JP4769352B2 - サーバ装置とネットワークシステム - Google Patents

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  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、グループウエアが動作するサーバ装置と、このサーバ装置と接続され、上記サーバ装置からの情報を格納する機能を有する第2の装置を有するネットワークシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、携帯電話などの携帯端末が広く普及してきている。このような携帯端末では、小型の液晶表示装置などで構成される表示部を有し、携帯電話通信機能の他、電子メールの送受信機能、あるいはインターネット接続機能を有するものがある。
【0003】
一方、ネットワークシステムでは、複数のユーザからなるグループでの作業を支援するために、グループウエアが利用されることが多くなってきている。このグループウエアは、ネットワークに接続されたパーソナルコンピュータ(PC)やワークステーションで利用され、グループ内のコミュニケーションと情報の共有化を支援し、作業の生産性を上げるために使われている。また、上記グループウエアでは、電子メールをはじめ、電子掲示板、グループスケジューリング、文書情報の共有データベースなどの機能を有している。このようなグループウエアの1つの機能としての電子メールの機能では、さまざまな形式の電子メールの送受信が行なわれる。例えば、電子メールでは、メールの本文としてのテキスト文書のほかに、データ量の大きな画像データやデータ量の大きな文書データなどのファイルが添付される場合がある。
【0004】
また、上記グループウエア内のPCでは、ユーザ宛のメールやデータなどを予め設定されている携帯端末へ転送する機能を有するものがある。しかしながら、例えば、データ量が非常に大きい添付ファイルが添付された電子メールなどのように、大きなデータ量からなるデータをそのまま携帯端末へ転送すると、以下のような問題点がある。
【0005】
1.携帯端末には小さい表示部しか設けられていないため、大きな画面で表示しなければ見にくい添付ファイルは、携帯端末の表示部では表示しにくい。
【0006】
2.携帯端末に設けられているメモリの容量は小さいため、データ量の大きな添付ファイルを受信しただけでメモリが不足してしまうことがある。
【0007】
3.携帯電話などの携帯端末では、送受信したデータ量に対して課金される料金システムが適用される場合が多く、データ量の大きな添付ファイルを受信すると、通信トラフィックが増大し、通信速度の低下あるいは通信コストの増大がおこる。さらに、上記1、2のような理由で、添付ファイルのデータが携帯端末で十分に利用されない場合、通信料金が無駄になる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
上記したように、携帯端末へ送信すべきデータと、このデータに関連するデータ量の大きな情報とを携帯端末へ送信すると、通信トラフィックが増大し、無駄な通信コストが多く発生するという問題点を解決するもので、携帯端末へ送信すべきデータに関連するデータ量の大きな情報が存在する場合に、通信トラフィックの増大を抑えて無駄な通信コストを発生させずに、携帯端末へ送信すべきデータだけを送信でき、かつ、携帯端末へ送信したデータに関連するデータ量の大きな情報を有効に活用できるサーバ装置とネットワークシステムを提供することを目的とする。
【0009】
また、電子メールに添付されているファイルを電子メールの本文とともに、携帯端末へ送信すると、通信トラフィックが増大し、無駄な通信コストが発生するという問題点を解決するもので、電子メールにファイルが添付されている場合に、通信トラフィックの増大を抑えて無駄な通信コストを発生させずに、携帯端末へ電子メールを送信し、かつ電子メールに添付されているファイルを有効活用できるサーバ装置とネットワークシステムを提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
この発明のサーバ装置は、保管すべき情報を第2の装置へ転送する転送手段と、携帯端末へデータを送信する送信手段と、上記携帯端末宛のメールに添付ファイルが含まれている場合、当該メールの本文と当該メールに添付ファイルが存在することを示す情報とを上記送信手段により上記携帯端末へ送信するデータとして作成する作成手段と、この作成手段により作成された上記携帯端末へ送信するデータに含まれるメールの本文と当該メールの添付ファイルとを分けてそれぞれを管理する管理手段と、上記作成手段により作成されたデータを上記送信手段によって上記携帯端末へ送信し、このデータが送信された携帯端末からの指示に従って、上記管理手段により管理されている上記添付ファイルを保管すべき情報として第2の装置へ転送する制御手段と、から構成されている。
【0012】
この発明のサーバ装置は、保管すべき情報を第2の装置へ転送する転送手段と、携帯端末へデータを送信する送信手段と、上記携帯端末宛のメールに添付ファイルが含まれている場合、当該メールの本文と当該メールに添付ファイルが存在することを示す情報とを上記送信手段により上記携帯端末へ送信するデータとして作成する作成手段と、この作成手段により作成された上記携帯端末へ送信するデータに含まれるメールの本文と当該メールの添付ファイルとを分けてそれぞれを管理する管理手段と、上記作成手段により作成されたデータを上記送信手段によって上記携帯端末へ送信し、このデータが送信された携帯端末からの指示に従って、上記管理手段により管理されている上記添付ファイルと予め設定されている格納場所を示す情報とを上記第2の装置へ転送する制御手段とから構成されている。
