JP4768829B2 - 掘起し用電動ドリル - Google Patents
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Description
小型のものは鉄工用と木工用に大別される。土工用はアースドリルのように大型のものがある。類似したものに比較的大型の螺旋式の耕作用の農機用がある。しかし工作用、草刈用の小型で手持ち作業できるものはない。比較的小型の木工用ドリルは木材に高速穿孔できる。このドリルは螺旋先ネジによって穿孔の位置決めを行うとともに、先ネジの螺旋によってドリル本体を先方に誘導し、掬い刃によって穿孔を行うことができるようにしている。この際、被加工物である木質材料では、ドリル刃本体の外周先端に突出させた、ナイフ状の罫書き刃によって円形に罫書きながら剛性の繊維構造を切断し、その内方を掬い刃によって切除し、バリはドリル本体の螺旋刃によって切断でき、螺旋外周は孔の方向形態の維持に有用で正確な円形孔を穿孔している。
よる掘り起こしは筋肉労働であって時に重労働である。動力耕起機作業も労力を要する。しかも、狭い区分された土地、段になった田畑に使うには動力耕作機は不便なものであった。
ドリルを播種用の穿孔に使われる提案はあるが、耕作に使われる例はない。
鎌を使う作業は労力と時間を要し、しかも危険な作業であった。丸鋸を使う草刈機は危険かつ軽量ではなかった。車輪付動力芝刈り機も操作に労力を要した。
特許文献1はドリル刃の螺旋を側方切削刃に仕立てたドリルで木質穿孔に次いで穿孔の側壁を横方向に切削拡大して容易に木材や立ち木を切断するドリルであった。
土壌に穿孔するには木工用板錐、石工用の鑿、鉄工用のタガネ或は先端をタガネや先細ネジ形状に加工した鉄棒が使えるが耕作、除草、下草刈、芝刈、湖沼河川の葦、藻、の処理に使用されることはなかった。これらの場合には草木の繊維性葉、根、繊維、プラスチックフイルムとが巻き付きこれに泥土が付着する場合があり作業を妨害する。
大型の耕作或は耕起作動部の代りに軽量で軸方向の掘進力を利用し鍬やショベルのような力が要らないで耕作や堆肥製造の切り返し、廃棄物の掘出しに使える簡便なドリル類を利用して容易に装置構成できるものとしたい。スクリューで掘進する耕作機械はあるが在来型の農耕機に近く、素人用とは言えないものであった。この機械も在来型機械も耕作において、重く危険で扱いは簡単ではなかった。
本発明は木工ドリル、鉄鋼ドリル、スクリュー運搬機を利用でき又はその変形品、新たに考案する穿孔具を利用して耕作、安全高能率、軽労働化する。専門労働者、技術者を必須条件としないことによって臨時労働、ボランティア活動での作業を容易に低コスト化するものである。
また野外で多く使われる石油内燃機関以外に太陽光発電、従来型電力も使えるものとして総合的低コスト化をはかりたい。
(2)前記回転軸部と前記スクレーパ部のいずれか又は双方に刃を有することを特徴とする掘起し機具。
(3)スクレーパ部に支持具を有する請求項1又は2のいずれか記載の掘起し機具。
(5)前記スクレーパ部に支持具を有するドリル。
(6)前記スクレーパ部が多孔筒又はスリットを有する筒であるドリル。
(7)前記スクレーパ部に支持部を固着し、該支持部を棒又はパイプ加工物のいずれかとねじ継手で構成したドリル。
(8)回転軸部と該回転軸部の外側に設けたスクレーパ部を有し、該回転軸部か該スクレーパ部のいずれか又は双方に刃を有することを特徴とする草刈機具。
(9)前記スクレーパ部に支持具を有する草刈機具。
草、水草刈り取りの場合には刃又は対向板(まな板)の機能をつける。
スクレーパと土壌との摩擦が大な時、特に螺旋ドリルの牽引力を利かせる時にはドリル部又は回転軸部の駆動部側末端にスクレーパ末端の押さえ鍔56を設けるのが便利である。
