取得ステップの処理により取得された実アイテムより所定の条件を満たす範囲を抽出する抽出ステップと、実アイテムのうち、抽出ステップの処理により抽出された所定の条件を満たす複数の範囲からなるコンテンツである仮想アイテムを構成する所定の条件を満たす範囲を含む複数の実アイテムの所在、複数の実アイテムのそれぞれにおける所定の条件を満たす範囲を示す再生範囲、および、複数の実アイテムのそれぞれにおける再生範囲の再生順序を示す再生順序リストを生成する再生順序リスト生成ステップと、再生順序リストを含む仮想アイテム情報を生成し、生成した仮想アイテム情報に、仮想アイテム情報自身の所在の情報を含める仮想アイテム情報生成ステップと、実アイテム情報および仮想アイテム情報と、各アイテム情報のタイトル名および再生時間とを所定の再生装置において同時に表示するためにコンテンツリストを生成するコンテンツリスト生成ステップと、所定の再生装置にコンテンツリストを提供する提供ステップと、実アイテム情報自身または仮想アイテム情報自身の所在の情報に基づいて、コンテンツリストのうち再生装置により再生が指定されたコンテンツに対応する実アイテム情報または仮想アイテム情報にアクセスし、再生が指示されたコンテンツが実アイテムである場合、再生が指示されたコンテンツの実アイテムを配信し、再生が指示されたコンテンツが仮想アイテムである場合、再生順序リストに基づいて、仮想アイテムを構成する複数の実アイテムの再生範囲を、再生順序に従って順次配信する配信ステップとを含む。
本発明の一側面のプログラムは、ネットワークを介して接続されているクライアント再生装置に対して、蓄積されているコンテンツを配信する情報処理装置を制御するコンピュータに、ネットワークを介して接続されている複数のコンテンツ蓄積サーバのそれぞれから、蓄積されているオリジナルのコンテンツからなる実アイテムのうち新たに蓄積された実アイテムを、新たなコンテンツが登録されたことを示す通知を前記蓄積サーバから受信するとき、取得する取得ステップと、取得ステップの処理により取得された実アイテムが蓄積されている所在の情報を含む実アイテム情報を生成し、生成した実アイテム情報に、実アイテム情報自身の所在の情報を含める実アイテム情報生成ステップと、取得ステップの処理により取得された実アイテムより所定の条件を満たす範囲を抽出する抽出ステップと、実アイテムのうち、抽出ステップの処理により抽出された所定の条件を満たす複数の範囲からなるコンテンツである仮想アイテムを構成する所定の条件を満たす範囲を含む複数の実アイテムの所在、複数の実アイテムのそれぞれにおける所定の条件を満たす範囲を示す再生範囲、および、複数の実アイテムのそれぞれにおける再生範囲の再生順序を示す再生順序リストを生成する再生順序リスト生成ステップと、再生順序リストを含む仮想アイテム情報を生成し、生成した仮想アイテム情報に、仮想アイテム情報自身の所在の情報を含める仮想アイテム情報生成ステップと、実アイテム情報および仮想アイテム情報と、各アイテム情報のタイトル名および再生時間とを所定の再生装置において同時に表示するためにコンテンツリストを生成するコンテンツリスト生成ステップと、所定の再生装置にコンテンツリストを提供する提供ステップと、実アイテム情報自身または仮想アイテム情報自身の所在の情報に基づいて、コンテンツリストのうち再生装置により再生が指定されたコンテンツに対応する実アイテム情報または仮想アイテム情報にアクセスし、再生が指示されたコンテンツが実アイテムである場合、再生が指示されたコンテンツの実アイテムを配信し、再生が指示されたコンテンツが仮想アイテムである場合、再生順序リストに基づいて、仮想アイテムを構成する複数の実アイテムの再生範囲を、再生順序に従って順次配信する配信ステップとを含む処理を実行させる。
本発明のプログラム格納媒体には、請求項6に記載のプログラムが格納されるようにすることができる。
本発明の一側面の情報処理装置および方法、並びにプログラムにおいては、ネットワークを介して接続されている複数のコンテンツ蓄積サーバのそれぞれから、蓄積されているオリジナルのコンテンツからなる実アイテムのうち新たに蓄積された実アイテムが、新たなコンテンツが登録されたことを示す通知が前記蓄積サーバから受信されるとき、取得され、取得された実アイテムが蓄積されている所在の情報を含む実アイテム情報が生成され、生成された実アイテム情報に、実アイテム情報自身の所在の情報が含まれ、取得された実アイテムより所定の条件が満たされる範囲が抽出され、実アイテムのうち、抽出された所定の条件が満たされる複数の範囲からなるコンテンツである仮想アイテムを構成する所定の条件が満たされる範囲を含む複数の実アイテムの所在、複数の実アイテムのそれぞれにおける所定の条件を満たす範囲を示す再生範囲、および、複数の実アイテムのそれぞれにおける再生範囲の再生順序を示す再生順序リストが生成され、再生順序リストを含む仮想アイテム情報が生成され、生成された仮想アイテム情報に、仮想アイテム情報自身の所在の情報が含まれ、実アイテム情報および仮想アイテム情報と、各アイテム情報のタイトル名および再生時間とを所定の再生装置において同時に表示するためにコンテンツリストが生成され、所定の再生装置にコンテンツリストが提供され、実アイテム情報自身または仮想アイテム情報自身の所在の情報に基づいて、コンテンツリストのうち再生装置により再生が指定されたコンテンツに対応する実アイテム情報または仮想アイテム情報にアクセスし、再生が指示されたコンテンツが実アイテムである場合、再生が指示されたコンテンツの実アイテムが配信され、再生が指示されたコンテンツが仮想アイテムである場合、、前記再生順序リストに基づいて、前記仮想アイテムを構成する複数の前記実アイテムの再生範囲が、前記再生順序に従って順次配信される。
本発明の情報処理装置は、独立した装置であっても良いし、情報処理を行うブロックであっても良い。
本発明の一側面によれば、1回の再生指示で、蓄積されている複数のコンテンツについて、それぞれに設定される一部の範囲を、所定の順序で連続的に再生させることが可能となる。
以下に本発明の実施の形態を説明するが、本明細書に記載の発明と、発明の実施の形態との対応関係を例示すると、次のようになる。この記載は、本明細書に記載されている発明をサポートする実施の形態が本明細書に記載されていることを確認するためのものである。従って、発明の実施の形態中には記載されているが、発明に対応するものとして、ここには記載されていない実施の形態があったとしても、そのことは、その実施の形態が、その発明に対応するものではないことを意味するものではない。逆に、実施の形態が発明に対応するものとしてここに記載されていたとしても、そのことは、その実施の形態が、その発明以外の発明には対応しないものであることを意味するものでもない。
さらに、この記載は、本明細書に記載されている発明の全てを意味するものではない。換言すれば、この記載は、本明細書に記載されている発明であって、この出願では請求されていない発明の存在、すなわち、将来、分割出願されたり、補正により出現、追加される発明の存在を否定するものではない。
即ち、本発明の一側面の情報処理装置は、ネットワークを介して接続されているクライアント再生装置に対して、蓄積されているコンテンツを配信する情報処理装置(例えば、図2のコンテンツ管理装置2)であって、ネットワークを介して接続されている複数のコンテンツ蓄積サーバのそれぞれから、蓄積されているオリジナルのコンテンツからなる実アイテムのうち新たに蓄積された実アイテムを、新たなコンテンツが登録されたことを示す通知を前記蓄積サーバから受信するとき、取得する取得手段(例えば、図2のアイテム情報取得部85)と、取得手段により取得された実アイテムが蓄積されている所在の情報を含む実アイテム情報を生成し、生成した実アイテム情報に、実アイテム情報自身の所在の情報を含める実アイテム情報生成手段(例えば、図2の実アイテム処理部82)と、取得手段により取得された実アイテムより所定の条件を満たす範囲を抽出する抽出手段と、実アイテムのうち、抽出手段により抽出された所定の条件を満たす複数の範囲からなるコンテンツである仮想アイテムを構成する所定の条件を満たす範囲を含む複数の実アイテムの所在、複数の実アイテムのそれぞれにおける所定の条件を満たす範囲を示す再生範囲、および、複数の実アイテムのそれぞれにおける再生範囲の再生順序を示す再生順序リストを生成する再生順序リスト生成手段(例えば、図2の再生順序リスト生成部93)と、再生順序リストを含む仮想アイテム情報を生成し、生成した仮想アイテム情報に、仮想アイテム情報自身の所在の情報を含める仮想アイテム情報生成手段と、実アイテム情報および仮想アイテム情報と、各アイテム情報のタイトル名および再生時間とを所定の再生装置において同時に表示するためにコンテンツリストを生成するコンテンツリスト生成手段(例えば、図2のコンテンツディレクトリ情報処理部71)と、所定の再生装置にコンテンツリストを提供する提供手段(例えば、図2のUPnP処理部53、およびHTTP処理部52)と、実アイテム情報自身または仮想アイテム情報自身の所在の情報に基づいて、コンテンツリストのうち再生装置により再生が指定されたコンテンツに対応する実アイテム情報または仮想アイテム情報にアクセスし、再生が指示されたコンテンツが実アイテムである場合、再生が指示されたコンテンツの実アイテムを配信し、再生が指示されたコンテンツが仮想アイテムである場合、再生順序リストに基づいて、仮想アイテムを構成する複数の実アイテムの再生範囲を、再生順序に従って順次配信する配信手段(例えば、図2のアイテムバイナリストリーム出力部129)とを含む。
前記蓄積されているコンテンツは、前記ネットワークを介して接続されている複数のコンテンツ蓄積サーバ(例えば、図1のコンテンツ蓄積サーバ4)のそれぞれに蓄積されているコンテンツを含ませるようにすることができる。