【0014】
この発明のネットワークシステムは、上記第1の装置は、携帯端末へデータを送信する第1の送信手段と、上記携帯端末宛のメールに添付ファイルが含まれている場合、当該メールの本文と当該メールに添付ファイルが存在することを示す情報とを、上記第1の送信手段により上記携帯端末へ送信するデータとして作成する作成手段と、この作成手段により作成された上記携帯端末へ送信するデータに含まれるメールの本文と当該メールの添付ファイルとを分けてそれぞれを管理する管理手段と、上記作成手段により作成されたデータを上記第1の送信手段により上記携帯端末へ送信し、この携帯端末からの指示に従って、上記添付ファイルを予め設定されている格納場所を示す情報とともに上記第2の装置へ送信する第2の送信手段とを有し、上記第2の装置は、上記第2の送信手段により上記第1の装置から送信された格納場所を示す情報に基づく格納場所に、上記第1の装置から送信された上記添付ファイルを格納する格納手段を有する。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
【0018】
図1は、本発明の実施の形態に係るネットワークシステムの概略構成を示す図である。図1に示すように、ネットワークシステムは、携帯電話(携帯端末)1、グループウエアサーバ(サーバ装置、第1の装置)2、インターネットバインダ(第2の装置)3、デジタル複合機(MFP)4、ユーザPC5などを有している。
【0019】
上記携帯電話1は、グループウエアサーバ2と接続することによりデータの送受信を行なう。これにより、携帯電話1は、グループウエアサーバ2から電子メール(以下、メールと称する)を受信することができるようになっている。なお、本実施の携帯では、携帯端末として携帯電話1について説明するが、これに限らず、携帯端末としては、携帯用メール端末あるいはPDA(personaldigital assistant)などの電子メールの受信が可能な携帯端末であっても同様に実施できる。
【0020】
上記グループウエアサーバ2は、パーソナルコンピュータ(PC)などで構成されるサーバ装置であり、グループウエアがインストールされている。このグループウエアサーバ2は、上記携帯電話1と接続する機能と、インターネット6に接続する機能を有している。
【0021】
このクループウエアサーバ2では、グループウエアが動作しており、各ユーザにグループウエアの機能を提供している。このグループウエアサーバ2により提供される機能の1つとして電子メール機能がある。すなわち、上記グループウエアは、ネットワークに接続されたパーソナルコンピュータ(PC)やワークステーションで利用され、グループ内のコミュニケーションと情報の共有化を支援し、作業の生産性を上げるために使われる。このグループウエアでは、電子メール機能をはじめ、電子掲示板、グループスケジューリング、文書情報の共有データベースなどの機能を有している。
【0022】
この実施の形態では、電子メールの機能を例にして説明するが、これに限らずに、グループウエアの機能により実現されるデータ伝送においては、本実施の形態が適用できる。
【0023】
上記インターネットバインダ3は、パーソナルコンピュータで構成される装置である。このインターネットバインダ3は、インターネット経由でデータを送受信し、ファイルなどのデータを保管(格納、記憶)するようになっている。
【0024】
上記MFP4は、印刷装置(プリンタ)及び画像読み取り装置(スキャナ)を有するデジタル複写機であり、公衆回線への接続機能を有する。このMFP4は、公衆回線への接続機能によりインターネットに接続し、インターネット経由でデータの送受信を行なう。また、MFP4は、タッチパネル内蔵の液晶表示装置で構成されるディスプレイ43を有している。
【0025】
上記ユーザPC5は、ユーザ用のパーソナルコンピュータであり、インターネットに接続する機能を有する。
【0026】
次に、上記携帯電話1の構成について説明する。
図2は、携帯電話の概略構成を示すブロック図である。図2に示すように、携帯電話1は、制御部11、表示部12、操作部13、メモリ14、受話部15、送話部16、通信制御部17、アンテナ部18、及び電源部19を有している。
【0027】
上記制御部11は、携帯電話1全体を制御するものである。上記表示部12は、液晶表示器で構成され、種々のメッセージが表示される。上記操作部13は、テンキー、カーソルキー等の種々のキーで構成され、操作指示を入力する。
【0028】
上記メモリ14は、制御プログラムやユーザ情報などの予め設定されているデータを記憶する記憶部、及び各種の情報や制御データなどを一時的に格納する記憶部などから構成されている。上記受話部15は、電話機能により通話を行う場合に、音声を出力するスピーカである。上記送話部16は、電話機能により通話を行う場合に、音声を入力するマイクである。
【0029】
上記通信制御部17は、上記アンテナ部18による外部機器との通信を制御するインターフェースである。上記電源部19は、バッテリーなどで構成され、携帯電話1の各部に電源を供給するようになっている。
【0030】
次に、上記グループウエアサーバ2の構成について説明する。
図3は、グループウエアサーバ2の概略構成を示す図である。図3に示すように、グループウエアサーバ2は、コントローラ21、メモリ22、ハードディスクドライブ(HDD)23、モデム24、携帯電話インターフェース25などを有している。
【0031】
