JP4197629B2 - 移動通信システム、無線基地局および移動局 - Google Patents

移動通信システム、無線基地局および移動局 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、移動通信システム、無線基地局および移動局に関する。
【0002】
【従来の技術】
移動通信システムでは、従来から、高速伝送を実現する上で移動局の低消費電力化が求められている。そのため、パケット通信ではデータが間欠的(バースト的)に伝送される点に着目し、パケットの各伝送タイミング間におけるデータの無送受期間において、移動局が無線基地局から送信される制御信号を間欠的に受信すること(間欠受信)により、移動局において、バッテリセービングを行う技術が知られていた(例えば、非特許文献1参照)。
【0003】
この非特許文献1では、移動局の状態として、通信中の状態(アクティブモード)、通信をしていない状態(アイドルモード)およびアクティブモードでもバッテリセービングを行う状態(バッテリセービングモード:BSM)の3つが設定されている。また、パケット種別として、リアルタイムパケットおよび非リアルタイムパケットの2種類が設定され、通信形態として、リアルタイム通信と非リアルタイム通信の2種類が設定されている。そして、その通信形態に応じてパケットが許容される遅延時間を規定し(遅延時間を経過するとパケットが廃棄される)、その遅延時間に応じて、BSMへの移行タイミングおよび移動局での間欠受信周期が規定されている。
【0004】
また、3スロット構成のサブフレームを有し、その3スロットの予め定められた1スロットを制御信号送信用に割り当て、時分割でシステムを構成するPDC(Personal Digital Cellular:デジタル自動車電話方式)について開示されていた(例えば、非特許文献2参照)。
【0005】
そして、群分けされた各移動局に対し、群分けされたスロットを有する着信制御チャネルを基地局から送信し、各移動局が自群の着信情報を含むスロットを間欠的に受信し得る移動通信システムにおいて、着信情報を含むスロットの送信間隔が異なる間欠受信モードを複数設ける技術も知られていた(例えば、特許文献1参照)。
【0006】
さらに、呼出チャネルにおいて、基地局から群分けされた各移動局に対して、着信の有無を通知するためのインディケータを送信し、待ち受け中の移動局はインディケータにより着信があることを通知された場合のみ、インディケータに対応する共通チャネル上の無線フレーム内の呼出チャネルを受信することに関する技術もあった(例えば、非特許文献3参照)。
【0007】
【非特許文献1】
マルチメディア無線パケット通信における適応バッテリセービング制御方式、電子情報通信学会、情報ネットワーク研究会 2002年3月
【非特許文献2】
デジタル方式自動車電話システム標準規格 ARIB RCR−STD−27H版
【非特許文献3】
W−CDMA移動通信方式 丸善発行 第114頁
【特許文献1】
特開平5−75528号公報
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
上述した従来技術のうち、特許文献1に記載の従来技術では、間欠受信の周期(間欠周期)を可変にしている。しかし、この従来技術では、無線基地局側で移動局の状態が考慮されてなく、間欠周期は各移動局で一義的に決定されている。そのため、複数のアプリケーションを実装可能な移動局では、各アプリケーションに対応した間欠周期を適用することができない。
【0009】
一方、非特許文献3に記載の従来技術の場合、移動局では、インディケータによる着信有りを通知された場合にだけ着信動作を行い、空きチャネルの受信動作を回避している。しかし、この従来技術では、無線基地局から移動局へは、呼出チャネルにインディケータを付与して着信の有無を通知しているため、移動局では、報知チャネルを呼出情報の有無にかかわらず受信しなければならず、そのための電力を消費せざるを得なかった。また、インディケータが送信されるチャネルと実際にデータを送信するチャネルとが異なる(チャネルのコードが異なる)ため、チャネルの送信効率がよくなかった。
さらに、無線基地局は、移動局の状態を考慮することなく、移動局に(インディケータにより)着信の有無を通知している。そのため、複数のアプリケーションが実行可能な移動局では、着信の有無を通知されても、実行中のアプリケーションに対応した着信制御がなされるとは限らなかった。
このように、従来技術では、間欠受信を行うにあたり、無線基地局において、移動局の状態を考慮せず、移動局へ呼出チャネルの着信有無を通知するだけであったので、間欠受信は移動局の状態に対応していないことがあった。以上のようなことから、従来技術では、移動局における消費電力の低減が必ずしも十分ではなかった。
【0010】
そこで、本発明は上記課題を解決するためになされたもので、移動局の状態に応じた適切な間欠受信を行うことによって、移動局における消費電力を低減し、バッテリセービングを良好にすることが可能な移動通信システム、無線基地局および移動局を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本発明は、複数の無線基地局と、その各無線基地局と通信を行い、複数の移動局群に分けられた複数の移動局とを有する移動通信システムであって、各無線基地局は、呼出周期の変更を通知する報知チャネルの受信要否を各移動局に通知するための第1の指示情報を報知チャネルに付与する手段と、呼出情報の有無を各移動局に通知するための第2の指示情報を呼出チャネルに付与する手段と、第1の指示情報が付与された報知チャネルおよび第2の指示情報が付与された呼出チャネルを制御チャネル上に間欠送信するように制御する間欠送信制御手段とを有し、各移動局は、制御チャネル上に送信される第1の指示情報と第2の指示情報を検出する指示情報検出手段と、その手段により検出された第1の指示情報を解析し、報知チャネルの受信要否を決定する報知チャネル解析手段と、指示情報検出手段により検出された第2の指示情報により、呼出チャネルの受信要否を制御する呼出チャネル受信制御手段とを有する移動通信システムを特徴とする。
【0012】
この移動通信システムは、無線基地局から、第1の指示情報が付与された報知チャネルと第2の指示情報が付与された呼出チャネルが制御チャネル上に送信される。移動局では、第1の指示情報を解析して報知チャネルの受信要否を決定するから、報知チャネルを必要な場合にだけ受信することができる。また、報知チャネルにより、呼出周期を変更することができる。さらに、第2の指示情報により、呼出チャネルの受信要否を制御するから、呼出チャネルを必要な場合にだけ受信することができる。
【0013】