前記実アイテム情報および仮想アイテム情報のリストを前記コンテンツのリストであるコンテンツリストとして生成するコンテンツリスト生成手段(例えば、図2のコンテンツディレクトリ情報処理部71)をさらに含ませるようにすることができ、前記配信手段には、前記再生装置により前記コンテンツリストのうち再生が指定された前記コンテンツに対応する前記実アイテム情報および仮想アイテム情報のうち、前記自らの所在の情報に基づいて、再生が指定された前記コンテンツに対応する前記実アイテム情報および仮想アイテム情報にアクセスし、前記再生が指示されたコンテンツが実アイテムである場合、前記再生が指示されたコンテンツの実アイテムを配信し、前記再生が指示されたコンテンツが仮想アイテムである場合、前記再生順序リストにより、前記仮想アイテムを構成する複数の前記実アイテムの再生範囲を、前記再生順序に従って順次配信させるようにすることができる。
本発明の一側面の情報処理方法は、ネットワークを介して接続されているクライアント再生装置に対して、蓄積されているコンテンツを配信する情報処理装置の情報処理方法であって、ネットワークを介して接続されている複数のコンテンツ蓄積サーバのそれぞれから、蓄積されているオリジナルのコンテンツからなる実アイテムのうち新たに蓄積された実アイテムを、新たなコンテンツが登録されたことを示す通知を前記蓄積サーバから受信するとき、取得する取得ステップ(例えば、図3のステップS3)と、取得ステップの処理により取得された実アイテムが蓄積されている所在の情報を含む実アイテム情報を生成し、生成した実アイテム情報に、実アイテム情報自身の所在の情報を含める実アイテム情報生成ステップ(例えば、図3のステップS3)と、取得ステップの処理により取得された実アイテムより所定の条件を満たす範囲を抽出する抽出ステップ(例えば、図3のステップS8)と、実アイテムのうち、抽出ステップの処理により抽出された所定の条件を満たす複数の範囲からなるコンテンツである仮想アイテムを構成する所定の条件を満たす範囲を含む複数の実アイテムの所在、複数の実アイテムのそれぞれにおける所定の条件を満たす範囲を示す再生範囲、および、複数の実アイテムのそれぞれにおける再生範囲の再生順序を示す再生順序リストを生成する再生順序リスト生成ステップ(例えば、図3のステップS9)と、再生順序リストを含む仮想アイテム情報を生成し、生成した仮想アイテム情報に、仮想アイテム情報自身の所在の情報を含める仮想アイテム情報生成ステップ(例えば、図3のステップS11)と、実アイテム情報および仮想アイテム情報と、各アイテム情報のタイトル名および再生時間とを所定の再生装置において同時に表示するためにコンテンツリストを生成するコンテンツリスト生成ステップ(例えば、図7のステップS94)と、所定の再生装置にコンテンツリストを提供する提供ステップ(例えば、図7のステップS95)と、実アイテム情報自身または仮想アイテム情報自身の所在の情報に基づいて、コンテンツリストのうち再生装置により再生が指定されたコンテンツに対応する実アイテム情報または仮想アイテム情報にアクセスし、再生が指示されたコンテンツが実アイテムである場合、再生が指示されたコンテンツの実アイテムを配信し、再生が指示されたコンテンツが仮想アイテムである場合、再生順序リストに基づいて、仮想アイテムを構成する複数の実アイテムの再生範囲を、再生順序に従って順次配信する配信ステップ(例えば、図11のステップS139,S147)とを含む。
図1は、本発明を適用した一実施の形態の構成を示すコンテンツ管理システムである。
クライアント再生装置1は、例えば、DLNA(Digital Living Network Alliance)などにより規定されるネットワーク3を介してコンテンツ管理装置2に対して所定のコンテンツの再生を要求すると、再生を指定したコンテンツに対応するコンテンツが蓄積されたコンテンツ蓄積サーバ4−1乃至4−nより収集されたコンテンツが、コンテンツ管理装置2より配信されてくるので、その配信されたコンテンツを再生する。尚、コンテンツ蓄積サーバ4−1乃至4−nは、それぞれを特に区別する必要が無い場合、単に、コンテンツ蓄積サーバ4と称するものとし、その他の構成についても同様に称するものとする。
コンテンツ管理装置2は、コンテンツ蓄積サーバ4−1乃至4−nに蓄積されているコンテンツを読み出し、それぞれをアイテム情報として蓄積する。コンテンツには、オリジナルのコンテンツからなる実アイテムと、オリジナルのコンテンツの一部を所定の再生順序で再生することにより構成される仮想アイテムとがある。実アイテムに対応するコンテンツのアイテム情報は、実アイテム情報であり、仮想アイテムに対応するコンテンツのアイテム情報は、仮想アイテム情報である。コンテンツ管理装置2は、クライアント再生装置1に対して蓄積した実アイテム情報および仮想アイテム情報からなるリストをコンテンツリストとして配信する。
クライアント再生装置1は、このコンテンツリストを取得すると共に表示し、コンテンツリストから所望のコンテンツの再生をコンテンツ管理装置2に対して要求する。コンテンツ管理装置2は、クライアント再生装置1からのコンテンツの再生が要求された場合、再生が要求されたコンテンツが実アイテムであるとき、実アイテムが蓄積されているコンテンツ蓄積サーバ4より実アイテムに対応するコンテンツを読み出して、クライアント再生装置1に配信する。一方、再生が指示されたコンテンツが仮想アイテムであるとき、コンテンツ管理装置2は、仮想アイテム情報に基づいて、仮想アイテムを構成する複数の実アイテムが記憶されているそれぞれのコンテンツ蓄積サーバ4にアクセスし、実アイテムに対応するコンテンツの一部を読み出して、順次再生し、クライアント再生装置1に配信する。
クライアント再生装置1は、例えば、コンテンツを再生装置やコンテンツを再生するソフトウェアがインストールされているパーソナルコンピュータなどであり、CPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)、およびROM(Read Only Memory)などから構成される制御部11、キーボードやマウスなどから構成される入力部12、CRT(Cathode Ray Tube)またはLCD(Liquid Crystal Display)などから構成される表示部13、IEEE(Institute of Electrical and Electronics Engineers)802の規格に準拠した無線LAN(Local Area Network)による通信を行うための通信インタフェースなどから構成される通信部14、およびハードディスクドライブや半導体メモリなどから構成される記憶部15を備えている。
制御部11は、リスト表示制御部11aおよびコンテンツ再生制御部11bを備えている。リスト表示制御部11aは、通信部14を制御して、コンテンツ管理装置2にコンテンツリストを要求し、これに応じてコンテンツ管理装置2より配信されてくるコンテンツリストを表示部13に表示する。コンテンツ再生制御部11bは、入力部12の操作に応じて再生が指示されるコンテンツの再生を指示する情報を通信部14を制御してコンテンツ管理装置2に送信する。コンテンツ再生制御部11bは、コンテンツの再生の指示に基づいて、コンテンツ管理装置2より配信されてくるコンテンツを再生し、表示部13に表示する。
コンテンツ蓄積サーバ4は、例えば、ハードディスクレコーダや、録音機能や録画機能を含むソフトウェアがインストールされているパーソナルコンピュータなどであり、CPU、RAM、およびROMなどから構成される制御部21、キーボードやマウスなどから構成される入力部22、CRTまたはLCDなどから構成される表示部23、IEEE802の規格に準拠した無線LANによりネットワーク3において通信を行うための通信インタフェースなどから構成される通信部24、およびハードディスクドライブや半導体メモリなどから構成される記憶部25を備えている。
制御部21は、格納制御部21aおよび配信制御部21bを備えている。格納制御部21aは、通信部24を制御して、コンテンツ管理装置2からの要求に基いて、記憶部25に蓄積されている全てのコンテンツを供給する。また、格納制御部21aは、新たなコンテンツが記憶部25に記憶された場合、通信部24を制御して、コンテンツ管理装置2に対して新たに登録されたコンテンツを供給し、アイテム情報としての登録を促す。配信制御部21bは、通信部24を制御して、コンテンツ管理装置2がクライアント再生装置1からの再生要求に基いて、コンテンツを再生する際、必要とされるコンテンツをコンテンツ管理装置2に供給する。
尚、ここで、コンテンツとは、1のAV(Audio Visual)データ、動画ファイル、音楽ファイル、画像ファイルなどである。また、アイテムとは、コンテンツの最小単位を示すものであり、例えば、CD(Compact Disk)における1トラック分の音楽を示す。さらに、アイテムのうち、実アイテムは、コンテンツと一対一に対応するものである。これに対して、仮想アイテムは、複数の実アイテムの任意の範囲が所定の順序で連続的に再生されることにより生成されるコンテンツである。従って、仮想アイテムは、複数の実アイテムの所定範囲により、新たに生成されるものであり、実アイテムのよるに実態としてコンテンツが存在するものではなく、複数の実アイテムの任意の範囲が所定の順序で連続的に再生されることにより実現されるものである。
次に、図2を参照して、コンテンツ管理装置2の一実施の形態の構成について説明する。
通信部51は、IEEE802の規格に準拠した無線LANによりネットワーク3において通信を行うための通信インタフェースなどである。HTTP(Hyper Text Transfer Protocol)処理部52は、通信部51を介して、HTTPのプロトコールに基づいた各種データ通信を実行する。
