JP4769303B2 - 無線通信システムにおいてバッテリ電力保存の通知を提供する方法 - Google Patents

Description

本発明は通知の提供方法に係り、特に、無線通信システムにおいてバッテリ電力保存の通知を提供する方法に関する。

モバイル無線通信システムにおいて、無線装置のきわめて重要な性能の一つは電力消費である。無線装置のユーザーは移動性に価値を置き、これにより、バッテリ寿命が長いことをきわめて重要視している。例えば、携帯電話のユーザーは携帯電話の充電に際し、できる限り短時間がかかることを好み、再充電前に長い持続時間中に動作可能な携帯電話を好んでいる。このような事項は、無線ネットワークを介して動作するラップトップコンピュータのユーザーにも同様である。

このような目的のために、メーカーは長いバッテリ寿命を楽しむために無線装置を設計している。延長使用のための装置開発に多くの研究がなされていたが、再充電が必要となる前にバッテリがいかに長く動作できるかには制限がある。

このような構造的な制限に取り組むために、無線ネットワークにおいてバッテリ電力を節減するためのシグナリング設計が開発されている。このために、移動局、端末、移動局加入者などと呼ばれるアクセス端末（ＡＴ；ａｃｃｅｓｓｔｅｒｍｉｎａｌ）と、基地局、ノード、ネットワーク、基地局端末などと呼ばれるアクセスネットワーク（ＡＮ；ａｃｃｅｓｓ ｎｅｔｗｏｒｋ）はより効率よく通信する必要がある。特に、ＡＴ及びＡＮはバッテリ電力及びバッテリ節減モードに関する情報を通信する必要があり、これにより、これらはいずれも長いバッテリ寿命を奨励する決定をする必要がある。

そこで、本発明は、従来の技術における制限及び欠点に起因する数多くの問題を実質的に解消する、無線通信システムにおいてバッテリ電力保存の通知を提供する方法を目指す。

本発明の目的は、無線通信システムにおいてＡＴとＡＮとの間におけるバッテリ電力保存手続きを実行する方法を提供することである。

本発明のさらなる特徴、利点は以下の説明に開示され、部分的には次の説明から自明であるか、または、本発明の教示により学習可能である。本発明の目的及び利点は開示された説明及び特許請求の範囲と添付図面において特に指摘された構造により実現されかつ獲得可能である。

本発明のこれらの目的及び他の利点を達成し、且つ、本発明の意図によれば、後述するように、無線通信システムにおいてＡＴとＡＮとの間においてバッテリ電力保存手続きを実行する方法は、通知メッセージをＡＮに送信するステップと、ＡＮから確認メッセージを受信するステップと、決定された電力節減モードに応じて電力節減モードに入るステップと、を含む。ここで、通知メッセージはバッテリ寿命情報及びバッテリ電力節減モード要請のうち少なくとも一方を含み、確認メッセージはバッテリ寿命情報及び電力節減モード要請のうち少なくとも一方に基づいて決定された電力節減モードを含む。

本発明の他の態様によれば、無線通信システムにおいてＡＴとＡＮとの間におけるバッテリ電力保存手続きを実行する方法は、バッテリ寿命情報及び電力節減モード要請のうち少なくとも一方を含む通知メッセージをＡＴから受信するステップと、バッテリ寿命情報及び電力節減モード要請のうち少なくとも一方に基づいて決定された電力節減モードを含む確認メッセージをＡＴに送信するステップと、を含む。

本発明の上述した説明及び以下の詳細な説明は特許請求の範囲に開示された本発明のさらなる理解を提供し、かつ、これらは例示的なものであるところに留意しなければならない。