本発明は、複数の無線基地局と、その各無線基地局と通信を行い、複数の移動局群に分けられた複数の移動局とを有する移動通信システムを構成する無線基地局であって、呼出周期の変更を通知する報知チャネルの受信要否を各移動局に通知するための第1の指示情報を報知チャネルに付与する手段と、呼出情報の有無を各移動局に通知するための第2の指示情報を呼出チャネルに付与する手段と、第1の指示情報が付与された報知チャネルおよび第2の指示情報が付与された呼出チャネルを制御チャネル上に間欠送信するように制御する間欠送信制御手段と、各移動局の状態を管理する状態管理手段と、その手段によって管理される各移動局の状態に応じて、呼出チャネルの呼出周期を複数設定する周期設定手段とを有する無線基地局を提供する。
【0014】
この無線基地局は、報知チャネルに第1の指示情報を付与し、呼出チャネルに第2の指示情報を付与して制御チャネル上に送信するように制御するから、移動局側で制御チャネル上に送信される第1および第2の指示情報を受信することにより、チャネルの受信制御を行えるようになる。また、各無線基地局において、呼出チャネルの呼出周期が各移動局の状態に応じて設定される。
【0016】
さらに、上記状態管理手段は、各移動局の状態を記憶する記憶部と、各移動局からその移動局の状態変更を通知されたときに、記憶部を更新する状態更新部とを有するようにすることができる。こうすると、無線基地局では、移動局の状態変更を逐次行える。
【0017】
また、周期設定手段が、各呼出周期のうち最短周期を基本周期に設定し、その他の呼出周期を基本周期の整数倍に設定することが好ましい。これにより、無線基地局では、各呼出周期を設定するための制御を簡単に行うことができる。
【0019】
そして、本発明は、複数の無線基地局と、その各無線基地局と通信を行い、複数の移動局群に分けられた複数の移動局とを有する移動通信システムを構成する移動局であって、無線基地局から、制御チャネル上に送信される報知チャネルに付与されている第1の指示情報と呼出チャネルに付与されている第2の指示情報を検出する指示情報検出手段と、その手段により検出された第1の指示情報を解析し、報知チャネルの受信要否を決定する報知チャネル解析手段と、指示情報検出手段により検出された第2の指示情報により、呼出チャネルの受信要否を制御する呼出チャネル受信制御手段とを有する移動局を提供する。
【0020】
この移動局では、第1の指示情報を解析して報知チャネルの受信要否を決定するから、報知チャネルを必要な場合にだけ受信することができる。また、報知チャネルにより、呼出周期を変更することができる。さらに、第2の指示情報により、呼出チャネルの受信要否を制御するから、呼出チャネルを必要な場合にだけ受信することができる。
上記移動局は、報知チャネルに応じて呼出チャネルの受信タイミングを設定するタイミング設定手段を更に有し、呼出チャネル受信制御手段が、タイミング設定手段により設定された受信タイミングにおける呼出チャネルの受信要否を制御することが好ましい。
【0021】
報知チャネルにより呼出周期の変更が通知されるので、この移動局は、報知チャネルに応じて呼出チャネルの受信タイミングを設定する手段により、呼出チャネルの受信タイミングを適宜変更することができる。
【0024】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について説明する。なお、同一要素には同一符号を用い、重複する説明は省略する。
第1の実施の形態
(移動通信システムの構成)
図1は、本発明の実施の形態に係る移動通信システム1のシステム構成図である。移動通信システム1は、複数の無線基地局2、3、4と、複数の移動局7、8、9、10、11とを有している。
【0025】
無線基地局2、3、4は、図示しない制御局の管理下にある一斉呼出エリア内に設置されていて、それぞれがカバーする無線ゾーン20、21、22に在圏している移動局と通信を行う。すなわち、無線基地局2は移動局5、6と、無線基地局3は移動局7、8、9と通信を行い、無線基地局4は移動局10、11と通信を行う。そして、各移動局は複数の群に分けられ、各無線基地局から自群に対応する呼出チャネルを間欠的に受信する。
【0026】
無線基地局2は、図2に示すように、CPU31、ROM32、RAM33を有し、データ記憶部34、通信制御部35および無線通信部36を有している。なお、無線基地局3、4は無線基地局2と同じ構成を有するので、詳しい説明は省略する。
CPU31は、ROM32に記憶されているプログラムにしたがって作動し、無線基地局2全体の動作制御を司る。また、CPU31は、図3に示す各部として作動する。すなわち、CPU31は、図3に示すように、状態更新部41と、インディケータ付与部42と、周期設定部43および間欠送信制御部44として作動する。これらの動作内容については後述する。
【0027】
ROM32はCPU31が実行するプログラムを記憶し、RAM33はCPU31によるプログラムの実行に必要なデータを記憶している。データ記憶部34は、移動通信システム1の管理に必要な恒久的なデータおよび後述する移動局管理テーブル40が記憶されている。通信制御部35はCPU31の指示を受けて作動し、移動局5、6と通信を行うための回線の接続および切断を制御する。無線通信部36は通信制御部35の制御にしたがい作動して、無線によるデータの送受信を実行する。すなわち、移動局5、6に送信すべき情報を移動体通信網で扱われる信号に変換した後、電波に重畳して送信する一方、移動局5、6から電波を受信し、その受信した電波に重畳されている信号から情報を取り出す。
【0028】
移動局5は図4に示すように、CPU51、ROM52、RAM53を有し、通信制御部54および無線通信部55を有している。なお、その他の移動局も移動局5と同じ構成を有するので、詳しい説明は省略する。
CPU51は、ROM52に記憶されているプログラムにしたがって作動し、移動局5全体の動作制御を司る。また、CPU51は、図5に示す各部として作動する。すなわち、CPU51は、図5に示すように、タイマ設定部61と、状態遷移検出部62と、制御チャネル受信制御部63として作動するとともに、インディケータ検出部64と、タイミング設定部65として作動し、さらに、報知チャネル解析部(BCH解析部)66として作動する。これらの動作内容については後述する。
【0029】
ROM52はCPU51が実行するプログラムを記憶し、RAM53はCPU51によるプログラムの実行に必要なデータを記憶している。通信制御部54はCPU51の指示を受けて作動し、無線基地局2と通信を行うための回線の接続および切断を制御する。無線通信部55は通信制御部54の制御にしたがい、無線によるデータの送受信を実行する。すなわち、無線基地局2に送信すべき情報を移動体通信網で扱われる信号に変換した後、電波に重畳して送信する一方、無線基地局2から電波を受信し、その受信した電波に重畳されている信号から情報を取り出す。
【0030】