UPnP(Universal Plug and Play)処理部53は、HTTP処理部52からのコマンドを、UPnPの規格またはガイドラインに準拠したコマンドに変換してコンテンツディレクトリ処理部54に供給すると共に、コンテンツディレクトリ処理部54より供給されてくるUPnPの規格またはガイドラインに準拠したコマンドをHTTP処理部52に供給する。
コンテンツディレクトリ(Content Directory)処理部54は、コンテンツ蓄積サーバ4に蓄積されているコンテンツに基づいて、アイテム情報を生成してアイテム情報格納部55に格納すると共に、アイテム情報格納部55に格納されているアイテム情報に基づいて、コンテンツディレクトリを生成し、UPnP処理部53、HTTP処理部54、および通信部51を介してコンテンツ管理装置2に送信する。
バイナリストリーム処理部56は、クライアント再生装置1よりコンテンツの再生が指示されると指示されたコンテンツについて、アイテム情報格納部55のアイテム情報に基づいて、指定されたコンテンツの実アイテムを蓄積されているコンテンツ蓄積サーバ4より読み出し、HTTP処理部52および通信部51を介して、バイナリストリームデータとしてクライアント再生装置1に配信する。
コンテンツディレクトリ処理部54のアイテム処理部72は、アイテム情報を生成し、アイテム情報格納部55に格納すると共に、アイテム情報格納部55に格納されているアイテム情報を読み出し、コンテンツディレクトリ情報処理部71に供給する。コンテンツディレクトリ情報処理部71は、アイテム処理部72より供給されてくるアイテム情報に基づいてコンテンツディレクトリ情報を生成し、クライアント再生装置1に配信する。
アイテム処理部72のアイテム取得部81は、コンテンツ蓄積サーバ4に蓄積されているコンテンツをアイテムとして取得し、実アイテム処理部82および仮想アイテム処理部84に供給する。
実アイテム処理部82は、アイテム取得部81より供給されてきた実アイテムを構成するアイテムのID、タイトル(Title)、再生時間(Duration)、および、実アイテムの所在(どのコンテンツ蓄積サーバ4に格納されているかを示す情報)を実アイテム情報としてアイテム情報管理部83に出力する。
仮想アイテム処理部84は、アイテム取得部81より供給されてきた実アイテムより仮想アイテムを生成し、仮想アイテムを構成する複数の実アイテムのコンテンツのID、タイトル(Title)、再生時間(Duration)、並びに、仮想アイテムを構成する実アイテムのそれぞれの所在、再生位置、および再生順序を示す再生順序リストを仮想アイテム情報としてアイテム情報管理部83に出力する。
アイテム情報管理部83は、実アイテム処理部82より供給される実アイテム情報、および仮想アイテム処理部84より供給される仮想アイテム情報を、アイテム情報格納部55にそれぞれ実アイテム情報101および仮想アイテム情報102として格納する。尚、仮想アイテム情報102には、再生順序リスト102aが含まれる。また、図2においては、アイテム情報格納部55には、実アイテム情報101および仮想アイテム情報102がそれぞれ1個ずつ記載されているが、実態としては、複数の実アイテム情報101および仮想アイテム情報102が存在するものである。
アイテム情報取得部85は、アイテム情報格納部55に格納されている実アイテム情報101および仮想アイテム情報102からなるアイテム情報を抽出して、コンテンツディレクトリ情報処理部71に供給する。
仮想アイテム処理部84の変換部91は、実アイテムのコーデックを認識して、必要に応じてアイテム部分抽出部92で再生可能なコーデックに変換してアイテム部分抽出部92に供給する。
アイテム部分抽出部92は、実アイテムを再生し、所定の条件を満たす範囲を抽出する。ここでは、アイテム部分抽出部92は、再生される実アイテムのうち、音量が所定のレベルよりも高い再生範囲を順次抽出して、その再生開始時刻および再生終了時刻を再生順序リスト生成部93に供給する。
再生順序リスト生成部93は、アイテム部分抽出部92より供給されてくる抽出されたアイテムの情報に基づいて、再生順序リストを生成し、仮想アイテム情報生成部94に供給する。
仮想アイテム情報生成部94は、再生順序リスト生成部93より供給されてきた再生順序リストに基づいて、仮想アイテム情報を生成し、アイテム情報管理部83に供給する。
バイナリストリーム処理部56のコンテンツ再生要求取得部121は、クライアント再生装置1よりコンテンツを指定するIDと共に供給されてくるコンテンツ再生要求を取得し、アイテム識別部122に供給する。
アイテム識別部122は、コンテンツ再生要求取得部121より供給されてくるコンテンツ再生要求に含まれるコンテンツを指定するIDの情報に基づいて、アイテム情報格納部55にアクセスし、再生が要求されてくるコンテンツが実アイテムであるか、または、仮想アイテムであるかを識別する。さらに、アイテム識別部122は、再生が要求されたコンテンツが実アイテムの場合、その旨を実アイテム情報取得部125に供給し、再生が要求されたコンテンツが仮想アイテムの場合、その旨を仮想アイテム情報取得部123に供給する。
仮想アイテム情報取得部123は、仮想アイテムからなるコンテンツの再生が指示されたことがアイテム識別部122より通知された場合、アイテム情報格納部55にアクセスし、再生が要求されているコンテンツに対応する仮想アイテム情報を読み出し、実アイテム取得指示部124およびアイテムバイナリストリーム出力部129に供給する。
実アイテム収集指示部124は、仮想アイテム情報取得部123より供給されてくる仮想アイテム情報に基づいて、実アイテム収集部126に対して、仮想アイテムからなるコンテンツの再生に必要とされる実アイテムの収集を指示する。
実アイテム情報取得部125は、実アイテムからなるコンテンツの再生が指示されたことがアイテム識別部122より通知された場合、実アイテム収集部126に対して、再生が指示されているコンテンツの再生に必要とされる実アイテムの収集を指示する。
実アイテム収集部126は、実アイテム収集指示部124または実アイテム情報取得部125より供給されてくる指示に従って、コンテンツ蓄積サーバ4にアクセスし、必要な実アイテムを収集し、変換部127に供給する。
変換部127は、実アイテムを、アイテムバイナリストリーム生成部128によりバイナリストリームとして生成可能な所定のコーデックに変換する。尚、変換部127は、読み出した実アイテムが既に所定のコーデックに変換されていた場合、実アイテムをそのままアイテムバイナリストリーム生成部128に供給する。
アイテムバイナリストリーム生成部128は、所定のコーデックに変換された実アイテムよりバイナリストリームを生成してアイテムバイナリストリーム出力部129に供給する。
アイテムバイナリストリーム出力部129は、配信するバイナリストリームが仮想アイテムである場合、仮想アイテム情報取得部123より供給されてくる仮想アイテム情報に含まれる再生順序リスト情報に従って、所定の再生開始位置から再生終了位置までを、所定のアイテムバイナリストリームの順序で、順次クライアント再生装置1に配信する。また、アイテムバイナリストリーム出力部129は、配信するバイナリストリームが実アイテムである場合、実アイテムの所定の再生開始位置から再生終了位置までを、そのままクライアント再生装置1に配信する。
次に、図3のフローチャートを参照して、アイテム情報格納処理について説明する。このアイテム情報格納処理は、コンテンツ管理装置2がネットワーク3に接続され、動作を開始する最初に実行される処理である。
ステップS1において、コンテンツ管理装置2のアイテム取得部81は、HTTP処理部52を制御して、HTTPのプロトコルにより通信部51およびネットワーク3を介して、コンテンツ蓄積サーバ4−1乃至4−nを認識し、それらのうち未処理のコンテンツ蓄積サーバ4を処理対象のコンテンツ蓄積サーバ4に設定する。
ステップS2において、アイテム取得部81は、処理対象となるコンテンツ蓄積サーバ4に蓄積されている未処理のコンテンツを供給するように要求する。
ステップS31において、コンテンツ蓄積サーバ4における制御部21の格納制御部21aは、通信部24を制御して、コンテンツ管理装置2より未処理のコンテンツが要求されてきたか否かを判定し、未処理のコンテンツが要求されてくるまで、その処理を繰り返す。ステップS31において、例えば、ステップS2の処理により未処理のコンテンツが要求されてきた場合、ステップS32において、格納制御部21aは、記憶部25に蓄積されているコンテンツのうち、未処理のコンテンツを読み出し、通信部24を制御してコンテンツ管理装置2に送信させる。
ステップS3において、アイテム取得部81は、ネットワーク3、通信部51、およびHTTP処理部52を介して未処理のコンテンツをアイテムとして取得して、実アイテム処理部82および仮想アイテム処理部84に供給する。
ステップS4において、実アイテム処理部82は、アイテム取得部81より供給されてきた未処理のアイテムよりアイテム情報を抽出する。より詳細には、実アイテム処理部82は、供給されたアイテムについてファイル名(Filename)、タイトル(Title)、再生時間(Duration)、およびビットレート(Bitrate)のアイテム情報をアイテムより抽出して、アイテム情報管理部83に供給する。尚、ファイル名には、所在を示すパスが全て含まれており、そのアイテムを構成するファイルが格納されているコンテンツ蓄積サーバ4や、そのコンテンツ蓄積サーバ4におけるディレクトリなどを特定する所在の情報も含まれている。
ステップS5において、アイテム情報管理部83は、供給されてきたアイテム情報にIDと、アイテム情報自身の所在を示すURLを付して、例えば、図4で示されるように、実アイテム情報101としてアイテム情報格納部55に格納する。