以下、参考までに本発明の好適な実施形態が詳細に開示され、例として図面に示される。図中、類似する構成要素は同一または類似する図面番号を用いて表示される。

単一キャリアシステムの傾向にある現在のシステムにおいては、オーバーヘッド及び電力消耗の収容可能な量がしばしば付加される。多重キャリアシステムにおいては、より大きなオーバーヘッド及び電力消耗が端末ごとに付加可能であることを予想することができる。図１は、多重キャリアシステムの概念図である。ＡＴ１００からＡＮ１１０への送信は逆方向リンク（ＲＬ；ｒｅｖｅｒｓｅｌｉｎｋ）キャリアを介して行われ、ＡＮ１１０からＡＴ１００への送信は順方向リンク（ＦＬ；ｆｏｒｗａｒｄ ｌｉｎｋ）キャリアを介して行われる。

より高速なデータ送信に対する需要が高くなるに伴い、ほとんどの無線システム、特に、３世代パートナーシッププロジェクト（３ＧＰＰ；３^ＲＤＧｅｎｅｒａｔｉｏｎ Ｐａｒｔｎｅｒｓｈｉｐ Ｐｒｏｊｅｃｔ）、及び直交周波数分割多重化（ＯＦＤＭ；Ｏｒｔｈｏｇｏｎａｌ Ｆｒｅｑｕｅｎｃｙ ＤｉｖｉｓｉｏｎＭｕｌｔｉｐｌｅｘｉｎｇ）基盤のシステムにおいて類似する潜在的な問題を経験することができる。

多重キャリアシステムにおいてシグナリングオーバーヘッドを低減することにより、バッテリ消耗は低減可能である。すなわち、受信端において送信電力及び信号処理要件を減少することにより、バッテリ消耗は低減可能である。ここで、シグナリングオーバーヘッドは、例えば、ＡＴからＡＮへのチャンネル品質情報（ＣＱＩ；ＣｈａｎｎｅｌＱｕａｌｉｔｙ Ｉｎｆｏｒｍａｔｉｏｎ）と呼ばれる。また、シグナリングオーバーヘッドの減少は干渉レベルを低減させてシステム容量を増大させる。

このため、シグナリング設計はバッテリ電力消耗を低減させるように修正及び／または改善可能である。無線通信システムにおいてバッテリ電力を保存するためのシグナリング設計において、ＡＴは、バッテリ状態を報告するために通知メッセージをＡＮに転送することができる。バッテリ状態情報は、ＡＴにおけるバッテリ寿命の残量を含む。通知メッセージは、ＡＴの選好電力節減モードと要求された電力節減モードをさらに含む。選好電力節減モードは、休止状態または接続状態不連続送信（ＤＴＸ；ｃｏｎｎｅｃｔｅｄｓｔａｔｅ ｄｉｓｃｏｎｔｉｎｕｅｄ ｔｒａｎｓｍｉｓｓｉｏｎ）モードまたは不連続受信（ＤＲＸ；ｄｉｓｃｏｎｔｉｎｕｅｄ ｒｅｃｅｐｔｉｏｎ）モード中にＡＮからページング信号を受信するページングサイクルに関する。

休止状態において、ＡＴはページングサイクルと呼ばれうる特定の持続時間においてＡＮからページングメッセージまたは信号を受信する。ここで、ページングサイクルは固定であっても、可変であってもよい。名前において提案されているように、固定ページングサイクルは固定時間間隔において送信されるページングメッセージをいい、可変ページングサイクルは非固定時間間隔において送信されるページングメッセージをいう。ページングサイクル中にＡＴはＡＴに対する任意のダウンリンクトラフィックが存在するかどうか示すページングメッセージを受信する。例えば、可変ページングサイクルはページングメッセージを受信する時間間隔がダウンリンクトラフィックが存在するかどうかに基づいて増分的に増加するように設定可能である。異なるように設定するために、休止／スリープモードの持続時間または長さが増分的に増加する。さらに、特に、ページングサイクルは、所定の最大ページングサイクルに達するまで特定のＡＴに関するデータを含まないページングメッセージごとに２フォールド増加することができる。