(制御チャネルの構成)
次に、移動通信システム1において、各無線基地局から各移動局に共通に設定される制御チャネル(共通制御チャネル)について、図6および図7を参照して説明する。図6は、共通制御チャネル上に送信される報知チャネルと呼出チャネルの一例を示す図、図7は図6に示されている報知チャネルと呼出チャネルの一例を示す図である。
【0031】
図6に示すように、共通制御チャネル100上には、報知チャネル(BCH)101と呼出チャネル(PCH)102とが送信され、報知チャネル(BCH)101に続いて呼出チャネル(PCH)102が送信されるようになっている。報知チャネル101は、呼出周期の変更を移動局に通知するための情報を含む報知情報を送信するためのチャネルである。呼出チャネル102は呼出情報を送信するためのチャネルである
【0032】
呼出チャネル102には、バッテリセービングモード(BSM)の移動局に送信される呼出チャネル103と、アイドルモードの移動局に送信される呼出チャネル104とが設定されている。呼出チャネル103は図7(a)に示すように、通信形態に応じて複数設定されている。本実施の形態では、通信形態として、リアルタイム通信(RT)と非リアルタイム通信(NRT)の2種類を設定しており、呼出チャネル103はリアルタイム通信(RT)と非リアルタイム通信(NRT)のそれぞれについて設定されている。すなわち、バッテリセービングモード用の呼出チャネル103は、リアルタイム(RT)と、非リアルタイム(NRT)の2つの通信形態ごとに設けられている。
【0033】
リアルタイム通信(RT)の呼出チャネル103は、タイミングt1,t2,t3,t4で送出され、非リアルタイム(NRT)の呼出チャネル103はタイミングt1,t3で、リアルタイム通信(RT)の呼出チャネル103に続いて送出されている。
呼出チャネル104は各呼出チャネル103(1031、1032、1033、1034)の間に設けられていて、報知チャネル101に近い方の送出タイミングから、順に各群に対応する呼出チャネル(1041、1042、1043、1044)が設けられている。呼出チャネル104は、タイミングt11,t12,t13,t14で送出されている。
【0034】
なお、バッテリセービングモードとは、例えば、Webの閲覧のように、ページをダウンロードし(ダウンロード中の期間がパケットをバースト的に受信する期間になる)、ダウンロードしたページを閲覧する時間中に(この時間は、パケットのバースト的な受信が行われない未送受期間になる)、無線基地局2から送出される信号を移動局5が間欠的に受信することによって、バッテリの消費を抑制する状態を意味している。また、アイドルモードとは、長い期間、パケットが送受されない状態であって、無線基地局2からの信号を移動局5が間欠的に受信している状態を意味している。
【0035】
ここで、呼出周期を長くすると、移動局5における受信動作の頻度が少なくなるから、バッテリ消費を抑制するには効果的である。しかし、呼出周期を長くすると、移動局5において、呼出信号の受信が遅延してしまい、移動局5におけるレスポンスが悪くなるおそれがある。本実施の形態で想定される移動局5の状態の中では、遅延に対する制約はリアルタイム通信が最も厳しい。リアルタイム通信では、レスポンスをできるだけ良好にすることが求められる。そのため、本実施の形態では、バッテリセービングモード(RT)の呼出周期(呼出信号103の送出タイミング)を基本周期Tに設定し、具体的には、基本周期Tを40(ms)としている。なお、許容遅延をt(ms)とすると、無線区間での誤り、呼出チャネルの容量(1回の呼出で呼出可能な移動局の個数)およびパケット到着頻度を考慮して許容遅延tを満たす送出タイミングを算出している。
【0036】
また、移動局5におけるバッテリセービングモードの他の状態については、呼出周期を基本周期の整数倍に設定している。これにより、無線基地局2では、各呼出周期を設定するための制御を簡単に行うことができる。具体的には、バッテリセービングモード(NRT)の呼出信号送出タイミング(呼出チャネル103の呼出周期)TLは、本実施の形態では基本周期Tの2倍(80ms)としている。したがって、バッテリセービングモード(NRT)での群分け数は2に設定される。アイドルモードの間欠周期TT(報知チャネル101の送出タイミング)は、本実施の形態では、基本周期Tの32倍(1.28s)としている。このことから、アイドルモードの群分け数は32に設定される。なお、移動局5がアイドルモードにあるときは、通常、報知チャネル101に付与される後述のBSC用インディケータ110aのうち、自群のBSC用インディケータ110aのみを受信する。
【0037】
本実施の形態では、報知チャネル101及び各呼出チャネル103の先頭にインディケータ110が付与されている。
インディケータ110には、図7(b)に示すように、次の4種類が設定されている。すなわち、報知チャネル用インディケータ110a(BSC用インディケータ110a)と、アイドルモード用インディケータ110b(IM用インディケータ110b)と、バッテリセービングモード(RT)用インディケータ110c(RT用インディケータ110c)及びバッテリセービングモード(NRT)用インディケータ110d(NRT用インディケータ110d)の4種類が設けられている。
【0038】
各インディケータ110a〜110dは、報知チャネル101及び呼出チャネル103のそれぞれにおいて共通に付与され、そのそれぞれに特有のフラグが設定されている。つまり、インディケータ110は、4種類のフラグ(例えば、1ビットづつ情報が割り当てられる)を有し、そのフラグによって、どの種類であるかが識別可能になっている。また、IM用インディケータ110bは対応する群に応じてフラグが設けられている。
【0039】
このようなインディケータ110のうち、BSC用インディケータ110aは報知チャネルの受信要否を各移動局に通知するための第1の指示情報として機能する。また、IM用インディケータ110b、RT用インディケータ110c及びNRT用インディケータ110dは、呼出情報の有無を各移動局に通知するための第2の指示情報として機能する。
【0040】
共通制御チャネル100が以上のような構成を有するので、各移動局は、報知チャネル101の先頭に付与されるBSC用インディケータ110aのうちの、自群に対応する部分を検出し、その内容を解析することによって、報知チャネル101の受信要否を決定し、受信が必要な場合にだけ報知チャネル101を受信するようにすることができる。したがって、各移動局は、報知チャネル101を必要なときにだけ受信すればよくなるから、無駄な受信動作をする必要がなくなる。よって、移動局における消費電力が低減され、バッテリセービングがより良好に行われる。
【0041】