上記コントローラ(作成手段、制御手段)21は、CPUが使用されている。このコントローラ21は、グループウエアサーバ2の全体の動作を司り、予め格納されてあるプログラムによって動作する。メモリ22は、上記コントローラ21が動作するにあたり、各種の情報や制御データなどを一時的に格納するために使用される。
【0032】
上記HDD23は、グループウエアサーバ2が動作するにあたり、各種のデータを格納したり、予め設定される情報などが格納されている。また、このHDD23は、管理手段としての複数のデータベース23a、23b、23cを有している。上記モデム(受信手段、第2の送信手段)24は、インターネットに接続するためのインターフェースである。上記携帯電話インターフェース(送信手段、第1の送信手段)25は、携帯電話と接続するためのインターフェースである。
【0033】
次に、上記インターネットバインダ3の構成について説明する。
図4は、インターネットバインダ3の概略構成を示す図である。図4に示すように、インターネットバインダ3は、コントローラ31、メモリ32、ハードディスクドライブ(HDD)33、モデム34などを有している。
【0034】
上記コントローラ31は、CPUが使用されている。このコントローラ101は、インターネットバインダ3の全体の動作を司り、予め格納されてあるプログラムによって動作する。上記メモリ32は、上記コントローラ31が動作するにあたり、各種の情報や制御データなどを一時的に格納するために使用される。HDD(格納手段)33は、保管すべき情報としてのファイルなどの各種のデータを記憶するものである。このHDD33は、種々のデータベース33a、33b、33c、33d、33eを有している。上記モデム34は、インターネットに接続するためのインターフェースである。
【0035】
次に、デジタル複合機4の概略構成について説明する。
図5は、上記デジタル複合機4の概略構成を示す図である。図5に示すように、デジタル複合機4は、コントローラ41、メモリ42、表示部43、操作部44、スキャナ45、画像処理部46、プリンタ47、モデム48などを有し、上記各構成要素は、コントローラ41を中心にバス49を介して接続されている。
【0036】
上記コントローラ41は、CPUが使われている。このコントローラ41は、このデジタル複合機4の全体の動作を司り、予め格納されてあるプログラムによって動作する。上記メモリ42は、前記コントローラ41が動作するにあたり、各種の情報や制御データなどを一時的に格納するために使用される。上記表示部43は、タッチパネル43a内蔵の液晶表示装置で構成されるディスプレイである。上記操作部44は、テンキー、カーソルキー、及びコピースタートキーなどのハードキーで構成されている。この操作部44としてのハードキーと、上記タッチパネル43aとによりデジタル複合機4における種々の操作が行われる。
【0037】
上記スキャナ45は、原稿を光学的に走査して、原稿を画像データに変更する。上記画像処理部46は、画像データに各種の処理を行う。上記プリンタ47は、画像データを用紙に印刷する。プリンタ47には、電子写真式、インクジェット式等の各種方式が考えられるが、本実施の形態では、電子写真式を使用しているものとする。モデム48は、インターネットに接続するためのインターフェースである。
【0038】
次に、グループウエアサーバ2で管理されるデータベースについて説明する。
図6は、グループウエアサーバ2のHDD23で記憶されるメール情報データベース23aの構成例を示す図である。
【0039】
図6に示すように、メール情報データベース23aは、アカウント名、携帯電話のメールアドレス、携帯電話への転送の有無、パスワード、ユーザIDなどの項目から構成されている。
【0040】
上記アカウント名の項目には、ユーザ名などのメール宛先名(アカウント名)が記録される。上記携帯電話のメールアドレスの項目には、上記アカウント名に対応するユーザの携帯電話のメールアドレスが記録される。
【0041】
上記携帯電話への転送の有無には、上記アカウント名に対応するユーザ宛のメールをグループウエアが受け取った際に、上記携帯電話のメールアドレスへメールを転送するか否かを示す情報が記録される。
【0042】
上記パスワードの項目には、ユーザに与えられているパスワードが記録される。上記ユーザIDの項目には、ユーザに与えられているユーザIDが記録される。このユーザIDは、上記アカウント名と同一であっても良いし、上記アカウント名と異なるものであっても良い。
【0043】
図7は、グループウエアサーバ2のHDD23で記憶される保管先指定用データベース23bの構成例を示す図である。
図7に示すように、保管先指定用データベース23bは、アカウント名、インターネットバインダのフォルダ名の項目から構成されている。
【0044】
上記アカウント名の項目には、ユーザ名などのメール宛先名(アカウント名)が記録される。上記インターネットバインダのフォルダ名の項目には、上記アカウント名に対応し、上記インターネットバインダ3のHDD33内のフォルダ名を指定するものである。このフォルダ名は、上記アカウント名に対応するユーザのメールやWEBなどのインターネットバインダ3における保管場所を示すものである。
【0045】
図8は、グループウエアサーバ2のHDD23で記憶される受信メールデータベース23cの構成例を示す図である。
図8に示すように、受信メールデータベース23cは、シリアル番号、アカウント名、メール本文、添付ファイル、添付ファイルの受け渡しフラグなどの項目から構成されている。
【0046】
上記シリアル番号の項目には、シリアル番号としての通し番号が記録される。このシリアル番号は、対応する各項目の記録順に付与される番号である。上記アカウント名の項目には、ユーザ名などのメール宛先名(アカウント名)が記録される。
【0047】