代案的に、ページングサイクルは、上述したように、ＡＴのバッテリ寿命の残量に基づいて調節可能である。ＡＴのバッテリ寿命状態が低いと示された場合、ＡＴはバッテリ電力状態が正常である場合よりも少ない頻度でページングサイクルの間隔を調節することができる。さらに、上述したように、バッテリ電力が低ければ、増分的に増加するページングサイクルが適用可能である。要するに、種々のスキームが休止／スリープモード中にバッテリ寿命を保存するのに使用可能である。

図２は、固定ページングサイクルの例を示している。固定ページングサイクル中に、ページングメッセージは毎固定間隔中にＡＮからＡＴへと送信される。ＡＴに対する任意のダウンリンクトラフィックが存在するかどうかを通知するために、ＡＮがページングメッセージを転送可能な間隔は可変間隔と呼ばれる。逆に、ＡＴが休止、スリープまたは非活性化状態（すなわち、電力節減モード）に残り、ページングメッセージを受信できない間隔は利用不可な間隔と呼ばれる。ここで、固定された利用不可な間隔はＴの周期に対して利用可能ではない。

図３は、可変ページングサイクルの例を示している。可変ページングサイクル中に、ページングメッセージは毎固定サイクル中にＡＮからＡＴへと送信される。しかしながら、利用不可な間隔が増分的に増加しないことは相違点がある。例えば、図３を参照すると、利用不可な間隔は２−フォールド増分において増加する。すなわち、いかなるダウンリンクトラフィックなしに受信されたページングメッセージごとに、ＡＴは以前の２倍の周期中にページングメッセージを受信するのに利用できない。ここで、Ｔは第１の利用不可な間隔を、２Ｔは連続して利用不可な間隔を示す。ＡＴがあまりにも長く休止／スリープ／非活性化状態（すなわち、電力節減モード）にあることを防ぐために、利用不可な間隔に対する制限または最大Ｔが構成可能である。

逆に、ページングサイクル中にＡＴにアドレッシングされたダウンリンクトラフィックが存在するかどうか、または、バッテリ電力状態が特定の最小臨界値を超えて増加する（すなわち、バッテリ再充電）場合、ＡＴは休止状態を終了することができる。その後、ＡＴは接続された状態に入ることができる。ここで、接続状態とは、ＡＴとＡＮとの間のオープン接続を言う。

バッテリ状態及び／または選好電力節減モードなどの情報のタイプをＡＮに報告することにより、ＡＮ及びＡＴはＡＴの電力消耗及び使用管理を容易にする知能判断を協力して行うことができる。例えば、接続状態において、不連続送信／受信及びエンハンスドサイレンスの他のモードはＡＴにより提供されたトラフィック及び情報の特徴に基づいて各ＡＴに適用可能である。ここで、エンハンスドサイレンスモードはＡＮが任意のインターレース、例えば、インターレースの残余に対してＡＴパケットを転送するだけのＡＴとＡＮとの間のパターンに対する契約をいい、ＡＴはトラフィックチャンネルを聞く必要がない。

図４は、接続状態中におけるＡＴとＡＮとの間の通信を示す例示図である。接続状態において、または、接続状態への進入時に、電力節減モードの情報は選好モードまたは正規モードを示す異なる値を有する通知メッセージに含まれうる（Ｓ４１）。正規モードはＡＴによる臨時の緊急状況に対して特に重要となる。ここで、ＡＴがＡＮと初期に接続されると、通知メッセージは接続要請で束ねられる。

接続状態において、ＡＮが電力節減モード情報を含む通知メッセージを受信した後、ＡＮはＡＴに対する電力節減モードを決定し、決定された電力節減モードを含む確認メッセージをＡＴに転送する（Ｓ４２）。その後、ＡＴは確認メッセージに基づいて電力節減モードに入る（Ｓ４３）。

