JP4768461B2 - 温度検出手段調整回路およびその調整方法 - Google Patents

温度検出手段調整回路およびその調整方法 Download PDF

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本発明は、通常のCMOSプロセス技術を利用し、定常的な消費電流を抑制した温度検出手段の出力を調整する温度検出手段調整技術に係り、特に、温度検出手段への外乱要因を遮断し安定した出力を得ることができる温度検出手段調整回路およびその調整方法に関する。
MOSトランジスタのしきい値を利用する温度検出手段としての従来技術が、特公昭63−26547号公報(特許文献1)や特開平3−139873号公報(特許文献2)で提案され、同時に出力値の調整方法や製造ばらつきについての対策も提案されている。
図3は、特公昭63−26547号公報(特許文献1)で提案されている温度検出用半導体集積回路を示す図であり、図4は、同公報の従来例のヒューズによる検出温度調整回路を示す図である。
本従来例は温度依存のない基準電圧を発生する回路ブロック37と、同様の構成で温度依存のある出力電圧を発生する回路ブロック38の出力値を比較する構成であり、各回路ブロックでは、しきい値の異なる2種類のMOSトランジスタがカレントミラーで駆動されており、該2種類のMOSトランジスタのしきい値の差で規定される出力電圧を発生する構成である。
すなわち、回路ブロック37においては該2種類のトランジスタのチャネルコンダクタンスを揃えてあるのに対して、回路ブロック38では2種類のトランジスタのチャネルコンダクタンスを意図的に異なったものにしている。
このため、回路ブロック37の出力Vs1は温度依存のない基準電圧となるが、回路ブロック38の出力Vs2は温度依存のある基準電圧となるので、温度センシング素子として使用することができる。この基準電圧Vs2は、抵抗320と321とオペアンプ39により、所定電圧で検出できるようにVs’2に変換され、その後にコンパレータ310によりVs1とVs’2とを比較して所定温度になったことを検出し、出力バッファ311を介して出力する。
また、検出温度の微調整が必要な場合は、図4に示す回路を用いて、ヒューズ群46〜49を選択的に切断することにより行われる。すなわち、ヒューズ46〜49の中で切断されなかったヒューズに接続されている抵抗RNが、抵抗42〜45の中より選択され、コンパレータ310の入力電圧Vs’2の値が調整される。
図5は、特開平3−139873号公報(特許文献2)で提案されている温度検出回路の実施例を示す図であり、図6は、同公報に示された別の実施例を示す図である。
本回路は、MOSトランジスタのしきい値の温度依存性を温度検出手段として利用する温度検出回路であり、ゲートとドレインが共通接続された、いわゆるダイオード接続状態のMOSトランジスタを複数直列接続したもの(図5ではMOSトランジスタ512,512,・・512、図6ではMOSトランジスタ612,612,612,612)を微小な定電流で駆動し、両端に生ずる電圧を温度検出手段として利用している。
また、次段のAD変換器においてこの出力の比較対象となる定電圧を、図5では抵抗522,525に定電流を流すことで発生させ、図6では複数直列接続されたMOSトランジスタ627,627をしきい値と移動度の温度特性が互いに打ち消しあう電流量で駆動することで発生させている。
さらに、以上の構成における製造ばらつきの対策として、図5に示す温度検出回路では、温度検出手段の出力変動に応じて抵抗522,525の抵抗値をトリミングする方法が提案されており、図6に示す形式では電圧発生回路が全て同一の形式で構成されているため、ばらつきの影響はキャンセルされてトリミングは不要と説明されている。
特公昭63−26547号公報 特開平3−139873号公報
上記特公昭63−26547号公報(特許文献1)で提案されている温度検出用半導体集積回路は、特定温度での検出動作に焦点を当てているために、両ブロックでの出力が何度で交差するかが注目点であり、各ブロックが出力する電圧の絶対値についてはあまり議論されていない。したがって、例えば、温度検出手段であるブロック38の出力値に注目し、広い温度範囲で連続的に利用可能な温度比例電圧を得ようという用途には適当ではなく、この場合2種類のトランジスタの製造ばらつきに起因する出力電圧のばらつきや、出力の直線性などが問題となる。