図4においては、上から順にID、ファイル名、タイトル、再生時間、ビットレート、およびURLが記録されており、IDが「ID=001」であり、ファイル名が「Filename=/content/a.mpg」であり、タイトルが「Title=日本シリーズ第1戦」であり、再生時間が「Duration=01:00:00」、ビットレートが「Bitrate=8Mbps」であり、URLが「URL=http://xxx.yyy&id=001」であることが示されている。従って、IDが「001」となる実アイテムの実アイテム情報の場合、「/content/a.mpg」で示される位置に存在するファイルa.mpgであり、タイトルとして「日本シリーズ第1戦」が付されており、再生時間が1時間であり、ビットレートが「8Mbps」であり、この実アイテム情報の所在を示すURLが「http://xxx.yyy&id=001」であることが示されている。
ステップS6において、仮想アイテム処理部84の変換部91は、アイテム取得部81より供給されてきたアイテムの圧縮方式に応じて、アイテム部分抽出部92で再生可能なデータ形式に変換し、アイテム部分抽出部92に供給する。尚、アイテムの圧縮方式によっては、必ずしもデータ形式を変換する必要はないので、そのような場合、変換部91は、供給されてきたアイテムをそのままアイテム部分抽出部92に供給する。
ステップS7において、アイテム部分抽出部92は、変換部91より供給されてきた所定のデータ形式にされた実アイテムを順次再生し、順次所定の条件を満たす場面であるか否かを判定する。すなわち、ここでは、実アイテムのうち、所定の条件として所定の音量以上の音声が再生される場合としているので、アイテム部分抽出部92は、再生される実アイテムのうち所定の音量以上のシーンであるか否かを判定する。ステップS7において、例えば、所定の条件以上の部分であると判定された場合、ステップS8において、アイテム部分抽出部92は、その実アイテムにおける所定の条件を満たす範囲を抽出し、再生順序リスト生成部93に供給する。
ステップS9において、再生順序リスト生成部93は、供給されてきた所定の条件を満たす範囲の情報に基づいて、再生順序リストに登録する情報を設定し、仮想アイテム情報生成部94に供給する。
一方、ステップS7において、例えば、所定の条件以上の部分ではないと判定された場合、ステップS8,S9の処理はスキップされる。
ステップS10において、アイテム部分抽出部92は、供給されてきた実アイテムの全再生範囲において所定の条件を満たす範囲であるか否かを判定したか否かを判定し、全ての再生範囲において判定されていないと判定された場合、処理は、ステップS7に戻る。すなわち、実アイテムが再生され、全ての再生範囲において、所定の条件を満たす場面であるか否かが判定されたと判定されるまで、ステップS7乃至10の処理が繰り返される。
ステップS10において、実アイテムの全再生範囲において所定の条件を満たす範囲であるか否かが判定されたとみなされた場合、ステップS11において、仮想アイテム情報生成部94は、供給されてきた再生順序リストに登録する情報に基づいて、仮想アイテム情報を生成し、アイテム情報管理部83に供給する。アイテム情報管理部83は、このアイテム情報に基づいて、例えば、図5で示されるように仮想アイテム情報102としてアイテム情報格納部55に格納する。
図5においては、上から順にID、タイトル(Title)、再生時間(Duration)、ビットレート(Bitrate)、URL、およびセクション情報(Section Info)が記録されており、IDが「ID=010」であり、タイトルが「Title=日本シリーズ第1戦 ダイジェスト」であり、再生時間が「Duration=00:10:00」、ビットレートが「Bitrate=8Mbps」であり、URLが「URL=http://xxx.yyy&id=001」であり、再生順序リスト102aを示すセクション情報として「section-info」が記述され、以下に再生順序リスト102aが示されている。
従って、図5においては、IDが「010」となる仮想アイテムの仮想アイテム情報の場合、タイトルとして「日本シリーズ第1戦 ダイジェスト」が付されており、再生時間が10分間であり、ビットレートが「8Mbps」であり、この仮想アイテム情報の所在であるURLが「http://xxx.yyy&id=010」であることが示されている。
さらに、「section-info」以下で示される再生順序リスト102aは、供給されてきた所定の条件を満たす範囲について、図5の場合、左から再生順序、再生開始位置の時刻(Start-Time)、再生終了位置の時刻(End-Time)、および、その実アイテムの所在(Location)が記録されておいる。図5の場合、最上段には左から「1」、「10」、「20」、および「/content/a.mpg」が記録され、上から2段目には左から「2」、「30」、「40」、および「/content/a.mpg」が記録され、最下段には左から「3」、「50」、「60」、および「/content/a.mpg」が記録されている。従って、図5の再生順序リスト102aによれば、「/content/a.mpg」で示されるファイルのアイテムのうち10乃至20秒の範囲が最初に再生され、引き続き「/content/a.mpg」で示されるファイルのアイテムのうち30乃至40秒の範囲が2番目に再生され、さらに、「/content/a.mpg」で示されるファイルのアイテムのうち50乃至60秒の範囲が最後に再生されることにより、「ID=010」の仮想アイテムが実現されることが示されている。
ステップS12において、アイテム取得部81は、HTTP処理部52、通信部51、よおびネットワーク3を介してコンテンツ蓄積サーバ4に対して未処理のコンテンツの有無を問合せる。
ステップS33において、コンテンツ蓄積サーバ4の格納制御部21aは、通信部24を制御して、未処理のコンテンツの有無の問合せがあったか否かを判定し、未処理のコンテンツの有無が問い合わされるまで、その処理を繰り返す。ステップS33において、例えば、ステップS12の処理により、未処理のコンテンツの有無の問合せがあった場合、ステップS34において、格納制御部21aは、記憶部25にアクセスし、未処理のコンテンツの有無を判定し、通信部24を制御して、その判定結果をコンテンツ管理装置2に送信させる。
ステップS13において、アイテム取得部81は、処理対象となっているコンテンツ蓄積サーバ4よりステップS34の処理により送信されてきた判定結果に基づいて、未処理のコンテンツの有無を判定する。ステップS13において、未処理のコンテンツが存在すると判定された場合、処理は、ステップS2に戻る。すなわち、処理対象となっているコンテンツ蓄積サーバ4に蓄積されている全てのコンテンツについて実アイテム情報と仮想アイテム情報とが登録されるまで、ステップS2乃至S13の処理が繰り返される。
一方、ステップS13において、未処理のコンテンツが存在しないと判定された場合、ステップS14において、アイテム取得部81は、ネットワーク3上に未処理のコンテンツ蓄積サーバ4が存在するか否かを判定し、未処理のコンテンツ蓄積サーバ4が存在する場合、処理は、ステップS1に戻る。すなわち、全てのコンテンツ蓄積サーバ4についてコンテンツの実アイテム情報および仮想アイテム情報をアイテム情報格納部55に格納するまで、ステップS1乃至S14の処理を繰り返し、未処理のコンテンツ蓄積サーバ4が存在しないと判定された場合、処理は終了する。
以上の処理により、ネットワーク3上に接続されているコンテンツ蓄積サーバ4に蓄積されているコンテンツについて、実アイテム情報と仮想アイテム情報とがアイテム情報格納部55に格納される。このため、コンテンツ管理装置2は、ネットワーク3上に接続されているコンテンツ蓄積サーバ4に蓄積されている全てのコンテンツについての実アイテム情報と仮想アイテム情報とを保持することが可能となる。
また、仮想アイテム情報には、実アイテムの再生範囲のうち、所定の音量よりも大きな、少なくとも1つ以上の再生範囲が抽出された新たなコンテンツのアイテム情報となるため、例えば、コンテンツがスポーツ番組などの場合、試合の展開が大きく変化する場面で観客による歓声が沸き起こることにより、所定の音量よりも大きくなるような場面のみが抽出され、連続的に再生されるような、元のコンテンツのいわゆるダイジェスト版のような新たなコンテンツを再生させるための仮想アイテム情報を新たに生成することが可能となる。
尚、以上の例においては、1の実アイテムについて、1の仮想アイテムを生成する例について説明してきたが、例えば、アイテム部分抽出部92における所定の音量の閾値を2種類設定し、それぞれの条件に対応する仮想アイテム情報を生成するようにしても良い。このように音量の閾値を2種類設定すると、一方の閾値となる音量が高い条件では、抽出される範囲が小さくなるので、全体として短時間のダイジェスト版のコンテンツに対応した仮想アイテム情報が生成され、他方の閾値となる音量が低い条件では、それよりも抽出される範囲が広くなるので、一方の仮想アイテム情報に対応したダイジェスト版のコンテンツよりも長いダイジェスト版のコンテンツに対応した仮想アイテム情報が生成される。さらに、条件は、音量に限るものでもなく、また、2種類に限るものでもない。従って、条件は、例えば、画像中の隣接画素間の差分絶対値和に閾値を設定するものであっても良いし、2種類以上の条件を設定することにより、1の実アイテムに対して(1のコンテンツに対して)複数の仮想アイテムを設定するようにしても良い。さらにまた、1つの実アイテムのみならず、複数の実アイテムの所定の範囲からなる1の仮想アイテム情報が生成されるようにしてもよい。