また支持具、スクレーパ、ドリル部はネジ継手で延長、短縮、取り外し自在の構造をとることによって穿孔、掘起しの深浅、草刈機具の長さを自由に調節でき、掘起し器具、ドリル及び草刈機具の兼用、融通性を持たせることができ非常に便利になる。
翼によって支持具なしでも土壌の抵抗でスクレーパの回転を止めることができる。
該翼はスクレーパを兼ねることができ、放射状或は切線方向に配置し回転方向に土壌による大きい抵抗を受け、軸方向には低抵抗であるように配置するのが適当である。
円筒状、樋状のスクレーパを使用する場合には翼はスクレーパに固着してスクレーパの回転を防止するとともに、スクレーパを補強できる。翼と支持具を併用できる。
本発明では先端ドリルを固着した回転軸或は棒状の回転軸に刃若くは突起を付けたもののいずれかにスクレーパを付加することによって巻付きを防止し、しかも必要によって繊維或いは線、紐状物等の巻き付き力或はスクレーパと回転軸、刃、突起等との挟みを固定力として利用することによって、繊維性、柔軟性の草、水草、茎、小枝等を切断し又は刈ることを可能にした。先端ドリル、回転軸それぞれに側面刃、突起を付けることができる。これによって比較的細い長い例えば1m程度のドリル型の草刈器で草取り即ち草刈及び根の除去を容易にする。田畑の草取り、芝の手入れ雑草の除去が容易にできる。田、湖沼の草、水草取りでは図15に例示された浮子付の草刈器を構成できる。
スクレーパは必らずしも鋭利な刃を必須としない。巻付き防止には鈍角の角或は刃でも掻き取り、切断刈り取りに使用できる。スクレーパに鋭角の刃を付ければ刈り取り、切断はいっそう容易になる。スクレーパはドリル刃或は回転軸に被せた筒、筒状スプリング、ドリル刃に沿う樋状又は板状或は角があるブロック状スクレーパ、櫛状スクレーパ、鋸刃を有するスクレーパから選ばれたスクレーパの1つ又は組み合わせであり得る。
先端刃先部2の旋回域はスクレーパ筒外径より大であることが好ましいが、スクレーパ形状、厚み、材質、ドリル刃の径によって選択できる。穿孔後に筒をそのまま孔に残すには先端の外径はスクレーパの内径より小であるか先端の刃を出し入れ可能にする必要がある。機械的遠隔手元操作が公知の技術で可能である。スクレーパとしての筒先の縁の刃23は斜め、又は鋸歯型であってもよく任意に選択できる。細いドリル径例えば直径3乃至15mm或は25mm程度までは動力、先端螺旋の性状,土質によっては穿孔速度に支障がなく
推力は少なくて済み、従って労力負荷は少ない。大径ドリル、低動力のドリル、螺旋では推力の大小、緩急、ドリルとしての振れ、歳差運動、振動等(振動ドリルを使うことができる)を与えると低動力かつ能率的である。
スクレーパ又はその支持部にパイプ加工物を使用するとパイプは軽量であり、ネジ継手、溶接継手を自由に選択し利用できる。ドリル、回転軸径への適応、スクレーパ長も容易に選択できる利点がある。
スクレーパに鋭い刃を付けることができる。このときには繊維、細い茎、根の巻付き傾向を逆に利用して切断できる。さもなければそれらは刃物から逃げる。鎌は逃げる草を手で掴んではで切断する。丸鋸刃、遊動刃は高速慣性で切断するが、本発明は周速が比較的低いので巻き付き、挟みの作用で掴むことによって切断可能にしたものである。
本発明はこの問題に加えて安全問題もスクレーパによって解決して軽量のドリルで軽労働で安全に作業することを可能にした。巻き付き防止覆いはスプリングであってもよい。この場合には土中に差し込まない時にはスプリングが伸長してドリル又は回転軸の全部又は一部を覆うので手指等の接触事故を防止できる利点を生じる。
本発明の従来の木工、鉄工ドリル等との差はこれらが正確な孔内径の穿孔を意図しているので、ドリル刃にカバーを被せ、或はドリル刃に副うスクレーパを併用できず、付着物排除機能も付けることができず、安全用のカバー、枠等を付けることができず、従ってドリル作業は危険なものであったが、本発明では正確な穿孔は不要である点に着目してドリル刃にカバーをかけ、或はスクレーパ、樋状スクレーパ、をつけ巻きつき繊維、線等の付着物を排除ししかもスクレーパ、翼双方とも手指に対する安全器を兼ねる事、梃子あるいは梃子としてのドリル刃若くは長い回転軸を補強できる利点を生じたものである。