また、上記特開平3−139873号公報(特許文献2)で提案されている温度検出回路は、その出力をAD変換器に入力することを前提にし、図5に示す調整方法では温度検出手段の出力ばらつきはそのままにして、AD変換器へ入力する定電圧を調整するようにしている。このため合計二つの電圧を調整しなければならないという煩雑さがあり、また抵抗の温度特性によっては定電圧が変動するがその問題については言及されていない。
さらに、図6に示した従来例の場合は、温度検出手段と同じ構成の出力比較により製造ばらつきの影響を回避するものであるが、本従来例はしきい値と移動度という2種類の性質が異なる温度特性を利用するため、出力特性が湾曲しやすく直線性の点で不利である。また全体の性能は図中で記号化されている定電流源632にも大きく左右されるが、その構成方法については言及されていない。
そこで本発明は、上記問題点を解消し、温度検出手段の出力調整に好適な、より自由度の高い温度検出手段調整回路およびその調整方法を提案することを目的としている。
本発明は、上記目的を達成するために次の如き構成を有する。以下、請求項毎の構成を記す。
a)請求項1記載の発明は、同一の導電型で異なったチャネルサイズに形成され、ゲートとソースが接続された第1のディプレッション型トランジスタと、ゲートとドレインが接続された第2のディプレッション型トランジスタと、前記第1のディプレッション型トランジスタと前記第2のディプレッション型トランジスタを貫通する電流を等しくする、あるいは電流比を一定にする構成とを有し、前記第2のディプレッション型トランジスタのドレインから温度に比例した電圧を出力するようにした温度検出手段と、ボルテージフォロアを介して前記温度検出手段の出力信号が入力される加算回路を具備することを特徴とする温度検出手段調整回路である。
b)請求項2記載の発明は、請求項1に記載の温度検出手段調整回路において、前記第1のディプレッション型トランジスタと前記第2のディプレッション型トランジスタを貫通する電流を等しくする、あるいは電流比を一定にする構成は、前記第1および第2のディプレッション型トランジスタとは異なる導電型の第3のトランジスタと第4のトランジスタと第5のトランジスタと第6のトランジスタを有し、前記第3のトランジスタは、ドレインが前記第1のディプレッション型トランジスタのドレインへ接続され、ソースが前記第5のトランジスタのドレインに接続され、前記第4のトランジスタは、ドレインが前記第2のディプレッション型トランジスタのドレインへ接続され、ソースが前記第6のトランジスタのドレインに接続され、前記第5のトランジスタおよび第6のトランジスタのソースは電源に接続され、前記第5のトランジスタおよび第6のトランジスタのゲートは共通接続されて前記第1のディプレッション型トランジスタのドレインに接続され、前記第3および第4のトランジスタのゲートは共通接続され、別回路で生成される定電圧を入力するように接続された構成であることを特徴としている。
c)請求項3記載の発明は、請求項1または2に記載の温度検出手段調整回路において、前記ボルテージフォロアの出力電圧と調整用電圧を前記加算回路に入力し、該加算回路から調整された温度比例電圧を出力することを特徴としている。
d)請求項4記載の発明は、請求項3に記載の温度検出手段調整回路において、前記調整用電圧は、基準電圧を分圧手段で分圧し第2のボルテージフォロアを介して供給される電圧であることを特徴としている。
e)請求項5記載の発明は、請求項4に記載の温度検出手段調整回路において、前記分圧手段が直列接続された複数の抵抗素子から構成され、前記複数の抵抗素子の一部が物理的に切断可能な短絡配線により短絡されている構造を有することを特徴としている。
f)請求項6記載の発明は、請求項5に記載の温度検出手段調整回路の調整方法であって、予め校正された同回路の周囲温度と出力値の関係表を作成し、被調整回路を搬送する装置の温度情報を取得し、該取得した温度情報と前記関係表とを参照して目標値を特定し、該特定した目標値に等しくなるように被調整回路における物理的に切断可能な短絡配線をトリミングすることを特徴としている。
g)請求項7記載の発明は、請求項5に記載の温度検出手段調整回路の調整方法であって、被調整回路と同じ温度環境に設置された校正済の同回路の出力値を監視し、該校正済の同回路と等しくなるように被調整回路における物理的に切断可能な短絡配線をトリミングすることを特徴としている。
以下、本発明の効果を請求項毎に述べる。