さらに、休止状態に入るとき、ＡＮはセッションが構成される前にＡＴから情報（例えば、バッテリ状態及び／または選好電力節減モード）を要請することができる。セッションの構成に際し、ＡＴとＡＮの両方がこれらの特徴を有するプロトコルを支援する場合、情報はページングサイクルまたは不連続送信／受信以外にエンハンスドされたサイレンスと交渉するのに使用可能である。このような情報の送信はＡＴまたはＡＮにより初期化可能であり、または、駆動されたイベントであってもよい。

具体的に、通知メッセージは、ルートアップデートメッセージであってもよい。ルートアップデートメッセージはＡＴとＡＮとの間のルートとＡＴのローケーションを維持することを意味する。ルートアップデートメッセージはＡＴにより用いられ、接続状態においてバッテリ寿命情報及び／または選好電力節減モード、または休止状態においてバッテリ寿命情報を提供する。表１に示すように、次のフィールドはルートアップデートプロトコルの任意のサブセットのルートアップデートメッセージの末端に含まれうる。

各フィールドについての説明は後述する。「ＬｅｆｔＯｖｅｒＢａｔｔｅｒｙＬｉｆｅＩｎｄｉｃａｔｏｒＩｎｃｌｕｄｅｄ」フィールドはＡＴにより設定され、単一ビットで表わされる。このため、ＡＴがこのフィールドを「１」に設定すると、これは連続した「ＬｅｆｔＯｖｅｒＢａｔｔｅｒｙＬｉｆｅＩｎｄｉｃａｔｏｒＩｎｃｌｕｄｅｄ」フィールドが存在することを意味する。ＡＴが「０」にこのフィールドを設定すると、これは連続した「ＬｅｆｔＯｖｅｒＢａｔｔｅｒｙＬｉｆｅＩｎｄｉｃａｔｏｒＩｎｃｌｕｄｅｄ」フィールドが存在しないことを示す。「ＬｅｆｔＯｖｅｒＢａｔｔｅｒｙＩｎｄｉｃａｔｏｒ」フィールドはＡＴにおいて残されたバッテリ電力の量を示すのに用いられるインジケーターである。

休止ＡＴからの「ＬｅｆｔＯｖｅｒＢａｔｔｅｒｙＩｎｄｉｃａｔｏｒ」フィールドはＡＮが長いページングサイクルにてＡＴをスケジューリングし、呼出者にページ応答を得るために時間がさらに必要となるという通知をするのに有用でありうる。さらに、接続ＡＴからの「ＬｅｆｔＯｖｅｒＢａｔｔｅｒｙＩｎｄｉｃａｔｏｒフィールドはＡＮが電力節減モードを判定する規準として使用可能である。ＡＮはこの情報をサービス品質（ＱｏＳ；ｑｕａｌｉｔｙｏｆ ｓｅｒｖｉｃｅ）予約を微調整するのに使用可能であり、ＡＴ電力管理を最適化する（例えば、低いレートボコーダーはバッテリ電力が低い場合に音声予約を選択する）。具体的には、ＡＴからの通知において、ＡＮはリンクフローの一部（例えば、インターネットプロトコルを通じての音声または電話通話）に対するバッテリ電力消費とＱｏＳとの間のトレードオフを判定する。ＡＴのバッテリ電力が低いと表示されると、ＡＮはチャンネルをモニターリングするＡＴの周波数、処理要件及びＡＴ上の送信電力が減少された品質と共に減少されるように任意のアプリケーションのデータレートを下げる。

さらに、ＬｅｆｔＯｖｅｒＢａｔｔｅｒｙＩｎｄｉｃａｔｏｒはセッション状態情報におけるパラメータとして定義可能である。この情報はハンドオフ中にＡＮ間に転送可能である。