また、受信した報知チャネル101には呼出周期に変更があったときの変更後の呼出周期が含まれ、共通制御チャネル100上には、移動局の状態に対応した周期の異なる複数の呼出チャネルが設定されている。そのため、移動局5は受信した報知チャネル101を参照することにより、自己の状態に応じた呼出チャネルの受信タイミングを決定し、自機の状態に対応した間欠受信を行うことができる。よって、移動局では、実行中のアプリケーションに応じた適切な間欠受信を行えるようになるから、移動局における消費電力が低減され、バッテリセービングがより良好に行われる。
【0042】
さらに、その呼出チャネルを受信するにあたっても、RT用インディケータ110c及びNRT用インディケータ110dにより、呼出チャネル103の受信要否を決定し、必要とされた場合にだけ呼出チャネル103を受信すればよいようになっている。そのため、各移動局では、呼出チャネル103のうち、不要なものを受信しなくても済むようになる(スロットの空受信を回避することができ)。したがって、各移動局では、消費電力を抑制し、バッテリセービングをより良好にすることができ、間欠比を抑えることもできる。
【0043】
また、移動通信システム1では、同一の共通制御チャネル100上に、周期を複数実装していることから無線リソースが有効利用されるようになっている。更に、同一の共通制御チャネル100上に実装することから、移動通信システム1をCDMAシステムで構成する場合は、拡散符号1つのみで構成できるようになっている。また、呼出チャネル103を設けることにより、DSCP(DiffServ Code Point:音声や動画などのトラフィックの種類を識別して、それぞれのトラフィックに合った転送処理を行うために、ルータなどの動作を決めるコード)で規定されるQOS(Quality Of Service)のクラスに応じた遅延を保証できる効果もある。
【0044】
(無線基地局と移動局との間の動作手順)
次に、上述した共通制御チャネル100を送信および受信するための、無線基地局2と移動局5の動作シーケンスについて説明する。図8は、無線基地局2と移動局5との間で行われる動作シーケンスを示すチャートである。なお、図8および後述する図9〜図14では、ステップをSと略記している。
【0045】
まず、ステップ1において、図示しない制御局から、無線基地局2にパケットP1が到着したとする。すると、無線基地局2では、ステップ2でCPU31が作動し、データ記憶部34にアクセスして移動局管理テーブル40を参照する。移動局管理テーブル40は、図3に示すように、無線基地局2の通信相手となる各移動局(移動局5および移動局6)の状態を記憶する記憶部であり、各移動局とその状態とがアドレスごとに登録され、アドレスを指定することによって、各移動局とその状態とを取得できるようになっている。無線基地局2は、移動局管理テーブル40を参照した結果、到着したパケットP1の送信宛先となる移動局5の状態が登録され、それが「通信中」であると判断してステップ3に進み、パケットP1を通信チャネルにより移動局5に転送する。
【0046】
移動局5は、パケットP1の受信が完了するとステップ4に進み、次のパケットがくるまでの間に待ち受け状態へ遷移するため、CPU51がタイマ設定部61として作動し、タイマを起動する。移動局5は起動したタイマが満了したかどうかを続くステップ5で判断する。タイマが満了するとステップ6に進み、CPU51が状態遷移検出部62として作動し、状態の遷移を検出する。そして、待ち受け状態への状態遷移を受けて、CPU51が無線通信部55に指示を行い、確立済の上りリンクにより、無線基地局2宛てに状態遷移通知(ここでは、待ち受け状態への遷移の通知)を送信させる。移動局5は状態遷移通知を送信することにより、自機の状態が変更されたことを無線基地局2に通知することになる。
【0047】
無線基地局2は、無線通信部36を介して移動局5から状態遷移通知を受信するとステップ7に進む。すると、CPU31が状態更新部41として作動して、データ記憶部34にアクセスし、受信した状態遷移通知により、移動局管理テーブル40の更新(書換)を行う。したがって、無線基地局2では、移動局2の状態を逐次更新し、状態管理が正確に行われる。このようにして、無線基地局2は移動局管理テーブル40により、移動局5の状態を管理している。また、移動局管理テーブル40が更新されるとステップ8に進み、CPU31が無線通信部36に指示して、移動局5宛てに状態遷移完了通知を送信させる。
【0048】
そして、移動局5は無線基地局2から状態遷移完了通知を受信するとステップ9に進み、確立されているリンクの切断処理を行う。また、続くステップ10では、CPU51がタイミング設定部65として作動し、最後に受信したパケット(ここでは、パケットP1)の自局のQOS要求に応じた呼出周期を設定する。すなわち、タイミング設定部65が自局の状態に応じた(すなわち、実行中であったアプリケーションに適合した)呼出周期を設定する。そして、ステップ11に進み、CPU51が制御チャネル受信制御部63として作動して、無線通信部55に指示を行い、設定された呼出周期で間欠受信を開始する。
【0049】
一方、無線基地局2では、CPU31が周期設定部43として作動し、呼出信号の間欠受信を行う状態(バッテリセービングモードのRT,NRT)の移動局に呼出信号を通知する呼出周期をその移動局5の状態に応じて設定する。また、CPU31がインディケータ付与部42として作動し、呼出周期に対応するタイミングでの呼出情報の有無を判断し、ステップ12において、その判断結果に応じてインディケータ110にフラグを設定する(ここでは、呼出情報無しを通知するためのフラグ(例えば“0”)を設定する)。そして、ステップ13に進みCPU31が間欠送信制御部44として作動し、周期設定部43の設定した呼出周期にしたがい、生成された呼出チャネル102を共通制御チャネル上に(間欠)送信するための制御を行う。
【0050】
移動局5は、タイミング設定部65の設定した受信タイミングに、制御チャネル受信制御部63が作動する。制御チャネル受信制御部63は、ステップ14で無線通信部55に指示して、呼出チャネル102の受信動作を行わせるが、呼出チャネル102の受信に先立ち、CPU51がインディケータ検出部64として作動して、呼出チャネル102の先頭に付与されているインディケータ110を検出する。そして、検出されたインディケータ110から、制御チャネル受信制御部63が呼出チャネル102の受信要否を判断する。ここでは、セットされているフラグ(例えば、“0”)により、呼出情報無しと判断されるので、ステップ15に進み、呼出チャネル102を受信することなく受信動作が終了し、再び間欠受信状態に戻る。
【0051】