a)請求項1および2に記載の本発明によると、温度検出手段の出力を、ボルテージフォロアを介して取り出したため、加算回路などを併用して出力値の調整をする際に、温度検出手段への外乱要因が遮断され、安定した出力調整ができる。
b)請求項3に記載の本発明によると、温度検出手段における、しきい値ばらつきによる出力の絶対値(DC成分)の変動を、調整用電圧を加減することにより容易に補正することができる。
c)請求項4に記載の本発明によると、本回路とは別に存在する、他の目的のために用意された基準電圧を本回路の調整用電圧に利用することができる。
d)請求項5に記載の本発明によると、請求項4の作用効果に加えて温度検出手段の出力調整がより簡単に行える。
f)請求項6および7に記載の本発明によると、温度検出回路の生産工程における温度制御という制約を軽減し、温度検出回路の生産性を大いに向上させうる。
本発明の実施例を説明する前に、本出願人が先に提案した温度検出回路(特願平2005−206581参照)について簡単に説明する。
上記出願において次の如き温度検出手段を提案している。それは、主な構成要素として1種類のディプレッション型トランジスタのみを用いたものである。
同一の導電型で異なったチャネルサイズに形成された一対のディプレッション型トランジスタM1,M2を電源Vdd,Vss間に直列接続し、第1のトランジスタM1はゲートとソースが接続され、ドレインが第1の電源Vddへ、第2のトランジスタM2はゲートとドレインが接続され、ソースが第2の電源Vssへ、それぞれ接続された構成を有し、第1のトランジスタM1のソースと第2のトランジスタM2のドレインとの接続点から温度に比例した電圧を出力するようにしたものである。
その場合、出力はそのしきい値の温度変化によってのみ決定されるため、移動度の製造ばらつきと温度特性の影響を受けることがない。したがってディプレッション型トランジスタとエンハンスメント型トランジスタを併用する従来例やしきい値と移動度という2種類の温度特性が介在する従来例と比べて、特性の安定性、直線性の点で有利である。しかしながら出力の絶対値(DC成分)はしきい値の製造ばらつきによる影響を受けて変動するため、これを補正するには加算回路などによる出力値の調整が必要である。
上記出願の第4実施例では、温度検出手段の出力を増幅回路へ入力する一方、該増幅回路へDC的なバイアス電圧を加えることによって出力の絶対値を可変する方法の一例が示されている。しかし、この従来例では出力の絶対値を上げようとすると増幅回路の増幅率を大きく設定するという方法しか選択できず、自由度が低い。このような問題点を解消した本発明の実施例を以下に説明する。
<実施例>
以下、本発明の実施例を、図面を用いて詳細に説明する。
図1は、本発明の第1実施例を示す図である。
本発明の第1実施例は、同図に示すような温度検出手段10を用いるものである。
まず、温度検出手段10の回路構成について説明する。
本温度検出手段10の回路構成は、上記特願平2005−206581において第2の実施例として提案されたもので、MOSトランジスタを用いた温度検出手段において、移動度の製造ばらつきや、温度依存性に影響を受けない安定した出力特性を有する温度検出回路である。
温度検出手段10は、低電圧動作に対応したカスコードカレントミラー回路を採用した形式であって、PチャネルトランジスタM3,M4と高電源端子Vddとの間にPチャネルトランジスタM5,M6をそれぞれ直列に接続し、PチャネルトランジスタM5およびM6のゲートを共通接続してPチャネルトランジスタM3のドレイン端子へ接続し、PチャネルトランジスタM3,M4と低電源端子Vssとの間にディプレッション型トランジスタM1,M2をそれぞれ直列に接続し、また、PチャネルトランジスタM3およびM4のゲートへは、直列接続されたPチャネルトランジスタM8とディプレッション型トランジスタM7から生成される定電圧が入力されている。これによると、カレントミラー回路の左右のトランジスタ対におけるソース−ドレイン間電圧が高精度に保たれるため、電流比が正確に再現されて出力電圧の精度が向上し、広い電源電圧範囲において電流比が正確に保たれるようになり、最低動作電圧の上昇も抑制される(詳細は特願平2005−206581参照)。
上述の如き温度検出手段10の出力端子は、ボルテージフォロアを成す演算増幅器A1の非反転入力端子へ接続され、該演算増幅器A1の出力端子は自身の反転入力端子に帰還接続されると共に抵抗R1を介して演算増幅器A3の反転入力端子へ接続されている。