上記メール本文の項目には、上記アカウント名のユーザ宛のメールの本文(携帯電話へ送信すべき情報)が記録される。上記添付ファイルの項目には、アカウント名のユーザ宛のメールの本文に添付ファイル(保管すべき情報)が添付されている場合に、上記添付ファイル名が記録される。
【0048】
上記添付ファイルの受け渡しフラグの項目には、上記添付ファイルをインターネットバインダ3へ受け渡すか否かを示すフラグが記録される。この受け渡しフラグは、メールに添付ファイルが存在する場合、その添付ファイルをインターネットバインダ3で保管させる際に設定される。
【0049】
次に、インターネットバインダ3で管理されるデータベースについて説明する。
図9は、インターネットバインダ3のHDD33で記憶されるユーザ情報データベース33aの構成例を示す図である。
図9に示すように、上記ユーザ情報データベース33aは、アカウント名、フルネーム、パスワードなどの項目から構成されている。
【0050】
上記アカウント名の項目には、ユーザ名などのメール宛先名(アカウント名)が記録される。上記フルネームの項目には、ユーザの氏名(フルネーム)が記録される。上記パスワードの項目には、ユーザに与えられているパスワードが記録されている。
【0051】
図10は、インターネットバインダ3のHDD33で記憶される保管先データベース33bの構成例を示す図である。
図10に示すように、上記保管先データベースは、アカウント名、フォルダ名などの項目から構成されている。
【0052】
上記アカウント名の項目には、ユーザ名などのメール宛先名(アカウント名)が記録される。上記フォルダ名の項目には、上記アカウント名に対応するユーザ宛のメールなどを記録する上記HDD33内のフォルダ名を指定するものである。
【0053】
図11は、インターネットバインダ3のHDD33で記憶される保管ファイル情報データベース33cの構成例を示す図である。
図11に示すように、上記保管ファイル情報データベースは、シリアル番号、アカウント名、フォルダ名、メールサブジェクト、添付ファイル、サイズなどの項目から構成されている。
【0054】
上記シリアル番号の項目には、シリアル番号としての通し番号が記録される。このシリアル番号は、対応する各項目の記録順に付与される番号である。上記アカウント名の項目には、ユーザ名などのメール宛先名(アカウント名)が記録される。
【0055】
上記フォルダ名の項目には、上記アカウント名に対応するユーザ宛のメールなどを記録する上記HDD33内のフォルダ名を指定するものである。メールサブジェクトの項目には、ファイルの種類などのファイルの内容を示す情報が記録される。
【0056】
上記添付ファイルの項目には、アカウント名のユーザ宛のメールの本文に添付ファイルが添付されている場合に、上記添付ファイル名が記録される。上記サイズの項目には、添付ファイルのサイズ(データサイズ)が記録される。
【0057】
上記ユーザ情報データベース、保管先データベース、及び保管ファイル情報データベースは、インターネットバインダ3が添付ファイルを管理するためのデータである。
【0058】
図12は、インターネットバインダ3のHDD33で記憶されるプリンタ情報データベース33dの構成例を示す図である。
図12に示すように、上記プリンタ情報データベースは、使用可能なプリンタ名、プリンタのアドレス、プリンタ能力などの項目から構成されている。
【0059】
上記使用可能なプリンタ名の項目には、使用可能なプリンタ名が記録される。上記プリンタのアドレスの項目には、上記使用可能なプリンタ名に対応し、プリンタのネットワーク上の場所を示すアドレスが記録されている。上記プリンタ能力の項目には、上記使用可能なプリンタ名に対応し、プリンタの能力を示す情報が記録されている。例えば、プリンタの能力としては、カラーかモノクロか、印刷の解像度、印刷可能な用紙サイズなどの情報が記録される。
【0060】
図13は、インターネットバインダ3のHDD33で記憶される印刷履歴データベース33eの構成例を示す図である。
図13に示すように、上記印刷履歴データベース33eは、アカウント名、プリンタ名、利用した時刻などの項目から構成されている。この印刷履歴データベース33eには、使用されたプリンタの履歴を管理するためのデータベースであり、プリンタの利用ごとに、履歴を示すデータが記録される。
【0061】
上記アカウント名の項目には、プリンタを使用したユーザ名などのメール宛先名(アカウント名)が記録される。上記プリンタ名の項目には、利用されたプリンタ名が記録される。上記利用した時刻の項目には、上記プリンタを利用した時刻が記録される。
【0062】
次に、携帯電話1の表示部12に表示される表示例について説明する。
【0063】
図14〜図17は、携帯電話1の表示部12に表示される表示例を示す図である。
【0064】
図14は、携帯電話1でメールを受信する場合に、携帯電話1からグループウエアサーバ2にログイン(アクセス)する際の表示例を示す図である。図14に示す表示例では、ユーザIDの入力欄とパスワードの入力欄とが表示されている。
【0065】
このような表示画面においてメールを受信する場合、ユーザは、ユーザIDとパスワードとを上記操作部13の操作により入力する。上記ユーザID及び上記パスワードとして入力されたデータは、それぞれの入力欄に表示される。
【0066】
図15は、携帯電話1がグループウエアサーバ2にログインした後、グループウエアサーバ2に蓄積されているユーザ宛のメールリストを表示部12に表示した例である。
【0067】
図15に示す表示例では、ユーザ宛の2通のメールをリストで表示している。この表示部12に表示されたメールの内容を見たい場合、ユーザは、操作部12により所望のメールを選択する。これによりメールが選択されると、携帯電話1は、選択されたメールの本文をグループウエアサーバ2から取り込むようになっている。