大径ドリルによる比較的大動力の場合には、電流検出、トルク制限器等の付加によって非熟練労働者でも安全に切断、粉砕作業ができる特徴がある。
小型の電動ドリルなら過負荷で停止するので比較的小径のドリルでは400W級の家庭用ドリル又はその感覚で農林作業、園芸、芝生手入れができることになった。
回転刃としてのドリル側面方向の性能は解砕切削作用であって通常の刃のような鋭さを必ずしも必要としない。振動を与えつつ鈍角の刃で土塊を切削し粉砕、分断できる。
本発明の実施例はドリルを使用して土壌に単数穿孔してこの孔を梃子或はこじるなどの動作、梃子作用で側面切削しつつ横移動して掘削する等で拡げながら土壌を作り、又は複数穿孔し、穿孔間をリーマー機能で連絡するか及びドリルに歳差運動を与えつつ穿孔し掘削、耕作するものである。木工用或は鉄工用ドリル(交換硬質チップ付でもよい)の他鋼棒に先端加工した普通鋼、ステンレス鋼、工具鋼等土壌の土質、繊維質、植物質の種類、組成に応じて使い分けることができる。耕作していた土壌、いわゆる耕土のように硬くない土壌では工具鋼、焼入れ鋼、刃立て、目立てはかならずしも必要でない。硬い土壌、荒地の開墾でも高級鋼を加工しつつ使える特徴がある。軟らかい草、水草、細い潅木、根、それらを含む土壌の処理も同様である硬い繊維例えば禾本科植物の場合には、掘削、掘り起しでは巻きつき防止は鋭い刃、歯は必須ではないが、草刈のようにフリーの繊維では鋭利な刃、歯、鋸刃、まず挟んでから切断刃にあたる鑢のような構成が適している。
(2)前記回転軸部と前記スクレーパ部のいずれか又は双方に刃を有することを特徴とする掘起し機具。
(3)スクレーパ部に支持具を有する請求項1又は2のいずれか記載の掘起し機具。
図1は本発明に適した掘起し機具であるドリル刃1、と駆動部10の側面図であり、作業妨害物である繊維質巻付き防止機構としてのスクレーパ3、スクレーパ回転を防止し同じ土壌に食い込んで回転防止する翼4、これを固定し支持するスクレーパ支持具6、駆動部10からなる。先端ドリル部2、は先細ネジ2で孔の位置決めと、突入抵抗を軽減し、穿孔の牽引力を得る。スクレーパの溝又は開口5は少量の巻付き繊維を自動的に掻き取るための開口であるが、万一閉塞を生じた時には手作業での除去を可能にする。図9のように大きい開口の時には掻き取り効果とともに螺旋による牽引力、突入推力発生に有効であり作業効率を上げ、穿孔後の孔拡大の場合には、孔壁の切削拡大と送り作用による土壌の撹拌粉砕に有用である。螺旋をもつ回転軸(木工、鉄工ドリルの標準品であるが)は掘削土壌をスクリュー運搬機として孔から送り出す。切削土壌の入り口は図1では側面の開口、土砂取入れ口14から回転軸部内を通り開口15の土砂等の排出口に出る。このような土砂の流れは比較的硬い土壌、土層の場合には好ましく穿孔を円滑にするが、多くの土壌では杭打ち込みにみるように内部のスクリュー運搬機の機能は必要ない。掘り起こし機具としてのドリルに進行方向に対して振れを与えれば(左右振動、歳差運動を与えれば)ドリルの引き抜き、或は穿孔に次ぐ孔壁掘削運動、撹拌操作に支障を与えない。振動ドリル機を使用してもよい。
図4はドリル部側面開口が大な切削能力、撹拌能力、穿孔速度大なドリルの例を示す。開口は片面である。スクレーパの振れ止め18も示している。
図4は筒状のスクレーパ3の開口5を大きくして樋状にし、スクリューの一部を露出させて側面掘削性能を利用するものである。スクリュー山に切欠、歯等を形成すれば側方の切削リーマー作用粉砕混合作用を増大できる。
図3はカバー3にスリット開口5を開けたものである。先端錐体2の掘削で発生した土砂を開口14から取り入れて開口15の排出口から排出しつつ掘進する。装置軸を揺動させながら穿孔掘進もでき、効率的である。