また、「ＰｏｗｅｒＳａｖｉｎｇＭｏｄｅＩｎｃｌｕｄｅｄ」フィールドはＡＴにより設定され、単一ビットで表わされる。このため、ＡＴがこのフィールドを「１」に設定すると、これは連続した「ＰｏｗｅｒＳａｖｉｎｇＭｏｄｅ」フィールドが存在することを示す。ＡＴが「０」にこのフィールドを設定すると、これは連続する「ＰｏｗｅｒＳａｖｉｎｇＭｏｄｅ」が存在しないことを示す。

「ＰｏｗｅｒＳａｖｉｎｇＭｏｄｅ」フィールドは選好電力節減モード及び要求電力節減モードの２種類のタイプで表現可能である。選好電力節減モードはＡＴがその現在のバッテリ電力状態として適切に与えられるように決定されたモードである。すなわち、ＡＴは残されたバッテリを含む種々のファクターを考慮し、例えば、最適なページングサイクルを決定する。ここで、フィールドの値（例えば、ｙ）は不連続受信のためのＡＴの選好電力節減モード、不連続受信を有するエンハンスドサイレンスの２モードのうちいずれか一方、または、通常の動作を示す。一方、要求電力節減モードはＡＴが正規モードにおいて臨時緊急状況（すなわち、要求された電力節減モード）に対してターンオフされることを要求する状況に対して保有された他の値である。

「ＰｏｗｅｒＳａｖｉｎｇＭｏｄｅ」フィールドはＡＴが休止状態にあるとき、特に、通知メッセージが接続要請メッセージを含むアクセスチャンネルカプセルに含まれていない場合、不要になることがある。接続状態にあるとき、または、接続要請を行うとき、ＡＴはこのフィールドを用いて選好または要求電力節減モードを示す。

また、ＡＴ／ＡＮはＰｏｗｅｒＳａｖｉｎｇＭｏｄｅ属性をアップデートするように構成プロトコルまたはジェネリック属性アップデートプロトコルを用いて接続状態において電力節減モードスイッチングを初期化する。

しかしながら、ＰｏｗｅｒＳａｖｉｎｇＭｏｄｅが属性として定義されない場合、ＰｏｗｅｒＳａｖｉｎｇＭｏｄｅはサービングＡＮがその接続状態を変更すると、ソース及びターゲットＡＮとの間に移動される延長ルートアップデートパラメータのフィールドとして付加可能である。単純に、ＤＯにおいて、あるものが属性である場合、ＰｏｗｅｒＳａｖｉｎｇＭｏｄｅの場合のように、一方のＡＮから他方のＡＮに転送されるべきセッション状態情報レコード（ＳＳＩＲ；ＳｅｓｓｉｏｎＳｔａｔｅ Ｉｎｆｏｒｍａｔｉｏｎ Ｒｅｃｏｒｄ）が自動的に生じる。ＰｏｗｅｒＳａｖｉｎｇＭｏｄｅが属性として定義されない場合、ＳＳＩＲ内のフィールドはソースＡＮからターゲットＡＮに転送されるように明示的に定義される。

接続状態において、またはＡＴから接続要請メッセージを受信するとき、ＡＮはどの電力節減モードがターンオンされるかを決定するように種々の情報を使用することができ、ＡＴは接続された場合、または接続を行うとき、選好電力節減モードに対する要請をＡＴに転送することができる。しかしながら、ＡＮは要請に追従する必要がなく、要請を考慮する間にどの電力節減モードを使用するかに関する判定を行うことができる。選好電力節減モード要請に加えて、ＡＮは「ＬｅｆｔＯｖｅｒＢａｔｔｅｒｙＩｎｄｉｃａｔｏｒ」から提供された残されたバッテリ寿命を考慮することができ、その順方向リンクを他の情報のうちＡＴに関連してバックログする。

ＡＮがどの電力節減モードが用いられるかを決定した後、ＡＮは表２に示すフィールドを用いてこのような情報（例えば、確認メッセージ）を受け渡すことができる。

表２に示すフィールドはルートアップデートプロトコルの任意のサブセットのうちトラフィックチャンネル割り当てＴｒａｆｆｉｃＣｈａｎｎｅｌＡｓｓｉｇｎｍｅｎｔメッセージの末端に含まれる。このメッセージはＡＮにおいて決定された電力節減モードをＡＴに割り当てるのに用いられる。