【0068】
図16は、グループウエアサーバ2から取り込んだメールの本文を表示部12に表示した例を示す図である。
この図16に示す表示例では、メールの日付、メールの発信元、及びメールの題名とともに、「添付資料をごらんください」というメールの本文が表示されている。さらに、この表示例では、添付ファイルが有ることが案内表示されるとともに、添付ファイルを保管するか否かを選択させるための案内が表示されている。
【0069】
このように、メールの本文とは別に添付ファイルが存在する場合、ユーザは、上記添付ファイルを保管するか否かを選択する。添付ファイルを保管する場合、ユーザは、操作部12による操作で添付ファイルの保管を指示する。例えば、図16に示す表示例では、添付ファイルの保管の有無を指定するチェックボックスをチェックすることにより添付ファイルの保管が指示されるようになっている。
【0070】
さらに、図16に示すような表示画面においてユーザが添付ファイルの保管を指示すると、携帯電話の表示部12には、保管先のフォルダ名を示す案内が表示される。図17は、添付ファイルの保管先のフォルダ名を示す案内の表示例である。このような添付ファイルの保管先は、上記保管先指定テーブル23bによりユーザ毎に予め設定されているものとする。
【0071】
この図17に示す表示例では、保管先が「メール」というフォルダ名のフォルダに予め設定されている場合を示している。このような表示画面により保管先のフォルダ名を確認した際に、ユーザは、操作部13により「OK」を選択する。すると、添付ファイルの保管指示が携帯電話1からグループウエアサーバ2に送信されるようになっている。
【0072】
上記のように、メールの添付ファイルは、携帯端末へ送られずに添付ファイルがある旨のメッセージのみ携帯電話に表示される。このメッセージによりユーザが添付ファイルの保管を指示すると、携帯端末へは送られていない添付ファイルを予め設定されているインターネットバインダ内の格納場所に格納される。従って、メールの添付ファイルは、携帯電話に送られることなく保管される。
【0073】
これにより、添付ファイルを携帯電話へ送信するための通信トラフィックが節約でき、かつ、添付ファイルの内容についてはユーザが利用可能なように保管できる。
【0074】
また、上記例では、保管先のフォルダ名を予め設定されているフォルダで固定するようにしたが、図17に示すような表示画面において、ユーザに添付ファイルの保管先のフォルダを指定させるようにしても良い。この場合、携帯電話からグループウエアサーバ2には、添付ファイルの保管指示とともに、保管先のフォルダ名が指示される。このような指示を受けたグループウエアサーバ2では、予め設定されているフォルダに関わらずに指定されたフォルダに添付ファイルを保管するようにする。
【0075】
次に、インターネットバインダ3に保管された添付ファイルをMFP4で印刷する場合について説明する。
インターネットバインダ3に保管された添付ファイルは、ユーザPC5で取り込む他に、MFP4で直接印刷することができるようになっている。ここでは、MFP4の操作手順に従って添付ファイルの印刷動作を説明する。
【0076】
図18〜図20は、添付ファイルをMFP4で印刷する場合のMFP4の表示部43の表示例を示す図である。
まず、MFP4にてインターネットバインダ3に保管した添付ファイルを印刷する場合、ユーザは、タッチパネル43a及び操作部44の操作によりユーザIDとパスワードとを入力する。
【0077】
図18は、ユーザID及びパスワードの入力画面の表示例を示すものである。この図18に示す入力画面では、表示部43にユーザIDとパスワードの入力欄が表示されるとともに、「戻る」キー及び「ログイン」キーがタッチパネル43aにより表示されている。
【0078】
このような入力画面が表示されている状態で、ユーザは、ユーザIDとパスワードを入力する。そして、入力したユーザIDとパスワードが満足するものであった場合、ユーザは、タッチパネル43aにより「ログイン」キーをタッチする。
【0079】
すると、MFP4は、ユーザIDとパスワードとを送信することによりインターネットバインダ3との接続処理を行う。インターネットバインダ3では、MFP4との接続が確立されると、MFP4から送信されたユーザIDに対応して記憶しているファイルのリストをMFP4へ送信する。
【0080】
このファイルのリストを受信したMFP4では、インターネットバインダ3から受信したファイルのリストに基づいて、ファイルの選択画面を表示部43に表示する。
【0081】
図19は、インターネットバインダ3から受信したファイルのリストを表示部43に表示した際の表示例を示す図である。この場合、表示部43に表示されているファイルをタッチパネル43aによりタッチすることによりファイルが選択されるようになっている。この図19に示す表示例では、ようなファイルの選択画面が表示部43に表示される。
【0082】
ユーザは、このようなファイルの選択画面より所望のファイルをタッチパネル43aにより選択し、「選択」キーをタッチする。すると、MFP4は、選択されたファイルの転送をインターネットバインダ3に要求する。
【0083】
インターネットバインダ3は、MFP4により要求されたファイルをMFP4へ転送する。MFP4は、インターネットバインダ3からのファイルを受け取ると、表示部43に印刷設定の画面を表示する。
【0084】
図20は、印刷設定画面の表示例である。この印刷設定画面によりユーザが印刷を選択すると、MFP4は、インターネットバインダ3から転送されたファイルの印刷を実行する。