図5は図4の軸方向視の断面図である。
同様に図2以下に示すドリル、スクレーパ、翼構造をとって手持ち、台、浮体によって土壌穿孔、耕起、掘り起し時の草木刈、草木根除去に利用できた。
掘り起こし駆動機10は通常モータ、既存のドリル機、振動ドリル機を使えた。穿孔孔径は5mm乃至60mm程度で土質が硬い時には手持ちドリルでは20mm程度までのドリル刃を使用するのが操作が容易であった。先をノミ或は箆状に加工した400mmの軟鋼棒もドリルとして使用できた。
筒状のスクレーパはガス管(SGP)、ステンレス管、硬質プラスチック管(塩ビ管)も使
用できた。当然、その他の鋼管、プラスチック管も使用できる。
回転するドリル部、軸部との隙間は0.5乃至2mmが適当であった。板状のスクレーパは密接させることができた。板状のスクレーパの使用形態は図1に於て3を外して翼4が回転軸部1に直接接した状態で有効であった。
ドリル刃の先端は先細の螺旋2であり、スクリュー送り作用を有する軸部分1、軸の回転に対して自身は回転しない巻付き防止スクレーパ3で繊維質の巻付を防止し、同時に軸部(送り部)1との間隙を制限して巻付による回転軸部膨大化の防止、即ちドリル機能と切削機能の停止を防止する。ドリル側面の螺旋1の表面付近に巻付く繊維質の剥離と土壌振動とリーマー切削機能を持たせている。
螺旋を側面に露出させるとリーマー機能が大になる。しかも螺旋の頂部を薄くすると一層側面横方向の切削リーマー機能はいっそう強化できる。
なおこの機能を軽量の台車、車軸に載せて移動と梃子作用を容易にすることもできる。図10は移動架台の図である。ドリル刃1に、スクレーパ3又は掻き取用部品刃を装着しこれを作業現場に持ち込む。または持ち込みの後に、スクレーパと掻き取用部品を装着してもよい。
図12、図13のホールソーのように大径の穴あけに適した短い穿孔具でも繊維巻き付きがあるが本発明によれば同様にドリルとして使うことができる。この場合に先端は太く、駆動軸を強靭に構成できる。ホールソー構造の場合には、盲構造でなく掘削土等は軸方向に通過できることが望ましく、硬質土で必要になることがある。
先端が大径の掘り起こし機では腐葉土、堆肥作業の場合にも切返しが容易になり、労働負荷が少なくなった。しかも粉砕混合通気作用を強化でき堆肥化促進効果があった。この掘り起こし機のスクリュー内蔵型を吊下げ型自働走行にして切り返し作業に使うことができる。
(作業例)
軽労働で耕作できた。芝生の手入れも容易になった。
(対照例) 刈草、枯草、剪定枝葉、根未破砕物を含む土壌は繊維性物を含み軸への巻付で巻きついた萱、すすきの除去を要し作業継続困難な土地があることを認めた。スクレーパなしで木工ドリルで土壌を穿孔し掘り返すために梃子のように抉ったところ根の巻きつきに加え、ドリルは曲がった。スクレーパを装着したものは巻付きも、曲がりも認められなかった。芝生の手入れでは芝の根が絡みドリルをそのまま使うことは困難で面倒な手作業になった。或家庭菜園は庭木の根、すすき等禾本科の雑草が生い茂りショベルによる掘り起しも、単なるドリル機でも耕作復活困難であった
(5)前記スクレーパ部に支持具を有する請求項記載のドリル。
(6)前記スクレーパ部が多孔筒又はスリットを有する筒である請求項記載のドリル。
(7)前記スクレーパ部に支持部を固着し、該支持部を棒又はパイプ加工物のいずれかとねじ継手で構成したドリル。
(9)前記スクレーパ部に支持具を有する草刈機具。
図18Aは刃を有する回転軸1の側面を地面27に生えている草55の側面にあてて刈ろ
うとする試験を示す。草の1端は地面中の根56で固定されているが地上の草は自由に動くので、低速の軸に付けた刃では切断できず即ち刈れない。
図18Bはスクレーパを付けた回転軸1で刈る様子を示す。即ちスクレーパ刃又はスクレ