次に、ステップ16において、制御局から無線基地局2に次のパケットP2が到着したとする。無線基地局2では、続くステップ17で、CPU31がデータ記憶部34にアクセスし移動局管理テーブル40を参照する。このとき、パケットP2の宛先になる移動局5は未だ待ち受け状態であると判断される。すると、無線基地局2では、CPU31が間欠送信制御部44として作動し、ステップ18において、呼出チャネル102の送信タイミングになるまで送信すべきパケットP2をバッファリングする。そして、無線基地局2は、呼出チャネル102の送信タイミングになるとステップ19に進み、インディケータ付与部42を作動させて、インディケータ110にフラグを設定する(ここでは、呼出情報有りを通知するためのフラグ(例えば、“1”)を設定する)。そして、ステップ20に進み、CPU31が間欠送信制御部44として作動して、周期設定部43の設定した呼出周期にしたがい、インディケータ110が付与された呼出チャネル102を共通制御チャネル上に(間欠的に)送信するための制御を行う。
【0052】
一方、移動局5は、呼出チャネルの受信タイミングになると制御チャネル受信制御部63が作動し、ステップ21で呼出チャネル102の受信動作を行わせるが、呼出チャネル102の受信に先立ち、CPU51がインディケータ検出部64として作動して、先頭に付与されているインディケータ110を検出する。そして、検出されたインディケータ110から、制御チャネル受信制御部63が呼出チャネル102の受信要否を判断する。ここでは、セットされているフラグ(例えば、“1”)が呼出情報有りであることから、受信要と判断し、制御チャネル受信制御部63が後続のステップ22でインディケータ110に続く呼出チャネル102を受信する。
無線基地局2と各移動局5,6とでは以上の動作が繰り返される。
【0053】
(無線基地局の動作手順)
次に、上述した動作シーケンスにおける無線基地局の動作手順について説明する。図9および図10は、無線基地局の動作手順を示すフローチャートである。無線基地局2では、CPU31がROM32に記憶されているプログラムにしたがって処理を実行する。処理がスタートすると、ステップ31に進み、まず、時刻tを0に設定し、経過時間の計測を開始する。続くステップ32で、間欠送信制御部44が作動し、待ち受け状態の移動局5に対し、報知チャネル(BCH)を送信するための制御を行い、報知チャネルが送信される。次に、ステップ33に進み、CPU31が時刻tに基本周期Tを加算する。そして、CPU31はステップ34に進み、図示しない制御局から、無線通信部36を通じてパケットが到着したか否かを判断する。パケットが到着するとCPU31はステップ35に処理を進めるが、到着していなければステップ39に進む。
【0054】
パケットの到着によりステップ35に進むと、CPU31がデータ記憶部34にアクセスして移動局管理テーブル40を参照し、続くステップ36で、パケットの送信先となる移動局5が移動局管理テーブル40に登録されているか否かを判断する。移動局5が移動局管理テーブル40に登録されているときは、ステップ37に進み、移動局管理テーブル40の登録内容から、移動局5が通信中であるか否かを判断する。移動局5が通信中であればステップ38に進み、CPU31が無線通信部36に指示して、到着したパケットを通信チャネルにより転送させて処理を終了する。
【0055】
また、移動局5が通信中でなければステップ37からステップ51に進み、周期設定部43が移動局5の状態に応じた呼出周期の設定を行い、呼出チャネルの間欠周期を設定する。つまり、パケットが到着した時点で、無線基地局2がそのパケットの宛先になる移動局の状態を管理しているときは、そのパケットの送信か、無線基地局2が管理している移動局の状態に応じた呼出周期が設定され、その呼出周期により、呼出チャネルが送信されるようになっている(ステップ51〜59)。移動局の状態が移動局管理テーブル40に未登録であり、移動局5の状態が無線基地局2で管理されていないときは、ステップ36からステップ46に進み、報知チャネル101によって、呼出周期を通知する。
【0056】
そして、ステップ34からステップ39に進むと、周期設定部43が以下のようにして呼出周期を設定し、パケットが到着するまでの間、間欠送信制御部44が設定された呼出周期によって呼出チャネルを間欠的に送信するための制御を行う。
まず、ステップ39において、時刻tが基本周期Tで割り切れる否か(tmodT=0か否か)を判断する。ここで、tmodT=0のとき(すなわち、時刻tが基本周期Tに一致するとき)はステップ40に進み、0でなければ(時刻tが基本周期Tに一致しないとき)ステップ42に進む。ステップ40に進むと、呼出チャネルを基本周期Tに対応したタイミングで送信するため、CPU31が周期設定部43として作動して、呼出周期を基本周期Tに設定し、さらに、CPU31が間欠送信制御部44として作動し、バッテリセービングモード(RT)のパケットがバッファ内にバッファリングされているか否かを判断し、バッファリングされていればステップ53に進み、バッファリングされていなければステップ41に進む。
【0057】
ステップ41に進むと、送信すべきデータが無いということで、インディケータ付与部42がインディケータ110cに呼出情報なしを通知するフラグを付与する。そして、間欠送信制御部44が周期設定部43により設定された呼出周期にしたがい、生成された呼出チャネル103を時刻tに送信するように制御を行う。
【0058】
そして、ステップ42に進むと、CPU31が、時刻tが基本周期Tの2倍で割り切れる否か(tmod2T=0か否か)を判断する。ここで、tmod2T=0のとき(すなわち、時刻tが間欠周期TLに一致するとき)はステップ43に進み、0でなければ(時刻tが間欠周期TLに一致しないとき)ステップ44に進む。ステップ43に進むと、基本周期Tの2倍の間欠周期TLに対応したタイミングで呼出チャネルを送信するため、周期設定部43が間欠周期TLを呼出周期に設定し、間欠送信制御部44が、バッファ内にバッテリセービングモード(NRT)のパケットがバッファリングされているか否かを判断する。
【0059】
ここで、パケットがバッファリングされていればステップ57に進み、バッファリングされていなければステップ41に進む。ステップ41に進むと、インディケータ付与部42が呼出情報なしを通知するフラグをインディケータ110dに設定する。そして、間欠送信制御部44が周期設定部43により設定された呼出周期にしたがい、生成された呼出チャネル103を時刻tに送信するように制御を行う。
【0060】
また、ステップ44では、CPU31が、時刻tが基本周期Tの32倍で割り切れる否か(tmod32T=0か否か)を判断する。ここで、tmod32T=0のとき(時刻tが間欠周期TTに一致するとき)はステップ45に進み、0でなければ(時刻tが間欠周期TTに一致しないとき)ステップ33に戻る。ステップ45に進むと、間欠送信制御部44が、バッファ内にアイドルモードのパケットがバッファリングされているか否かを判断する。ここで、パケットがバッファリングされていればステップ47に進み、バッファリングされていなければステップ32に戻る。
