JP4769769B2 - リチャージ井戸の制御システム及びこの井戸の制御方法 - Google Patents
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Description
井戸内へ注水して地中へ還水するとともに、還水の通り道の目詰まり防止のために逆洗浄を行うように構成されたリチャージ井戸の制御システムであって、
井戸内への注水管12及び井戸内からの揚水管14と、
井戸内の水位を測るための測位手段18と、
目詰まりを生ずる前の設計注水流量に対する標準水位h1に応じて、標準水位よりも高い管理水位h2と標準水位よりも低い下方水位h3との間に井戸の水位を保つための制御部20とを具備し、
この制御部20は、注水行程で水位が管理水位h2に達すると注水モードから揚水モードに切り替え、揚水行程で水位が下方水位h3まで下がったときに揚水モードから注水行程に戻すように構成している。
「管理水位」とは、本明細書において、井戸内のレベルを当該水位以下に保つべき目標値である。
「標準水位」は、井戸の運転水位のうち標準的な状態での水位ということであり、井戸の自然水位に、設計注水流量を注入することによる水位の上昇分を加えたレベルである。
「還水の通り道」とは、主として井戸に隣接する土壌部分をいう。
上記制御部20は、最初の揚水行程で水位が下方水位h3まで下がったときに、
直ちに注水モードに切り替わる代わりに、井戸中の水位が管理水位を超えない範囲で次の(1)又は(2)の2種類の状態を繰り返した後に注水モードに切り替わるように構成している。
(1)揚水を停止する状態と揚水を開始する状態 (2)井戸内へ地下水が入る勢いよりも揚水流量を減じた状態と揚水流量を元に戻した状態。
制御部20は、目詰まりの原因である細粒分の回収率を高めるために、注水時に細粒分が井戸の外壁から出て周辺地盤中の動水勾配の低減により停止するまでの領域SXよりも、揚水時に周辺地盤から井戸へ向かう動水勾配により土中の細粒分が移動する領域SYが広範囲となるように注水流量[L/min]と揚水流量[L/min]とを調節している。
井戸内へ注水して地中へ還水するとともに、還水の通り道の目詰まり防止のために逆洗浄を行うように構成されたリチャージ井戸を制御する方法であって、
予め注水流量と井戸内の水位上昇との関係を測定した注水試験の結果に応じて、設計注水流量に対する標準水位h1と、標準水位より高い管理水位h2及び標準水位よりも低い下方水位h3とを設定する行程と、
その設計注水流量で注水を行う行程と、
還水の通り道の目詰まりにより井戸内の水位が管理水位h2に達すると注水を停止して揚水を行う行程と、
揚水により井戸内水位が下方水位h3に達したときに揚水モードを注水モードに切り替える行程を含んでいる。
前述の注水試験として、注水流量を段階的に変化させて井戸内の水位上昇量を測定する段階注水試験を行い、
還水の通り道の目詰まりにより水位上昇量が急増するときの注水流量を限界注水流量とし、
この限界注水流量より低く設計注水流量を設定するとともに、この設計注水流量を注水したときの井戸内の水位を標準水位としている。
揚水により井戸内水位が下方水位h3に達したときに揚水モードを注水モードに切り替える行程の代わりに、井戸中の水位が管理水位を超えない範囲において、次の(1)又は(2)の所定の設計時間に亘る2種類の状態を繰り返した後に注水モードに切り替わるように構成している。
(1)揚水を停止する状態と揚水を開始する状態 (2)井戸内へ地下水が入る勢いよりも揚水流量を減じた状態と揚水流量を戻した状態。
標準水位の設定に先立つ予備の行程として、
井戸の状態に応じて設計注水流量Qinと揚水流量Qoutを仮設定し、
これらの設計注水流量及び揚水流量から井戸近傍の水位分布を算定し、
算出した水位分布から注水時の動水勾配を算定し、細粒分が移動し得る最小動水勾配を生ずる場所の、井戸からの距離をXとし、
算出した水位分布から揚水時の動水勾配を算定し、細粒分が移動し得る最小動水勾配を生ずる場所の、井戸からの距離をYとし、
Y≧X+α(但しαは任意に設定した定数)となるように設計注水流量Qinと揚水流量Qoutとを調整することを内容としている。