次に、図6のフローチャートを参照して、アイテム情報追加格納処理について説明する。
ステップS41において、格納制御部21aは、記憶部25に新たにコンテンツが登録されたか否かを判定し、新たに登録されるまで、その処理を繰り返す。ステップS41において、例えば、新たにコンテンツが登録された場合、ステップS42において、格納制御部21aは、新たにコンテンツが登録されたことをコンテンツ管理装置2に対して通知すると共に、この際、新たに登録されたコンテンツをアイテムとしてコンテンツ管理装置2に送信する。
ステップS61において、アイテム取得部81は、コンテンツ蓄積サーバ4より新たにコンテンツが登録されたとの通知を受けたか否かを判定し、通知を受けるまで、その処理を繰り返す。ステップS61において、例えば、ステップS42の処理により、新たにコンテンツが登録されたことが通知されてきた場合、ステップS62において、アイテム取得部81は、送信されてきたアイテムを取得して、実アイテム処理部82および仮想アイテム処理部84に供給する。
ステップS63において、実アイテム処理部82は、アイテム取得部81より供給されてきたアイテムよりアイテム情報を抽出する。
ステップS64において、アイテム情報管理部83は、供給されてきたアイテム情報にIDとURLを付して、実アイテム情報101としてアイテム情報格納部55に格納する。
ステップS65において、仮想アイテム処理部84の変換部91は、アイテム取得部81より供給されてきたアイテムの圧縮方式に応じて、アイテム部分抽出部92において、再生可能なデータ形式に変換し、アイテム部分抽出部92に供給する。
ステップS66において、アイテム部分抽出部92は、変換部91より供給されてきた所定のデータ形式にされた実アイテムを再生し、順次所定の条件を満たす場面であるか否かを判定する。ステップS66において、例えば、所定の条件を満たす部分であると判定された場合、ステップS67において、アイテム部分抽出部92は、その実アイテムにおける所定の条件を満たす範囲を抽出し、再生順序リスト生成部93に供給する。
ステップS68において、再生順序リスト生成部93は、供給されてきた所定の条件を満たす範囲の情報に基づいて、再生順序リストに登録する情報を設定し、仮想アイテム情報生成部94に供給する。
一方、ステップS66において、例えば、所定の条件以上の部分ではないと判定された場合、ステップS67,S68の処理はスキップされる。
ステップS69において、アイテム部分抽出部92は、供給されてきた実アイテムの全再生範囲において所定の条件を満たす範囲であるか否かを判定したか否かを判定し、全ての再生範囲において判定されていないとみなされた場合、処理は、ステップS66に戻る。すなわち、実アイテムが再生され、全ての再生範囲において、所定の条件を満たす範囲であるか否かが判定されたとみなされるまで、ステップS66乃至69の処理が繰り返される。
ステップS69において、実アイテムの全再生範囲において所定の条件を満たす範囲であるか否かが判定された場合、ステップS70において、仮想アイテム情報生成部94は、供給されてきた再生順序リストに登録する情報に基づいて、仮想アイテム情報を生成し、アイテム情報管理部83に供給する。アイテム情報管理部83は、このアイテム情報に基づいて、仮想アイテム情報102としてアイテム情報格納部55に格納する。
以上の処理により、いずれかのコンテンツ蓄積サーバ4に新たにコンテンツが登録される度に、新たなコンテンツに対応する実アイテム情報および仮想アイテム情報がアイテム情報格納部55に追加して登録されることになる。
次に、図7のフローチャートを参照して、コンテンツ管理装置2が、上述の処理により蓄積しているアイテム情報を配信し、クライアント再生装置1において、コンテンツリストとして表示する処理であるアイテム情報配信処理について説明する。
ステップS81において、クライアント再生装置1のリスト表示制御部11aは、入力部12が操作されて、コンテンツリストの表示が指示されたか否かを判定し、コンテンツリストの表示が指示されたと判定されるまで、同様の処理が繰り返される。ステップS81において、例えば、コンテンツリストの表示が指示されたと判定された場合、ステップS82において、リスト表示制御部11aは、通信部14を制御し、アイテム情報をコンテンツ管理装置2に対して要求する。
ステップS91において、アイテム情報取得部85は、ネットワーク3、HTTP処理部52、UPnP53、およびコンテンツディレクトリ情報処理部71を介して、クライアント再生装置1よりアイテム情報が要求されてきたか否かを判定し、要求されるまで、その処理を繰り返す。ステップS91において、例えば、ステップS82の処理によりアイテム情報が要求されてきた場合、ステップS92において、アイテム情報取得部85は、アイテム情報格納部55にアクセスし、全ての実アイテム情報101および仮想アイテム情報102を取得する。
ステップS93において、アイテム情報取得部85は、取得した全ての実アイテム情報101および仮想アイテム情報102に基づいて、DLNAメタデータを付与し、コンテンツディレクトリ情報処理部71に供給する。DLNAメタデータとは、DLNAで規定されるメタデータである。
ステップS94において、コンテンツディレクトリ情報処理部71は、全ての実アイテム情報101および仮想アイテム情報102に対応したDLNAメタデータに基づいて、コンテンツディレクトリを構築し、構築したコンテンツディレクトリの情報をUPnP処理部53に供給する。
ここで、コンテンツディレクトリ情報処理部71により構築されるコンテンツディレクトリ(Content Directory)とは、例えば、図8で示されるようなものであり、実アイテム、仮想アイテム、およびそれらのフォルダのツリー構造を示したものである。尚、図8において、楕円形で示されるのは実アイテムまたは仮想アイテムを示しており、長方形で示されるのは実アイテムまたは仮想アイテムのフォルダを示している。
図8の場合、最上位層の構造としてビデオA乃至Dが存在しているが、「ビデオA,B,D」は、実アイテムまたは仮想アイテムのフォルダであり、「ビデオC」は実アイテムである。さらに、フォルダ「ビデオA」の1下位層には、ビデオAの仮想アイテムを生成するために用いられている実アイテムの「ビデオA(実アイテム)」と共に、実アイテムであるビデオAの所定の条件を満たす範囲が、所定の順序で再生されることにより実現されるビデオAのダイジェスト版の仮想アイテムからなるフォルダ「ビデオA(実ダイジェスト版)」が格納されている。さらに、フォルダ「ビデオA(実ダイジェスト版)」の1下位層には、3種類のダイジェスト版である実アイテム「ビデオA(仮想アイテム)(XX:YY:ZZ)」、「ビデオA(仮想アイテム)(XX':YY':ZZ')」、および「ビデオA(仮想アイテム)(X'X':Y'Y':Z'Z')」が格納されている。ここで、(XX:YY:ZZ)、(XX':YY':ZZ')、および(X'X':Y'Y':Z'Z')は、仮想アイテムとして実現されるコンテンツの再生時間を示している。このように、コンテンツディレクトリは、基準となる実アイテム毎に、その実アイテムと、その実アイテムを用いて生成された仮想アイテムとの関係を示したツリーであると言えるものである。尚、図8におけるフォルダ「ビデオB,D」にもフォルダ「ビデオA」と同様のツリーが存在するが、記載が省略されている。
ステップS95において、UPnP処理部53は、供給されてきたコンテンツディレクトリの情報をUPnPの規格で設定されたコマンドに変換してHTTP処理部52に供給する。これに応じて、HTTP処理部52は、UPnPの規格で設定されたコマンドで記述されているコンテンツディレクトリの情報をHTTPのプロトコルに応じた形式として、例えば、図9で示されるような記述形式に変換し、アイテム情報としてクライアント再生装置1に送信する。
図9においては、図4および図5で示される実アイテム情報および仮想アイテム情報をHTTPのプロトコルに応じた形式に記述したものであり、第1,14行目の記述は、その間の記述が要求されているアイテム情報であることを示している。第2行目および第7行目の記述は、その間の記述が先頭のアイテム情報の記述範囲であることを示しており、同様にして、第8行目および第13行目の記述は、その間の記述が2番目のアイテム情報の記述範囲であることを示している。第3行目の記述は、先頭のアイテム情報のIDが「001」であることを示している。第4行目の記述は、先頭のアイテム情報のタイトルが「日本シリーズ第1戦」であることを示している。第5行目の記述は、先頭のアイテム情報の再生時間が1時間であることを示している。第6行目の記述は、先頭のアイテム情報が格納されている所在を示すURLである。第9行目の記述は、2番目のアイテム情報のIDが「010」であることを示している。第10行目の記述は、2番目のアイテム情報のタイトルが「日本シリーズ第1戦ダイジェスト」であることを示している。第11行目の記述は、2番目のアイテム情報の再生時間が10分間であることを示している。第12行目の記述は、2番目のアイテム情報が格納されている所在を示すURLである。
ステップS83において、クライアント再生装置1のリスト表示制御部11aは、通信部14を制御して、アイテム情報がコンテンツ管理装置2より送信されてきたか否かを判定する。ステップS83において、ステップS94の処理により、アイテム情報が送信されてきた場合、ステップS84において、リスト表示制御部11aは、通信部14を制御して、送信されてきたアイテム情報を取得する。
ステップS85において、リスト表示制御部11aは、送信されてきたHTTPのプロトコルに対応した形式で記述されているアイテム情報を認識し、例えば、図10で示されるようなコンテンツリスト201を表示部13に表示する。