【0085】
次に、携帯電話1、グループウエアサーバ2、及びインターネットバインダ3間で送受信されるデータについて説明する。
【0086】
図21は、携帯電話1、グループウエアサーバ2、及びインターネットバインダ3間で送受信されるデータを説明するための図である。ここでは、携帯電話1で受信するメールに添付ファイルが存在し、その添付ファイルをインターネットバインダ3に保管させる動作について説明する。
【0087】
図21に示すように、携帯電話1が接続を要求すると(ステップS1)、グループウエアサーバ2は、図14に示すような携帯電話1の表示部12に表示させるログイン画面を携帯電話1へ転送する(ステップS2)。
【0088】
携帯電話1は、グループウエアサーバ2からのログイン画面を受信すると、図14に示すようなログイン画面を表示部12に表示し、ユーザに対してユーザID及びパスワードの入力を促す。このログイン画面に対してユーザがユーザID及びパスワードを入力すると、携帯電話1は、入力されたユーザID及びパスワードに基づいてログインデータをグループウエアサーバ2へ送信する(ステップS3)。
【0089】
グループウエアサーバ2は、携帯電話1からのログインデータを受信すると、受信したユーザIDとパスワードとが上記メール情報データベース23aに記録されているユーザID及びパスワードと一致するか否かによりログインの許可不許可を判断する。
【0090】
この判断により携帯電話1のログインを許可すると判断すると、グループウエアサーバ2は、上記受信メールデータベース23cに基づいて上記ユーザIDに対応するアカウント名のメールを全て検索する。この検索処理により検索されたメールのリストは、グループウエアサーバ2により携帯電話1に送信される(ステップS4)。
【0091】
携帯電話1は、グループウエアサーバ2からのメールリストを受信すると、表示部12に図15に示すようなメールの選択画面を表示する。この選択画面からユーザによりメールが選択されると、携帯電話1は、選択されたメールの転送要求をグループウエアサーバ2へ送信する(ステップS5)。
【0092】
グループウエアサーバ2は、携帯電話1からのメールの転送要求を受信すると、上記受信メールデータベース23cに基づいてメールの内容を携帯電話1へ送信する(ステップS6)。この際、グループウエアサーバ2は、携帯電話1へ送信するメールが本文だけで構成される場合、メールの本文のみを送信するが、添付ファイルが有る場合、メールの本文と添付ファイルの有りを示す情報を携帯電話1へ送信する。
【0093】
携帯電話1は、グループウエアサーバ2からメールの本文と添付ファイルの有りを示す情報を受信すると、図16に示すようなメール本文を添付ファイル有りを示す表示画面を表示部12に表示する。この画面よりユーザが添付ファイルの保管を選択すると、携帯電話1は、グループウエアサーバ2へ添付ファイルの保管の指示を送る(ステップS7)。
【0094】
グループウエアサーバ2は、携帯電話1から添付ファイルの保管の指示を受信すると、添付ファイルを保管するユーザに対するユーザ認証の要求をインターネットバインダ3に送信する(ステップS8)。この際、上記ステップS3でログインデータとして携帯電話から送信されたユーザID及びパスワードがユーザ認証のためのデータとしてグループウエアサーバ2からインターネットバインダ3に送信される。
【0095】
インターネットバインダ3は、グループウエアサーバ2から受信したユーザID及びパスワードに基づいてユーザの認証処理を行う。このユーザ認証処理は、グループウエアサーバ2から受信したユーザID及びパスワードが上記ユーザ情報データベース33aに記録されている内容と一致するか否かにより行われる。このユーザ認証処理によりユーザを認証した場合、インターネットバインダ3は、ユーザ認証の結果が正常(OK)であったことを示すデータをグループウエアサーバ2へ送信する(ステップS9)。
【0096】
グループウエアサーバ2は、インターネットバインダ3からユーザ認証がOKである旨の通知を受けると、添付ファイルの保管指示をインターネットバインダ3へ送信する(ステップS10)。この添付ファイルの保管指示としては、上記保管先指定用データベース23bに基づいて保管先のフォルダを指定する情報が送信される。
【0097】
インターネットバインダ3は、添付ファイルの保管指示を受けると、上記保管先データベース33bに記録されているアカウント名及びフォルダ名に基づいて、指定された保管先に添付ファイルが保管可能か否かを判断する。この判断により指定された保管先に添付ファイルが保管可能であると判断すると、インターネットバインダ3は、添付ファイルの保管を許可(OK)する通知をグループウエアサーバ2へ送信する(ステップS11)。
【0098】
グループウエアサーバ2は、インターネットバインダ3から添付ファイルの保管を許可する通知を受信すると、インターネットバインダ3への添付ファイルの転送を開始する(ステップS12)。その後、グループウエアサーバ2は、添付ファイルの転送が終了すると、添付ファイルの転送終了を示す通知をインターネットバインダ3へ送信する(ステップS13)。
【0099】
インターネットバインダ3は、グループウエアサーバ2からの添付ファイルを転送されている際、指定されたフォルダに添付ファイルを記憶していく。そして、グループウエアサーバ2からの添付ファイルの転送終了の通知を受信すると、インターネットバインダ3は、上記保管ファイル情報データベース33cの各項目を記録し、添付ファイルの保管完了を示す通知をグループウエアサーバ2へ送信する。
【0100】