水が距離yを移動する必要時間toutを算定して、1作業サイクル当りの累積揚水量と累積注水量との比〔(Qout×tout)/(Qin×tin)〕が定数β以下となるように設計注水流量Qinと揚水流量Qoutとを再調整することを内容としている。
(2)次に制御部は、所定の揚水時間(a分)経過の後、揚水管電動弁を最小開度f%まで閉じて、設定した停止時間(b分)まで揚水した後、停止(又は減衰)する。より正確には、図6に記載されている通り、逆洗浄時間bから弁閉塞時間eを除いた時間の間、弁の開度を最小開度fに保つことになる。
(1)第1段階として、設計者は、段階注水試験から設計注水流量Qinを設定し、図11の逆洗浄試験から逆洗浄時の揚水流量Qoutを設計する。
(2)第2段階として、制御部20は、注水時のQinと揚水時の揚水流量Qoutとから、井戸近傍の水位分布を算定する。水位分布hの算定は、例えば次のTheisの式により行うことができる。制御部には、これらの式を予め入力しておき、設計者が注水流量Qin及び揚水流量Qoutを入力すると、水位分布を算出するようにするとよい。
[数式2] u=r2S/4kDt
但しdh:井戸からr(m)の位置における水位変動量、Q:注水流量又は揚水流量(L/min)、k:透水係数(m/min)、D:帯水層厚(m)、S:貯留係数、t:揚水継続時間(min)、W(u):uの井戸係数
図10には、注水時の水位分布Lin及び揚水時の水位分布Loutがそれぞれ示されている。各水位分布は井戸から離れるにつれて帯水層Lpの上端面に漸近する曲線となる。この漸近線から各水位分布までの高低差は、注水流量及び揚水流量の大きさに依存する。揚水流量を注水流量より大きくすると、同図の如く揚水時の水位分布の絶対値が大きくなる。
(3)第3段階として、算定した水位分布から注水時の動水勾配iinを算出し、図10に示す如くこれが最小動水勾配icrとなる井戸からの距離xを算定する。最小動水勾配とは、細粒分が移動し始める勾配である。動水勾配は次の数式3で計算すればよい。例えば最小動水勾配を1とすると、iin=1のラインと注水時の水位分布Linとが交差する箇所と井戸との間の距離をxとすればよい。
iin:区間iの動水勾配、hi:地点における水位低下量(m)、ri:井戸から地点iまでの距離
(4)第4段階として、第3段階と同様な方法で、揚水時の動水勾配ioutが最小動水勾配icrとなる井戸からの距離yを算定する。
(5)第5段階として、y≧x+αとなるように注水流量Qin及び揚水流量Qoutを調整する。具体的にはy<x+αであるときには揚水流量を一定値増やして(或いは注水流量を一定値減らして)、(2)から(4)の操作を行うということを、y≧x+αを満たすようになるまで繰り返せばよい(図8参照)。ここでαはアローアンスであり、例えばα=0.5mのように定める。目詰まりの進行は常に一定とは限らないのでアローアンスを含めて設計することが重要である。
(6)第6段階として、1日あたりの累積揚水量と累積注水量との比〔(Qout×tout)/(Qin×tin)〕が定数β以下となるように設計注水流量Qinと揚水流量Qoutとを再調整する。tinは注水時間であり、注水ポンプの作動時間を制御部20に記録しておいて、その数値を用いればよい。toutは細粒分が距離yを移動するのに要する時間であり、次の数式4により定めることができる。viは区間iでの流速であり、vi=k×iiで与えられる。kは透水係数(m/min)である。また、ri+1、riは井戸から地点i+1、地点iまでの距離である。
図12及び図13は、本実施形態の自動洗浄を行ったときの実験例である。システムの構成例は図1に示す通りであり、ポンプ動力電源はAC200V,注水量は0〜200(L/min)である。3回の繰り返し洗浄を行うことで井戸内の水位が自然水位に復帰することが確認され、十分な逆洗浄の効果が得られた。
16…揚水ポンプ 18…測位手段 20…制御部 22…電動弁
Li…難透水層 Lp…帯水層
Claims (8)
- 井戸内へ注水して地中へ還水するとともに、還水の通り道の目詰まり防止のために逆洗浄を行うように構成されたリチャージ井戸の制御システムであって、
井戸内への注水管12及び井戸内からの揚水管14と、
井戸内の水位を測るための測位手段18と、