図10では、コンテンツリスト201には、コンテンツリスト表示欄211が設けられており、アイテム情報に基づいて、コンテンツ毎にタイトル名および再生時間が一覧として表示される。図10においては、最上段にタイトルとして「日本シリーズ第1戦」が記述され、再生時間として「01:00:00」が記述されており、先頭のコンテンツとして再生時間が1時間の「日本シリーズ第1戦」が存在することが示されている。2段目にタイトルとして「日本シリーズ第1戦ダイジェスト」が記述され、再生時間として「00:10:00」が記述されており、2番目のコンテンツとして再生時間が10分間の「日本シリーズ第1戦ダイジェスト」が存在することが示されている。最下段にタイトルとして「日本シリーズ第1戦ダイジェスト」が記述され、再生時間として「00:30:00」が記述されており、3番目のコンテンツとして再生時間が30分間の「日本シリーズ第1戦ダイジェスト」が存在することが示されている。
コンテンツリスト表示欄211には、各コンテンツを選択する枠212が設けられており入力部12により上下方向に移動させて、再生を所望とするコンテンツを選択することができる。
以上の処理により、コンテンツ管理装置2により管理されているネットワーク3上に接続されたコンテンツ蓄積サーバ4−1乃至4−nに蓄積されている全てのコンテンツを示す実アイテム、および、実アイテムに基づいて生成された仮想アイテムからなるコンテンツが一覧として表示される。また、図9の記述で示されるように、実アイテムも仮想アイテムも同一の1のコンテンツとみなされるように記述される。このため、コンテンツリスト201においても、実アイテム情報からなるコンテンツも、仮想アイテム情報からなるコンテンツも同一に認識されるように表示させることが可能となる。結果として、ユーザは、再生可能なコンテンツが、実アイテムであるか、仮想アイテムであるかを意識することなく、いずれも個別のコンテンツとして認識することが可能となる。
次に、図11および図12のフローチャートを参照して、クライアント再生装置1がコンテンツ管理装置2よりコンテンツのバイナリストリームの配信を受けるバイナリストリーム配信処理について説明する。
ステップS111において、クライアント再生装置1における制御部11のコンテンツ再生制御部11bは、入力部12が操作されてコンテンツが指定され、対応するアイテムのバイナリストリームの配信が要求されたか否かを判定し、再生が要求されるまで、同様の処理を繰り返す。ステップS111において、例えば、図10で示されるようなコンテンツリスト201において、入力部12が操作されることにより、枠212が操作され、再生を指示する操作がなされた場合、対応するアイテムのバイナリストリームの配信が要求されたものとみなされ、処理は、ステップS112に進む。すなわち、例えば、図10の場合、再生時間が10分間の「日本シリーズ第1戦ダイジェスト」の再生が指示されたことになる。
ステップS112において、コンテンツ再生制御部11bは、バイナリストリームの配信が要求されたコンテンツに対応するアイテムのアイテム情報に基づいて、例えば、GetコマンドなどのHTTPのコマンドからなり、枠212により指定されたコンテンツに対応するアイテムのバイナリストリームの配信を要求するHTTPリクエストを生成し、通信部14を制御して、コンテンツ管理装置2に送信する。より具体的には、再生が指定されたコンテンツのアイテムは、そのアイテムを識別するIDにより特定され、このIDを用いてHTTPリクエストによりバイナリストリームの配信が要求される。
ステップS131において、コンテンツ再生要求取得部121は、HTTP処理部52を介して通信部51にHTTPリクエストが送信されてきたか否かを判定し、送信されてきたと判定されるまで、その処理を繰り返す。ステップS131において、例えば、ステップS112の処理により、指定されたコンテンツに対応するアイテムのバイナリストリームの配信を要求するHTTPリクエストが送信されてきた場合、HTTPリクエストが送信されてきたとみなし、コンテンツ再生要求取得部121は、供給されてきたHTTPリクエストをアイテム識別部122に供給し、処理は、ステップS132に進む。
ステップS132において、アイテム識別部122は、HTTPリクエストを解析しバイナリストリームの配信が要求されているコンテンツに対応するアイテムが実アイテムであるか、または仮想アイテムであるかを解析する。より具体的には、アイテム識別部122は、HTTPリクエストにより再生が要求されているコンテンツに対応するアイテムのIDに基づいて、アイテム情報格納部55に格納されている実アイテム情報101および仮想アイテム情報102を検索して、検索されたアイテム情報が実アイテム情報であるか、または、仮想アイテムであるかを解析する。
ステップS133において、アイテム識別部122は、バイナリストリームの配信が要求されているコンテンツに対応するアイテムが実アイテムであるか否かを判定する。ステップS133において、例えば、バイナリストリームの配信が要求されているアイテムが実アイテムであると判定された場合、処理は、ステップS134に進む。
ステップS134において、アイテム識別部122は、バイナリストリームの配信が要求されているコンテンツに対応する実アイテムのIDを実アイテム情報取得部125に供給する。実アイテム情報取得部125は、アイテム情報格納部55にアクセスし、IDに対応する実アイテム情報101を検索し、バイナリストリームの配信が要求されているコンテンツに対応する実アイテムの実アイテム情報を取得すると共に、取得した実アイテム情報に基づいて、再生が指示されている実アイテムのファイル名、および実アイテム上の再生位置の情報を、実アイテム収集部126に供給する。
ステップS135において、実アイテム収集部126は、バイナリストリームの配信が要求されている実アイテムのファイル名の情報に基づいて、HTTP処理部52、通信部51、およびネットワーク3を介して、バイナリストリームの配信が指示されている実アイテムが蓄積されているコンテンツ蓄積サーバ4に対して、バイナリストリームの配信が指示されている実アイテムの再生開始位置から再生終了位置までのストリームデータを要求する。例えば、図4の「ID=001」で示される実アイテム情報101であった場合、「Filename=/content/a.mpg」のファイルのうち、再生開始位置から再生終了位置までのストリームデータが要求される。
ステップS171(図12)において、コンテンツ蓄積サーバ4における制御部21の配信制御部21bは、通信部24を制御して、ネットワーク3を介してコンテンツ管理装置2よりストリームデータの配信が要求されてきているか否かを判定し、ストリームデータが要求されてくるまで、その処理を繰り返す。ステップS171において、例えば、ステップS135の処理によりストリームデータが要求された場合、処理は、ステップS172に進む。
ステップS172において、配信制御部21bは、要求されている実アイテムのファイルを記憶部25より読み出し、通信部24を制御して、指定された再生開始位置から再生終了位置までのストリームデータをコンテンツ管理装置2に対して送信する。
ステップS136(図11)において、実アイテム収集部126は、ステップS172の処理によりコンテンツ蓄積サーバ4より送信されてくるストリームデータを取得し、変換部127に供給する。
ステップS137において、変換部127は、供給されてきたストリームデータのデータ形式に基づいて、コーデックの変換が必要であるか否かを判定し、必要であると判定した場合、ステップS138において、所定のデータ形式にストリームデータを変換し、アイテムバイナリストリーム生成部128に供給する。
一方、ステップS137において、コーデックの変換が必要ではないと判定された場合、ステップS138の処理は、スキップされ、そのままストリームデータがアイテムバイナリストリーム生成部128に供給される。
ステップS139において、アイテムバイナリストリーム生成部128は、供給されてきたストリームデータよりバイナリストリームを生成し、アイテムバイナリストリーム出力部129に供給する。アイテムバイナリストリーム出力部129は、供給されてきたバイナリストリームをHTTP処理部52、通信部51、およびネットワーク3を介してクライアント再生装置1に配信する。
ステップS140において、アイテムバイナリストリーム出力部129は、配信すべきバイナリストリームが残されているか否かを判定し、残されていると判定された場合、処理は、ステップS139に戻り、配信すべきバイナリストリームがなくなるまで、ステップS139,S140の処理が繰り返される。
そして、ステップS140において、配信すべきバイナリストリームがないと判定されるとき、配信が終了したものとみなし、処理は、ステップS131に戻る。
一方、ステップS113において、クライアント再生装置1のコンテンツ再生制御部11bは、通信部14を制御して、ネットワーク3を介して、コンテンツ管理装置2よりHTTPリクエストにより配信を要求したコンテンツに対応するアイテムのバイナリストリームが配信されてきているか否かを判定し、配信されてきたと判定されるまで、その処理を繰り返す。ステップS113において、例えば、ステップS139の処理により、バイナリストリームが配信されてきた場合、ステップS114において、コンテンツ再生制御部11bは、配信されてきたバイナリストリームを順次取得し、ステップS115において、取得したバイナリストリームを表示部13に表示する。
以上の処理により、クライアント再生装置1により指定されたコンテンツが実アイテムである場合、指定された実アイテムに対応するコンテンツが蓄積されているコンテンツ蓄積サーバ4よりコンテンツ管理装置2を介して配信することが可能となる。