【0061】
ステップ47に進むと、間欠周期TTに対応したタイミングで報知チャネルを送信するため、周期設定部43が間欠周期TTを呼出周期に設定し、インディケータ付与部42が報知チャネル101にインディケータ110aを付与する。そして、続くステップ49で、間欠送信制御部44が周期設定部43により設定された呼出周期にしたがい、報知チャネル101を時刻tに送信するように制御する。さらに、ステップ50に進むと、間欠送信制御部44が移動局5の属する群の呼出チャネル103を送信するように制御して呼出が行われ、ステップ33に戻る。
【0062】
そして、ステップ36からステップ46に進むときは移動局管理テーブル40に移動局5の状態が登録されていないときである。このとき、無線基地局2は報知チャネルを送信することにより、呼出チャネルの送出タイミング(呼出周期)設定のための情報を送信している。このとき、まず、CPU31が、ステップ46で時刻tが基本周期Tの32倍で割り切れる否か(tmod32T=0か否か)を判断する。ここで、tmod32T=0のときはステップ47に進み、0でなければステップ48に進む。ステップ47に進むと、上述の要領でステップ47,49,50を実行した後、ステップ33に戻る。
また、ステップ48に進むと、間欠送信制御部44がパケットのバッファリングを行う。したがって、時刻tが間欠周期TTになるまでの間、パケットがバッファリングされることになる。
【0063】
さらに、ステップ37からステップ51に進むときは、移動局管理テーブル40に移動局5の状態が登録されているときである。このとき、CPU31が、移動局5の状態がリアルタイム通信か否かを判断し、リアルタイム通信であればステップ52に進み、リアルタイム通信でなければステップ56に進む。ステップ52では、tmodT=0か否かを判断し、0であればステップ53に進み、0でなければステップ55に進む。ステップ53に進むと、基本周期Tに対応したタイミングで呼出チャネルを送信するため、周期設定部43が基本周期Tを呼出周期に設定し、インディケータ付与部42が呼出チャネル103にインディケータ110cを付与する。続くステップ54では、周期設定部43により設定された呼出周期にしたがい、間欠送信制御部44が呼出チャネル103を送信するように制御して、呼出が行われる。ステップ55では、パケットのバッファリングが行われ、その後ステップ33に戻る。よって、時刻tが基本周期Tになるまでの間、パケットがバッファリングされることになる。
【0064】
ステップ51からステップ56に進むと、tmod2T=0か否かを判断し、0であればステップ57に進み、0でなければステップ59に進む。ステップ57に進むと、間欠周期TLに対応したタイミングで呼出チャネルを送信するため周期設定部43が間欠周期TLを呼出周期に設定し、インディケータ付与部42が呼出チャネル103にインディケータ110dを付与する。続くステップ58では、周期設定部43により設定された呼出周期にしたがい、間欠送信制御部44が呼出チャネル103を送信するように制御して、呼出が行われる。ステップ59では、パケットのバッファリングが行われ、その後ステップ33に戻る。よって、時刻tが間欠周期TLになるまでの間、パケットがバッファリングされることになる。
【0065】
以上のように、本実施の形態にかかる移動通信システム1では、無線基地局2が各移動局の状態を移動局管理テーブル40に登録し、その移動局管理テーブル40に登録される各移動局の状態に応じて呼出チャネルの呼出周期を複数設定している。また、その設定された呼出周期にしたがい、呼出チャネルを送信している。そのため、移動局5が自機の状態に応じた適切なタイミングで呼出チャネルを受信することができる。このことから、移動局5が間欠受信を自機の状態に応じた適切なタイミングで行えるようになり、移動局5において、消費電力を低減することができる。
【0066】
(移動局の動作手順)
次に、上述した動作シーケンスにおける移動局の動作手順について説明する。図11は、移動局の動作手順を示すフローチャートである。
移動局5では、CPU51がROM52に記憶されているプログラムにしたがって処理を実行する。処理がスタートすると、ステップ61に進み、通信中の移動局5は、パケットを受信するまで待機して、パケットを受信するとステップ62に進む。ここで、CPU51がタイマ設定部61として作動し、次のパケットがくるまでの間にバッテリセービングモードへの移行するためのタイマを起動する。移動局5はタイマを起動するとステップ63に進み、起動したタイマが満了するまで待機する。タイマが満了すると、ステップ64に進み、CPU51が状態遷移検出部62として作動する。そして、待ち受け状態への状態遷移を受けてCPU51が無線通信部55に指示を行い、既に確立されている上りリンクにより状態遷移を通知するための情報(状態遷移通知情報)を送信する。これによって、移動局5はバッテリセービングモード待ち受け状態へ移行し、自機の状態が変更されたことを無線基地局2に通知する。
【0067】
さらに、移動局5は後続のステップ65で、無線基地局2から状態遷移完了通知を受信するまで待機し、それを受信するとステップ66に進む。ステップ66では、確立されているリンクを解放し(リンクの切断処理を行う)、状態遷移直前までやり取りを行っていたパケットのQOS要求に応じた呼出周期を設定する。すなわち、タイミング設定部65が自局の状態に応じた(すなわち、実行中であったアプリケーションに適合した)呼出周期を設定する。そして、CPU51が制御チャネル受信制御部63として作動して、設定された呼出周期での間欠受信を開始するように制御する。また、間欠受信状態へ移行した後、続くステップ67で現在時刻tに基本周期Tを加算する。その後、ステップ68に進み、設定した時刻tが呼出周期で割り切れるかどうか(tmodT=0か否か)を判断し、0のときはステップ69に進み、0でなければステップ67に戻る。
【0068】
移動局5はステップ69に進み、タイミング設定部65の設定した受信タイミングにインディケータ検出部64が作動し、呼出周期にしたがい呼出信号103の受信をするため、まず、報知チャネル101の先頭に付与されているインディケータ110を検出する。そして、ステップ70に進み、報知チャネル解析部66が作動して、検出されたインディケータ110(インディケータ110a)を解析し、報知チャネル101の受信要否を判断する。報知チャネル101の受信要のときは、ステップ71に進んで、制御チャネル受信制御部63がインディケータ110aに続く報知チャネル101を受信する。移動局では、この報知チャネル101の受信により、状態遷移後の状態に適合した呼出周期を通知されることになる。
【0069】