目詰まりを生ずる前の設計注水流量に対する標準水位h1に応じて、標準水位よりも高い管理水位h2と標準水位よりも低い下方水位h3との間に井戸の水位を保つための制御部20とを具備し、
この制御部20は、注水行程で水位が管理水位h2に達すると注水モードから揚水モードに切り替え、揚水行程で水位が下方水位h3まで下がったときに揚水モードから注水行程に戻すように構成していることを特徴とする、リチャージ井戸の制御システム。 - 請求項1に記載したリチャージ井戸の制御システムであって、
上記制御部20は、最初の揚水行程で水位が下方水位h3まで下がったときに、
直ちに注水モードに切り替わる代わりに、井戸中の水位が管理水位を超えない範囲で次の(1)又は(2)の2種類の状態を繰り返した後に注水モードに切り替わるように構成したことを特徴とする、リチャージ井戸の制御システム。
(1)揚水を停止する状態と揚水を開始する状態
(2)井戸内へ地下水が入る勢いよりも揚水流量を減じた状態と揚水流量を元に戻した状態 - 制御部20は、目詰まりの原因である細粒分の回収率を高めるために、注水時に細粒分が井戸の外壁から出て周辺地盤中の動水勾配の低減により停止するまでの領域SXよりも、揚水時に周辺地盤から井戸へ向かう動水勾配により土中の細粒分が移動する領域SYが広範囲となるように注水流量と揚水流量とを調節したことを特徴とする、請求項1又は請求項2記載のリチャージ井戸の制御システム。
- 井戸内へ注水して地中へ還水するとともに、還水の通り道の目詰まり防止のために逆洗浄を行うように構成されたリチャージ井戸を制御する方法であって、
予め注水流量と井戸内の水位上昇との関係を測定した注水試験の結果に応じて、設計注水流量に対する標準水位h1と、標準水位より高い管理水位h2及び標準水位よりも低い下方水位h3とを設定する行程と、
その設計注水流量で注水を行う行程と、
還水の通り道の目詰まりにより井戸内の水位が管理水位h2に達すると注水を停止して揚水を行う行程と、
揚水により井戸内水位が下方水位h3に達したときに揚水モードを注水モードに切り替える行程を含む、リチャージ井戸を制御する方法。 - 前述の注水試験として、注水流量を段階的に変化させて井戸内の水位上昇量を測定する段階注水試験を行い、
還水の通り道の目詰まりにより水位上昇量が急増するときの注水流量を限界注水流量とし、
この限界注水流量より低く設計注水流量を設定するとともに、この設計注水流量を注水したときの井戸内の水位を標準水位としたことを特徴とする、
請求項4に記載のリチャージ井戸を制御する方法。 - 請求項4又は請求項5に記載したリチャージ井戸を制御する方法であって、
揚水により井戸内水位が下方水位h3に達したときに揚水モードを注水モードに切り替える行程の代わりに、井戸中の水位が管理水位を超えない範囲において、次の(1)又は(2)の所定の設計時間に亘る2種類の状態を繰り返した後に注水モードに切り替わるように構成したことを特徴とする、リチャージ井戸を制御する方法。
(1)揚水を停止する状態と揚水を開始する状態
(2)井戸内へ地下水が入る勢いよりも揚水流量を減じた状態と揚水流量を戻した状態。 - 標準水位の設定に先立つ予備の行程として、
井戸の状態に応じて設計注水流量Qinと揚水流量Qoutを仮設定し、
これらの設計注水流量及び揚水流量から井戸近傍の水位分布を算定し、
算出した水位分布から注水時の動水勾配を算定し、細粒分が移動し得る最小動水勾配を生ずる場所の、井戸からの距離をXとし、
算出した水位分布から揚水時の動水勾配を算定し、細粒分が移動し得る最小動水勾配を生ずる場所の、井戸からの距離をYとし、
Y≧X+α(但しαは任意に設定した定数)となるように設計注水流量Qinと揚水流量Qoutとを調整することを内容とする、請求項4から請求項6の何れかに記載のリチャージ井戸を制御する方法。 - 水が距離yを移動する必要時間toutを算定して、1作業サイクル当りの累積揚水量と累積注水量との比〔(Qout×tout)/(Qin×tin)〕が定数β以下となるように設計注水流量Qinと揚水流量Qoutとを再調整することを内容とする、請求項7に記載のリチャージ井戸を制御する方法。
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