一方、ステップS133において、バイナリストリームの配信が要求されているアイテムが実アイテムではなく、すなわち、仮想アイテムであった場合、ステップS141において、アイテム識別部122は、バイナリストリームの配信が要求されているコンテンツに対応する仮想アイテムの仮想アイテム情報102を仮想アイテム情報取得部123に供給する。
ステップS142において、仮想アイテム情報取得部123は、アイテム情報格納部55にアクセスし、IDに対応する仮想アイテム情報102を検索し、バイナリストリームの配信が要求されているコンテンツに対応する仮想アイテムの仮想アイテム情報を取得すると共に、取得した仮想アイテム情報に基づいて、バイナリストリームの配信が指示されている仮想アイテムの再生順序リスト102aのうち、先頭位置の実アイテムと、その実アイテムの再生開始位置の情報を取得し、実アイテム収集指示部124に供給する。
すなわち、例えば、図5の「ID=010」で示される仮想アイテム情報102であった場合、再生順序リスト102aにおいては、先頭位置の実アイテムは、再生順序1で示されている「/content/a.mpg」で指定されるファイル名に対応する実アイテムのうちの10乃至20秒の再生範囲であり、再生開始位置は、この10乃至20秒のうちのいずれかのタイミングが指定されることになる。
ステップS143において、実アイテム収集指示部124は、供給された実アイテムに対応するファイル名、および、その実アイテム上の再生開始位置および再生終了位置の情報を、実アイテム収集部126に供給する。
尚、ステップS143乃至S148の処理は、上述したステップS135乃至S140の処理と同様であるので、ステップS144乃至S148の処理の説明は省略する。
ステップS148において、仮想アイテム情報取得部123は、再生順序リスト102aを参照して、次の実アイテムが存在するか否かを判定する。すなわち、図5の場合、先頭位置の実アイテムとして、再生順序1で示されている「/content/a.mpg」で指定されるファイル名に対応する実アイテムのうちの10乃至20秒の再生範囲が再生された後には、最先順序2で示されている「/content/a.mpg」で指定されるファイル名に対応する実アイテムのうちの30乃至40秒の再生範囲が存在するので、次の実アイテムがあると判定され、処理は、ステップS150に進む。
ステップS150において、仮想アイテム情報取得部123は、取得した仮想アイテム情報に基づいて、再生が指示されている仮想アイテムの再生順序リスト102aのうち、今、再生が完了した実アイテムの次の実アイテムと、その実アイテム情報とを取得し、実アイテム収集指示部124に供給し、処理は、ステップS143に戻る。
すなわち、上述したように、再生順序1で示されている「/content/a.mpg」で指定されるファイル名に対応する実アイテムのうちの10乃至20秒の再生範囲が再生された後には、最先順序2で示されている「/content/a.mpg」で指定されるファイル名に対応する実アイテムのうちの30乃至40秒の再生範囲がバイナリストリームとして出力される。
そして、再生順序リスト102aに登録されている全ての実アイテムのバイナリストリームが送信された後、処理は、ステップS131に戻り、それ以降の処理が繰り返される。したがって、図5の再生順序リストの場合、再生順序1乃至3の「/content/a.mpg」で指定されるファイル名に対応する実アイテムのうちの10乃至20秒の再生範囲、「/content/a.mpg」で指定されるファイル名に対応する実アイテムのうちの30乃至40秒の再生範囲、および「/content/a.mpg」で指定されるファイル名に対応する実アイテムのうちの50乃至60秒の再生範囲について、ステップS143乃至S150の処理が3回繰り返されると、全ての実アイテムが処理され、ステップS149において、次のアイテムがないものとみなされることになる。
したがって、再生が指示されたコンテンツに対応するアイテム情報が、図5で示される仮想アイテム情報102の場合、タイトル名が「日本シリーズ第1戦」であるオリジナルのコンテンツの実アイテムのうち、所定の音量よりも大きな再生範囲として抽出されている再生順序1乃至3の実アイテムが、再生順序リスト102aの再生順序に対応して順次再生されることにより、タイトル名が「日本シリーズ第1戦ダイジェスト」で示されるコンテンツとして再生される。
より詳細には、上述した処理は、コンテンツをアイテム単位ではなく、アイテム情報単位で管理することにより実現されている。すなわち、従来、コンテンツリストに表示されるコンテンツは、コンテンツの実態である実アイテムのファイルの所在を示すURLを用いて記述されてきたため、複数のコンテンツにおける所定の範囲を、所定の再生順序で再生させるようにすると、コンテンツの数だけコンテンツの実態である実アイテムの所在にアクセスし、再生停止処理を繰り返す必要が生じるので、連続的に再生させることができなかった。
しかしながら、本発明による処理では、コンテンツは、アイテム単位ではなく、アイテム情報単位で管理する構成となっているため、実アイテムのコンテンツおよび仮想アイテムのコンテンツは、いずれもアイテム情報の所在がURLで管理されており、コンテンツが実アイテム、または、仮想アイテムのいずれであったとしても、実態はアイテム情報により管理されるため、実在しない仮想アイテムについても、コンテンツリスト上では1のコンテンツとして扱うことが可能となる。
また、DLNAなどのコンテンツの実態となるファイル(実アイテム)の所在をURLで管理するようなコマンドにおいても、コンテンツの実態となるファイルを示すURLに代えて、アイテム情報の所在をURLで記述することにより、仮想アイテムを、あたかも実アイテムの所在であるかのように表現することが可能となる。
さらに、クライアント再生装置1によりバイナリストリームの配信が要求されたコンテンツが仮想アイテムである場合、コンテンツ管理装置2は、対応する仮想アイテム情報102に含まれている再生順序リスト102aに基づいて、指定された仮想アイテムを構成する複数の実態としての実アイテムの所定の範囲を、それぞれ蓄積しているコンテンツ蓄積サーバ4より収集し、再生順序リストに記述されている再生順序で連続的に配信することが可能となり、あたかも、仮想アイテムからなるコンテンツを、実態のある実アイテムであるかのように配信することが可能となる。
尚、以上の例においては、オリジナルとなる1のコンテンツについて所定の条件で個別に実アイテムの再生範囲を抽出し、これらを所定の順序で再生させることにより仮想アイテムとなるコンテンツをバイナリストリームとして配信する例について説明してきたが、仮想アイテムを構成する実アイテムは、同一の実アイテムの複数部分のみならず、複数の異なる実アイテムのうちの一部を、所定の順序で連続的に再生させるようにしてもよく、さらには、ネットワーク上に接続されている異なるコンテンツ蓄積サーバ4のそれぞれに蓄積されている実アイテムの一部を所定の順序で連続的に再生させるものであってもよい。
本発明の一側面によれば、一回の再生指示で、ネットワーク上の複数のサーバに蓄積されているコンテンツの一部の範囲を、所定の順序で連続的に再生させることが可能となる。
ところで、上述した一連の画像処理は、ハードウェアにより実行させることもできるが、ソフトウェアにより実行させることもできる。一連の処理をソフトウェアにより実行させる場合には、そのソフトウェアを構成するプログラムが、専用のハードウェアに組み込まれているコンピュータ、または、各種のプログラムをインストールすることで、各種の機能を実行することが可能な、例えば汎用のパーソナルコンピュータなどに、記録媒体からインストールされる。
図13は、汎用のパーソナルコンピュータの構成例を示している。このパーソナルコンピュータは、CPU(Central Processing Unit)1001を内蔵している。CPU1001にはバス1004を介して、入出力インタフェース1005が接続されている。バス1004には、ROM(Read Only Memory)1002およびRAM(Random Access Memory)1003が接続されている。
入出力インタフェース1005には、ユーザが操作コマンドを入力するキーボード、マウスなどの入力デバイスよりなる入力部1006、処理操作画面や処理結果の画像を表示デバイスに出力する出力部1007、プログラムや各種データを格納するハードディスクドライブなどよりなる記憶部1008、LAN(Local Area Network)アダプタなどよりなり、インターネットに代表されるネットワークを介した通信処理を実行する通信部1009が接続されている。また、磁気ディスク(フレキシブルディスクを含む)、光ディスク(CD-ROM(Compact Disc-Read Only Memory)、DVD(Digital Versatile Disc)を含む)、光磁気ディスク(MD(Mini Disc)を含む)、もしくは半導体メモリなどのリムーバブルメディア1011に対してデータを読み書きするドライブ1010が接続されている。
CPU1001は、ROM1002に記憶されているプログラム、または磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、もしくは半導体メモリ等のリムーバブルメディア1011から読み出されて記憶部1008にインストールされ、記憶部1008からRAM1003にロードされたプログラムに従って各種の処理を実行する。RAM1003にはまた、CPU1001が各種の処理を実行する上において必要なデータなども適宜記憶される。
尚、本明細書において、記録媒体に記録されるプログラムを記述するステップは、記載された順序に沿って時系列的に行われる処理は、もちろん、必ずしも時系列的に処理されなくとも、並列的あるいは個別に実行される処理を含むものである。