上記のように、携帯電話でログインしたユーザ宛のメールに添付ファイルが存在する場合、携帯電話には、メールの本文の他に、添付ファイルの有りを示す情報を送信し、携帯電話から添付ファイルの保管が指示された場合、その添付ファイルを予め指定されているフォルダに記憶するようにしたものである。
【0101】
これにより、添付ファイルを携帯電話に送信することによる無駄なトラフィックを無くすことができる。
【0102】
次に、グループウエアサーバ2の動作について詳細に説明する。
【0103】
図22は、グループウエアサーバ2の動作を説明するためのフローチャートである。
【0104】
すなわち、グループウエアサーバ2の制御部21は、メールを受信すると(ステップS21)、HDD23内に設けられた図示しないメールボックスに受信したメール全体を保管する。グループウエアサーバ2の制御部21は、携帯電話1と接続すると、上記メール情報データベースに基づいてメールボックス内のメール(受信したメール)を携帯電話1へ転送するか否かを判断する(ステップS22)。この判断により携帯電話1へ転送しないと判断した場合制御部21は、処理を終了する。
【0105】
また、上記判断により携帯電話1へメールを転送すると判断した場合、制御部21は、携帯電話1へ転送するメールに添付ファイルが有るか否かを判断する(ステップS23)。
【0106】
この判断により添付ファイルがないと判断した場合、制御部21は、上記メール情報データベース23aに記録内容に基づいてメールの本文を転送する携帯電話のメールアドレスを判定する。転送先のメールアドレスを判定すると、制御部21は、判定したメールアドレスの携帯電話1へメールの本文を転送する(ステップS24)。
【0107】
これによりメールの本文を携帯電話1へ転送した際、制御部21は、予め設定されている転送後のメールを削除するか否かの設定に基づいてメールを削除するか否かを判断する(ステップS25)。
【0108】
この判断によりメールを削除すると判断した場合、制御部21は、携帯電話1へ転送してメールを削除し(ステップS26)、処理を終了する。また、メールを削除しないと判断した場合、制御部21は、受信したメールを削除せずに、図示しないメールボックスに保管したまま処理を終了する。
【0109】
また、上記ステップS23で、添付ファイル有りを判断した場合、制御部21は、添付ファイルを一時的にメモリ22あるいはHDD23などに保管する(ステップS27)。これとともに、制御部21は、メールの本文と添付ファイルが存在する旨の通知とを携帯電話1へ転送する(ステップS28)。
【0110】
これにより、メール本文と添付ファイルが存在する旨の通知を受けた携帯電話では、ユーザの操作により添付ファイルを保管するか否かの指示が行われる。グループウエアサーバ2では、携帯電話からの添付ファイルを保管するか否かの指示に基づいて動作を行う(ステップS29)。
【0111】
例えば、携帯電話1から添付ファイルを保管しない旨の指示を受信した際(ステップS29、NO)、制御部21は、上記ステップS25へ進みメールに対する処理を行う。
【0112】
また、携帯電話1から添付ファイルを保管する指示を受信した際(ステップS29、YES)、制御部21は、対象となる添付ファイルの保管処理を行う。
【0113】
この添付ファイルの保管処理では、まず、上記保管先指定用データベース23bに基づいて制御部21によりインターネットバインダ3における添付ファイルの保管先(フォルダ名)が判定される。この判定により添付ファイルの保管先を判定すると、制御部21は、保管先のフォルダを指定するとともに、インターネットバインダ3へ上記添付ファイルを転送する(ステップS30)。
【0114】
これによりグループウエアサーバ2からインターネットバインダ3へ添付ファイルが受け渡された場合、上記制御部21は、上記受信メールデータベースに添付ファイルの受け渡しフラグの項目に添付ファイルを受け渡したことを示すフラグをセットする。
【0115】
上記添付ファイルの保管処理が完了すると、制御部21は、上記ステップ25へ進み、メールに対する処理を行う。
【0116】
上記のように、グループウエアサーバは、携帯電話へ転送する電子メールをメール本文と添付ファイルに分けて管理するようにしたため、携帯電話では活用しずらい添付ファイルを送信することなく、予め設定された保管先に添付ファイルを保管しておくことができ、添付ファイル付きの電子メールを効率的に管理できる。
【0117】
また、携帯電話へ転送する電子メールに添付ファイルが添付されている場合、グループウエアサーバは、携帯電話にメールの本文と添付ファイルが存在する旨を通知するようにしたものである。
【0118】
これにより、携帯電話に添付ファイルを送信することなく、添付ファイルの存在をユーザに通知でき、通信トラフィックを抑えて添付ファイルの有効活用できる。
【0119】
また、携帯電話へ転送する電子メールに添付ファイルが添付されている場合、グループウエアサーバは、携帯電話にメールの本文と添付ファイルが存在する旨を通知し、この通知に対する携帯電話からの添付ファイルの保管指示に基づいて、添付ファイルをインターネットバインダ内の予め設定されている保管先に保管するようにしたものである。
【0120】
これにより、携帯電話に添付ファイルを送信することなく、添付ファイルの存在をユーザに通知でき、通信トラフィックを抑えることができる。また、ユーザの要求に応じて添付ファイルを保管しておくことができ、添付ファイルを有効に活用させることができる。
【0121】
【発明の効果】
以上詳述したように、この発明によれば、携帯端末へ送信すべきデータに関連するデータ量の大きな情報が存在する場合に、通信トラフィックの増大を抑えて無駄な通信コストを発生させずに、携帯端末へ送信すべきデータだけを送信でき、かつ、携帯端末へ送信したデータに関連するデータ量の大きな情報を有効に活用できるサーバ装置とネットワークシステムを提供できる。