ーパの面が草を噛んで大2の支点を構成して切断するので草自身の静止慣性を要せずに切断可能になる。鋏と同様に働く。又はスクレーパの刃に対抗する面がまな板の機能を果たして切断可能になった。
回転軸部先端ドリル部が付いたものをそのまま草刈に兼用もできる。ドリルの掘削耕作機能と草刈機能兼用の農林園芸土工機具として草刈機能と根の掘起し除去を同一機で兼用できるので便利に使用できた。支持具6は翼4の回転を防止する固定具である。と同時に及び安全機能及び300mm長の手鎌の程度から、1乃至2m長の軸回転刃を手持ち動力草刈
機具共に可能にする。スクレーパは軸を補強すると支持具を使用し同時に両手で操作可能にしてしかも取り扱い容易かつ安全取り扱い可能にした。
ながら切断される。鋏と似ての切断が可能である。刃部の自己研摩も可能である。翼4の平面視は草の刃への誘導用櫛歯形状の例を示している。なおドリルの軸方向は平面か傾斜をつけても切断できスクリューのピッチと回転方向、刃の形状によって選択できる。
これを全部手作業で実施すると労働負荷が大きい。
耕土の掘り返し、硬く踏み固められた芝生土壌の穿孔手入れのいずれも軸巻付きなしに掘削作業できた。力仕事ではなくなった。
(対照例)筒スクレーパなしの時には枯れ草、芝生等が巻き付き作業ができなかった。ドリル機を使わない時には、芝の手入れ、畑の雑草の根切り作業、ショベルによる掘り起こし等は力作業であった。
硬い踏み固めた芝生土壌を梃子のように掘り起こした。労力を要せずに容易に作業できた。芝の根の巻き付きはなかった。長さ50mmの上記棒鋼で作業した。同様に浅い耕作ができた。
[発明の効果]
同時に手指の接触事故を防止し、在来の作業機械と異なり軽量な装置、可搬性ドリルが使え安全性軽量性の故に未熟練労働者、子供でも安全作業が可能になる。農業ではショベル、スコップ、鍬の前作業としてそれらによる耕作を容易にする。掘削、農耕作業では装置を大型化しても利用可能である。本発明によれば小型可搬性、携帯性に優れ、既存ドリル機の活用、耕作機械、間伐、材木切り出し兼用できるので、チェーソーの代りに使え、巻きつきがないので草刈にも使える。
また簡易なドリルで多数の小孔を安全容易に開けることができ環境問題の解決にも有用である。
9 ドリルチャック、10 駆動部、11 支持具留めネジ、12 スイッチ、13 ドリル電源、
14 開口 土砂等の取り入れ口、15 開口 土砂等の排出口、
16 駆動軸、17 移動台、18 筒型スクレーパの振れ止め、補強腕、
19 案内用スライドベース、20 作業車、運搬車、
21 スクリュー山、環状の土砂掻き取り刃、22 掬い刃、23 スクレーパの刃、櫛歯、刃、
23 櫛状スクレーパ、24 操作用把手、25車輪、26 処理済土、27 土地、堆積物表面、28 姿勢安定用脚、29 調節用腕、30 送り装置、31 操作レバー、32 掬い刃、罫書刃、ホールソー刃、34 スクレーパの突起、
37 ネジ継手、溶接継手、ネジ込、39 把手、41 翼の刃、鋸刃、43 筒状スクレーパの部分、44 首振機構、53 水面、54 穿孔深さストッパ、56 草の根、58 草
Claims (4)
- 先端ドリル部と該先端ドリル部に固定された回転軸部と、該先端ドリル部と該回転軸部双方の回転部外側に被せるように設けた筒状又は樋状スクレーパとを有し、該スクレーパ部を支持具にて駆動部に固定し、回転軸部或はドリル部の曲がり変形を防止したことを特徴とする掘起し用電動ドリル。
- スクレーパ部が、多孔筒又はスリットを有する筒、若しくは樋であることを特徴とする請求項1に記載の掘起し用電動ドリル。
- スクレーパ部である筒または樋に翼を有することを特徴とする請求項1又は2のいずれか1項に記載の掘起し用電動ドリル。
- スクレーパ部である筒または樋に翼を有しないことを特徴とする請求項1又は2のいずれか1項に記載の掘起し用電動ドリル。
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