JP4770571B2 - 振動子ユニットの検査装置、振動子ユニットの検査方法 - Google Patents
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Description
前記固定板の振動子基材突出方向の位置を規定する当接部を載置面に立設し、当該当接部に前記固定板先端面を当接させることで位置決めした状態で載置面に前記振動子ユニットを載置するベース部と、
前記ベース部に載置された振動子ユニットの基材先端面に対して発光部からレーザー光を照射し、前記基材先端面からの反射光を受光部で受光するように構成され、受光部における反射光の受光状態に応じて前記固定板先端面から前記基材先端面までの自由端部長さを測定するレーザー測定部と、を備え、
前記レーザー測定部は、前記基材先端面にレーザー光を集光して楕円形状のスポットを形成し、圧電体と内部電極との積層方向である構成部材積層方向に対して前記スポットの長軸の成す角度が鋭角となるようにしたことを特徴とする。
また、本発明は、圧電体と内部電極を交互に積層して成り、所定方向に伸縮可能な圧電素子となる振動子基材と、当該振動子基材を支持する固定板とにより構成され、振動子基材の自由端部を固定板先端面よりも突出させた状態で振動子基材の基端部を固定板上に固定した振動子ユニットの検査方法であって、
前記固定板の振動子基材突出方向の位置を規定する当接部に前記固定板先端面を当接させることでベース部の載置面に前記振動子ユニットを位置決めさせる工程と、
前記ベース部に最置された振動子ユニットの前記基材先端面に対して発光部からレーザー光を照射する工程と、
該基材先端面からの反射光を受光し、該反射光の受光状態に応じて前記固定板先端面から前記基材先端面までの自由端部長さを測定する工程と、を含み、
前記レーザー光を照射する工程では、前記基材先端面にレーザー光を集光して楕円形状のスポットを形成し、圧電体と内部電極の積層方向に対して前記スポットの長軸のなす角度が鋭角となるようにレーザー光を照射することを特徴とする。
この検査方法によれば、基材先端面にレーザー光を集光して楕円形状のスポットを形成し、構成部材積層方向に対してスポットの長軸の成す角度が鋭角となるようにしたので、スポットの長軸がより多くの圧電体と内部電極を横断する。これにより、スポット全体の照射面積において1つの層に対する照射面積が占める割合を小さくすることができる。このため、寸法誤差や取り付け誤差等によって構成部材積層方向におけるスポットの位置が多少変動したときでも、反射状態の急激な変化を抑制することができ、その結果、測定誤差を低減することが可能となる。
図1は、本実施形態における記録ヘッド1の構成を説明する要部断面図である。例示した記録ヘッド1は、複数の圧電振動子2、固定板3、及び、フレキシブルケーブル4等をユニット化した振動子ユニット5と、この振動子ユニット5を収納可能なケース6と、ケース6の底面に接合される流路ユニット7とを備えている。
なお、図7に示すように、スポットSの長軸Aを、構成部材積層方向Yに対して鋭角にすることに替えて、構成部材積層方向Yに揃えた場合、即ち、スポットSの長軸Aの構成部材積層方向Yに対する成す角θが0°となるように調整した場合には、スポットSが最も多くの層を横断するので、測定誤差を一層低減することができる。
Claims (5)
- 圧電体と内部電極を交互に積層して成り、所定方向に伸縮可能な圧電振動子となる振動子基材と、当該振動子基材を支持する固定板とにより構成され、振動子基材の自由端部を固定板先端面よりも突出させた状態で振動子基材の基端部を固定板上に固定した振動子ユニットの検査装置であって、
前記固定板の振動子基材突出方向の位置を規定する当接部を載置面に立設し、当該当接
部に前記固定板先端面を当接させることで位置決めした状態で載置面に前記振動子ユニットを載置するベース部と、
前記ベース部に載置された振動子ユニットの基材先端面に対して発光部からレーザー光を照射し、前記基材先端面からの反射光を受光部で受光するように構成され、受光部における反射光の受光状態に応じて前記固定板先端面から前記基材先端面までの自由端部長さを測定するレーザー測定部と、を備え、
前記レーザー測定部は、前記基材先端面にレーザー光を集光して楕円形状のスポットを形成し、圧電体と内部電極との積層方向である構成部材積層方向に対して前記スポットの長軸の成す角度が鋭角となるようにしたことを特徴とする振動子ユニットの検査装置。 - 前記レーザー測定部は、前記構成部材積層方向に対し前記スポットの長軸の成す角度を鋭角とすることに替えて前記スポットの長軸を前記構成部材積層方向に揃えることを特徴とする請求項1に記載の振動子ユニットの検査装置。
- 前記レーザー測定部は、前記構成部材積層方向に対して、前記発光部及び前記受光部の配置面方向に傾けた姿勢で配置されることにより、前記構成部材積層方向に対するスポットの長軸の成す角度が調整されたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の振動子ユニットの検査装置。
- 前記レーザー測定部は、前記構成部材積層方向に対して、前記発光部をその開口面方向に傾けた姿勢で配設することにより、前記構成部材積層方向に対するスポットの長軸の成す角度が調整されたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の振動子ユニットの検査装置。
- 圧電体と内部電極を交互に積層して成り、所定方向に伸縮可能な圧電素子となる振動子基材と、当該振動子基材を支持する固定板とにより構成され、振動子基材の自由端部を固定板先端面よりも突出させた状態で振動子基材の基端部を固定板上に固定した振動子ユニットの検査方法であって、
前記固定板の振動子基材突出方向の位置を規定する当接部に前記固定板先端面を当接させることでベース部の載置面に前記振動子ユニットを位置決めさせる工程と、
前記ベース部に最置された振動子ユニットの前記基材先端面に対して発光部からレーザー光を照射する工程と、
該基材先端面からの反射光を受光し、該反射光の受光状態に応じて前記固定板先端面から前記基材先端面までの自由端部長さを測定する工程と、を含み、
前記レーザー光を照射する工程では、前記基材先端面にレーザー光を集光して楕円形状のスポットを形成し、圧電体と内部電極の積層方向に対して前記スポットの長軸のなす角度が鋭角となるようにレーザー光を照射することを特徴とする振動子ユニットの検査方法。
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