本発明を適用したコンテンツ管理システムの構成例を示すブロック図である。 図1のコンテンツ管理装置の構成例を示すブロック図である。 図1のアイテム情報格納処理を説明するフローチャートである。 実アイテム情報を説明する図である。 仮想アイテム情報を説明する図である。 アイテム情報追加格納処理を説明するフローチャートである。 アイテム情報配信処理を説明するフローチャートである。 コンテンツディレクトリの構成を説明する図である。 アイテム情報配信処理により配信されるアイテム情報の例を説明する図である。 コンテンツリストの表示例を説明する図である。 バイナリストリーム配信処理を説明するフローチャートである。 バイナリストリーム配信処理を説明するフローチャートである。 パーソナルコンピュータの構成例を説明する図である。
符号の説明
1 クライアント再生装置, 2 コンテンツ管理装置, 4,4−1乃至4−n コンテンツ蓄積サーバ, 81 アイテム取得部, 82 実アイテム処理部, 83 アイテム情報管理部, 84 仮想アイテム処理部, 91 変換部, 92 アイテム部分抽出部, 93 再生順序リスト生成部, 94 仮想アイテム情報生成部, 101 実アイテム情報, 102 仮想アイテム情報, 102a 再生順序リスト, 121 コンテンツ再生要求取得部, 122 アイテム識別部, 123 仮想アイテム情報取得部, 124 実アイテム収集指示部, 125 実アイテム情報取得部, 126 実アイテム収集部, 127 変換部, 128 アイテムバイナリストリーム生成部, 129 アイテムバイナリストリーム出力部

Claims (7)

  1. ネットワークを介して接続されているクライアント再生装置に対して、蓄積されているコンテンツを配信する情報処理装置において、
    前記ネットワークを介して接続されている複数のコンテンツ蓄積サーバのそれぞれから、蓄積されているオリジナルのコンテンツからなる実アイテムのうち新たに蓄積された実アイテムを、新たなコンテンツが登録されたことを示す通知を前記蓄積サーバから受信するとき、取得する取得手段と、
    前記取得手段により取得された前記実アイテムが蓄積されている所在の情報を含む実アイテム情報を生成し、生成した前記実アイテム情報に、前記実アイテム情報自身の所在の情報を含める実アイテム情報生成手段と、
    前記取得手段により取得された前記実アイテムより所定の条件を満たす範囲を抽出する抽出手段と、
    前記実アイテムのうち、前記抽出手段により抽出された所定の条件を満たす複数の範囲からなるコンテンツである仮想アイテムを構成する前記所定の条件を満たす範囲を含む複数の前記実アイテムの所在、前記複数の前記実アイテムのそれぞれにおける前記所定の条件を満たす範囲を示す再生範囲、および、前記複数の前記実アイテムのそれぞれにおける再生範囲の再生順序を示す再生順序リストを生成する再生順序リスト生成手段と、
    前記再生順序リストを含む仮想アイテム情報を生成し、生成した前記仮想アイテム情報に、前記仮想アイテム情報自身の所在の情報を含める仮想アイテム情報生成手段と、
    前記実アイテム情報および仮想アイテム情報と、各アイテム情報のタイトル名および再生時間とを所定の再生装置において同時に表示するためにコンテンツリストを生成するコンテンツリスト生成手段と、
    前記所定の再生装置に前記コンテンツリストを提供する提供手段と、
    前記実アイテム情報自身または前記仮想アイテム情報自身の所在の情報に基づいて、前記コンテンツリストのうち前記再生装置により再生が指定された前記コンテンツに対応する前記実アイテム情報または前記仮想アイテム情報にアクセスし、前記再生が指示されたコンテンツが実アイテムである場合、前記再生が指示されたコンテンツの実アイテムを配信し、前記再生が指示されたコンテンツが仮想アイテムである場合、前記再生順序リストに基づいて、前記仮想アイテムを構成する複数の前記実アイテムの再生範囲を、前記再生順序に従って順次配信する配信手段と
    を含む情報処理装置。
  2. 前記実アイテム情報および仮想アイテム情報に含まれる自らの所在は、いずれも同一の形式で記述される
    請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記実アイテム情報および仮想アイテム情報に含まれる自らの所在は、いずれもURLとして記述される
    請求項1に記載の情報処理装置。
  4. 前記ネットワークは、DLNAに準拠したネットワークである
    請求項1に記載の情報処理装置。
  5. ネットワークを介して接続されているクライアント再生装置に対して、蓄積されているコンテンツを配信する情報処理装置の情報処理方法において、
    前記ネットワークを介して接続されている複数のコンテンツ蓄積サーバのそれぞれから、蓄積されているオリジナルのコンテンツからなる実アイテムのうち新たに蓄積された実アイテムを、新たなコンテンツが登録されたことを示す通知を前記蓄積サーバから受信するとき、取得する取得ステップと、
    前記取得ステップの処理により取得された前記実アイテムが蓄積されている所在の情報を含む実アイテム情報を生成し、生成した前記実アイテム情報に、前記実アイテム情報自身の所在の情報を含める実アイテム情報生成ステップと、
    前記取得ステップの処理により取得された前記実アイテムより所定の条件を満たす範囲を抽出する抽出ステップと、
    前記実アイテムのうち、前記抽出ステップの処理により抽出された所定の条件を満たす複数の範囲からなるコンテンツである仮想アイテムを構成する前記所定の条件を満たす範囲を含む複数の前記実アイテムの所在、前記複数の前記実アイテムのそれぞれにおける前記所定の条件を満たす範囲を示す再生範囲、および、前記複数の前記実アイテムのそれぞれにおける再生範囲の再生順序を示す再生順序リストを生成する再生順序リスト生成ステップと、
    前記再生順序リストを含む仮想アイテム情報を生成し、生成した前記仮想アイテム情報に、前記仮想アイテム情報自身の所在の情報を含める仮想アイテム情報生成ステップと、
    前記実アイテム情報および仮想アイテム情報と、各アイテム情報のタイトル名および再生時間とを所定の再生装置において同時に表示するためにコンテンツリストを生成するコンテンツリスト生成ステップと、
    前記所定の再生装置に前記コンテンツリストを提供する提供ステップと、
    前記実アイテム情報自身または前記仮想アイテム情報自身の所在の情報に基づいて、前記コンテンツリストのうち前記再生装置により再生が指定された前記コンテンツに対応する前記実アイテム情報または前記仮想アイテム情報にアクセスし、前記再生が指示されたコンテンツが実アイテムである場合、前記再生が指示されたコンテンツの実アイテムを配信し、前記再生が指示されたコンテンツが仮想アイテムである場合、前記再生順序リストに基づいて、前記仮想アイテムを構成する複数の前記実アイテムの再生範囲を、前記再生順序に従って順次配信する配信ステップと
    を含む情報処理方法。
  6. ネットワークを介して接続されているクライアント再生装置に対して、蓄積されているコンテンツを配信する情報処理装置を制御するコンピュータに、
    前記ネットワークを介して接続されている複数のコンテンツ蓄積サーバのそれぞれから、蓄積されているオリジナルのコンテンツからなる実アイテムのうち新たに蓄積された実アイテムを、新たなコンテンツが登録されたことを示す通知を前記蓄積サーバから受信するとき、取得する取得ステップと、
    前記取得ステップの処理により取得された前記実アイテムが蓄積されている所在の情報を含む実アイテム情報を生成し、生成した前記実アイテム情報に、前記実アイテム情報自身の所在の情報を含める実アイテム情報生成ステップと、
    前記取得ステップの処理により取得された前記実アイテムより所定の条件を満たす範囲を抽出する抽出ステップと、
    前記実アイテムのうち、前記抽出ステップの処理により抽出された所定の条件を満たす複数の範囲からなるコンテンツである仮想アイテムを構成する前記所定の条件を満たす範囲を含む複数の前記実アイテムの所在、前記複数の前記実アイテムのそれぞれにおける前記所定の条件を満たす範囲を示す再生範囲、および、前記複数の前記実アイテムのそれぞれにおける再生範囲の再生順序を示す再生順序リストを生成する再生順序リスト生成ステップと、
    前記再生順序リストを含む仮想アイテム情報を生成し、生成した前記仮想アイテム情報に、前記仮想アイテム情報自身の所在の情報を含める仮想アイテム情報生成ステップと、
    前記実アイテム情報および仮想アイテム情報と、各アイテム情報のタイトル名および再生時間とを所定の再生装置において同時に表示するためにコンテンツリストを生成するコンテンツリスト生成ステップと、
    前記所定の再生装置に前記コンテンツリストを提供する提供ステップと、
    前記実アイテム情報自身または前記仮想アイテム情報自身の所在の情報に基づいて、前記コンテンツリストのうち前記再生装置により再生が指定された前記コンテンツに対応する前記実アイテム情報または前記仮想アイテム情報にアクセスし、前記再生が指示されたコンテンツが実アイテムである場合、前記再生が指示されたコンテンツの実アイテムを配信し、前記再生が指示されたコンテンツが仮想アイテムである場合、前記再生順序リストに基づいて、前記仮想アイテムを構成する複数の前記実アイテムの再生範囲を、前記再生順序に従って順次配信する配信ステップと
    を含む処理を実行させるプログラム。
  7. 請求項6に記載のプログラムが格納されているプログラム格納媒体。
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