また、演算増幅器A3の反転入力端子へは同様に抵抗R2を介して調整用電圧Vtが入力され、さらに抵抗Rfを介して演算増幅器A3自身の出力端子へ帰還接続されている。一方、演算増幅器A3の非反転入力端子へは固定電圧Vbiasが入力されている。
以上より演算増幅器A3および抵抗R1、R2、Rfは加算回路を構成し、出力電圧Voutは次式のように導かれる。
Figure 0004768461
ここで、Vaは温度検出手段10の出力端子の出力電圧値である。
(1)式から明らかなように、本実施例では加算回路として反転増幅させているので最終的な出力特性は温度検出手段10とは逆になる。先に述べたように温度検出手段10の出力Vaは、しきい値の製造ばらつきに応じて出力の絶対値が変動するが、ばらつきに応じて調整用電圧Vtを変化させることにより最終的な出力値を調整することが可能となる。もちろん調整用電圧Vtの代わりに固定電圧としているVbiasを変化させてもよいし、あるいはその両方を変化させる方法でもよい。またこの時、加算回路での増幅率は抵抗R1およびRfの値により任意に設定可能である。
図2は、本発明の第2実施例を示す図である。
本第2実施例も温度検出手段10自体は第1実施例と同じ回路構成であり、調整回路部分のみ異なる。第2実施例では、同図に示すように、調整用電圧Vtを基準電圧Vrefの分圧により得ている。調整用電圧Vtを生成するための構成以外は、図1と同じである。すなわち基準電圧Vrefの分圧成分を第2のボルテージフォロアを成す演算増幅器A2の非反転入力端子に入力し、演算増幅器A2の反転入力端子を自身の出力端子へ帰還接続すると共に、抵抗R2を介して演算増幅器A3の反転入力端子へ接続している。すなわち、図2の演算増幅器A2の出力が、図1における調整用電圧Vtに相当している。
また、Vrefの分圧手段は、図2に示すように、直列接続した抵抗R21、Rt0〜Rtn、R22、およびRt0〜Rtnを短絡するヒューズF0〜Fnで構成してもよく、この場合、特定温度での出力値Voutに応じてヒューズを適宜切断することで調整が可能となる。
本発明に係る温度検出手段調整回路の調整方法を図7に示す。
本発明における温度検出手段10は、広い温度範囲で利用が可能なアナログ出力であって直線性が高いという特徴を有し、出力の絶対値は製造ばらつきの影響を受けるが、温度傾斜はほぼ一定であると見なし得るものである。従って図7に示す本発明の調整方法を採用することにより、個々の回路の調整工程にあっては試験する際の環境温度について厳密に管理する必要がなくなる。
すなわち図7のフロー71の70に示す如く、予め校正済の同回路702を使用して出力特性を評価し(特性評価701)、周囲温度と出力値の関係を示す特性表(特性表703)を作成しておく。
次に、温度検出手段調整回路の調整にあっては、被調整回路7を搬送する搬送装置の温度情報711を取得し、その温度情報711と特性表703を照合して本来あるべき目標値を特定する。
最後に目標値に合わせこむトリミングを実施する(713)。あるいはフロー72に示すごとく、校正済の同回路721を搬送する装置と温度条件が等しい環境に配置し、該校正済み回路721の出力値をモニターして(722)、それと等しくなる様にトリミングを実施する(723)。
この時、校正済み回路の出力や特性表を参照しているため、各回路の調整後の特性はその直線性で確保されており、試験中の温度条件は特に一定である必要はない。なお、もちろんトリミングは外部メモリーに補正量を記憶させて、オフラインで複数個同時にレーザー照射を実施する方法など公知の技術を利用可能である。
この調整工程における優位性は本発明における温度検出手段調整回路の生産性を大いに向上させる。また温度検出手段がアナログ出力でかつ直線性が良好なために成しえるものであって、前述の従来例では実現不可能なものである。
本発明に係る温度検出手段調整回路の第1実施例を説明するための図である(請求項1〜3)。 本発明に係る温度検出手段調整回路の第2実施例を説明するための図である(請求項4、5) 特公昭63−26547号公報(特許文献1)に記載の従来例を説明するための図である。 特公昭63−26547号公報(特許文献1)に記載の検出温度調整回路例を説明するための図である。 特開平3−139873号公報(特許文献2)に記載の従来例を説明するための図である。 特開平3−139873号公報(特許文献2)に記載の第2実施例を説明するための図である。 本発明の温度検出手段調整回路における調整方法を説明するフロー図である(請求項6,7)。