代案的に、電力節減モードは不連続受信／送信及びエンハンスドサイレンスモードでありうる物理及び／または媒体アクセス制御（ＭＡＣ；ＭｅｄｉｕｍＡｃｃｅｓｓ Ｃｏｎｔｒｏｌ）に対して定義可能である。さらに、ＡＴ／ＡＮはセッション構成プロトコルまたはジェネリック属性アップデートプロトコルを用いてこの属性を構成し、電力節減モードを交渉する。

上述したように、「ＰｏｗｅｒＳａｖｉｎｇＭｏｄｅ値のうち一つは通常動作（例えば、要求された電力節減モードに関連する）である。ＡＮは逆方向リンクフレームがアンバランスされるとき、バッテリ電力が関心事項ではないか、または、順方向リンク帯域幅の減少を回避する場合、このモードをＡＴに割り当てることができる。

代案的に、ＡＮがバッテリ電力情報及び選好電力節減モードを初期化し、ＡＴからこれに対する要請を転送することが可能である。図５は、ＡＮとＡＴとの間の通信を示す例示図である。このために、ＡＮは要請メッセージをＡＴに転送することができる（Ｓ５１）。このメッセージはルートアップデート要請メッセージとして呼ばれうる。ルートアップデート要請メッセージは、表３に示すように、次のフィールドを含むことができる。

表３に例示するように、ＡＮはＡＴに、いかに多いバッテリ電力がＡＴ、及び／またはＡＴの選好または要求電力節減モード（すなわち、ＰｏｗｅｒＳａｖｉｎｇＭｏｄｅ）に残されているか（すなわち、ＬｅｆｔＯｖｅｒＢａｔｔｅｒｙＬｉｆｅＩｎｄｉｃａｔｏｒ）に関する情報を転送するように要請する。要請メッセージに応答して、ＡＴはバッテリ電力及び／または選好電力節減モードに関する要請情報の応答をＡＮに提供する接続状態中に応答メッセージを転送することができる（Ｓ５２）。その後、ＡＴは電力節減モードに入ることができる（Ｓ５３）。

休止状態において、ＡＮはＡＴのＬｅｆｔＯｖｅｒＢａｔｔｅｒｙＬｉｆｅに基づいて、ＡＴがクイックページングチャンネルを聞かなければならないかどうかを判定する。例えば、ＡＴがＡＣ電力を使用するため、ＡＮはページが到達するとき、クイックページングチャンネルにＡＴをハッシュしない。これは、ＡＴのクイックページング表示がクイックページングチャンネル上において設定され、その後、ＡＴに対するものではないページメッセージをデコードするためにモニター状態に留まっているかどうかを観察するとき、他のバッテリ制約ＡＴの誤ったアラームを減少することができる。

上述したように、ＡＴとは、移動局、移動局加入者、端末、モバイル端末などをいう。さらに、ＡＮはノード、基地局、基地局加入者、ベース端末、基地局端末などと言及可能である。

当業者にとっては、本発明に対する種々の修正及び変更が可能であることが明らかに理解できるであろう。よって、本発明は特許請求の範囲及びその均等物内に提供される本発明の修正及び変動をカバーする。

本発明のさらなる理解を提供するために添付された図面は本発明の一部として一体化及び構成されて、本発明の実施例を例示し、説明と共に本発明の原理を説明するのに寄与する。
多重キャリアシステムの概念図。 固定ページングサイクルの例を示す図。 可変ページングサイクルの例を示す図。 接続状態中におけるＡＴとＡＮとの間の通信を示す例示図。 接続状態中におけるＡＴとＡＮとの間の通信を示す他の例示図。

Claims (8)