一方、インディケータ110aが報知チャネル101の受信不要のときは、呼出周期の変更が無いので、ステップ72に進み、報知チャネル101を受信することなく、ステップ67に戻る。
このように、移動局では、報知チャネル101に付与されているインディケータ110aにより、報知チャネルの受信要否を判断し、受信要の場合にだけ報知チャネル101を受信するようになっている。したがって、報知チャネル101の受信が必要な場合だけになるから、無駄な受信動作が行われることはなく、消費電力を低減することができる。
また、報知チャネル110により、状態遷移後の状態に適合した呼出周期が通知されるので、移動局では、呼出周期を自機の状態に適合させて呼出チャネルの受信を行うことができる。
【0070】
第2の実施の形態
本実施の形態にかかる移動通信システム1は、第1の実施の形態にかかる移動通信システム1と比較して、無線基地局2がCPU31の構成が異なる他は同じ構成を有している。以下の説明は、第1の実施の形態にかかる移動通信システム1、無線基地局2および移動局5との相違点を中心に行い、共通点は省略ないし簡略化する。
【0071】
本実施の形態にかかる無線基地局2は、図15に示すように、第1の実施の形態にかかる無線基地局2と比較して、CPU31がトラフィック管理部45としても作動する点が相違し、他は共通している。このトラフィック管理部45の動作内容については後述する。なお、無線基地局2と移動局5とで送受信される制御チャネルの構成は、第1の実施形態の場合と同様である。
【0072】
(基地局と移動局との間の動作手順)
次に、移動通信システム1における無線基地局2と移動局5との動作シーケンスについて説明する。図12は、無線基地局2と移動局5との間で行われる動作シーケンスを示すチャートである。
【0073】
まず、ステップ1における無線基地局2へのパケットP1の到着から、ステップ9における移動局5によるリンクの切断処理までは、第1の実施の形態と同様である。ステップ9に続いてステップ80に進み、移動局5で呼出チャネルの間欠受信を開始する。次に、ステップ81に進み、無線基地局2では、CPU31がトラフィック管理部45として作動し、無線通信部36を介して移動局5との通信によるパケットのトラヒックパターンを連続的又は周期的に計測し、周期設定部43が、その計測結果に応じた適切な呼出周期を設定する。さらに、インディケータ付与部42が作動して、報知チャネル101の先頭に付与するインディケータ110aに、受信要を示すフラグを設定する。続いて、ステップ82に進むと、間欠送信制御部44が周期設定部43により設定された呼出周期にしたがいインディケータ110aを付与した報知チャネル101を送信するように制御する。これにより、呼出周期の変更を通知する報知チャネル101が移動局5に送信される。
【0074】
次に、ステップ83に進み、移動局5では、インディケータ検出部64が作動してインディケータ110aを検出すると、その検出されたインディケータ110aを報知チャネル解析部66が解析し、報知チャネル101の受信要否を決定する。ここでは、インディケータ110aに受信要が設定されているので、報知チャネル解析部66が受信要の決定を下し、制御チャネル受信制御部63が報知チャネル101を受信する。すると、ステップ84に進み、受信した報知チャネル101にしたがいタイミング設定部65が変更後の呼出周期を設定する(これにより、移動局5は呼出周期を動的に変更する)。その後、ステップ85に進み、CPU56が無線通信部55に指示して、呼出周期の設定が完了したことを無線基地局2に通知させる。これ以降、ステップ16からステップ22まで、第1の実施形態と同様の手順で作動する。
【0075】
(無線基地局の動作手順)
次に、上述した動作シーケンスにおける無線基地局の動作手順について説明する。図13は、無線基地局2における第1の実施の形態とは異なる動作手順を示すフローチャートである。
【0076】
無線基地局2では、CPU31がROM32に記憶されているプログラムにしたがって処理を実行する。処理がスタートすると、ステップ91に進み、CPU31が間欠送信制御部44として作動し、呼出チャネルの送出タイミングかどうかを判断する。呼出チャネルの送出タイミングのときはステップ92に進み、送出タイミングでなければ処理を終了する。ステップ92に進むと、間欠送信制御部44がバッテリセービングモード(BSM)の送出タイミングか否かを判断して、バッテリセービングモードの送出タイミングのときはステップ93に進み、そうでなければステップ97に進む。ステップ93に進むと、インディケータ付与部42が作動して、報知チャネル101の先頭に付与されるインディケータ110aに、報知チャネルの受信要を通知するフラグを設定する。また、周期設定部43が変更後の呼出周期を設定して、呼出周期の変更を通知するための情報を報知情報に含める。続くステップ94では、周期設定部43により設定された呼出周期にしたがい、間欠送信制御部44が報知チャネル101を送信するように制御して、報知チャネル101が送信される。これにより、呼出チャネルの送出タイミング(呼出周期)に変更があったことを通知する。
【0077】
また、ステップ95で、CPU31が無線通信部36を介して、移動局5から送出タイミングの設定完了通知があるまで待機して、その通知があるとステップ96に進み、ステップ94で通知した送出タイミング(呼出周期)で呼出チャネル102の送信を開始する。
一方、ステップ92において、バッテリセービングモードの送出タイミングでないと判断して、ステップ97に進むと、インディケータ付与部42が作動して報知チャネル100の先頭に付与されるインディケータ110aに、報知チャネルの受信要を通知するためのフラグを設定する。また、周期設定部43が変更後の呼出周期を設定して、呼出周期の変更を通知するための情報を報知情報に含める。
【0078】
次に、ステップ98に進み、周期設定部43により設定された呼出周期にしたがい、間欠送信制御部44が報知チャネル101を送信するように制御して、報知チャネル101が送信される。これにより、変更後の呼出周期が移動局5に通知される。次に、ステップ99に進み、移動局5からの設定完了通知があるまで待機して、設定完了通知があるとステップ100に進み、変更後の送出タイミング(呼出周期)により、呼出チャネルの送出を開始し、処理を終了する。
【0079】
(移動局の動作手順)
次に、上述した動作シーケンスにおける移動局の動作手順について説明する。図14は、移動局の動作手順を示すフローチャートである。
移動局5では、CPU56がROM52に記憶されているプログラムにしたがって処理を実行する。処理がスタートすると、ステップ101に進み、制御チャネル受信制御部63が自機の状態及びクラスに応じて設定される送出タイミングで呼出チャネルを間欠的に受信する。受信後、ステップ102に進み、インディケータ検出部64が、報知チャネル101の先頭に付与されインディケータ110を検出し、さらにその検出されたインディケータ110を報知チャネル解析部66が解析して、報知チャネル110の受信要否を決定し、受信要との決定が下されるとステップ103に進み、受信不要との決定が下されるとステップ102を再度実行する。