符号の説明
10:温度検出手段
37,38:回路ブロック
312〜319:トランジスタ
320,321:抵抗
39:オペアンプ
310:コンパレータ
311:出力バッファ
42〜45:抵抗
46〜49:ヒューズ
51:温度検出手段
52:定電圧発生回路
511,521,524:MOSトランジスタ
512,512,・・512,611.614,621,631,615,615,612,612,612,612,627,627:MOSトランジスタ
522.525:抵抗
632:定電流源
7:被調整回路
71,72:フロー
701:特性評価
702,721:校正済回路
703:特性表
711:搬送装置温度情報
712:照合
713,723:トリミング
722:出力モニター

Claims (7)

  1. 同一の導電型で異なったチャネルサイズに形成され、ゲートとソースが接続された第1のディプレッション型トランジスタと、ゲートとドレインが接続された第2のディプレッション型トランジスタと、前記第1のディプレッション型トランジスタと前記第2のディプレッション型トランジスタを貫通する電流を等しくする、あるいは電流比を一定にする構成とを有し、前記第2のディプレッション型トランジスタのドレインから温度に比例した電圧を出力するようにした温度検出手段と、
    ボルテージフォロアを介して前記温度検出手段の出力信号が入力される加算回路と
    を具備することを特徴とする温度検出手段調整回路。
  2. 請求項1に記載の温度検出手段調整回路において、
    前記第1のディプレッション型トランジスタと前記第2のディプレッション型トランジスタを貫通する電流を等しくする、あるいは電流比を一定にする構成は、
    前記第1および第2のディプレッション型トランジスタとは異なる導電型の第3のトランジスタと第4のトランジスタと第5のトランジスタと第6のトランジスタを有し、
    前記第3のトランジスタは、ドレインが前記第1のディプレッション型トランジスタのドレインへ接続され、ソースが前記第5のトランジスタのドレインに接続され、
    前記第4のトランジスタは、ドレインが前記第2のディプレッション型トランジスタのドレインへ接続され、ソースが前記第6のトランジスタのドレインに接続され、
    前記第5のトランジスタおよび第6のトランジスタのソースは電源に接続され、
    前記第5のトランジスタおよび第6のトランジスタのゲートは共通接続されて前記第1のディプレッション型トランジスタのドレインに接続され、
    前記第3および第4のトランジスタのゲートは共通接続され、別回路で生成される定電圧を入力するように接続された構成であることを特徴とする温度検出手段調整回路。
  3. 請求項1または2に記載の温度検出手段調整回路において、
    前記ボルテージフォロアの出力電圧と調整用電圧を前記加算回路に入力し、該加算回路から調整された温度比例電圧を出力することを特徴とする温度検出手段調整回路。
  4. 請求項3に記載の温度検出手段調整回路において、
    前記調整用電圧は、基準電圧を分圧手段で分圧し第2のボルテージフォロアを介して供給される電圧であることを特徴とする温度検出手段調整回路。
  5. 請求項4に記載の温度検出手段調整回路において、
    前記分圧手段が直列接続された複数の抵抗素子から構成され、前記複数の抵抗素子の一部が物理的に切断可能な短絡配線により短絡されている構造を有することを特徴とする温度検出手段調整回路。
  6. 請求項5に記載の温度検出手段調整回路の調整方法であって、予め校正された同回路の周囲温度と出力値の関係表を作成し、被調整回路を搬送する装置の温度情報を取得し、該取得した温度情報と前記関係表とを参照して目標値を特定し、該特定した目標値に等しくなるように被調整回路における物理的に切断可能な短絡配線をトリミングすることを特徴とする温度検出手段調整回路の調整方法。
  7. 請求項5に記載の温度検出手段調整回路の調整方法であって、被調整回路と同じ温度環境に設置された校正済の同回路の出力値を監視し、該校正済の同回路と等しくなるように被調整回路における物理的に切断可能な短絡配線をトリミングすることを特徴とする温度検出手段調整回路の調整方法。
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