【0122】
また、電子メールにファイルが添付されている場合に、通信トラフィックの増大を抑えて無駄な通信コストが発生させずに、携帯端末へ電子メールを送信し、かつ電子メールに添付されているファイルを有効活用できるサーバ装置とネットワークシステムを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態に係るネットワークシステムの概略構成を示す図。
【図2】携帯電話の概略構成を示すブロック図。
【図3】グループウエアサーバの概略構成を示すブロック図。
【図4】インターネットバインダの概略構成を示すブロック図。
【図5】デジタル複合機(MFP)の概略構成を示すブロック図。
【図6】メール情報データベースの構成例を示す図。
【図7】保管先指定用データベースの構成例を示す図。
【図8】受信メールデータベースの構成例を示す図。
【図9】ユーザ情報データベースの構成例を示す図。
【図10】保管先データベースの構成例を示す図。
【図11】保管ファイル情報データベースの構成例を示す図。
【図12】プリンタ情報データベースの構成例を示す図。
【図13】印刷履歴データベースの構成例を示す図。
【図14】携帯電話の表示部による表示例を示す図。
【図15】携帯電話の表示部による表示例を示す図。
【図16】携帯電話の表示部による表示例を示す図。
【図17】携帯電話の表示部による表示例を示す図。
【図18】MFPの表示部による表示例を示す図。
【図19】MFPの表示部による表示例を示す図。
【図20】MFPの表示部による表示例を示す図。
【図21】携帯電話1、グループウエアサーバ2、及びインターネットバインダ3間で送受信されるデータを説明するための図。
【図22】グループウエアサーバ2の動作を説明するためのフローチャートである。
【符号の説明】
1…携帯電話
2…グループウエアサーバ
3…インターネットバインダ
4…デジタル複合機(MFP)
5…ユーザPC
11…制御部
12…表示部
13…操作部
17…通信制御部
18…アンテナ
21、31…コントローラ
23、33…ハードディスクドライブ(HDD)
23a…メール情報データベース
23b…保管先指定用データベース
23c…受信メールデータベース
33a…ユーザ情報データベース
33b…保管先データベース
33c…保管ファイル情報データベース
33d…プリンタ情報データベース
33e…印刷履歴データベース
24、34…モデム
25…携帯電話インターフェース

Claims (3)

  1. サーバ装置において、
    保管すべき情報を第2の装置へ転送する転送手段と
    携帯端末へデータを送信する送信手段と、
    上記携帯端末宛のメールに添付ファイルが含まれている場合、当該メールの本文と当該メールに添付ファイルが存在することを示す情報とを上記送信手段により上記携帯端末へ送信するデータとして作成する作成手段と、
    この作成手段により作成された上記携帯端末へ送信するデータに含まれるメールの本文と当該メールの添付ファイルとを分けてそれぞれを管理する管理手段と、
    上記作成手段により作成されたデータを上記送信手段によって上記携帯端末へ送信し、このデータが送信された携帯端末からの指示に従って、上記管理手段により管理されている上記添付ファイルを保管すべき情報として第2の装置へ転送する制御手段と、
    を具備することを特徴とするサーバ装置。
  2. サーバ装置において、
    保管すべき情報を第2の装置へ転送する転送手段と
    携帯端末へデータを送信する送信手段と、
    上記携帯端末宛のメールに添付ファイルが含まれている場合、当該メールの本文と当該メールに添付ファイルが存在することを示す情報とを上記送信手段により上記携帯端末へ送信するデータとして作成する作成手段と、
    この作成手段により作成された上記携帯端末へ送信するデータに含まれるメールの本文と当該メールの添付ファイルとを分けてそれぞれを管理する管理手段と、
    上記作成手段により作成されたデータを上記送信手段によって上記携帯端末へ送信し、このデータが送信された携帯端末からの指示に従って、上記管理手段により管理されている上記添付ファイルと予め設定されている格納場所を示す情報とを上記第2の装置へ転送する制御手段と、
    を具備することを特徴とするサーバ装置。
  3. 第1の装置と、この第1の装置と接続される第2の装置とを有するネットワークシステムにおいて、
    上記第1の装置は、
    携帯端末へデータを送信する第1の送信手段と、
    上記携帯端末宛のメールに添付ファイルが含まれている場合、当該メールの本文と当該メールに添付ファイルが存在することを示す情報とを、上記第1の送信手段により上記携帯端末へ送信するデータとして作成する作成手段と、
    この作成手段により作成された上記携帯端末へ送信するデータに含まれるメールの本文と当該メールの添付ファイルとを分けてそれぞれを管理する管理手段と、
    上記作成手段により作成されたデータを上記第1の送信手段により上記携帯端末へ送信し、この携帯端末からの指示に従って、上記添付ファイルを予め設定されている格納場所を示す情報とともに上記第2の装置へ送信する第2の送信手段と、を有し、
    上記第2の装置は、
    上記第2の送信手段により上記第1の装置から送信された格納場所を示す情報に基づく格納場所に、上記第1の装置から送信された上記添付ファイルを格納する格納手段を有する、
    ことを特徴とするネットワークシステム。
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