【0080】
そして、ステップ103に進むと、制御チャネル受信制御部63が作動して、報知チャネル101を受信する。続くステップ104では、受信した報知チャネル101から、変更後の呼出周期を検出する。次に、ステップ105に進み、タイミング設定部65が変更後の呼出周期にしたがい、呼出チャネルの受信タイミングを設定する。そして、ステップ106に進み、CPU56が、無線通信部55を介して呼出周期の設定完了を無線基地局2に通知し、続くステップ107で制御チャネル受信制御部63の制御にしたがい、呼出チャネルを受信する。以上をもって一連の処理を終了する。
【0081】
【発明の効果】
以上詳述したように、本発明によれば、移動局の状態に応じた適切な間欠受信が行われるようにして、移動局における消費電力を低減し、バッテリセービングを良好にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る移動通信システムのシステム構成図である。
【図2】無線基地局の内部構成を示すブロック図である。
【図3】無線基地局のCPUにより実現される各手段を示すブロック図、移動局管理テーブルを示す図である。
【図4】移動局の内部構成を示すブロック図である。
【図5】移動局のCPUにより実現される各手段を示すブロック図である。
【図6】共通制御チャネル上に送信される報知チャネルと呼出チャネルの一例を示す図である。
【図7】(a)は図6に示されている報知チャネルと呼出チャネルの一例を示す図、(b)はインディケータの内容を示す図である。
【図8】無線基地局と移動局との間で行われる動作シーケンスを示すチャートである。
【図9】図8における無線基地局での動作手順を示すフローチャートである。
【図10】図9の後続の手順を示すフローチャートである。
【図11】図8における移動局での動作手順を示すフローチャートである。
【図12】無線基地局と移動局との間で行われる別の動作シーケンスを示すチャートである。
【図13】図12における無線基地局での動作手順を示すフローチャートである。
【図14】図12における移動局での動作手順を示すフローチャートである。
【図15】別の移動局のCPUにより実現される各手段を示すブロック図である。
【符号の説明】
1…移動通信システム、2,3,4…無線基地局
5,6,7、8,9,10,11…移動局
31,51…CPU、32,52…ROM
33,53…RAM、34…データ記憶部
40…移動局管理テーブル、41…状態更新部
42…インディケータ付与部、43…周期設定部
44…間欠送信制御部、61…タイマ設定部
62…状態遷移検出部、63…制御チャネル受信制御部
64…インディケータ検出部、65…タイミング設定部
66…BCH解析部
100…共通制御チャネル、101…報知チャネル
102、103、104…呼出チャネル
110…インディケータ
110a…BSC用インディケータ110a
110b…IM用インディケータ110b
110c…RT用インディケータ110c
110d…NRT用インディケータ110d

Claims (6)

  1. 複数の無線基地局と、該各無線基地局と通信を行い、複数の移動局群に分けられた複数の移動局とを有する移動通信システムであって、
    前記各無線基地局は、呼出周期の変更を通知する報知チャネルの受信要否を前記各移動局に通知するための第1の指示情報を前記報知チャネルに付与する手段と、呼出情報の有無を前記各移動局に通知するための第2の指示情報を呼出チャネルに付与する手段と、前記第1の指示情報が付与された報知チャネルおよび前記第2の指示情報が付与された呼出チャネルを制御チャネル上に間欠送信するように制御する間欠送信制御手段とを有し、
    前記各移動局は、前記制御チャネル上に送信される前記第1の指示情報と第2の指示情報を検出する指示情報検出手段と、該手段により検出された前記第1の指示情報を解析し、前記報知チャネルの受信要否を決定する報知チャネル解析手段と、前記指示情報検出手段により検出された前記第2の指示情報により、前記呼出チャネルの受信要否を制御する呼出チャネル受信制御手段とを有することを特徴とする移動通信システム。
  2. 複数の無線基地局と、該各無線基地局と通信を行い、複数の移動局群に分けられた複数の移動局とを有する移動通信システムを構成する無線基地局であって、
    呼出周期の変更を通知する報知チャネルの受信要否を前記各移動局に通知するための第1の指示情報を前記報知チャネルに付与する手段と、
    呼出情報の有無を前記各移動局に通知するための第2の指示情報を呼出チャネルに付与する手段と、
    前記第1の指示情報が付与された報知チャネルおよび前記第2の指示情報が付与された呼出チャネルを制御チャネル上に間欠送信するように制御する間欠送信制御手段と、
    前記各移動局の状態を管理する状態管理手段と、
    該手段によって管理される前記各移動局の状態に応じて、前記呼出チャネルの呼出周期を複数設定する周期設定手段とを有することを特徴とする無線基地局。
  3. 前記状態管理手段は、前記各移動局の状態を記憶する記憶部と、前記各移動局から該移動局の状態変更を通知されたときに、前記記憶部を更新する状態更新部とを有することを特徴とする請求項2記載の無線基地局。
  4. 前記周期設定手段が、前記各呼出周期のうち最短周期を基本周期に設定し、その他の前記呼出周期を前記基本周期の整数倍に設定することを特徴とする請求項2または3記載の無線基地局。
  5. 複数の無線基地局と、該各無線基地局と通信を行い、複数の移動局群に分けられた複数の移動局とを有する移動通信システムを構成する移動局であって、
    前記無線基地局から、制御チャネル上に送信される報知チャネルに付与されている第1の指示情報と呼出チャネルに付与されている第2の指示情報を検出する指示情報検出手段と、
    該手段により検出された前記第1の指示情報を解析し、前記報知チャネルの受信要否を決定する報知チャネル解析手段と、
    前記指示情報検出手段により検出された前記第2の指示情報により、前記呼出チャネルの受信要否を制御する呼出チャネル受信制御手段とを有することを特徴とする移動局。
  6. 前記報知チャネルに応じて前記呼出チャネルの受信タイミングを設定するタイミング設定手段を更に有し、
    前記呼出チャネル受信制御手段が、前記タイミング設定手段により設定された受信タイミングにおける前記呼出チャネルの受信要否を制御することを特徴とする請求項5記載の移動局。
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