1. 無線通信システムにおいてアクセス端末（ＡＴ）とアクセスネットワーク（ＡＮ）との間のバッテリ電力保存手続きを実行する方法であって、
   残余バッテリ寿命インジケータフィールド（ＬｅｆｔｏｖｅｒＢａｔｔｅｒｙＬｉｆｅＩｎｄｉｃａｔｏｒ ｆｉｅｌｄ）が含まれるか否かを示す残余バッテリインジケータ包含フィールド（ＬｅｆｔＯｖｅｒＢａｔｔｅｒｙＩｎｄｉｃａｔｏｒＩｎｃｌｕｄｅｄ ｆｉｅｌｄ）、前記ＡＴの残余バッテリ電力の量を示す前記残余バッテリ寿命インジケータフィールド、第１電力節減モードフィールド（ＰｏｗｅｒＳａｖｉｎｇＭｏｄｅ ｆｉｅｌｄ）が含まれるか否かを示す第１電力節減モード包含フィールド（ＰｏｗｅｒＳａｖｉｎｇＭｏｄｅＩｎｃｌｕｄｅｄ ｆｉｅｌｄ）、及び前記ＡＴに好まれる電力節減モード及び要求される電力節減モードのうち一つを示す前記第１電力節減モードフィールドを含む通知メッセージを前記ＡＮに送信するステップと、
   第２電力節減モードフィールド（ＰｏｗｅｒＳａｖｉｎｇＭｏｄｅ ｆｉｅｌｄ）を含むか否かを示す第２電力節減モード包含フィールド（ＰｏｗｅｒＳａｖｉｎｇＭｏｄｅＩｎｃｌｕｄｅｄ ｆｉｅｌｄ）及び前記第２電力節減モードフィールドを含む確認メッセージを受信するステップと、
   前記ＡＴは、前記第２電力節減モードフィールドに応じて電力節減モードへ入るステップと、を含み、
   前記第２電力節減モードフィールドは、前記残余バッテリ寿命インジケータフィールド及び前記第１電力節減モードフィールドのうち少なくとも一つに基づいて前記ＡＮで決定される、バッテリ電力保存手続きの実行方法。
2. 前記残余バッテリ寿命インジケータフィールドは、サービス品質（ＱｏＳ）の微調整に用いられる、請求項１に記載のバッテリ電力保存手続きの実行方法。
3. 前記残余バッテリインジケータ包含フィールド及び前記電力節減モード包含フィールドのそれぞれは、１ビットで表わされることを特徴とする、請求項２に記載のバッテリ電力保存手続きの実行方法。
4. 前記第１電力節減モードフィールドは、要請されたページングサイクル、クイックページングサイクルの使用、アクセス端末（ＡＴ）に好まれる不連続送信／受信モード、不連続送信及び不連続受信、及びエンハンスド休止モードに関連する情報を含む、請求項３に記載のバッテリ電力保存手続きの実行方法。
5. 前記第１電力節減モードフィールドは、緊急待機モードから正規モードへの切り替え又は前記正規モードから前記緊急待機モードへの切り替えに対する要請を含む、請求項３に記載のバッテリ電力保存手続きの実行方法。
6. 前記緊急待機モードから前記正規モードへの切り替え要請は、前記ＡＴが前記ＡＮに転送するデータがあるときに発生する、請求項５に記載のバッテリ電力保存手続きの実行方法。
7. 前記第２電力節減モード包含フィールドは、１ビットで表わされる、請求項３に記載のバッテリ電力保存手続きの実行方法。
8. 前記第２電力節減モードフィールドは、要請されたページングサイクル、クイックページングサイクルの使用、前記残余バッテリ寿命インジケータフィールド、電力節減モード要請、及び前記ＡＴに関連する順方向リンクバックログに関する情報のうち少なくとも一つに基づいて前記ＡＮにより決定された不連続送信／受信に関連する情報を含む、請求項３に記載のバッテリ電力保存手続きの実行方法。

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